JP2001227155A - 仮設足場用支持ブラケット及び仮設足場用踏み板並びに仮設足場支持構造 - Google Patents

仮設足場用支持ブラケット及び仮設足場用踏み板並びに仮設足場支持構造

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JP2001227155A
JP2001227155A JP2000054270A JP2000054270A JP2001227155A JP 2001227155 A JP2001227155 A JP 2001227155A JP 2000054270 A JP2000054270 A JP 2000054270A JP 2000054270 A JP2000054270 A JP 2000054270A JP 2001227155 A JP2001227155 A JP 2001227155A
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pin
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plate
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JP2000054270A
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Inventor
Michinari Yoshimi
道成 吉見
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DAISAN CHUBU KK
Original Assignee
DAISAN CHUBU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮設足場用踏み板を他の場所に移動させるこ
となく、且つ容易に昇降スペースを作ることができる仮
設足場用支持ブラケット及び仮設足場用踏み板並びに仮
設足場用支持構造を提供する。 【解決手段】 支柱13に固定された支持ブラケット1
2におけるアーム部17の基端部に側方へ突出する支持
ピン29を設け、踏み板11の側面に係止溝46を設
け、前記支持ピン29を同係止溝46に係入させる。昇
降スペースを作る際には、前記踏み板11を支持ブラケ
ット12の支持ピン29を支点として上方へ回動させ、
略水平状態から略垂直状態にさせて、同踏み板本体42
を鉛直下方に移動させることにより、前記係止溝46内
を支持ピン29が相対的に摺動する。この結果、係止溝
46の先端部に支持ピン29が掛止めされ、踏み板11
は吊下保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場等で用い
られる仮設足場用支持ブラケット及び仮設足場用踏み板
並びに仮設足場支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物を建築する際に使用される仮設足場
は、躯体の周りに複数の支柱を並設し、その支柱に対し
て片持ち状態で支持ブラケットが設けられている。そし
て、前記支持ブラケットに踏み板を略水平状態に支持さ
せることにより、作業用の仮設足場が確保され、同足場
上で作業者は作業をするようになっている。ここで、従
来より支持ブラケットとしては、非収納式のものと収納
式のものの2種類が知られている。最近では、躯体沿い
に作業用部材を積み下ろしするための昇降スペースを作
る際に、踏み板とともに支持ブラケットを外す必要がな
い収納式の支持ブラケットが提案されてきている。前記
収納式の支持ブラケットとしては例えば特開平8−13
5175公報(第1の従来構成)に示されているような
ものが知られている。この支持ブラケットによれば、作
業をする際は、複数の掛止爪を備えた踏み板を、躯体側
に延出する支持ブラケットのアーム部で掛止めする。そ
して、躯体沿いに昇降スペースを作りたいときには、踏
み板を支持ブラケットから外し、その後、支持ブラケッ
トのアーム部をその基端部を支点として上方に収納して
昇降スペースを作るようにしている。
【0003】又、近時においては、特開平11ー622
23号公報(第2の従来構成)に示すような構造の踏み
板も提案されている。この踏み板によれば、支柱の連結
枠に係止するためのくさびを踏み板の基端部に直接回動
可能に取着し、前記踏み板の先端部に腕部を回動可能に
取着して、同腕部の先端部に支柱に対して固定保持する
ためのクランプを備える。そして、作業する際は踏み板
が略水平状態になるようにクランプを支柱に対して締付
け固定する。さらに、昇降スペースを作る際は、一旦ク
ランプを支柱から外し踏み板をくさびを支点に回動させ
ることにより起立させ、その起立状態で再びクランプを
支柱に締め付け固定して、昇降スペースを作るようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1の従来構成のような支持ブラケットは非収納式のも
のに比べると、昇降スペースを作る際は、アーム部が起
立するため、いちいち支持ブラケットを外す必要がない
ものの、踏み板は依然として支持ブラケットから外し
て、近くの仮設足場上に仮置きしたり、又は下に降ろし
たりしなくてはならないという問題があった。この点、
