JPH10197440A - 粒子分析装置 - Google Patents

粒子分析装置

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JPH10197440A
JPH10197440A JP9004794A JP479497A JPH10197440A JP H10197440 A JPH10197440 A JP H10197440A JP 9004794 A JP9004794 A JP 9004794A JP 479497 A JP479497 A JP 479497A JP H10197440 A JPH10197440 A JP H10197440A
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英雄 榎
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Isao Yamazaki
功夫 山崎
Katsuo Tsukada
勝男 塚田
Katsuhito Harada
勝仁 原田
Tadafumi Kuroishi
忠文 黒石
Mikio Yoda
幹雄 依田
Naoki Hara
直樹 原
Ichirou Enbutsu
伊智朗 圓佛
Akira Miyashiro
明 宮代
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプル液によるシース液の汚染を防止し、
シース液の消費を低減する。 【解決手段】 透明な細管部31の両端から内側に寄っ
た位置で互いに対向して開口する導管11,12を細管
部31の中心軸線上に配置し、導管12にポンプ51の
吸込側を接続する。また、細管部31の導管12側端部
に流路44を介してポンプ52の吸込側を接続し、ポン
プ52の吐出側を流路40を介して細管部31の導管1
1側端部に接続する。細管部31に、粒子を計測する第
1の検出器6を配置し、流路40、細管部31、流路4
4、ポンプ52からなる閉ループに、細管部31の導管
11側から導管12側に流れるシース液の循環流を形成
し、同時に、導管11からサンプル液を流入させ、導管
12に接続したポンプ51で吸引する。細管部31にお
けるシース液の循環流と導管11から導管12に流れる
サンプル液の流れが層流となるように、ポンプ51、5
2の流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体が連続して流
れる流路内で流体内に含有された粒子を順次検出分析す
る粒子分析装置に係り、特に粒子による流路の閉塞や粒
子の滞留の防止に配慮した装置に関する。また、シース
液を再利用できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】海洋学や陸水学の分野では海水や淡水に
含まれるプランクトンの数密度や種類を顕微鏡下で目視
分析することが一般に行われて来たが、広範囲のプラン
クトン試料に対する形態学的特徴、状態、成長状況など
を検討するには膨大な時間が必要であり、観察者の主観
が入ることを避けられなかった。これらの問題に対応す
るため、医学や細胞学の分野で発達して来たフローサイ
トメトリー技術が適用されてきている。
【0003】フローサイトメトリーは分析対象となるの
細胞などの微粒子を含むサンプル液を導管を通してフロ
ーセル内に流す。このとき導管を包むフローセルにも流
体(シース液と呼ぶ)を流し、サンプル液がシース液で
外側を包み込まれた状態で流れるようにする。これにフ
ローセルの下流側に設置したレーザからの光をスポット
状に照射する。サンプル液に含まれる粒子はその種類に
より光の散乱、吸収の程度が異なる。また、粒子に含ま
れる色素などが照射光により励起され蛍光を発生する場
合がある。これらの光をセンサにより光電変換しそれら
の信号の強度分布によりサンプル液に含まれる粒子の大
きさや種類を推定する。
【0004】通常、サンプル液をフローセル内に注入す
るためには注射器状のシリンジポンプを使用する。シリ
ンジ内に吸入されたサンプル液はバルブを切り替えるこ
とにより導管側に吐出されるが、サンプル液に含まれる
プランクトンが大きい場合や凝集している場合、バルブ
やシリンジ内にプランクトンが停滞し流路閉塞を生じた
り、計測精度の低下を招く恐れがあった。動物プランク
トンなどの大形のプランクトンを分類するため直接テレ
ビカメラで粒子を撮像する装置では、これに対処するた
めサンプル液を保持する容器の下端に細孔を設け、サン
プル液を保持する容器を直接フローセルに取り付けるこ
とによりサンプル導入の流路を極力短くしている。
【0005】しかしながら、サンプル液を保持する容器
からのサンプル液流出量は、サンプル液を保持する容器
の水位とフローセル内に接続した管から供給されるシー
