JPH07129158A - 演奏情報分析装置 - Google Patents

演奏情報分析装置

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JPH07129158A
JPH07129158A JP5300965A JP30096593A JPH07129158A JP H07129158 A JPH07129158 A JP H07129158A JP 5300965 A JP5300965 A JP 5300965A JP 30096593 A JP30096593 A JP 30096593A JP H07129158 A JPH07129158 A JP H07129158A
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JP5300965A
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Eiichiro Aoki
栄一郎 青木
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メロディ等の演奏情報を分析して音楽的に自
然な楽譜情報を得る。 【構成】 メモリ20の入力記憶部には、S1 ,S2
の1音毎にキーオンタイミングデータと音高データとゲ
ートタイム(発音持続時間)データとを記憶させる。メ
モリ20のバッファ記憶部には、キーオンタイミング値
の差TK =K2−K1 に対応するキーオン間隔データを
1音毎に音高データと組合せて記憶させる。キーオン間
隔データを音符長に変換したデータに基づいてテンポと
所定条件に合う拍子及び小節線位置とを求める。テンポ
に従って各ゲートタイムデータを音符長データに変換
し、これらの音符長データを1音毎に音高データと組合
せて拍子及び小節線位置に従う小節線情報B1 ,B2
共にメモリ20の出力記憶部に記憶させる。出力記憶部
の記憶内容を楽譜情報として表示又は印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メロディ等の演奏情
報を分析して楽譜情報を作成する演奏情報分析装置に関
し、特にキーオンタイミングデータに基づいてテンポ、
拍子、小節線位置等を決定することにより音楽的に自然
な楽譜情報が簡単に得られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、楽譜表示装置としては、メモリに
記憶した演奏データを順次に読出して楽譜として表示す
るようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の楽譜表
示装置にあっては、楽譜表示に先立って拍子、テンポ等
をマニュアル操作子により指示する必要があり、操作が
面倒であった。
【0004】この発明の目的は、かような操作を不要に
することができる新規な演奏情報分析装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る演奏情報
分析装置は、1音毎に音高情報と発音タイミング情報と
を供給する供給手段と、この供給手段から供給される順
次の発音タイミング情報に基づいて1音毎に次音までの
時間間隔に対応した音符長情報を作成する作成手段と、
この作成手段からの音符長情報に基づいて異なる拍子及
び異なる小節線位置のうち所定の条件に適合した拍子及
び小節線位置を選択する選択手段とを備えたものであ
る。
【0006】このような構成において、選択手段は、出
現頻度が高い音符長情報に応じて拍子及び小節線位置を
選択するようにしてもよい。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、音符長情報に基づい
て所定の条件に適合した拍子及び小節線位置が自動的に
選択される。従って、楽譜表示等に際し、拍子等の指示
操作が不要になる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係る演奏情報
分析装置を示すもので、この装置では、演奏情報分析、
楽譜表示等の処理がマイクロコンピュータによって実行
されるようになっている。図1において、斜線を付した
信号線は、多ビットの信号線である。
【0009】バス10には、鍵盤12、CPU(中央処
理装置)14、プログラムメモリ16、ワーキングメモ
リ18、入力・バッファ・出力メモリ20、テーブルメ
