JPH078719Y2 - 折りたたみ式足場ユニット - Google Patents
折りたたみ式足場ユニットInfo
- Publication number
- JPH078719Y2 JPH078719Y2 JP1988016638U JP1663888U JPH078719Y2 JP H078719 Y2 JPH078719 Y2 JP H078719Y2 JP 1988016638 U JP1988016638 U JP 1988016638U JP 1663888 U JP1663888 U JP 1663888U JP H078719 Y2 JPH078719 Y2 JP H078719Y2
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- JP
- Japan
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- scaffolding
- shelf
- hook
- pipe
- leg
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、折りたたみ式足場ユニットに係り、建物の建
築現場等の足場に利用できる。
築現場等の足場に利用できる。
〔従来の技術〕 従来より建物等の建築や修理を行う際には、仮設作業床
や作業員の通路等の目的で木製あるいは鋼製の足場が用
いられる。この足場は、建地、布、腕木、筋かい、棚板
等から構成され、これらの建地等を工事現場に運び、そ
の工事現場で針金や止め金具等を用いて組み立てて足場
としていた。
や作業員の通路等の目的で木製あるいは鋼製の足場が用
いられる。この足場は、建地、布、腕木、筋かい、棚板
等から構成され、これらの建地等を工事現場に運び、そ
の工事現場で針金や止め金具等を用いて組み立てて足場
としていた。
しかし、このような従来の足場では、前述のような方法
を用いて現場で組み立てなければならなかったので、組
み立てに時間がかかり、かつ、組み立て作業も複雑であ
った。足場を片付ける時にも同様な問題点があった。
を用いて現場で組み立てなければならなかったので、組
み立てに時間がかかり、かつ、組み立て作業も複雑であ
った。足場を片付ける時にも同様な問題点があった。
一方、本考案について、IPCをEO4G1/00、キーワードを
「足場」と「折り畳み」にしていわゆるパトリス検索を
行ったところ、本考案の先行技術として、実開昭62−17
6337号の折り畳み足場や特開昭62−78353号公報の足場
用枠ユニットがあった。
「足場」と「折り畳み」にしていわゆるパトリス検索を
行ったところ、本考案の先行技術として、実開昭62−17
6337号の折り畳み足場や特開昭62−78353号公報の足場
用枠ユニットがあった。
実開昭62−176337号の折り畳み足場は、足場枠と足場板
とを予め連結し、現場では足場枠を開いて固定するだけ
で設置を完了できるようにして作業性を向上させたもの
である。
とを予め連結し、現場では足場枠を開いて固定するだけ
で設置を完了できるようにして作業性を向上させたもの
である。
しかしながら、この足場は単独であるいは横方向に並べ
て使用するものであり、上下に連結する機構を備えてい
ないため2階や屋根等の作業のための足場としては利用
できないという問題がある。また、横方向の連結も所定
間隔離した足場間を他の足場板で連結するものであるた
め、足場枠および足場板からなる足場と足場板との2種
類の部材を現場に運ばなければならず、複数種類がある
ためその管理や取扱いが煩雑であるという問題もあっ
た。
て使用するものであり、上下に連結する機構を備えてい
ないため2階や屋根等の作業のための足場としては利用
できないという問題がある。また、横方向の連結も所定
間隔離した足場間を他の足場板で連結するものであるた
め、足場枠および足場板からなる足場と足場板との2種
類の部材を現場に運ばなければならず、複数種類がある
ためその管理や取扱いが煩雑であるという問題もあっ
た。
また、特開昭62−78353号公報の足場用枠ユニットは、
