JPH0616996U - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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JPH0616996U
JPH0616996U JP6232692U JP6232692U JPH0616996U JP H0616996 U JPH0616996 U JP H0616996U JP 6232692 U JP6232692 U JP 6232692U JP 6232692 U JP6232692 U JP 6232692U JP H0616996 U JPH0616996 U JP H0616996U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コード進行に関する音楽的知識がなくても、
音楽的にスムーズに聞こえるコード進行データを容易に
入力できる自動伴奏装置を提供する。 【構成】 コード進行入力部5は、6個のスイッチI〜
VIを有し、コード進行処理部6がスイッチIに主音
を、関係調スイッチII〜VIにその主音の関係調を割
り当てる。コード進行処理部6は、投入されたスイッチ
I〜VIに割り当てたルート名やコード名データを変換
テーブルROM7から読み出してパターン変更部4に出
力し、また投入スイッチI〜VIに応じて次の主音と関
係調をスイッチI〜VIに割り当てる。パターン変更部
4は、パターン発生部3からの基本伴奏パターンをコー
ド進行処理部6からのルート名及びコード名データによ
り変更して出力する。一方、コード進行記憶部8は、コ
ード進行処理部6から出力されるコード進行データを記
憶し、この記憶内容からコード進行検出部9がコード進
行に最適なコードを検出して、コード進行入力部5の各
スイッチI〜VI毎に設けられたランプR1〜R6を点
灯させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動伴奏装置に関し、詳細には、音楽的な知識がない演奏者にとっ ても、演奏される伴奏音に適切なコード付けを行なうことのできる自動伴奏装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動伴奏装置においては、Cメジャー等の基本となる伴奏パターンを2 小節分程度の長さあらかじめメモリに記憶しておき、この伴奏パターンをテンポ クロックに基づいた速さで読み出す。この読み出された伴奏パターンを、入力さ れるコードに基づいてスケール変換し、伴奏音として出力する。そして、このコ ード入力は、通常、鍵盤により演奏者が、いわゆるフィンガード方式やシングル フィンガー方式で、ルートとコード種を指定することにより行なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動伴奏装置にあっては、単にコード入力の 入力方法を簡単にする改良であったため、初心者が自動伴奏を行なうには、なお 困難な問題があった。
【0004】 すなわち、自動伴奏装置を使用して自動伴奏を行なわせる場合、初心者にとっ て最も分かりにくいのは、どの種のコードをどのような順番で入力するかである 。詳細に説明すると、伴奏は、コード進行が、関係調(近親調)に沿って進行す ることによりスムーズに聞こえ、この関係調に沿ってコード進行が行なわれない と、音楽的に違和感のある伴奏演奏となるおそれがある。例えば、C(I)を主 音とした関係調であれば、Dm(IIm )、Em(IIIm)、F(IV)、G(V)、 Am(VIm )があり、このコードのいずれかに進行していれば、スムーズな伴奏 演奏に聞こえる。このような関係調に沿ってコード進行すると、例え転調しても スムーズに聞こえる。ところが、こうした一定の規則に沿ったコード進行を入力 することは、音楽的な知識が乏しい初心者にとっては、困難なことであり、初心 者が自動伴奏を行なう上での困難な問題となっている。
【0005】 そこで、本考案は、コード進行に関する音楽的知識がなくても、音楽的にスム ーズに聞こえる適切なコード進行データを容易に入力できる自動伴奏装置を提供 することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、 伴奏パターンを記憶するパターン記憶手段と、 前記パターン記憶手段に記憶されている伴奏パターンを順次読み出す読出手段 と、 曲の主音を入力する主音入力手段と、 コード進行を入力するコード進行入力手段と、 前記主音入力手段からの主音とコード進行入力手段からのコード進行データに 基づき次に進行すべきルート名とコード名を算出しこの算出結果を前記主音入力 手段と前記コード進行入力手段にそれぞれ割り振るとともに、前回の主音入力手 段からの主音とコード進行入力手段からのコード進行データに基づいて主音入力 手段とコード進行入力手段に割り振ったルート名とコード名に基づいて今回入力 された主音とコード進行データに対応するルート名とコード名を出力するコード 進行処理手段と、 前記コード進行処理手段の出力するルート名とコード名を順次コード推移とし て記憶する推移記憶手段と、 前記推移記憶手段に記憶されたコード推移に基づき次に進行すべきコードを検 出するコード検出手段と、 前記コード検出手段の検出結果を所定の報知形態で報知する報知手段と、 前記コード進行処理手段から出力されるコード名とルート名に基づいて前記読 出手段により読み出された伴奏パターンを変更する変更手段と、 前記変更手段により変更された伴奏パターンに基づいて伴奏音の発生を指示す る伴奏音発生指示手段と、 を備えることにより、達成される。
