JP2000298092A - 液中微粒子測定装置 - Google Patents

液中微粒子測定装置

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JP2000298092A
JP2000298092A JP11105805A JP10580599A JP2000298092A JP 2000298092 A JP2000298092 A JP 2000298092A JP 11105805 A JP11105805 A JP 11105805A JP 10580599 A JP10580599 A JP 10580599A JP 2000298092 A JP2000298092 A JP 2000298092A
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liquid
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flow meter
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Riichiro Suzuki
理一郎 鈴木
Yoshikimi Yuhara
義公 湯原
Kunio Otsuki
久仁夫 大槻
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ニードルバルブ付フロート式流量計内に発生
した気泡の除去を安価な構成で可能とする液中微粒子測
定装置を提供する。 【解決手段】 ニードルバルブ付フロート式流量計9を
用いた制御により測定セル8内に試料液2を流通させた
状態で、測定セル8に対して光を照射し、試料液2に含
まれる微粒子から生じる散乱光を光検出器25で検出
し、その出力に基づいて微粒子の数を計数する液中微粒
子測定装置Dにおいて、前記ニードルバルブ付フロート
式流量計9内の気泡を除去するために、往復運動を行う
衝撃付与部10によって、前記流量計9の下方または側
方から、適当な衝撃を与えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニードルバルブ付
フロート式流量計を用いた液中微粒子測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体製造過程においては、きわめて清
浄な洗浄用液体を大量に必要とするところから、一定容
積の洗浄用液体中に含まれる微粒子の数を一定値以下に
する必要がある。
【0003】前記洗浄用液体中に含まれる微粒子を測定
する従来の装置として、ニードルバルブ付フロート式流
量計を用いた制御により流通型の測定セル中に洗浄用液
体の一部を試料液として導入し、これに例えばレーザ光
源からのレーザ光を入射光として照射して、そのとき試
料液中の微粒子において生ずる散乱光を光検出器によっ
て受光し、これに基づいて試料液中の微粒子の大きさや
その数を測定するように構成された液中微粒子測定装置
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記洗浄用
液体としては、アンモニア水、過酸化水素水、純水を適
宜の割合で混合した薬液や、塩酸、過酸化水素水、純水
を適宜の割合で混合した薬液などが用いられるが、これ
らの洗浄用液体は泡立ちやすく、特に前記ニードルバル
ブ付フロート式流量計内に気泡が生じやすい。そして、
液中から発生した気泡が前記流量計のフロート部に付着
すると、正確な流量制御を行うことができなくなるとい
う欠点があった。
【0005】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、ニードルバルブ付フロート式流量計
内に発生した気泡の除去を安価な構成で可能とする液中
微粒子測定装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液中微粒子測定装置は、ニードルバルブ付
フロート式流量計を用いた制御により測定セル内に試料
液を流通させた状態で、測定セルに対して光を照射し、
試料液に含まれる微粒子から生じる散乱光を光検出器で
検出し、その出力に基づいて微粒子の数を計数する液中
