JPH0570611U - 浴槽水の濾過装置 - Google Patents

浴槽水の濾過装置

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JPH0570611U
JPH0570611U JP1078592U JP1078592U JPH0570611U JP H0570611 U JPH0570611 U JP H0570611U JP 1078592 U JP1078592 U JP 1078592U JP 1078592 U JP1078592 U JP 1078592U JP H0570611 U JPH0570611 U JP H0570611U
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博之 大西
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路からのエアー抜きを促進する。 【構成】 ポンプ22を起動させたときは、三方弁54
は配管28、48を連通し、三方弁34は配管26、3
6を連通している。この状態にあっては、ポンプ22の
吐出圧は配管24から配管26側にも、また、配管2
8、48側にも伝達される。このため、三方弁50、濾
過器38、三方弁30内などの内部構造の複雑な機器内
に残留していたエアーも、迅速にエアー抜き弁74から
排出される。 【効果】 回路内のエアーを迅速に排出できる。また、
この結果、ポンプのエアー噛みや、部材の流出なども防
止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は浴槽内の水(温水でも常温水でもよい。)を濾過する濾過装置に関す る。詳しくは、配管や機器等よりなる回路(流路)内からのエアー抜きを促進す るよう改良された浴槽水の濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の濾過装置付き浴槽装置として、実開平3−60940号公報に 記載のものがある。同号公報は「浴槽システム」に関するものであり、気泡噴出 作動(ジェットモード)と、濾過のみを行なう濾過モードとを切り替え得るよう にしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の濾過装置においては、回路内からのエアー抜きを行なうエアー抜き弁 を設けることが多い。
【0004】 また、この種の濾過装置においては、流路を切り替えることにより濾過器を逆 洗しうるよう構成している。
【0005】 ところで、この濾過回路ないし逆洗回路は、ポンプユニット自体の設置高さや 、回路途中に切換弁や濾過器といった内部構造の複雑な部品が設けられている。 そのため、エアー抜き部よりエアーが完全に抜けきらないことがあり、ポンプ起 動時、濾過回路が形成されているとたまったエアーがポンプに吸入され、エアー 噛みを起こし易い。また、逆洗回路においては、特に濾材が微小径ビーズ等を用 いた砂濾過の型態の場合、エアーをまきこんだ流水でビーズ等の濾材が洗浄され るので、浮力が増し、ビーズ等の濾材が回路外へ流れ出すといった問題点があっ た。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の浴槽水の濾過装置は、循環ポンプと、該循環ポンプの吸込側を浴槽に 連通する吸込配管と、該循環ポンプの吐出側を浴槽に連通する吐出配管と、濾過 器と、該濾過器の原水導入口を該吐出配管に連通する原水配管と、該濾過器の濾 過水流出口を該吸込配管に連通する濾過水配管と、を有する浴槽水の濾過装置に おいて、前記原水配管又は濾過水配管にエアー抜き弁を設けると共に、前記循環 ポンプの起動時に前記濾過水流出口と吸込配管との連通を所定時間だけ遮断する 遮断弁を該エアー抜き弁よりも吸込配管側に設けたことを特徴とするものである 。
【0007】
【作用】
かかる本考案によると、循環ポンプを起動した際に遮断弁が閉弁されるため、 該遮断弁よりも吐出配管側の回路にポンプ圧力が加えられる。このポンプ圧力に よって回路内のエアーが強制的にエアー抜き弁から排出される。これにより、エ アー抜きが促進される。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 方法が適用された濾過装置付き気泡浴槽装置の全体系統図、第2図はエアー抜き 時の作動図、第3図は逆洗時の作動図である。
【0009】 浴槽10の側壁面に浴槽10内の水を吸い込むための吸込ノズル12と、浴槽 10内に気泡を噴出するための気泡噴出ノズル14とが設けられており、これら ノズル12、14はそれぞれ吸込配管16、吐出配管18により濾過ジェットユ ニット20の循環ポンプ22に接続されている。
【0010】 吐出配管18は、その途中から配管24が分岐しており、この配管24は配管 26(原水配管の一部となている。)と配管28とに分岐している。配管26は 三方弁30の第1ポート30aに接続されている。
【0011】 この三方弁30は、弁体32をソレノイド34で進退させ、第1ポート30a 、第2ポート30b及び第3ポート30cの連通状態を切り替えるよう構成され ている。
【0012】 第2ポート30bは配管36(原水配管の一部となっている。)を介して濾過 器38の導入ポート38aに連通されている。第3ポート30cは配管40を介 して排水口42に連通されている。
【0013】 前記濾過器38は、その内部に濾過エレメント44を内蔵したものであり、導 入ポート38aから導入された水を濾過して流出ポート38bから流出させるよ う構成されている。
【0014】 この流出ポート38bは配管48(濾過水配管の一部となっている。)を介し て三方弁50の第1ポート50aに連通されている。三方弁50は、弁体52を ソレノイド54で進退させ、第1ポート50a、第2ポート50b、第3ポート 50cの連通状態を切り替えるよう構成されている。この第3ポート50cに前 記配管28が接続されている。また、第2ポート50bは配管56(濾過水配管 の一部となっている。)を介して前記配管16の途中に連通されている。
【0015】 前記気泡噴出ノズル14にはエア配管58が接続され、このエア配管58の先 端には空気の導入を断続させるためのジェット弁60が設けられている。このジ ェット弁60はソレノイド62で開閉される。
【0016】 この濾過装置付き気泡浴槽装置の制御を行なわせるために、ジェットスイッチ 64、濾過スイッチ66及び逆洗スイッチ68を備えたリモコン70が浴室内に 設置されており、このリモコンスイッチの信号が濾過ジェットユニット20内の コントローラ72に出力され、前記循環ポンプ22、ソレノイド34、54、6 2が制御される。
【0017】 前記配管26にエアー抜き弁74が設けられている。
【0018】 このように構成された浴槽水の濾過装置において、ジェットスイッチ64を押 すと、三方弁30、50は所定時間、第2図に示す流路選択をとった後、第1図 に示した流路選択となる。この第1図の状態では、ポンプ22が稼働されている と共に、ジェット弁60が開弁されている。そのため、浴槽10内の水は、吸い 込みノズル12、配管16、循環ポンプ22、配管18を介して気泡噴出ノズル 14から噴出されると共に、このノズル14においてエア配管58から空気がこ の噴出水流に巻き込まれ、気泡が浴槽10内に噴出される。ポンプ22から配管 18に吐出された水の一部は、配管24、26、三方弁30、配管36、濾過器 38、配管48、三方弁50、配管56、配管16の順に流れ、再び循環ポンプ 22に戻る。
【0019】 このように、ジェットスイッチ64をONとした状態にあっては、ジェット( 気泡噴出)と濾過とが並行して行なわれる。
【0020】 濾過スイッチ66がONとなっているときにも、上記ジェットスイッチ64の ONのときと全く同じ経路で浴槽10内の水が循環される。ただし、この場合に はジェット弁60は閉とされており、気泡噴出は行なわれない。そして、ポンプ 22から配管18に吐出された水の一部が濾過器38で濾過されるという濾過運 転のみが行なわれる。
【0021】 しかして、本実施例においては、このジェットスイッチ64又は濾過スイッチ 66をONとした場合、まず第2図に示す流路選択が行なわれる。第2図におい て、三方弁54は配管28、48を連通し、三方弁34は配管26、36を連通 している。この状態にあっては、ポンプ22の吐出圧は配管24から配管26側 にも、また、配管28、48側にも伝達される。このため、三方弁50、濾過器 38、三方弁30内などの内部構造の複雑な機器内に残留していたエアーも、迅 速にエアー抜き弁74から排出される。
【0022】 第2図の状態を所定時間とった後、自動的に第1図の流路選択状態に移行し、 濾過又は気泡噴出が行なわれる。
【0023】 なお、本考案において、機器の内容積や配管の長さによって第2図の状態とし ておく時間(エアパージに要する時間)は自ら定まる。そのため、この時間にあ わせて前記所定時間を所定するのが好ましい。
【0024】 もちろん、何らかのセンサによってエアパージ終了を検知し、この検知後に第 2図から第1図の状態に移行させるようにしても良い。
【0025】 なお、第1図に示した濾過装置付き気泡浴槽装置は、濾過器38の逆洗を行な うことができるよう構成されたものである。即ち、逆洗スイッチ68をONとす ることにより、第3図に示す如く、三方弁30の第2ポート30bと第3ポート 30cとが連通されると共に、三方弁50の第1ポート50aと第3ポート50 cとが連通される。そして、浴槽10内の水が配管16、18を経て循環される と共に、配管18内の水の一部が、配管24、28、三方弁50、配管48、濾 過器38、配管36、三方弁30、配管40の順に流れて排水口42から排出さ れ、濾過器38に逆方向に通水されることにより濾過器38が逆洗される。
【0026】 なお、この逆洗を行なうに際して逆洗スイッチ68をONとしたときに、まず 第2図の流路選択が行なわれて回路内のエアパージが行なわれる。その後、第3 図の逆洗が行なわれる。
【0027】 上記実施例ではジェットスイッチ64、濾過スイッチ66又は逆洗スイッチ6 8をONにすると第2図の流路選択状態をとらせるようにしているが、本考案で は、ポンプの作動終了後に第2図の流路選択をとらせ、次回のポンプ作動を待つ ようにしても良い。
【0028】 上記実施例では、浴槽10内の水を気泡噴出ノズル14から噴出させ、この噴 出水流に空気を巻き込ませることにより気泡を浴槽10内に噴出させる気泡浴槽 が採用されているが、本考案は気泡噴出を伴わない濾過装置にも適用可能である 。
【0029】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の濾過装置によると、回路内のエアーを迅速に排出できる 。また、この結果、ポンプのエアー噛みや、部材の流出なども防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】濾過装置付き気泡浴槽装置の系統図である。
【図2】実施例装置のエアー抜き作動を説明する系統図
である。
【図3】実施例装置の逆洗作動を説明する系統図であ
る。
【符号の説明】
10 浴槽 12 吸い込みノズル 14 気泡噴出ノズル 20 濾過ジェットユニット 22 循環ポンプ 30、50 三方弁 38 濾過器 60 ジェット弁 70 リモコン 72 コントローラ 74 エアー抜き弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環ポンプと、 該循環ポンプの吸込側を浴槽に連通する吸込配管と、 該循環ポンプの吐出側を浴槽に連通する吐出配管と、 濾過器と、 該濾過器の原水導入口を該吐出配管に連通する原水配管
    と、 該濾過器の濾過水流出口を該吸込配管に連通する濾過水
    配管と、を有する浴槽水の濾過装置において、 前記原水配管又は濾過水配管にエアー抜き弁を設けると
    共に、前記循環ポンプの起動時に前記濾過水流出口と吸
    込配管との連通を所定時間だけ遮断する遮断弁を該エア
    ー抜き弁よりも吸込配管側に設けたことを特徴とする浴
    槽水の濾過装置。
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