【0007】 この場合、前記報知手段は、例えば、請求項2に記載するように、前記コード 検出手段の検出した次に進行すべきコードを表示出力してもよく、また、例えば 、請求項3に記載するように、前記コード検出手段の検出した次に進行すべきコ ード以外のコードを表示出力してもよい。さらに、前記報知手段は、例えば、請 求項4に記載するように、前記コード検出手段の検出した次に進行すべきコード を音声により報知してもよい。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、 読出手段が、伴奏パターンを記憶するパターン記憶手段から伴奏パターンを読 み出し、主音入力手段から曲の主音を、またコード進行入力手段からコード進行 を入力する。そして、コード進行処理手段が、主音入力手段からの主音とコード 進行入力手段からのコード進行データに基づいて次に進行すべきルート名とコー ド名を算出しこの算出結果を前記主音入力手段と前記コード進行入力手段にそれ ぞれ割り振り、また、前回の主音入力手段からの主音とコード進行入力手段から のコード進行データに基づいて主音入力手段とコード進行入力手段に割り振った ルート名とコード名に基づいて今回入力された主音とコード進行データに対応す るルート名とコード名を出力する。一方、前記コード進行処理手段の出力するル ート名とコード名を、推移記憶手段に順次コード推移として記憶し、この推移記 憶手段に記憶されたコード推移に基づいて、コード検出手段が、次に進行すべき コードを検出する。このコード検出手段の検出結果を、報知手段により、所定の 報知形態で報知する。そして、前記主音入力手段やコード進行入力手段の入力操 作に応じて前記コード進行処理手段から出力されるコード名とルート名に基づい て、変更手段が、前記読出手段によりパターン記憶手段から読み出された伴奏パ ターンを変更し、この変更された伴奏パターンに基づいて、伴奏音発生指示手段 が、伴奏音の発生を指示する。
【0009】 したがって、主音入力手段やコード進行入力手段を入力操作すると、この入力 操作に応じて、次に進行すべきルート名とコード名を主音入力手段とコード進行 入力手段に割り振ることができ、コード進行に関する音楽的知識がなくても、主 音入力手段やコード進行入力手段の入力操作を行なうだけで、音楽的にスムーズ に聞こえるコード進行データを容易に入力できる。さらに、過去のコード推移か ら進行すべきコードが報知出力されるので、この報知出力に基づいてコードを入 力操作することにより、より一層簡単により適切なコード入力を行なうことがで きる。
【0010】 この場合、前記報知手段により次に進行すべきコード、あるいは、次に進行す べきコード以外のコードを表示出力したり、音声により報知出力することにより 、進行すべきより適切なコードをより簡単に入力することができる。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案の自動伴奏装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1〜図4は、自動伴奏装置の第1実施例を示す図であり、図1は自動伴奏装 置のブロック構成図、図2は図1のコード進行入力部の外観図、図3は図1のコ ード進行処理部の回路構成図、図4は図1のパターン変更部の回路構成図である 。
【0013】 図1において、自動伴奏装置1は、テンポクロック発生器2、パターン発生部 3、パターン変更部4、コード進行入力部5、コード進行処理部6、変換テーブ ルROM(Read Only Memory)7、コード進行記憶部8、コード進行例テーブル ROM9及び表示駆動部10等を備えている。
【0014】 テンポクロック発生器2は、所定のテンポクロックを発生し、パターン発生部 3に出力する。
【0015】 パターン発生部3は、基本となる伴奏パターン、例えば、Cメジャーの伴奏パ ターンの自動演奏データを1〜4小節分記憶しており、テンポクロック発生器2 からテンポクロックが入力される毎に、該伴奏パターンの自動演奏データをパタ ーン変更部4に出力する。この伴奏パターンの演奏データは、例えば、1オクタ ーブを0〜11までのノートコードで表現したものであり、12平均律の音符と 1対1に対応している。
【0016】 したがって、テンポクロック発生器2及びパターン発生部3は、伴奏パターン を記憶するパターン記憶手段及びこの記憶された伴奏パターンを順次読み出す読 出手段として機能する。
【0017】 一方、コード進行入力部(主音入力手段、コード進行入力手段)5は、図2に 示すように縦に2個、横に3個配列されたスイッチIからスイッチVIまでの6 個のスイッチを備えており、スイッチIがコードの主音(主調)スイッチ(主音 入力手段)に、スイッチIIからスイッチVIが関係調(近親調)スイッチ(コ ード進行入力手段)に割り当てられている。各スイッチI〜VIの近傍には、そ れぞれランプR1〜R6が設けられており、ランプR1〜R6は、後述するよう に、コード進行に最も適したコードの割り当てられたスイッチI〜VIを点灯す ることによりコード進行に最適なコードを報知する。