ス液溜の水位差から生じる圧力差と両者を接続する流路
の抵抗により決まるが、サンプル液を保持する容器の水
位はサンプル液の流出に従って低下するため、サンプル
液の流量が計測開始時から徐々に変化する。また、サン
プル液を保持する容器の水面とシース液溜の水面はいず
れも拘束されていないため、外部の振動により容易に水
面が上下し圧力差が変化することによりサンプル流量が
脈動する恐れがある。この影響は流路が太く流路抵抗が
小さいほど大きくなるのでサンプル液に含まれるプラン
クトンのサイズが大きくなるほど振幅が大きくなる。こ
れによりフローセル内のサンプル流が不安定になった
り、サンプル流の断面積が変化したりしてサンプル流内
のプランクトンの位置が不確定になり、テレビカメラで
捉えられる粒子像がぼけるなどの影響が生じる恐れがあ
る。従って、計測中にサンプル液を保持する容器に新た
にサンプル液を追加することは困難と考えられる。
【0006】また、フローセルから出たサンプル液とシ
ース液は出口で混合し、メッシュ状のフィルタで濾した
後ポンプでシース液溜に汲み上げ、シース液として再利
用することが多いため、サンプル液によるフローセルの
汚染の恐れがある。
【0007】これらに関連する文献としては、Cytomet
ry 10:522−528(1989)、 Cytometry 17:109−11
8(1994)などがある。
【0008】また、特開平8−75632号公報開示の
装置では、サンプル液をフィルタリングして粒子成分を
除去しシース液として利用しているが、シース液は使い
捨てのためフィルタの消耗が早くなる恐れがある。ま
た、サンプル液に含まれる溶液成分によるフローセルの
汚染の恐れがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ス液の消費量を低減させるとともに、シース液がサンプ
ル液により汚染されることを防止するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、シース液に囲
まれシース液とともに層流状態で流れるサンプル液の粒
子をフローセル外部に配置された検出器で計測したの
ち、フローセル中に配置されたサンプル液取出し導管に
より層流状態で流れるシース液の中のサンプル液部分を
シース液と分離して取り出し、のこりのシース液をシー
ス液流出路に導いて再循環させ、再利用するようにした
ものである。また、サンプル液がシース液に混入するこ
とがないように、層流状態で流れるサンプル液の周囲の
シース液の一部も併せて前記サンプル液取出し導管によ
りシース液と分けて取り出すようにしたものである。
【0011】上記課題を解決するための本発明の第1の
手段は、透明な管路を含んでなるフローセルと、前記透
明な管路の一方の端部に一端を接続されたシース液流入
路と、一端を前記フローセルの前記一方の端部内に開口
させ他端を前記フローセル外に位置させたサンプル液供
給導管と、前記フローセルの前記透明な管路の部分に配
置され該管路内を流れるサンプル液に含まれる粒子を計
測する第1の検出器と、を含んでなる粒子分析装置にお
いて、前記透明な管路の他方の端部に一端を接続され、
他端をシース液駆動手段を介して前記シース液流入路の
他端に接続されたシース液流出路と、一端を前記透明な
管路の他方の端部内で前記サンプル液供給導管の開口に
対向して開口させ、他端を前記フローセル外に位置させ
たサンプル液取出し導管と、前記サンプル液供給導管ま
たはサンプル液取出し導管に接続されてサンプル液を駆
動するサンプル液駆動手段と、を含んでなることを特徴
とする。
【0012】上記課題を解決するための本発明の第2の
手段は、上記第1の手段において、前記フローセルの他
方の端部または前記シース液流出路を流体駆動手段を介
してシース液貯溜手段に接続するシース液補充流路を設
けたことを特徴とする 上記課題を解決するための本発明の第3の手段は、上記
第1の手段において、前記フローセルの一方の端部また
は前記シース液流入路を流体駆動手段を介してシース液
貯溜手段に接続するシース液補充流路を設けたことを特
徴とする 上記課題を解決するための本発明の第4の手段は、上記
第1〜3のいずれかの手段において、シース液駆動手段
及びサンプル液駆動手段を含む流体駆動手段を流量制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】上記課題を解決するための本発明の第5の
手段は、上記第1〜4のいずれかの手段において、前記
サンプル液供給導管に接続してサンプル液を貯溜する容
器を設けたことを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するための本発明の第6の
手段は、上記第5の手段において、サンプル液の発生源
から前記容器にサンプル液を供給する手段を設けたこと
を特徴とする。
【0015】上記課題を解決するための本発明の第7の
手段は、上記第1〜6のいずれかの手段において、前記
サンプル液供給導管に接続されてサンプル液を駆動する
サンプル液駆動手段のサンプル液入り口はサンプル液取
出し導管に、またサンプル液取出し導管に接続されてサ
ンプル液を駆動するサンプル液駆動手段のサンプル液出
口はサンプル液供給導管に、それぞれ接続されているこ
とを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するための本発明の第8の
手段は、上記第1〜7のいずれかの手段において、前記
第1の検出器の上流側に前記透明な管路を流れる流体中
の粒子を検出する前検出器を設け、前検出器の出力に応
じてサンプル液駆動手段及びシース液駆動手段を含む各
流体駆動手段を制御するように構成されている制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0017】上記課題を解決するための本発明の第9の
手段は、上記第1〜8のいずれかの手段において、前記
透明な管路はほぼ直線をなす管路であり、前記サンプル
液供給導管の開口中心と前記サンプル液取出し導管の開
口中心を結ぶ線は前記透明な管路の軸線と平行であるこ
とを特徴とする。
【0018】上記課題を解決するための本発明の第10
の手段は、上記第9の手段において、フローセル内部の
サンプル液供給導管及びサンプル液取出し導管の軸線は
いずれも直線をなしており、両者の軸線は同一直線上に
あることを特徴とする。
【0019】上記課題を解決するための本発明の第11
の手段は、上記第10の手段において、透明な管路は円
筒形をなしており、前記同一直線は透明な管路の中心軸
線にほぼ一致していることを特徴とする。
【0020】上記課題を解決するための本発明の第12
の手段は、上記第1〜11のいずれかの手段において、
サンプル液に含まれる粒子や溶存成分を除去する浄化手
段を設け、該浄化手段により浄化されたサンプル液をシ
ース液として使用することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施例である粒子分析装
置を図1に示す。まず、装置構成について説明する。図
示の粒子分析装置は、透明部材からなる細管部31を備
えたフローセル3と、フローセル3の両端に細管部31
を隔てかつ軸線を一致させて対向配置され一端をフロー
セル内で開口させ他端をフローセル外に位置させたサン
プル液供給導管(以下、導管11という),サンプル液
取出し導管(以下、導管12という)と、導管11の他
端に接続され弁77を介装した流路41と、導管12の
他端に接続されサンプル液駆動手段(以下、ポンプ51
という)を介装した流路42と、フローセル3の上端部
(導管11が配置された側の端部)に接続され弁70を
介装した泡抜き用の流路47と、シース液23を貯える
容器15と、フローセル3の下端部(導管12が配置さ
れた側の端部)をポンプ53、三方弁76を介して前記
容器15底部に接続する流路48と、吸込側をフィルタ
400を介装したシース液流出路(以下、流路44とい
う)を介してフローセル3の下端部に接続し、吐出側を
シース液流入路(以下、流路40という)を介してフロ
ーセル3の上端部に接続したシース液駆動手段(以下、
ポンプ52という)と、フローセル3の細管部31に配
置され細管部31の内部を通過する流体や粒子の情報を
取得する第1の検出器6と、流路47に設けた気液判別
センサ62と、流路40に設けられサンプル液21の混
入割合を検知する第2の検出器61と、前記三方弁76
の他の出口に接続された流路43と、流路43に設けら
れた気液判別センサ63と、装置の各要素をコントロー
ルする制御部9と、を含んで構成されている。
【0022】フローセル3の細管部31は中心軸が直線
の円筒形で、導管11,12の軸線は、細管部31の中
心線に一致している。流路41は導管11の他端をサン
プル液21の存在する図示しない容器または配管に接続
している。一方、流路42は導管12の他端をポンプ5
1を介して図示しない容器または配管に接続している。
流路40とフローセル3は、シース液23が循環する閉
ループを形成している。ポンプ51,52がサンプル
液,シース液をそれぞれ駆動する流体駆動源である。ポ
ンプ53は吐出側をフローセル3側にして配置されてい
る。制御部9は、あらかじめ設定されたプログラムまた
は操作者からの入力により、各要素(第1の検出器6,
第2の検出器61、気液判別センサ62,63、ポンプ
51,52,53、弁70,77、三方弁76)からの
状態信号を受けたり、各要素(ポンプ51,52,5
3、弁70,77、三方弁76)へ動作指令信号を発し
たりする(信号線は図示してない)。ポンプ51,5
2,53はいずれも制御部9により流量制御可能として
