JPH06170041A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH06170041A
JPH06170041A JP33811492A JP33811492A JPH06170041A JP H06170041 A JPH06170041 A JP H06170041A JP 33811492 A JP33811492 A JP 33811492A JP 33811492 A JP33811492 A JP 33811492A JP H06170041 A JPH06170041 A JP H06170041A
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balls
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Isao Kishi
勇夫 岸
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
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TECHNICAL ADVANCE KK
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TECHNICAL ADVANCE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変動入賞装置4内の特定入賞孔19に玉が入
ると権利が発生し、所定個数を限度としてチャッカー4
5の特別始動口48に玉が入るたびに、開閉入賞器50
が特別入賞口52を所定時間開放する作動を生じる特別
作動状態を発生させる構成のパチンコ機にあって、その
当たり作動を変化に富んだものとすることを目的とす
る。 【構成】 変動入賞装置4と連係して振分け装置20を
配設し、変動入賞装置4に入った玉が振分け装置20に
より有利玉に振り分けられた時には、不利玉となった時
に比して、遊技者にとって利益ある作動を生じさせるよ
うにしたものであるから、振分け装置20での玉の行方
に、スリリングな期待感を抱くこととなり、かつ遊戯盤
面の作動を変化に富んだものとすることができて、パチ
ンコ遊技の興趣を一層高め得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変動入賞装置を備えた
パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】入賞ケース内に形成した作動空隙を囲繞
する周壁に玉入口を形成し、該玉入口を開閉制御する開
閉作動片を備え、かつ内部に特定入賞孔を備えた変動入
賞装置と、特別始動口を備えたチャッカーと、特別入賞
口を備えた開閉入賞器とを備え、前記変動入賞装置内の
特定入賞孔に玉が入ると権利が発生し、所定個数を限度
としてチャッカーの特別始動口に玉が入るたびに、開閉
入賞器が特別入賞口を所定時間開放する作動を生じる特
別作動状態を発生させる構成のパチンコ機は種々提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種の変
動入賞装置を備えたものにおいて、その当たり作動を変
化に富んだものとすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一手段は、前
記変動入賞装置の特定入賞孔に連通させて、該玉入口か
ら送給された玉を有利玉と不利玉とに振分ける振分け装
置と、有利玉の発生により、不利玉の発生に比して有利
な特別作動状態を発生させる制御指令手段とを備えたも
のである。
【0005】この制御指令手段としては、有利玉の発生
により、特別作動状態で、前記開閉入賞器の特別入賞口
を開放させ得るチャッカーの有効限度個数を、不利玉の
発生に比して多くしたものが提案され得る。
【0006】また、有利玉の発生により、特別作動状態
で、前記チャッカーの特別始動口に玉が入って、開閉入
賞器が開放作動する時間を、不利玉の発生に比して長く
したものが提案され得る。
【0007】第二の手段は、始動ゲートへの玉流入によ
り変動して、予め定められた種々の図柄を変動表示する
複数の図柄表示部を備え、前記図柄表示部が所定の図柄
となると、開閉作動片により前記玉入口を開放制御する
ようにした変動入賞装置を用いたものにおいて、前記変
動入賞装置の特定入賞孔に連通させて、該玉入口から送
給された玉を有利玉と不利玉とに振分ける振分け装置
と、振分け装置に流入した玉が有利玉となったときに、
不利玉の発生に比して図柄表示部の当り確率を、所定時
期まで高確率に維持する制御指令手段とを具備したこと
を特徴とするものである。
【0008】上述した各手段にあって、前記振分け装置
によって振り分けられた不利玉と有利玉の発生を、異な
った効果音で報知する音処理装置を備えるようにするこ
