JPH06167101A - 枠組足場の側枠取付装置 - Google Patents
枠組足場の側枠取付装置Info
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- JPH06167101A JPH06167101A JP25065291A JP25065291A JPH06167101A JP H06167101 A JPH06167101 A JP H06167101A JP 25065291 A JP25065291 A JP 25065291A JP 25065291 A JP25065291 A JP 25065291A JP H06167101 A JPH06167101 A JP H06167101A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 枠組足場の側枠取付装置に関し、側枠の組付
け作業の作業性を高め、運搬時や保管時に建枠側に連結
される固定金具を一定の控え位置に位置決めできるよう
にした枠組足場の側枠取付装置を提供することを目的と
する。 【構成】 側枠2に連結された固定金具3と建地11に
連結された受金具5とを係脱可能に係合させる枠組足場
の側枠取付装置において、固定金具3を側枠2の縦部材
21に縦軸心回りに回転可能に、かつ、昇降可能に支持
させるとともに、固定金具3を建地11に向かって突出
する組立位置と平面視において側枠2の横部材22に重
なる控え位置との2位置で位置決めする位置決め手段4
を設ける構成とする。
け作業の作業性を高め、運搬時や保管時に建枠側に連結
される固定金具を一定の控え位置に位置決めできるよう
にした枠組足場の側枠取付装置を提供することを目的と
する。 【構成】 側枠2に連結された固定金具3と建地11に
連結された受金具5とを係脱可能に係合させる枠組足場
の側枠取付装置において、固定金具3を側枠2の縦部材
21に縦軸心回りに回転可能に、かつ、昇降可能に支持
させるとともに、固定金具3を建地11に向かって突出
する組立位置と平面視において側枠2の横部材22に重
なる控え位置との2位置で位置決めする位置決め手段4
を設ける構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、枠組足場の側枠取付装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築現場に建設される枠組足場
は、例えば図6に示すように、1対の平行な建地11と
これの上端部どうしを連結する横地12とを備える建枠
1を並立させ、隣接する横地12にわたって布板13を
架着し、また、建枠1の建地11どうしを図示しない結
合材を介して同軸心状に上下に接続し、隣接する上段の
横地12にわたって布板13を架着する手順を繰り返す
ことにより、上下多段の枠組足場が組み立てられる。こ
の上下多段に組み立てられた枠組足場には、必要に応じ
て布板13の一方側の建地11の間に側枠2が組付けら
れる。
は、例えば図6に示すように、1対の平行な建地11と
これの上端部どうしを連結する横地12とを備える建枠
1を並立させ、隣接する横地12にわたって布板13を
架着し、また、建枠1の建地11どうしを図示しない結
合材を介して同軸心状に上下に接続し、隣接する上段の
横地12にわたって布板13を架着する手順を繰り返す
ことにより、上下多段の枠組足場が組み立てられる。こ
の上下多段に組み立てられた枠組足場には、必要に応じ
て布板13の一方側の建地11の間に側枠2が組付けら
れる。
【0003】側枠2は、特に限定はされないが、建地1
1と同程度の高さを有し、例えば図9に示すように、四
辺形の外周骨枠21、22と補強材23とを備える。そ
して、この側枠2は下側の横部材22が各段の建地11
の中間の高さに位置するように配置して、外周骨枠2
1、22の両横側の縦部材21と建地11とにわたって
上下方向に適当な間隔を置いて設けられた側枠取付装置
Aを介して建地11に取り付けられる。
1と同程度の高さを有し、例えば図9に示すように、四
辺形の外周骨枠21、22と補強材23とを備える。そ
して、この側枠2は下側の横部材22が各段の建地11
の中間の高さに位置するように配置して、外周骨枠2
1、22の両横側の縦部材21と建地11とにわたって
上下方向に適当な間隔を置いて設けられた側枠取付装置
Aを介して建地11に取り付けられる。
【0004】側枠取付装置Aは、図8に示すように、縦
部材21に固定されたアイプレート状の取付部材110
と、建地11あるいはこれを上下に連結する結合材に固
