JP4171746B2 - 製品管理向上型個別型枠フライヤー - Google Patents

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Description

本発明はスナックフードを加工するフライヤーアセンブリに関する。より詳細には、本発明は、製品入口及び出口側コンベアが連続する下部コンベアに取って代わるスナックフード加工用型フライヤーに関する。
スナック菓子片はフライヤーを使用して作られることは知られている。概して、加工されたポテトチップス等のスナック菓子片はドウから形成されるとともに、シート状にされて、処置を施すために個別片(プリフォーム)に切断される。処置にはプリフォームをフライヤーで調理して、調理済みスナック菓子片を製造する工程が含まれる。製品の全面を比較的均一に油揚げすることが要求されるスナックフード製品を油揚げするために、スナックフード産業では幾つかの種類の従来技術型フライヤーが使用されている。一般的にこれらのフライヤーでは、製品は高温の油の流れの中を通りながら調理される。
特にポテトチップスでは、プリフォームは所望する製品形状となるように成形及び調理されることから、型フライヤーは有益である。型フライヤーは概して2個のコンベア、即ち上部及び下部コンベアを有してスナック菓子片を製造するフライヤーである。各コンベア上では、型枠又は表面が対向するコンベアの型枠又は表面と相互に作用するように構成されている。プリフォームがフライヤーに配置された後に、上部型枠又は接触面は調理中のプリフォームをフライヤーから出るまで油面下に維持する。
図1は従来技術の型枠フライヤーの一例を示す。フライヤーアセンブリ10はフライヤーハウジング12を有する。ハウジング12はプリフォームを移動通過させるコンベアを含む。ハウジング12内を所望する環境状態に維持するために、蒸気又は不活性ガスがフライヤー内において油の上方又は周囲で循環させられるとともに、ポート14から供給される。ポートは必要に応じて更に付加されてもよい。上部ベルト20がフライヤーハウジング12の上端部分に設けられており、2個のローラ22、24により支持及び回転させられる。下部ベルト30は上部ベルト20の下側に設けられる。下部ベルト30は連続環状ベルトであり、2個のローラ32、34により支持及び回転させられる。油体52が入っているフライヤー鍋50はフライヤーハウジング12内に配置されており、上部及び下部ベルト20、30の少なくとも一部は相互に隣接する時に油52を通過する。油52は例えばポンプ(図示なし)により、油入口54から油出口56までフライヤー鍋50中を循環させられる。蒸気がフライヤー鍋50の周囲を被覆する状態で、油は所望する調理温度に維持される。
調理のために、プリフォームは入口側ローラ32付近で出発する下部ベルト30によりフライヤーへ向けて案内される。次にプリフォームの後に上方から上部ベルト20が続き、プリフォームは下部ベルト30が上部ベルト20と近接する油52内の地点へ向けて案内される。少なくともこの地点の近くで、プリフォームは少なくとも1個の型枠面と接触している。図示していないが、型枠は一般的に少なくとも上部ベルト20の外面に配置されるが、下部ベルト30の外面に配置されてもよい。プリフォームは油52中を相互に略平行に移動する上部及び下部ベルト20、30の間に固定されると、油入口点53において高温の調理油52へ案内される。プリフォームはその後に油鍋50内の高温油52中を移動する。プリフォームは油出口点55において油52から出てくるまで、完全に沈められる。典型的な型フライヤーは、116から204℃(240から400°F)の油揚げ用の油温度で作動させられるが、好適には160から193℃(320から380°F)の間で作動させられる。その後、調理されたスナック菓子片は油によって移送され且つ下
部ベルト30の出口部分に沿って運ばれ、更に出口側ローラ34付近において全工程の次の部分へ移送されて、必要であれば味付けされて包装される。
従来技術例のフライヤーアセンブリ10のような型フライヤーを使用することにより、ポテトチップスのようなスナックフードは規格に合う好ましい形状に加工されることが可能となる。個片を油で揚げることにより、しわが寄る、折れ曲がる、凝集する、調理面に固着する等、多くの問題点がもたらされる。型フライヤーを使用すると、その他の油揚法と異なり、これら問題点の多くを解消することができる。
型フライヤーはスナック菓子片を油揚げする際の多くの問題点を解消するが、型フライヤーでは多量の油を必要とする。大容量の装置は、油で揚げられる食品と共に高温の油を通過させられなければならず、また製品を調理する間には油に沈められたままにされる。従来の型フライヤーでは、2個のコンベヤベルト、少なくとも1個の製品型枠、及び調理される製品を沈めるのに十分な油がなければならなかった。この多量の油を加熱し、ポンプでくみ出し且つ維持するためには、極めて多量のエネルギー、即ち費用が必要となる。
また、酸化した油を新しい油と取り替えるのに付随して高額な費用がかかる。型フライヤーは典型的には少なくとも1個のコンベアを有しており、コンベアは空気と油の間で循環する面を備えているので、装置自体が酸素を油へ導入する。システム内の油は空気/油界面において油に沈められたコンベア材料から酸素を吸収するにつれて徐々に酸化する。油の酸化によって油は時間の経過と共に酸敗するので、システム内の酸化した油は定期的に新しい油と取り替えられなければならない。従って、フライヤーの性能に悪影響を及ぼすことなく、油に沈められる装置の容量を減少させると都合がよい。油に沈められる装置の容量が減少させられるならば、この装置が酸素を油へ導入する機会が少なくなるので、酸化が遅らせられるとともに、酸化した油を新しい油に取り替えるための費用が削減される。また、油を加熱し、ポンプでくみ出し且つ維持するための費用も削減される。
成形スナック菓子片の好ましい構成としては、スナック菓子片は寸法及び形状が均一になるように作られる。均一なスナック菓子片は設置されたアライメントにおいて包装される。これにより、袋にばらばらに詰めるのとは異なり、スナック菓子製品を缶に詰めることができる。缶包装はスナック菓子片を破損からある程度保護するとともに、大量の缶及び単一の缶のいずれの場合でも、スナック菓子片の運搬性が向上する。また、製品の劣化を防ぐために、缶は開けられた後に蓋で密封される。
湾曲した楕円(例えば、長辺が同じ方向に上方へ湾曲している楕円)等の均一に成形された製品を包装するためには、スナック菓子片は缶に充填される前に先ず積み重ねられる。スナック菓子片は一方向に相互に積み重ねられ、或いは屋根板が部分的に重ねられるように、スナック菓子片は部分的に重ねられる。このように重ねられた後に、製品片は次に合わせて押し出され、各片は直接的に他の小片の上にくる。凹状面を上に、又は凹状面を下にした状態で、湾曲した製品片を積み重ねることが可能であるが、製品片はその形状に応じて、特定の一方向により積み重ねられ易い。
例えば、上方に湾曲した側面を有する薄い楕円形製品片は、その凹状面を上ではなく下にした状態でより簡単に積み重ねられる。2個の隣接する製品片が落下させられて部分的に重ねられる時には、それら小片の隣接する端縁が異なる高さにある時のみ、互いに積み重ねられる。2個の隣接する楕円形製品片は凹状面を上にした状態では再度積み重ねられない。なぜならば、それら隣接する製品の端縁はコンベアに対して平坦であり、且つそれら端縁は小片を一緒に押し出した時に相互に向かい合うからである。しかしながら、凹状面を下にした状態では、製品片はその下方に湾曲する端縁を移動方向に向けた状態で、前後に振動させられる。この振動性能により、2個の小片の隣接する端縁が同じ垂直方向レ
ベルで相互に向かい合う可能性は極めて低くなる。それ故、1個の製品片は他の製品片に部分的に重なり、そしてついに積み重ねられる。
従来の型枠は凸状であり、凹状面が上方に下部ベルトと反対方向に向けられる成形スナック菓子片を製造する。凹状面を上へ向けると調味により適切である一方で、前述したように凹状面を下へ向けるとより良好に積み重ねられ易い。従って、製品は包装される前に送り出されなければならない。調理された製品は凹状面がフライヤーの下部ベルトへ向けて下に面した状態でフライヤーから出ると、たとえ調味効率にかかる費用が僅かであっても、製品は送り出される必要がない。
従来技術の型フライヤーが遭遇する別の問題は、進化している調理製品形状を収容することが可能な下部コンベアを提供することが困難なことである。油揚げされる製品は典型的には、ある形状でフライヤーに入るとともに、別の形状でフライヤーを出るので、プリフォーム及び調理済み製品の両方の形状を収容可能な製品容器を備えるように従来技術の下部コンベアを構成することは困難である。