とができる。
【0009】
【作用】開閉作動片が開放位置に変換されて、特定入賞
孔に入賞すると、特別入賞状態が発生する。そして各構
成にあって、玉は振分け装置に流入し、これが有利玉と
なると、不利玉となった場合に比して、パチンコ機は遊
技者にとって有利な作動を生ずる。
【0010】ここで第一の手段は、特別入賞状態そのも
のが、遊技者にとって有利な作動を生ずるようにしたも
のである。また第二の手段にあっては、次回の特別入賞
状態が発生し得る確率を向上させたものである。
【0011】上述した各手段にあって、不利玉と有利玉
の発生を、異なった効果音で報知するようにした場合に
は、遊技者はその状態を容易に認識することができる。
【0012】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図1は、パチンコ機1の正面図であって、その機枠
2の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の回転式ハ
ンドル等が設けられる。遊技盤3の盤面中央には、図2
で拡大して示すように変動入賞装置4が配設される。
【0013】変動入賞装置4は、図2〜4で明瞭に示す
ように、入賞ケース5を基体とするものであって、その
上半分には、周壁7で囲繞されて作動窓孔6が形成さ
れ、該作動窓孔6の下部に図中右側へ傾斜する玉流路8
が形成されている。
【0014】一方、前記作動窓孔6の玉流路8上の主表
面には、組合わせ表示装置9を構成する三個の7セグメ
ント指示器からなる図柄表示部10a,10b,10c
が並設されている。前記図柄表示部10a,10b,1
0cは、LED又は液晶によって構成され、「0」〜
「9」等、数字及びアルファベットからなる7セグメン
ト指示器で表現可能な図柄が表示される。また作動窓孔
6の上縁部には、4個のパイロットランプからなる待機
記録ランプ列11が設けられている。
【0015】周壁7の左壁には玉入口12が形成されて
おり、該玉入口12の下端部に回動軸13に支持され、
起立状態で玉入口12を遮蔽し、横臥状態で玉入口12
を開放する開閉作動片14が枢支されている。この開閉
作動片14は、装着フレーム30に保持されたソレノイ
ド33によって構成される開閉駆動装置により、支軸1
3を回動制御され、開放位置と、閉鎖位置とに変換され
る。
【0016】また開閉作動片14は、図2〜4で明瞭に
示すようにL形をしており、主遮蔽片14aと、副遮蔽
片14bとを支軸13の位置を中心として90度の角度間
隔を置いて突成してなり、両遮蔽片14a,14b間
に、玉一個のみの貯留を可能とする滞留座15を形成し
ている。
【0017】そして、開閉作動片14は図3の閉鎖位置
で、主遮蔽片14aを直立状として、これにより玉入口
12が遮蔽される。また約45°外方へ回動した図4の開
放位置では、前記副遮蔽片14bにより玉入口12は遮
蔽される。そして、該開放位置で、前記滞留座15は入
賞ケース5外に開口して、打玉の流入を可能とする。一
方、この滞留座15は、開閉作動片14の閉鎖位置で
は、入賞ケース5の内方に位置する。そしてこの位置で
は、玉の支持面となる副遮蔽片14bの内面が下方へ傾
斜することから、該滞留座15に入った滞留玉xは、下
方へ落下することとなる。
【0018】前記作動窓孔6の下部には、ほぼ円形の空
所16が形成されている。この空所16は図5,6で明
らかなように図中右側で中心からほぼ60°偏位した位置
で特定入賞孔19を介して玉流路8と連通している。
【0019】また前記空所16の直下位置には不利入賞
孔17が形成され、さらには中心から左側へ60°偏位し
た位置の前壁面には有利入賞孔18が形成されている。
この不利入賞孔17は玉検知スイッチS1を、有利入賞孔
18は玉検知スイッチS2(図9参照)を備える玉通路と
夫々連通している。そして、前記不利入賞孔17,有利
入賞孔18に流下した玉は入賞玉となって、公知機構に
より所定数の景品玉を排出すると共に、玉検知スイッチ
S1,S2により検知され、特別作動状態となって、遊戯者
に所要の利得を受ける権利を発生させることとなるが、
後述するように、有利入賞孔18に入った場合には、前
記不利入賞孔17に入った場合に比して、遊技者にとっ
て有利な特別作動を生ずることとなる。
【0020】この空所16には、本発明の振分け装置を
構成する円盤状回転振分け装置20が支軸21にその中
心を支持されて配設される。前記回転振分け装置20
は、背面壁に肉厚部を突成することにより、その周面に
不利孔23,有利孔26,不利孔24を夫々ほぼ120 °
の角度配置で周面に形成して、不利孔23と不利孔24
とを視認可能のく形状連通路25で連通している。さら
に有利孔26は玉一個分の収納を可能としている。有利
孔26の背部は背面壁が除去されている。また連通路2
5及び有利孔26は前方に開放されている。さらにまた