第2の従来構成では、踏み板を回動させて、起立させる
ことにより、踏み板を他の場所等に移動させることはな
い。しかし、第2の従来構成では、一旦クランプを外し
て、その後再び別の位置にクランプを締付け固定させな
くてはならず、その作業が非常に面倒であるという問題
が生じる。
【0005】本発明は上記した各問題を解決するために
なされたものであり、その目的は、仮設足場用踏み板を
他の場所に移動させることなく、且つ容易に昇降スペー
スを作ることができる仮設足場用支持ブラケット及び仮
設足場用踏み板並びに仮設足場用支持構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、支柱に対してアーム部
が片持ち状態となるように取着され、そのアーム部によ
り仮設足場用踏み板を略水平状態にして支持可能な仮設
足場用支持ブラケットであって、前記踏み板の支持ブラ
ケット側の側面に同側面の長手方向に延びるように設け
られた係合部を介して踏み板を略垂直状態にして係合保
持可能な支持部を備えたことを要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の仮設足場用支持ブラケットにおいて、前記アーム部
は、基端側の固定アーム部と先端側の可動アーム部とか
らなり、可動アーム部は固定アーム部に対して上方に折
曲げ回動可能な構成であって、前記支持部は固定アーム
部から側方へ突設されていることを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の仮設足場用支持ブラケットにおいて、前
記支持部は、可動アーム部の回動支点と同一軸線上に設
けられていることを要旨とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求
項3のうちいずれか1項に記載の仮設足場用支持ブラケ
ットにおいて、前記支持部の下方近傍において同支持部
を通る鉛直線上には前記踏み板の係合部に係入可能な振
れ止め部が設けられていることを要旨とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のうちいずれか1項に記載の仮設足場用支持ブラケ
ットにおいて、前記固定アーム部の基端側下方には支柱
に係合する支持機構が設けられ、同支持機構と固定アー
ム部との間には両アーム部を支持するための筋交が斜設
されると共に、前記支持機構と筋交は、同支持機構又は
筋交の少なくとも一方に設けられた係止手段と、同係止
手段と対応するように他方に設けられた被係止手段とが
互いに係合することにより保持されるように構成したこ
とを要旨とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、仮設足場用支持
ブラケットのアーム部にて支持される仮設足場用踏み板
であって、同踏み板には請求項1〜請求項5のうちいず
れか一項に記載の仮設足場用支持ブラケットの支持部を
係入可能とする係合部が前記支持部と対向する側面に同
側面の長手方向に延びるように設けられていることを要
旨とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の仮設足場用踏み板を請求項1〜請求項5のうちいずれ
か1項に記載の仮設足場用支持ブラケットにて支持して
いる仮設足場支持構造であることを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1の発明によれば、足場と
して踏み板を使用するときは、支持ブラケットのアーム
部に前記踏み板を略水平状態に支持させる一方、作業用
部材の積み下ろし作業等により昇降スペースが必要なと
きは、踏み板を略垂直状態にして係合部に支持ブラケッ
ト側の支持部を係合させる。そして、その状態から踏み
板を下降させると、前記支持部が係合部に沿って同係合
部の一端側へスライドするように相対移動し、前記係合
部の一端部にて踏み板は係合保持される。従って、昇降
スペースを作る際にいちいち踏み板を他の場所に運んだ
りすることなくその場で容易に同踏み板は邪魔にならな
い位置に配置される。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用に加えて、昇降スペースを作る際には、可動アー
ム部を上方に折り曲げ回動させ、且つ支柱近くに位置す
る固定アーム部の側方に突設された支持部にて踏み板は
略垂直状態に保持される。従って、上方には前記可動ア
ーム部の回動を妨げるものが何もないため、昇降スペー
スが容易に且つ広く設けられると共に、踏み板は両側か
ら支持され安定して保持される。
【0015】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明の作用に加えて、可動アーム部と踏み板の
回動支点が同一軸線上であるため、踏み板は可動アーム
部の回動と共に略水平状態から略垂直状態に移動され
る。
【0016】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のうちいずれか1項の発明の作用に加えて、踏み板
を略垂直状態にするときには、振れ止め部は踏み板の係
合部に支持部とともに係入され、同支持部及び振れ止め
部が同時に係合部を相対的に摺動する。従って、踏み板
はその一側面が2点で支持されることとなり、安定して
