JPH0617026B2 - プラスチックの成形装置、成形方法および移送用治具 - Google Patents

プラスチックの成形装置、成形方法および移送用治具

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JPH0617026B2
JPH0617026B2 JP27924388A JP27924388A JPH0617026B2 JP H0617026 B2 JPH0617026 B2 JP H0617026B2 JP 27924388 A JP27924388 A JP 27924388A JP 27924388 A JP27924388 A JP 27924388A JP H0617026 B2 JPH0617026 B2 JP H0617026B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチツク成形に係り、特に小物のプラス
チツク部品の精密成形と供給組立に好適な成形装置や成
形方法あるいはこれに好適な移送用治具に関する。
〔従来の技術〕
従来第1の成形用金型に溶融樹脂を入れ、第2の成形用
金型をこの第1の成形用金型を加圧組合せて樹脂成形物
を簡易的に得る方法は知られている。
特開昭60−162614号公報に記載されたものも、この技術
に類する。
そして、この公報には、ノズルを第1の金型のキヤビテ
イに合せて複雑に移動し、キヤビテイに溶融樹脂を入
れ、後に加圧成形する成形機が記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の技術では、ノズルを複雑に移動させる必要が
あり、高価な装置になること、又、可塑部からノズルま
で長い流路となるので樹脂の冷え過ぎ,硬化を回避しな
けれならないこと等の配慮が必要になる。
例えば、射出成形法では、細くて長い流路を流動させる
ことで必然的に起こる射出圧力損失を補なうために、必
要以上の射出圧力を樹脂に対して与えなければならな
い。そのために、樹脂の内部歪は大きくなり成形品の精
度を低下させる、と同時に成形機の仕様や大きさは必要
以上に過大となるという問題があつた。流動方向が一方
向であるために背向性も強い。
本発明の目的は、歪の小さい高精度な成形品を得るため
に、成形加工プロセスの中で必要以上の応力を与えない
成形法を取入れ、又成形加工や組立に好適な成形機を提
供することにある。
特に本発明では、上記問題点の他に、汎用性が高く、プ
ラスチツク部品の成形加工と組立を直結するために最適
な、従来にない小形の成形装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、樹脂の加圧成形時の流動距離を短く、かつ
均一にする目的で、開放状態にある予備成形用キヤビテ
イ内へ可塑化した素材を低圧で片寄りなく、完成品に近
似したブランクを予備成形し、これを金型キヤビテイ内
へすばやく確実に供給する。直後に金型で加工成形する
こと、あるいは、予備成形において、流動距離,方向,
量などを任意に設定することで達成される。
また、小型化については、構成が長くなる加圧成形部と
可塑化部を垂直方向に近接させて配置すること、これら
ユニツトをブランクと成形品のトランスフアユニツトで
結合一体化すること、可塑化,成形,排出を一直線に構
成することなどで達成される。
更に詳しく説明すると、本発明は、溶融樹脂を第1の成
形用金型のキヤビテイに入れ、後に、このキヤビテイに
第2の成形用金型の突部を挿入し、所定の圧力を付与
し、前記両金型によつて定まる所定形状の樹脂成形品を
得るものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等を直線的に配して構成し
た可塑化部(I)と、 この可塑化部(I)に平行又はほぼ平行に置かれ、成形
シリンダや第2の成形用金型を直線的に配した加工成形
部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
前記可塑化部(I)と加圧成形部(II)に直角あるいは
ほぼ直角に移動するようにした成形装置にあり、 又、溶融樹脂を第1の成形用金型のキヤビテイに入れ、
後に、このキヤビテイに第2の成形用金型の突部を挿入
し、所定の圧力を付与し、前記両金型によつて定まる所
定形状の樹脂成形品を得るものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等で構成した可塑化部
(I)と、 成形シリンダや第2の成形用金型から構成される加圧成
形部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