ある。
【0023】次に、上記構成の装置の動作について説明
する。初期状態では流路40およびフローセル3内は空
の状態とする。これにシース液23を容器15からポン
プ53によりフローセル3内に送り込む。このとき、弁
70を開放し流路47を通してフローセル3から空気が
抜ける状態とする。また、弁77を閉じシース液23が
流路41に逆流しないようにする。また、これと同時に
ポンプ52を起動し流路40内にシース液23を吸い込
む。これによりフローセル3と流路40からなる閉ルー
プから流路47を通って空気が追い出される。空気抜き
が終了したかどうかは例えば、流路47に設けた気液判
別センサ62により検出し、空気抜きが終了したらポン
プ52、ポンプ53を停止する。また、弁70を閉じ、
弁77を開く(この操作を初期設定という)。
【0024】測定時にはポンプ52を駆動し、閉ループ
のシース液23を図上、時計回りに循環させる。この方
向は、導管11を通るサンプル液の流れ方向と、フロー
セル3の細管部31を流れるシース液の流れ方向が一致
する方向である。このときシース液23の流量はフロー
セル3内の流れが層流に保たれるような流量とする。次
に、ポンプ51を駆動しサンプル液21をフローセル3
内に吸引する。このときのサンプル液吸引量もフローセ
ル3内の流れが層流に保たれる流量とする。なお、層流
の条件はレイノルズ数で規定できるのでレイノルズ数が
小さな範囲に流量を設定することが望ましい(Re<230
0以下)。フローセル3内に入ったサンプル液21はシ
ース液23により包み込まれてフローセル3の中心軸付
近を流れて細管部31を通過し第1の検出器6により計
測される。
【0025】フローセル3内に吸入されたサンプル液2
1に相当する体積分の流体は導管12から吸引され閉ル
ープから除かれる。言い換えると、ポンプ51で吸引さ
れる体積と等しい体積のサンプル液21が導管11を経
てフローセル3に導入される。フローセル3に導入され
たサンプル液21は、前述のように、シース液23によ
り包み込まれてフローセル3の中心軸付近を流れて細管
部31を通過し、フローセル3の中心軸線上に開口する
導管12に吸引され、流路42を経て排出される。した
がって、ポンプ52に吸引されて閉ループを循環する流
体に混入されるサンプル液21の量は少なく、シース液
のサンプル液による汚染も限られたものとなり、繰返し
使用が可能となる。もっとも、サンプル液21は層流で
中心軸付近を流れていて導管12に導かれ、大部分は導
管12に流入するがその一部は閉ループ内に混入する可
能性がある。このため、第1の検出器6または閉ループ
内に設けた第2の検出器61によりサンプル液21のシ
ース液23への混入割合を検知し、一定量を超えた場
合、閉ループ内の液体を排出し清浄なシース液と交換す
る。シース液23へのサンプル液21の混入割合は、電
気伝導度や吸光度などの測定で検出できる。
【0026】シース液交換時はポンプ51を停止し、弁
70を開き、弁77を閉じ、3方弁76を切り替え、ポ
ンプ53を逆転し閉ループ内の液体を流路43に排出す
る。液体の排出終了の確認は気液判別センサ63により
行う。液体の排出が確認された後は初期状態と同様とな
るので前述の初期設定と同様の動作を行う。
【0027】また、シース液23に混入する粒子を除く
フィルタ400を閉ループに設けてもよい。この場合、
液体の排出前にポンプ52を逆転しフィルタ400を逆
洗しフィルタ400にトラップされた粒子などを閉ルー
プ内の液体内に放出するようにしてもよい。また、フィ
ルタ400の閉塞はフィルタ前後の圧力差を検知する圧
力センサ(図示しない)によりフィルタの圧損を計測し
圧損が一定値以上になった場合、警報を発し交換時期を
知らせたり逆洗を行うこととしてもよい。なお、シース
液23の循環方向を反時計回りとしサンプル液21の供
給を流路42側としてポンプ51によりサンプル液21
を注入する方式としてもよい。
【0028】また、図2に示すように流路41側にポン
プ51を設置してサンプル液21を注入する方式として
もよい。また、この場合、シース液23の循環方向を反
時計回りとし、サンプル液供給側を流路42側としてポ
ンプ51によりサンプル液21を吸入する方式としても
よい。
【0029】なお、ポンプとしては一軸偏心ねじポンプ
やギアポンプなど連続運転が可能で流れの方向を逆転で
きるものが望ましいが、シリンジポンプ等の間欠運転を
行うポンプを使用してもよいことは言うまでもない。そ
の場合、図1に対応する構成は図3に示すように、流路
42に三方弁78を介してシリンジポンプ511を接続
し、シリンジポンプ511によりフローセル3内から流
体を吸引した後3方弁78を切り替え、シリンジポンプ
511から流路45を経て流体を排出する形となる。ま
た、図2に対応する構成は図4に示すように、流路41