微粒子測定装置において、前記ニードルバルブ付フロー
ト式流量計内の気泡を除去するために、往復運動を行う
衝撃付与部によって、前記流量計の下方または側方か
ら、適当な衝撃を与えるように構成した。
【0007】上記の構成により、ニードルバルブ付フロ
ート式流量計内に発生した気泡の除去を安価な構成で可
能とする液中微粒子測定装置を提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図を参
照しながら説明する。図1は、本発明の一実施例におけ
る液中微粒子測定装置Dの構成を概略的に示す図であ
る。1は試料液2を収容する試料槽で、例えばオーバー
フロー槽である。3は図示してない洗浄ラインからの洗
浄用液体の一部を試料液2として試料槽1に導入する液
導入管である。4は試料槽1内の試料液2を後述する測
定セル8に循環供給するための流路で、試料槽1から測
定セル8までの上流側の流路を符号4aで、測定セル8
から試料槽1までの下流側の流路を符号4bで示す。こ
の流路4には、次のような部材が設けられている。
【0009】すなわち、試料槽1の例えば底部に一端が
接続され、他端が測定セル8の上流側の試料液導入口8
aに接続された流路4aには、ポンプ5、バルブ50、
冷却装置6および脱泡装置7がこの順で設けられてい
る。そして、この測定セル8の下流側の試料液導出口8
bに一端が接続され、他端が試料槽1の例えば上部に接
続された流路4bには、上流側から、ニードルバルブ付
フロート式流量計9、切換え弁11がこの順で設けられ
ている。
【0010】次に、上記各部材の構成をより詳細に説明
すると、まず、前記ポンプ5は、圧送タイプのポンプよ
りなり、フィルタ12を備えた別の流路13を介して試
料槽1と接続され、試料槽1から導出された試料液2の
一部がポンプ5、フィルタ12および流路13を経て試
料槽1に戻される一方、試料槽1から導出された試料液
2の残部がフィルタ12を通過することなく冷却装置6
に送出されるように構成されている。すなわち、流路1
3側ではフィルタ12を通過した試料液2を試料槽1に
戻し、冷却装置6側の流路にはフィルタ12を通過しな
い試料液2を口49から取り出すことが可能な構造とな
っている。なお、50は、冷却装置6の直上流に設けた
バルブで、このバルブ50が開いているときに試料槽1
から導出された試料液2の前記残部が冷却装置6に送出
される。一方、バルブ50が閉じている非測定時には、
試料槽1から導出された試料液2の全部が、ポンプ5、
フィルタ12および流路13を経て試料槽1に至るよう
循環する。51は、気泡を抜くための開口で通常は栓5
2で閉塞されている。また、ポンプ5は、洗浄装置(図
示してない)全体を制御したり、演算を行うコンピュー
タなどの演算制御装置(図示してない)によって制御さ
れる。
【0011】前記冷却装置6は、試料液2を冷却して試
料液2中に混在する気泡を溶解させるもので、例えばペ
ルチェ素子を用いた電子クーラーや空冷式のクーラーで
ある。
【0012】前記脱泡装置7は、冷却装置6を経て導入
される試料液2中に混在する気泡を試料液2から分離除
去するもので、例えば次のように構成されている。すな
わち、14は例えば円筒状に形成された装置本体で、1
5はこの装置本体14の上部開口部を密閉するように設
けられる上蓋で、両者14,15はシール部材(図示し
てない)を介して適宜の部材を用いて気密状かつ液密状
に締結されている。
【0013】そして、前記装置本体14の側壁上部に
は、試料液2を導入するためのプラグ16が設けられ、
このプラグ16に一端が冷却装置6に接続された流路1
7が接続される。また、装置本体14の底部には、試料
液2のみを導出するためのプラグ18が設けられ、この
プラグ18に測定セル8の導入口8aへの流路19が接
続されている。
【0014】また、前記上蓋15は、その内面が上向き
の漏斗状に形成され、その最上部中央にピンホール状
(例えば直径0.2mm程度)の気泡導出口20が開設
され、その上部に設けられた接続プラグ21には気泡排
出流路22が接続されている。この気泡排出流路22の
下流側は、流路4bの制御弁10と切換え弁11との間
の点23に接続されており、測定セル8およびニードル