設け、 このトランスフアユニツト(III)は、他の前記予備成
形部(I)および加圧成形部(II)との相互動作によ
り、予備成形工程と成形完成品のエジエクト、あるいは
予備成形品を第1の金型上方に搬送する工程とエジエク
トされた成形完成品の外部への搬出工程、あるいは予備
成形品を第1の金型のキヤビテイに落し込む工程と成形
完成品の取出し工程を同時に行なうプラスチツクの成形
方法にあり、 更に、又、溶融樹脂を予備成形部(I)で予備成形し、
予備成形された予備成形品を加圧成形部(II)の第1の
成形用金型のキヤビテイに入れ、後にこのキヤビテイに
第2の成形用金型の突部を挿入し、所定の圧力を付与
し、前記両金型によつて定まる所定形状の樹脂成形品を
得るものに使用され、予備成形部(I)で成形された予
備成形物を加圧成形部(II)に移送するトランスフアユ
ニツト(III)の移送用治具であつて、 移送用治具に予備成形部(I)と加圧成形部(II)の間
隔Lに一致させて予備成形キヤビテイと成形品受部を具
備させ、この移送用治具を前記間隔Lのストロークで移
動させることを特徴とする移送用治具としたものであ
る。
〔作用〕
低い圧力で、片寄りなく予備成形された予備成形物の樹
脂内の内部歪は小さく安定した状態にある。
また、完成品に近似して予備成形されているために、加
圧成形時の流動距離が短く均一である。
よつて、成形品の加工歪は小さく均一となり、高精度の
成形が可能である。
小形化については、加圧成形部と可塑化部を垂直方向に
近接させて配置し、各ユニツトを予備成形物および成形
完成品を移送用治具で直線的に移送するために、装置は
極めて小形化される。
そして、可塑化・ブランクの予備成形と加圧成形完成品
のエジエクト、予備成形物の搬送と成形品の搬出、予備
成形物の挿入と成形品の取出し、そして、加圧成形を有
機的に行なうため、自動成形,供給,組立の最適な成形
装置となる。
又、移送用治具に予備成形キヤビテイや成形品受部を設
けたので、予備成形を伴う、この種成形装置に好適な移
送用治具となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第5図により説
明する。
まず、第1図において、ベース1の上面に、ガイド1
0,第1の成形用金型である下型4,スライダシンリン
ダ11,鉄製の架台2が組付けられている。スライダシ
リンダ11には取付板22を介して、予備成形キヤビテ
イ6と成形品受部7を有する移送用治具5が摺動可能に
組付けられている。IIIはこの移送用治具5を含むトラ
ンスフアユニツトである。
架台2には、第2の成形用金型である上型3,成形シリ
ンダ12,エジエクト部13構成される加圧成形部II
と、移送用治具5の上面と接するノズル部16,加熱筒
23,ヒータ15,ホツパ19とを含む可塑化部Iが組
付けられている。
ホツパ19の中心には、モータ20によつて回転する攪
拌棒17,スクリユー14が組込まれている。第2図に
示したトランスフア部5には、予備成形キヤビテイ6,
成形品受部7,上型3の逃げ穴21が適当なピツチで配
置してある。
尚、予備成形キヤビテイ6と成形品受部7の間隔は、可
塑化部Iと加圧成形部IIの間隔Lに一致させてある。
次に動作について説明する。
ホツパ19内の素材18は、モータ20によつて回転す
る攪拜棒17で攪拌され、スクリユ14で加熱筒23内
へ送られる。加熱筒23は、ヒータ15で適温に加熱さ
れているため、送られてきた素材ペレツト18は可塑化
される。
第3図に示すように、可塑化された樹脂は、ノズル部1
6を通して予備成形キヤビテイ6で低圧で片寄りなく予
備成形される。
この予備成形は正確た計算を兼ねている。
同時に、前サイクルで成形を完了した成形完成品9をエ
ジエクト部13を動作させて、成形品受部7の中へエジ
エクトする。両動作が完了すると、第4図に示すように
スライダシリンダ11によつて、移送用治具5摺動し、
予備成形キヤビテイ6は、下型4の中心へ、成形品受部
7は架台2の外側のガイド10上の成形品渡し部へトラ
ンスフアされる。
ここで、予備成形キヤビテイ6体のブランク8を、上型
3を若干降下させた後で、エジエクト部13を動作させ
ることによつて、下型4のキヤビテイ内へ強制的に供給
する。同時に、成形品渡し部の成形完成品9は次工程へ
取出し搬出される。
次に、第5図に示すようにスライダシリンダ11によ
り、移送用治具は、金型の逃げ穴21が金型位置に合う
まで摺動,後退する。そして、成形シリンダ12の型締
動作により、先の工程で下型4内へ供給したブランク8
を加圧,成形する。