に三方弁78を介してシリンジポンプ511を接続し、
シリンジポンプ511によりサンプル液21を流路46
を経て一旦吸引した後3方弁78を切り替えてフローセ
ル3に送り込むこととなる。なお、以下の実施例でも図
2、図3、図4の構成を適用できる。また、サンプル液
を図示しない浄化手段により濾過するなどしてシース液
を生成とすることとしてもよい。この場合でもサンプル
液に含まれる成分によるフローセルなどの汚染の恐れが
あるがシース液が循環再利用されるためサンプル液に含
まれる成分のフローセルなどの流路内壁への吸着量は少
なくなるので、汚染の進行が遅くなる。また、シース液
を使い捨てにしないので浄化手段の消耗も少なくなる。
【0030】また、サンプル液が清澄な場合は流路48
以前のシース液供給部分を省略し、導管から流入するサ
ンプル液を閉ループに満たし循環させることとしてもよ
い。
【0031】本実施例によれば、シース液を循環使用で
きるのでシース液の消費量が減少しランニングコストの
低下、装置の小形化が可能となる。また、サンプル液の
大部分を出口側の導管から回収できるのでサンプル液の
再利用、再測定が可能になる。さらに、測定後のサンプ
ル液をシース液と別の流路で排出するので、サンプル液
が特別の処理を要する汚染物質の場合、測定後も汚染物
質の量が増加せず、廃棄物処理のコストが増加するのが
避けられる。
【0032】本発明の第2の実施例を図5に示す。本実
施例と前記第1の実施例の相違点は、ポンプ52出側の
流路40とシース液貯溜手段である容器15の底部をポ
ンプ54を介して連通するシース液補充流路として流路
404を設けた点である。ポンプ54も他のポンプと同
様、流量制御可能としてある。他の構成は同一であるの
で、同一の符号を付して説明を省略する。ポンプ54は
吐出側が流路40側となるように配置されている。ポン
プ51の流量をQ1、ポンプ52の流量をQ2、ポンプ
54の流量をQ3としフローセル3の端部32(導管1
1が配置された側の端部)へのシース液23の流入量を
Q4、流路41側からフローセル3へのサンプル液の流
入量をQ5とすると、流路40とフローセル3からなる
閉ループへの液体の出入りは釣り合っていなければなら
ないから、 Q1=Q3+Q5 が成り立つ。またフローセル3への出入りも釣り合って
いるから、 Q1+Q2=Q4+Q5 となる。したがって、サンプル液の流入量Q5は、ポン
プ51の流量Q1とポンプ54の流量Q3により決ま
り、 Q5=Q1−Q3 となるので、ノズル12から出て行く量(ポンプ51の
流量)Q1はサンプル液の流入量Q5よりも大きくな
る。また、シース液の流入量Q4は、ポンプ52の流量
Q2とポンプ54の流量Q3から、 Q4=Q2+Q3 ときまる。したがって、ポンプ54によりサンプル液の
流入量がQ3だけ減少し、それに相当してシース液の流
入量がQ3増加することになる。この時、例えば、図6
に示すようにフローセル3の形状を、細管部31の両端
部にそれぞれ円錐台状部分とこの円錐台状部分に連結さ
れた円筒部を接続して上下対称とし、導管11、導管1
2の形状を同一とし配置を上下対称の位置とする。Q3
=0の場合、フローセル3内の流れが層流とすると、導
管11から吸入されたサンプル液21はまわりをシース
液23に囲まれた状態で互いに混じりあうことなく細管
部31を通過して導管12に達する。しかしながら、導
管11から出るサンプルの流れ(サンプル流)はフロー
セル3の流入側の端部32の形状に応じて縮小される
が、導管12に達したときはフローセル3の流出側の端
部33の形状に応じて拡大されるため、導管12に達し
た時のサンプル流の断面形状、流速分布は導管11から
出た時のサンプル流の断面形状、流速分布と必ずしも一
致しない。従って、サンプル液21の一部が導管12か
ら回収できずにシース液23に混入し閉ループに入り込
む。
【0033】また、フローセル3を通過している間にサ
ンプル液21とシース液23の境界を介して拡散が起こ
りシース液23の境界付近にサンプル液21の一部が混
入した混合部22が生じる。
【0034】以上の2原因によりシース液23にサンプ
ル液21が混入するのでポンプ54の流量Q3を調整
し、サンプル液21周辺のシース液23をサンプル液2
1と併せて導管12から吸引し、ポンプ52に吸引され
るシース液23へのサンプル液21の混入を防ぐ。
【0035】なお、フローセルの形状、導管の形状、位
置については上下対称としたが、上下対称でなくても、
サンプル液出口側の導管がサンプル液21全部とシース
液23の一部を捉えられればよいことは言うまでもな
い。
【0036】本実施例によれば、ポンプ54から少量の
シース液を閉ループに注入することで、前記第1の実施
例による効果に加え、サンプル液とシース液の混合によ
るシース液の汚染がさらに少なくなるのでフローセルや
流路の汚れが防止でき、シース液の消耗を低減できると