バルブ付フロート式流量計9をバイパスするように設け
られている。なお、流路4bを流れる試料液2が気泡排
出流路22から脱泡装置7へ逆流することはない。とい
うのは、流路4bを流れる試料液2は大流量であるか
ら、その流れに引き込まれる形で気泡排出流路22中の
気泡が流路4bに移動する。この場合、試料液2の流れ
によって気泡排出流路22は負圧の状態になる。そのた
め、気泡は流路4bに引き寄せられる。このように、試
料液2の逆流は起こらないが、念のため気泡排出流路2
2の直上流の位置に逆止弁を設置してもよい。
【0015】前記測定セル8は、所謂流通型であり、詳
細に図示してないが、例えば次のように構成されてい
る。すなわち、測定セル8は、その本体が例えば直方体
形状に構成されており、その長手方向の一端側に試料液
導入口8aが形成され、他端側に試料液導出口8bが形
成されるとともに、測定セル8の試料液2が流通する方
向(図においては、上下方向)と直交する一つの方向
(例えば図における左右方向)およびこの方向と直交す
る方向(図において紙面に垂直な方向)の側面がそれぞ
れ光透過窓に形成され、一方の光透過窓側に測定セル8
内を流通する試料液2に対してレーザ光を照射するレー
ザ光源24が設けられ、他方の光透過窓側にレーザ光の
照射によって測定セル8内において生じた散乱光を検出
する光検出器25が設けられている。この光検出器25
の出力信号は、微粒子測定用の演算制御装置、例えばパ
ソコンなどに入力される。
【0016】前記ニードルバルブ付フロート式流量計9
は、測定セル8を流通する試料液2の流量を測定するも
のである。
【0017】前記切換え弁11は、例えば三方電磁弁よ
りなり、その第1ポート11aと第2ポート11bが流
路4bとそれぞれ接続され、第3ポート11cにはドレ
イン流路26が接続され、常時は、第1ポート11aと
第2ポート11bとが連通するようになっている。
【0018】上記構成の液中微粒子測定システムにおい
ては、ポンプ5を動作させることにより、試料槽1から
の試料液2の一部が、下流のフィルタ12を通過しない
で開状態のバルブ50を介して冷却装置6の方向に送出
される。この試料液2中には、目視によっては確認でき
ないようなきわめて小さい気泡や、流路4a内で成長し
たやや大きい気泡などが混入している。
【0019】そして、前記ポンプ5によって送出された
試料液2は、冷却装置6および脱泡装置7を経て測定セ
ル8に導入される。まず、冷却装置6に導入された試料
液2は、冷却されることによって気泡の溶解度が増加す
る。したがって、この試料液2中に含まれる目視によっ
ては確認できないようなきわめて小さい気泡は、試料液
2中に溶け込み、大きい気泡が新たに生ずることがな
い。
【0020】上述したところから理解されるように、試
料液2は冷却されることにより、気泡の溶解度が増加す
るので、冷却装置6の出口から試料液導入口8aまでの
距離をできるだけ小さくなるようにして、冷却装置6に
よって冷却された試料液2の温度が上昇しないようにす
ることが好ましい。こうすることにより、冷却装置6か
ら測定セル8までの間において試料液2に気泡が発生す
るのを抑制することができるからである。
【0021】次いで、冷却装置6で所定の処理を受けた
試料液2は、やや大きい気泡を混在させながら脱泡装置
7に導入されるが、前記気泡は試料液2の浮力を受けて
脱泡装置7内で上昇し、上部の気泡導出口20およびプ
ラグ21を経て、気泡排出流路22に排出され、試料液
2中の比較的大きな気泡が除去される。
【0022】したがって、冷却装置6および脱泡装置7
を経ることにより、測定セル8に供給される試料液2か
らは殆ど完全といってよい程度に気泡が除去される。そ
して、前記気泡排出流路22は、測定セル8およびニー
ドルバルブ付フロート式流量計9をバイパスするように
設けられているので、測定セル8を流通する試料液2に
なんらの悪影響が及ぼされることがなく、微粒子測定の
結果にもなんらの悪影響が及ぼされることもない。
【0023】上述のようにして、気泡を含まない試料液
2が測定セル8に供給される。この測定セル8において
は、光源24からの光が測定セル8内を流通する試料液
2に対して照射され、このとき試料液2に含まれる微粒