この回転振分け装置20は反時計方向へ連続回転してい
る。回転振分け装置20は、前記入賞ケース5の空所1
6を覆う前面板5aの透孔部5bにより視認可能となっ
ており、このため、後述する不利孔23,24又は有利
孔26に流入する玉の動きを遊技者は確認することがで
きる。
【0021】前記支軸21には、入賞ケース5の背部に
装着フレーム30により支持されたステップモータ等か
らなる駆動制御モータ31の駆動軸を、歯車列32を介
して連係し、前記回転振分け装置20を反時計方向へ回
転制御し得るようにしている。その他変動入賞装置4の
上部には入賞口35が配設される。
【0022】前記変動入賞装置4の下方には、光電スイ
ッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知装置
(図示せず)を備える始動ゲート40が設けられてい
る。この始動ゲート40に遊技球が通過して該球検知装
置による球検知信号が発生すると、組合わせ表示装置9
を駆動すると共に、通常の入賞口と同様に、その遊技球
の通過に伴って所定数の景品球を発生する。
【0023】変動入賞装置4の右方には、図7で示すよ
うに回転体46に玉一個分の保留を可能とする捕捉孔4
7が周部に形成された回転体46を内蔵する回転チャッ
カー45が配設される。この回転チャッカー45内には
特別始動口48が配設され、前記捕捉孔46に入った玉
を回転体46の回転に伴って、特別始動口48に供給す
る。
【0024】そのさらに下方には、図8で示すようにソ
レノイド51により開閉板53を作動させて開閉駆動制
御される特別入賞口52を備えた開閉入賞器50が配設
される。
【0025】そして特定入賞孔19に玉が流下すること
により生ずる特別作動状態のときに、回転チャッカー4
5の捕捉孔47に玉が流入し、回転チャッカー45の回
転に伴って、玉が特別始動口48に供給されると、特別
入賞口52の開閉板53が所定時間開放する。この特別
入賞口52に約10個の玉が流入したときには、開放作動
中であってもその開放動作が終了する。また、回転チャ
ッカー45へ有効限度個数の範囲(通常16個)で遊技球
が入賞するたびに、特別入賞口52は開放され、而して
後に、特別作動状態が終了する。
【0026】次に前記各構成の作動につき説明する。遊
技盤3に遊技球が打ち出されて、始動ゲート40を通過
すると、図9で示す中央制御装置CPUに接続された記
憶装置ROMに格納された乱数表の内いずれかを選出
し、その選出値に対応して、当たり、またははずれを決
定する。そして、景品球の供給と共に図柄表示駆動回路
を介して前記組合わせ表示装置9を駆動し、図柄表示部
10a,10b,10cを変動開始して、約5秒程度経
過すると、当たり、はずれの判定にもとずき、乱数表か
ら図柄表示部10a,10b,10cの図柄を決定し、
順次停止する。そして、図柄表示部10a,10b,1
0cの図柄が同一図柄、または図柄表示部10a,10
bが同一図柄で、図柄表示部10cが「当」図柄の場合
には、「大当り」となり、図10で示す音声処理装置に
よりスピーカーが鳴音を発すると共に、ソレノイド33
が駆動して、開閉作動片14が外方へ傾動し、約6秒開
放位置となる。この位置(図4参照)では、上述したよ
うに玉入口12は副遮蔽片14bにより遮蔽されると共
に、滞留座15には玉一個のみの滞留が可能となる。従
って、この開放時間内には、既に流入した貯留玉xによ
り他の玉が遮断され、単一の玉のみが受容される。
【0027】そして、開放時間が消化されると、前記ソ
レノイド33が再駆動し、開閉作動片14が復動し、主
遮蔽片14aにより玉入口12が遮蔽されると共に、前
記滞留座15が入賞ケース5内に位置し、かかる位置
(図3参照)で玉xの滞留維持が不能のため、玉流路8
上に落下する。尚、前記始動ゲート40に遊技球が連続
的に流入した場合には、待機記録ランプ列11が順次点
灯し、最高四回まで保留される。
【0028】玉流路8上に落下して玉入口12から入っ
た玉は、特定入賞孔19に供給され、この時、回転振分
け装置20は、反時計方向に回転しているから、該回転
振分け装置20の周面に係止されて一旦滞留した後、ま
たは直接、不利孔23,24又は有利孔26に流入す
る。
【0029】このとき、連通路25を介して不利孔23
と連通する不利孔24は、中心からほぼ60°偏位した左
位置にあり、連通路25はく字状となっており、このた
め、不利孔23に入った玉は、一旦連通路25に滞留し
た後に、回転振分け装置20の回転に伴って不利孔24
がほぼ直下位置となった時点(図6位置)で、不利入賞
孔17に流入する。また、不利孔24に入った玉は、連
通路25を経由して不利孔23から不利入賞孔17に流
下する(図5参照)。さらには、有利孔26に入った玉
(図6参照)は、回転振分け装置20の回転に伴って、
前記有利入賞孔18内に流入する(図3位置)。
【0030】そして、前記有利入賞孔18へ玉が流下す
ると、その流通路内に配設した玉検知装置により検知さ
れ、特別作動状態となって、大当りの権利が発生する。
【0031】上述した玉が不利入賞孔17に入った場合
と、有利入賞孔18に入った場合とでは、特別作動状態
の内容が異なる。この差異は、特別入賞口52を開放さ
せ得る特別始動口48への玉の入る限度個数(以下、有
効限度個数という)を変化させることにより行われ得
る。
【0032】すなわち、有効限度個数を有利入賞孔18
に入って有効玉に振り分けられたときには、16個とし、
不利入賞孔17に入って無効玉に振り分けられたときに
は、2個とする。そして不利入賞孔17または有利入賞
孔18に入った場合には、この特別作動状態の間に、回
転チャッカー45の捕捉孔47に玉が流入し、回転体4
6の回転に伴って、玉が特別始動口48に供給される
と、特別入賞口52の開閉板53が約10秒開放する。そ
してこの特別入賞口52に約10個の玉が流入したときに
は、開放作動中であっても、その開放動作が終了する。
そして有効限度個数の消化にともない、特別作動状態が
終了する。而して、遊技者は、大当りに伴う利得の供与
を、有利玉の発生により、不利玉の発生に比して有利に
受けることとなる。
【0033】かかる利益の差異を発生させる手段とし
て、前記開閉板53の開放時間に差異を生じさせる手段
も採用され得る。即ち、有効玉に基づく特別作動状態の
場合には、前記開閉板53の開放時間を約10秒とし、無
効玉の発生に基づく特別作動状態の場合には、5 秒程度
とする。
【0034】次に、前記組合わせ表示装置9により制御
される図柄表示部10a,10b,10cの当たり確率
を、特別作動終了後に変化させて、利益に差異を生じさ
せる手段も適用され得る。
【0035】即ち、有利入賞孔18に入って有効玉が生
じた場合には、特別作動が終了した次回の図柄表示部1
0a,10b,10cの当たり確率を通常よりも10倍向
上させるようにする。 一方、不利入賞孔17に入って無
効玉が発生した場合にあっては、特別作動終了後も、通
常の当たり確率とする。
【0036】この構成を更に詳しく説明する。中央制御
装置CPUに接続された記憶装置ROMには、「0」〜
「275 」までの276 コマを循環する乱数値が格納され、
前記40への球通過にともない、そのいずれかを選出す
る。そしてこの値が例えば「0」の場合のみを当りと
し、それ以外をハズレと判定し、始動ゲート40への球
通過直後、又は通過記憶された場合には、その記憶数が
消化されると組合わせ表示装置9の変動が開始され、前
記判定結果に基づいて、当たり又ははずれの図柄を選定
し、組合わせ表示装置9を駆動停止して図柄表示部10
a,10b,10cに表示する。
【0037】したがって、通常は、当たり確率は1/276
である。しかるに前記有利入賞孔18に玉が入って玉検
知スイッチS2がオン作動すると、上述したように、特別
始動口48に有効限度個数が入って、特別作動状態が終
了したら、次回の当たりが発生するまで、乱数値のう
ち、例えば「0」〜「9」までを当たりとして、当たり
確率を10倍とする。この場合に、次回の当たり作動にあ
っては、有利入賞孔18に玉が入っても、有利な作動は
生じない。尚、連続的に、高確率としても良く、この場
合には大当たり中に、不利入賞孔17に玉が入らない限
り、当たり確率は高率状態が維持されることとなる。
【0038】更には、不利入賞孔17に入った場合も、
通常の状態に比して、高確率としても良い。例えば、有
利入賞孔18の玉流入に基づき確率を通常よりも10倍に
上昇させ、不利入賞孔17の玉流入に基づき確率を通常
よりも5倍に上昇させるようにする。この場合にも、有
効玉と、無効玉で、利益に大きな差異を生じさせ得る。
尚、この場合には、次回の大当たりで、通常確率に復帰
することとなる。上述の構成にあって、回転振分け装置
20により玉の振り分けを行ったが、その他種々の振り
分け装置が適用され得る。また、この振り分け装置は必
ずしも変動入賞装置4に内蔵させる必要はなく、特定入
賞孔を遊技盤3上に設けた振り分け装置へ連通させて、
別途振り分け作動を生じさせるようにしてもよい。
【0039】上述の一連の作動は図10で示す中央制御
装置CPU等からなる制御指令手段により容易に実行さ
れ得る。
【0040】
【発明の効果】本発明は、上述したように、変動入賞装
置4内の特定入賞孔19に玉が入ると権利が発生し、所
定個数を限度としてチャッカー45の特別始動口48に
玉が入るたびに、開閉入賞器50が特別入賞口52を所
定時間開放する作動を生じる特別作動状態を発生させる
構成のものにあって、変動入賞装置4と連係して振分け
装置20を配設し、変動入賞装置4に入った玉が振分け
装置20により有利玉に振り分けられた時には、不利玉
となった時に比して、遊技者にとって利益ある作動を生
じさせるようにしたものであるから、振分け装置20で
の玉の行方に、スリリングな期待感を抱くこととなり、
かつ遊戯盤面の作動を変化に富んだものとすることがで
きて、パチンコ遊技の興趣を一層高め得る優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機1の正面図である。
【図2】変動入賞装置4の斜視図である。
【図3】変動入賞装置4の正面図である。
【図4】変動入賞装置4の他の態様を示す一部の正面図
である。
【図5】回転振分け装置20の作動を示す横断正面図で
ある。
【図6】回転振分け装置20の他の作動を示す横断正面
図である。
【図7】回転チャッカー45の斜視図である。
【図8】開閉入賞器50の斜視図である。
【図9】制御指令手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 4 変動入賞装置 5 入賞ケース 6 作動窓孔 9 組合わせ表示装置 10a,10b,10c 図柄表示部 12 開口 14 開閉作動片 17 不利入賞孔 18 有利入賞孔 19 特定入賞口 20 回転振分け装置 21 支軸 23,24 不利孔 26 有利孔 40 始動ゲート 45 回転チャッカー 46 回転体 48 特別始動口 50 開閉入賞器 52 特別入賞口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞ケース内に形成した作動空隙を囲繞
    する周壁に玉入口を形成し、該玉入口を開閉制御する開
    閉作動片を備え、かつ内部に特定入賞孔を備えた変動入
    賞装置と、特別始動口を備えたチャッカーと、特別入賞
    口を備えた開閉入賞器とを備え、前記変動入賞装置内の
    特定入賞孔に玉が入ると権利が発生し、所定個数を限度
    としてチャッカーの特別始動口に玉が入るたびに、開閉
    入賞器が特別入賞口を所定時間開放する作動を生じる特
    別作動状態を発生させる構成のパチンコ機において、 前記変動入賞装置の特定入賞孔に連通させて、該玉入口
    から送給された玉を有利玉と不利玉とに振分ける振分け
    装置と、 有利玉の発生により、不利玉の発生に比して有利な特別
    作動状態を発生させる制御指令手段とを備えたことを特
    徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 有利玉の発生により、特別作動状態で、
    前記開閉入賞器の特別入賞口を開放させ得るチャッカー
    の有効限度個数を、不利玉の発生に比して多くする制御
    指令手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のパチ
    ンコ機。
  3. 【請求項3】 有利玉の発生により、特別作動状態で、
    前記チャッカーの特別始動口に玉が入って、開閉入賞器
    が開放作動する時間を、不利玉の発生に比して長くする
    ようにした制御指令手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】入賞ケース内に形成した作動空隙を囲繞す
    る周壁に玉入口を形成し、該玉入口を開閉制御する開閉
    作動片を備え、かつ内部に特定入賞孔を備え、さらに始
    動ゲートへの玉流入により変動して、予め定められた種
    々の図柄を変動表示する複数の図柄表示部を備え、前記
    図柄表示部が所定の図柄となると、開閉作動片により前
    記玉入口を開放制御するようにした変動入賞装置と、特
    別始動口を備えたチャッカーと、特別入賞口を備えた開
    閉入賞器とを備え、前記変動入賞装置内の特定入賞孔に
    玉が入ると権利が発生し、所定個数を限度としてチャッ
    カーの特別始動口に玉が入るたびに、開閉入賞器が特別
    入賞口を所定時間開放する作動を生じる特別作動状態を
    発生させる構成のパチンコ機において、 前記変動入賞装置の特定入賞孔に連通させて、該玉入口
    から送給された玉を有利玉と不利玉とに振分ける振分け
    装置と、 振分け装置に流入した玉が有効玉となったときに、不利
    玉の発生に比して図柄表示部の当り確率を、所定時期ま
    で高確率に維持する制御指令手段とを具備したことを特
    徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】前記振分け装置によって振り分けられた不
    利玉と有利玉の発生を、異なった効果音で報知する音処
    理装置を備えたことを特徴とする請求項1乃至4記載の
    パチンコ機。
JP4338114A 1992-11-25 1992-11-25 パチンコ機 Expired - Lifetime JP2724947B2 (ja)

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