略垂直状態に保持される。
【0017】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4のうちいずれか1項の発明の作用に加えて、係止手
段と被係止手段を係合させるのみで確実に筋交は支持機
構に対して斜め方向に斜設されると共に、前記係止手段
と被係止手段の係合部位を取り外すのみで筋交を支持機
構から取り外される。
【0018】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5のうちいずれか1項の発明の作用を有する仮設足場
用支持ブラケットの支持部が踏み板の係合部に係入され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
を建築現場で用いられる仮設足場に具体化した一実施形
態を図1〜図12に従って説明する。なお、以下の説明
において、「右」又は「左」は特に断らない限り支柱1
3側から躯体14側を見た場合の「右」又は「左」を示
すものとし、「前」又は「後」は特に断らない限り躯体
14側を「前」とし支柱13側を「後」とする。
【0020】図1及び図2に示すように、本実施形態に
おける仮設足場支持構造は主として、仮設足場用踏み板
としての踏み板11、及びそれを支持する仮設足場用支
持ブラケットとしての支持ブラケット12、並びにその
支持ブラケット12を固定保持する支柱13とにより構
成されている。
【0021】躯体14の周りに立設されている支柱13
はパイプ状の柱体であり、同支柱13の外周上には、4
つの連結枠15が約90度の角度間隔をおいて四方向に
設けられている。躯体14側の連結枠15には、支持ブ
ラケット12の基端部から鉛直下方に延設されたくさび
16が嵌入されており、前記支持ブラケット12は支柱
13に対して、片持ち状態で支持されるようになってい
る。支持ブラケット12における支柱13と直交する方
向にはくさび16と一体形成されたアーム部17が延設
されている。前記アーム部17は支持ブラケット12の
基端側に設けられた断面四角形状の固定アーム部18と
支持ブラケット12の先端側に設けられ、固定アーム部
18よりも長手方向に長いパイプ状の可動アーム部19
とから構成されている。
【0022】前記可動アーム部19の基端部には、図3
に示すように、平断面コ字状の連結部20が設けられて
いる。前記可動アーム部19と連結部20とは可動アー
ム部19の基端面が連結部20の前端面20aに当接し
た状態で一体形成されており、前記連結部20の両側部
20bは固定アーム部18の側面を覆うように形成され
ている。そして、前記連結部20の両側部20b及び固
定アーム部18を介してボルト及びナットの締付けによ
り回動軸21が設けられている。この結果、前記可動ア
ーム部19は前記回動軸21を支点として、固定アーム
部18に対して上方に折曲げ回動可能になっている。
又、可動アーム部19の先端部には上側方へ突出したフ
ランジ22が形成されている。
【0023】図2に示すように、前記連結部20の両側
部20bにおける下端部と後端部は側面略三角形状の突
出部23とされており、両突出部23には第1及び第2
ピン孔24,25がそれぞれ形成されている。第1ピン
孔24は、前記回動軸21の軸心を通る鉛直線上に形成
されており、第2ピン孔25は、前記回動軸21の軸心
を通る水平線上に形成されている。尚、図2においては
突出部23並びに第1及び第2ピン孔24,25は片側
のみを図示する。
【0024】図4に示すように、前記固定アーム部18
の下面には突片26が一体形成されており、同突片26
には、前記第1ピン孔24と同一軸線上に第3ピン孔2
7が形成されている。そして、この第1及び第3ピン孔
24,27には固定ピン28が着脱可能に挿入され、こ
の固定ピン28の挿入により、可動アーム部19は略水
平状態で回動不能に保持されるようになっている。又、
可動アーム部19を回動させ上方に折曲げたときは、前
記第2ピン孔25が突片26の第3ピン孔27と同一軸
線上に位置し、固定ピン28により略垂直状態に保持さ
れるようになっている。そして、前記固定アーム部18
の側面における連結部20の後方には支持部としての支
持ピン29が突設されている。
【0025】前記固定アーム部18の下方において、前
記支持ピン29を通る鉛直線上にはパイプ状の連結棒3
0が上下方向に延びるように設けられている。そして、
前記連結棒30の上部側面には、前記支持ピン29と同
一形状である振れ止め部としての振れ止めピン31が支
持ピン29を通る鉛直線上に突設されている。前記連結
棒30の下端には支持板32が連結され、同支持板32
は支柱13に対して、図6に示すように、同支持板32
の支柱13側に一体形成された平断面略半円状の係止部
33により係止保持されている。そして、前記支持板3
2と係止部33とから支持機構は構成されている。
【0026】前記支持板32と可動アーム部19の先端
下部との間には筋交34が斜設されている。前記筋交3
4における可動アーム部19側の端部は可動アーム部1
9の先端下部に設けられた2つの延出部35に挟まれた
状態で、同延出部35に挿設されたボルト軸36に回動
可能に軸支されている。尚、このボルト軸36はナット
(図示しない)により離脱不能になっている。一方、筋