モリ22、表示器24、入力装置26等が接続されてい
る。
【0010】鍵盤12は、多数のキーを有するもので、
各キー毎にキースイッチを走査するなどしてキー操作情
報が検出されるようになっている。
【0011】CPU14は、ROM(リード・オンリィ
・メモリ)からなるプログラムメモリ16にストアされ
たプログラムに従って演奏情報分析、楽譜表示等の処理
を実行するもので、これらの処理については図6〜11
を参照して後述する。
【0012】ワーキングメモリ18は、RAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)からなるもので、CPU14に
よる各種処理に際してレジスタ、カウンタ等として使用
される多数の記憶領域を含んでいる。この発明の実施に
用いられるレジスタ類については図5を参照するなどし
て後述する。
【0013】入力・バッファ・出力メモリ20は、RA
Mからなるもので、図2(A)、(B)及び(C)にそ
れぞれ示すような入力記憶部、バッファ記憶部及び出力
記憶部を含んでいる。入力記憶部には、鍵盤12の操作
に従って又は入力装置26を介して図2(A)のように
メロディ等の演奏データが記憶される。すなわち、順次
の楽音S1 ,S2 …について各楽音毎にキーオンタイミ
ングデータと音高データとゲートタイムデータとが記憶
される。キーオンタイミングデータは、図3に示すよう
にK1 ,K2 等のキーオンタイミングを表わす。音高デ
ータは、楽音の音高をを表わす。ゲートタイムデータ
は、図3に示すようにキーオンからキーオフまでの発音
持続時間を表わす。
【0014】メモリ20のバッファ記憶部には、図2
(B)に示すように1楽音毎に音高データ及びキーオン
間隔データが記憶される。音高データは、入力記憶部か
ら転送したものであり、キーオン間隔データは、図3に
示すようにキーオンタイミング値の差TK =K2 −K1
を表わすものである。各キーオン間隔データは、後述す
るクォンタイズ処理により音符長データに変換される。
【0015】メモリ20の出力記憶部には、入力記憶部
の演奏データに基づいて作成された楽譜データが記憶さ
れる。楽譜データは、一例として図2(C)に示すよう
に、音符N1 に対応する音高データ及び音符長データ
と、小節線データB1 と、音符N2 に対応する音高デー
タ及び音符長データと、休符R1 に対応する休符データ
及び休符長データと、音符N3 に対応する音高データ及
び音符長データと、小節線データB2 と、タイTIに対
応するタイデータ及び音符長データと…を含む。
【0016】N1 等の音符に対応する音符長データは、
図3のTG のような発音持続時間に対応する音符長を表
わすもので、図2(C)のB2 のように小節線をまたぐ
ときは該小節線の前の音高データと組をなす第1の音符
長データと、該小節線の後のタイデータと組をなす第2
の音符長データとに分割される。また、R1 等の休符に
対応する休符長データは、図3に示すようにキーオン間
隔をTK 、発音持続時間をTG とすると、TR =TK
G に相当する休符長を表わすものである。
【0017】テーブルメモリ22は、ROMからなるも
ので、一例として図4に示すように拍子ナンバ0、1、
2、3、4、5にそれぞれ対応して4/4、3/4、8
/8、2/4、6/8、4/8の拍子を表わす拍子デー
タが記憶されている。
【0018】表示器24は、例えば図11(B)に示す
ように楽譜を表示可能なもので、CRT式、液晶式等の
表示パネルを備えている。
【0019】入力装置26は、他の電子楽器から演奏情
報を入力するためのもので、MIDI規格による受信装
置等を用いることができる。
【0020】メモリ18のレジスタ類のうち、この発明
の実施に関係するものを列挙すると、次の(1)〜(1
3)の通りである。
【0021】(1)キーオン間隔レジスタDMAX…こ
れは、キーオン間隔データの値をTK としたとき、各キ
ーオン間隔データについてKI=TK /20[ms]を
求め、発生頻度が最大のKI(20[ms]を単位とす
るキーオン間隔)がセットされるものである。
【0022】(2)通常音符系の小節長レジスタT1
これは、4分音符、8分音符等の通常音符に基づく小節
長(4拍の長さ)がセットされるものである。
【0023】(3)連符系の小節長レジスタT2 …これ
は、3連符、6連符等の連符に基づく小節長(4拍の長
さ)がセットされるものである。
【0024】(4)通常音符系の音符長レジスタQR1
…これは、レジスタT1 の小節長に基づいて各キーオン
間隔データを音符長データに変換する際に各音符長デー
タがセットされるものである。
【0025】(5)連符系の音符長レジスタQR2 …こ
れは、レジスタT2 の小節長に基づいて各キーオン間隔
データを音符長データに変換する際に各音符長データが
セットされるものである。
【0026】(6)通常音符系の音符数レジスタN1
これは、レジスタQR1 から求めた通常音符系の音符の
数がセットされるものである。
【0027】(7)連符系の音符数レジスタN2 …これ
は、レジスタQR2 から求めた連符系の音符の数がセッ
トされるものである。
【0028】(8)優勢小節長レジスタT0 …これは、
通常音符系又は連符系のうち音符数が優勢な方の小節長
(レジスタT1 又はT2 の一方の内容)がセットされる
ものである。
【0029】(9)テンポレジスタTEMPO…これ
は、レジスタT0 の内容に基づいて求めたテンポ値(1
分間の4分音符数)を表わすテンポデータがセットされ
るものである。
【0030】(10)拍子ナンバレジスタMT…これ
は、0〜5のいずれかの拍子ナンバがセットされるもの
である。
【0031】(11)変数レジスタi…これは、1、
2、3…等の変数がセットされるものである。
【0032】(12)タイレジスタTIE…これは、図
5に示すようにレジスタMTの値0〜5に対応する記憶
領域をレジスタiの値に対応する数だけ含むもので、各
記憶領域には小節線をまたぐ音符の数が記憶される。レ
ジスタMT及びiの値をそれぞれMT及びiとすると、
レジスタTIE中の任意の1つの記憶領域は、TIE
(MT,i)で表わされ、該記憶領域の記憶値は、TI
E(a,b)で表わされる。
【0033】(13)音符長差レジスタD…これは、図
5に示したレジスタTIEと同様のレジスタであり、各
記憶領域には強拍タイミングの音符長の平均値から弱拍
タイミングの音符長の平均値を差引いた値がセットされ
る。レジスタTIEの場合と同様に、1つの記憶領域
は、D(MT,i)で表わされ、その記憶値は、D
(a,b)で表わされる。
【0034】図6は、演奏情報分析のメインルーチンを
示すものである。ステップ30では、鍵盤12により又
は入力装置26を介してメロディ入力処理を行なう。こ
の結果、図2(A)に示すようにメモリ20の入力記憶
部にはメロディ演奏データが記憶される。
【0035】次に、ステップ32では、キーオン間隔検
出・記憶処理を行なう。すなわち、図2(A),(B)
に示すようにS1 ,S2 等の順次の楽音についてキーオ
ンタイミング値の差TK =K2 −K1 を表わすキーオン
間隔データを作成し、これらのデータを1楽音毎に音高
データと組合せてメモリ20のバッファ記憶部に記憶さ
せる。
【0036】この後は、ステップ34でクォンタイズの
サブルーチンを実行してから、ステップ36で小節線の
サブルーチンを実行する。ステップ34及び36の処理
については、それぞれ図7及び9を参照して後述する。
【0037】図7は、クォンタイズのサブルーチンを示
すものである。ステップ40では、メモリ20のバッフ
ァ記憶部(図2(B))に記憶された各キーオン間隔デ
ータについてKI=TK /20[ms]を求め、発生頻
度が最大のKIをレジスタDMAXにセットする。例え
ば、TK =6000[ms]のキーオン間隔の発生頻度
が最も大きい場合には、KI=6000/20=300
となり、DMAXには300がセットされる。なお、発
生頻度最大のものが複数あったときは、大きい方の値を
DMAXにセットする。
【0038】次に、ステップ42では、レジスタDMA
Xの値DMAXが(イ)DMAX<140、(ロ)14
0≦DMAX<300又は(ハ)DMAX≧300のい
ずれに該当するか判定し、該当する場合毎に次の基準に
従ってレジスタT1 ,T2 に数値をセットする。
【0039】 該当する場合 レジスタT1 レジスタT2 (イ) DMAX×16 DMAX×24 (ロ) DMAX×8 DMAX×12 (ハ) DMAX×4 DMAX×6 次に、ステップ44に移り、各キーオン間隔データのK
I値をレジスタT1 ,T2 のデータに基づいてクォンタ
イズし、その結果をそれぞれレジスタQR1 ,QR2
セットする。
【0040】図8は、クォンタイズ処理を説明するため
のもので、小節長Tを1としたときの音長比AK =1/
24〜1に対応して6連符構成音符〜全音符が示されて