【0018】 各スイッチI〜VIの操作は、縦3本、横2本のキーマトリックスで検出され て、各スイッチI〜VI毎に割り当てられた4ビットのスイッチコードをコード 進行処理部6及びコード進行記憶部8に出力する。そして、この4ビットのスイ ッチコードのうち、0ビット目と1ビット目が、スイッチの縦キーマトリックス コードを、2ビット目が、スイッチの横キーマトリックスコードを、3ビット目 が、主音スイッチと他のスイッチとの同時押しコードを表わしている。そして、 主音スイッチIの位置する横列のスイッチ、すなわち、スイッチIV及びスイッ チVには、関係調コードの内メジャーコードが割り付けられ、主音スイッチIの 位置しない横列のスイッチ、すなわち、スイッチII、スイッチIII及びスイ ッチVIには、関係調コードのうちマイナーコードが割り付けられる。この各ス イッチI〜スイッチVIへのコードの割り付けは、後述するように、コード進行 処理部6が変換テーブルROM7のアドレスを設定することにより行なう。
【0019】 コード進行処理部6は、図3に示すように、調レジスタ11、書込制御レジス タ12及び加算器13、14を備えている。このコード進行処理部6の加算器1 3には、前記コード進行入力部5からの縦キーマトリックスコードが入力され、 書込制御レジスタ12には、コード進行入力部5からの同時押しコードが入力さ れる。また、コード進行入力部5からの横キーマトリックスコードは、このコー ド進行処理部6を介して変換テーブルROM7に入力されるとともに、そのまま コード名データとしてパターン変更部4及びコード進行記憶部8に出力される。 加算器13には、2ビット表示の「−1」がさらに入力されており、加算器13 は、縦キーマトリックスコードに「−1」を加算して、4ビットデータとしてそ の加算結果を加算器14に出力する。ここで、加算器13で縦キーマトリックス コードに「−1」を加算するのは、変換テーブルROM7のコード進行変換テー ブルの各コード配列に対して、コード進行入力部5の主音スイッチIを中心とし て、他の関係調スイッチII〜VIに主音のアドレスを中心として、関係調のア ドレスを配置するためである。
【0020】 加算器14には、さらに調レジスタ11から4ビットの主音(主調)データが 入力され、加算器14は、加算器13からの加算結果と調レジスタ11からの主 音データを加算して、その加算結果を変換テーブルROM7にアドレスとして出 力するとともに、調レジスタ11にフィードバックする。調レジスタ11は、書 込制御レジスタ12から書込信号が入力されたときのみ、加算器14からの加算 結果を取り込んで主音データとして加算器14に出力し、書込制御レジスタ12 から書込信号が入力されないときには、以前に取り込んだ主音データを保持して 、加算器14に出力する。書込制御レジスタ12は、コード進行入力部5から同 時押しコードとして主音スイッチIと他の関係調スイッチII〜VIが同時に押 されたことを示す「1」のスイッチコードが入力されると、調レジスタ11に書 込信号を出力する。
【0021】 そして、前記加算器14は、加算結果を変換テーブルROM7にアドレスとし て出力するが、この変換テーブルROM7には、コード進行入力部5からの横キ ーマトリックスコードがアドレスとして入力されており、変換テーブルROM7 は、コード進行変換テーブルを記憶している。このコード進行変換テーブルは、 変換テーブルROM7に、例えば、メジャーコードとマイナーコードに分離され て記憶されており、メジャーの関係調コードがそれぞれ相隣接するアドレス位置 に、またマイナーの関係調コードがそれぞれ相隣接するアドレス位置に記憶され ている。したがって、メジャーコードのアドレスに所定アドレスを加算、あるい はマイナーアドレスに所定アドレスを減算することにより、各メジャーコードま たはマイナーコードの関係調コードが相隣接して変換テーブルROM7に記憶さ れていることになる。
【0022】 変換テーブルROM7は、コード進行入力部5からの横キーマトリックスコー ドによりこのメジャーとマイナーを分類するアドレスが指定され、加算器14か らの加算結果によりメジャーとマイナーでの具体的なアドレスが指定される。変 換テーブルROM7は、アドレス指定されたルート名データをパターン変更部4 及びコード進行記憶部8に出力する。
【0023】 パターン変更部4(変更手段、伴奏音発生指示手段)は、図4に示すように、 比較器21、アンド回路22、セレクタ23及び加算器24等を備えており、パ ターン変更部4は、パターン発生部3から入力される伴奏パターンの演奏データ をコード進行部6からのルート名データ及びコード名データによりパターン変更 を行なう。
【0024】 すなわち、パターン変更部4は、その比較器21及びセレクタ23に図1に示 すパターン発生部3からの伴奏パターンの演奏データが入力され、この演奏デー タは、上述のように、0〜11までの1オクターブのノートコードで表現され、 12平均律の音符と1対1に対応したものである。すなわち、「C」が「0」に 「B」が「11」に対応している。そして、パターン変更部4のアンド回路22 には、コード進行処理部6からのコード名データが入力され、またその加算器2 4には、コード進行処理部6からのルート名データが入力される。このルート名 データは、0〜11までの1オクターブのノートコードで表現され、12平均律 の音符と1対1に対応したものである。すなわち、「C」が「0」に「B」が「 11」に対応している。
【0025】 比較器21には、さらに、「4」が入力されており、比較器21は、伴奏パタ ーンの演奏データをこの「4」と比較して、伴奏パターンの演奏データが「4」 と一致するときには、「1」を、一致しないときには、「0」をアンド回路22 に出力する。アンド回路22は、比較器21から「1」が入力されているときに 、コード進行処理部6から入力されるコード名データをセレクタ23に出力する 。すなわち、コード名データは、コード名がメジャーのときには「0」、コード 名がマイナーのときには「1」であり、演奏データが「4」のときに、コード進 行入力部5でマイナーが入力されていると、このマイナーコードがセレクタ23 に入力される。
【0026】 セレクタ23は、伴奏パターンの演奏データがそのA端子に入力され、そのB 端子には、「3」が入力されている。セレクタ23は、アンド回路22から「0 」が入力されると、A端子に入力されるデータを加算器24に出力し、アンド回 路22から「1」が入力されると、B端子に入力されるデータを加算器24に出 力する。すなわち、セレクタ23は、伴奏パターンの演奏データが「4」でない ときには、常に伴奏パターンの演奏データを加算器24に出力し、伴奏パターン の演奏データが「4」のときには、コード名データがメジャーであると、伴奏パ ターンの演奏データを、コード名データがマイナーであると、「3」を加算器2 4に出力する。
【0027】 加算器24は、セレクタ23から入力されるデータにコード進行処理部6から 入力されるルート名データを加算し、キーコードNo. 、すなわち音階周波数を指 定する楽音情報として音源等に出力する。
【0028】 すなわち、パターン変更部4は、パターン発生部3から出力された伴奏パター ンの演奏データをコード進行処理部6で入力されてコード進行変換テーブルに基 づいて変換されたコード名データ及びルート名データに基づいて変更し、キーコ ードNo. として出力して、発音指示する。
【0029】 コード進行記憶部(推移記憶手段)8は、コード進行処理部6から出力された 過去2回分の最新のコード名データ及びルート名データ、すなわち、コード進行 データを記憶し、過去2回分の最新のコード進行データを入力推移データとして コード進行検出部9に出力する。
【0030】 コード進行検出部(コード検出手段)9は、例えば、代表的なコードの進行例 を上記コード進行データをアドレスとする進行例テーブルを記憶するコードテー ブルROMを備え、コード進行記憶部8から入力される入力推移データをアドレ スとして進行例テーブルを検索して、過去の入力コードから進行すべき最適なコ ードを検出する。このコード進行検出部9の詳細については、本出願人が先に出 願した特開平1−262595号公報に記載されている。コード進行検出部9は 、この検出した進行すべき最適なコードに対応する上記コード進行入力部5のス イッチI〜VI毎に設けられたランプR1〜R6を指定するランプデータに変換 して表示駆動部10に出力する。
【0031】 表示駆動部10は、コード進行検出部9から入力されるランプデータに基づい てランプR1〜R6を点灯する。
【0032】 次に作用を説明する。
【0033】 自動伴奏装置1は、テンポクロック発生器2からのテンポクロックに同期して パターン発生部3が基本の伴奏パターンであるCメジャーの伴奏パターンの演奏 データをパターン変更部4に出力する。
【0034】 一方、コード進行入力部5は、初期状態において、コード進行処理部6が変更 テーブルROM7のアドレスを、例えば、先頭アドレスに指定することにより、 その主音スイッチIにCメジャーが割り当てられ、関係調スイッチII〜VIに Cメジャーの関係調が割り当てられる。すなわち、コード進行処理部6は、その 調レジスタ11に初期状態において「0」が設定され、変更テーブルROM7の 先頭アドレスが設定される。
【0035】 この状態で、演奏者が、小節の変わる手前でコード進行入力部5のスイッチ操 作を行なうと、コード進行入力部5からスイッチコードがコード進行処理部6に 入力され、コード進行処理部6は、投入されたスイッチI〜VIに割り当てたコ ードに対応するルート名データとコード名データを変換テーブルROM7から読 み出して、パターン変更部4及びコード進行記憶部8に出力する。また、コード 進行処理部6は、投入されたスイッチI〜VIを次の主音として主音スイッチI に割り当てるとともに、その主音の関係調を関係調スイッチII〜VIに割り当 てる。
【0036】 すなわち、各スイッチI〜VIには、4ビットのスイッチコードが割り当てら れており、主音スイッチIを「0」とし、他の関係調スイッチII〜VIに主音 を中心とした相隣接するメジャーコードの相対アドレス値とマイナーアドレス値 が設定される。そして、この相対アドレス値が、4ビットのスイッチコードの0 から2ビット目で指定され、3ビット目が主音スイッチIと他の関係調スイッチ II〜VIとの同時押しコードとして使用される。この同時押しコードは、主音 スイッチIと同時に押された関係調スイッチII〜VIに割り当てられた関係調 に主音が転調することを意味している。
【0037】 そこで、コード進行処理部6は、図3に示すように、主音のアドレスを調レジ スタ11に記憶し、この主音のアドレスにコード進行入力部5からのスイッチコ ードの0ビット目と1ビット目の値から「−1」を加算した値を加算器14で加 算することにより、主音アドレスからの前後方向の相対アドレス値を加算する。 そして、このアドレス値にスイッチコードの2ビット目のデータによりメジャー アドレスか、マイナーアドレスかを決定して、変換テーブルROM7のアドレス としている。このアドレスにより指定されたルート名データとコード名データを パターン変更部4に出力する。また、コード進行処理部6は、同時押しコードが 入力されると、書込制御レジスタ12が書き込み信号を調レジスタ11に出力し 、調レジスタ11は、書込信号が入力されると、加算器14の加算結果を保持す ることにより、同時押しされた関係調スイッチII〜VIに対応するコードのア ドレスを主音アドレスとして保持し、転調されることになる。
【0038】 一方、コード進行記憶部8は、コード進行入力部5の入力に対応してコード進 行処理部6から出力される過去2回分の最新のコード進行データを記憶し、記憶 した過去2回分の最新のコード進行データを入力推移データとしてコード進行検 出部9に出力する。そして、コード進行検出部9は、コード進行記憶部8から入 力される入力推移データをアドレスとして進行例テーブルを検索して、進行すべ き最適なコードを検出し、この検出した進行すべき最適なコードに対応する上記 コード進行入力部5のスイッチI〜VI毎に設けられたランプR1〜R6を指定 するランプデータを表示駆動部10に出力して、進行すべき最適なコードに割り 振られたスイッチI〜VIに設けられたランプR1〜R6を点灯させる。
【0039】 したがって、コード進行入力部5の各スイッチI〜VIには、常に主音がスイ ッチIに割り当てられ、その主音の関係調が関係調スイッチII〜VIに割り当 てられる。その結果、演奏者は、伴奏におけるコード進行に関する音楽的知識が なくても、コード進行入力部5のスイッチI〜VIを投入することにより、音楽 的にスムーズなコード進行に適したコード入力を行なうことができる。また、コ ード進行入力部5の各スイッチI〜VI毎に設けられたランプR1〜R6のうち 当該ランプR1〜R6の設けられたスイッチI〜VIに割り当てられたコードの うち、進行すべき最適なコードに対応するスイッチI〜VIに設けられたランプ R1〜R6を点灯させることができ、演奏者は、このランプR1〜R6の点灯し たスイッチI〜VIを投入することにより、進行すべき最適なコードを入力する ことができる。
【0040】 そして、パターン変更部4は、前記パターン発生部3から入力される基本伴奏 パターンの演奏データをコード進行処理部6から入力されるルート名データ及び コード名データにより変更し、変更した演奏データを出力して、伴奏音の発音を 行なわせる。
【0041】 すなわち、パターン変更部4は、比較器21、アンド回路22及びセレクタ2 3で、パターン発生部3から入力されるCメジャーの演奏データをコード進行処 理部6から入力されるコード名データによりCメジャーの演奏データをそのまま 加算器24に出力するか、マイナーとして出力するかを選択し、このセレクタ2 3から入力されるデータをコード進行処理部6から入力されるルート名データに よりコード変更して、出力する。
【0042】 以上説明したように、コード進行入力部5の各スイッチI〜VIには、常に主 音とその主音の関係調が割り当てられ、また、進行すべき最適なコードに対応す るスイッチI〜VIに設けられたランプR1〜R6を点灯させることができる。 その結果、演奏者は、伴奏におけるコード進行に関する音楽的知識がなくても、 コード進行入力部5のスイッチI〜VIを投入することにより、音楽的にスムー ズなコード進行に適したコード入力を行なうことができ、また、ランプR1〜R 6の点灯したスイッチI〜VIを投入することにより、進行すべき最適なコード を容易に入力することができる。
【0043】 なお、上記実施例においては、コード進行入力部5を図2に示すように構成し ているが、これに限るものではなく、例えば、図5に示すように、主音スイッチ Iを中央に配置し、関係調スイッチII〜VIを主音スイッチIを囲むように主 音スイッチIの周りに配置するとともに、各スイッチI〜VIの近傍にランプR 1〜R6を設けてもよい。
【0044】 図6は、自動伴奏装置の第2実施例を示す図であり、図6は自動伴奏装置のブ ロック構成図である。
【0045】 本実施例は、上記第1実施例のコード進行検出部が、関係調のうちコード進行 が最も小さいコードを検出ものであり、第1実施例と同一の構成部分には、同一 の符号を付して説明を省略する。
【0046】 図6において、自動伴奏装置30は、テンポクロック発生器2、パターン発生 器3、パターン変更部4、コード進行入力部5、コード進行処理部6、変換テー ブルROM7、コード進行記憶部8、コード進行検出部31及び表示駆動部10 等を備え、テンポクロック発生器2、パターン発生器3、パターン変更部4、コ ード進行入力部5、コード進行処理部6、変換テーブルROM7、コード進行記 憶部8及び表示駆動部10は、第1実施例のものと同一のものである。
【0047】 コード進行検出部31は、例えば、そのコードテーブルROMにコード進行の 可能性の最も小さい代表的なコードの最小進行例テーブルを記憶しており、コー ド進行記憶部8から入力される入力推移データをアドレスとして最小進行例テー ブルを検索して、進行可能性の最も小さいコードを検出する。コード進行検出部 9は、この検出した進行可能性の最も小さいコードに対応する上記コード進行入 力部5のスイッチI〜VI毎に設けられたランプR1〜R6を指定するランプデ ータを表示駆動部10に出力する。
【0048】 したがって、コード進行入力部5の各スイッチI〜VIには、常に主音とその 主音の関係調が割り当てられるとともに、割り当てられたコードのうち最も進行 可能性の小さいコードに対応するスイッチI〜VIに設けられたランプR1〜R 6を点灯させることができる。その結果、演奏者は、伴奏におけるコード進行に 関する音楽的知識がなくても、コード進行入力部5のスイッチI〜VIを投入す ることにより、音楽的にスムーズなコード進行に適したコード入力を行なうこと ができ、また、ランプR1〜R6の点灯したスイッチI〜VIを投入しないよう にすることにより、より適切なコードを容易に入力することができる。
【0049】 図7〜図9は、自動伴奏装置の第3実施例を示す図であり、図7は自動伴奏装 置のブロック構成図、図8は図7のパターン変更部の回路構成図、図9は図7の コード名読出部の回路構成図である。
【0050】 本実施例は、音声により進行すべき最適なコードを知らせるものであり、第1 実施例と同様の構成部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0051】 図7において、自動伴奏装置50は、テンポクロック発生器2、パターン発生 器3、パターン変更部41、コード進行入力部5、コード進行処理部6、変換テ ーブルROM7、コード進行記憶部8、コード進行検出部42、コード名読出部 43、コード名音声データROM44、D/A変換器45及び音声出力部46を 備えており、テンポクロック発生器2、パターン発生部3、コード進行入力部5 、コード進行処理部6、変換テーブルROM7及びコード進行記憶部8は、第1 実施例のものと同様のものである。
【0052】 コード進行検出部42は、例えば、そのコードテーブルROMに過去の入力コ ードをアドレスとして進行すべき最適なコードもつ進行例テーブルを記憶してお り、コード進行記憶部8から入力される入力推移データをアドレスとして進行例 テーブルを検索して、進行すべき最適なコードを検出する。コード進行検出部4 2は、この検出した最適コードをコード名データ及びルート名データとしてコー ド名読出部43に出力し、コード名読出部43には、さらに、コード進行入力部 5からその入力操作を示すコード入力信号が入力される。
【0053】 コード名読出部43及びコード名音声データROM44は、図8に示すように 構成されており、コード名読出部43は、分周器51、カウンタ52、インバー タ53、NAND回路54、OR回路55、NOR回路56、フリップフロップ 57、58、インバータ59、60、AND回路61、62、分周器63、カウ ンタ64及びNAND回路65等を備えている。
【0054】 分周器51には、テンポクロック発生器2からのテンポクロックが入力されて おり、分周器51は、このテンポクロックを分周して、図8中に示すように、1 小節で4個のクロックパルスをカウンタ52に出力するとともに、インバータ5 3を介してOR回路55に出力する。すなわち、本実施例では、4拍子で1小節 としており、分周回路51は、各拍子毎に1クロックパルスをカウンタ52に出 力する。
【0055】 カウンタ52は、2ビットのカウンターであり、分周器51から入力されるク ロックパルスをカウントして、1拍目で(0,0)、4拍目で(1,1)となる 信号をNAND回路54及びOR回路55に出力する。したがって、カウンタ5 2は、分周回路51から入力されるクロックパルスにより拍数をカウントし、4 拍、すなわち、1小節をカウントすると、(1,1)をNAND回路54に出力 する。NAND回路54は、4拍目で「1」の信号をNOR回路56に出力し、 OR回路55は、1拍目の最初で「0」をフリップフロップ58に出力して、フ リップフロップ58をリセットする。このフリップフロップ58には、「1」が 入力データとして入力されており、フリップフロップ58は、AND回路61か ら「1」が入力されると「1」をインバータ60に出力する。このAND回路6 1には、テンポクロック発生器2からのテンポクロックとコード進行入力部5か らのコード入力信号が入力されており、AND回路61は、コード進行入力部5 からスイッチI〜VIの入力操作が行なわれたことを示す「1」の信号が入力さ れると、テンポクロックに同期して「1」をフリップフロップ58に出力する。 したがって、フリップフロップ58は、コード進行入力部5でスイッチI〜VI の入力操作が行なわれると、「1」をインバータ60に出力し、4拍毎にリセッ トされる。
【0056】 インバータ60は、フリップフロップ58の出力を反転してNOR回路56に 出力し、このNOR回路56には、上述のように、NAND回路54から4拍目 で「1」となる信号が入力されている。したがって、NOR回路56は、1小節 の4拍目でフリップフロップ57に「1」を出力する。
【0057】 このフリップフロップ57には、「1」が入力されており、NAND回路65 からの信号によりリセットされる。NAND回路65には、カウンタ64からそ のカウント出力が入力されており、カウンタ64には、分周器63の分周出力が 入力されている。分周器63には、AND回路62の出力が入力されており、A ND回路62には、前記テンポクロック発生器2からのテンポクロックとNAN D回路65の出力が入力されている。したがって、分周器63には、NAND回 路65の出力が「1」のときのテンポクロックを分周してカウンタ64に出力す る。カウンタ64は、分周器63からの出力をカウントしてnビットのカウント データをNAND回路65に出力するとともに、前記コード進行検出部42から 入力されるコード名データ及びルート名データとともにコード名音声データRO M44にアドレスとして出力される。そこで、分周器63は、このアドレスのビ ット数に対応して1拍でコード名の音声データが読み出せるようにテンポクロッ クを分周する。
【0058】 NAND回路64は、カウンタ64のカウントデータが全て「1」のときに「 0」となる出力をフリップフロップ57のリセット端子に出力するとともに、A ND回路62にフィードバックする。
【0059】 前記フリップフロップ57は、NOR回路56から「1」が入力される毎に「 1」を出力し、NAND回路65からリセットがかかると、「0」を出力する。 そして、NAND回路65からは、4拍毎に「1」が入力される。
【0060】 したがって、コード名読出部43は、各小節の4拍目にコード名音声データR OM44のアウトイネーブルをアクティブにし、コード名音声データROM44 は、このときカウンタ64及びコード進行検出部42から入力されるコード名デ ータ及びルート名データによりアドレス指定されたコード名音声データを出力す る。
【0061】 このコード名音声データROM44は、図9に示すように、ルート名データ、 コード名データ及びカウンタ64のカウント出力をアドレスとして、各コードの 音声データを記憶しており、このアドレス指定された音声データをコード名読出 部43を介してD/A変換器45に出力する。
【0062】 D/A変換器45は、コード名読出部43から入力されるディジタルの音声デ ータをアナログに変換し、音声出力部46に出力する。
【0063】 音声出力部46は、アンプやスピーカ等を備え、D/A変換器45から入力さ れる音声データを拡声出力する。
【0064】 上記パターン変更部41は、各小節の頭で変更した伴奏パターンのデータを出 力するようにしたものであり、パターン発生部3からの伴奏パターンの演奏デー タとコード進行処理部6からのコード名データ及びルート名データの他に、テン ポクロック発生器2からのテンポクロックが入力されている。そのため、パター ン変更部41は、図10に示すように、図4に示したパターン変更部4の比較器 21、アンド回路22、セレクタ23、加算器24の他に、フリップフロップ7 1及び分周器72を備えている。
【0065】 パターン変更部4は、その比較器21、アンド回路22、セレクタ23及び加 算器24で、上記パターン変更部4と同様に、パターン発生部3から入力される 伴奏パターンの演奏データをコード進行部6からのルート名データ及びコード名 データによりパターン変更を行ない、変更した伴奏パターンの演奏データをフリ ップフロップ71に出力する。
【0066】 フリップフロップ71は、分周器72から「1」が入力されると、加算器24 から入力されている変更後の伴奏パターンを出力し、分周器72は、テンポクロ ック発生器2から入力されるテンポクロックを分周して、各小節の頭に該当する タイミングで「1」となるパルス信号をフリップフロップ71に出力する。
【0067】 したがって、パターン変更部41は、パターン発生部3から入力される伴奏パ ターンをコード進行処理部6から入力されるコード名データ及びルート名データ に基づいて変更するとともに、この変更した伴奏パターンのデータを各小節の頭 で出力する。
【0068】 次に、作用を説明する。
【0069】 本実施例においては、各スイッチI〜VIを投入するだけでコード進行に適し たコード入力を行なうことができるとともに、音声でコード進行に最適なコード を報知することができる。
【0070】 すなわち、上記各実施例と同様に、コード進行入力部5のスイッチI〜VIに は、主音と関係調が割り当てられ、スイッチI〜VIを投入することによりコー ド進行に適切なコード入力を行なうことができるが、本実施例では、このコード 入力の履歴をコード進行記憶部8に記憶し、この過去のコード入力の履歴からし て進行すべき最も適したコードをコード進行検出部42が検出して、そのコード のコード名データ及びルート名データをコード名読出部43に出力する。コード 名読出部43は、このコード進行検出部42の検出結果及びテンポクロック発生 器2からのテンポクロックに基づいてコード名音声データROM44のアドレス 指定を行ない、各小節の4拍目でコード名音声データROM44から音声データ を読み出して、D/A変換器45に出力する。D/A変換器45は、コード名読 出部43から入力されるディジタルのコード名音声データをアナログに変換し、 音声出力部46を介してそのコード名を拡声出力する。
【0071】 したがって、自動伴奏装置40は、各小節の最終拍に過去のコード進行から判 断して進行すべき最適のコードを音声で報知し、演奏者は、この音声で報知され たコードをその最終拍内にコード進行入力部5を操作することにより入力する。 入力されたコードは、上記実施例と同様に、コード進行処理部6からパターン変 更部41に出力され、パターン変更部41は、この入力されたコード名データ及 びルート名データによりパターン発生部3から入力される基本伴奏パターンを変 更して、出力する。このとき、パターン変更部41は、テンポクロック発生器2 から入力されるテンポクロックに基づいて各小節の最初の拍に同期して変更した 伴奏パターンの演奏データを出力する。
【0072】 したがって、演奏者は、音声により報知されるコードをコード進行入力部5か ら入力するだけで、コード進行に最も適切なコードを入力することができ、自動 伴奏装置40の利用性をより一層向上させることができる。
【0073】 なお、上記第3実施例においては、コード進行に最適なコード名を音声で報知 出力するようにしているが、これに限るものではなく、例えば、コード進行検出 部42に最も進行の可能性の小さいコードを検出させ、このコード進行の可能性 の最も小さいコードを報知出力させるようにしてもよい。