交34の支持板32側の端部は図5に示すように下隅か
ら斜め上方に向かって切欠溝37が形成されており、同
筋交34の端部近傍には一対の係止ピン38が左右両側
に突設されている。図6に示すように、支持板32にお
ける躯体14側端部中央には上下方向にスリット39が
設けられている。そして、支持板32には同スリット3
9を介して掛止軸40が左右方向に貫設されており、前
記筋交34の切欠溝37はスリット39内の掛止軸40
に脱着可能に掛止めされている。又、前記掛止軸40の
両端部にはロックプレート41が回動可能に軸支されて
いる。前記ロックプレート41の先端部は鍵状に形成さ
れており、その先端部が前記筋交34の係止ピン38に
脱着可能に掛止めされている。従って、筋交34の切欠
溝37と支持板32のロックプレート41がそれぞれ、
掛止軸40及び係止ピン38に掛かり合うことで、前記
筋交34は支持板32に対して脱着可能に、且つ確実に
保持されるようになっている。尚、前記筋交34の切欠
溝37及び支持板32のロックプレート41により係止
手段は構成されており、支持板32の掛止軸40及び筋
交34の係止ピン38により被係止手段は構成されてい
る。
【0027】次に、前記踏み板11は、図1に示すよう
に、踏み板本体42及び複数の掛止爪44,45から構
成されている。踏み板本体42は、左右一対の短辺部4
2a及び前後一対の長辺部42bとによって長方形状に
構成されており、前記長辺部42b及び短辺部42aの
内部には網43が張設されている。前記踏み板本体42
における短辺部42a側面の前端部及び可動アーム部1
9の基端部付近に対応する部位には第1及び第2掛止爪
44,45がそれぞれ固定されている。同第1及び第2
掛止爪44,45は左右方向に突設されており、その先
端部は可動アーム部19に対して上方から掛止めできる
ように鍵状に形成されている。又、前記短辺部42aの
側面には、図7に示すように、係合部としての係止溝4
6が設けられている。前記係止溝46は短辺部42aの
後端部から第2掛止爪45に至るまで切欠き溝状に形成
されている。即ち、係止溝46の後端部は後方に開口形
成されている。そして、支持ブラケット12の支持ピン
29が前記係止溝46に摺動可能に係入されている。
【0028】ここで、前記支持ピン29及び振れ止めピ
ン31並びに係止溝46について更に説明する。支持ピ
ン29及び振れ止めピン31は図8に示すように、左右
方向に延びる軸部としての棒体47にその径よりも大径
の頭部としてのピンヘッド48が一体形成された平断面
T字状に形成されている。一方、係止溝46は幅広部と
しての収容部49と幅狭部としての開口部50とから構
成されている。前記開口部50の溝幅は前記支持ピン2
9の棒体47の径よりは大きく形成されており、ピンヘ
ッド48の径よりは小さく形成されている。又、前記収
容部49の溝幅はピンヘッド48の径よりも大きく形成
されている。従って、支持ピン29及び振れ止めピン3
1は前記係止溝46内をスムーズに摺動できると共に、
両ピン29,31が踏み板11の移動に伴い係止溝46
の後端部から抜脱されるまで左右方向には外れないよう
になっている。
【0029】次に、以上のように構成された本実施形態
の作用を説明する。まず、作業者が仮設足場として支持
ブラケット12及び踏み板11を使用する場合について
説明する。まず、支持ブラケット12の係止部33を支
柱13に係止させると共に、支柱13の連結枠15に支
持ブラケット12のくさび16を嵌入させる。そして、
可動アーム部19を略水平状態に配置し、固定ピン28
を第1及び第3ピン孔24,27に挿入させて前記可動
アーム部19を略水平状態に保持させる。次いで、その
自重により、下垂している筋交34をボルト軸36を支
点に回動させて、同筋交34の切欠溝37を支持板32
の掛止軸40に掛止めする。そして、支持板32の両ロ
ックプレート41を回動させて、その先端部を筋交34
の係止ピン38にそれぞれ引っ掛けることにより、図2
に示すように、支持ブラケット12は略水平状態に固定
される。その後、踏み板11の係止溝46に支持ブラケ
ット12の支持ピン29を係止溝46の後端部から係入
させて、踏み板11の第1及び第2掛止爪44,45を
可動アーム部19に掛止めする。この結果、踏み板11
は支持ブラケット12の可動アーム部19間に架設され
たことになる。このとき、支持ブラケット12は筋交3
4及び固定ピン28により、上下に回動することなく確
実に略水平状態に保持されて使用される。
【0030】次に、作業用部材の積み下ろし等のために
昇降スペースを作る場合について説明する。まず、踏み
板11については図9に示すように、第1及び第2掛止
爪44,45を可動アーム部19から外し、支持ピン2
9を支点として踏み板本体42を、図9及び図10に示
すように、略垂直状態にまで上方に回動させる。そし
て、支持ピン29を係止溝46に対して相対的に摺動さ
せることにより、踏み板本体42を鉛直下方に移動させ
る。同踏み板本体42を下方移動させながら、図11に
示すように、支持ピン29を通る鉛直線上に位置する振
れ止めピン31を踏み板本体42の係止溝46にその後
端部から係入させ、支持ピン29及び振れ止めピン31
を前記係止溝46に対して相対的に摺動させる。
【0031】すると、図12に示すように、支持ピン2
9が係止溝46の先端部にて係止されることにより、踏