複数の枠ユニットを上下方向に連結して枠ユニット集合
体を構成し、この枠ユニット集合体を複数列設置してそ
の集合体間を足場板および筋かいで接続して複数段の足
場を構成するものである。
複数の枠ユニットを上下方向に連結して枠ユニット集合
体を構成し、この枠ユニット集合体を複数列設置してそ
の集合体間を足場板および筋かいで接続して複数段の足
場を構成するものである。
しかしながら、枠ユニット、足場板および筋かいを接続
しなければならないため、現場での作業性はあまり向上
せず、かつ例えば足場の広さが2列の枠ユニット集合体
間のみでよい場合と、3列分が必要な場合とで、長さの
異なる足場板12を使用しなければならず、管理や取扱い
が煩雑であるという問題もあった。
しなければならないため、現場での作業性はあまり向上
せず、かつ例えば足場の広さが2列の枠ユニット集合体
間のみでよい場合と、3列分が必要な場合とで、長さの
異なる足場板12を使用しなければならず、管理や取扱い
が煩雑であるという問題もあった。
本考案の目的は、足場の組み立て時間を短く、かつ、組
み立て作業を簡単にできるとともに、所望の段数や面積
の足場を簡単に組み立てることができ、かつ管理や取扱
いも容易な折りたたみ式足場ユニットを提供することに
ある。
み立て作業を簡単にできるとともに、所望の段数や面積
の足場を簡単に組み立てることができ、かつ管理や取扱
いも容易な折りたたみ式足場ユニットを提供することに
ある。
本考案は、棚板に脚を折りたたみ可能に取付け、この棚
板と脚とを略直角に固定可能とする固定手段を設けて折
りたたみ式足場ユニットを形成し、この折りたたみ式足
場ユニットと縦方向および横方向にそれぞれ隣設する他
の折りたたみ式足場ユニットを接続可能とする縦方向接
続手段および横方向接続手段を折りたたみ式足場ユニッ
トに設けるとともに、前記脚をその長手方向の略中間部
で折り曲げて棚板内に収納可能に構成したことを特徴と
する。
板と脚とを略直角に固定可能とする固定手段を設けて折
りたたみ式足場ユニットを形成し、この折りたたみ式足
場ユニットと縦方向および横方向にそれぞれ隣設する他
の折りたたみ式足場ユニットを接続可能とする縦方向接
続手段および横方向接続手段を折りたたみ式足場ユニッ
トに設けるとともに、前記脚をその長手方向の略中間部
で折り曲げて棚板内に収納可能に構成したことを特徴と
する。
このような本考案において足場を組み立てるには、折り
たたみ式足場ユニットを脚が折り曲げられかつ折りたた
まれた状態で現場まで運ぶ。その後、脚を伸ばし、固定
手段により棚板と脚とを略直角に固定して足場ユニット
を組み立てる。さらに、この足場ユニットを必要に応じ
て、縦または横方向に接続したり、縦および横方向に接
続し、これにより所望の段数、面積の足場が簡単な作業
で組み立てられる。
たたみ式足場ユニットを脚が折り曲げられかつ折りたた
まれた状態で現場まで運ぶ。その後、脚を伸ばし、固定
手段により棚板と脚とを略直角に固定して足場ユニット
を組み立てる。さらに、この足場ユニットを必要に応じ
て、縦または横方向に接続したり、縦および横方向に接
続し、これにより所望の段数、面積の足場が簡単な作業
で組み立てられる。
また、足場ユニットは、棚板、脚、固定手段、縦および
横方向接続手段が一体に設けられているので、同一種類
の足場ユニットのみを輸送して組み立てればよく、他の
部材を輸送したり、種類の異なる部材を管理する必要が
なく、管理や取扱いが容易になる。
横方向接続手段が一体に設けられているので、同一種類
の足場ユニットのみを輸送して組み立てればよく、他の
部材を輸送したり、種類の異なる部材を管理する必要が
なく、管理や取扱いが容易になる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、折りたたみ式足場ユニット1は、
棚板2と、棚板2に設けられた軸2Aにより、上部を棚板
2に回動自在に取付けられたパイプ状の脚3と、前記棚
板2と脚3とを略直角に固定する固定手段としての筋か
い4とで構成されている。
棚板2と、棚板2に設けられた軸2Aにより、上部を棚板
2に回動自在に取付けられたパイプ状の脚3と、前記棚
板2と脚3とを略直角に固定する固定手段としての筋か
い4とで構成されている。
棚板2の略中央部には、第2図に示すように、略十字形
のフック用孔2Bが形成され、このフック用孔2Bにクレー
ン等で吊るすためのフック5が設けられている。フック
5の略中央部は略U字形に曲げられており、かつ、両端
は外方向に曲げられている。さらに、フック5の両端間
の長さはフック用孔2Bの最大長より長くなるよう形成さ
れており、また、フック5の下側の棚板2の下面には、
フック5が外れないようにフック支え棒6が固着されて
いる。
のフック用孔2Bが形成され、このフック用孔2Bにクレー
ン等で吊るすためのフック5が設けられている。フック
5の略中央部は略U字形に曲げられており、かつ、両端
は外方向に曲げられている。さらに、フック5の両端間
の長さはフック用孔2Bの最大長より長くなるよう形成さ
れており、また、フック5の下側の棚板2の下面には、
フック5が外れないようにフック支え棒6が固着されて
いる。
棚板2の各四隅に回動自在に取付けられている脚3は、
略同じ長さの2つのパイプ3Aおよび3Bで構成されてお
り、第3図に示すように、パイプ3Aおよび3Bは蝶番7で
折り曲げ可能に接続されている。
略同じ長さの2つのパイプ3Aおよび3Bで構成されてお
り、第3図に示すように、パイプ3Aおよび3Bは蝶番7で
折り曲げ可能に接続されている。
パイプ3Bには、略L字形のパイプ固定用フック8Aを有す
るパイプ固定具8が回転自在に取付けられており、パイ
プ3Aには、前記パイプ固定用フック8Aを掛ける鋲状のパ
イプ固定用突起部9が設けられている。
るパイプ固定具8が回転自在に取付けられており、パイ
プ3Aには、前記パイプ固定用フック8Aを掛ける鋲状のパ
イプ固定用突起部9が設けられている。
また、第4図に示すように、パイプ3Bの下端には、パイ
プ3Bの内径と等しい長さの外径を有する接続用パイプ10
が嵌合されて固着されている。一方、パイプ3Aの上端の
パイプ孔11の上方の棚板2には、パイプ3Aと同軸であ
り、かつ、パイプ3Bの外径と等しい大きさのパイプ用貫
通孔2Cが設けられており、接続用パイプ10、パイプ孔11
およびパイプ用貫通孔2Cで縦方向接続手段12が構成され
る。
プ3Bの内径と等しい長さの外径を有する接続用パイプ10
が嵌合されて固着されている。一方、パイプ3Aの上端の
パイプ孔11の上方の棚板2には、パイプ3Aと同軸であ
り、かつ、パイプ3Bの外径と等しい大きさのパイプ用貫
通孔2Cが設けられており、接続用パイプ10、パイプ孔11
およびパイプ用貫通孔2Cで縦方向接続手段12が構成され
る。
棚板2の長手方向の一端2Dには、接続フック収納溝13が
設けられており、この溝13内に接続フック14が収納可能
かつ回動自在に設けられている。一方、棚板2の他端2E
には、接続フック収納溝13に対向して、接続フック14が
嵌められるフック溝15と、この際、接続フック14を外れ
ないようにする接続フック固定具16が設けられている。
この接続フック収納溝13、接続フック14、フック溝15お
よび接続フック固定具16で横方向接続手段17が構成され
る。
設けられており、この溝13内に接続フック14が収納可能
かつ回動自在に設けられている。一方、棚板2の他端2E
には、接続フック収納溝13に対向して、接続フック14が
嵌められるフック溝15と、この際、接続フック14を外れ
ないようにする接続フック固定具16が設けられている。
この接続フック収納溝13、接続フック14、フック溝15お
よび接続フック固定具16で横方向接続手段17が構成され
る。
接続用パイプ10の内側には、第5図に示すように雌ねじ
10Aが設けてあり、折りたたみ式足場ユニット1の内、
最下位の足場ユニット11には雄ねじ18Aを有するベース1
8を接続用パイプ10にねじ込み、折りたたみ式足場ユニ
ット1を安定に設置する。
10Aが設けてあり、折りたたみ式足場ユニット1の内、
最下位の足場ユニット11には雄ねじ18Aを有するベース1
8を接続用パイプ10にねじ込み、折りたたみ式足場ユニ
ット1を安定に設置する。
棚板2の四隅には、筋かい4の一端が軸2Aにより回動自
在に取付けられている。この筋かい4は、第6図に示す
ように、接続用長孔19およびL字形の固定用切欠き20を
有する棚板側筋かい4Aと、この棚板側筋かい4Aとの接続
部近傍に設けられた鋲状の接続用突起部21および固定用
突起部22ならびに先端部に設けられたL字形の脚用切欠
き23を有する脚側筋かい4Bとで構成されている。
在に取付けられている。この筋かい4は、第6図に示す
ように、接続用長孔19およびL字形の固定用切欠き20を
有する棚板側筋かい4Aと、この棚板側筋かい4Aとの接続
部近傍に設けられた鋲状の接続用突起部21および固定用
突起部22ならびに先端部に設けられたL字形の脚用切欠
き23を有する脚側筋かい4Bとで構成されている。
この棚板側筋かい4Aの接続用長孔19に挿入された脚側筋
かい4Bの接続用突起部21の頭は長孔19の幅より広く形成
されており脚側筋かい4Bの抜け止めとされている。これ
により、脚側筋かい4Bは棚板側筋かい4Aに対し、長孔19
の長手方向に移動可能、かつ、突起部21を中心に回動自
在に取付けられている。
かい4Bの接続用突起部21の頭は長孔19の幅より広く形成
されており脚側筋かい4Bの抜け止めとされている。これ
により、脚側筋かい4Bは棚板側筋かい4Aに対し、長孔19
の長手方向に移動可能、かつ、突起部21を中心に回動自
在に取付けられている。
また、前記パイプ3Bの下部には、脚側筋かい4Bの脚用切
欠き23が掛けられる筋かい用突起部24が設けられてい
る。
欠き23が掛けられる筋かい用突起部24が設けられてい
る。
このような本実施例において、折りたたみ式足場ユニッ
ト1を組み立てるには、各脚3のパイプ3Bのパイプ固定
具8を動かして、パイプ固定用フック8Aをパイプ3Aのパ
イプ固定用突起部9に掛けて、パイプ3Aとパイプ3Bの軸
線が一致するように固定する。
ト1を組み立てるには、各脚3のパイプ3Bのパイプ固定
具8を動かして、パイプ固定用フック8Aをパイプ3Aのパ
イプ固定用突起部9に掛けて、パイプ3Aとパイプ3Bの軸
線が一致するように固定する。
次に、各脚側筋かい4Bの接続用突起部21を、棚板側筋か
い4Aの接続用長孔19の棚板2側の位置に動かし、この接
続用突起部21を中心にして脚側筋かい4Bを回転させて、
固定用突起部22を棚板側筋かい4Aの固定用切欠き20に嵌
める。
い4Aの接続用長孔19の棚板2側の位置に動かし、この接
続用突起部21を中心にして脚側筋かい4Bを回転させて、
固定用突起部22を棚板側筋かい4Aの固定用切欠き20に嵌
める。
この状態で、棚板側筋かい4を棚板2の軸2Aを中心に回
転させ、脚側筋かい4Bの脚用切欠き23に脚3の筋かい用
突起部24を嵌めてから、脚側筋かい4Bを筋かい4の長手
方向脚3側に動かして、脚3を棚板2に略直角に固定す
る。
転させ、脚側筋かい4Bの脚用切欠き23に脚3の筋かい用
突起部24を嵌めてから、脚側筋かい4Bを筋かい4の長手
方向脚3側に動かして、脚3を棚板2に略直角に固定す
る。
このようにして折りたたみ式足場ユニット1を組み立て
た後、最下位に配置される足場ユニット1にはベース18
を取付ける。
た後、最下位に配置される足場ユニット1にはベース18
を取付ける。
このベース18を取付けた折りたたみ式足場ユニット1
を、横方向に必要な数だけ接続する。この横方向の接続
は、接続フック14をフック溝15に嵌めて、この接続フッ
ク14の上に接続フック固定具16を動かして固定する。
を、横方向に必要な数だけ接続する。この横方向の接続
は、接続フック14をフック溝15に嵌めて、この接続フッ
ク14の上に接続フック固定具16を動かして固定する。
この横方向に配置されたそれぞれの折りたたみ式足場ユ
ニット1の上に必要な高さまで足場ユニット1を接続す
る。この縦方向の接続は、クレーン等により吊り上げら
れて所定の位置に設置された足場ユニット1の脚3の接
続用パイプ10を棚板2のパイプ用貫通孔2Cを通してパイ
プ孔11に嵌めて行う。さらに、前記同様横方向の接続も
行い、これにより、足場が形成される。
ニット1の上に必要な高さまで足場ユニット1を接続す
る。この縦方向の接続は、クレーン等により吊り上げら
れて所定の位置に設置された足場ユニット1の脚3の接
続用パイプ10を棚板2のパイプ用貫通孔2Cを通してパイ
プ孔11に嵌めて行う。さらに、前記同様横方向の接続も
行い、これにより、足場が形成される。
また、足場の解体および組み立てた折りたたみ式足場ユ
ニット1を折りたたむには、前述の手順と逆の手順で行
えばよい。
ニット1を折りたたむには、前述の手順と逆の手順で行
えばよい。
この後、第7図に示すように、折り曲げた脚3と筋かい
4とを棚板2に重ねて、略棚板2の大きさにする。
4とを棚板2に重ねて、略棚板2の大きさにする。
このような本実施例によれば、棚板2に脚および筋かい
4が予め折りたたみ可能に取付けられており、各固定具
等で固定するだけで、それもねじ止め等は必要でなく各
フックや切欠きを突起部等に掛けるだけで、折りたたみ
式足場ユニット1を組み立てることができ、かつ、縦方
向および横方向の接続もパイプを嵌めたり、フックを嵌
めるだけでよいので、足場の組み立ては早く、かつ、簡
単である。同様に、片づける時にも、時間がかからず、
かつ、容易である。
4が予め折りたたみ可能に取付けられており、各固定具
等で固定するだけで、それもねじ止め等は必要でなく各
フックや切欠きを突起部等に掛けるだけで、折りたたみ
式足場ユニット1を組み立てることができ、かつ、縦方
向および横方向の接続もパイプを嵌めたり、フックを嵌
めるだけでよいので、足場の組み立ては早く、かつ、簡
単である。同様に、片づける時にも、時間がかからず、
かつ、容易である。
各折りたたみ式足場ユニット1の接続は、必要な数だけ
行えばよいので、設置する現場の状況に応じて様々なサ
イズの足場を簡単に形成できる。特に、複数段の足場を
形成する場合に、上段を構成する足場ユニット1の数と
下段を構成する足場ユニット1の数を適宜設定すれば、
上下段で面積が異なる足場も簡単に形成することができ
る。
行えばよいので、設置する現場の状況に応じて様々なサ
イズの足場を簡単に形成できる。特に、複数段の足場を
形成する場合に、上段を構成する足場ユニット1の数と
下段を構成する足場ユニット1の数を適宜設定すれば、
上下段で面積が異なる足場も簡単に形成することができ
る。
また、各足場ユニット1は棚板2、脚3、固定手段であ
る筋かい4、縦方向接続手段12および横方向接続手段17
が一体に設けられているので、例えば筋かいや棚板など
構成部品のみを輸送する必要がなく、従って管理や取扱
いが容易になって作業性を向上できる。さらに、同一種
類の足場ユニット1のみで足場を組み立てることがで
き、従来のように連結用に種類の異なる足場板等を準備
する必要がなく、このため管理や取扱いをより簡単にで
きる。
る筋かい4、縦方向接続手段12および横方向接続手段17
が一体に設けられているので、例えば筋かいや棚板など
構成部品のみを輸送する必要がなく、従って管理や取扱
いが容易になって作業性を向上できる。さらに、同一種
類の足場ユニット1のみで足場を組み立てることがで
き、従来のように連結用に種類の異なる足場板等を準備
する必要がなく、このため管理や取扱いをより簡単にで
きる。
脚3および筋かい4は、折り曲げて長さを短くできるの
で、第7図に示すように、折りたたんだ時には、略棚板
2の大きさとなり、保管の際、場所を取らず、かつ、運
ぶのが容易である。
で、第7図に示すように、折りたたんだ時には、略棚板
2の大きさとなり、保管の際、場所を取らず、かつ、運
ぶのが容易である。
フック5を設けているので、高い所に運ぶさいにも、容
易に運ぶことができる。さらに、フック5は使用時以外
は棚板2内に収納され、棚板2の上面に突出しないの
で、棚板2上を歩く際に足が引っ掛かる等の危険が少な
い。
易に運ぶことができる。さらに、フック5は使用時以外
は棚板2内に収納され、棚板2の上面に突出しないの
で、棚板2上を歩く際に足が引っ掛かる等の危険が少な
い。
なお、前記実施例では、脚3の棚板2への取付けは軸2A
を設けて行ったいたが、これに限定されるものではな
く、取付け用ブラケット等で取付けてもよく、要する
に、脚3が折りたたみ可能に取付けられればよい。
を設けて行ったいたが、これに限定されるものではな
く、取付け用ブラケット等で取付けてもよく、要する
に、脚3が折りたたみ可能に取付けられればよい。
固定手段として、筋かい4を用いているが、これに限定
されるものではなく、例えば、脚3の上端に脚3が必要
以上に拡がるのを防止する開脚防止用部材等を取付けて
もよい。この際、筋かい4を折りたたみ式足場ユニット
1の補強部材として用いてもよい。
されるものではなく、例えば、脚3の上端に脚3が必要
以上に拡がるのを防止する開脚防止用部材等を取付けて
もよい。この際、筋かい4を折りたたみ式足場ユニット
1の補強部材として用いてもよい。
また前記実施例では、脚側筋かい4Bを棚板側筋かい4Aに
対して接続用突起部21を中心に回転させて、筋かい4全
体の長さを調節していたが、棚板側筋かい4Aと脚側筋か
い4Bとをスライドさせて、長さを調節してもよい。この
場合は、筋かい4の両端を棚板2および脚3に回転自在
に取付けておき、脚3と筋かい4とを同時に伸ばした
り、折りたたんだりすることができる。また、両筋かい
4A,4Bのターンバックル等の長さ調整部材を設ければ、
脚3の設置をより適切にできる。
対して接続用突起部21を中心に回転させて、筋かい4全
体の長さを調節していたが、棚板側筋かい4Aと脚側筋か
い4Bとをスライドさせて、長さを調節してもよい。この
場合は、筋かい4の両端を棚板2および脚3に回転自在
に取付けておき、脚3と筋かい4とを同時に伸ばした
り、折りたたんだりすることができる。また、両筋かい
4A,4Bのターンバックル等の長さ調整部材を設ければ、
脚3の設置をより適切にできる。
フック5は、溶接等で棚板2に固着してもよい。但し、
前記実施例では、棚板2内に収納可能なので、危険が少
ない点で有利である。
前記実施例では、棚板2内に収納可能なので、危険が少
ない点で有利である。
フック用孔2Bは、略十字形に形成したが、これに限定さ
れるものではなく、円形等他の形状でもよい。但し、前
記実施例の場合、収納されているフック5を取り出し易
い点および使用時に横方向にずれにくい点で有利であ
る。
れるものではなく、円形等他の形状でもよい。但し、前
記実施例の場合、収納されているフック5を取り出し易
い点および使用時に横方向にずれにくい点で有利であ
る。
脚3は断面円形のパイプであるが、これに限定されるも
のではなく、角パイプ等他の形状でもよい。但し、一般
に断面円形のパイプは、他の形状のパイプより安いの
で、コストが低い点で有利である。
のではなく、角パイプ等他の形状でもよい。但し、一般
に断面円形のパイプは、他の形状のパイプより安いの
で、コストが低い点で有利である。
縦方向および横方向の接続手段は、前記実施例に限定さ
れるものではない。例えば、縦方向は脚3の下端と上端
を嵌めていたが、これを脚3の下端と棚板2とで接続し
てもよい。横方向は棚板2で接続していたが、脚3にフ
ック等の接続手段を設けて接続してもよい。
れるものではない。例えば、縦方向は脚3の下端と上端
を嵌めていたが、これを脚3の下端と棚板2とで接続し
てもよい。横方向は棚板2で接続していたが、脚3にフ
ック等の接続手段を設けて接続してもよい。
その他、折りたたみ式足場ユニット1の形状等は、本実
施例のものに限定されず、他の形状等でもよい。
施例のものに限定されず、他の形状等でもよい。
前述のような本考案によれば、足場を組み立てる際、時
間が短く、かつ、組み立て作業も簡単にできるととも
に、所望の段数や面積の足場を簡単に組み立てることが
でき、かつ管理や取扱いも容易にできるという効果があ
る。
間が短く、かつ、組み立て作業も簡単にできるととも
に、所望の段数や面積の足場を簡単に組み立てることが
でき、かつ管理や取扱いも容易にできるという効果があ
る。
第1図〜第7図は本考案に係る一実施例を示すもので、
第1図は正面図、第2図はフック部を示す一部を切欠い
た斜視図、第3図は折りたたみ部を示す斜視図、第4図
は接続部を示す一部を切欠いた斜視図、第5図はベース
部を示す断面図、第6図は筋かい部を示す正面図、第7
図は折りたたんだ状態を示す断面図である。 1……折りたたみ式足場ユニット、2……棚板、2C……
パイプ用貫通孔、3……脚、3A、3B……パイプ、4……
筋かい、10……接続用パイプ、11……パイプ孔、12……
縦方向接続手段、13……接続フック収納溝、14……接続
フック、15……フック溝、16……接続フック固定具、17
……横方向接続手段。
第1図は正面図、第2図はフック部を示す一部を切欠い
た斜視図、第3図は折りたたみ部を示す斜視図、第4図
は接続部を示す一部を切欠いた斜視図、第5図はベース
部を示す断面図、第6図は筋かい部を示す正面図、第7
図は折りたたんだ状態を示す断面図である。 1……折りたたみ式足場ユニット、2……棚板、2C……
パイプ用貫通孔、3……脚、3A、3B……パイプ、4……
筋かい、10……接続用パイプ、11……パイプ孔、12……
縦方向接続手段、13……接続フック収納溝、14……接続
フック、15……フック溝、16……接続フック固定具、17
……横方向接続手段。
Claims (1)
- 【請求項1】棚板と、この棚板に折りたたみ可能に取付
けられた脚と、この脚を棚板に略直角に固定可能とする
固定手段とで構成される折りたたみ式足場ユニットであ
って、隣設する他の折りたたみ式足場ユニットと縦方向
に接続可能とする縦方向接続手段および横方向に接続可
能とする横方向接続手段を備えるとともに、前記脚はそ
の長手方向の略中間部で折り曲げられて棚板内に収納可
能に構成されていることを特徴とする折りたたみ式足場
ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988016638U JPH078719Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 折りたたみ式足場ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988016638U JPH078719Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 折りたたみ式足場ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119734U JPH01119734U (ja) | 1989-08-14 |
JPH078719Y2 true JPH078719Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31229742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988016638U Expired - Lifetime JPH078719Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 折りたたみ式足場ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078719Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4639170B2 (ja) * | 2006-08-24 | 2011-02-23 | アルインコ株式会社 | 作業台 |
JP4668941B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2011-04-13 | アルインコ株式会社 | マンホール落下養生枠 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP1988016638U patent/JPH078719Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119734U (ja) | 1989-08-14 |
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