JPH05212392A - 浴槽用循環浄化装置 - Google Patents
浴槽用循環浄化装置Info
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- JPH05212392A JPH05212392A JP4018681A JP1868192A JPH05212392A JP H05212392 A JPH05212392 A JP H05212392A JP 4018681 A JP4018681 A JP 4018681A JP 1868192 A JP1868192 A JP 1868192A JP H05212392 A JPH05212392 A JP H05212392A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微生物濾材の再生が良好で、生物濾過手段の
寿命の長い浴槽用循環浄化装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 電動弁７の開度を絞り、第１，第２の電動３
方弁１１，１２を切替えて、矢印Ｄの噴流管路と矢印Ｅ
のフィルタ濾過管路を形成し、第１のポンプ６の運転で
湯を循環させることによりフィルタ濾過手段９への湯の
流入を増加させるので、湯の汚れを急速に十分に浄化す
ることができる。また、電動弁７を全閉し、第３，第４
の電動３方弁２０，２１を切替えて、矢印Ｈの第２の洗
浄管路を形成し、第１，第２のポンプ６，１８を同時に
運転させることによりエジェクタ２５に流入する湯の水
圧、水量を増加させ、空気の混入量を多くして生物濾過
手段１６内の微生物濾材１５の再生を良好にすることが
できる。
寿命の長い浴槽用循環浄化装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 電動弁７の開度を絞り、第１，第２の電動３
方弁１１，１２を切替えて、矢印Ｄの噴流管路と矢印Ｅ
のフィルタ濾過管路を形成し、第１のポンプ６の運転で
湯を循環させることによりフィルタ濾過手段９への湯の
流入を増加させるので、湯の汚れを急速に十分に浄化す
ることができる。また、電動弁７を全閉し、第３，第４
の電動３方弁２０，２１を切替えて、矢印Ｈの第２の洗
浄管路を形成し、第１，第２のポンプ６，１８を同時に
運転させることによりエジェクタ２５に流入する湯の水
圧、水量を増加させ、空気の混入量を多くして生物濾過
手段１６内の微生物濾材１５の再生を良好にすることが
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の湯を循環させて
濾過と殺菌を行う浴槽用循環浄化装置に関する。
濾過と殺菌を行う浴槽用循環浄化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、バスライフの向上を図るために、
浴槽内の湯を濾過、殺菌して常に清潔に保つ衛生的な浴
槽用循環浄化装置が提案されている。
浴槽内の湯を濾過、殺菌して常に清潔に保つ衛生的な浴
槽用循環浄化装置が提案されている。
【０００３】以下、その構成について図３を参照しなが
ら説明する。図に示すように、浴槽１の側壁に設けられ
た吸込口２と噴出口３には、吸込側管４と噴出側管５を
介して浴槽１内の湯を循環させる第１のポンプ６とその
循環量を制御する電動弁７が直列に接続されている。そ
して、これらの部材で噴流管路が形成されている。
ら説明する。図に示すように、浴槽１の側壁に設けられ
た吸込口２と噴出口３には、吸込側管４と噴出側管５を
介して浴槽１内の湯を循環させる第１のポンプ６とその
循環量を制御する電動弁７が直列に接続されている。そ
して、これらの部材で噴流管路が形成されている。
【０００４】第１のポンプ６には、浴槽１内の湯を濾材
８でフィルタ濾過するフィルタ濾過手段９が濾過流入管
１０、第１の電動３方弁１１、第２の電動３方弁１２、
濾過流出管１３を介して並列に接続され、濾過流入管１
０と第２の電動３方弁１２との間には、フィルタ濾過手
段９の逆流洗浄時に湯が流れる第１の洗浄用分岐管１４
が接続されている。そして、これらの部材によりフィル
タ濾過管路が形成されている。
８でフィルタ濾過するフィルタ濾過手段９が濾過流入管
１０、第１の電動３方弁１１、第２の電動３方弁１２、
濾過流出管１３を介して並列に接続され、濾過流入管１
０と第２の電動３方弁１２との間には、フィルタ濾過手
