JP2606230Y2 - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

浴槽水浄化装置

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JP2606230Y2
JP2606230Y2 JP1993028869U JP2886993U JP2606230Y2 JP 2606230 Y2 JP2606230 Y2 JP 2606230Y2 JP 1993028869 U JP1993028869 U JP 1993028869U JP 2886993 U JP2886993 U JP 2886993U JP 2606230 Y2 JP2606230 Y2 JP 2606230Y2
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高生 寺岡
英次 原田
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東陶機器株式会社
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浄化器の目詰まり状態
を正確に判断でき、浄化器の逆洗作業を正確に行うこと
ができる浴槽水浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽水浄化装置の一形態として、
浴槽本体に循環パイプの基端と先端とを接続し、同循環
パイプの途中に循環ポンプと浄化器とヒーターとを取付
けて、循環ポンプにより浴湯を浴槽本体内と循環ポンプ
内を通して循環させながら浄化器により浴湯を浄化し、
さらにヒーターにより浴湯の温度を一定に保つことがで
きるようにしたものがある。
【0003】そして、浄化器は、麦飯石等の担体に微生
物を繁殖させて、同微生物の増殖により形成される生物
膜を利用して浴湯の浄化が行えるようにしている。
【0004】また、かかる浄化器は、一定期間使用した
場合、微生物の死骸等の浄化器内への蓄積によってろ過
能力が低下することが知られている。
【0005】そこで、従来、循環パイプに流路切替弁を
取付け、同流路切替弁の駆動によって、一定期間の使用
後、かかる浄化器の逆洗を行い、ろ過機能を再生する方
法が採られている。
【0006】ところで、かかる浄化器の逆洗時期の判断
は、従来、浄化器の目詰まりに起因する配管内の圧力上
昇を圧力センサで検出し、同検出出力に基づいて、流路
切替弁を駆動して浄化器の逆洗を行っている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した浴槽
水浄化装置は、未だ、以下の解決すべき課題を有してい
た。
【0008】即ち、圧力センサを別途必要であることか
ら部品点数が多くなり、かつ、その検出管路に浄化器で
処理される前の未処理の浴湯を導入することから、圧力
センサに汚れが付着堆積して圧力センサの誤動作を発生
し易く、作動の信頼性に欠けるものとなっていた。
【0009】本考案は、上記した課題を解決することが
できる浴槽水浄化装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、浴槽本体に循
環流路の基端と先端とを接続し、循環流路に循環ポンプ
と、浄化機能を有する浄化器と、流路切替弁とを取付
け、流路切替弁の駆動制御によって、循環流路を、ろ過
流路又は逆洗流路に選択的に切替え、ろ過運転と逆洗運
転とを可能とした浴槽水浄化装置において、浴槽水浄化
装置への電源投入後であって、ろ過運転を行っていない
間を含む電源投入時間を積算するタイマーを具備し、同
タイマーによってカウントした電源投入時間が設定時間
に達すると、流路切替弁に駆動出力を出力し、運転モー
ドを、ろ過運転から逆洗運転に切替ると共にタイマーを
リセットし、再度電源投入時間の積算を開始するように
したことを特徴とする浴槽水浄化装置に係るものであ
る。
【0011】
【実施例】以下、本考案を、添付図に示す実施例を参照
して、具体的に説明する。
【0012】図1に、本考案の1実施例に係る浴槽水浄
化装置Aの概念的構成を示す。
【0013】浴槽水浄化装置Aは、浴槽本体1に循環流
路を形成する循環パイプ2の基端と先端とを接続してお
り、同循環パイプ2の途中に循環ポンプPと浄化器Fと
ヒーターHとを取付けている。wは浴槽水としての浴湯
である。
【0014】循環パイプ2は、浴槽本体1に設けた浴湯
吸入口3を循環ポンプPの吸入口との間に介設した吸入
パイプ4と、循環ポンプPの吐出口と浴槽本体1に設け
た浴湯噴出ノズル5との間に介設した強送パイプ6とに
より形成して、循環ポンプPにより浴槽本体1内の浴湯
wを浴湯吸入口3より吸入パイプ4を通して吸込むと共
に、強送パイプ6を通して浴湯噴出ノズル5より浴槽本
体1内へ浴湯wを噴出可能としている。
【0015】さらに、強送パイプ6の中途には、浴湯等
の温度を検出する温度検出手段Sが設けられている。
【0016】また、浄化器Fは、内部に麦飯石等の微生
物担体を具備する浄化部を収容し、同担体に微生物を繁
殖させて、同微生物の増殖により形成される生物膜を利
用して浴湯の浄化を行なうことができるようにしてい
る。
【0017】また、上記した強送パイプ6における浄化
器Fの上流側部分と下流側部分とはバイパス流路7によ
って連通連結されている。
【0018】さらに、強送パイプ6の浄化器Fより下流
側をなす部分とバイパス流路7の一端との連結点には電
磁弁等からなる第1流路切替弁8が設けられている。
【0019】さらに、強送パイプ6の浄化器Fより上流
側をなす部分とバイパス流路7との連結点と浄化器Fと
の間をなす強送パイプ6の部分から第2流路切替弁9を
介して排水流路10が分岐されている。
【0020】次に、上記した浴槽水浄化装置Aの制御装
置について説明すると、Qは内部にCPUやタイマーを
具備した制御部であり、制御部Qに接続した操作パネル
部OPからの運転出力や温度検出手段Sの検出出力に基づ
いて、循環ポンプP、ヒーターH、第1, 第2流路切替
弁8,9 等の駆動を制御することができる。
【0021】また、操作パネル部OPには、運転スイッチ
11とろ過運転スイッチ12とが設けられており、運転スイ
ッチ11のオン動作によって浴槽水浄化装置Aの全体にわ
たって電源が投入されることになるが、ろ過運転は行わ
れない。
【0022】そして、別途設けたろ過運転スイッチ12を
オンすることによってろ過運転が開始されることにな
る。
【0023】また、制御部Qは、前述したように、その
内部にタイマーを具備しており、同タイマーによって、
運転スイッチ11による浴槽水浄化装置A全体への電源投
入時間を積算することができる。そして、タイマーによ
ってカウントした電源投入積算時間が設定時間に達する
と、流路切替弁8,9 に駆動出力を出力し、後述するよう
に、運転モードを、ろ過運転から逆洗運転に切替えるこ
とができる。
【0024】次に、上記した構成を有する浴槽水浄化装
置Aの作動について、図1〜図3を参照して具体的に説
明する。
【0025】まず、運転スイッチ11を押すと、浴槽水浄
化装置Aの全体にわたって電源が投入される (図3
(a))。この運転スイッチ11のオン動作と同時に、タイマ
ーが、電源投入時間の積算を開始する。
【0026】なお、電源投入段階では、流量切替弁8,9
は共に図1に示す状態にあり、ろ過流路R1を形成してい
る。
【0027】次にろ過運転スイッチ12を押すと (図3
(b))、循環ポンプP及びヒーターHが作動し (図3
(c))、図1に示すろ過流路R1を通して適正入浴温度でろ
過運転が行われる (図3(d))。
【0028】この際、浴湯は浄化器Fによって常時ろ過
されることになるので、長期間にわたって浴湯を交換す
ることなく入浴が可能となる。
【0029】その後、上記したタイマーによってカウン
トした電源投入積算時間が設定時間Tに達すると (図3
(a))、制御部Qが流路切替弁8,9 に駆動出力を出力し、
流路切替弁8,9 を切替え (図3(e) (f))、循環流路2
を、図1に示すろ過流路R1から、図2に示す逆洗流路R2
に切り替えると共にタイマーをリセットし、再度電源投
入時間の積算を開始する。
【0030】これによって、逆洗運転が行われ (図3
(g))、浄化器Fの内部が洗浄されることになる。
【0031】また、設定洗浄時間tが完了すると、再
度、タイマーからの出力によって、制御部Qが流路切替
弁8,9 を切替え、循環流路2を、図2に示す逆洗流路R2
から、図1に示すろ過流路R1に切り替えることができ、
その後、ろ過運転が再度継続されることになる。
【0032】このように、本実施例では、タイマーによ
ってカウントした電源投入積算時間が設定時間Tに達す
ると、制御部Qが流路切替弁8,9 に駆動出力を出力し、
流路切替弁8,9 を切替え、循環流路2を、ろ過流路R1か
ら逆洗流路R2に切り替えるようにしている。
【0033】従って、従来必要であった浄化器Fの目詰
まり検出用圧力センサを不要とすることができ、部品点
数を少なくすることができ、また、圧力センサ特有の問
題である、圧力センサに汚れが付着堆積して圧力センサ
の誤動作を発生も当然心配する必要がない。