子から生ずる散乱光を光検出器25で検出し、この検出
出力を演算制御装置に入力し、所定の信号処理を施すこ
とにより、試料液2に含まれる微粒子の大きさやその数
が求められる。
【0024】前記測定セル8を経た試料液2は、ニード
ルバルブ付フロート式流量計9および切換え弁11を経
て、切換え弁11の手前で気泡排出流路22を流れる気
泡と合流し、切換え弁11および流路4bを経て試料槽
1に戻る。なお、切換え弁11を動作させて、第1ポー
ト11aと第3ポート11cとを連通させ、測定セル8
を経た試料液2および気泡排出流路22を流れる気泡を
ドレイン流路26に排出するようにしてもよい。
【0025】上述の脱泡装置7においては、気泡排出口
20がピンホール状に形成されているので、液体よりも
気体を通過させやすく、常時、気体を除去することがで
き、上述した薬液のように、試料液2中に気泡が多量に
含まれている場合であっても、効率よく気泡を除去する
ことができる。また、前記脱泡装置7においては、浮力
によって気泡を試料液2から分離(気液分離)するもの
であり、真空ポンプなどを用いるものではないので、装
置がコンパクトとなり、コストも低減できる。
【0026】図2は、本発明におけるニードルバルブ付
フロート式流量計9と、ニードルバルブ付フロート式流
量計9に瞬間的な衝撃振動を加える衝撃付与部10の構
成を概略的に示す縦断面図である。ニードルバルブ付フ
ロート式流量計9は、下向きの漏斗形状に形成された流
路26を内側中央付近に有する角筒形状の本体9aと、
本体9aの上部の互いに向かい合う位置に設けられた、
ニードルバルブ9bおよび内部に導出路27’を有する
プラグ27と、本体9aの下部に設けられた内部に導入
路28’を有するプラグ28とから構成されている。
【0027】前記流路26内には、縦断面がほぼT字形
状で、かつ下端が尖っているフロート部9cが設けら
れ、さらに、流路26の下方には、前記フロート部9c
が流路26の下端から抜け落ちるのを防止するための抜
け落ち防止部材9c’が設けられている。また、抜け落
ち防止部材9c’の周囲には環状流路29が設けられる
とともに、流路26と環状流路29の間には、上向きの
漏斗形状である流路30が設けられている。
【0028】前記ニードルバルブ9bは、一端が先端ほ
ど細くなるテーパ面が形成された棒状部分31と、棒状
部分31の他端に設けられたつまみ部分32とからな
り、つまみ部分32を回転させることで、棒状部分31
を本体9a内ないし導出路27’内へ、進入および後退
させることができる。
【0029】また、本体9aのプラグ28は前記流路4
bの上流側に、プラグ27は流路4bの下流側にそれぞ
れ接続されていて、測定セル8を通過した試料液2は、
プラグ28に接続された流路4bから導入路28’、環
状流路29、流路30を通って、流路26に導入された
後、導出路27’を通ってプラグ27に接続された流路
4bへと導出され、前記切り換え弁11へと向かう。
【0030】そして、流路26内を下から上へと流れる
試料液2によって、フロート部9cは上方へ押し上げら
れ、試料液2の流量に応じた高さに位置する。本体9a
の一側面外側には、試料液2の流量に対応させた目盛り
が形成されているとともに、本体9a内側のフロート部
9cを見ることができるようになっており、ニードルバ
ルブ9bを調整して、フロート部9cを適宜の目盛りに
合わせるようにすれば、目盛りに対応した流量とするこ
とができる。
【0031】一方、衝撃付与部10は、上下に往復して
本体9aの底板39に衝突して衝撃振動を付与する往復
部36と、この往復部36を上方向に引き上げるソレノ
イド37と、往復部36を下方向に付勢するバネ38
と、このバネ38の一端が固定され、かつ往復部36の
上部が挿通する上板部41と、往復部36の下端を保持
する下板部40とからなる。また、衝撃付与部10に
は、タイマー、コントローラ、スイッチなど(図示せ
ず)が接続されており、これらを操作することにより、
任意の衝撃振動をニードルバルブ付フロート式流量計流
量計9に加えることができるようになっている。
【0032】前記往復部36は、円柱形状の胴体部分3
4と、胴体部分34の上部に設けられた小径部分33
と、胴体部分34の下部に設けられた大径部分35とか
らなり、胴体部分34の上面に当接した前記バネ38に
よって下方に付勢されている。
【0033】図3(A)および(B)はそれぞれ、液中
微粒子測定装置Dのニードルバルブ付フロート式流量計
9に衝撃振動を付与する前の状態および後の状態を概略
的に示す縦断面図である。試料液2は、冷却装置6によ
り冷却され、脱泡装置7と測定セル8を経て、ニードル
バルブ付フロート式流量計9に至るが、この間に冷却さ
れていた試料液2が温まり、ニードルバルブ付フロート
式流量計9において、試料液2中に溶解していた気泡が
再び発生し、図3(A)に示すようにニードルバルブ付
フロート式流量計9内に付着することがある。特にフロ
ート部9cに気泡が付着すると、気泡の浮力によって、
フロート部9cが余分に浮き上がってしまい、このこと
から、流量の読み取りに誤差が生じるため、試料液2を
適した流量とすることができなくなる。そこで、衝撃付
与部10により、ニードルバルブ付フロート式流量計9
に衝撃振動を加えると、前記気泡を除去することができ
る。
【0034】そして、衝撃付与部10の操作は、衝撃付
与部10に接続されるタイマーやコントローラにより行
われ、周期的にニードルバルブ付フロート式流量計9に
対する衝撃振動を発生させる構成となっている。このと
き、前記衝撃振動の周期は可変的であることが望まし
い。また、衝撃付与部10に接続されるスイッチを押す
ことで、前記衝撃振動を例えば一回だけ発生させるよう
にすれば、随時に適宜の回数の衝撃振動を発生させるこ
とができる。
【0035】上記の構成では、衝撃付与部10をニード
ルバルブ付フロート式流量計9の下方に設け、衝撃振動
をニードルバルブ付フロート式流量計9の下方から付与
するように構成しているが、これに限るものではなく、
例えば、衝撃付与部10を流量計9の側方に設け、衝撃
振動をニードルバルブ付フロート式流量計9の側方から
付与するように構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液中微粒
子測定装置は、ニードルバルブ付フロート式流量計を用
いた制御により測定セル内に試料液を流通させた状態
で、測定セルに対して光を照射し、試料液に含まれる微
粒子から生じる散乱光を光検出器で検出し、その出力に
基づいて微粒子の数を計数する液中微粒子測定装置にお
いて、前記ニードルバルブ付フロート式流量計内の気泡
を除去するために、往復運動を行う衝撃付与部によっ
て、前記流量計の下方または側方から、適当な衝撃を与
えるように構成したことにより、ニードルバルブ付フロ
ート式流量計内に発生した気泡の除去を安価な構成で可
能とする液中微粒子測定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液中微粒子測定装置
の構成を概略的に示す図である。
【図2】上記液中微粒子測定装置におけるニードルバル
ブ付フロート式流量計と衝撃付与部の構成を概略的に示
す縦断面図である。
【図3】(A)および(B)はそれぞれ、液中微粒子測
定装置の流量計に衝撃振動を付与する前の状態および後
の状態を概略的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…燃焼炉、2…試料液、8…測定セル、9…ニードル
バルブ付フロート式流量計、10…衝撃付与部、25…
光検出器、D…液中微粒子測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニードルバルブ付フロート式流量計を用
    いた制御により測定セル内に試料液を流通させた状態
    で、測定セルに対して光を照射し、試料液に含まれる微
    粒子から生じる散乱光を光検出器で検出し、その出力に
    基づいて微粒子の数を計数する液中微粒子測定装置にお
    いて、前記ニードルバルブ付フロート式流量計内の気泡
    を除去するために、往復運動を行う衝撃付与部によっ
    て、前記流量計の下方または側方から、適当な衝撃を与
    えるように構成してあることを特徴とする液中微粒子測
    定装置。
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