段９の逆流洗浄時に湯が流れる第１の洗浄用分岐管１４
が接続されている。そして、これらの部材によりフィル
タ濾過管路が形成されている。
【０００５】電動弁７には、浴槽１内の湯を微生物濾材
１５で生物濾過する生物濾過手段１６と、さらに殺菌す
る殺菌灯等の殺菌手段１７が、浴槽内の湯を生物濾過手
段１６へ循環させる第２のポンプ１８が配設された生物
濾過流入管１９、第３の電動３方弁２０、第４の電動３
方弁２１、生物濾過流出管２２を介して並列に接続さ
れ、第１の電動３方弁１１と第３の電動３方弁２０との
間にはドレン管２３が接続されている。また、第３の電
動３方弁２０と第４の電動３方弁２１との間には、生物
濾過手段１６の逆流洗浄時に湯が流れる第２の洗浄用分
岐管２４が接続され、第２の洗浄用分岐管２４には逆流
洗浄時に生物濾過手段１６に空気を供給するエジェクタ
２５が配設されている。そして、これらの部材により生
物濾過管路が形成されている。
１５で生物濾過する生物濾過手段１６と、さらに殺菌す
る殺菌灯等の殺菌手段１７が、浴槽内の湯を生物濾過手
段１６へ循環させる第２のポンプ１８が配設された生物
濾過流入管１９、第３の電動３方弁２０、第４の電動３
方弁２１、生物濾過流出管２２を介して並列に接続さ
れ、第１の電動３方弁１１と第３の電動３方弁２０との
間にはドレン管２３が接続されている。また、第３の電
動３方弁２０と第４の電動３方弁２１との間には、生物
濾過手段１６の逆流洗浄時に湯が流れる第２の洗浄用分
岐管２４が接続され、第２の洗浄用分岐管２４には逆流
洗浄時に生物濾過手段１６に空気を供給するエジェクタ
２５が配設されている。そして、これらの部材により生
物濾過管路が形成されている。
【０００６】２６は生物濾過管路内に配設され、循環す
る湯を加熱するヒータ、２７は循環する湯の温度を検知
する温度検知器である。
る湯を加熱するヒータ、２７は循環する湯の温度を検知
する温度検知器である。
【０００７】２８は、第１のポンプ６と第２のポンプ１
８の運転と、電動弁７と第１，第２，第３，第４の電動
３方弁１１，１２，２０，２１の開閉とをそれぞれ経時
制御するとともに、ヒータ２６の通電を制御する制御部
で、操作部２９で操作されるものである。
８の運転と、電動弁７と第１，第２，第３，第４の電動
３方弁１１，１２，２０，２１の開閉とをそれぞれ経時
制御するとともに、ヒータ２６の通電を制御する制御部
で、操作部２９で操作されるものである。
【０００８】上記構成において、操作部２９のスイッチ
をオンすると、制御部２８からの信号により、電動弁７
が全開され、浴槽１の吸込口２から噴出口３に至る矢印
Ｄの流れで示す噴流管路が形成される。他方、第１の電
動３方弁１１および第２の電動３方弁１２はＡ側が、第
３の電動３方弁２０および第４の電動３方弁２１はＢ側
がそれぞれ開かれ、第１のポンプ６からフィルタ濾過手
段９を経て第１のポンプ６に至る矢印Ｅの流れで示すフ
ィルタ濾過管路が形成される。
をオンすると、制御部２８からの信号により、電動弁７
が全開され、浴槽１の吸込口２から噴出口３に至る矢印
Ｄの流れで示す噴流管路が形成される。他方、第１の電
動３方弁１１および第２の電動３方弁１２はＡ側が、第
３の電動３方弁２０および第４の電動３方弁２１はＢ側
がそれぞれ開かれ、第１のポンプ６からフィルタ濾過手
段９を経て第１のポンプ６に至る矢印Ｅの流れで示すフ
ィルタ濾過管路が形成される。
【０００９】この状態で、制御部２８からの信号により
第１のポンプ６が運転されると、第１のポンプ６の能
力、例えば１００ｌ／minの約７０％の湯が気泡ととも
に噴出口３から噴出されて約３０％の湯がフィルタ濾過
手段９に供給され、かつ、噴流管路Ｄに濾過した湯を混
流させる第１の循環濾過運転が所要の時間行われる。こ
れにより、湯中の汚れがフィルタ濾過手段９で湯垢やゴ
ミが濾過されて浄化される。
第１のポンプ６が運転されると、第１のポンプ６の能
力、例えば１００ｌ／minの約７０％の湯が気泡ととも
に噴出口３から噴出されて約３０％の湯がフィルタ濾過
手段９に供給され、かつ、噴流管路Ｄに濾過した湯を混
流させる第１の循環濾過運転が所要の時間行われる。こ
れにより、湯中の汚れがフィルタ濾過手段９で湯垢やゴ
ミが濾過されて浄化される。
【００１０】この第１の循環濾過運転が終了すると、制
御部２８からの信号により、電動弁７が全閉され、第１
の電動３方弁および第４の電動３方弁はＡ側が、第２の