【0034】なお、ろ過運転時間を積算して、設定時間
に達すると、制御部Qが流路切替弁8,9 に駆動出力を出
力し、流路切替弁8,9 を切替え、循環流路2を、ろ過流
路R1から逆洗流路R2に切り替えることも考えられるが、
この場合、微生物等を用いて浴槽水浄化を行う浄化器F
においては以下の問題がある。
【0035】即ち、かかる浄化器F内の担体には、その
担体が微生物担体である場合は勿論、そうでない場合で
も浴槽水中に微生物が含まれるため、必然的に微生物が
繁殖するものであり、この微生物はろ過運転を実行して
いる時間のみならず、ろ過運転を実行していない時間
も、実質的に、生物浄化作用を継続して行っている。こ
の際、ろ過運転不実行時間は、汚濁物質は浄化器F内に
流入せず、ただ生物浄化作用のみが浄化器F内で行われ
るため、ある面で、ろ過機能の再生作用が行われている
と考えることができる。
【0036】従って、ろ過運転積算時間は、必ずしも、
浄化器Fの目詰まり状態と対応することにならない。
【0037】その点、本願考案のように、浄化器Fの目
詰まりに関する過去の経験値に基づいて容易かつ正確に
設定することができる電源投入積算時間Tを基準とした
場合、浄化器Fの逆洗時期を正確に判断して浄化器F内
の微生物担体等を逆洗して常時、充分な浄化機能を発揮
しながらろ過運転を行うことができることになり、浴槽
水浄化装置Aの使用勝手を著しく向上することができ
る。
【0038】
【考案の効果】本考案では、浴槽本体に循環流路の基端
と先端とを接続し、循環流路に循環ポンプと、浄化機能
を有する浄化器と、流路切替弁とを取付け、流路切替弁
の駆動制御によって、循環流路を、ろ過流路又は逆洗流
路に選択的に切替え、ろ過運転と逆洗運転とを可能とし
た浴槽水浄化装置において、浴槽水浄化装置への電源投
入後であって、ろ過運転を行っていない間を含む電源投
入時間を積算するタイマーを具備し、同タイマーによっ
てカウントした電源投入時間が設定時間に達すると、流
路切替弁に駆動出力を出力し、運転モードを、ろ過運転
から逆洗運転に切替ると共にタイマーをリセットし、再
度電源投入時間の積算を開始する。
【0039】従って、従来必要であった浄化器Fの目詰
まり検出用圧力センサを不要とすることができ、部品点
数を少なくすることができ、また、圧力センサ特有の問
題である、圧力センサに汚れが付着堆積して圧力センサ
の誤動作を発生も当然心配する必要がない。
【0040】また、浄化器の目詰まりに関する過去の経
験値に基づいて容易かつ正確に設定することができる電
源投入積算時間を基準としたので、浄化器の逆洗時期を
正確に判断して実行することにより常時、充分な浄化機
能を発揮しながらろ過運転を行うことができることにな
り、浴槽水浄化装置の使用勝手を著しく向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る浴槽水浄化装置のろ過運
転時の概念的構成説明図。
【図2】同浴槽水浄化装置の逆洗運転時の概念的構成
図。
【図3】同浴槽水浄化装置のタイミングチャート。
【符号の説明】
A 浴槽水浄化装置 F 浄化器 H ヒーター Q 制御部 S 温度検出手段 OP 操作パネル部 1 浴槽本体 2 循環パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 35/027 C02F 3/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体(1)に循環流路の基端と先端とを
    接続し、循環流路に循環ポンプ(P)と、浄化機能を有す
    る浄化器(F)と、流路切替弁とを取付け、流路切替弁の
    駆動制御によって、循環流路を、ろ過流路又は逆洗流路
    に選択的に切替え、ろ過運転と逆洗運転とを可能とした
    浴槽水浄化装置において、 浴槽水浄化装置への電源投入後であって、ろ過運転を行
    っていない間を含む電源投入時間を積算するタイマーを
    具備し、同タイマーによってカウントした電源投入時間
    が設定時間に達すると、流路切替弁に駆動出力を出力
    し、運転モードを、ろ過運転から逆洗運転に切替ると共
    にタイマーをリセットし、再度電源投入時間の積算を開
    始するようにしたことを特徴とする浴槽水浄化装置。
JP1993028869U 1993-05-31 1993-05-31 浴槽水浄化装置 Expired - Fee Related JP2606230Y2 (ja)

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