JP2754129B2 - 瞬間浄水湯沸器 - Google Patents

瞬間浄水湯沸器

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JP2754129B2
JP2754129B2 JP2338493A JP2338493A JP2754129B2 JP 2754129 B2 JP2754129 B2 JP 2754129B2 JP 2338493 A JP2338493 A JP 2338493A JP 2338493 A JP2338493 A JP 2338493A JP 2754129 B2 JP2754129 B2 JP 2754129B2
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water
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water purification
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隆司 大野
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水道水を浄水処理し
て加熱するために屋内に設置する瞬間浄水湯沸器に関
し、特に台所に設置される家庭用のものとして好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道水の不快または有害な異臭
や異物を取り除くための、活性炭を用いた浄水処理装置
が知られている。また、水道水を連続的に加熱して給湯
する瞬間湯沸器も知られている。更に、水道水を浄水処
理し、この処理された水を加熱して飲用に適した湯を連
続的に給湯する浄水処理機能付の瞬間湯沸器も知られて
いる(例えば、実開昭58-28238号公報参照)。また、浄
水処理装置に湯を通して活性炭の寿命を延ばすようにし
たものも知られている(例えば、実開昭63-185859号公
報参照)。更に、流水中のゴミ等を濾過するフィルター
が目詰まりした場合に、このゴミ等を取り除くために前
記フィルターに一時的に通常とは流水の方向を逆にす
る、逆洗と称する手法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浄水処理さ
れた湯が連続的に得られる瞬間浄水湯沸器においては、
この浄水処理に用いる活性炭等の寿命を延ばすことがで
きるものはなく、またこの浄水処理部の目詰まりを解消
することができるものもなかった。この発明は、前記の
ように浄水処理された湯が連続的に得られる瞬間浄水湯
沸器において、この浄水処理に用いる活性炭等の寿命を
延ばすことができると共に、この浄水処理部の目詰まり
をも解消することができる、構成の簡単な瞬間浄水湯沸
器を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、この発明の瞬間浄水湯沸器は、給水口から連続的
に供給される水道水を浄水処理する浄水処理部と、この
浄水処理部で処理された水を加熱部により加熱して給湯
口から給湯する瞬間浄水湯沸器であって、前記浄水処理
部が多数の微細孔を有するを有するものにおいて、前記
給水口から供給される水道水を前記浄水処理部またはバ
イパス水路に選択的に供給する第1の切換弁と、前記浄
水処理部を経た水または前記バイパス水路を経た水を選
択的に前記加熱部に供給する第2の切換弁と、この加熱
部により加熱された水を前記給湯口または前記浄水処理
部の通常使用時での出水口側に供給する第3の切換弁と
を備え、給湯時には前記給水口から供給された水道水が
前記浄水処理部により浄水処理され、この浄水処理され
た水が前記加熱部により加熱されて給湯口から給湯さ
れ、また逆洗時には前記給水口から供給された水道水が
前記浄水処理部を経ることなく前記バイパス水路を経て
加熱部に至り、ここで加熱された水道水が前記出水口側
から前記浄水処理部に供給され、この浄水処理部の通常
使用時の入水口側から出て、かつ排水口を経て排水され
るようにしたことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記のように構成された瞬間浄水湯沸器では、
給湯時には、前記給水口から供給される水道水が前記浄
水処理部に供給されるように前記第1の切換弁を切り換
え、この浄水処理部を経た水が前記加熱部に供給される
ように前記第2の切換弁を切り換え、かつこの加熱部に
より加熱された水が前記給湯口に供給されるように第3
の切換弁を切り換える。これにより、給湯時には前記給
水口から供給された水道水が前記浄水処理部により浄水
処理され、この浄水処理された水が前記加熱部により加
熱されて給湯口から給湯される。
【0006】また、逆洗時には、前記給水口から供給さ
れる水道水が前記バイパス水路に供給されるように前記
第1の切換弁を切り換え、このバイパス水路を経た水が
前記加熱部に供給されるように前記第2の切換弁を切り
換え、かつこの加熱部により加熱された水が前記浄水処
理部の通常使用時での出水口側に供給されるように第3
の切換弁を切り換える。これにより、逆洗時には前記給
水口から供給された水道水が前記浄水処理部を経ること
なく前記バイパス水路を経て加熱部に至り、ここで加熱
された水道水が前記出水口側から前記浄水処理部に供給
され、この浄水処理部の通常使用時の入水口側から出
て、かつ排水口を経て排水される