み板11は支持ピン29にて吊下状態で起立保持され
る。ここで、前記振れ止めピン31により、踏み板本体
42はその一側面を2点で支持されながら下方移動及び
吊下状態にされるため、前後方向に揺れたりすることな
く安定して移動及び吊下保持される。又、支持ピン29
及び振れ止めピン31は平断面T字状に形成されてお
り、係止溝46は両ピンの棒体47及びピンヘッド48
に対応させて開口部50及び収容部49から構成されて
いるため、踏み板本体42に左右方向に力が加わった場
合でも、係止溝46から支持ピン29及び振れ止めピン
31が外れることなく確実に両ピンは摺動され、吊下保
持される。
【0032】一方、支持ブラケット12については、ま
ず、図10に示すように、筋交34の係止ピン38に掛
止めされているロックプレート41を掛止軸40を支点
として上方に回動させて係止ピン38から外すととも
に、筋交34を延出部35を支点として上方に回動させ
て、切欠溝37を掛止軸40から外す。そして、連結部
20の第1ピン孔24及び第3ピン孔27に挿入されて
いた固定ピン28を抜く。すると、可動アーム部19は
連結部20の回動軸21を支点として回動可能となり、
図11に示すように、前記可動アーム部19を上方に折
曲げ回動させる。その後、図12に示すように、略垂直
状態にまで回動させ、固定ピン28を第2ピン孔25及
び第3ピン孔27に挿入することにより、支持ブラケッ
ト12は起立保持される。このとき、可動アーム部19
の先端部に設けられている筋交34は延出部35のボル
ト軸36に回動可能に取付けられているため、その自重
により下垂する。このため、前記筋交34は可動アーム
部19が起立状態に位置するとき、同可動アーム部19
に沿って起立位置に配置される。
【0033】次いで、作業用部材の積み下ろしが終わ
り、再び略水平状態に戻す場合について説明する。ま
ず、第2及び第3ピン孔25,27に挿入されていた固
定ピン28を抜き、可動アーム部19を回動軸21を支
点として下方に回動させる。そして、筋交34及びロッ
クプレート41を掛止軸40及び係止ピン38にそれぞ
れ掛止めして、さらに、固定ピン28を第1及び第3ピ
ン孔24,27に挿入することにより、可動アーム部1
9を略水平状態に固定させる。その後、支持ピン29及
び振れ止めピン31を係止溝46に対して相対的に摺動
させながら、踏み板11を鉛直上方に持ち上げ、係止溝
46の後端部から振れ止めピン31を抜き外す。する
と、踏み板11は支持ピン29を支点として回動可能と
なるため、同支持ピン29を支点として下方に回動させ
る。そして、踏み板11の第1及び第2掛止爪44,4
5を可動アーム部19に掛止めすることにより、再び踏
み板11は略水平状態となり作業可能な状態となる。
【0034】従って、上記実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)上記実施形態では、踏み板11を支持ブラケット
12の支持ピン29を支点として回動させ、同支持ピン
29が係止溝46の先端部と係合することにより、前記
踏み板本体42を略垂直状態に吊下保持できるため、昇
降スペースを作る際に、いちいち踏み板11をどこか別
の場所へ移動させる必要がない。また、従来と異なり、
昇降スペースを作る際にわざわざクランプ等を締付けた
り外したりする必要もないため、同踏み板11を吊下げ
ることで容易に昇降スペースを作ることができる。
【0035】(2)上記実施形態では、昇降スペースを
作る際には、支持ブラケット12の可動アーム部19
は、上方へ折曲げ回動され起立状態に配置されるため、
作業用部材を積み下ろしする際に可動アーム部19が邪
魔になることはない。さらに可動アーム部を側方に折曲
げる構成とは異なり、上方には可動アーム部19を収納
するスペースが充分に想定されているため、容易に昇降
スペースを設けることができる。
【0036】(3)上記実施形態では、支持ピン29の
鉛直線上に延設された連結棒30に振れ止めピン31が
突設されているため、踏み板本体42を鉛直下方に移動
させる際、及び踏み板11を吊下状態で保持する際に、
支持ピン29及び振れ止めピン31が係止溝46に対し
て相対的に摺動し、前後方向に揺れたりすることなく安
定した状態で上下移動及び吊下保持できる。
【0037】(4)上記実施形態では、係止溝46は切
欠き溝状に形成されているため、踏み板11を架設する
ときも簡単に支持ピン29を係止溝46に係入できると
ともに、踏み板本体42を略垂直状態にして、鉛直下方
に移動させるときも、振れ止めピン31を簡単に前記係
止溝46に係入できる。
【0038】(5)上記実施形態では、支持ピン29は
T字状に形成され、一方、係止溝46はその支持ピン2
9の形状に対応するように幅狭の開口部50と幅広の収
容部49とから構成された形状であるため、吊下状態に
あるときに、左右方向に力が加わっても、支持ピン29
のピンヘッド48が開口部50に引掛かり外れることは
ない。
【0039】(6)上記実施形態では、筋交34と支持
板32の固定方法は同筋交34の切欠溝37を支持板3
2の掛止軸40に掛止めさせ、支持板32における両ロ
ックプレート41の先端部を筋交34の係止ピン38に
それぞれ掛止めするだけであるため、容易に筋交34を
斜め方向に固定支持させることができると共に、取り外
