JPH077686A - Am復調器 - Google Patents

Am復調器

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Publication number
JPH077686A
JPH077686A JP26001093A JP26001093A JPH077686A JP H077686 A JPH077686 A JP H077686A JP 26001093 A JP26001093 A JP 26001093A JP 26001093 A JP26001093 A JP 26001093A JP H077686 A JPH077686 A JP H077686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplitude
output
overmodulation
phase
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP26001093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Yuasa
正俊 湯浅
Hajime Ato
一 阿藤
Hiroaki Takagi
裕朗 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP26001093A priority Critical patent/JPH077686A/ja
Publication of JPH077686A publication Critical patent/JPH077686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、過変調が発生しても安定にAM復
調を行うことを目的とする。 【構成】 入力AM変調信号は検波回路2において位相
ロックループで再生されたキャリアに基づき復調され
る。前記入力AM変調信号は振幅レベル検出器9でその
振幅レベルが検出され所定の閾値と比較される。この閾
値以下の信号は過変調と見做してスイッチ7を開放する
ことによりPLL動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AM変調されて伝送さ
れたテレビジョン信号、特にMUSE信号を位相ロック
ループ(PLL)により再生されたキャリアを使用して
復調するAM復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号のAM復調器と
しては平均値PLL同期検波方式が用いられている。図
3は従来の平均値PLL同期検波方式によるAM復調器
を示す。1はAM変調信号が入力される入力端子、2は
AM検波を行う検波回路、3は電圧制御型発振器(以下
VCOという)、4はVCO出力と入力AM復調信号の
位相を比較する位相比較器、5はこの位相比較器からの
比較出力を平滑して前記VCO4を制御する直流制御電
圧を得るループフィルタ、6はAM復調信号を出力する
出力端子である。
【0003】上述の回路において、入力端子1にMUS
E信号等によりAM変調されたAM変調信号が入力され
ると位相比較器4においてVCO3出力と比較される。
その結果、VCO3出力の位相が進んでいる場合は遅ら
せるような、逆の場合は進めるような制御信号が出力さ
れる。この制御信号をループフィルタ5で平滑して直流
制御電圧に変換し、VCO3の発振出力の位相制御を行
い入力AM変調信号の位相に同期させる。そして、この
VCO出力をキャリアとしてAM変調信号と検波回路2
で掛け合わせることによりAM復調信号を得る。
【0004】一方、MUSE信号をCATVによりAM
伝送する場合、C/Nの悪い伝送路ではS/Nの向上の
ため100%を越える変調度でAM変調することが要求
される場合があり、しばしば過変調伝送が行われる。そ
して、これにより伝送されたAM変調信号を上記AM復
調器で復調する場合、前記過変調によりAM変調信号の
位相が反転してしまい、この反転した信号の位相にVC
O3出力の位相を同期させるよう働くため正確なキャリ
ア再生が行われないという欠点があった。
【0005】この欠点を解消するために特開平4−97
606号公報に示すごときキードPLL同期検波方式を
採用したAM復調器がある。キードPLL同期検波方式
では位相比較器出力はキーパルスの発生する期間だけV
COに供給され、他の期間はPLL制御を行わずにVC
O出力は一定位相とされる。従って、キーパルスを、過
変調にならない期間、即ち同期信号期間に発生させるよ
うにすると過変調時にはPLLが働かずにVCO出力が
一定位相を保つので前記ミスロックを防ぐことができ
る。
【0006】図4に従来のキードPLL同期検波方式に
よるAM復調器の一例を示す。この回路において、位相
比較器4とループフィルタ5との間にはスイッチ7が設
けられている。このスイッチ7はキーパルス発生回路8
で発生した同期信号に同期したキーパルスにより制御さ
れる。そして、前記スイッチ7はキーパルスのパルス期
間閉じることによりPLL動作を可能とし、パルス期間
以外は開いてPLL動作を停止させ、VCO出力は一定
位相に保たれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記キ
ードPLL検波方式によるAM復調器では映像信号の同
期信号の補足が不安定となると、キーパルスの発生が行
われず動作が不安定となる欠点があった。
【0008】本発明は上記欠点を解消したAM復調器を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、AM変調によ
り伝送されたテレビジョン信号を位相ロックループによ
り再生されたキャリアを使用して復調するAM復調器に
おいて、入力AM変調信号の振幅が所定レベル以下であ
ることを検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段に
より制御され前記位相ロックループを開放するスイッチ
手段とを備えてなるAM復調器である。
【0010】
【作用】本発明では、振幅検出手段は過変調を振幅の違
いにより検出し、所定振幅以下のとき、スイッチにより
位相ロックループを開放することによりPLL動作を停
止させる。この時、VCOは位相ロックループが開放さ
れる前の制御電圧により制御されるため同期状態が保持
される。
【0011】
【実施例】以下、図面に従い本発明をMUSE信号のA
M復調に用いた一実施例を説明する。図1は本実施例に
おけるAM復調器の回路図であり、図4と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。
【0012】本実施例の特徴は、入力AM変調信号の振
幅を検出して所定レベル以下のときにハイの検出出力を
出力する振幅レベル検出器9を設け、この検出出力でス
イッチ7を制御する点である。
【0013】振幅レベル検出器9における閾値は過変調
が発生する振幅より若干高いレベルに設定されている。
従って、この閾値以下の振幅の信号は過変調で伝送され
たものと見做される。
【0014】そして、振幅レベル検出器9が閾値以上の
振幅を検出しているときは、スイッチ7は閉じており位
相ロックループは通常の動作を行う。一方、振幅レベル
検出器9が閾値以下の振幅を検出するとその検出出力は
ハイとなり、スイッチ7を開放する。するとループフィ
ルタ5出力はスイッチ開放直前の直流値を保つためVC
O4出力位相はAM変調信号と合致した状態を保ち、A
M変調信号の位相反転信号に追従動作をしない。このた
め、検波出力には正常な出力波形が得られる。
【0015】上記実施例では、振幅レベル検出器9は入
力AM変調信号の閾値以下の振幅を検出するように設定
されているため、低レベル信号の場合にはPLL動作し
ないという欠点がある。
【0016】このため、振幅レベル検出器を図2のよう
に構成して振幅0レベルを検出するように構成してもよ
い。即ち、この振幅レベル検出器は入力が0のとき出力
がハイ、入力が0以外のとき出力がローとなる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、簡単な構成
で過変調で伝送されたAM変調信号を正確に復調するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるAM復調器を示す。
【図2】振幅レベル検出器の谷実施例を示す図である。
【図3】従来のAM復調器を示す。
【図4】異なる従来のAM復調器を示す。
【符号の説明】
2 検波回路 3 VCO 4 位相比較器 5 ループフィルタ 7 スイッチ 8 振幅レベル検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AM変調により伝送されたテレビジョン
    信号を位相ロックループにより再生されたキャリアを使
    用して復調するAM復調器において、 入力AM変調信号の振幅が所定レベル以下であることを
    検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段により制御
    され前記位相ロックループを開放するスイッチ手段とを
    備えてなるAM復調器。
  2. 【請求項2】 AM変調により伝送されたテレビジョン
    信号を位相ロックループにより再生されたキャリアを使
    用して復調するAM復調器において、 入力AM変調信号の振幅が0レベル以下であることを検
    出する振幅検出手段と、この振幅検出手段により制御さ
    れ前記位相ロックループを開放するスイッチ手段とを備
    えてなるAM復調器。
JP26001093A 1993-04-23 1993-10-18 Am復調器 Pending JPH077686A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26001093A JPH077686A (ja) 1993-04-23 1993-10-18 Am復調器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9766793 1993-04-23
JP5-97667 1993-04-23
JP26001093A JPH077686A (ja) 1993-04-23 1993-10-18 Am復調器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH077686A true JPH077686A (ja) 1995-01-10

Family

ID=26438830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26001093A Pending JPH077686A (ja) 1993-04-23 1993-10-18 Am復調器

Country Status (1)

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JP (1) JPH077686A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6804074B2 (en) * 2000-05-24 2004-10-12 Sony Corporation PLL circuit and recording and playback apparatus using same
JP2007336328A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Sanyo Electric Co Ltd 映像検波回路
JP2008011128A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 映像検波回路

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007336328A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Sanyo Electric Co Ltd 映像検波回路
JP2008011128A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Sanyo Electric Co Ltd 映像検波回路

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