JPH061685U - サッシの取付構造 - Google Patents

サッシの取付構造

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JPH061685U
JPH061685U JP4646992U JP4646992U JPH061685U JP H061685 U JPH061685 U JP H061685U JP 4646992 U JP4646992 U JP 4646992U JP 4646992 U JP4646992 U JP 4646992U JP H061685 U JPH061685 U JP H061685U
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俊典 槌本
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ナショナル住宅産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】屋外面を凹凸とした外壁に設けた壁開口部に、
サッシを水密性よく取付ける。 【構成】凹凸を有する外装材2を取付けることにより屋
外面FAを凹凸とした外壁Wに設けた壁開口部Aに、こ
の壁開口部Aに嵌着できかつ平坦な外装材3を取付ける
ことにより屋外面FBを平坦とした矩形枠4、およびこ
の矩形枠4の屋外面FBに沿う基部5と矩形枠4の内周
面Bにのびる延長部6とを一体に有し前記基部5をシー
ル材7を介して前記屋外面FBに固定されるサッシ9か
らなるサッシ枠10を取付けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外面を凹凸とした外壁に設けた壁開口部に、水密性よくサッシを 取付けうるサッシの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば煉瓦模様などの装飾を施すことにより屋外面を凹凸とし、外壁の 見映えを高めた家屋が増加しつつある。
【0003】 このような家屋の外壁に設けた例えば窓用の壁開口部oには、図4に示すよう に、内端が屋外面に当接する脚片a、aを具えかつビスなどの固着具dを用いて 該屋外面に固定される基部s1と、この基部s1の端縁から直角に折曲がるとと もに前記壁開口部oの内周面に沿ってのびかつレールb、bを突設した延長部s 2とを一体に有したサッシsが取付けられる。
【0004】 又前記サッシsと凹凸な屋外面との間の水密処理は、従来、前記脚片aと屋外 面とに連続して塗着されるコーキング剤からなるシール材cを用いて行われてい た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら凹凸とした屋外面にシール材cを塗着する従来のものにあっては 、シール材cの屋外面に接する内面が凹凸となり、この部分にクラックが発生す ることがしばしばあり、サッシs内部に雨水が浸入するなど水密性に劣るもので あった。
【0006】 本考案は、壁開口部に、屋外面を平坦とした矩形枠と該屋外面にシール材を介 して固定される基部を有するサッシとからなるサッシ枠を取付けることを基本と して、シール材の下地を平坦化でき、サッシと屋外面との間の水密性を向上しう るサッシの取付構造の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案のサッシの取付構造は、凹凸を有する外装材 を取付けることにより屋外面を凹凸とした外壁に設けた壁開口部に、この壁開口 部に嵌着できかつ平坦な外装材を取付けることにより屋外面を平坦とした矩形枠 、およびこの矩形枠の屋外面に沿う基部と矩形枠の内周面にのびる延長部とを一 体に有し前記基部をシール材を介して前記屋外面に固定されるサッシからなるサ ッシ枠を取付ける。
【0008】
【作用】
屋外面を凹凸とした外壁に設けた壁開口部に、サッシ枠を取付ける。このサッ シ枠は、平坦な外装材を取付けることにより屋外面を平坦とした矩形枠と、この 矩形枠の屋外面にシール材を介して固定される基部を有するサッシとからなる。 このように前記シール材は、平坦な屋外面を下地としてサッシと屋外面との間に 充填されるため、クラックの発生を防止でき、品質のよい防水施工を可能とし、 水密性を向上しうる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1〜3において本考案のサッシの取付構造は、凹凸を有する外装材2を取付 けることにより屋外面FAを凹凸とした外壁Wに設けた壁開口部Aに、この壁開 口部Aに嵌着できかつ平坦な外装材3を取付けることにより屋外面FBを平坦と した矩形枠4、およびこの矩形枠4の屋外面FBに沿う基部5と矩形枠4の内周 面Bにのびる延長部6とを一体に有しかつ前記基部5がシール材7を介して前記 屋外面FBに固定されるサッシ9からなるサッシ枠10を取付ける。
【0010】 前記壁開口部Aは、本実施例では窓用の開口部であって、壁パネルPを用いて 形成される。壁パネルPは、その外周に沿う上、下の外枠材15、16、縦の外 枠材17、17を有する矩形の外枠体19と、壁開口部Aを囲んで配される上、 下の内枠材20、21、縦の内枠材22を有する矩形の内枠体23とからなる枠 組の内外に、例えば化粧セメント板からなる内装材24、外装材2を、前記壁開 口部Aを残して添設している。
【0011】 なお前記上、下の内枠材20、21、縦の内枠材22、22は、図2、図3に 示すように、壁開口部Aに向く周面外方部を矩形に切欠いた切欠部25を形設し ており、又前記外装材2は、上、下の内枠材20、21、縦の内枠材22、22 の外面に小巾の露出部26を残して取付けられる。