すときでも煩わしさはない。さらに、2箇所で掛止めし
ているため、確実に筋交34を固定保持させることがで
きる。
【0040】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態を図13〜図17に従って説明する。尚、以下の実施
形態においては、既に説明した実施形態の構成と同一構
成又は相当する構成については、同一番号を付しその重
複説明を省略する。
【0041】本実施形態においては、図13及び図14
に示すように、支持ブラケット12の可動アーム部19
は、先端側の第1可動アーム部19aと、基端側の第2
可動アーム部19bとから構成されている。第2可動ア
ーム部19bは第1可動アーム部19aより僅かに大径
に形成された筒状体であり、第1可動アーム部19aを
同軸上で前後方向に摺動させながら支持可能になってい
る。この結果、可動アーム部19は前後方向に伸縮自在
となっており、第2可動アーム部19bにおける先端部
の側方側に設けられた抜止めボルト51により、所望の
位置にて第2可動アーム部19bに対する第1可動アー
ム部19aの突出量が調整されて、両アーム部19a,
19bは支持固定されるようになっている。
【0042】一方、踏み板本体42の短辺部42aに
は、図14及び図15に示すように、第1掛止爪44が
同短辺部42aの前端部に設けられている。又、短辺部
42aの側面にはその後端部から第1掛止爪44の付近
まで係止溝46が切欠形成されており、その係止溝46
には可動掛止爪52が取付けられている。前記可動掛止
爪52は図16に示すように正断面コ字状の摺動部53
に掛止爪本体54が一体形成された形状となっており、
前記摺動部53は、短辺部42aの上面から下面に亘っ
て覆うように形成されている。摺動部53における可動
アーム部19側の面には図15に示すように2本の摺動
ボルト55が係止溝46に向かって装着されており、両
摺動ボルト55は係止溝46の収容部49内にてナット
56により螺合されている。ここで、前記摺動ボルト5
5の軸径は係止溝46の開口部50の溝幅よりも小さく
形成されており、ナット56の外径は前記開口部50の
溝幅よりは大きく、収容部49の溝幅よりは小さく形成
されている。この結果、可動掛止爪52は係止溝46か
ら外れることなく、同係止溝46上を摺動可能になって
いる。
【0043】次に、以上のように構成された本実施形態
の作用を説明する。まず、仮設足場を設定する場合にお
いては、支持ブラケット12をくさび16及び支持板3
2並びに筋交34により、支柱13に対して、可動アー
ム部19が略水平状態に支持されるように固定する。そ
れとほぼ同時に、支柱13と躯体14との間の距離に合
わせて、図17に示すように、第1可動アーム部19a
を第2可動アーム部19bに対して進退移動させること
により可動アーム部19を伸縮させ、抜止めボルト51
により所望の位置にて係止保持させる。
【0044】そして、踏み板11の係止溝46に支持ブ
ラケット12の支持ピン29を係入させ、踏み板11を
設置する。このとき、踏み板11はその前端部と第1可
動アーム部19aの先端部とが水平線上に並ぶように設
定される。それとともに、踏み板11の可動掛止爪52
は、第2可動アーム部19bの基端部に対応するように
係止溝46に沿って摺動させられ、同第2可動アーム部
19bに掛止保持される。
【0045】次に、昇降スペースが必要な場合には、支
持ピン29を中心に、踏み板11を上方に回動させ、同
踏み板11が略垂直状態、即ち起立位置になるようにす
る。そして、そのまま、踏み板本体42を鉛直下方に移
動させて、係止溝46の後端部から振れ止めピン31を
係入させる。そして、踏み板本体42が下方移動される
ことにより、可動掛止爪52は支持ピン29に押され鉛
直上方に移動していき、図19に示すように、可動掛止
爪52の摺動ボルト55が前記係止溝46の先端部に係
止するとともに、支持ピン29が掛止爪本体54の側面
に係止される。この結果、前記踏み板本体42は、略垂
直状態で支持ピン29及び係止溝46により吊下保持さ
れる。この後、ロックプレート41及び筋交34を係止
ピン38及び掛止軸40から外して、可動アーム部19
を上方に折曲回動させることにより、昇降スペースは作
られる。このとき、前記係止溝46は短辺部42aの後
端部から同短辺部42aの長さ方向における中心位置を
越えて前端部よりの位置まで切欠形成されており、前記
支持ピン29は踏み板11の重心よりも上で同踏み板1
1を掛止支持することになるため、踏み板11は安定し
て略垂直状態で支持されている。
【0046】また、再度踏み板11を略水平状態に位置
させる場合においては、可動アーム部19を略水平状態
に設定保持させた後、踏み板11を鉛直上方に移動さ
せ、係止溝46から振れ止めピン31を外し、支持ピン
29を支点として下方に回動させる。そして、可動掛止
爪52を再び係止溝46に沿って摺動させ、第2可動ア
ーム部19bの基端部に掛止めすることにより、踏み板
11は再び略水平状態に掛止保持される。
【0047】従って、本実施形態によれば、前記第1実
施形態における(1)〜(6)に記載の効果に加えて、
踏み板本体42の一側面に設けられている掛止爪44,
52のうち一方は係止溝46に沿って摺動する可動掛止
爪52であるため、支柱13と躯体14との距離に合わ