定された受座120と、取付部材110に形成された挿
通孔111に挿通され、受座120に形成されたネジ孔
121に螺合されるボルト130とを備えている。
部材21に固定されたアイプレート状の取付部材110
と、建地11あるいはこれを上下に連結する結合材に固
定された受座120と、取付部材110に形成された挿
通孔111に挿通され、受座120に形成されたネジ孔
121に螺合されるボルト130とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の側枠取付装
置によれば、側枠組付け作業では多数のボルト130で
取付部材110を受座120にネジ止めする必要があ
り、側枠撤去作業では多数のボルト130を螺解する必
要があり、これらの作業の作業性が低い。
置によれば、側枠組付け作業では多数のボルト130で
取付部材110を受座120にネジ止めする必要があ
り、側枠撤去作業では多数のボルト130を螺解する必
要があり、これらの作業の作業性が低い。
【0006】そこで、未だ公表はしていないが、各縦部
材21に上下に適当な間隔を置いて設けられる複数の側
枠取付装置のうちの1つだけを上記従来の側枠取付装置
Aで構成し、他の側枠取付装置はちょん掛けによって係
合させるように構成することを考えた。
材21に上下に適当な間隔を置いて設けられる複数の側
枠取付装置のうちの1つだけを上記従来の側枠取付装置
Aで構成し、他の側枠取付装置はちょん掛けによって係
合させるように構成することを考えた。
【0007】すなわち、例えば図10に示すように、側
枠2の縦部材21に回転可能に、かつ、所定の範囲内で
昇降可能に支持され、先端部が逆L字形に曲げられた固
定部材210と、建地11あるいはこれを上下に連結す
る結合材14に固定された受座220とを備え、固定部
材210の先端部を受座220に設けた受孔221に上
方から差し込んで側枠2を建地11に支持させるように
構成した側枠取付装置を発明した。
枠2の縦部材21に回転可能に、かつ、所定の範囲内で
昇降可能に支持され、先端部が逆L字形に曲げられた固
定部材210と、建地11あるいはこれを上下に連結す
る結合材14に固定された受座220とを備え、固定部
材210の先端部を受座220に設けた受孔221に上
方から差し込んで側枠2を建地11に支持させるように
構成した側枠取付装置を発明した。
【0008】この先行発明は、ボルト止め作業の数が少
なくなるので、側枠2の組付け作業及び撤去作業の作業
性を著しく高めることができる。ところが、この先行発
明によれば、固定部材210がふらついて受孔221に
差し込み難くなり、組付け作業の作業性が損なわれるお
それがある。また、側枠2を運ぶ時に、固定部材210
がふらついて邪魔になったり、他物に衝突して他物を傷
つけたりするおそれがある。更に、側枠を保管する時に
は、固定部材210の方向や位置がばらばらになり、側
枠2を積み重ねたり、順に立て掛けたりした時に固定部
材210が邪魔しあって側枠2を整頓し難くなることが
ある。
なくなるので、側枠2の組付け作業及び撤去作業の作業
性を著しく高めることができる。ところが、この先行発
明によれば、固定部材210がふらついて受孔221に
差し込み難くなり、組付け作業の作業性が損なわれるお
それがある。また、側枠2を運ぶ時に、固定部材210
がふらついて邪魔になったり、他物に衝突して他物を傷
つけたりするおそれがある。更に、側枠を保管する時に
は、固定部材210の方向や位置がばらばらになり、側
枠2を積み重ねたり、順に立て掛けたりした時に固定部
材210が邪魔しあって側枠2を整頓し難くなることが
ある。
【0009】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、側枠の組付け作業の作業性を高めることがで
き、しかも、運搬時や保管時に建枠側に連結される側枠
取付装置の固定金具を一定の控え位置に位置決めできる
ようにした枠組足場の側枠取付装置を提供することを目
的とする。
のであり、側枠の組付け作業の作業性を高めることがで
き、しかも、運搬時や保管時に建枠側に連結される側枠
取付装置の固定金具を一定の控え位置に位置決めできる
ようにした枠組足場の側枠取付装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1な
いし図3に示すように、側枠2に連結された固定金具3
と建地11あるいは建地11を連結する結合材14に連
結された受金具5とを互いに係合させる枠組足場の側枠
取付装置において上記の目的を達成するため、次のよう
