JPH06169848A - 連続油揚装置 - Google Patents

連続油揚装置

Info

Publication number
JPH06169848A
JPH06169848A JP4108693A JP10869392A JPH06169848A JP H06169848 A JPH06169848 A JP H06169848A JP 4108693 A JP4108693 A JP 4108693A JP 10869392 A JP10869392 A JP 10869392A JP H06169848 A JPH06169848 A JP H06169848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frying
oil
tank
primary
oil surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4108693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2816271B2 (ja
Inventor
Saburo Morioka
三郎 森岡
Tamio Nagai
民雄 永井
Toshihiko Narukami
寿彦 鳴神
Naoaki Inoue
直明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
House Foods Corp
Original Assignee
House Foods Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by House Foods Corp filed Critical House Foods Corp
Priority to JP4108693A priority Critical patent/JP2816271B2/ja
Priority to US08/040,282 priority patent/US5322006A/en
Priority to DE4310544A priority patent/DE4310544C2/de
Priority to FR9303746A priority patent/FR2688992B1/fr
Priority to TW082219293U priority patent/TW327723U/zh
Priority to KR1019930005219A priority patent/KR960011515B1/ko
Priority to DE4345210A priority patent/DE4345210C2/de
Publication of JPH06169848A publication Critical patent/JPH06169848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2816271B2 publication Critical patent/JP2816271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Frying-Pans Or Fryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油揚に際して材料の変形、破壊を伴うことな
く、更にバラツキが生じないように各材料を均一に油揚
できる連続油揚装置を提供することを目的とする。 【構成】 第一次油揚槽2と、搬送体8を用いて上記油
揚材料Aを油面下に保持しつつ油揚を行う第二次油揚槽
9、並びに第一次油揚槽2と第二次油揚槽9を連結する
ジョイントセクション10よりなる連続油揚装置1にお
いて、突出片7が第二次油揚槽の始端側のローラー3に
沿って走行するときに、突出片の先端部11により描か
れる円の外周12と油面13との交点14が、第一次油
揚槽から流下した油面が第二次油揚槽における油面とほ
ぼ同一面になる位置15よりも第二次油揚槽の終端側に
位置するように、上記始端側のローラー3を装着するこ
とを特徴とする連続油揚装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の油揚材料の油揚に
最適な連続油揚装置に関するものであり、更に詳しく
は、油揚に際して材料の変形、破壊を伴うことなく、更
にバラツキが生じないように各材料を均一に油揚できる
連続油揚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油流により油揚材料を搬送する第
一次油揚槽、該油揚材料を搬送体を用いて油面下に保持