【0074】 また、上記第3実施例では、コード名を音声で報知出力するようにしているが 、コード進行入力部5に設けられたスイッチI〜VI名を音声で報知出力するよ うにしてもよい。
【0075】
【考案の効果】
本考案によれば、 主音入力手段やコード進行入力手段を入力操作すると、この入力操作に応じて 、次に進行すべきルート名とコード名を主音入力手段とコード進行入力手段に割 り振ることができ、コード進行に関する音楽的知識がなくても、主音入力手段や コード進行入力手段の入力操作を行なうだけで、音楽的にスムーズに聞こえるコ ード進行データを容易に入力できる。さらに、過去のコード入力履歴から進行す べきコードが報知出力されるので、この報知出力に基づいてコードを入力操作す ることにより、より一層簡単により適切なコード入力を行なうことができる。
【0076】 この場合、前記報知手段により次に進行すべきコード、あるいは、次に進行す べきコード以外のコードを表示出力したり、音声により報知出力することにより 、進行すべきより適切なコードをより簡単に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる自動伴奏装置の第1実施例のブ
ロック構成図。
【図2】図1のコード進行入力部の外観図。
【図3】図1のコード進行処理部の回路構成図。
【図4】図1のパターン変更部の回路構成図。
【図5】コード進行入力部の他の例の外観図。
【図6】自動伴奏装置の第2実施例のブロック構成図。
【図7】自動伴奏装置の第3実施例のブロック構成図。
【図8】図7のコード名読出部の回路構成図。
【図9】図7のコード名音声データROMに格納される
コード音声データのメモリマップ。
【図10】図7のパターン変更部の回路構成図。
【符号の説明】
1、30、40 自動伴奏装置 2 テンポクロック発生器 3 パターン発生部 4、41 パターン変更部 5 コード進行入力部 6 コード進行処理部 7 変換テーブルROM 8 コード進行記憶部 9、31、42 コード進行検出部 10 表示駆動部 11 調レジスタ 12 書込制御レジスタ 13、14 加算器 21 比較器 22 アンド回路 23 セレクタ 24 加算器 R1〜R6 ランプ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伴奏パターンを記憶するパターン記憶手
    段と、 前記パターン記憶手段に記憶されている伴奏パターンを
    順次読み出す読出手段と、 曲の主音を入力する主音入力手段と、 コード進行を入力するコード進行入力手段と、 前記主音入力手段からの主音とコード進行入力手段から
    のコード進行データに基づき次に進行すべきルート名と
    コード名を算出しこの算出結果を前記主音入力手段と前
    記コード進行入力手段にそれぞれ割り振るとともに、前
    回の主音入力手段からの主音とコード進行入力手段から
    のコード進行データに基づいて主音入力手段とコード進
    行入力手段に割り振ったルート名とコード名に基づいて
    今回入力された主音とコード進行データに対応するルー
    ト名とコード名を出力するコード進行処理手段と、 前記コード進行処理手段の出力するルート名とコード名
    を順次コード推移として記憶する推移記憶手段と、 前記推移記憶手段に記憶されたコード推移に基づき次に
    進行すべきコードを検出するコード検出手段と、 前記コード検出手段の検出結果を所定の報知形態で報知
    する報知手段と、 前記コード進行処理手段から出力されるコード名とルー
    ト名に基づいて前記読出手段により読み出された伴奏パ
    ターンを変更する変更手段と、 前記変更手段により変更された伴奏パターンに基づいて
    伴奏音の発生を指示する伴奏音発生指示手段と、 を備えたことを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 前記報知手段が、前記コード検出手段の
    検出した次に進行すべきコードを表示出力することを特
    徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段が、前記コード検出手段の
    検出した次に進行すべきコード以外のコードを表示出力
    することを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
  4. 【請求項4】 前記報知手段が、前記コード検出手段の
    検出した次に進行すべきコードを音声により報知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動伴奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007017651A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Xing Inc 楽音再生プログラムおよび楽音再生装置
JP2008268759A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Casio Comput Co Ltd 自動伴奏装置、及びプログラム

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