せて、可動アーム部19の長さが短くされても、それに
対応して、踏み板11を掛止めすることができる。又、
可動掛止爪52は、係止溝46の収容部49及び開口部
50を利用して、ボルト55とナット56にて、確実に
踏み板本体42に組付けられているため、前後方向に簡
単に摺動し、且つ摺動中に係止溝46から外れてしまう
おそれはない。さらに、可動アーム部19は伸縮自在の
構成にされているため、躯体14と支柱13との間隔に
容易に対応させることができる。又、係止溝46は短辺
部42aの後端部から同短辺部42aの長さ方向におけ
る中心位置を越えて前端部よりの位置まで切欠形成され
ているため、前記支持ピン29は踏み板11の重心より
も上で同踏み板11を掛止支持することになり、安定し
て踏み板11を略垂直状態に支持することができる。
【0048】なお、上記各実施形態は以下のような別例
に変更して具体化してもよい。 ・上記第1実施形態では、可動アーム部19は伸縮しな
い固定式であり、上記第2実施形態では、可動アーム部
19は伸縮自在であったが、可動アーム部19は伸縮し
てもしなくてもどちらでもよい。
【0049】・上記第1及び第2実施形態では、支持ブ
ラケット12のアーム部17は固定アーム部18と可動
アーム部19からなる収納式の支持ブラケット12であ
ったが、図18に示すように非収納式の支持ブラケット
12を用いてもよい。また、この場合、図18に示すよ
うな伸縮しない固定式のアーム部17にしても、伸縮自
在のアーム部17にしてもよい。
【0050】・上記第2実施形態では、踏み板本体42
の一側面に設けられる掛止爪44,52は一方が固定さ
れた掛止爪44であり、他方が可動掛止爪52であった
が、両方共を可動掛止爪52にしてもよい。このように
した場合、係止溝46は踏み板本体42の短辺部42a
の前後方向略全体に亘って設けることとなる。
【0051】・上記第1及び第2実施形態では支持ピン
29と振れ止めピン31により、略垂直状態の踏み板1
1を支持していたが、3以上の複数の支持ピン29及び
振れ止めピン31にて支持してもよい。
【0052】・上記第1及び第2実施形態では、踏み板
11を略垂直状態にさせ、支持ピン29及び振れ止めピ
ン31を係止溝46に沿って相対的に摺動させたが、振
れ止めピン31を設けなくてもよい。このようにした場
合、支持ピン29のみが係止溝46を相対的に摺動する
ことになる。また、このようにした場合は、係止溝46
の代わりに踏み板11の短辺部42aに長孔等を形成し
てもよい。このようにしても、踏み板11を略垂直状態
にして前記長孔の端部に支持ピン29が係止されること
により前記踏み板11を吊下支持することができる。
【0053】・上記第1及び第2実施形態では、固定ア
ーム部18の下方には連結棒30が設けられ、同連結棒
30上に振れ止めピン31が突設されていたが、連結棒
30は設けなくてもよい。この場合、振れ止めピン31
を設けないようにしても、連結棒30の代わりに固定ア
ーム部18の下部を張出し形成して、そこに振れ止めピ
ン31を設けてもよい。
【0054】・上記第1及び第2実施形態では、支持ピ
ン29及び振れ止めピン31は平断面T字状に形成され
ていたが、T字状に限らず棒状等でもよい。 ・上記第1及び第2実施形態では、可動アーム部19は
上方に折曲げ回動可能であったが、側方又は下方に折曲
げ回動な可動アーム部19であってもよい。
【0055】・上記第1〜第2実施形態では、建築現場
で用いられる仮設足場に具体化させたが、他の工事現場
又は倉庫内の足場等に具体化させてもよい。 ・上記第1及び第2実施形態では、支持ピン29及び振
れ止めピン31は同一形状に形成したが、係止溝46を
摺動するならば異なった形状でもよい。
【0056】・上記第1及び第2実施形態では、筋交3
4は、同筋交34の切欠溝37を支持板32の掛止軸4
0に掛止めさせ、支持板32における両ロックプレート
41の先端部を筋交34の係止ピン38にそれぞれ掛止
めすることにより支持板32に支持固定されていたが、
支持板32に係止ピン38を設け、筋交34にロックプ
レート41を設けて掛止めするようにしてもよい。ま
た、筋交34の先端部に切欠溝37を設けず、支持板3
2に筋交34の先端部と同一形状の密嵌孔を設け、前記
筋交34の先端部を支持板32の密嵌孔に嵌入させても
よい。この場合、筋交34の先端部と密嵌孔により係止
手段と被係止手段は構成される。さらに、ロックプレー
ト41及び係止ピン38を設けずに、筋交34の切欠溝
37と掛止軸のみで、前記筋交34を支持固定させても
よい。
【0057】・上記第1実施形態では、踏み板11の係
止溝46は短辺部42aの後端部から第2掛止爪45に
至るまで切欠き溝状に形成されていたが、図20(a)
に示すように、短辺部42aの後端部から短辺部42a
の長さ方向における中心位置を越えて前端部よりの位置
まで切欠形成してもよい。このようにした場合、図20
(b)に示すように、前記踏み板11を鉛直方向に相対
的に摺動させる際に支持ピン29と第2掛止爪45とが
接触することを防ぐために、第2掛止爪45が開口部5
0の開口端よりも開口部50側(図20(b)において
下方)に突出しないように形成する必要がある。このた
め、係止溝46を長く形成する場合、可動掛止爪52を
用いた方がよりよいが、このようにしても、踏み板11
を略垂直状態で保持でき、さらに、支持ピン29は踏み