いう効果がある。
【0037】本発明の第3の実施例を図7に示す。本実
施例の装置が前記第2の実施例と相違する点は、ポンプ
54の吐出側のシース液補充流路(流路405)の接続
先がポンプ52の吐出側の流路40ではなくポンプ52
の吸込側とフィルタ400の間の流路44になっている
点である。他の構成は前記第2の実施例と同じであるの
で、それらには同一の符号を付し、説明を省略する。ポ
ンプ51の流量をQ1、ポンプ52の流量をQ2、ポン
プ54の流量をQ3とし、フローセル3の端部32への
シース液23の流入量をQ4、流路41側からフローセ
ル3へのサンプル液の流量をQ5とすると、流路40と
フローセル3からなる閉ループへの液体の出入りが釣り
合っているから、 Q1=Q3+Q5 が成り立つ。一方、フローセル3への出入りも釣り合っ
ているから、 Q1+Q2=Q4+Q5+Q3 となる。また、この場合、シース液の流入量Q4は、ポ
ンプ52の流量Q2と一致する。フローセル3の形状を
図6の場合と同じく上下対称とし導管11、導管12の
形状を同一とし配置を上下対称の位置とする。Q3=0
の場合、第2の実施例と同様にサンプル液21の一部が
シース液23に混入する恐れがあるが、図5の実施例と
同様にポンプ53の流量を調整しサンプル液21周辺の
シース液23をサンプル液21と併せて導管12に吸引
し、ポンプ52に吸引されるシース液23へのサンプル
液21の混入を防ぐ。
【0038】なお、フローセルの形状、導管の形状、位
置については上下対称としたが、上下対称でなくてもサ
ンプル液出口側の導管12がサンプル液の全部とシース
液の一部を捉えられればよいことは言うまでもない。
【0039】本実施例によれば、ポンプ54から少量の
シース液を閉ループに注入することで、前記第1の実施
例による効果に加え、サンプル液とシース液の混合によ
るシース液の汚染がさらに少なくなるので、フローセル
や流路の汚れが防止でき、シース液の消耗を低減できる
という効果がある。
【0040】図8に本発明の第4の実施例を示す。本実
施例の装置が前記第1の実施例と異なるのは、サンプル
液21をフローセル3に導入する流路41の一端をサン
プル液21が保持された容器13の底に接続した点であ
る。他の構成は前記第2の実施例と同じであるので、そ
れらには同一の符号を付し、説明を省略する。サンプル
液21の供給、追加は人手によりビーカなどの容器16
から注ぐこととしてもよいし、ポンプや高低差などの送
液手段55によりサンプル液21を例えば湖沼や河川な
どの取水場所25から配管49により容器13に供給し
てもよい。なお、本実施例では図1の実施例と類似の構
成であるが、図5、図7の実施例の様にポンプ54を追
加した構成としてもよいことは言うまでもない。
【0041】本実施例によれば、前記第1の実施例によ
る効果に加え、サンプル液が流れる流路が短縮できるの
で粒子などによる詰まりが生じにくい。また容器13が
サンプル液入り側を開放しているので人手による追加な
どサンプル液の供給が随意、随時にできる。
【0042】図9に本発明の第5の実施例を示す。本実
施例が前記第1の実施例と異なるのは、サンプル液21
をフローセル3に導入する流路41の一端をサンプル液
21が保持された容器13の底に接続し、ポンプ51の
出側の流路42の下流端を前記容器13に接続した点で
ある。他の構成は前記第1の実施例と同じであるので、
それらには同一の符号を付し、説明を省略する。すなわ
ち、本実施例は、サンプル液21の出側の流路42から
入り側の容器13にサンプル液21を返送する構成であ
る。なお、本実施例では図1の実施例と類似の構成であ
るが、図5、図7の実施例の様にポンプ54を追加した
構成としてもよいことは言うまでもない。
【0043】本実施例によれば、前記第1の実施例によ
る効果に加え、サンプル液の大部分を出口側の導管1
2,流路42を経て容器13に回収できるので、サンプ
ル液の再利用、再測定が可能になる。また、同一サンプ
ル液の時間変化が計測できる。また、本実施例はサンプ
ル液の損失が少ないので少量・貴重サンプルの測定に適
している。なお、本実施例では、流路42は容器13に
接続されているが、流路41に接続した構成としても差
し支えない。また、図2に示された例のように、ポンプ
51が流路41に設けられている場合は、流路42の下
流端をポンプ51の吸込側に接続すれば同様の効果が得
られる。
【0044】図10に本発明の第6の実施例を示す。本
実施例が前記第1の実施例と相違するのは、制御部9に
ポンプ52とポンプ51を同時に停止する手段を設け、
第1の検出器6の上流側に、粒子を検出する前検出器6
5を設けた点である。他の構成は前記第1の実施例と同
じであるので、それらには同一の符号を付し、説明を省
略する。制御部9に設けた押しボタンスイッチが押され