【0012】 さらに外装材2には、本実施例ではその外面に煉瓦模様をなす複数条の縦溝2 9…、横溝30…が凹設され、これにより外装材2は凹凸を有する。
【0013】 前記壁パネルPは、例えば布基礎とその上方に配される水平な梁材との間、あ るいは梁材と屋根梁との間などに適宜の取付金具を用いて建込まれることにより 前記壁開口部Aを設けた外壁Wを形成するとともに、凹凸を有した前記外装材2 によりその屋外面FAは凹凸形状となる。
【0014】 又壁開口部Aには、矩形枠4とサッシ9とからなるサッシ枠10が取付く。矩 形枠4は、前記内枠体23に設けた切欠部25に嵌まり合う突部32を有しかつ 上、下の内枠材20、21、縦の内枠材22、22と同巾の枠材33…を矩形に 接合した枠組を具えるとともに、前記枠材33…の内面には小巾の内装材34が 、又外面には平坦な外装材3が添着され、その屋外面FBを平坦としている。な お前記枠材33…は、内装材34、外装材3と共に矩形枠4の内周面Bを形成す るとともに、該内周面Bの内方部と内装材34の内面とには断面略L字状の框材 35が取付けられている。
【0015】 前記サッシ9は、内端が前記屋外面FBに当接する平行な脚片37、37と、 該脚片37、37の外端間を継ぐとともに屋外面FBに沿って平行にのびる基片 39と、該基片39の外面から外方に突出し外端に小長さかつ垂直な係止部40 を設けた係止片41とを有する基部5、および基部5の前記基片39端縁から直 角かつ内方に突出し前記内周面Bに沿って平行にのびる基片42にレール43、 43を設けた延長部6を一体に具えた例えばアルミ製の成形品からなる。
【0016】 サッシ9は、前記基部5の脚片37、37間にシール材7を充填し、該脚片3 7、37の間で前記基片39を通りかつ前記外装材3、枠材33に螺着されるビ スなどの固着具45を用いて前記脚片37、37内端、およびシール材7内面を 屋外面FBに当接させつつ基部5を屋外面FBにシール材7を介して固定するこ とにより、矩形枠4に取付けられる。
【0017】 なお前記延長部6の基片42内端部は、サッシ9の矩形枠4への取付けにより 前記框材35に重なる。
【0018】 又前記シール材7は、脚片37、37の間に充填されるため、基部5からはみ 出すことはなく、その露出を防止でき、見映えを高めうるとともに、シール材7 は、平坦な屋外面FBを下地として注入されるため、その施工品質を向上でき、 水密性を高めうる。
【0019】 このようなサッシ枠10は、図2に示すように、枠材33の前記突部32を内 枠体23の前記切欠部25に嵌着しかつ釘片などの固着具、あるいは接着剤を用 いて壁開口部Aに取付けられる。なお該取付けにより前記外装材2と外装材3と の間に生じる間隙Gには、前記露出部26を下地としてコーキング剤Kが充填さ れ、防水処理が施される。
【0020】 さらに前記コーキング剤Kは、カバー47により目隠しされる。カバー47は 、内端が前記屋外面FAに当接する上板49と、該上板49の外端から前記サッ シ枠10を覆ってのびる外板50と、該外板50の端縁から直角かつ内方に折曲 がり内端に前記延長部6の基片42に当接する当接片51を設けた下板52とか らなる断面略コ字状の長尺な基体53を具えるとともに、基体53の前記外板5 0内面に、前記基部5の係止部40に係止する係止片54を突設している。又前 記下板52上面には、基部5と延長部6との交わり部から垂下する突片44に係 止する断面三角形状の係止部55が設けられ、これによりカバー47は、サッシ 9にワンタッチで係止でき、前記コーキング剤Kを目隠しする。
【0021】 なお本実施例では、煉瓦模様により外装材2に凹凸を形成したが、タイル貼り などにより凹凸を有した外装材を用いてもよく、又外装材2を家屋構造体を構成 する間柱に直接取付けてもよい。又壁開口部Aは、扉用の開口部を含む。
【0022】
【考案の効果】
叙上の如く本考案のサッシの取付構造は、屋外面を平坦とした矩形枠の前記屋 外面に、サッシの基部をシール材を介して固定するため、外壁の屋外面が凹凸で ある場合でも、シール材を凹凸に関係なく品質よく充填でき、水密性を向上しう る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を略示する正面図である。
【図2】その要部を拡大して示す断面図である。
【図3】その分解斜視図である。
【図4】従来の技術を説明する断面図である。
【符号の説明】
2 外装材 3 矩形枠の外装材 4 矩形枠 5 基部 6 延長部 7 シール材 9 サッシ 10 サッシ枠 A 壁開口部 B 矩形枠の内周面 FA 外壁の屋外面 FB 矩形枠の屋外面 W 外壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹凸を有する外装材を取付けることにより
    屋外面を凹凸とした外壁に設けた壁開口部に、この壁開
    口部に嵌着できかつ平坦な外装材を取付けることにより
    屋外面を平坦とした矩形枠、およびこの矩形枠の屋外面
    に沿う基部と矩形枠の内周面にのびる延長部とを一体に
    有し前記基部をシール材を介して前記屋外面に固定され
    るサッシからなるサッシ枠を取付けてなるサッシの取付
    構造。
JP4646992U 1992-06-09 1992-06-09 サッシの取付構造 Expired - Lifetime JP2541018Y2 (ja)

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