JPH06169439A - Am復調器 - Google Patents

Am復調器

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Publication number
JPH06169439A
JPH06169439A JP32070492A JP32070492A JPH06169439A JP H06169439 A JPH06169439 A JP H06169439A JP 32070492 A JP32070492 A JP 32070492A JP 32070492 A JP32070492 A JP 32070492A JP H06169439 A JPH06169439 A JP H06169439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
pll
output
pll circuit
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP32070492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Hiramatsu
達夫 平松
Noriaki Minami
憲明 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP32070492A priority Critical patent/JPH06169439A/ja
Publication of JPH06169439A publication Critical patent/JPH06169439A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、PLL回路のミスロックを検出し
て安定な動作を行うことである。 【構成】 入力AM変調信号は第1PLL回路10及び
第2PLL回路12に供給される。第1PLL回路10
出力はAMけんぱに使用される。両PLL回路出力の周
波数は周波数比較回路13で比較され、一致していると
きは、第1PLL回路10をキードPLL動作させ、ミ
スロック発生時前記周波数が一致しないとき、第1PL
L回路10のキードPLL動作を停止させる。この状態
は前記周波数が一致するまで保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AM変調されて伝送さ
れたテレビジョン信号、特にMUSE信号をPLL回路
により再生されたキャリアを使用して復調するAM復調
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号のAM復調器と
してはPLL同期検波方式が用いられている。図3は従
来のAM復調器を示す。1はAM変調信号が入力される
入力端子、2はAM検波を行う検波回路、3は電圧制御
型発振器(以下VCOという)、4はVCO出力と入力
AM復調信号の位相を比較する位相比較器、5はこの位
相比較器からの比較出力を平滑して前記VCO4を制御
する直流制御電圧を得るローパスフィルタ、6はAM復
調信号を出力する出力端子である。
【0003】上述の回路において、入力端子1にMUS
E信号等によりAM変調されたAM変調信号が入力され
ると位相比較器4においてVCO3出力と比較される。
その結果、VCO3出力の位相が進んでいる場合は遅ら
せるような、逆の場合は進めるような制御信号が出力さ
れる。この制御信号をローパスフィルタ5で平滑して直
流制御電圧に変換し、VCO3の発振出力の位相制御を
行い入力AM変調信号の位相に同期させる。そして、こ
のVCO出力をキャリアとしてAM変調信号と検波回路
2で掛け合わせることによりAM復調信号を得る。
【0004】一方、MUSE信号のAM伝送の場合、S
/Nの向上のためAMの信号成分を大きくする過変調伝
送が行われる。そして、これにより伝送されたAM変調
信号を上記AM復調器で復調する場合、前記過変調によ
りAM変調信号の位相が反転してしまい、この反転した
信号の位相にVCO3出力の位相を同期させるよう働く
ため正確なキャリア再生が行われないという欠点があっ
た。
【0005】この欠点を解消するために特開平4−97
606号公報に示すごときキードPLL同期検波方式を
採用したAM復調器がある。キードPLL同期検波方式
では位相比較器出力はキーパルスの発生する期間だけV
COに供給され、他の期間はPLL制御を行わずにVC
O出力は一定位相とされる。従って、キーパルスを、過
変調にならない期間、即ち同期信号期間に発生させるよ
うにすると過変調時にはPLLが働かずにVCO出力が
一定位相を保つので前記ミスロックを防ぐことができ
る。
【0006】図4に従来のキードPLL同期検波方式に
よるAM復調器の一例を示す。この回路においてローパ
スフィルタ7は抵抗R1〜R3、コンデンサC及びオペ
アンプOPを備え、更に抵抗R1と並列にスイッチSW
1が設けられている。そして、ロック検出回路8でロッ
ク状態を検出した後、キーパルス発生回路9で同期信号
に同期したキーパルスを発生させる。このキーパルスは
パルス期間は前記スイッチSW1を閉じることによりロ
ーパスフィルタの時定数を小さくし、パルス期間以外は
SW1を開くことにより時定数を大きくする。従って、
パルス期間にPLLが動作して位相同期がとられ、パル
ス期間以外はこの同期状態は保持されることになり、過
変調による誤動作が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のキードP
LL同期検波方式では検波動作開始時に位相がロックす
る迄はキーパルスを発生させずに通常のPLL動作とし
位相ロック後キードPLL動作とすることによりミスロ
ックを防止している しかしながら、上述のロック検出回路8はロック状態と
なったことを検出できるが、ロック状態からミスロック
状態になったことは検出できない。従って、検波動作開
始後PLLが安定しキードPLL動作に移行した後、ノ
イズ等によりミスロックが生じた場合、これを検出する
ことはできなかった。
【0008】本発明は上記欠点を解消したAM復調器を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力AM変調
信号に同期した発振出力を発生する第1PLL回路と、
この第1PLL回路出力をキャリアとして前記入力AM
変調信号をAM復調する検波回路と、この検波回路出力
に基づき所定周期のキーパルスを発生するキーパルス発
生回路と、このキーパルスにより制御され、前記第1P
LL回路の位相ロックを解除するスイッチとを備えるA
M復調器において、前記入力AM変調信号に同期した発
振出力を発生する第2PLL回路と、この第2PLL回
路出力と前記第2PLL回路出力との周波数を比較する
比較回路と、この比較回路出力により前記キーパルスを
ゲートするゲート回路とを備えるAM復調器である。
【0010】
【作用】本発明では、第1PLL回路出力と第2PLL
回路出力の周波数を比較回路で比較し、周波数が一致し
ているときは、前記第1PLL回路を制御するスイッチ
は前記キーパルスで制御されて第1PLL回路をキード
PLL動作とし、周波数が一致していないときは、前記
スイッチをオンにして前記第1PLL回路を通常PLL
動作とする。この状態は前記周波数が一致するまで保持
される。
【0011】
【実施例】以下、図面に従い本発明をMUSE信号のA
M復調に用いた一実施例を説明する。図1は本実施例に
おけるAM復調器の回路図であり、図4と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。
【0012】入力AM変調信号は第1PLL回路10に
供給される。この第1PLL回路はキャリア周波数で発
振する第1VCO102、この第1VCO出力と入力A
M変調信号とを乗算して位相比較する第1位相比較器1
00、この位相比較器からの誤差出力を平滑して前記第
1VCOを制御する第1LPF101及び前記位相比較
器100と第1LPF101の間に配置されるスイッチ
SW2とで構成され、通常は後述するようにキードPL
L動作を行う。この第1PLL回路10出力は移相器1
1で90°移相され、これがキャリアとして検波回路2
でAM変調信号と乗算されることによりAM検波され
る。
【0013】更に、前記入力AM変調信号は第2PLL
回路に供給される。この第2PLL回路はキャリア周波
数で発振する第2VCO122、この第2VCO出力と
入力AM変調信号とを乗算して位相比較する第2位相比
較器120及びこの第2位相比較器からの誤差出力を平
滑して前記第2VCOを制御する第2LPF121とで
構成され、第1PLL回路10の出力周波数を監視する
ためのものであり、この出力が直接AM検波に使用され
ることはない。
【0014】前記第1PLL回路出力と第2PLL回路
出力は周波数比較回路13で周波数が比較される。この
周波数比較回路13は2入力が一致しているとき”
L”、一致していないとき”H”を出力する。この出力
はキーパルス発生回路9出力と共にORゲート14に供
給される。そして、このORゲート14出力は前記スイ
ッチSW2を制御する。
【0015】次に上述のAM復調器の動作を図2と共に
説明する。
【0016】まず、検波動作開始直後は、第1PLL回
路10出力と第2PLL回路12出力が共に立ち上がり
周波数が一致するまでは周波数比較回路13出力はHと
なり、ORゲート14はキーパルスをマスクして出力が
Hとなるため、スイッチSW2は連続的にオンとなる。
従って、第1PLL回路10はキードPLL動作を行わ
ず第2PLL回路12同様に通常PLL動作を行う。
【0017】そして、両PLL回路が立ち上がり周波数
が一致すると周波数比較回路13出力はLとなりORゲ
ート14はキーパルスをそのまま出力するためスイッチ
SW2はキーパルスにより制御され、第1PLL回路1
0はキードPLL動作を行う。この状態で、第2PLL
回路12は通常PLL動作を続けており、過変調の影響
でキャリアの位相反転時は不安定になるが、平均的には
一定の周波数を発生している。従って、第1PLL回路
10がミスロックしないかぎり、両PLL回路出力の周
波数は一致している。
【0018】次に、ノイズ等により第1PLL回路10
がミスロックした場合、第1PLL回路出力が正規の周
波数から外れてしまうため、両PLL回路出力の周波数
が一致しなくなる。すると、周波数比較回路13出力及
びORゲート14出力がHとなり、スイッチSW2は連
続的にオンとなる。従って、第1PLL回路10はキー
ドPLL動作が一旦停止され、通常PLL動作となる。
この状態は第1PLL回路10出力が再度正規の周波数
になるまで保持される。
【0019】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、キャリアを
再生するPLL回路がノイズ等によりミスロック状態に
なっても直ちにこれを検出してキードPLL動作を停止
し、正規の周波数にロックさせた後、再度キードPLL
動作を行うようにしたので、安定な動作を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるAM復調器を示す。
【図2】図1のタイムチャートを示す。
【図3】従来のAM復調器を示す。
【図4】異なる従来のAM復調器を示す。
【符号の説明】
2 検波回路 9 キーパルス発生回路 10 第1PLL回路 SW2 スイッチ 12 第2PLL回路 13 周波数比較回路 14 ORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力AM変調信号に同期した発振出力を
    発生する第1PLL回路と、この第1PLL回路出力を
    キャリアとして前記入力AM変調信号をAM復調する検
    波回路と、この検波回路出力に基づき所定周期のキーパ
    ルスを発生するキーパルス発生回路と、このキーパルス
    により制御され、前記第1PLL回路の位相ロックを解
    除するスイッチとを備えるAM復調器において、 前記入力AM変調信号に同期した発振出力を発生する第
    2PLL回路と、この第2PLL回路出力と前記第2P
    LL回路出力との周波数を比較する比較回路と、この比
    較回路出力により前記キーパルスをゲートするゲート回
    路とを備えるAM復調器。
JP32070492A 1992-11-30 1992-11-30 Am復調器 Pending JPH06169439A (ja)

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