いる。また、音長比1/24〜1にそれぞれ対応して音
符長対応値(テンポクロックパルスの計数値に対応)が
定められると共にKの値1〜32が定められている。
【0041】TをレジスタT1 ,T2 の値とすると、K
Iで表わされるキーオン間隔は、次の数1及び数2に従
って音符長に変換される。
【0042】
【数1】
【0043】
【数2】 なお、数1の場合は、KIが図8のP1 の範囲に入る場
合であり、数2の場合は、KIが図8のP2 、P3 、P
4 、P5 、P6 、P7 …等の範囲に入る場合である。
【0044】クォンタイズ処理の結果、レジスタQR1
には、T=T1 としたときにキーオン間隔KIに対応し
て求められた音符長対応値を表わす音符長データが1楽
音毎にセットされる。また、レジスタQR2 には、T=
2 としたときにキーオン間隔KIに対応して求められ
た音符長対応値を表わす音符長データが1楽音毎にセッ
トされる。
【0045】次に、ステップ46では、レジスタQR1
の音符長データに基づいてn/16(nは1、2、3…
のような整数)の長さの音符の数を求め、その数をレジ
スタN1 にセットする。また、レジスタQR2 の音符長
データに基づいてn/24(nは1、2、3…のような
整数)の長さの音符の数を求め、その数をレジスタN2
にセットする。この後、ステップ48に移る。
【0046】ステップ48では、レジスタN1 の値がレ
ジスタN2 の値以上か判定する。この判定結果が肯定的
(Y)であればステップ50でレジスタT0 にレジスタ
1の値をセットする。また、ステップ48の判定結果
が否定的(N)であればステップ52でレジスタT0
レジスタT2 の値をセットする。
【0047】ステップ50又は52の処理が終ったとき
は、ステップ54に移り、テンポ値算出処理を行なう。
すなわち、レジスタT0 の値をT0 とすると、数3の演
算によりテンポ値を求め、レジスタTEMPOにセット
する。
【0048】
【数3】 ここで、「60000」は、1[min]=60000
[ms]に基づくものである。
【0049】ステップ54の後は、ステップ56に移
り、レジスタT0 のデータに基づいて各キーオン間隔デ
ータのKI値をクォンタイズし、その結果をメモリ20
のバッファ記憶部に記憶させる。すなわち、前掲の数
1,2に関してT=T0 としたときにキーオン間隔KI
に対応して音符長対応値をステップ44で述べたと同様
にして求め、かかる音符長対応値を表わす音符長データ
を図2(B)に示すように1楽音毎に音高データと組合
せてバッファ記憶部に記憶させる。この結果、バッファ
記憶部の各キーオン間隔データは、対応する音符長デー
タに書換えられる。ステップ56の後は、図6のルーチ
ンにリターンする。
【0050】図9は、小節線のサブルーチンを示すもの
である。ステップ60では、レジスタMTに0(4/4
拍子に対応)をセットする。そして、ステップ62に移
り、レジスタMTにセットされたナンバに対応する拍子
が小節線位置決定のために用いる拍子であると仮定す
る。
【0051】次に、ステップ64では、レジスタiに1
をセットする。そして、ステップ66に移り、メモリ2
0のバッファ記憶部においてレジスタiの示す番号の音
符を小節の頭とする。例えば、ステップ64でiに1を
セットした後初めてステップ66にきたときは、1番目
の音符を小節頭とする。この後、ステップ68に移る。
【0052】ステップ68では、メモリ20のバッファ
記憶部の記憶内容とステップ62〜66で設定した条件
とに従って小節線をまたぐ音符の数を求め、その数をレ
ジスタTIEの記憶領域TIE(MT,i)にセットす
る。図10(B),(C)及び図11(A)には、小節
線をまたぐ音符(タイ付き音符)が示されている。
【0053】次に、ステップ70では、メモリ20のバ
ッファ記憶部の記憶内容とステップ62〜66で設定し
た条件とに従って強拍タイミングの音符長の平均値Ka
と弱拍タイミングの音符長の平均値Kb とを求め、これ
らの平均値の差(Ka −Kb)をレジスタDの記憶領域
D(MT,i)にセットする。図10(B),(C)及
び図11(A)〜(C)には、上向き矢印により強拍タ
イミングが示されている。
【0054】次に、ステップ72では、レジスタiの値
を1アップする。そして、ステップ74に移り、レジス
タiの値をiとしたときに(i−1)番目の音符までの
音符長の合計が1小節長以上になったか判定する。ステ
ップ64でi=1とした後初めてステップ72にきたと
きは、i=2となり、1番目の音符が1小節長に達しな
いとすると、ステップ74の判定結果は否定的(N)と
なる。
【0055】ステップ74の判定結果が否定的(N)で
あったときは、ステップ66に戻り、それ以降の処理を
上記したと同様に繰返す。そして、ステップ74の判定
結果が肯定的(Y)になると、ステップ76に移る。
【0056】ステップ76では、レジスタMTの値を1
アップする。そして、ステップ78に移り、MTの値が
6か(拍子ナンバ0〜5の処理終了か)判定する。ステ
ップ60でMTに0をセットした後初めてステップ76
にきたときは、MTの値は2であり、ステップ78の判
定結果は否定的(N)となる。
【0057】ステップ78の判定結果が否定的(N)で
あったときは、ステップ62に戻り、それ以降の処理を
上記したと同様に繰返す。拍子ナンバ0〜5の処理が終
了すると、ステップ78の判定結果が肯定的(Y)とな
り、ステップ80に移る。
【0058】ステップ80では、レジスタTIEの記憶
値TIE(a,b)及びレジスタDの記憶値D(a,
b)を調べ、所定条件に合うa,bを求め、それぞれレ
ジスタMT,iにセットする。ここで、所定条件は、次
の(J1)〜(J4)のように予め定められている。
【0059】(J1)TIE(a,b)が最小になるよ
うなa,bを選択 (J2)最小になるTIE(a,b)が複数あるとき
は、bが最小になるようなa,bを選択 (J3)最小になるbが複数あるときは、D(a,b)
が最大になるようなa,bを選択 (J4)最大になるD(a,b)が複数あるときは、a
が最小になるようなa,bを選択 条件(J1)、(J2)、(J3)、(J4)は、この記載
の順に優先順位が定められている。
【0060】次に、ステップ82では、音符長、休符長
のデータを作成し、音高、小節線、タイ等のデータと共
にメモリ20の出力記憶部に書込む。
【0061】音符長データは、メモリ20の入力記憶部
に記憶されたゲートタイムデータをレジスタTEMPO
のテンポデータに従って音符長データに変換することに
よって得られる。休符長データは、メモリ20のバッフ
ァ記憶部に記憶されている音符長データ(キーオン間隔
を音符長に変換したもの)のうち、図3で示したように
キーオン間隔の途中にキーオフを含むものについて、キ
ーオン間隔に基づく音符長データの値からゲートタイム
に基づく音符長データの値を差引く(図3で示すと、T
R =TK −TG に相当)ことにより得られる。
【0062】図2(C)に示すように、音符長データ
は、N1 等の1音符毎に音高データと組合せて出力記憶
部に記憶される。休符長データは、図3のTR に対応し
た休符位置に記憶される。小節線データは、レジスタM
Tで指示される拍子とレジスタiで指示される小節線位
置とに従って記憶される。そして、図2(C)のB2
ように小節線が音符を分断するときは、該音符の音符長
データを小節線の前後で第1及び第2の音符長データに
分け、第1の音符長データ、小節線データ、タイデータ
及び第2の音符長データが順次に記憶される。ステップ
82の後は、ステップ84に移る。
【0063】ステップ84では、メモリ20の出力記憶
部の楽譜データを楽譜形式で表示器24の表示パネルに
表示させる。そして、ユーザの応答を待つ。ユーザがO
Kを指示すると、ステップ86の判定結果が肯定的
(Y)となり、図6のルーチンにリターンする。
【0064】ステップ86の判定結果が否定的(N)で
あったときは、ステップ88に移る。ステップ88で
は、ユーザが拍子乃至小節線位置を入力し、その入力情
報に従ってレジスタMT,iの値を変更する。そして、
ステップ82に戻り、変更されたMT,iの値に従って
小節線、タイ等のデータを書換える。この後、ステップ
84で楽譜を表示し、ユーザの応答がOKであればステ
ップ86を経て図6のルーチンにリターンする。
【0065】図10,11は、前述の条件(J1)〜
(J4)の判断例を説明するためのもので、図10
(A)は、メモリ20のバッファ記憶部に記憶される入
力音符を音長比と共に示している。
【0066】図10(B)、(C)、図11(A)、
(B)、(C)は、拍子を4/4拍子としたときに入力
音符の1音目、2音目、3音目、4音目、5音目をそれ
ぞれ小節線とした場合を示しており、図10(B)、
(C)及び図11(A)の場合は、小節線をまたぐ音符
が存在し、図11(B)、(C)の場合は小節線をまた
ぐ音符が存在しない。従って、前述の条件(J1)に合
うのは、図11(B)、(C)の場合である。
【0067】図11(B)、(C)の場合において、
(B)の場合の方がbの値が小さい(弱起の音符数が少
ない)ので、前述の条件(J2)に合う。仮に、図11
(B)、(C)の場合において、bの値が同じであると
すると、(B)の場合の方が強拍タイミングの音符長の
平均値が大きいので、前述の条件(J3)に合うことに
なる。また、仮に、図11(B)、(C)の場合におい
て、D(a,b)の値が同じであり、(B)の場合が4
/4拍子、(C)の場合が3/4拍子であるとすると、
(B)の場合の方がaの値が小さいので、前述の条件
(J4)に合うことになる。これらの例では、図11
(B)に対応してa=MT=0、b=i=4となり、拍
子として4/4が、小節線位置として4音符目がそれぞ
れ選択される。
【0068】なお、この発明は、上記実施例に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0069】(1)クォンタイズ処理の際には、ファジ
ー理論によりDMAXを求め、音符長を決定するように
してもよい。
【0070】(2)打鍵の強さ又は速さに応じたベロシ
ティデータを入力し、例えば強拍、弱拍等の判定に使用
してもよい。
【0071】(3)決定した小節線位置に基づいて和音
検出、調検出等を行なうようにしてもよい。
【0072】(4)楽譜情報は、表示する代りに印刷す
るようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、音符
長情報に基づいて拍子、小節線位置等を決定して楽譜情
報を作成するようにしたので、音楽的に自然な楽譜情報
が拍子、テンポ等の設定操作なしで簡単に得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る演奏情報分析装置
の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 入力・バッファ・出力メモリにおける入力記
憶部、バッファ記憶部及び出力記憶部のデータフォーマ
ットを示す図である。
【図3】 キーオン/オフ動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図4】 テーブルメモリの記憶内容を示す図である。
【図5】 レジスタTIE又はDの記憶領域配置を示す
図である。
【図6】 演奏情報分析のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】 クォンタイズのサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図8】 クォンタイズ処理を説明するための図であ
る。
【図9】 小節線のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図10】 入力音符と小節線配置とを示す五線図であ
る。
【図11】 異なる小節線配置を示す五線図である。
【符号の説明】
10:バス、12:鍵盤、14:CPU(中央処理装
置)、16:プログラムメモリ、18:ワーキングメモ
リ、20:入力・バッファ・出力メモリ、22:テーブ
ルメモリ、24:表示器、26:入力装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1音毎に音高情報と発音タイミング情報と
    を供給する供給手段と、 この供給手段から供給される順次の発音タイミング情報
    に基づいて1音毎に次音までの時間間隔に対応した音符
    長情報を作成する作成手段と、 この作成手段からの音符長情報に基づいて異なる拍子及
    び異なる小節線位置のうち所定の条件に適合した拍子及
    び小節線位置を選択する選択手段とを備えた演奏情報分
    析装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、出現頻度が高い音符長
    情報に応じて拍子及び小節線位置を選択するものである
    請求項1記載の演奏情報分析装置。
JP5300965A 1993-11-05 1993-11-05 演奏情報分析装置 Pending JPH07129158A (ja)

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