な手段を講じている。
いし図3に示すように、側枠2に連結された固定金具3
と建地11あるいは建地11を連結する結合材14に連
結された受金具5とを互いに係合させる枠組足場の側枠
取付装置において上記の目的を達成するため、次のよう
な手段を講じている。
【0011】すなわち、固定金具3の基端部31を側枠
2の縦部材21に縦軸心回りに回転可能に、かつ、昇降
可能に支持させるとともに、固定金具3を建地11ある
いは結合材14に向かって突出する組立位置と平面視に
おいて側枠2の横部材22に重なる控え位置との2位置
で位置決めする位置決め手段4を設ける、という手段を
講じている。
2の縦部材21に縦軸心回りに回転可能に、かつ、昇降
可能に支持させるとともに、固定金具3を建地11ある
いは結合材14に向かって突出する組立位置と平面視に
おいて側枠2の横部材22に重なる控え位置との2位置
で位置決めする位置決め手段4を設ける、という手段を
講じている。
【0012】
【作 用】上記の構成によれば、側枠2の組付け作業時
には固定金具3を位置決め手段4で組立位置に位置決め
することができる。また、側枠2の運搬時や保管時には
固定金具3を位置決め手段4で平面視において側枠2の
横部材22に重なる控え位置に位置決めすることができ
る。
には固定金具3を位置決め手段4で組立位置に位置決め
することができる。また、側枠2の運搬時や保管時には
固定金具3を位置決め手段4で平面視において側枠2の
横部材22に重なる控え位置に位置決めすることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき具体的
に説明する。本発明の一実施例が適用される枠組足場
は、例えば図6に示すように、1対の平行な建地11
と、両建地11の上端部どうしを連結する横地12とを
備える建枠1を並立させるとともに、上下方向に複数段
組み上げ、更に、隣接する横地12にわたって布板13
を架け渡し、各段の建枠1及び布板13の側面に側枠2
が取付けられる。側枠2は建地11とほぼ同じ高さを有
し、その下縁を各段の建地11のほぼ中央の高さに位置
させて建地11に固定される。
に説明する。本発明の一実施例が適用される枠組足場
は、例えば図6に示すように、1対の平行な建地11
と、両建地11の上端部どうしを連結する横地12とを
備える建枠1を並立させるとともに、上下方向に複数段
組み上げ、更に、隣接する横地12にわたって布板13
を架け渡し、各段の建枠1及び布板13の側面に側枠2
が取付けられる。側枠2は建地11とほぼ同じ高さを有
し、その下縁を各段の建地11のほぼ中央の高さに位置
させて建地11に固定される。
【0014】図7に示すように、側枠2は、左右1対の
縦部材21と、上下1対の横部材22と、これらを結合
する4個のコーナー部材23と、補強材24とを備え、
各縦部材21の下端部と建地11の中間部、各縦部材2
1の中央部と建地11を連結する結合材14、各縦部材
21の上端部と建地11の中間部、にわたってそれぞれ
側枠取付装置A、B、Cが設けられる。
縦部材21と、上下1対の横部材22と、これらを結合
する4個のコーナー部材23と、補強材24とを備え、
各縦部材21の下端部と建地11の中間部、各縦部材2
1の中央部と建地11を連結する結合材14、各縦部材
21の上端部と建地11の中間部、にわたってそれぞれ
側枠取付装置A、B、Cが設けられる。
【0015】側枠取付装置Aは、上記従来の側枠取付装
置Aと同様に構成され、図8に示すように、縦部材21
に固定されたアイプレート状の取付部材110と、建地
11あるいはこれを上下に連結する結合材に固定された
受座120と、取付部材110に形成された挿通孔11
1に挿通され、受座120に形成されたネジ孔121に
螺合されるボルト130とを備える。
置Aと同様に構成され、図8に示すように、縦部材21
に固定されたアイプレート状の取付部材110と、建地
11あるいはこれを上下に連結する結合材に固定された
受座120と、取付部材110に形成された挿通孔11
1に挿通され、受座120に形成されたネジ孔121に
螺合されるボルト130とを備える。
【0016】側枠取付装置Bは、図7に示すように、各
縦部材21の中間高さに固定された有頭ピン状の固定金
具25と、結合材14に固定された受け金具26とで構
成され、固定金具25の先端部を受け金具26に上方か
ら差し込んで係合される。
縦部材21の中間高さに固定された有頭ピン状の固定金
具25と、結合材14に固定された受け金具26とで構
成され、固定金具25の先端部を受け金具26に上方か
ら差し込んで係合される。
【0017】側枠取付装置Cは、図1ないし図3に示す
ように、縦部材21の上端に回転自在に、かつ、昇降可
能に支持させた固定金具3と上段の建地11の中間で、
側枠取付装置Aの受座120よりも低い高さに固定され
た受金具5とを備える。
ように、縦部材21の上端に回転自在に、かつ、昇降可
能に支持させた固定金具3と上段の建地11の中間で、
側枠取付装置Aの受座120よりも低い高さに固定され
た受金具5とを備える。
【0018】固定金具3の基端部31は、ブシュ41を
介して側枠2の縦部材21に縦軸心回りに回転可能に、
かつ、昇降可能に支持させてあり、その先端部32は逆
L字形に曲げてある。
介して側枠2の縦部材21に縦軸心回りに回転可能に、
かつ、昇降可能に支持させてあり、その先端部32は逆
L字形に曲げてある。
【0019】また、固定金具3は位置決め手段4によっ
て、その先端部31が建地11に向かって突出する組立
位置と平面視において側枠2の横部材22に重なる控え
位置との2位置に位置決めされるようにしている。
て、その先端部31が建地11に向かって突出する組立
位置と平面視において側枠2の横部材22に重なる控え
位置との2位置に位置決めされるようにしている。
【0020】この位置決め手段4は、上記ブシュ41
と、縦部材21内に挿入され、固定金具3を下方に付勢
するバネ42と、ブシュ41の上面に凹設された組立位
置決め溝43と、上側の横部材22に形成した控え位置
決め孔44とを備える。
と、縦部材21内に挿入され、固定金具3を下方に付勢
するバネ42と、ブシュ41の上面に凹設された組立位
置決め溝43と、上側の横部材22に形成した控え位置
決め孔44とを備える。
【0021】そして、固定金具3が組立位置に位置する
時にはバネ42によって固定金具3の基端部31と先端
部32とを連結するアーム部分33を組立位置決め溝4
3に填め込ませて固定金具3を組立位置に位置決めす
る。
時にはバネ42によって固定金具3の基端部31と先端
部32とを連結するアーム部分33を組立位置決め溝4
3に填め込ませて固定金具3を組立位置に位置決めす
る。
【0022】また、固定金具3が控え位置に位置する時
にはバネ42によって固定金具3の先端部32を控え位
置決め孔44に填め込ませて固定金具3を控え位置に位
置決めするようにしている。
にはバネ42によって固定金具3の先端部32を控え位
置決め孔44に填め込ませて固定金具3を控え位置に位
置決めするようにしている。
【0023】受金具5は、図1に示すように、平面視に
おいてρ字形に曲げられ、固定金具3の先端部32を上
方から嵌脱させる嵌合孔51を備える。また、この受け
金具5はリベット、ボルト等によって建地11に固定さ
れる。
おいてρ字形に曲げられ、固定金具3の先端部32を上
方から嵌脱させる嵌合孔51を備える。また、この受け
金具5はリベット、ボルト等によって建地11に固定さ
れる。
【0024】上記の構成において、建枠1を組み上げ、
更に、隣接する横地12にわたって布板13を架け渡し
た後、側枠2を持って側枠取付装置Bの固定金具25を
受け金具26に上からちょん掛けして建地11に側枠を
仮支持させる。更に、側枠取付装置Aの取付部材110
を受座120にボルト130で固定することにより、側
枠2が下段の建地11に固定される。
更に、隣接する横地12にわたって布板13を架け渡し
た後、側枠2を持って側枠取付装置Bの固定金具25を
受け金具26に上からちょん掛けして建地11に側枠を
仮支持させる。更に、側枠取付装置Aの取付部材110
を受座120にボルト130で固定することにより、側
枠2が下段の建地11に固定される。
【0025】更に、この後、布板13の上に乗り、結合
材14を介して上段の建枠1を組みつけてから、側枠取
付装置Cの固定金具3を組立位置に移動させると、固定
金具3はバネ42によって下方に付勢され、アーム部分
33が組立位置決め溝43に填まり込むと同時に先端部
32が受金具5の嵌合孔51に填まり込み、縦部材21
の上部が上段の建地11の中間高さ部に固定される。
材14を介して上段の建枠1を組みつけてから、側枠取
付装置Cの固定金具3を組立位置に移動させると、固定
金具3はバネ42によって下方に付勢され、アーム部分
33が組立位置決め溝43に填まり込むと同時に先端部
32が受金具5の嵌合孔51に填まり込み、縦部材21
の上部が上段の建地11の中間高さ部に固定される。
【0026】予め、上段の建枠1が組みつけられている
場合には、先に固定金具3を組立位置に位置決めしてお
き、側枠2を持って側枠取付装置Bの固定金具25を受