米国特許第4308286号明細書 米国特許第4187771号明細書 米国特許第3763764号明細書
従って、改良型型フライヤーが望まれる。改良型型油揚げ装置では下部コンベアが省略されるべきであり、その代わりに別個の下部入口及び下部出口側コンベアを有し、2個の下部コンベア間に容積縮小部が置かれる。容積縮小部において下部コンベアを除去することにより、フライヤーシステム内に必要とされる油が少なくなり、また油を加熱し、ポンプでくみ出し、維持管理し且つ取り替える際の費用を節約することができる。また、製品は積み重ねるのに適切な方向に向けられた状態で改良型型フライヤーから出されるので、製品を送り出す必要がなくなる。製品送り出し工程を除去することにより、製品送り出し機にかかる費用が除かれるとともに、送り出し機における製品の滞留に関連する損失も除去される。
本発明に係る型フライヤーは上部コンベアを有し、所望する形状を備えた加工ポテトチップス等の調理スナック菓子片を製造する。上部コンベアはフライヤー内に長手方向に載置されるとともに、フライヤー油鍋の上方に配置される。次に未調理スナック菓子片は下部入口側コンベアによりフライヤー油鍋内の油に搬送されて調理される。未調理スナック菓子片を搬送後に、下部入口側コンベアはフライヤー油鍋から離間するように回転させられる。次にスナック菓子片は油内を上昇して、上部コンベアの成形面と接するように載置される。
スナック菓子片が上部コンベアと接するように載置されると、上部コンベアはフライヤー油鍋内の油容積縮小部を通るように導かれる。連続する下部コンベアが容積縮小部を通過することなく、スナック菓子片は調理される。容積縮小部で下部コンベアが必要とされないので、フライヤーで使用するのに必要な油が少なくなることから、かなりの費用が節約される。加熱し、ポンプでくみ出し、維持管理する油がより少ないことから、油の処理及び維持管理にかかる費用が削減される。また、容積縮小部において下部コンベアを除去することにより、装備を油に沈めることにより生じる油の酸化量が減少する。この油の酸化の抑制により、油の取替え費用が削減されて、更に節約できる。
上部コンベアの成形面は好適には、均一な形状を有する型枠を含む。特に、型枠は凹形状又は凸形状を備える。上部コンベアが傾斜してスナック菓子片を油内へ押し出すと、スナック菓子片は型枠面形状と同じになり、そのような形状で現れる。下部出口側コンベアは調理済みスナック菓子片を上部コンベアの成形面から収集するために設けられる。また
、型枠面は上方から見た時に凸形状或いは凹形状を備えるように均一に成形され且つ下部出口側コンベア上を運ばれるスナック菓子片を製造するように選択される。例えば、湾曲した端縁を有する楕円形、四角形、円形、三角形等の形状が可能である。
フライヤー油鍋の終端部分において、調理済みスナック菓子片は上部コンベアから下部出口側コンベアへ供給される。その後、調理済みスナック菓子片はフライヤーを出て、必要であれば調味工程そして包装工程に沿って移動させられる。下部出口側コンベアの後に続く各コンベアを先行するコンベアと組み合わせて、製品に対するコントロールを失うことなく製品をコンベア間で円滑に移すようにしてもよい。
別個の下部入口側及び下部出口側コンベアを有することにより、2個の下部コンベアは異なる入口及び出口環境、並びに製品形状に合わせて調整される。プリフォームは通常は調理済み製品と異なる形状を有するので、入口及び出口側コンベアは運ばれる製品の形状に合わせて特別に構成された容器又は台座を有する。入口及び出口側コンベアは異なる材料から構成されてもよく、異なる速度で作動するように構成されてもよい。
別個の入口及び出口側コンベアを有する別の利点としては、各コンベア間における移送をより正確に制御できる。例えば、下部入口側コンベアは油、上部コンベア及び下部出口側コンベアの速度よりも僅かに遅い速度に維持される。このようにすると、製品が上部コンベアと接触するように、油は効果的に製品を下部入口側コンベアから離間するように引っ張る。
本発明の上記構成及び効果は更なる構成及び効果と共に、以下に記載する詳細な説明において明白になる。
本発明の特徴と思われる新規の構成は添付する請求の範囲に記載されている。しかしながら、本発明自体は好適な使用形態、更なる目的及びその効果と共に、以下の例証となる実施形態の詳細な説明を添付の図面と合わせて参照することにより、最良に理解される。
本発明の一実施形態に係るスナック菓子製品調理用型フライヤーを図2に示す。フライヤーアセンブリ100は入口域102で油揚げされるスナック菓子製品を受け入れる。調理後に、スナック菓子製品は出口域10でフライヤーアセンブリ100を出る。入口域102及び出口域104の間はフライヤーハウジング112であり、フライヤーハウジング112はポート114を有し、調理するスナック菓子製品の上方におけるフライヤー環境を制御する。単一のポートが図示されているが、ポート114は別の実施形態を実施するために必要に応じて設けられる多数のポートを代表するものに過ぎない。図示するように、フライヤーアセンブリ100は、薄片乾燥ポテトを含むドゥー等の実質的にポテトから形成されるスナック菓子片を調理するために使用される。しかしながら、本発明により形成されるスナック菓子片は、別のでんぷん質混合物から構成されてもよい。
調理の前に、好適なスナック菓子片を製造するために配合されたドゥーが形成され、且つ薄く延ばされてプリフォーム(未調理のスナック菓子片)にされる。ドゥーは典型的には、でんぷん製品、砂糖及びその他の添加物の実質上乾燥混合物である。利用可能なでんぷん製品の例には、製品のきめ、密度、及び耐久性を向上させ、且つドゥーの食品への加工処理を改善する能力に応じて選択される当該技術分野において周知な天然(未変性)及び変性でんぷんが含まれる。
図2を参照すると、フライヤーアセンブリ100はプリフォーム(図示なし)を、上部コンベア120、下部入口側コンベア130及び下部出口側コンベア140を備えた型フ
ライヤーに通して加工処理する。上部コンベア120には複数の型枠(図示なし)が外周まわりに配置されており、プリフォームを係合及び成形して、調理された成形スナック菓子片を製造する。上部コンベア120は耐久性材料の油浸透性チェーンリンク構造物を含む。耐久性材料は例えば、高温の油との接触に耐え得るステンレス鋼又は他の金属類、セラミック、高分子基材である。上部コンベア120を支持し且つ送るのは2個のローラ122、124である。図示するように、2個のローラ122、124は上部コンベア120と係合する歯を含み、回転力を伝える。一般的に、回転力は2個のローラ122、124の一方のみによって与えられる。
調理のために、プリフォームは下部入口側コンベア130上において上部コンベア120へ向けて送られる。下部入口側コンベア130は耐久性材料の油浸透性チェーンリンク構造物を含む。耐久性材料は例えば、高温の油との接触に耐え得るステンレス鋼又は他の金属類、セラミック、高分子基材である。或いは、下部入口側コンベア130はまた、油揚げに適した油の温度に耐え、耐久性を備えるが可撓性をも備える食品用穿孔材料を含む。下部入口側コンベア130は複数のローラ132、134、136、138により支持され且つ送られる。複数のローラの少なくとも1個は液中ローラ134である。図2に示すように、下部入口側コンベア130の複数のローラ132、134、136、138まわりにおける経路は、本発明に係る入口側コンベアの経路の一例である。好ましい経路には、フライヤー油の除去を最小限に抑え、入口側コンベアを冷却し、またその他の点で経済的な経路が含まれる。図示するローラの配置により形成される経路によれば、下部入口側コンベア130はフライヤーハウジング112の外側域を通過させられる。フライヤーハウジング112の外側域を移動通過させられることにより、下部入口側コンベア130はプリフォームと接触する前に冷却し、或いは冷却される。下部入口側コンベア130を冷却することにより、プリフォームは調理油152に入れられる前に熱との接触が最小限になる。このような調理前の熱接触は、好ましくないプリフォームの変形及びしわを引き起こす。
図2の構成はまた、入口側ローラ132等のフライヤーハウジング112の外側にあるローラに回転力が与えられることから有利である。加熱及びフライヤー環境の制御等の経済的な理由のために、フライヤーハウジングの容積は通常最小限度にされるので、入口側ローラ132等の装備をフライヤーハウジング112の外側に配置するのは好ましい。図示するように、別の経路が可能である。