しつつ油揚を行う第二次油揚槽、並びに第一次油揚槽と
第二次油揚槽を連結するジョイントセクションから構成
される連続油揚装置として、例えば、特公平3−349
27号が知られている。かかる装置によれば、まず澱粉
主体のスナック素材等の油揚材料は、初期の油揚げ工
程、即ち第一次油揚槽での油揚において外力によって変
形を起こさない程度まで固化される。そして、固化され
た油揚原料は、ジョイントセクションにおいて搬送体の
突出片により受け止められ、搬送体の動きに応じて次の
油揚工程に移送される。次の油揚工程、即ち第二次油揚
槽での油揚においては、変形に対する配慮をさほどする
ことなく膨化乾燥できるため、最終的に変形がなく均一
かつ高度に膨化した製品を得ることができる。
【0003】しかし、上記装置では、第一次油揚槽で油
揚された油揚材料は、ジョイントセクションを比較的早
い速度で油とともに流下するため、ジョイントセクショ
ンにおいて該油揚材料を受け止める搬送体の突出片に高
スピードで衝突してしまう。そのため、油揚材料は、初
期の油揚において変形を起こさない程度まで固化される
ものの、かなり強い衝撃を受けるため、変形あるいは破
壊してしまうという問題があった。又、流下する油が突
出片に衝突し、突出片に沿って該突出片の付根方向に流
れ込むため、第二次油揚槽の油の流入箇所では乱流が生
じてしまう。そのため、油揚材料が第二次油揚槽内にス
ムーズに流入せず油揚にバラツキが生じるという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記問
題を解決することを目的として鋭意研究を重ねた。その
結果、ジョイントセクションにおいて搬送体の突出片の
先端部と油面との接点を特定位置にすることにより、ジ
ョイントセクションにおける油揚材料の変形、破壊が防
止でき、かつ、油揚材料を第二次油揚槽内にスムーズに
流入することができるため、最終的に変形がなく均一か
つ高度に膨化した製品を得ることができるといった知見
を得た。
【0005】上記知見に基づき完成した本発明の要旨
は、油流により油揚材料を搬送する第一次油揚槽と、回
転ローラー、該ローラーに掛装され該ローラーと共に連
動する走行部材、及び該走行部材の外周面に装着された
突出片からなる搬送体を用いて上記油揚材料を油面下に
保持しつつ油揚を行う第二次油揚槽、並びに第一次油揚
槽と第二次油揚槽を連結するジョイントセクションより
なる連続油揚装置において、該突出片が第二次油揚槽の
始端側のローラーに沿って走行するときに、該突出片の
先端部により描かれる円の外周と油面との交点が、第一
次油揚槽から流下した油面が第二次油揚槽における油面
とほぼ同一面になる位置よりも第二次油揚槽の終端側に
位置するように、上記始端側のローラーを装着すること
を特徴とする連続油揚装置である。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下本発明の連続油揚装
置の一実施例を図面に基づいて順次説明する。
【0007】第1図は本発明の連続油揚装置の概略構成
図である。第2図はジョイントセクション付近の一部断
面図である。
【0008】本発明の連続油揚装置1は、比較的浅底の
第一次油揚槽2と比較的深底の第二次油揚槽9から成り
立っている。これらの両油揚槽はジョイントセクション
10を介して、第一次油揚槽2から第二次油揚槽9へ油
と共に油揚材料Aを円滑に流入すべく連結されている。
【0009】第一次油揚槽2の始端部には、供給パイプ
16が開口部を通して連通し、流入する油が同油揚槽の
底と平行に層流するようになっている。この場合、流入
した油の第一次油揚槽2内での乱流の発生を防止し、所
望の層流とするためには、開口部を第一次油揚槽の幅全
体に亘り設けることが望ましい。又、第一次油揚槽2の
傾斜度、長さは、処理する油揚材料の種類、量、形状、
油の流量等により適宜設定すればよい。例えば、水分3
5〜45%程度の油揚材料を、材料どうしの付着を防止
するために第一次油揚処理後の水分を5〜15%程度に
調整する場合、油温150〜200°C、油の流速10
〜40m/min、滞留時間10〜25secの条件で
処理するときに、第一次油揚槽の傾きを0.2〜0.3
°、長さを5〜7mに調整するのが好ましい。
【0010】第二次油揚槽9中には油揚材料Aを油中に
浸漬させながら搬送する搬送体8が、同油揚槽の始端か
ら終端に亘り設けられている。同搬送体8は、例えば無
段変速機付モーター等によりその回転数を自在に調整し
得る回転ローラー3、4、5及び同ローラーに掛装され
同ローラーと共に連動する走行部材6から構成される。
又、各ローラーは、突出片7等の設定位置を変動できる
ように、垂直あるいは水平方向に移動可能に取り付ける
ことができる。又、上記ローラー5については、走行部
材6が、第二次油揚槽の後端部に向かって斜め上方向に
走行するように設置するのが望ましい。この場合、油面
と該走行部材6によって形成される角度aが3〜20°
になるように設置する。
【0011】走行部材6はテフロン、ポリエチレン等の
耐熱性プラスチックシートに任意の形状の小孔(油揚材
料が通過しない程度の大きさ)が多数設けられたもの、
あるいはステンレスまたは鉄製の網等の多孔シート状の
もの等が使用できる。走行部材の下方を走行する部分は
油面下に位置し、第二次油揚槽内の油揚材料の油面上へ
の浮上を有効に防止する。
【0012】図中7は、走行部材6の外周面上に適宜角
度で突出させた突出片である。該突出片は、油揚材料A
に損傷を与えることなく油面下に流し込み易くするため
に、油面と突出片によって形成される角度bが30〜5
0°になるようにするのが好ましい。第一次油揚槽から
流入された油揚材料Aは、隣接した突出片と第二次油揚
槽の壁面により構成された区画スペース31に収容さ
れ、走行部材6の動きに従い油中を搬送される。本発明
は、特に突出片7の先端部の位置を特定することに大き
な特徴があり、結果的には始端側のローラー3の装着位
置を特定することに特徴があることになる。即ち、該突
出片が第二次油揚槽の始端側のローラー3に沿って走行
するときに、該突出片の先端部により描かれる円の外周
12と油面13との交点14が、第一次油揚槽から流下
した油面が第二次油揚槽における油面と同一面になる位
置15よりも第二次油揚槽の終端側に位置するように、
始端側のローラー3を装着する。この場合、より好まし
くは、油揚材料が第二次油揚槽内に突出片により妨害さ
れることなくスムーズに流入するように、かつ、油揚材
料が油面上に長時間滞留しないように、上記交点14と
油面の位置15との距離を設定する。
【0013】また、始端側のローラー3の装着に当たっ
ては突出片7の長さとの相関があり、突出片が長ければ
始端側のローラー3の装着位置の上記条件を満足させる
ために、実質的にはより第二次油揚槽の終端側になり、
突出片が短ければその反対になることは元より当然であ
る。そして、突出片7の長さとしては、油揚材料Aの種
類、形状等によって異なってくるが、例えばチップス片
の場合には、膨化した当該チップス片を4〜5枚重ね合
わせた際の厚さに相当する長さよりもやや長い程度(3
0〜70mm程度)が例示できる。これにより、油揚材
料Aを安定的に突出片によって搬送して均一に油揚げす
ることが可能となる。また、突出片の先端部11と第二
次油揚槽9の底面との間隔は、両者のすき間に油揚材料
が詰まって変形、破壊が生じないように設定する。例え
ば、チップス片の場合には、少なくとも膨化した当該チ
ップス片を2〜3枚重ね合わせた際の厚さに相当する長
さ(10〜50mm程度)を確保するようにする。
【0014】上記突出片7は、板状、該板に孔穴を設け
たもの等、所望に応じて使用すればよい。板状のもの
は、油揚材料を油面を介して排出コンベヤ等に押し上げ
排出させる場合に有効である。一方、金属製の網等の多
孔シート状のものを使用した場合には、第二次油揚槽を
走行中に突出片に付着した油揚材料を有効に引き剥がす
こともできる。又第二次油揚槽9の終端部の槽底には、
金属製の網を解して油溜17が設けられ、さらに油溜は
排出パイプ18に通じている。
【0015】ジョイントセクション10は、第一次油揚
槽2と第二次油揚槽9を連結するものであって、第一次
油揚槽から第二次油揚槽に油と油揚材料Aを円滑に流入
させるように、第二次油揚槽に向け斜行させる。その傾
斜度は30〜60°程度にするのが望ましい。即ち、該
角度を上記範囲よりも大きくし流下速度を速くした場合
には、第二次油揚槽の油の流入部分に乱流が起こり好ま
しくない。一方、該角度を上記範囲よりも小さくし流下
速度を遅くした場合には、油揚材料が油面上に滞留する
という問題が生じてまう。
【0016】前記油溜17に連通した排出パイプ18
は、さらに油循環ポンプ19、油循環量調整バルブ2
0、油ストレーナー21及び油加熱用熱交換器22を介
して、第一次油揚槽2並びに第二次油揚槽9の始端部に
連通した供給パイプに連結して油の循環路を形成する。
本発明の連続油揚装置では、油揚処理完了後に使用した
油の冷却を速やかに行い、油の劣化を防止することを目
的として油冷却用熱交換器(図示せず)を油加熱用熱交
換器とは別経路にて設けることも可能である。循環経路
への新油の供給は新油タンク23から調整バルブ24を
介して排出パイプに連通した新油供給パイプ25を通じ
て、必要に応じ調整バルブ24を開放して行う。図中2
6は、第一次油揚槽の始端から第二次油揚槽の終端に亘
り油揚槽の上方に横架されたフードであり、油熱の外気
への放熱を防止すると共に酸化抑止にも役立つ。
【0017】図中27は、第二次油揚槽により油揚が完
了された製品を、第二次油揚槽外に排出する排出コンベ
ヤであり、油切の役目も併せ持つ。排出コンベヤ27
は、下端部が油中に位置し上端部が油面外に位置するよ
うに、走行部材とほぼ平行に、あるいは両者が離反する
方向に、具体的には、該コンベヤ表面と油面により形成
される角cが3〜7°になるように設置する。また、該
排出コンベヤは、油揚が完了された製品が油面上で長時
間滞留しないように、排出コンベヤの表面部28と油面
13との交点29と、第二次油揚槽の終端部側において
油面13と突出片の先端11の交点30との間に一定の
距離を隔てて設置する。上記排出コンベヤのベルトの材
質は、例えば、鉄、ステンレス等のように耐熱性を有す
るものであればよく、特に限定されるものではない。
又、油揚製品が再び油中に滑りおちないように、また、
油切も併せて行い得るように、表面に凹凸加工を施した
もの、あるいは網を使用するのが好ましい。
【0018】次に本発明の連続油揚装置による油揚方法
の一例を説明する。先ず適宜の投入方法により第一次油
揚槽2の始端に油揚材料Aを連続的に投入する。第一次
油揚槽内には供給パイプ16より開口部を通して常に高
温の油が流入している。また、第一次油揚槽は比較的浅
底で第二次油揚槽側に傾斜しているため、その始端から
終端へと層流が生じており、従って投入された油揚原料
は何ら外力を受けることなく油流に乗り搬送されなが
ら、初期の油揚が行われる。ここで肝要なことは、油揚
処理量(第一次油揚槽への油揚原料の供給量の調整)と
所望の油揚時間に応じて第一次油揚槽内の油の流速を調
整して(即ち第一次油揚槽への油の供給量の調整)油揚
材料が可及的に互いに重なり合わない状態、言い換えれ
ばほぼ単層状態にて、油揚を行うことである。更に肝要
なことは、第二次油揚時において油揚材料が変形、破壊
しないようにするために、上記の調整に基づき、第一次
油揚処理後の水分が7%程度以下にすることが望まし
い。又、第二次油揚時において油揚材料どうしが付着し
ないようにするためには、第一次油揚処理後の水分が1
5%以下程度にすることが望ましい。尚、第一次油揚槽
への油の供給量の調整は油循環量調整バルブ20の開閉
操作により適宜行う。
【0019】このように第一次油揚槽における油揚を終
了した油揚材料は、油揚材料どうしが付着せず、変形を
起こし難い程度まで固化した状態になっており、引続き
油と共にジョイントセクションを介して第二次油揚槽に
向かって流下する。このとき、予め始端側のローラー3
を、前述した条件を満たす位置に装着させているので、
油と共に流下する油揚材料は、搬送体の突出片と衝突す
ることがなく、その変形、破壊は生じない。また、第二
次油揚槽に流下した油揚材料が油の流れに従って油面下
へ導かれるので、油面上で滞留することなく油揚される
ことになり、その結果、バラツキが生じない均一な油揚
処理が施される。
【0020】次に第二次油揚槽の始端部に流下した油揚
原料Aは、区画スペース31に複数個単位で順次収納さ
れ、走行部材の動きに応じて油面下を搬送されながら油
揚処理される。この場合、油揚槽を流れる油と走行部材
の速さを同程度にすることにより、区画スペース31で
の乱流を有効に防ぐことができるため、油揚材料の損傷
が生じず好ましい。第二次油揚槽の始端下部からは、新
油が必要に応じて強制供給されるため、該新油の流速に
よって油揚材料を油面下の搬送体へと導く作用が期待で
き、油揚材料を十分にしかも均一に膨化乾燥させること
ができる。しかも同油揚槽の底に堆積した材料の破片等
のクズを油溜に向かって押し流すことができる。また、
突出片が多孔シート状である場合、第二次油揚槽を走行
中に突出片に付着した油揚材料を有効に引き剥がすこと
もできる。
【0021】第二次油揚槽において、油を随時供給し
て、走行部材の下方を走行する部分が常に油面下にある
ように油面及び走行部材を調整し、油揚材料の油揚を常
時油中で行うことが必要である。又場合によっては、排
出パルプの途上に設けた油面調整バルブ32を適宜閉鎖
して(通常は開放状態にある)第二次油揚槽の油面の維
持を図ることもできる。走行部材の移動速度は、第二次
油揚槽における処理時間及び処理量に応じて適宜調整を
行う。尚、第二次油揚槽に流入した油揚材料は初期の油
揚により変形が起こらない程度まで固化しているため、
それらが互いに重なり合っても変形等は起こらない。
【0022】このように第二次油揚槽の終端部まで油面
下に保持されにがら油中を搬送され、油面上に浮上した