け金具26に上からちょん掛けするとともに、側枠取付
装置Cの固定金具3を受金具5に上からちょん掛けする
ことにより、上下両段の建地11に側枠2を仮固定し、
この後、側枠取付装置Aの取付部材110を受座120
にボルト130で固定するという手順を採用することも
できる。
場合には、先に固定金具3を組立位置に位置決めしてお
き、側枠2を持って側枠取付装置Bの固定金具25を受
け金具26に上からちょん掛けするとともに、側枠取付
装置Cの固定金具3を受金具5に上からちょん掛けする
ことにより、上下両段の建地11に側枠2を仮固定し、
この後、側枠取付装置Aの取付部材110を受座120
にボルト130で固定するという手順を採用することも
できる。
【0027】この側枠2を撤去する場合には、側枠取付
装置Aのボルト130を螺解した後、側枠2を持って上
にずらせることにより側枠取付装置Bの固定金具25を
受け金具26から離脱させるとともに、側枠取付装置C
の固定金具3を受金具5から離脱させればよい。この
後、固定金具3をバネ42に抗して組立位置決め溝43
から引き出し、控え位置まで揺動させて手放すと、バネ
42によって固定金具3の先端部32が控え位置決め孔
44に填め込まれる。これにより、固定金具3は控え位
置に位置決めされることになり、持ち運び中にふらつい
たり、その方向がばらばらになったりすることが防止さ
れる。
装置Aのボルト130を螺解した後、側枠2を持って上
にずらせることにより側枠取付装置Bの固定金具25を
受け金具26から離脱させるとともに、側枠取付装置C
の固定金具3を受金具5から離脱させればよい。この
後、固定金具3をバネ42に抗して組立位置決め溝43
から引き出し、控え位置まで揺動させて手放すと、バネ
42によって固定金具3の先端部32が控え位置決め孔
44に填め込まれる。これにより、固定金具3は控え位
置に位置決めされることになり、持ち運び中にふらつい
たり、その方向がばらばらになったりすることが防止さ
れる。
【0028】図4及び図5に示す本発明の他の実施例に
係る側枠取付装置Dでは、固定金具3が縦部材21に回
転可能に、かつ、所定範囲内で昇降可能に縦部材21に
外嵌される。固定金具3の基端部31は縦部材21に回
転可能に、かつ、昇降可能に外嵌される円筒状に形成さ
れ、その下縁が縦部材21に植設したピン41(ボル
ト、あるいはリベットでもよい)で受け止められる。
係る側枠取付装置Dでは、固定金具3が縦部材21に回
転可能に、かつ、所定範囲内で昇降可能に縦部材21に
外嵌される。固定金具3の基端部31は縦部材21に回
転可能に、かつ、昇降可能に外嵌される円筒状に形成さ
れ、その下縁が縦部材21に植設したピン41(ボル
ト、あるいはリベットでもよい)で受け止められる。
【0029】また、固定金具3の先端部32は、有頭ピ
ン状に形成され、建地11あるいは結合材14に固定さ
れた受け金具5に上方から係脱される。位置決め手段4
は、このピン41と、固定金具3の基端部31を下方に
付勢するバネ42と、この基端部31の下縁の周方向に
180°を置いた2箇所で上方に切り込まれた位置決め
溝43とを備える。そして、上記固定金具3を回転させ
て固定金具3の先端部32が建地11に向かって突出す
る組立位置と平面視において側枠2の横部材22に重な
る控え位置とのいずれかに位置させた時にピン41の上
方にいずれかの位置決め溝43が位置し、バネ42によ
って固定金具3が押し下げられ、位置決め溝43にピン
41が突入して固定金具3が位置決めされる。
ン状に形成され、建地11あるいは結合材14に固定さ
れた受け金具5に上方から係脱される。位置決め手段4
は、このピン41と、固定金具3の基端部31を下方に
付勢するバネ42と、この基端部31の下縁の周方向に
180°を置いた2箇所で上方に切り込まれた位置決め
溝43とを備える。そして、上記固定金具3を回転させ
て固定金具3の先端部32が建地11に向かって突出す
る組立位置と平面視において側枠2の横部材22に重な
る控え位置とのいずれかに位置させた時にピン41の上
方にいずれかの位置決め溝43が位置し、バネ42によ
って固定金具3が押し下げられ、位置決め溝43にピン
41が突入して固定金具3が位置決めされる。
【0030】なお、この実施例に係る側枠取付装置D
は、上記一実施例の側枠取付装置Cの代わりに用いるこ
とができるのみならず、上記一実施例の側枠取付装置B
の代わりに用いることもできる。
は、上記一実施例の側枠取付装置Cの代わりに用いるこ
とができるのみならず、上記一実施例の側枠取付装置B