入口側ローラ132の付近において、プリフォームは下部入口側コンベア130の送り込み部分に載置されて、フライヤーハウジング112へ運ばれる。或いは、プリフォームは調理油152へ浸漬される前に熱との接触を少なくするために、油に投入される地点付近で下部入口側コンベア130に載置される。浸漬前における熱によるストレスで、プリフォームはしわがより且つ変形するので、油152で調理する前に熱との接触を減らすことが重要である。また浸漬前における熱との接触によって、プリフォームは下部入口側コンベアと固着し易くなり、プリフォームを上部コンベアへ移すのが困難になる。浸漬前における熱との接触を減らす別の方法は、下部入口側コンベアの送り込み部分の全長を最小限にすることである。送り込み部分は入口側ローラ132及び液中ローラ134の間における下部入口側コンベアの上面である。例えば、下部入口側コンベアはフライヤーハウジングへ水平に導かれ、次に油鍋150へ到達した後できる限り速やかに下方へ傾斜させられる。
しかしながら、下部入口側コンベアはまた、上部コンベア120が下部入口側コンベア130と平行し且つ近接する地点に下部入口側コンベア130上のプリフォームが接近するように、下方へ傾斜していなければならない。プリフォームは上部コンベア120の型枠と最終的に接するように、下部入口側コンベア130の上面に隊形を整えて巧みに配置
される。上部及び下部コンベアが近接するように相互に平行となる地点において、プリフォームは上方からの上部コンベア120の型枠と下方からの下部入口側コンベア130の外面との間に配置される。プリフォームをフライヤー油鍋150へ導き高温の油152で調理するために、上部コンベア120及び下部入口側コンベア130はアーチ形の経路に沿って油152へ導かれる。
上部コンベア120及び下部入口側コンベア130間の間隙は、両コンベア120、130が油へ入る角度と同じく、各プリフォームの少なくとも一部が常時少なくとも1個のコンベアと接触するように調節されるべきである。間隙及び角度が適切に調整されないならば、油表面におけるコンベア120、130間の水平方向距離は製品の全長よりも大きくなる。製品全体は次に幾らかの距離だけ油に又は油の付近に保持されつつ、下部入口側コンベア130から上部コンベア120へ移される。その間、製品制御は不所望に失われる。それ故、間隙及び角度が制御されなければならない。
コンベアの間隙及び角度の両方が適切に調整される時、上部コンベア120及び下部コンベア130間における空気/油界面長さは、各プリフォームの長さよりも短い。即ち、油表面における上部コンベア120及び下部入口側コンベア130間の水平方向距離はフロート長として周知であり、製品長さよりも小さくされるべきである。これにより、製品は常に確実に動作するように制御される。例えば、油への接近角度が非常に浅いと、油表面における上部コンベア120及び下部入口側コンベア130間の水平方向距離が製品の全長と同じになる前に、それらコンベア間には小さな間隙だけが許容される。しかしながら急な接近角度では、油表面における2個のコンベア120、130間の水平方向距離が製品長さと同じになる前に、それらコンベア間にはより大きな水平方向の間隙が許容される。フロート長を製品長さよりも短い状態で維持することにより、製品が確実に動作するように制御するために、少なくとも1個のコンベアは常時製品の少なくとも一部と接触する。
下部入口側コンベア130が油鍋入口域158において油152と接触した後、スナック菓子片は高温の油に接近し、油揚げが開始される。油揚げが開始されるのと同時に、下に傾斜する上部コンベア120はプリフォームを上部コンベア120上の型枠の形状にさせる。製品が上部コンベア120の型枠に接すると、下部入口側コンベア130はこれらスナック菓子片を調理するのにもはや必要なくなる。次に下部入口側コンベア130は液中ローラ134まわりを回転し、経路を戻り始めて新しいプリフォームを受け取る。下部入口側コンベア130のこの戻り部分を送り込み後部分と呼ぶ。注目すべきは、下部入口側コンベア130及び下部出口側コンベア140の経路は、プリフォームを上方から油へ運ぶために、少なくとも部分的に傾斜させられることである。
重要なことは、プリフォームを上部コンベア120の型枠に接した状態で維持するために、プリフォームを油152よりも高密度にする必要は必ずしもない。確かに油よりも重いプリフォームは停滞した油に沈むが、調理中に油152から放出される気体はプリフォームに上方へ向かう力を付与する。この上方へ向かう力により、プリフォームは上部コンベアの型枠に堅固に置かれる。
図1に示す従来技術のフライヤーにおいて図示及び上述したような従来の型フライヤーとは異なり、記載するフライヤーアセンブリ100及び本発明に係る他のフライヤーアセンブリは、下側コンベアを油鍋中に連続させていない。図2に示すように、これによりフライヤーの油鍋150の少なくとも一部分は容積縮小部151を有することになる。
再度図2において、油鍋入口域158はフライヤー油鍋150の一部であり、液中ローラ134及びフライヤーの油入口154を収容する程度に大きい。高温の油152はスナ
ック菓子片が調理されるにつれて、スナック菓子片に沿って且つスナック菓子片と共に流動するように、フライヤーの油鍋150内を循環させられる。油入口154は油鍋150の開始部分で油を供給し、油出口156は油鍋150の終端部分で油を収容する。油出口156及び油入口154の間において、油は不純物が取り除かれ、加熱され、且つ必要であればポンプでくみ出される。好適な実施形態において、製品が調理される際の製品の乱れを最小限にするために、油152は製品及び上部コンベア120の速度と同じか又は僅かに遅い速度で移動する。また、油152及び種々のコンベア120、130、140の速度を順次段階的に上昇させて、製品が確実に動作するように更に制御してもよい。例えば、製品を下部入口側コンベア130から移動させるのを助けるために、油152を下部入口側コンベア130よりも僅かに速い速度で流動させてもよい。そして製品を上部コンベアの型枠にしっかりと押圧するように、上部コンベア120は油152よりも僅かに速い速度で移動するように構成される。同様に、後に説明する下部出口側コンベア140は、上部コンベア120から下部出口側コンベア140へ製品を正確に移すために、上部コンベア120と同じ又は僅かに速い速度で移動する。
製品は油鍋入口域158を通り下流側へ移動した後、容積縮小部151に遭遇する。フライヤーの油鍋の幅寸法は変わっていないので、縮小されるのはこの部分151の高さである。下部コンベアが設けられていないことから、この部分に沿った高さの縮小が可能であり、それ故、スナック菓子片が上部コンベア120に沿って調理される場所のまわりのみ油152は必要とされる。従って、この部分151に沿った高さ寸法は少なくとも型枠を備えた上部コンベア120の高さを収容する必要はあるが、2個のコンベアの高さを収容しなくてもよい。コンベアを使用する従来技術の型フライヤーアセンブリでは、型枠を備えた上部コンベア及びスナック菓子片を調理油152へ搬送し且つ調理油152から取り出すために使用される下部コンベアを、それらコンベアを案内するために必要なローラや他の装備と共に油に沈める程度の油容量を必要とする。そのため、従来技術の型フライヤーアセンブリでは、多量の油を加熱し、不純物を取り除き、ポンプで汲み出し且つ維持する必要があることから、作動させるのにより費用がかかる。本発明では、下部コンベアが設けられていない容積縮小部151を有することにより、油容量が削減されるとともに、油の加熱及び維持に付随する費用が削減される。
また、下部コンベアを備えていない容積縮小部151によって、酸化した油を新しい油と取り替えることに付随する支出の削減が助長される。容積縮小部151を通る下部コンベアがないので、常時油に沈められる下部コンベア材料が少なくなる。それ故、下部コンベアが酸素を油へ導入して油を酸化させる機会が少なくなる。これにより、油が酸化する速度が低下するとともに、酸化した油を新しい油に取り替える機会も少なくなる。油の酸化によって調理油152は酸敗して製品の鮮度を低下させることから、上記の構成は有利である。従って、油の酸化を抑制させることにより、油152及び製品の両方の鮮度を維持するための支出費用が削減される。
容積縮小部151を備えた型フライヤー100では、フライヤーの一部を通る下部コンベアの必要性が省かれるので、プリフォームをフライヤーへもたらすためにより必要なコンベア材料が少なくなる。従って、下部コンベアがプリフォームを受け取ってフライヤーへ搬送する前に、下部コンベア材料を冷却するために必要なエネルギーが少なくなる。また下部コンベア材料が少なくなることで、ローラ、支持具、ドライブシャフト等の必要な支持機械類が削減されるので、機械の故障や誤動作の可能性が少なくなる。従って、容積縮小部151を備えた型フライヤー100では、加熱及び冷却コストを削減させるとともに機械の誤動作の発生を減少させることにより、生産性を向上させることができる。
好適な実施形態において、油鍋150自体が熱交換面として作用し、熱は油鍋150を通り油へ伝達される。熱交換面面積を増大させるために、油鍋150には起伏或いは溝ひ
だが付けられてもよい。例えば、油鍋150はうねらされ、小さく波打たれ、或いはフィンが取り付けられた鍋を含んでもよい。それ故油152は、油鍋150の長さ方向に延びる流路の中及び上を流動する。このような起伏或いは溝ひだが付けられた鍋によれば、単位容積毎表面積率が大きくなり、油がフライヤーに沿って移動する時に発散され且つ調理製品により吸収される熱を充分効率よく補給する。
フライヤー内の油152を適切な油揚げ温度に維持するために、加熱された流体を供給し、油鍋150の下を油鍋150と接触するように流動させてもよい。油鍋の下に電気加熱要素を使用し、或いは放射熱源を使用して熱を供給する等、油鍋150を加熱する他の方法も受け入れ可能である。
容積縮小部151の端部において、スナック菓子片はフライヤー油鍋出口160を通過する。フライヤー油鍋150は出口160において、油鍋入口域158の部分と同じように深さが増しているが、入口及び出口部の深さは必ずしも同じである必要はない。出口域において、下部出口側コンベア140は液中ローラ142を通過した後に、上部コンベア120に接近し且つ上部コンベア120と平行になる。
下部出口側コンベア140は幾つかのローラ142、144、146、148により形成される経路を介して支持され、且つ送られる。この経路は多くの可能なフライヤー出口側コンベア経路の一つを例示している。下部入口側コンベア130と同様に、下部出口側コンベア140は金属、種々のプラスチック、セラミック等、フライヤー加工処理状況に耐える食品用可撓性且つ耐久性材料から構成される。下部出口側コンベア140はまた、油がコンベアを通過するように油浸透性構造物を含む。
下部出口側コンベア140が調理直後のスナック菓子片に徐々に接近するように、液中ローラ142は上部コンベア120及び下部出口側コンベア140が相互に接近した状態で平行になる地点の前且つ下方に配置される。上部及び下部コンベア120、140がその間に調理済みのスナック菓子片を包み込んだ状態で調理油15を出るにつれて、調理油152の上方へ向かう力はもはやスナック菓子片を上部コンベア120に接するように支持しない。スナック菓子片は次に下部出口側コンベア140の受け取り部分と接触するように導かれる。必要であれば蒸気又は不活性ガスが型枠を通るように又は型枠に吹き出されて、調理済みスナック菓子片が型枠面からの離脱するのを助ける。製品が最終的に移動するときに適切な位置に落下するように、下部出口側コンベア140は油152から出た後の幾らかの距離の間、上部コンベア120と平行に移動する。出口側ローラ146を通過した後、調理済みスナック菓子片は順に送られて調味及び包装される。出口側ローラ146を通過した後、下部出口側コンベア140は油152へ戻るように導かれて、更にスナック菓子片を受け取る。下部出口側コンベアのこの戻り部分を受け取り前部分と呼ぶ。
図2は下部出口側コンベアがフライヤーから出る傾斜路から製品を次のコンベアへ送る前の水平路までどのように移行するかを示す。運搬速度が高速の場合では、製品が下部出口側コンベア140との接触を失わないように、この移行部分は可能な限り平滑且つ緩やかであるのが重要である。図2では傾斜及び水平部の間の移行部において1個のローラ144のみが図示されているが、変化を可能な限り緩やかにするために更なるローラを使用してもよい。
下部入口及び出口側コンベア130、140は相互に独立して作動するので、各コンベアは夫々の製品形状に適するように特有に構成される。入口側コンベア130は例えば平坦なプリフォームを受けとるために1個の平坦面又は複数の平坦な台を有する一方、出口側コンベア140は湾曲した調理済み製品を受け取るために代わりに湾曲したサドルを有する。また、下部コンベア130、140は夫々の機能に適するように異なる材料から形
成され且つ異なる構造を有する。
別個の入口及び出口側コンベア130、140を有する別の効果としては、夫々を異なる速度で作動させることができることにある。下部入口側コンベア130は供給速度Vdeliveringを有し、油152は油速度Voi を有し、上部コンベア120は上部コンベア速度Vtop conveyorを有し、下部出口側コンベア140は取り出し速度Vremovingを有する。全4手段の速度は以下の関係を有する。
delivering≦Voil≦Vtop conveyor≦Vremoving
好適な実施形態において、出口側コンベア140の速度は上部コンベア120の速度と同じか又は僅かに速い。上部コンベア120の速度は油152の速度よりも僅かに速く、油152の速度は入口側コンベア130の速度よりも僅かに速い。連続する各コンベアを先行するコンベアの速度よりも僅かに速い運搬速度で作動させることにより、製品には、特に入口においてより確実な動作制御が維持される。連続する各手段は実質的に、製品を先行する手段に沿って、且つ先行する手段から離間させるように引き寄せる。
しかしながら、調理された製品が油152を出た後に一時的に上部コンベア120の型枠に固着しがちな時には、下部出口側コンベア140及び上部コンベア120を同じ速度で作動させるのが好ましい。これにより、製品片は上部コンベア120から最終的に移動させられた後に、下部出口側コンベア140上の適切な位置に確実に落下させられる。
図3乃至図8はフライヤー入口域202及び出口域204について、本発明に係る幾つかの代替実施形態を示す。これらの図面においてフライヤー入口域202は図2のフライヤー入口域102について上述したものと同じ特徴を含み、且つ同じデザイン及び構造とされる。ここで図3乃至図8について同時に参照すると、フライヤーハウジング212は2個のローラ222、224により支持される上部コンベア220を備えるように図示されている。下部入口側コンベア230は送り込み部分及び送り込み後部分を有しており、複数のローラ232、234、235、236、237、238の少なくとも2個により支持される。フライヤー油鍋250には高温の油252が入れられている。油入口254及び下部入口側コンベア230を支持する少なくとも1個のローラを収容する程度の面積が油鍋入口域258内に示されている。
調理に際して、プリフォームはフライヤーハウジング12に入れられる前に、下部入口側コンベア230の送り込み部分に載置される。プリフォームが油まで運ばれると、調理開始地点226において油揚げが開始する。その後、スナック菓子片は先ず下部入口側コンベア230の表面から分離する。次に、下部入口側コンベア230から分離した各片の一部分は、上部コンベア220と接触する前に、油252の表面に一時的に残される。油鍋入口域258内の液中ローラ234は下部入口側コンベア230の送り込み後部分を戻すように導き、新しいプリフォームを収集して油揚げする。スナック菓子片は遅くとも液中ローラ234に到達すると、上部コンベア220上の型枠面に接するように載置される。上部コンベア20に接する所定位置に置かれたスナック菓子片は次に容積縮小部251まで運ばれて、調理過程が終了する。図3乃至図8に示すこの容積縮小部251は、図2の容積縮小部151と同じ特徴及び効果を有する。その効果には、油の加熱、ポンプによる汲み出し、維持及び取替え費用の削減と、油の酸化抑制、下部コンベア冷却費用の削減、及び機械の故障の可能性低下による生産性の増大が含まれるが、これらに限定されない。
図3には、下部入口側コンベア230が完全に油鍋入口域258の長手状部分の中にある状態が示されている。この長手状部分によって、コンベアは完全にフライヤーハウジン
グ212の中に入れられるので、フライヤーハウジング212の外側で冷却されない。これにより熱損失が低下し、油の酸化が抑制されるとともに、下部入口側コンベア230の経路が簡素化される。しかしながら、用途及び含まれる材料に応じて、この構成はプリフォームに過度の熱を伝達する。
図4は下部入口側コンベア230を示しており、下部入口側コンベア230はフライヤーハウジング212の外側にかなりの部分を有する経路をたどる。下部入口側コンベア230が高温の油との接触部及び延伸から膨張すると、1個以上のローラにはコンベアを緊張したままで移動させる能力が備えられる。例えば、下側にある外部投入側ローラ237が上側にある外部投入側ローラ238に対して接近或いは離間する方向に移動させられて、下部入口側コンベア230を所望するように弛緩又は緊張させる。本実施形態によれば、下部コンベア230を充分に冷却することができる。
図5に示すように、回転力はフライヤーハウジング212の外側に配置されるローラから与えられる。この構成では、駆動機構には高温の油252に沈められたドライブシャフトと一緒に作動するように装備が供給される必要がないので有利である。高温の油252及びフライヤーハウジング212内の機構を簡素化すると、油鍋入口域258の寸法、ひいては中に入れられる油の容量が減少することから有利である。また、装置において熱及び油に所定時間の間曝される部分がより小さいことから、維持管理及び洗浄の間隔が減少する。
図6は更なる下部入口側コンベア230の経路を示す。図6において、下部入口側コンベア230はフライヤーの入口付近において2個のローラ235、236により高温の油252の外へ導かれるが、下部入口側コンベア230はフライヤーハウジング212の中にあるままである。本装置では、下部入口側コンベア230はフライヤーの外部環境に曝されることなく、プリフォームを受け取る前に冷却の機会が与えられる。図6はまた図4と同様に、下部入口側コンベア230の送り込み及び送り込み後部分の間に配置される油入口254を示す。油入口254がこのように配置された状態で、油は油入口254から容積縮小部251へ流れる際に、送り込み及び送り込み後部分の間ではなく、下部入口側コンベア230の送り込み部分だけを通過する。フライヤーの入口251から出口へ向けて流動する流体を妨げるコンベアの層が一つ減るので、油252を所望する流速でフライヤーを通るようにポンプで汲み出すために、より小さい圧力が必要とされる。
図7には、幾つかのプリフォーム216が下部入口側コンベア230の送り込み部分に載置された状態におけるフライヤー入口域202の別の実施形態を示す。プリフォーム216が油252へ向けて油252に沿って運ばれると、上部コンベア220表面上の型枠が上方に直接的に載置される。プリフォーム216は調理開始地点226において油252へ投入されると、下に傾斜する上部コンベア220により下方へ押し出されて油に入れられるとともに、型枠の表面に接した状態で包まれる。より多くのプリフォームを受け取るために、液中ローラ234が下部入口側コンベア230を油252の外へ再度導いたあと、調理されているスナック菓子片218は上部コンベア220と共に下部コンベアが下方に載置されていない容積縮小部へ向けて運ばれ、容積縮小部を通過する。図2の記載において言及したように、製品の乱れを最小限にするために、油252は製品と共に流れる。
図8はフライヤー出口域204内にある複数の調理スナック菓子片218を示す。図8のフライヤー出口域204は図2のフライヤー出口域104について上述したものと同じ特徴を含むとともに、同様のデザイン及び構造とされる、容積縮小部251の端部において、スナック菓子片218は下部出口側コンベア240を含む油鍋250部分を運ばれる。下部出口側コンベア240は、液中ローラ242が上部コンベア220の充分下側に載
置されるような傾斜角度に設けられる。そのために、上部コンベア220の型枠面に接するように配置されている調理中のスナック菓子片218は、下部出口側コンベア240が液中ローラ242から離間するように上昇及び回転すると、上部コンベア220及び下部出口側コンベア240の間に載置される。油252と接触しなくなると、完全に調理されたスナック菓子片219は上部コンベア220の型枠から自由に分離し、或いは蒸気又は不活性ガスの噴流を利用して移動させられる。その後、完全に調理されたスナック菓子片219は運ばれて調味及び包装される。
図9及び図10は上部コンベア320上に載置される複数の型枠325を示す。図9は上部コンベア320上にあるこれらの型枠の横方向断面図を示す。調理油352からの上方への力は、調理中のスナック菓子片318を複数の型枠325の表面に接する所定位置に配置させるのを助ける。これらの型枠325は複数の支持具327により上部コンベア320に固定される。上部コンベア320及び型枠325は耐久性材料の油浸透性チェーンリンク構造物を含む。耐久性材料は例えば、高温の油との接触に耐え得るステンレス鋼、別種類の金属、セラミック、高分子基材である。或いは、上部コンベア320はまた揚げ油温度に耐え得る食品用穿孔耐久可撓性材料を含んでもよい。また、各型枠325は複数の孔又は管路を備えるように形成されており、蒸気及びその他の気体を上昇させ且つ通過させて、調理油352から放出させる。この構成を設けることにより、調理油から放出され、別の方法ではスナック菓子片を収集し且つ移動させる気体が取り除かれる。図10は図9の型枠325の斜視図を示す。ここでは、複数の孔329が図示されている。好適な実施形態において、これらの孔は型枠325の面に垂直な軸ではなく、上部コンベア320に垂直な軸に沿って孔が開けられる。このように孔を開けることにより、プリフォーム材料の一部が孔329まで上昇した時に、製品が型枠面に不所望に固着するのが阻止される。図10はまた鎖状にヒンジ接続される型枠の横方向部分を示す。これにより、上部コンベア320は堅固な凸状面を有して食品片を成形しつつ、またローラまわりにアーチ状の経路をたどることができる。また型枠325は、缶状容器内に積み重ねられるような均一に成形されたスナック菓子片を形成するように構成される。
複数の完全調理済みスナック菓子片319が図11に示されている。スナック菓子片319は調味及び包装工程に導かれるように出口側コンベア340上を運ばれる。スナック菓子片319は凸状の型枠325から形成されているので、スナック菓子片319はその凹状面を上にした状態で凹状に成形される。図示するように、形状には楕円形が含まれており、各調理済みスナック菓子片319の長手方向端縁は出口側コンベア340の表面から上方に湾曲する。概ね楕円形の形状が図示されているが、プリフォームの形状に応じて四角、円、又は三角等のその他の形状も可能である。
図12及び図13は、別の型枠構成を図9及び図10の型枠と比較して示す。図12には複数の型枠425を有する上部コンベア420の横方向断面図が示されており、型枠425は複数のスナック菓子片418に対応する凹状である。形状を除いて、図12の凹状型枠425は図11の凸状型枠325と同様な構成を備える。図12の凹状型枠425は複数の支持具427によって上部コンベア420に保持される。このような構成によって、調理スナック菓子片418は凸状側が下にある凸形状をなす。図10と同様に、図13は鎖状にヒンジ接続された複数の型枠の横部分426を示す。この構成によれば、上部コンベア420は複数の独立した型枠425上において調理食品に対応する堅固な凹状面を有して食品片を成形する一方で、ローラまわりにアーチ状の経路をたどることができる。型枠425は複数の支持具427により上部コンベア420に取り付けられるとともに、複数の孔429を有する。孔429は図10において記載した孔と同じ特性を備える。
複数の完全調理済みスナック菓子片419の凸形状が図14に示されている。スナック菓子片419は出口側コンベア440上を運ばれている。これらスナック菓子片419は積み重ねられるように均一に成形される。スナック菓子片は積み重ねられると包装可能な状態になる。スナック菓子片419は凸形状に形成されるので、スナック菓子片を積み重ね且つ包装する前に送り出す必要がない。このような構成では送り出し機が必要ないので、経済的に節約できる。図示するように、形状には楕円形が含まれており、各調理済みスナック菓子片419の長手方向端縁は出口側コンベア440の面へ向けて下方に湾曲する。概ね楕円形の形状が図示されているが、プリフォームの形状に応じて四角、円、三角等のその他の形状も可能である。
図9乃至図14は均一に成形された型枠を使用して積み重ね可能な均一成形製品片を製造する方法を例証しているが、代わりに不揃いに成形される積み重ね不能な最終製品が所望される場合には、多くの多様な型枠形状が使用可能であり、それらを相互に組み合わせることでさえ可能である。例えば、代替の型枠の断面図は正弦波曲線の多様な部分と類似する。
図15及び図16はフライヤーの入口部分502及び出口部分504を示し、フライヤーはフライヤー油鍋550の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離するために、幾つかの油鍋延長部分560、562、564、566、568を利用する。油鍋550の幅寸法は一定であるが深さが変化するので、断面積が変わる。図15において、油鍋入口域550は下部入口側コンベア530を収容する程度の深さを備えていなければならないが、容積縮小部551は下部入口側コンベア530を収容する必要はない。同様に図16において、油鍋550の容積縮小部551後の深さは、下部出口側コンベア540を収容するために増加させられなければならない。