成形,冷却時間が経過後に、成形シリンダ12の上昇に
より上型3は上昇する。その時、成形品は上型3に付い
て上昇する。
型開き後、移送用治具5は、原点位置(第1図右端)へ
後退して次のサイクルへ移行する。移送用治具5が、原
点以外の位置にある時は、移送用治具5の上面とノズル
部16の先端は常に接していて、ノズル部16の先端か
ら可塑化された樹脂が洩れることを防止するようになつ
ている。上型3,下型4,移送用治具5の予備成形キヤ
ビテイ6,加熱筒23の上部に冷却あるいは加熱用の流
路を設ける場合もある。
次に、第6図において他の実施例について説明する。予
備成形ユニツト27と加圧成形ユニツト28の中央にブ
ランク供給ユニツト29を組込み、加圧成形ユニツト2
8の反対側に成形品取出ユニツト30を直線上に配置す
る。ブランク供給ユニツト29のハンド33には、予備
成形キヤビテイ6が取付けられていて、ノズル16から
流入する樹脂を受け、ブランクの予備成形をする。次に
摺動回転動作をしてそのブランクを加圧成形ユニツト2
8の下型4へ供給する。上型3のエジエクト動作により
ブランクを金型内へ挿入し、元の位置に戻り、次工程へ
移る。加圧成形ユニツト28の成形が完了すると、成形
品取出しユニツト30のハンド33は、金型間へ成形品
を受取りにくる。ハンド33の先端には成形品受部が取
付けられている。上型3からエジエクトされた成形品9
を受取ると摺動回転動作をして金型外へ取出し、次工程
へ移行する。
このようにして、本実施例においても各ユニツトが有機
的に動作するものである。
次に、第7図において更に他の実施例について説明す
る。架台2には、予備成形ユニツト27と加圧成形ユニ
ツト28が組込まれている。予備成形ユニツト27に
は、樹脂を溶融させるためのヒータ15があり、その熱
は周囲に伝熱される。架台2にスリツト部26を設ける
ことで、熱伝導による装置の熱変形と精度低下を防止し
た。
次に、第8図において移送用治具の他の実施例について
説明する。回転自在に組込まれたエンドレスのチエーン
31またはベルト等に、予備成形キヤビテイ6と成形品
受部7を複数個取付け、移送することによつて予備成形
ブランクの供給と成形品の取出しを行なう。
次に、第9図において移送用治具の他の実施例について
説明する。加熱筒23の内部には、樹脂を混練しながら
送るためのスクリユ14があり、外部にはヒータ15が
巻付けられている。ノズル部16の先端は移送用治具5
の上面に摺動可能に接している。加熱筒23内の樹脂
は、ヒータ15により加熱され溶融し、スクリユ14の
回転によつてノズル部16を通つて、移送用治具5の予
備成形キヤビテイ6へ流入し、予備成形される。その
後、移送用治具5は摺動し予備成形キヤビテイ6には下
型まで進み、ブランク8は、金型内へ挿入される。
予備成形キヤビイテイ6には、予備成形ブランクが駒か
ら脱離しやすくするためにテーパ32としてある。
また、ノズル部16先端は、移送用治具5の上面に接し
ていて、樹脂の洩れを防止している。
次に、第10図において最後の実施例について説明す
る。予備成形ユニツト27,加圧成形ユニツト28,成
形品取出ユニツト30を直線的に配置した。この例で
は、素材供給,可塑化,予備成形,成形,完成品排出ま
でを直線的に流し、せまい自動化装置内への組込みに有
利な構成としてある。
前記の種々の実施例によれば、次のような一実施例構成
による効果がある。
(1)構成が長くなる加圧成形部と可塑化部を垂直方向に
近接させて配置したために、平面投影面積の小さい装置
を構成することができる。従つて狭い場所,就中机上に
設置して使用することが出来る。
(2)移送ユニツトやロボツト等と組合わせることにより
有機的に動作する自動成形装置を構成可能である。
(3)架台にスリツト部を設けることで、不必要な熱の伝
達を防止できる。
(4)エンドレスの移送ユニツトを使うことにより、高速
化を図ることが出来る。
(5)テーパ形状の予備成形キヤビテイとすることによ
り、ノズル先端からのドローリング防止と、予備成形駒
からのブランク脱離に有利である。
(6)各ユニツトを直線的に配置したために、自動化要素
設備として有利である。
〔発明の効果〕
本発明は前述のように、第1に、溶融樹脂を第1の成形
用金型のキヤビテイに入れ、後に、このキヤビテイに第
2の成形用金型の突部を挿入し、所定の圧力を付与し、
前記両金型によつて定まる所定形状の樹脂成形品を得る
ものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等を直線的に配して構成し
た可塑化部(I)と、 この可塑化部(I)に平行又はほぼ平行に置かれ、成形
シリンダや第2の成形用金型を直線的に配した加工成形
部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
前記可塑化部(I)と加圧成形部(II)に直角あるいは
ほぼ直角に移動するように構成したので、小形になり、
特に据付け面積が小さくなるので小物形成機として机上
に置いて使用することが可能になる。又、予備成形で完
成品に近い形状に成形し、後素早く加圧成形を行うので
歪がなく高精度、高品質のプラスチツク成形品を得るこ
とが出来る。
又、第2に、溶融樹脂を第1の成形用金型のキヤビテイ
に入れ、後に、このキヤビテイに第2の成形用金型の突
部を挿入し、所定の圧力を付与し、前記両金型によつて
定まる所定形状の樹脂成形品を得るものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等で構成した可塑化部
(I)と、 成形シリンダや第2の成形用金型から構成される加圧成
形部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
設け、 このトランスフアユニツト(III)は、他の前記予備成
形部(I)および加圧成形部(II)との相互動作によ
り、予備成形工程と成形完成品のエジエクト、あるいは
予備成形品を第1の金型上方に搬送する工程とエジエク
トされた成形完成品の外部への搬送工程、あるいは予備
成形品を第1の金型のキヤビテイに落し込む工程と成形
完成品の取出し工程を同時に行なう方法としたので、二
工程を同時に行うことが出来、作業の高速化を図ること
が出来る。
又、第3に、溶融樹脂を予備成形部(I)で予備成形
し、予備成形された予備成形品を加圧成形部(II)の第
1の成形用金型のキヤビテイに入れ、後に、このキヤビ
テイに第2の成形用金型の突部を挿入し、所定の圧力を
付与し、前記両金型によつて定まる所定形状の樹脂成形
品を得るものに使用され、予備成形部(I)で成形され
た予備成形物を加圧成形部(II)に移送するトランスフ
アユニツト(III)の移送用治具であつて、 移送用治具に予備成形部(I)と加圧成形部(II)の間
隔Lに一致させて予備成形キヤビテイと成形品受部を具
備させ、この移送用治具を前記間隔Lのストロークで移
動させる移送用治具により、前記の成形装置や成形方法
を簡単な構成で提供できるという効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の小型成形機の縦断面
図、第2図は移送用治具の平面図、第3図ないし第5図
は移送用治具の動作状態を示す一部断面側面図、第6図
は他の実施例の一部断面側面図、第7図は同じく他の実
施例の斜視図、第8図は移送用治具の他の実施例を示す
側面図、第9図は同じく他の実施例の一部断面側面図、
第10図は他の実施例の側面図である。 1……ベース、2……架台、3……第2の成形用金型
(上型)、4……第1の成形用金型(下型)、5……移
送用治具、6……予備成形キヤビテイ、7……成形品受
部、8……ブランク、9……成形完成品、10……ガイ
ド、11……スライダシリンダ、12……成形シリン
ダ、13……エジエクト部、14……スクリユ、15…
…ヒータ、16……ノズル部、17……攪拌棒、18…
…素材(ペレツト)、19……ホツパ、20……モー
タ、21……逃げ穴、22……取付板、23……加熱
筒、24……部材、25……供給口、26……スリツト
部、27……予備成形ユニツト、28……加圧成形ユニ
ツト、29……ブランク供給ユニツト、30……成形品
取出ユニツト、31……チエーン、32……テーパ部、
33……ハンド。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融樹脂を第1の成形用金型のキヤビテイ
    に入れ、後に、このキヤビテイに第2の成形用金型の突
    部を挿入し、所定の圧力を付与し、前記両金型によつて
    定まる所定形状の樹脂成形品を得るものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等を直線的に配して構成し
    た可塑化部(I)と、 この可塑化部(I)に平行又はほぼ平行に置かれ、成形
    シリンダや第2の成形用金型を直線的に配した加圧成形
    部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
    と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
    られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
    で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
    キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
    前記可塑化部(I)と加圧成形部(II)に直角あるいは
    ほぼ直角に移動するように設けたことを特徴とするプラ
    スチツクの成形装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、可塑化部(I)お
    よび加圧成形部(II)は垂直あるいはほぼ垂直に配され
    ており、トランスフアユニツト(III)は水平あるいは
    ほぼ水平に配されていることを特徴とするプラスチツク
    の成形装置。
  3. 【請求項3】溶融樹脂を第1の成形用金型のキヤビテイ
    に入れ、後に、このキヤビテイに第2の成形用金型の突
    部を挿入し、所定の圧力を付与し、前記両金型によつて
    定まる所定形状の樹脂成形品を得るものにおいて、 ホツパやヒータおよびノズル等で構成した可塑化部
    (I)と、 成形シリンダや第2の成形用金型から構成される加圧成
    形部(II)と、 前記可塑化部(I)のノズルに接触可能な予備成形部
    と、前記加圧成形部(II)の第2の成形用金型と組合せ
    られる第1の成形用金型をベース上に設け、予備成形部
    で予備成形された予備成形物を前記第1の成形用金型の
    キヤビテイに搬送するトランスフアユニツト(III)を
    設け、 このトランスフアユニツト(III)は、他の前記予備成
    形部(I)および加圧成形部(II)との相互動作によ
    り、予備成形工程と成形完成品のエジエクト、あるいは
    予備成形品を第1の金型上方に搬送する工程とエジエク
    トされた成形完成品の外部への搬出工程、あるいは予備
    成形品を第1の金型のキヤビテイに落し込む工程と成形
    完成品の取出し工程を同時に行なうプラスチツクの成形
    方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1において、 予備成形部(I)と加圧成形部(II)を1つの金属製架
    台に設け、この架台の予備成形部(I)と加圧成形部
    (II)間に熱遮蔽部を設けたものであるプラスチツクの
    成形装置。
  5. 【請求項5】前記請求項4において、 熱遮蔽部をスリツトで形成したものであるプラスチツク
    の成形装置。
  6. 【請求項6】溶融樹脂を予備成形部(I)で予備成形
    し、予備成形された予備成形品を加圧成形部(II)の第
    1の成形用金型のキヤビテイに入れ、後に、このキヤビ
    テイに第2の成形用金型の突部を挿入し、所定の圧力を
    付与し、前記両金型によつて定まる所定形状の樹脂成形
    品を得るものに使用され、予備成形部(I)で成形され
    た予備成形物を加圧成形部(II)に移送するトランスフ
    アユニツト(III)の移送用治具であつて、 移送用治具に予備成形部(I)と加圧成形部(II)の間
    隔Lに一致させて予備成形キヤビテイと成形品受部を具
    備させ、この移送用治具を前記間隔Lのストロークで移
    動させることを特徴とする移送用治具。
  7. 【請求項7】前記請求項6において、 移送用治具を平板から形成し、前記予備成形キヤビテイ
    と成形品受部の間に第2の成形用金型の挿入を許容する
    逃げ穴を設けたことを特徴とする移送用治具。
  8. 【請求項8】前記請求項6において、 移送用治具をエンドレスのチエーンあるいはベルト等か
    ら構成し、前記間隔L毎に予備成形キヤビテイと成形品
    受部を交互に設けたことを特徴とする移送用治具。
  9. 【請求項9】請求項6において、 予備成形キヤビテイのノズル側端部を他に比して小径に
    したことを特徴とする移送用治具。
  10. 【請求項10】請求項6において、 移送用治具をベース上に水平に配置したシリンダの外周
    上面に案内されて移動可能とし、予備成形キヤビテイの
    下開口をこのシリンダの上面で閉塞し、予備成形可能に
    したことを特徴とする予備成形あるいは移送用治具。
  11. 【請求項11】請求項10において、 シリンダの上面を平面としたことを特徴とする予備成形
    あるいは移送用治具。
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