の代わりに用いることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の側枠取付装置
は、側枠の組付け作業時には固定金具を位置決め手段に
よって組立位置に位置決めできるので、固定金具の先端
がふらつくことを防止でき、組み立て作業の作業性を高
めることができる。
は、側枠の組付け作業時には固定金具を位置決め手段に
よって組立位置に位置決めできるので、固定金具の先端
がふらつくことを防止でき、組み立て作業の作業性を高
めることができる。
【0032】また、側枠の運搬時には固定金具を控え位
置に位置決めできるので、固定金具がふらついて邪魔に
なったり、他物に衝突したりすることを防止できる。更
に、側枠の保時に固定金具を控え位置に位置決めできる
ので、固定金具の向きや位置がばらばらになることを防
止でき、側枠の積み重ねや立て掛けが容易になり、側枠
を整頓して保管することができる。
置に位置決めできるので、固定金具がふらついて邪魔に
なったり、他物に衝突したりすることを防止できる。更
に、側枠の保時に固定金具を控え位置に位置決めできる
ので、固定金具の向きや位置がばらばらになることを防
止でき、側枠の積み重ねや立て掛けが容易になり、側枠
を整頓して保管することができる。
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】本発明の一実施例の縦断正面図である。
【図3】本発明の一実施例の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例の正面図である。
【図5】本発明の他の実施例の平面図である。
【図6】枠組足場の概略斜視図である。
【図7】本発明の一実施例が適用される側枠の正面図で
ある。
ある。
【図8】従来例の横断平面図である。
【図9】従来の側枠の正面図である。
【図10】未公表の先行発明の正面図である。
2 側枠 3 固定金具 4 位置決め手段 5 受け金具 11 建地 14 結合材 21 縦部材 22 横部材
Claims (1)
- 【請求項1】 側枠(2) に連結された固定金具(3) と建
地(11)あるいは建地(11)を連結する結合材(14)に連結さ
れた受金具(5) とを係脱可能に係合させる枠組足場の側
枠取付装置において、 固定金具(3) を側枠(2) の縦部材(21)に縦軸心回りに回
転可能に、かつ、昇降可能に支持させるとともに、固定
金具(3) を建地(11)あるいは結合材(14)に向かって突出
する組立位置と平面視において側枠(2) の横部材(22)に
重なる控え位置との2位置で位置決めする位置決め手段
(4) を設けることを特徴とする枠組足場の側枠取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065291A JP3225064B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 枠組足場の側枠取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25065291A JP3225064B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 枠組足場の側枠取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167101A true JPH06167101A (ja) | 1994-06-14 |
JP3225064B2 JP3225064B2 (ja) | 2001-11-05 |
Family
ID=17211043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25065291A Expired - Fee Related JP3225064B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 枠組足場の側枠取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3225064B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25065291A patent/JP3225064B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3225064B2 (ja) | 2001-11-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |