JP2605447B2 - 溶槽用濾過装置の制御方法 - Google Patents

溶槽用濾過装置の制御方法

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JP2605447B2
JP2605447B2 JP2094677A JP9467790A JP2605447B2 JP 2605447 B2 JP2605447 B2 JP 2605447B2 JP 2094677 A JP2094677 A JP 2094677A JP 9467790 A JP9467790 A JP 9467790A JP 2605447 B2 JP2605447 B2 JP 2605447B2
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義治 合田
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は浴槽内の水(温水又は冷水)を濾過するため
の浴槽用濾過装置の制御方法に関する。
[従来の技術] この種の浴槽用濾過装置は、浴槽内の水をポンプで濾
過器に導入し、濾過水を浴槽に戻すようにしている。こ
の濾過運転の継続に伴って濾材に目詰りが生じるので、
必要に応じて逆洗を行なう。この逆洗水としては浴槽内
の水が使用されている。また、逆洗排水は浴槽外に排出
される。
逆洗を行なうための従来機構は、濾過流量を積算し、
濾過積算流量が所定量以上になったときに自動的に逆洗
を行なうように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の浴槽用濾過装置においては、逆洗用の流路に水
が残留し、該流路を構成する配管内面に汚れが付着し易
いという問題があった。また、この残留水が凍結するお
それがあり、凍結防止用のヒータが必要になる。
[課題を解決するための手段] 装置の制御方法は、浴槽内の湯を抜き出して再び浴槽
に戻すポンプ付きの循環系路と、この循環系路に設けら
れた濾過器と、該濾過器に対し濾過方向に通水を行なう
濾過流路選択及び、該濾過器に対し逆洗方向に通水を行
ない、逆洗排水を循環系路外に排出する逆洗流路選択を
切り替える流路切替器とを有する浴槽用濾過装置を制御
する方法において、浴槽からの排水を行なうときに、濾
過流路選択及び逆洗流路選択の一方を行なって選択され
た流路内の水を流出させた後、他方の流路選択を行な
い、この選択された流路内の水を流出させるように前記
流路切替器を作動させることを特徴とするものである。
[作用] かかる本発明の浴槽用濾過装置の制御方法によると、
浴槽内の水が排水されると、自動的に濾過流路選択及び
逆洗流路選択の一方を行なった後に他方が行なわれる。
このため、逆洗用の流路を構成する配管内に残留してい
た水も排出されるようになり、該配管内面への汚れ成分
の付着が防止される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本発明の実施例に係る方法が適用された浴槽
用濾過装置の系統図である。浴槽10の側壁面には浴槽内
の水の往口12と戻口14が設けられている。往口12は配管
16を介してポンプ装置18の吸入口20に接続されている。
戻口14は配管22を介してポンプ装置18の吐出口24に接続
されている。ポンプ装置18内にはポンプ本体18aが設置
されており、吸入口20から配管18bで水を吸い込み、配
管18cで吐出口24に向けて水を圧送するように構成され
ている。
吸入口20及び吐出口24の部分は三方継手及び四方継手
となっており、吸入口20は第1の電動式三方弁26に対し
配管28で接続されている。この三方弁26は配管30を介し
て吐出口24に連通されている。また、この三方弁26は配
管32を介して濾過器34の濾過水排出口36に連通されてい
る。濾過器34内は多孔質材よりなる濾過筒34aにより2
室に区画されており、濾過筒34aの内部側が該排出口36
に連通している。濾過筒34aの外部側にはアルミナ等の
セラミック、活性炭、重金属担持粒状物質などよりなる
粒状濾過材34bが充填されている。
前記吐出口24は配管38を介して第2の電動式三方弁40
に接続されている。この三方弁40は短い配管42を介して
濾過器34の濾過水受入口44に連通されている。三方弁40
にはさらに逆洗排水の排出を行なうための配管46が接続
されている。
なお、この浴槽用濾過装置は浴槽10内に気泡含有水を
吹き込むための気泡噴出装置を兼ねており、前記配管22
の戻口14接続部分には空気混入用のノズル装置48が設け
られており、このノズル装置48には空気導入用配管52が
接続されている。
浴槽10の手摺り部分には気泡噴出及び濾過運転を行な
うためのスイッチ56が設けられている。浴槽10の底部と
側面部には水の検知センサ58、60が設けられている。ま
た、ポンプ18aには空運転防止のための水検知センサ62
(図示略)が設けられている。これらセンサ58、60、62
の検出信号は制御装置66に入力されている。制御装置66
はスイッチ56、ポンプ装置18、弁26、40と信号伝達可能
に設置されている。
このように構成された浴槽用濾過装置の作動について
説明する。
第2図は濾過運転を行なっている場合の流路選択を示
している。即ち、前記スイッチ56を戻すと三方弁26は配
管32と配管28とを連通し、三方弁40は配管38と配管42と
を連通する流路選択をそれぞれ行なう。かかる流路選択
を行なった後、ポンプ本体18aが作動する。そうする
と、浴槽10内の水は往口12から配管16、吸入口20に至
り、さらに配管18b、ポンプ本体18a、配管18cを経て吐
出口24に至る。吐出口24に達した水の所要割合の部分は
配管22から戻口14を経て浴槽10内に戻る。吐出口24に到
達した水の残部は、配管38、42を経て濾過器34内に流れ
込む。そして、濾過器34内の粒状濾過材34bにより濾過
処理を受けた後、濾過筒34aを通過して、濾過水排出口3
6に至り、配管32、28から吸込口20に至る。そして、こ
の吸込口20から前記と同様に配管18b、ポンプ本体18a、
配管18cを通って吐出口24に至る。
このようにして浴槽10内の水の濾過処理を行なうこと
ができる。
なお、ノズル装置48内を水が流れると、配管52からノ
ズル装置48に空気が導入され、戻口14から噴出される水
中に気泡が混入される。従って、気泡噴出作動が濾過処
理と併行して行なわれることになる。
第3図は逆洗作動を行なう場合の流路選択を示してい
る。即ち、浴槽10に水張りが開始されると、まずセンサ
58が水を検知し、その後センサ60が水を検知することに
より、浴槽10に水張りがなされたことが検知される。
本実施例において、2個のセンサ58、60を設けたの
は、浴槽10内が空であったときに水(冷水、温水のいず
れでも良い。)が張られたことを検出するためである。
従って、浴槽10内に少量の残留水があるときに水が足さ
れて水位がセンサ60のレベルまで上昇したとしても、制
御装置10では水張りとは扱われない。なお、2個の水検
出センナを用いる代りに、浴槽内の水位を検出する水位
センサを用いることによって水張りを検出するようにし
ても良い。また、浴槽の下部に1個の水検知センサを設
けて水張りを検知しても良い。
水張りが検知されると、制御装置66からの設置信号に
より、次のようにして所定時間だけ逆洗が行なわれる。
まず、三方弁26は配管30、32を連通し、三方弁40は配管
42、46を連通する。かかる流路選択を行なった後、ポン
プ本体18aが作動される。そうすると、浴槽10内の水は
往口12、配管16を経て吸入口20に至り、さらに、配管18
b、ポンプ本体18a、配管18cを経て吐出口24に至る。吐
出口24に至った水のうち所要割合のものは配管22から浴
槽10に戻る。なお、この逆洗作動時にも、気泡噴出がな
される。配管18cから吐出口24に至った水の残部のもの
は配管30、32を経て濾過水排出口36から濾過器34内に導
入される。この水はさらに濾過筒34aを通過した後、粒
状濾過材34bの充填槽内に入り、該粒状濾過材34bの充填
層を流動させる。その後、水は受入口44、配管42、46を
経て排出される。このように、この逆洗に際しては粒状
濾過材34bが流動されるので、粒状濾過材34b同志、ある
いは粒状濾過材34bと濾過筒34aとが擦れ合い、濾過時に
付着した物質は十分に除去されるようになる。
なお、この逆洗用水は浴槽10内に新規に張られ清浄水
であるから、汚れ成分は全く含まれておらず、濾過器34
をきわめて十分に清浄化できる。また、その後の濾過開
始時に濾過器34から汚れ成分が浴槽10へ流出することも
全くない。さらに、この逆洗は水張直後(又は水張り途
中)にのみ行なわれるものであり、入浴中には行なわれ
ない。
なお、浴槽10内に水張りを行なうに際しては、上記第
3図の逆洗時の流路選択を行なうように三方弁26、40の
切り替えを行なっておく。そうすると、浴槽10内に水が
徐々に溜まっていったときに、浴槽10内の水は配管16、
18b、18c、30、32を経て濾過器34内に流れ込み、代わり
に濾過器34内の空気が配管42、46を経て排出され、濾過
器34内が水で満たされる。このため、逆洗運転を行なう
と直ちに逆洗が開始されるようになる。
浴槽10内から水を排出するに際しては、三方弁26、40
の流路選択はまず第2図に示した濾過運転時のものとす
る。このようにすると、浴槽10内の水位が往口12のレベ
ルにまで下がった時点で、空気は配管22、38、42を経て
濾過器34内に入り込み、濾過器34内の水が配管32、28、
16を経て浴槽10内に排出される。また、これら配管32、
28、16のほか、配管22、38、18b、18c及びポンプ18a内
の水も排出される。ポンプ18a内からの排水が終了する
と、ポンプ18aに設けられたセンサ62(図示略)から信
号が制御装置66に送信され、該制御装置66からの制御信
号により第3図に示した逆洗流路選択となるように自動
的に三方弁26、40が切り替えられる。そうすると、配管
30、46内に残留していた水も速やかに排出されるように
なる。
このようにして、浴槽10から排水を行なうとポンプ18
aのほかすべての配管からの水抜きが行なわれるように
なるので、ポンプや配管の内面への汚れの付着が防止さ
れる。
上記説明では、まず濾過運転用の流路選択を行なった
後、逆洗運転用の流路選択を行なっているが、まず逆洗
運転用の流路選択を行なった後、濾過運転用の流路選択
を行なっても良い。
また、上記説明では、ポンプ18aのセンサ62が水抜き
を検知したときに濾過と逆洗との流路選択を行なってい
るが、センサ58が水を検知しなくなるまで濾過及び逆洗
の一方の流路選択を行なっておき、センサ58が水を検知
しなくなった時点で他方の流路選択を行なうようにして
も良い。
[効果] 以上の通り本発明の浴槽用濾過装置の制御方法による
と、浴槽内の水を排出すると該浴槽用濾過装置の配管等
に残留する水が残らず排出されるので、配管等の内面へ
の汚れ付着が防止される。また、残留水の凍結を防止す
るためのヒータも不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例方法が適用された装置の系統
図、第2図及び第3図は作動説明図である。 10……浴槽、12……往口、14……戻口、18……ポンプ装
置、26……三方弁、34……濾過器、34a……濾過筒、34b
……粒状濾過材、40……三方弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の湯を抜き出して再び浴槽に戻すポ
    ンプ付きの循環系路と、この循環系路に設けられた濾過
    器と、該濾過器に対し濾過方向に通水を行なう濾過流路
    選択及び、該濾過器に対し逆洗方向に通水を行ない、逆
    洗排水を循環系路外に排出する逆洗流路選択を切り替え
    る流路切替器とを有する浴槽用濾過装置を制御する方法
    において、 浴槽からの排水を行なうときに、濾過流路選択及び逆洗
    流路選択の一方を行なって選択された流路内の水を流出
    させた後、他方の流路選択を行ない、この選択された流
    路内の水を流出させるように前記流路切替器を作動させ
    ることを特徴とする浴槽用濾過装置の制御方法。
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