油の体積流量が固定されている時、油の速度は油が流動する断面積と反比例する。例えば図3において、油入口254から容積縮小部251へ流れる油252は、容積縮小部251へ入ると断面積の減少に遭遇する。この断面積の減少により油252の速度は容積縮小部251において増加する。その結果として、上部コンベア220の速度が一定に維持される一方で、油の速度は油鍋250の違う領域で異なる。これらの速度変動によって製品が不所望に乱され、更に製品が上部コンベア220の型枠から時期尚早に移動させられる。好適な実施形態では、油252は上部コンベア220の速度と同じか又は僅かに遅い速度で流動する。図2の説明において記載したように、確実に搬送動作を行うように、油の速度は上部コンベアの速度よりも僅かに遅く、且つ入口側コンベアの速度よりも僅かに速くなるように定められる。
鍋延長部分を使用しないならば、製品は3つの異なる油速度領域、即ち低速の油鍋入口域、高速の容積縮小部、及び低速の油鍋出口域を通過しなければならない。しかしながら、図15及び図16に戻り、複数の鍋延長部分560、562、564、566、568を使用して製品まわりにおける油速度の変動を阻止することができる。例えば図15において、第1投入側鍋延長部分560は油鍋内において、油の中且つ下部入口側コンベアの送り込み及び送り込み後部分の間に配置可能である。第2投入側鍋延長部分562も同様に下部入口側コンベア530及び容積縮小部551の間に配置可能である。図16において、第1出力側延長部分は油鍋550内において、油の中552且つ容積縮小部551及び下部出口側コンベア540の受け取り部分の間に配置可能である。第2出力側延長部分は下部出口側コンベア540の受け取り部分及び受け取り前部分の間に配置可能である。同様に、第3出力側延長部分は下部出口側コンベア540の受け取り前部分及び油鍋550の下流端の間に配置可能である。
図15及び図16のような鍋延長部分を備えて、容積縮小部速度帯域は製品が油に投入される前に開始し、且つ製品が油から取り出された後に終わるように効果的に延在する。鍋延長部分全体は油鍋550の容積縮小部551の基底と水平面において本質的に同じ高
さであるので、油経路の断面積は一定に維持される。従って、油が油入り口554から種々の鍋延長部分を越えて、容積縮小部551を流通する際、速度は一定に維持される。図15における上流側鍋延長部分560は、断面積の減少を調節するべく油に時間を与えるために、製品が油に投入される地点の前に少しの距離だけ延在するべきである。同様に、図16における最下流側鍋延長部分568は、最下流側鍋延長部分568の端部における断面積の増加に起因する乱れから製品を隔離するために、調理済み製品が油から取り出される地点を越えて少しの距離だけ延在するべきである。しかしながら、種々の鍋延長部分の垂直方向位置は、鍋延長部分を越えて容積縮小部551を通過する油の容積変化を補償するために、僅かに変更可能である点に留意すべきである。例えば、各鍋の垂直方向高さは、製品による油の吸収を補償するために、順次僅かに増加させられる。
図15において、上流側油鍋延長部分560の下流端は、下流側油鍋延長部分562の上流端と同様に、下部入口側コンベア530にできるだけ接近するように延在するべきである。これにより、油鍋延長部分560、562の上方の速度帯域はこれら油鍋延長部分の下方の速度帯域からできるだけ隔離される。同様に図16において、上流、中流及び下流側鍋延長部分564、566、568の上方及び下方における油速度帯域を隔離維持するために、これら延長部分は下部出口側コンベア540にできるだけ接近するように延在するべきである。
再度図15を参照すると、油552が下部入口側コンベア530を通過する際、上流側油鍋延長部分560において油経路の断面積は一時的に僅かに減少する。それ故、油552は下部入口側コンベア530を通過しつつ、一時的に速度が増加する。プリフォームが上部コンベア520に接する状態で調理が開始されると、最下流側での油速度の乱れは好ましくないが、この特定の油速度の上昇は好ましい。油速度の僅かな上昇は、プリフォームが上部コンベア520の型枠に接するように、下部入口側コンベア530から移動させられるのを助ける。
図15は下部入口側コンベア530及び複数のローラ532、534、536、537、538によって画定される1個の特定の下部入口側コンベア経路を備えた鍋延長部分の使用法を示しているが、他の経路を使用してもよい。他の経路には図3乃至図7に示す経路が含まれるが、これらの経路に限定されない。同様に、鍋延長部分を利用するフライヤー出口域の実施形態は、図16に示す特定の要素配置に限定されない。例えば、図16は出口域504における特定の一要素配置を示しており、油は油出口556において出る前に、容積縮小部551を通過し、最下流側鍋延長部分568を越えて、独立した油収集域570まで流動する。油収集域及び出口域鍋延長部分564、566、568における油体の間において弁580が調整されており、これら鍋延長部分を通る僅かな油のみが、鍋の間から下部出口側コンベア540の液中ローラ524を収容するかなり停滞した領域557へ、更に弁580を通過するように移動する。或いは、油552は独立した収集域570へ流れる必要はない。代わりに、油は最下流側鍋延長部分568を越えるように流動し、油鍋550において出口側鍋延長部分564、566、568の下にある残りの油552と合流する。
図17a及び図17bは2個のコンベア640、645の間の移行点を示す。これらの図面はまた、複数の調理済み製品片619がフライヤーから取り出された後に、下部出口側コンベア645から中間移送コンベア640へどのように円滑に移されるかを示す。図17aは2個の連続複数レーン組み合わせコンベア640、645の1レーンのみを示す斜視図であり、1個のコンベアの各レーンは他方の案内ローラ641、642を通過する。図17bは2個の連続複数レーン組み合わせコンベアの断面図である。図17a及び図17bを同時に参照すると、2個の連続するコンベア640、645の別々に離間するレーンを組み合わせることにより、製品片619は常に少なくとも1個のコンベアの確実な
動作制御のもとにある。例えば、図17aにおいて製品が下部出口側コンベア645から中間移送コンベア640へ移されるとする。出口側コンベア645では各片は座台643により運ばれ、座台643は各製品片をその中間部で支持する。製品619がコンベア640、645の組み合わせ部分に到達すると、各製品片は座台643によりその中間部で同時に支持される。座台643はコンベア645上において、コンベア640に設けられる支持パネル644によってコンベア645の端縁付近に設けられる。製品619が引き続きコンベア640、645の組み合わせ部分を通過すると、製品片は座台643によって支持されなくなり、代わりに中間搬送コンベア640上の支持パネル644により端縁付近で支持される。製品はこのようにしてコンベアからコンベアへ円滑に移され、製品支持領域は製品中間部と製品端縁の間で変化する。或いは、製品は製品端縁支持コンベアから製品中間部支持コンベアへ反対方向に移されてもよい。また、下部出口側コンベアは、製品を中間部ではなく端縁付近で支持することにより、フライヤーの外へ運ぶように構成され得る。この場合、製品は次に製品を中間部分で支持する中間部コンベアへ移される。
本発明に従い形成される型フライヤーアセンブリを使用すると、フライヤー油鍋の容積が縮小されているため、装備、加熱、維持管理、油、及びその他の費用が削減される。フライヤー内において連続する下部コンベアを除去することにより、フライヤー油鍋の容積を縮小させることが可能になるとともに、製造されるスナック菓子片の品質に悪影響を及ぼすことがない。下部コンベアはフライヤー油鍋の全長を連続して移動していないので、従来技術の連続するコンベアと比較して、本発明のフライヤー油では必要とされる支持及び封入物が少なくなる。フライヤー中を移動する装備がより少ないので、油の酸化が抑制される。また、故障する可能性のある装備が少ないので、生産性が向上する。
フライヤー中に延在する連続下部コンベアを除去し、且つそれを別個の下部入口側及び下部出口側コンベアと取り替えることにより、油揚げ加工は、各下部コンベアを相違する調理前及び調理後状況に合うように調整する能力がもたらす恩恵を受ける。下部入口側及び下部出口側コンベアはそれらの機能、配置、及び作動状況にふさわしいように、異なる形状を備え、異なる材料を含み、且つ異なる速度で回転する。例えば、フライヤーの一実施形態において、下部入口側コンベアは平坦な穿孔高分子シートを含み、平坦なプリフォームを受け取るが、下部出口側コンベアは湾曲した座台を備えた複数の鎖状レーンを含み、湾曲した調理済み製品を受け取る。
本発明の更なる実施形態において、凹状面が製品と対向する凹形状型枠を採用する。このような凹形状型枠では凸面が下に向いている凸形状スナック菓子片を製造するので、スナック菓子片を積み重ねて包装する前に送り出す必要がない。
本発明を好適な実施形態を参照しつつ詳しく図示及び記載してきたが、当該技術分野に属する者には当然のことながら、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、形状及び細部において多様な変更が可能である。
連続する上部及び下部コンベアを備えた従来技術の型フライヤーを示す概略断面図。 本発明の型フライヤーを示す概略断面図。 本発明の型フライヤーの入口部分において、下部入口側コンベアの多様な形状を示す概略断面図。 本発明の型フライヤーの入口部分において、下部入口側コンベアの多様な形状を示す概略断面図。 本発明の型フライヤーの入口部分において、下部入口側コンベアの多様な形状を示す概略断面図。 本発明の型フライヤーの入口部分において、下部入口側コンベアの多様な形状を示す概略断面図。 図3乃至図6の型フライヤー入口部分の別の実施形態において、スナック菓子片がフライヤー油へ送られる状態を示す部分概略断面図。 図3乃至図7のフライヤー入口部分と共に使用される本発明の型フライヤー出口部分において、スナック菓子片がフライヤー油から収集される状態を示す概略断面図。 本発明の型フライヤーの上部コンベアに設けられる凸形状型枠を示す部分断面図。 図9の上部コンベアに設けられる型枠を示す部分上面斜視図。 図9及び図10の型枠により形成されて下部出口側コンベア上を運ばれる凹形状スナック菓子片を示す部分上面斜視図。 本発明の型フライヤーの上部コンベアに設けられる凹形状型枠を示す部分断面図。 図12の上部コンベアに設けられる型枠を示す部分上面斜視図。 図12及び図13の型枠により形成されて下部出口側コンベア上を運ばれる凸形状スナック菓子片を示す部分上面斜視図。 本発明の型フライヤー入口部分において、油鍋延長部分を示す概略断面図。 本発明の型フライヤー出口部分において、油鍋延長部分を示す概略断面図。 aは本発明の一対の組み合わせコンベアに沿って運ばれる凹形状スナック菓子片を示す上面斜視図であり、bはaのスナック菓子片及び組み合わせコンベアを示す正面断面図。

Claims (52)

  1. 面上に複数の型枠を有する上部コンベアと、
    上部コンベアの下方に載置されるフライヤー油鍋と
    フライヤー油鍋に入れられる油体と、
    下部入口側コンベアと
    下部出口側コンベアと
    油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第1投入側鍋延長部分及び第2投入側鍋延長部分とを含み、
    油鍋は容積縮小部を有することと、
    下部入口側コンベアは油鍋の容積縮小部に先立ち複数の食品片を油体へ供給することと、
    下部入口側コンベアは更に送り込み部分及び送り込み後部分を含むことと、下部出口側コンベアは油鍋の容積縮小部の後に食品片を油体から受け取ることと、
    下部出口側コンベアは更に受け取り部分及び受け取り前部分を含むことと、
    容積縮小部は容積縮小部を通過する下部コンベアを有さないことと、
    前記第1投入側鍋延長部分は油鍋内において、下部入口側コンベアの送り込み部分及び送り込み後部分の間に配置されることと、
    前記第2投入側鍋延長部分は油鍋内において、下部入口側コンベア及び容積縮小部の間に配置されることとを特徴とする複数の食品片を成形及び調理するフライヤー。
  2. 下部入口側コンベアの少なくとも一部は油体に沈められていることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  3. 油体に沈められている下部入口側コンベア部分は上部コンベアと平行し且つ近接することを特徴とする請求項2に記載のフライヤー。
  4. 油体の表面における前記下部入口側コンベア部分と上部コンベアの間の水平方向距離は、一個の食品片の全長よりも短いことを特徴とする請求項2に記載のフライヤー。
  5. 型枠は均一に成形された食品片を製造するように形づくられることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  6. 型枠は複数の食品片に対応した凸状であることを特徴とする請求項5に記載のフライヤー。
  7. 型枠は複数の食品片に対応した凹状であることを特徴とする請求項5に記載のフライヤー。
  8. 型枠は不揃いに成形された食品片を製造するように形づけられることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  9. 容積縮小部は上部コンベア、複数の食品片及び油体のみが通過することを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  10. 第1投入側鍋延長部分及び第2投入側鍋延長部分は、油鍋の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  11. 油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第1出力側鍋延長部分及び第2出力側鍋延長部分を更に含み、
    前記第1出力側鍋延長部分は油鍋内において、容積縮小部及び下部出口側コンベアの間に配置され、
    前記第2出力側鍋延長部分は油鍋内において、下部出口側コンベアの受け取り部分及び受け取り前部分の間に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  12. 第1及び第2出力側鍋延長部分は油鍋の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項11に記載のフライヤー。
  13. 油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第3出力側鍋延長部分は油鍋内において、下部出口側コンベア及び下部出口側コンベアに最も近い油鍋の端部の間に配置されることを特徴とする請求項11に記載 のフライヤー。
  14. 第1、第2、第3出力側鍋延長部分は油鍋の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項13に記載のフライヤー。
  15. 上部コンベア上の複数の型枠は、容積縮小部を移動する食品片のための型枠面を備えることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  16. 下部出口側コンベアの少なくとも一部は油体に沈められていることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  17. 油体に沈められている下部出口側コンベア部分は上部コンベアと平行且つ近接することを特徴とする請求項16に記載のフライヤー。
  18. 油体の表面における前記下部入口側コンベア部分及び上部コンベア間の水平方向距離は、1個の食品片の全長よりも短いことを特徴とする請求項16に記載のフライヤー。
  19. 複数の型枠に固着した食品片を下部出口側コンベアへ移すのを助けるために、1個以上の噴流が設けられることを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  20. 下部出口側コンベアは更に複数の分離離間するレーンを含むことを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  21. 下部出口側コンベアの受け取り部分は更に上流端及び下流端を含み、更に受け取り部分は上流端における傾斜角度から下流端における水平位置までゆるやかに傾斜することを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
  22. 容積縮小部を有するフライヤー油鍋と、
    フライヤー油鍋に入れられる油体と、
    食品片を油体へ供給する下部入口側コンベアと、
    フライヤー油鍋の上方に配置される上部コンベアと、
    食品片を油体から受け取る下部出口側コンベアと、
    複数の型枠と、
    油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第1投入側鍋延長部分及び第2投入側鍋延長部分を含み、
    下部入口側コンベアは更に送り込み部分及び送り込み後部分を含むことと、
    下部出口側コンベアは更に受け取り部分及び受け取り前部分を含むことと、
    下部入口側コンベア及び下部出口側コンベアのいずれも容積縮小部を通過しないことと、
    前記第1投入側鍋延長部分は油鍋内において、下部入口側コンベアの送り込み部分及び送り込み後部分の間に配置されることと、
    前記第2投入側鍋延長部分は油鍋内において、下部入口側コンベア及び容積縮小部の間に配置されることとを特徴とする複数の食品片を成形及び調理するフライヤー。
  23. 下部入口側コンベアの少なくとも一部が油体に沈められていることを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  24. 油体に沈められている下部入口側コンベア部分は上部コンベアと平行且つ近接することを特徴とする請求項23に記載のフライヤー。
  25. 油体の表面における前記下部入口側コンベア部分及び上部コンベアの間の水平方向距離は、1個の食品片の全長よりも短いことを特徴とする請求項23に記載のフライヤー。
  26. 上部コンベアの表面上には食品片を成形する前記型枠が載置されていることを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  27. 型枠は複数の食品片に対応した凸状であることを特徴とする請求項26に記載のフライヤー。
  28. 型枠は複数の食品片に対応した凹状であることを特徴とする請求項26に記載のフライヤー。
  29. 容積縮小部は上部コンベア、油体及び食品片のみが通過することを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  30. 前記型枠は上部コンベアの上に載置されるとともに、容積縮小部を移動通過する食品片のための成形面を備えることを特徴とする請求項29に記載のフライヤー。
  31. 下部出口側コンベアの少なくとも一部は油体に沈められることを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  32. 油体に沈められる下部出口側コンベア部分は上部コンベアと平行且つ近接することを特徴とする請求項31に記載のフライヤー。
  33. 油体の表面における前記下部出口側コンベア部分及び上部コンベア間の水平方向距離は、一個の食品片の全長よりも短いことを特徴とする請求項31に記載のフライヤー。
  34. 上部コンベアに固着した食品片を下部出口側コンベアへ移すのを助けるために、1個以上の噴流が設けられることを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  35. 第1入力側鍋延長部分及び第2入力側鍋延長部分は、鍋油の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  36. 油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第1出力側鍋延長部分及び第2出力側鍋延長部分を更に含み、
    前記第1出力側鍋延長部分は油鍋内において、容積縮小部及び下部出口側コンベアの間に配置され、
    前記第2出力側鍋延長部分は油鍋内において、下部出口側コンベアの受け取り部分及び受け取り前部分の間に配置される
    ことを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  37. 第1出力側鍋延長部分及び第2出力側鍋延長部分は油鍋の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項36に記載のフライヤー。
  38. 油鍋の断面積の変化によってもたらされる油の速度の変動から調理中の製品を隔離する第3出力側鍋延長部分は油鍋内において、下部出口側コンベア及び下部出口側コンベアに最も近い油鍋の端部の間に配置されることを特徴とする請求項36に記載のフライヤー。
  39. 第1、第2、第3出力側鍋延長部分は油鍋の容積縮小部の基底と水平面高さが略同じであることを特徴とする請求項38に記載のフライヤー。
  40. 下部出口側コンベアは更に複数の分離離間するレーンを含むことを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  41. 下部出口側コンベアの受け取り部分は更に上流端及び下流端を含み、また受け取り部分は上流端における傾斜角度から下流端における水平位置までゆるやかに傾斜することを特徴とする請求項22に記載のフライヤー。
  42. フライヤーは複数の型枠を有する上部コンベアと、上部コンベアの下方に載置されるとともに入口域、容積縮小部及び出口域を有するフライヤー油鍋と、フライヤー油鍋に入れられる油体と、油鍋の一端において入口域より前に延在する下部入口側コンベアと、油鍋の他端において出口域より向こうに延在する下部出口側コンベアとを含み、
    a)下部入口側コンベア上の食品片を所定の供給速度で油体へ供給する工程と、
    b)食品片を下部入口側コンベアから上部コンベア上の複数の型枠へ移す工程と、
    c)食品片を上部コンベア上の型枠に接触させたままで、食品片を油体内で調理する工程と、
    d)食品片が調理される間に、食品片を入口域から容積縮小部を通り出口域まで、所定の上部コンベア速度で上部コンベアに沿って移動させる工程と、
    e)食品片を上部コンベア上の型枠から下部出口側コンベアへ移す工程と、
    f)所定の取り出し速度で食品片を下部出口側コンベアで運ぶことによりフライヤーから取り出す工程と、
    g)入口域から出口域まで油を循環させる工程と、
    h)出口域で油を収集する工程と、
    i)出口域から入口域へ油を戻す工程とを含み、
    食品片は型枠により成形されることと、油を循環させる工程は、食品片付近における油の速度が上部コンベアの速度と同じに又は僅かに遅くなるように、食品片付近における油の速度を制御する工程を更に含む
    ことを特徴とするフライヤー内で複数の食品片を油揚げする方法。
  43. 工程a)は更に、下部入口側コンベアの少なくとも一部を油体に沈める工程を含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  44. 工程a)は更に、油体の表面における下部入口側コンベア及び上部コンベア間の水平方向距離を、1個の食品片の全長よりも短く維持して油の速度を僅かに上昇させる工程を含むことを特徴とする請求項43に記載の油揚げ方法。
  45. 出口域から入口域へ油を戻す工程は、油を加熱する工程を更に含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  46. 油を循環させる工程は、油鍋を熱交換面として使用することにより油を加熱する工程を更に含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  47. 供給速度、上部コンベア速度、取り出し速度、及び食品付近における油の速度を制御する工程を更に含み、取り出し速度は上部コンベア速度よりも僅かに速く、上部コンベア速度は食品片付近における油の速度よりも僅かに速く、且つ食品片付近における油の速度は供給速度よりも僅かに速くされることを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  48. 供給速度、上部コンベア速度、取り出し速度、及び食品片付近における油の速度が略等しくなるように全部の速度を制御する工程を更に含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  49. 工程e)の食品片を移す工程は、少なくとも1個の噴流を使用して食品片を型枠から移動させる工程を更に含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  50. 工程a)の食品片を供給する工程に先立ち、下部入口側コンベアを冷却する工程を更に含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  51. j)下部出口側コンベアを後続のコンベアと組み合わせることにより、下部出口側コンベアから後続のコンベアへ食品片を円滑に移す工程を更に含み、下部出口側コンベアは更に分離離間する複数の第1レーンを含むとともに、後続のコンベアは分離離間する複数の第2レーンを含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
  52. 工程f)は更に、最初に水平位置から斜めに食品片を取り出し、次に食品片が水平方向のみに移動するまでゆるやかに角度を減少させる工程を含むことを特徴とする請求項42に記載の油揚げ方法。
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