油揚材料は、突出片により油面上を排出コンベヤ27に
向かって押し流されることによって、該コンベヤに移行
される。そして、該コンベヤで油切され揚槽外に排出さ
れる。次いで、適宜の方法にて冷却され油揚製品とされ
る。ここで肝要なのは、油揚製品が破損しないように、
突出片先端と排出コンベヤの表面との間に一定の間隔を
設け、更に、突出片によって油揚製品が掻き上げられな
いように、走行部材を斜め上方向に走行させ、それとほ
ぼ平行に排出コンベヤを設置し、該油揚製品を排出する
ことである。
【0023】
【発明の効果】以上本発明の連続油揚装置によれば、ジ
ョイントセクションにおいて油と共に流下する油揚材料
が搬送体の突出片に衝突することがないので、変形、破
壊が生じない。また、第二次油揚槽に油が流下する箇所
における乱流、並びに、第二次油揚槽に流下した油揚材
料の油面上での滞留を防止できるため、バラツキが生じ
ない均一な油揚処理が施される。これにより、変形、破
損のない、均一かつ高度に膨化油揚された油揚製品を得
ることができる。
【0024】また、油揚材料が、突出片と第二次油揚槽
の底面に挟まれ破壊されることがないので、破損のない
良好な形状の製品を得ることができる。更に第二次油揚
槽の始端下部から新油を供給しているため、材料を十分
にしかも均一に膨化乾燥させることができ、しかも同油
揚槽の底に堆積した材料の破片等のクズを油溜に向かっ
て押し流すことができる。また、突出片が多孔シート状
である場合、第二次油揚槽を走行中に突出片に付着した
油揚材料を有効に引き剥がすことができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連続油揚装置の概略構成図である。
【図2】ジョイントセクション付近の一部拡大概略構成
図である。
【符号の説明】
1 連続油揚装置 2 第一次油揚槽 3,4,5 回転ローラー 6 走行部材 7 突出片 8 搬送体 9 第二次油揚槽 10 ジョイントセクション 11 突出片の先端部 12 突出片の先端により描かれる円の外周 13 油面 14 外周と油面の交点 15 第一次油揚槽から流下した油面が第二次油揚槽に
おける油面と同一面になる位置 16 供給パイプ 17 油溜 18 排出パイプ 19 油循環ポンプ 20 油循環量調整バルブ 21 油ストレーナー 22 油加熱用熱交換器 23 新油タンク 24 調整バルブ 25 新油供給パイプ 26 フード 27 排出コンベヤ 28 排出コンベヤの表面 29 交点 30 交点 31 区画スペース 32 油面調整バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 直明 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号ハ ウス食品工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油流により油揚材料Aを搬送する第一次
    油揚槽2と、回転ローラー3、4、5、該ローラーに掛
    装され該ローラーと共に連動する走行部材6、及び該走
    行部材6の外周面に装着された突出片7からなる搬送体
    8を用いて上記油揚材料Aを油面下に保持しつつ油揚を
    行う第二次油揚槽9、並びに第一次油揚槽2と第二次油
    揚槽9を連結するジョイントセクション10よりなる連
    続油揚装置1において、 該突出片7が第二次油揚槽の始端側のローラー3に沿っ
    て走行するときに、該突出片の先端部11により描かれ
    る円の外周12と油面13との交点14が、第一次油揚
    槽から流下した油面が第二次油揚槽における油面とほぼ
    同一面になる位置15よりも第二次油揚槽の終端側に位
    置するように、上記始端側のローラー3を装着すること
    を特徴とする連続油揚装置。
JP4108693A 1992-03-31 1992-03-31 連続油揚装置 Expired - Fee Related JP2816271B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108693A JP2816271B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 連続油揚装置
US08/040,282 US5322006A (en) 1992-03-31 1993-03-30 Continuous frying apparatus
FR9303746A FR2688992B1 (fr) 1992-03-31 1993-03-31 Appareil de friture en continu.
TW082219293U TW327723U (en) 1992-03-31 1993-03-31 Continuous frying apparatus
DE4310544A DE4310544C2 (de) 1992-03-31 1993-03-31 Kontinuierlich arbeitendes Fritiergerät
KR1019930005219A KR960011515B1 (ko) 1992-03-31 1993-03-31 연속튀김장치
DE4345210A DE4345210C2 (de) 1992-03-31 1993-03-31 Kontinuierlich arbeitendes Fritiergerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4108693A JP2816271B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 連続油揚装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06169848A true JPH06169848A (ja) 1994-06-21
JP2816271B2 JP2816271B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=14491254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4108693A Expired - Fee Related JP2816271B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 連続油揚装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2816271B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532482A (ja) * 2005-01-24 2008-08-21 フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド 油揚げスナック片のかさ密度の制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5484074A (en) * 1977-12-18 1979-07-04 Kibun Kk Production of fried food
JPS5649124A (en) * 1979-04-09 1981-05-02 Yoshisue Tekkosho Kk Fryer
JPH0334927A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Teikoku Seiyaku Kk 潰瘍性大腸炎およびクローン病治療用経口投与組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5484074A (en) * 1977-12-18 1979-07-04 Kibun Kk Production of fried food
JPS5649124A (en) * 1979-04-09 1981-05-02 Yoshisue Tekkosho Kk Fryer
JPH0334927A (ja) * 1989-06-29 1991-02-14 Teikoku Seiyaku Kk 潰瘍性大腸炎およびクローン病治療用経口投与組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532482A (ja) * 2005-01-24 2008-08-21 フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド 油揚げスナック片のかさ密度の制御方法
JP4717893B2 (ja) * 2005-01-24 2011-07-06 フリト−レイ ノース アメリカ インコーポレイテッド 外形部付フライヤー油浸器、およびランダムな曲がりとかさ密度とを有するスナック製品片の作製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2816271B2 (ja) 1998-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7758904B2 (en) Method and apparatus for slicing foodstuffs
US2314871A (en) Apparatus for treating foodstuffs
AU738066B2 (en) Improved breaded products fryer
KR960011515B1 (ko) 연속튀김장치
CA1161570A (en) Solder-coating method and apparatus
JP2008509729A (ja) 製品心出し要素を備えた単一成形油揚器
JPS6337616B2 (ja)
US4189994A (en) Method and apparatus for use in frying doughnuts
JP4171746B2 (ja) 製品管理向上型個別型枠フライヤー
US3683945A (en) Flood cell apparatus
JPH06169848A (ja) 連続油揚装置
US20220218150A1 (en) Floating particles removal within a food fryer
JPH05277032A (ja) 連続油揚装置
JP4955057B2 (ja) ストックから繊維製品を作るためのタンク組立品
JPH11290219A (ja) 食品の油揚げ装置
JP2852588B2 (ja) 連続油揚装置
JPS5820620B2 (ja) 連続フライヤ−
JP2018089352A (ja) フライヤーの運転方法およびフライヤー
JPH0334927B2 (ja)
AU2004224469A1 (en) Device for forming a dough portion
JPH055488B2 (ja)
JP2017217166A (ja) フライヤーの搬送装置、及び、フライヤー
JPS583370Y2 (ja) 小魚類の連続煮沸装置における被煮沸資料の取出し装置
JPS6327592Y2 (ja)
JPS62285766A (ja) 小魚類の煮沸槽及び連続搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070814

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080814

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090814

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100814

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110814

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees