JP3537493B2 - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
浴槽湯の清浄化装置Info
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Description
性石、活性炭等の濾材が充填された濾過タンクを逆洗に
より適宜洗浄して効果的に湯の汚れを濾過し絶えず湯を
清浄に保てるようにする逆洗機能と、湯中に空気を混入
したジエツト流を噴出する泡風呂機能とを持つ浴槽湯の
清浄化装置に関するものである。
各種の清浄化処理機器の配備された循環路を強制的に循
環させ清浄化処理された湯を再び浴槽内に噴出させる、
図に示すような、浴槽湯の清浄化装置が開発された。
るための循環ポンプ6、大きな汚れを濾過するため吸湯
管3の湯の吸入口に設けられるプレフイルター10、汚
れを濾過すると同時に濾材の能力に応じた水処理を行う
多孔質の粒状濾材が充填された濾過タンク5、殺菌のた
めのオゾンナイザ8、湯を適温に保つためのヒータ7等
の清浄化処理機器が装置本体4に一体として配備され、
清浄化処理の終わった湯を浴槽1に再び噴出するための
噴湯管9の先端には、吸気口に電磁弁13を備えた吸気
管12の接続するジエツトノズル11が取り付けられて
いる。
ン交換により取り除くと同時にミネラルを溶出して活性
化させる麦飯石のような活性石、汚れを吸着して取り除
く活性炭、汚れをイオン交換すると同時に吸着して取り
除くゼオライト等の各種の水処理能力を持った多孔質粒
状物質が単独或は複合して充填され濾過層が形成されて
いる。
濾過層による単なる濾過能力だけでなく、充填されてい
る濾材の能力に応じた水処理能力を持ち浴槽湯の清浄化
に効果を発揮するのである。
を交換することなく24時間いつでも清浄かつ適温の湯
で快適な入浴を楽しめるようになった。
濾過タンクに充填された濾材に汚れが付いて濾過層が目
詰まりし、湯の循環量が減って清浄化の能力が落ちてし
まう。
濾過層を形成する濾材は必ずしも安くなく頻繁に交換で
きないので、濾材を濾過タンクから取り出して洗浄する
ようにしている。
汚い作業であまり好まれないので、濾材を濾過タンクか
ら取り出さないでも自動的に洗浄できるように、湯を濾
過層を清浄化処理の場合とは反対の方向に流して濾材を
洗浄するいわゆる逆洗装置を取り付け自動的に洗浄でき
るようにした装置も多く開発されている。
際に電磁弁13を開くとジエツトノズル11のベンチユ
リー効果を利用した吸気作用により吸気管12からは空
気が吸い込まれ、ジエツトノズル11からは空気が混入
したジエツト流が噴出されるのでいわゆる泡風呂にもな
る。
ら吸気している際にオゾナイザ8を作動させると吸い込
まれた空気がオゾン化されるので、浴槽1内の湯2はオ
ゾン殺菌されることになる。
逆洗装置を利用しての濾材の洗浄では、圧力もそれほど
強くない湯を単に濾材の層を逆方向に流すだけなので、
濾材の層は崩れず濾材が相互に密着した状態になってい
て、ろざいからそれほど効果的汚れを取り除けなかっ
た。
して少しでも洗浄の効果をあげるような工夫が種々試み
られているが、濾材粒子は比較的大きく重いので濾材の
層を振動により崩してばらばらにするのは難しかった。
置は複雑で高価なものとなると同時に故障し易く、装置
のメンテイナンスが大変である。
果が得にくかった。
タンク5という湯流れに対して極めて大きな抵抗を持っ
た装置が配備されているので、ジエツトノズル11から
噴出する湯の流速はどうしても遅くなる。
11のベンチリー効果も低くなって吸気管12からの吸
気量も減る。
るジエツト流の湯の流速が遅くなり同時に吸気量が減れ
ば当然のことながら入浴者に対するマツサージ効果が減
り泡風呂としての機能が落ちる。
によりある程度目詰まりした場合に顕著になる。
容量を大きくすれば良いが、これでは消費電力が大きく
なると同時に装置本体が大きくなりったり騒音が大きく
なったりして、家庭用の設備としては設置しにくくな。
を解消し、簡便で安価な装置を利用し効果的な逆洗が行
えると同時に濾過タンクがある程度目詰まりしても泡風
呂効果が落ちないような浴槽湯の清浄化装置を提供する
ことを目的とするものである。
循環ポンプを利用し吸湯管で汲み上げ濾過タンクで汚れ
を濾過し、所定の清浄化処理した後噴湯管から浴槽に噴
出させ浴槽湯を清浄に保つための浴槽湯の清浄化装置に
おいて、前記濾過タンクの下流側に空気を供給するエア
ーポンプから送られた空気を貯留するエアータンクを配
備し、該エアータンクの下流側と前記循環ポンプの下流
側とを切換弁を介して連結する逆洗時に使用するバイパ
ス管路を設けて、逆洗方向への切換に対して、先ず、前
記エアーポンプを作動して前記エアータンクに空気を貯
留し、次に前記循環ポンプを作動して逆洗初期には浴槽
内から汲み上げられた洗浄用水を前記循環ポンプからバ
イパス管路を経由してエアータンクに貯留された多量の
空気を混入させて濾過タンク内に流入させて、エアータ
ンクに貯留された多量の空気により濾材を逆洗するよう
にしたことを特徴とする浴槽湯の清浄化装置により課題
を解決した。
弁の弁体を適宜回動することにより湯の循環路を順方向
の清浄化と吸湯管と噴湯管とをバイパス管を介して直結
した逆方向の逆洗とに容易に切り換えられ、循環路が逆
洗に切り換えられた際に限ってエアータンクに空気が溜
められる。
の上流に配備されていることとなるので、このエアータ
ンクに溜められている空気も逆洗のために逆方向から濾
過タンクに流入する湯と一緒に濾過タンクに流入する。
的多量の空気が一気に濾過タンクに流入するので濾材の
層が崩れ、ばらばらになった濾材に付いてる汚れは湯で
容易に取り除かれ効果的な逆洗ができる。
るための吸湯管と噴湯管とを直結するバイパス管、管路
を切り換える切換弁及びエータンク並びにこれに空気を
送るコンプレツサーを配備するだけなの簡便なものなの
で、費用が安いと同時に故障が起きる心配も殆どない。
して吸湯管と噴湯管とが直結するバイパス管は、切換弁
の切り換えによって湯流れに大きな抵抗を与える濾過タ
ンク等が配備された清浄化管路を通さないで吸湯管から
直接噴湯管に湯を循環させジエツトノズルから吸気量の
多い強いジエツト流を噴出させる湯の循環路を形成する
ためにも利用できる。
流れとすれば、濾過タンクの目詰まりには全く影響され
ないで任意のときに強い泡風呂効果を入浴者は楽しめる
ようになる。
説明する。
本ブロツク図であり、従来例と同一の構成要素には同一
の符号が付してあり、これらの説明は省略する。
ンクであり、このエアタンク15は順方向の流れにおい
て濾過タンク5の下流側の湯の循環路に配備され、タン
ク内に空気を供給するためにエアポンプ15が送気管1
6を介して接続している。
配備された吸湯側切換弁であり、この吸湯側切換弁17
には逆洗に用いた浴槽1内の湯2を浴槽1外に排出する
ための排湯管18が接続している。
であり、前記吸湯側切換弁17とこの噴湯側切換弁19
とを介して吸湯管3と噴湯管9とがバイパス管20で直
結されている。
の吸湯側切換弁17の上流に設けているが、これは吸湯
管3及び噴湯管9の各に切換弁17及び19を設けた場
合に、逆洗の際に空気が混入された逆洗湯が流入しない
とともに、吸湯管3と噴湯管9とを直結するバイパス管
路を形成させるためである。
あり、この制御装置21による制御によって吸湯側切換
弁17並びに噴湯側切換弁19の切換や、循環ポンプ
6、エアポンプ15等の作動を制御することにより、浴
槽1内の湯2に対して、清浄化、逆洗、バイパスの各循
環路を形成する。
化、逆洗、バイパスの各循環路について説明する。
び送気管16に逆止弁22及び23が配備されている。
循環ポンプ6が運転を停止しかつ管路が大気に解放され
た際に管路からの湯が抜けてしまうのを防ぐためもので
あり、23は湯が清浄化管路を循環する際に送気管16
に流入するのを防ぐためのものである。
と、図2にこの場合の湯の循環路が矢印で示されてい
る。
停止されていてエアタンク14には空気が溜まっていな
い状態なっている。
は、吸湯管3が浴槽と濾過タンク5とを連通する方向に
開かれ、排湯管18と連結する方向は閉じた状態になっ
ており、噴湯側切換弁19としてのT型切換弁は、噴湯
管9がエアタンク14と浴槽1と連通する方向に開か
れ、バイパス管20と連通する方向は閉じられた状態に
なっている。
と、浴槽1内の湯2は吸湯管3から吸い上げられ、湯の
流れが順方向であるので逆止弁22が開き、吸湯側切換
弁17を経て濾過タンク5に上方より流入する。
濾材によって汚れが濾過されると同時に活性石による活
性化等の処理が行われつつ下方に流れてタンク外に流出
し、ヒータ7で加熱され、清浄化処理の終わった湯は空
気の溜まっていないエアータンク14、噴湯側切換弁1
9を経て噴湯管9の先端のジエツトノズル11から浴槽
1に噴出される。
吸気管12から吸気されて泡風呂となり、さらにオゾナ
イザ8が作動しているならオゾン殺菌される。
湯はエアタンク14を経て循環するが、前記したように
送気管16に逆止弁23が設けられているので、湯はエ
アポンプ15に向かっては流れない。
ンク5に充填された濾材が汚れが付いて目詰まりし清浄
化の効果がなくなったので、この汚れを取り除くために
逆洗を行う場合につてい図3により説明する。
停止し、吸湯側切換弁17並びに噴湯側切換弁19を逆
洗の湯の循環路を形成するように切り換え、その後エア
ポンプ15を作動すると、空気の流れが順方向であるの
で逆止弁23は開き、送気管16を介してエアタンク1
4に空気が溜められる。
気を溜めている際には湯の循環路が循環ポンプ6が停止
した状態で大気に解放されることとなるが、吸湯管3に
は逆止弁22が設けられているので循環路から湯が抜け
てしまわない。
ク14に所定量の空気を溜めたならこの作動を停止し、
循環ポンプ6を再び作動して湯を逆洗の循環路を循環さ
せる。
管3が浴槽1と濾過タンク5とを連通するのを断ち、浴
槽1とバイパス管20とを連通すると同時に排湯管18
とも連通する方向に切り換えられおり、また噴湯側切換
弁19は、噴湯管9がバイパス管20と連通し浴槽1と
の連通を断つ方向に切り換えられている。
うに、吸湯管3から汲み上げられ、湯の流れが順方向で
逆止弁22が開いているのでバイパス管20に流入し、
次いで噴湯側切換弁19を経てエアタンク14に流入す
る。
ンク14からはまず溜まっていた空気が押し出されて流
出し、続いて空気の混合した湯が流出し、ヒータ7を経
て濾過タンク5に入り、タンク内を下から上の逆方向に
流れ濾材に付いた汚れを落とす逆洗をする。
入した空気の圧力によって崩され、さらに次に空気と一
緒に入って来た湯によって空気の圧力も加わって濾材の
層が大きく崩され濾材はばらばらになり、濾材がばらば
らの状態で湯が流れるので濾材についていた汚れは非常
に良く落とされる。
洗した湯は、タンク外に流出し吸湯管3を経て排湯管1
8から排出される。
われると、循環ポンプ6を停止させエアポンプ15を作
動してエアタンク14に空気を溜め、によりエアータン
ク9の空気が空になったら、循環ポンプを止めて空気を
溜め、その後再び循環ポンプ6を作動させて湯を逆洗の
循環路を所定時間循環させ、空気を混合した湯での濾過
タンク5の濾材逆洗をする。
一度の逆洗作業を終わると、多量の空気を伴って濾材を
暴れさせながらの逆洗を数回繰り返した効果により通常
の汚れは取り除かれるが、濾材の汚れが特にひどい場合
には前記したような逆洗作業をもう一度繰り返せば良
い。
条件を、配備する濾過タンクの清浄化の能力、エアータ
ンクの容量、エアポンプの能力等に応じて予め実験によ
り定め、この条件に基づく制御により自動的に行える。
濾過タンク5等の配備された清浄化管路を通さないで吸
湯管3と噴湯管9とを直結するバイパス管路を流通させ
るジエツト強化の場合について説明する。
は、噴湯管3が浴槽1と濾過タンク5とを連通及び排湯
管18との連通断ち、浴槽1とバイパス管20とを連通
する方向に切り換えられおり、また噴湯側切換弁19
は、噴湯管9がバイパス管20及び浴槽1と連通し、エ
アタンク14と浴槽1との連通を断つ方向に切り換えら
れている。
ようになり、吸湯管3によりプレフイルタ10で大きな
汚れを濾過しつつ汲み上げられた浴槽1内の湯2は、バ
イパス管20及び噴湯側切換弁19を経て噴湯管9の先
端のジエツトノズル11から浴槽1に再び噴出される。
り、特に目詰まりした場合には大きな抵抗となる濾過タ
ンク5が配備された清浄化管路を全く流れないので、濾
過タンク5の濾材の密度、目詰り度といったことには全
く影響されないでジエツトノズル11から強い勢いで湯
を噴出できる。
いておけばジエツトノズル11は吸気管12から多量に
吸い込んだ空気を湯と共に噴出するので泡風呂としての
機能が非常に強くなる。
のであり、濾材の逆洗効果にすぐれメンテイナンスが経
済的でしかも容易になると同時に、強い泡風呂効果も容
易に得られる小型で簡便な浴槽湯清浄化装置を提供す
る。
態)、
Claims (1)
- 【請求項1】浴槽内の湯を循環ポンプを利用し吸湯管で
汲み上げ濾過タンクで汚れを濾過し、所定の清浄化処理
した後噴湯管から浴槽に噴出させ浴槽湯を清浄に保つた
めの浴槽湯の清浄化装置において、前記濾過タンクの下
流側に空気を供給するエアーポンプから送られた空気を
貯留するエアータンクを配備し、該エアータンクの下流
側と前記循環ポンプの下流側とを切換弁を介して連結す
る逆洗時に使用するバイパス管路を設けて、逆洗方向へ
の切換に対して、先ず、前記エアーポンプを作動して前
記エアータンクに空気を貯留し、次に前記循環ポンプを
作動して逆洗初期には浴槽内から汲み上げられた洗浄用
水を前記循環ポンプからバイパス管路を経由してエアー
タンクに貯留された多量の空気を混入させて濾過タンク
内に流入させて、エアータンクに貯留された多量の空気
により濾材を逆洗するようにしたことを特徴とする浴槽
湯の清浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869794A JP3537493B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14869794A JP3537493B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07328604A JPH07328604A (ja) | 1995-12-19 |
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Family
ID=15458581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14869794A Expired - Fee Related JP3537493B2 (ja) | 1994-06-07 | 1994-06-07 | 浴槽湯の清浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537493B2 (ja) |
-
1994
- 1994-06-07 JP JP14869794A patent/JP3537493B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07328604A (ja) | 1995-12-19 |
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