電動３方弁１２および第３の電動３方弁２０はＢ側がそ
れぞれ開かれ、浴槽１の吸込口２から第１のポンプ６、
生物濾過手段１６、殺菌手段１７を経て浴槽１の噴出口
３に至る矢印Ｆの流れで示す生物濾過管路が形成され
る。
御部２８からの信号により、電動弁７が全閉され、第１
の電動３方弁および第４の電動３方弁はＡ側が、第２の
電動３方弁１２および第３の電動３方弁２０はＢ側がそ
れぞれ開かれ、浴槽１の吸込口２から第１のポンプ６、
生物濾過手段１６、殺菌手段１７を経て浴槽１の噴出口
３に至る矢印Ｆの流れで示す生物濾過管路が形成され
る。
【００１１】この状態で、制御部２８からの信号により
第２のポンプ１８が運転されると、第２のポンプ１８の
能力、たとえば１０ｌ／minの湯が生物濾過手段１６に
供給される第２の循環濾過運転が所要時間行われる。こ
れにより、湯中の湯垢や湯臭等は生物濾過手段１６の微
生物で分解され、さらに、殺菌手段１７で殺菌されて浄
化される。また、第２の循環濾過運転中に、湯はヒータ
２６と湯温検知器２７により適温に加熱されて噴出口３
から噴出される。
第２のポンプ１８が運転されると、第２のポンプ１８の
能力、たとえば１０ｌ／minの湯が生物濾過手段１６に
供給される第２の循環濾過運転が所要時間行われる。こ
れにより、湯中の湯垢や湯臭等は生物濾過手段１６の微
生物で分解され、さらに、殺菌手段１７で殺菌されて浄
化される。また、第２の循環濾過運転中に、湯はヒータ
２６と湯温検知器２７により適温に加熱されて噴出口３
から噴出される。
【００１２】このような第１および第２の循環濾過運転
により浴槽１中の湯は常に浄化され、かつ、常に適温に
保たれるので、湯を入れ替えることなく終日適時に入浴
することができるものである。
により浴槽１中の湯は常に浄化され、かつ、常に適温に
保たれるので、湯を入れ替えることなく終日適時に入浴
することができるものである。
【００１３】フィルタ濾過手段９の濾材８は湯の濾過に
ともなって汚れるが、この汚れは逆流洗浄によって再生
される。
ともなって汚れるが、この汚れは逆流洗浄によって再生
される。
【００１４】逆流洗浄は制御部２８にセッティングされ
たタイマーで所定の周期で行われ、制御部２８からの信
号により、電動弁７が全閉され、第１の電動３方弁１
１、第２の電動３方弁１２、第３の電動３方弁２０およ
び第４の電動３方弁２１はＢ側がそれぞれ開かれ、浴槽
１の吸込口２から第１のポンプ６、第１の濾過流入管１
０、洗浄用分岐管１４、フィルタ濾過手段９を経てドレ
ン管２３に至る矢印Ｇの流れで示す第１の洗浄管路が形
成される。
たタイマーで所定の周期で行われ、制御部２８からの信
号により、電動弁７が全閉され、第１の電動３方弁１
１、第２の電動３方弁１２、第３の電動３方弁２０およ
び第４の電動３方弁２１はＢ側がそれぞれ開かれ、浴槽
１の吸込口２から第１のポンプ６、第１の濾過流入管１
０、洗浄用分岐管１４、フィルタ濾過手段９を経てドレ
ン管２３に至る矢印Ｇの流れで示す第１の洗浄管路が形
成される。
【００１５】この状態で、制御部２８からの信号で第１
のポンプ６が所要の時間運転されると、フィルタ濾過手
段９内の濾材８は流動状態になり、湯垢やゴミは剥離さ
れて湯とともにドレン管２３から排出される。これによ
り、濾材８は再生される。
のポンプ６が所要の時間運転されると、フィルタ濾過手
段９内の濾材８は流動状態になり、湯垢やゴミは剥離さ
れて湯とともにドレン管２３から排出される。これによ
り、濾材８は再生される。
【００１６】同様に、生物濾過手段１６の微生物濾材１
５も逆流洗浄によって再生される。この逆流洗浄は制御
部２８にセッティングされたタイマーで所定の周期で行
われ、制御部２８からの信号により、電動弁７が全閉さ
れ、第３の電動３方弁２０はＡ側が、第４の電動３方弁
２１はＢ側が、第１の電動３方弁１１はＡ側が、第２の
電動３方弁１２はＢ側がそれぞれ開かれ、浴槽１の吸込
口２から第１のポンプ６、第２のポンプ１８、生物濾過
流入管１９、第２の洗浄用流入管２４、エジェクタ２
５、生物濾過手段１６を経てドレン管２３に至る矢印Ｈ
の流れで示す第２の洗浄管路が形成される。
５も逆流洗浄によって再生される。この逆流洗浄は制御
部２８にセッティングされたタイマーで所定の周期で行
われ、制御部２８からの信号により、電動弁７が全閉さ
れ、第３の電動３方弁２０はＡ側が、第４の電動３方弁
２１はＢ側が、第１の電動３方弁１１はＡ側が、第２の
電動３方弁１２はＢ側がそれぞれ開かれ、浴槽１の吸込
口２から第１のポンプ６、第２のポンプ１８、生物濾過
流入管１９、第２の洗浄用流入管２４、エジェクタ２
５、生物濾過手段１６を経てドレン管２３に至る矢印Ｈ
の流れで示す第２の洗浄管路が形成される。
【００１７】この状態で、制御部２８からの信号で第２
のポンプ１８が所要の時間運転されると、生物濾過手段
１６内の微生物濾材１５にはエジェクタ２５から供給さ
れる空気が混入された湯が入り、微生物濾材１５をバブ
リング洗浄し、湯垢やゴミは剥離されて湯とともにドレ
ン管２３から排出される。これにより、微生物濾材１５
は再生される。
のポンプ１８が所要の時間運転されると、生物濾過手段
１６内の微生物濾材１５にはエジェクタ２５から供給さ
れる空気が混入された湯が入り、微生物濾材１５をバブ
リング洗浄し、湯垢やゴミは剥離されて湯とともにドレ
ン管２３から排出される。これにより、微生物濾材１５
は再生される。
【００１８】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の浴槽
用循環浄化装置では、入浴中に噴流管路による噴流とフ
ィルタ濾過管路によるフィルタ濾過とが同時に行われる
ため、入浴時間が短く、しかも汚れの度合が強い場合に
は、汚れた湯の浄化時間も短くなり、フィルタ濾過が十
分に行なわれないまま生物濾過に移行するので微生物濾
材１５の汚れが著しくなり、微生物濾材１５の再生を頻
繁に行なわねばならず手間と費用を要し、また、微生物
濾材１５の汚れが著しい場合にはバブリング洗浄の空気
量の不足による再生不十分という事態を生じ、ひいては
生物濾過手段１６の寿命が短くなるという問題があっ
た。
用循環浄化装置では、入浴中に噴流管路による噴流とフ
ィルタ濾過管路によるフィルタ濾過とが同時に行われる
ため、入浴時間が短く、しかも汚れの度合が強い場合に
は、汚れた湯の浄化時間も短くなり、フィルタ濾過が十
分に行なわれないまま生物濾過に移行するので微生物濾
材１５の汚れが著しくなり、微生物濾材１５の再生を頻
繁に行なわねばならず手間と費用を要し、また、微生物
濾材１５の汚れが著しい場合にはバブリング洗浄の空気
量の不足による再生不十分という事態を生じ、ひいては
生物濾過手段１６の寿命が短くなるという問題があっ
た。
【００１９】本発明は上記問題を解決するもので、微生
物濾材の再生を良好なものにすることができるととも
に、生物濾過手段の寿命を長くすることができる浴槽用
循環浄化装置を提供することを目的としている。
物濾材の再生を良好なものにすることができるととも
に、生物濾過手段の寿命を長くすることができる浴槽用
循環浄化装置を提供することを目的としている。
【００２０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第１の手段は、浴槽内の湯を循環噴流させ
る第１のポンプと前記浴槽内の湯の循環量を制御する電
動弁とを有する噴流管路と、前記第１のポンプに並列に
接続されて前記浴槽内の湯をフィルタ濾過するフィルタ
濾過手段を有するフィルタ濾過管路と、前記電動弁に並
列に接続されて前記浴槽内の湯を生物濾過する生物濾過
手段および殺菌する殺菌手段と前記生物濾過手段および
前記殺菌手段に前記浴槽内の湯を循環させる第２ポンプ
とを有する生物濾過管路と、前記電動弁と前記第１のポ
ンプと前記第２のポンプおよび前記フィルタ濾過管路と
前記生物濾過管路のそれぞれに接続された電動３方弁を
それぞれ経時制御する制御部とを備え、前記制御部から
の信号により、前記電動弁を全開にして前記第１のポン
プにより前記噴流回路と前記フィルタ濾過管路に前記浴
槽内の湯を循環させる第１の循環濾過運転をさせ、次い
で、前記電動弁の開度を絞って前記第１のポンプにより
前記フィルタ濾過管路に前記浴槽内の湯を循環させる第
２の循環濾過運転をさせ、さらに、前記電動弁を全閉に
して前記第２のポンプにより前記生物濾過管路に前記浴
槽内の湯を循環させる第３の循環濾過運転をさせるよう
にしたものである。
するために、第１の手段は、浴槽内の湯を循環噴流させ
る第１のポンプと前記浴槽内の湯の循環量を制御する電
動弁とを有する噴流管路と、前記第１のポンプに並列に
接続されて前記浴槽内の湯をフィルタ濾過するフィルタ
濾過手段を有するフィルタ濾過管路と、前記電動弁に並
列に接続されて前記浴槽内の湯を生物濾過する生物濾過
手段および殺菌する殺菌手段と前記生物濾過手段および
前記殺菌手段に前記浴槽内の湯を循環させる第２ポンプ
とを有する生物濾過管路と、前記電動弁と前記第１のポ
ンプと前記第２のポンプおよび前記フィルタ濾過管路と
前記生物濾過管路のそれぞれに接続された電動３方弁を
それぞれ経時制御する制御部とを備え、前記制御部から
の信号により、前記電動弁を全開にして前記第１のポン
プにより前記噴流回路と前記フィルタ濾過管路に前記浴
槽内の湯を循環させる第１の循環濾過運転をさせ、次い
で、前記電動弁の開度を絞って前記第１のポンプにより
前記フィルタ濾過管路に前記浴槽内の湯を循環させる第
２の循環濾過運転をさせ、さらに、前記電動弁を全閉に
して前記第２のポンプにより前記生物濾過管路に前記浴
槽内の湯を循環させる第３の循環濾過運転をさせるよう
にしたものである。
【００２１】第２の手段は、フィルタ濾過手段の入口側
に接続された第１の電動３方弁と出口側に接続された第
２の電動３方弁との間に接続された第１の洗浄用分岐管
とを有する第１の洗浄管路と、生物濾過手段の入口側に
接続された第３の電動３方弁と出口側に接続された第４
の電動３方弁との間に接続されエジェクタが配設された
第２の洗浄用分岐管とを有する第２の洗浄管路と、前記
第１の電動３方弁と前記第３の電動３方弁との間に接続
されたドレン管とを備え、制御部からの信号により前記
第１および第２の電動３方弁を切替えて前記第１の洗浄
管路により前記フィルタ濾過手段を逆流洗浄し、前記第
３および第４の電動３方弁を切替えて前記第２の洗浄管
路により前記生物濾過手段を逆流洗浄するようにし、前
記第２の洗浄管路による前記生物濾過手段の洗浄を第１
のポンプと第２のポンプの給湯により行うようにしたも
のである。
に接続された第１の電動３方弁と出口側に接続された第
２の電動３方弁との間に接続された第１の洗浄用分岐管
とを有する第１の洗浄管路と、生物濾過手段の入口側に
接続された第３の電動３方弁と出口側に接続された第４
の電動３方弁との間に接続されエジェクタが配設された
第２の洗浄用分岐管とを有する第２の洗浄管路と、前記
第１の電動３方弁と前記第３の電動３方弁との間に接続
されたドレン管とを備え、制御部からの信号により前記
第１および第２の電動３方弁を切替えて前記第１の洗浄
管路により前記フィルタ濾過手段を逆流洗浄し、前記第
３および第４の電動３方弁を切替えて前記第２の洗浄管
路により前記生物濾過手段を逆流洗浄するようにし、前
記第２の洗浄管路による前記生物濾過手段の洗浄を第１
のポンプと第２のポンプの給湯により行うようにしたも
のである。
【００２２】
【作用】本発明は上記したように、第２の循環濾過運転
時に電動弁の開度を絞って第１のポンプによりフィルタ
濾過管路に浴槽内の湯を循環させるようにしたことによ
り、浴槽の噴出口へ噴出される湯の量は大幅に減少し、
フィルタ濾過手段に流入する湯の量が増加するので、汚
れた湯のフィルタ濾過を十分に行うことができ、生物濾
過時の微生物濾材の汚れを軽減することができる。
時に電動弁の開度を絞って第１のポンプによりフィルタ
濾過管路に浴槽内の湯を循環させるようにしたことによ
り、浴槽の噴出口へ噴出される湯の量は大幅に減少し、
フィルタ濾過手段に流入する湯の量が増加するので、汚
れた湯のフィルタ濾過を十分に行うことができ、生物濾
過時の微生物濾材の汚れを軽減することができる。
【００２３】また、生物濾過手段の逆流洗浄時に第１の
ポンプと第２のポンプとにより第２の洗浄管路に浴槽内
の湯を循環させるようにしたことにより、エジェクタに
流入する湯の水圧が高く、水量が多くなり、混入される
空気の量が増加するのでバブリング洗浄効果を高いもの
にすることができ、微生物濾材の再生を良好なものにす
ることができる。
ポンプと第２のポンプとにより第２の洗浄管路に浴槽内
の湯を循環させるようにしたことにより、エジェクタに
流入する湯の水圧が高く、水量が多くなり、混入される
空気の量が増加するのでバブリング洗浄効果を高いもの
にすることができ、微生物濾材の再生を良好なものにす
ることができる。
【００２４】
【実施例】以下、本発明の実施例について図１および図
２を参照しながら説明する。
２を参照しながら説明する。
【００２５】なお、従来例に示したものと同一部品には
同じ符号を付して説明を省略する。電動弁７には浴槽１
内の湯の循環量を制御する弁７ａが内装されている。こ
の弁７ａは制御部２８からの信号により開度が制御さ
れ、矢印Ｄの流れで示す噴流管路により浴槽１内の湯を
循環させる第１の循環濾過運転時には吐出管５を全開
し、矢印Ｅの流れで示すフィルタ濾過管路により浴槽１
内の湯を循環させる第２の循環濾過運転時には噴出管５
側を約１／４の開度にし、矢印Ｆの流れで示す生物濾過
管路により浴槽１内の湯を循環させる第３の循環濾過運
転時には吐出管５を全閉するようになっている。
同じ符号を付して説明を省略する。電動弁７には浴槽１
内の湯の循環量を制御する弁７ａが内装されている。こ
の弁７ａは制御部２８からの信号により開度が制御さ
れ、矢印Ｄの流れで示す噴流管路により浴槽１内の湯を
循環させる第１の循環濾過運転時には吐出管５を全開
し、矢印Ｅの流れで示すフィルタ濾過管路により浴槽１
内の湯を循環させる第２の循環濾過運転時には噴出管５
側を約１／４の開度にし、矢印Ｆの流れで示す生物濾過
管路により浴槽１内の湯を循環させる第３の循環濾過運
転時には吐出管５を全閉するようになっている。
【００２６】上記構成において、操作部２９のスイッチ
をオンすると、制御部２８からの信号により、電動弁７
が全開され、矢印Ｄの流れで示す噴流管路と矢印Ｅの流
れで示すフィルタ濾過管路が形成され、ポンプ６の能力
の約７０％の湯が気泡とともに噴出口３から噴出されて
約３０％の湯がフィルタ濾過手段９に供給される第１の
循環濾過運転が行われる。
をオンすると、制御部２８からの信号により、電動弁７
が全開され、矢印Ｄの流れで示す噴流管路と矢印Ｅの流
れで示すフィルタ濾過管路が形成され、ポンプ６の能力
の約７０％の湯が気泡とともに噴出口３から噴出されて
約３０％の湯がフィルタ濾過手段９に供給される第１の
循環濾過運転が行われる。
【００２７】この第１の循環濾過運転は従来例に示した
運転と同様であるので動作の詳細な説明は省略する。
運転と同様であるので動作の詳細な説明は省略する。
【００２８】第１の循環濾過運転が終了すると、制御部
２８からの信号により電動弁７は吐出管５側を約１／４
開くように回動されて所要の時間第２の循環濾過運転が
行われる。
２８からの信号により電動弁７は吐出管５側を約１／４
開くように回動されて所要の時間第２の循環濾過運転が
行われる。
【００２９】なお、第２の循環濾過運転時に、第１，第
２の電動３方弁１１，１２はＡ側に、第３，第４の電動
３方弁２０，２１はＢ側に開かれていることは従来例に
示したものと同様である。
２の電動３方弁１１，１２はＡ側に、第３，第４の電動
３方弁２０，２１はＢ側に開かれていることは従来例に
示したものと同様である。
【００３０】この第２の循環濾過運転では、電動弁７は
吐出管５側を約１／４開いているだけであるので浴槽１
の噴出口３からの湯の噴出は制御され、フィルタ濾過手
段９に大量の汚れた湯が供給されて湯垢やゴミの濾過が
急速に行われる。
吐出管５側を約１／４開いているだけであるので浴槽１
の噴出口３からの湯の噴出は制御され、フィルタ濾過手
段９に大量の汚れた湯が供給されて湯垢やゴミの濾過が
急速に行われる。
【００３１】第２の循環濾過運転が終了すると、制御部
２８からの信号により電動弁７は全閉され、矢印Ｆの流
れで示す生物濾過管路が形成され、第２のポンプ１８の
能力の湯が生物濾過手段１６に供給される第３の循環濾
過運転が行われる。
２８からの信号により電動弁７は全閉され、矢印Ｆの流
れで示す生物濾過管路が形成され、第２のポンプ１８の
能力の湯が生物濾過手段１６に供給される第３の循環濾
過運転が行われる。
【００３２】この第３の循環濾過運転は従来例に示した
運転と同様であるので動作の詳細な説明は省略する。
運転と同様であるので動作の詳細な説明は省略する。
【００３３】このような第１，第２および第３の循環濾
過運転により浴槽中の湯は常に浄化され、特に、第２の
循環濾過運転により、湯の汚れの度合が強い場合にフィ
ルタ濾過が十分に行われないまま生物濾過に移行して微
生物濾材１５の汚れが著しくなるという不具合をなくす
ることができる。
過運転により浴槽中の湯は常に浄化され、特に、第２の
循環濾過運転により、湯の汚れの度合が強い場合にフィ
ルタ濾過が十分に行われないまま生物濾過に移行して微
生物濾材１５の汚れが著しくなるという不具合をなくす
ることができる。
【００３４】次に、フィルタ濾過手段９と生物濾過手段
１６の逆流洗浄についてであるが、フィルタ濾過手段９
を洗浄する矢印Ｇの流れで示す第１の洗浄管路の形成お
よびその動作と、生物濾過手段１６を洗浄する矢印Ｈの
流れで示す第２の洗浄管路の形成は従来例に示したもの
と同様であるので説明を省略し、第２の洗浄管路による
生物濾過手段１６の動作について説明する。
１６の逆流洗浄についてであるが、フィルタ濾過手段９
を洗浄する矢印Ｇの流れで示す第１の洗浄管路の形成お
よびその動作と、生物濾過手段１６を洗浄する矢印Ｈの
流れで示す第２の洗浄管路の形成は従来例に示したもの
と同様であるので説明を省略し、第２の洗浄管路による
生物濾過手段１６の動作について説明する。
【００３５】制御部２８からの信号により矢印Ｈの流れ
で示す第２の洗浄管路が形成されると、第１のポンプ６
と第２のポンプ１８が運転され、浴槽１から生物濾過手
段１６に湯が供給される。この第１のポンプ６と第２の
ポンプ１８の運転により、エジェクタ２５に流入する湯
は図２に示すように水圧、流量ともに増加するので、湯
に混入される空気量も増加し、微生物濾材１５のバブリ
ング洗浄効果を高くして再生を良好なものにすることが
できる。
で示す第２の洗浄管路が形成されると、第１のポンプ６
と第２のポンプ１８が運転され、浴槽１から生物濾過手
段１６に湯が供給される。この第１のポンプ６と第２の
ポンプ１８の運転により、エジェクタ２５に流入する湯
は図２に示すように水圧、流量ともに増加するので、湯
に混入される空気量も増加し、微生物濾材１５のバブリ
ング洗浄効果を高くして再生を良好なものにすることが
できる。
【００３６】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、第２の循環濾過運転時に電動弁の
開度を絞って第１のポンプによりフィルタ濾過管路に浴
槽内の湯を循環させるようにしたことにより、浴槽の噴
出口へ噴出される湯の量は大幅に減少し、フィルタ濾過
手段に流入する湯の量が増加するので、汚れた湯のフィ
ルタ濾過を急速に十分に行うことができ、生物濾過時の
微生物濾材の汚れを軽減することができる。
に、本発明によれば、第２の循環濾過運転時に電動弁の
開度を絞って第１のポンプによりフィルタ濾過管路に浴
槽内の湯を循環させるようにしたことにより、浴槽の噴
出口へ噴出される湯の量は大幅に減少し、フィルタ濾過
手段に流入する湯の量が増加するので、汚れた湯のフィ
ルタ濾過を急速に十分に行うことができ、生物濾過時の
微生物濾材の汚れを軽減することができる。
【００３７】また、生物濾過手段の逆流洗浄時に第１の
ポンプと第２のポンプとにより第２の洗浄管路に浴槽内
の湯を循環させるようにしたことにより、エジェクタに
流入する湯の水圧が高く、水量が多くなり、混入される
空気の量が増加するのでバブリング洗浄効果を高いもの
とすることができ、微生物濾材の再生を良好なものにす
ることができる。
ポンプと第２のポンプとにより第２の洗浄管路に浴槽内
の湯を循環させるようにしたことにより、エジェクタに
流入する湯の水圧が高く、水量が多くなり、混入される
空気の量が増加するのでバブリング洗浄効果を高いもの
とすることができ、微生物濾材の再生を良好なものにす
ることができる。
【００３８】このように本発明によれば、微生物濾材の
再生を良好なものにすることができるとともに、生物濾
過手段の寿命を長くすることができる浴槽用循環浄化装
置を提供することができる。
再生を良好なものにすることができるとともに、生物濾
過手段の寿命を長くすることができる浴槽用循環浄化装
置を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例の浴槽用循環浄化装置の配管
図
図
【図２】同第１のポンプと第２のポンプの同時運転時の
ポンプ特性図
ポンプ特性図
【図３】従来例の浴槽用循環浄化装置の配管図
１ 浴槽 ６ 第１のポンプ ７ 電動弁 ９ フィルタ濾過手段 １１ 第１の電動３方弁 １２ 第２の電動３方弁 １４ 第１の洗浄用分岐管 １６ 生物濾過手段 １８ 第２のポンプ ２０ 第３の電動３方弁 ２１ 第４の電動３方弁 ２３ ドレン管 ２４ 第２の洗浄用分岐管 ２５ エジェクタ ２８ 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ２４Ｈ 9/00 Ｗ 9033−3Ｌ Ｒ 9033−3Ｌ (72)発明者 下川 誠二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】浴槽内の湯を循環噴流させる第１のポンプ
と前記浴槽内の湯の循環量を制御する電動弁とを有する
噴流管路と、前記第１のポンプに並列に接続されて前記
浴槽内の湯をフィルタ濾過するフィルタ濾過手段を有す
るフィルタ濾過管路と、前記電動弁に並列に接続されて
前記浴槽内の湯を生物濾過する生物濾過手段および殺菌
する殺菌手段と前記生物濾過手段および前記殺菌手段に
前記浴槽内の湯を循環させる第２ポンプとを有する生物
濾過管路と、前記電動弁と前記第１のポンプと前記第２
のポンプおよび前記フィルタ濾過管路と前記生物濾過管
路のそれぞれに接続された電動３方弁をそれぞれ経時制
御する制御部とを備え、前記制御部からの信号により、
前記電動弁を全開にして前記第１のポンプにより前記噴
流回路と前記フィルタ濾過管路に前記浴槽内の湯を循環
させる第１の循環濾過運転をさせ、次いで、前記電動弁
の開度を絞って前記第１のポンプにより前記フィルタ濾
過管路に前記浴槽内の湯を循環させる第２の循環濾過運
転をさせ、さらに、前記電動弁を全閉にして前記第２の
ポンプにより前記生物濾過管路に前記浴槽内の湯を循環
させる第３の循環濾過運転をさせるようにしてなる浴槽
用循環浄化装置。 - 【請求項２】フィルタ濾過手段の入口側に接続された第
１の電動３方弁と出口側に接続された第２の電動３方弁
との間に接続された第１の洗浄用分岐管とを有する第１
の洗浄管路と、生物濾過手段の入口側に接続された第３
の電動３方弁と出口側に接続された第４の電動３方弁と
の間に接続されエジェクタが配設された第２の洗浄用分
岐管とを有する第２の洗浄管路と、前記第１の電動３方
弁と前記第３の電動３方弁との間に接続されたドレン管
とを備え、制御部からの信号により前記第１および第２
の電動３方弁を切替えて前記第１の洗浄管路により前記
フィルタ濾過手段を逆流洗浄し、前記第３および第４の
電動３方弁を切替えて前記第２の洗浄管路により前記生
物濾過手段を逆流洗浄するようにし、前記第２の洗浄管
路による前記生物濾過手段の洗浄を第１のポンプと第２
のポンプの給湯により行うようにした請求項１記載の浴
槽用循環浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4018681A JPH05212392A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 浴槽用循環浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4018681A JPH05212392A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 浴槽用循環浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05212392A true JPH05212392A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11978354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4018681A Pending JPH05212392A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 浴槽用循環浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05212392A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030255B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2011-04-22 | 동원엔지니어링(주) | 이엠을 이용한 수질정화장치의 필터 및 여재 재생장치 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4018681A patent/JPH05212392A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101030255B1 (ko) * | 2010-08-31 | 2011-04-22 | 동원엔지니어링(주) | 이엠을 이용한 수질정화장치의 필터 및 여재 재생장치 |
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