【0007】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図1及び図2に
ついて説明する。図1は瞬間浄水湯沸器の構成を示す概
略図であり、本体外装1内に浄水処理部2、熱交換器
3、ガスバーナー4等と、点火及び温度制御装置(図示
せず)が配設され、更に切換弁5、6、7が配設されて
いる。給湯時には、水道水が入水管8より切換弁5を通
過した後、浄水処理部2に入り、内蔵した活性炭の多孔
性細孔構造により残留塩素や臭気物質が吸着される。前
記浄水処理部2は耐熱性を有するステンレス等により形
成されたケースより成り、内部の活性炭を交換できる構
造になっている。この浄水処理部2を通った浄水は切換
弁6を経て熱交換器3に至り、ガスバーナー4で加熱さ
れた後、切換弁7を通り、給湯口9より給湯される。前
記ガスバーナー4の火力は従来の瞬間湯沸器と同様にし
て温度センサ(図示せず)等により制御され、湯温調整
が行なわれる。上記した通常使用状態である給湯時の水
の流れを実線矢印で示している。
【0008】逆洗時には、前記切換弁5〜7を同時に切
り換え、供給された水道水は入水管8より切換弁5を経
た後、前記浄水処理部2を通らずにバイパス管路10を
通った後、熱交換器3で加熱され、切換弁7、6を通り
浄水処理部2に逆流入される。上記の湯水により活性炭
の微細孔に吸着した被吸着物が解放され、かつこの逆洗
により活性炭の粒子間に詰まったゴミ等が取り除かれ、
これらの被吸着物及びゴミ等は湯水と共に排水口11か
ら排出される。上記した逆洗時の水の流れを破線矢印で
示している。
【0009】図2に上記切換弁5〜7の具体的な動作状
態を略示する。図2の(a)は給湯時を示し、(b)は
逆洗時を示す。これらの切換弁5〜7はプランジャー等
により動作し、給湯と逆洗との切換は、任意期間での手
動でもよく、一定期間による自動切換でもよい。上記実
施例では、切換弁5〜7を用いたが、これらは切換弁と
開閉弁との組合せでもよく、また複数の開閉弁のみによ
っても実施できる。また、上記実施例では、浄水処理部
2が耐熱性を有するステンレス等により形成されたケー
スより成り、内部の活性炭を交換できる構造にしたが、
このケースを着脱可能な耐熱性のカートリッジとしても
よく、更に前記活性炭に代え微細孔を有する他の吸着体
を用いてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の瞬間浄
水湯沸器では、湯水による逆洗ができるので浄水処理部
の活性炭等の長寿命化が可能となり、同時に浄水処理部
の雑菌の繁殖を防止することができる。ちなみに、浄水
処理部において殺菌した後の湯水は排水口11から排出
されるので、この湯水を誤って飲むような心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す瞬間浄水湯沸器の構成
を示す概略図である。
【図2】この発明の実施例に用いる切換弁の具体的な動
作状態を示す概略図である。
【符号の説明】
1 本体外装 2 浄水処理部 3 熱交換器 4 ガスバーナー 5、6、7 切換弁 8 入水管 9 給湯口 10 バイパス管路 11 排水口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水口から連続的に供給される水道水を
    浄水処理する浄水処理部と、この浄水処理部で処理され
    た水を加熱部により加熱して給湯口から給湯する瞬間浄
    水湯沸器であって、 前記浄水処理部が多数の微細孔を有する吸着体を有する
    ものにおいて、 前記給水口から供給される水道水を前記浄水処理部また
    はバイパス水路に選択的に供給する第1の切換弁と、前
    記浄水処理部を経た水または前記バイパス水路を経た水
    を選択的に前記加熱部に供給する第2の切換弁と、この
    加熱部により加熱された水を前記給湯口または前記浄水
    処理部の通常使用時での出水口側に供給する第3の切換
    弁とを備え、 給湯時には前記給水口から供給された水道水が前記浄水
    処理部により浄水処理され、この浄水処理された水が前
    記加熱部により加熱されて給湯口から給湯され、また逆
    洗時には前記給水口から供給された水道水が前記浄水処
    理部を経ることなく前記バイパス水路を経て加熱部に至
    り、ここで加熱された水道水が前記出水口側から前記浄
    水処理部に供給され、この浄水処理部の通常使用時の入
    水口側から出て、かつ排水口を経て排水されるようにし
    たことを特徴とする瞬間浄水湯沸器。
JP2338493A 1993-01-18 1993-01-18 瞬間浄水湯沸器 Expired - Lifetime JP2754129B2 (ja)

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JPH06210280A JPH06210280A (ja) 1994-08-02
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JP5577113B2 (ja) * 2010-02-26 2014-08-20 株式会社日立製作所 海水淡水化システム
JP5860022B2 (ja) * 2013-10-30 2016-02-16 株式会社岡常歯車製作所 濾過装置

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