たり、第1の検出器6の上流側に設けた前検出器65で
粒子を検出すると、ポンプ51,52を停止することと
してある。ポンプ52とポンプ51を同時に停止するこ
とによりサンプル液21の流れが停止する(同時にシー
ス液23の流れも停止する)。
【0045】粒子の検出には光源から発した光を細管3
1内に収束し、粒子による光の吸収、散乱や蛍光を光検
出器で検知するなどの公知の粒子検出技術が適用でき
る。流れが停止した状態でもサンプル液21はシース液
23に包まれた状態にあり、サンプル液21に含まれた
粒子は周囲の液体との比重差により浮上または沈降した
り、運動性のある場合は任意の方向に移動したりして第
1の検出器6の検出範囲から逸脱するが、逸脱するまで
の時間各粒子の動きの情報を取得することができる。第
1の検出器6が光源とITVカメラを含んでなる場合
は、映像信号を画像処理装置で処理し二値化やエッジ検
出、ラベリングなどの公知の画像処理技術により連続す
る画像間の処理を行って粒子の沈降速度や運動性の有無
を判断できる。また、シース液23にサンプル液21に
含まれる特定の成分と反応し発色する試薬を混合してお
けば、ポンプ停止からサンプル液21とシース液23が
拡散により混合することによりサンプル液21の前記特
定の成分と試薬が反応し発色する。この発色による光の
吸収を第1の検出器6で検知し、サンプル液21に含ま
れた前記特定の成分の濃度を測定できる。
【0046】本実施例によれば、、前記第1の実施例に
よる効果に加え、サンプル液の流れを停止するので、サ
ンプル液内に含まれる粒子や溶解成分の詳細な分析が可
能になる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、シース液を循環使用で
きるのでシース液の消費量が減少しランニングコストの
低下、装置の小形化が可能となる。また、サンプル液の
大部分を出口側の導管から回収できるのでサンプル液の
再利用、再測定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部構成を示す系統図
である。
【図2】図1に示す実施例の変形例を示す系統図であ
る。
【図3】図1に示す実施例の他の変形例を示す系統図で
ある。
【図4】図1に示す実施例のさらに他の変形例を示す系
統図である。
【図5】本発明の第2の実施例の要部構成を示す系統図
である。
【図6】図5に示す実施例における流れの詳細を示す断
面図である。
【図7】本発明の第3の実施例の要部構成を示す系統図
である。
【図8】本発明の第4の実施例の要部構成を示す系統図
である。
【図9】本発明の第5の実施例の要部構成を示す系統図
である。
【図10】本発明の第6の実施例の要部構成を示す系統
図である。
【符号の説明】
3 フローセル 6 第1の検出器 9 制御部 11 導管 12 導管 13 容器 15 容器 21 サンプル液 22 混合部 23 シース液 24 流れ 25 取水場所 31 細管部 32 端部 33 端部 40 流路 41 流路 42 流路 43 流路 44 流路 45 流路 46 流路 47 流路 48 流路 49 配管 51 ポンプ 52 ポンプ 53 ポンプ 54 ポンプ 55 送液手段 61 第2の検出器 62 気液判別セ
ンサ 63 気液判別センサ 65 前検出器 70 弁 76 3方弁 77 弁 78 3方弁 400 フィルタ 404 流路 405 流路 511 シリンジ
ポンプ
フロントページの続き (72)発明者 塚田 勝男 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 原田 勝仁 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 黒石 忠文 茨城県ひたちなか市大字市毛882番地 株 式会社日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 依田 幹雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 原 直樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 圓佛 伊智朗 茨城県日立市大みか町7丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮代 明 茨城県日立市大みか町7丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な管路を含んでなるフローセルと、
    前記透明な管路の一方の端部に一端を接続されたシース
    液流入路と、一端を前記フローセルの前記一方の端部内
    に開口させ他端を前記フローセル外に位置させたサンプ
    ル液供給導管と、前記フローセルの前記透明な管路の部
    分に配置され該管路内を流れるサンプル液に含まれる粒
    子を計測する第1の検出器と、を含んでなる粒子分析装
    置において、前記透明な管路の他方の端部に一端を接続
    され、他端をシース液駆動手段を介して前記シース液流
    入路の他端に接続されたシース液流出路と、一端を前記
    透明な管路の他方の端部内で前記サンプル液供給導管の
    開口に対向して開口させ、他端を前記フローセル外に位
    置させたサンプル液取出し導管と、前記サンプル液供給
    導管またはサンプル液取出し導管に接続されてサンプル
    液を駆動するサンプル液駆動手段と、を含んでなること
    を特徴とする粒子分析装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の粒子分析装置におい
    て、前記フローセルの他方の端部または前記シース液流
    出路を流体駆動手段を介してシース液貯溜手段に接続す
    るシース液補充流路を設けたことを特徴とする粒子分析
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の粒子分析装置におい
    て、前記フローセルの一方の端部または前記シース液流
    入路を流体駆動手段を介してシース液貯溜手段に接続す
    るシース液補充流路を設けたことを特徴とする粒子分析
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の粒子分
    析装置において、シース液駆動手段及びサンプル液駆動
    手段を含む流体駆動手段を流量制御する制御手段を設け
    たことを特徴とする粒子分析装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の粒子分
    析装置において、前記サンプル液供給導管に接続してサ
    ンプル液を貯溜する容器を設けたことを特徴とする粒子
    分析装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の粒子分析装置におい
    て、サンプル液の発生源から前記容器にサンプル液を供
    給する手段を設けたことを特徴とする粒子分析装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の粒子分
    析装置において、前記サンプル液供給導管に接続されて
    サンプル液を駆動するサンプル液駆動手段のサンプル液
    入り口はサンプル液取出し導管に、またサンプル液取出
    し導管に接続されてサンプル液を駆動するサンプル液駆
    動手段のサンプル液出口はサンプル液供給導管に、それ
    ぞれ接続されていることを特徴とする粒子分析装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の粒子分
    析装置において、前記第1の検出器の上流側に前記透明
    な管路を流れる流体中の粒子を検出する前検出器を設
    け、前検出器の出力に応じてサンプル液駆動手段及びシ
    ース液駆動手段を含む各流体駆動手段を制御するように
    構成されている制御手段を設けたことを特徴とする粒子
    分析装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の粒子分
    析装置において、前記透明な管路はほぼ直線をなす管路
    であり、前記サンプル液供給導管の開口中心と前記サン
    プル液取出し導管の開口中心を結ぶ線は前記透明な管路
    の軸線と平行であることを特徴とする粒子分析装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の粒子分析装置におい
    て、フローセル内部のサンプル液供給導管及びサンプル
    液取出し導管の軸線はいずれも直線をなしており、両者
    の軸線は同一直線上にあることを特徴とする粒子分析装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の粒子分析装置にお
    いて、透明な管路は円筒形をなしており、前記同一直線
    は透明な管路の中心軸線にほぼ一致していることを特徴
    とする粒子分析装置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の粒
    子分析装置において、サンプル液に含まれる粒子や溶存
    成分を除去する浄化手段を設け、該浄化手段により浄化
    されたサンプル液をシース液として使用することを特徴
    とする粒子分析装置。
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