板11の重心よりも上方で同踏み板11を支持すること
になり、例えば、振れ止めピン31が設けられていない
場合でも安定して前記踏み板11を略垂直状態で支持す
ることができる。
【0058】・上記第1及び第2実施形態では、振れ止
めピン31は連結棒30の上部側面に固定されていた
が、図21に示すように、アーム部17の延設方向に対
して直交する方向に対して摺動可能な可動振れ止め部と
しての可動振れ止めピン31aとしてもよい。又、図2
2(a)及び図22(b)に示すように上方若しくは下
方に対して折れ曲げ回動可能な可動振れ止めピン31
b,31cとしてもよい。これらのようにすれば、踏み
板11の係止溝46に沿って支持ピン29を相対移動さ
せる際に、可動振れ止めピン31a,31b,31cを
動かして係止溝46に対して干渉しないように配置させ
ることにより、いちいち係止溝46の後端部と可動振れ
止めピン31a,31b,31cとの位置合わせをする
必要がない。従って、容易に係止溝46と可動振れ止め
ピン31a,31b,31cとを係合させることができ
る。
【0059】・上記第1及び第2実施形態では、支持ピ
ン29は固定アーム部18の側面における連結部20の
後方に設けられていたが、図23に示すように、支持ピ
ン29を連結部20における回動軸21と同一軸線上に
形成してもよい。このようにすれば、踏み板11と可動
アーム部19とを同時に回動させることができ、昇降ス
ペースを作る際の効率を向上させることができる。この
とき、前記回動軸21と支持ピン29を同一部材で構成
してもよいし、別部材で構成してもよい。また、勿論固
定アーム部18を下方に張出し形成して、支持ピン29
の鉛直線上に振れ止めピン31を設けることも可能であ
る。
【0060】・上記第1及び第2実施形態では、筋交3
4の切欠溝37と支持板32の掛止軸40、及び支持板
32のロックプレート41と筋交34の係止ピン38と
をそれぞれ掛止めする構成により、支持板32に対して
筋交34を取付けていたが、図24に示すように、筋交
34の先端部に設けられた係止部材57と支持板32に
設けられた係止凹部58にて筋交34を支持板32に対
して係合保持してもよい。図24によれば、筋交34の
先端部には左右方向に延びるように直方体形状の係止部
材57が設けられており、同係止部材57の側断面は鉛
直方向に長い長方形状にされている。そして、支持板3
2には同係止部材57と略同一形状の係止凹部58が鉛
直方向に延びるように切欠き形成されている。そして、
前記係止部材57を上方から係止凹部58に対して係合
することにより、筋交34は支持板32に対して保持さ
れる。
【0061】このようにすれば、アーム部17に荷重が
掛かり筋交34がボルト軸36を支点に回動しようとす
る場合でも、直方体形状に形成された係止部材57が係
止凹部58の内面に即座に係止され、筋交34の回動、
即ち、可動アーム部19が動くことを確実に防止でき
る。又、上記第1及び第2実施形態と異なり、1箇所で
支持板32と筋交34を係合保持しているため、支持ブ
ラケット12に係る部品点数を減らすことができる。さ
らに、係止凹部58は鉛直方向に切欠き形成されてお
り、係止部材57の側断面は長方形状に形成されている
ため、意図的に筋交34を持ち上げなければ前記係止部
材57を係止凹部58から抜き外すことはできず、偶発
的に筋交34が外れてしまうことはない。尚、この場
合、係止部材57にて係止手段は構成されるとともに、
係止凹部58にて被係止手段は構成される。
【0062】・上記第1及び第2実施形態では、筋交3
4の切欠溝37と支持板32の掛止軸40、及び支持板
32のロックプレート41と筋交34の係止ピン38と
をそれぞれ掛止めする構成にて、支持板32に対して筋
交34を取付けていたが、図25及び図26に示すよう
な構成にしてもよい。図25及び26によれば、筋交3
4に設けられた係止ピン38と支持板32に設けられた
ロックプレート41及び切欠溝59にて筋交34は支持
板32に対して取付けられる。
【0063】更に詳しく説明すると、筋交34の支持板
32側における先端部には一対の係止ピン38が両側部
に突設されており、支持板32の躯体14側におけるス
リット39を挟んだ両側片部32aには鉛直方向に切欠
溝59が形成されている。又、支持板32に対して回動
可能に軸着されたロックプレート41の基端側下方には
突起60が設けられている。そして、筋交34の両係止
ピン38が支持板32の切欠溝59に係合された状態
で、同係止ピン38の先端部にロックプレート41が掛
止めされることにより、前記筋交34は支持板32に対
して固定保持されている。ここで、前記筋交34の係止
ピン38が切欠溝59から抜き外される際には、図25
に示すように、ロックプレート41はその自重により下
方に回動し、前記突起60にて係止される。この結果、
切欠溝59の反スリット39側にはロックプレート41
の先端側が宛われ、係止ピン38の係入が不能となる。
【0064】このようにしても、容易に筋交34を支持
板32に対して固定支持させることができると共に、取
り外すときも煩わしさはない。又、筋交34を支持板3
2に取付ける際には、まず、突起60に係止されている
ロックプレート41を持ち上げないと係止ピン38の切
欠溝59に対する係合が不可能であるため、ロックプレ
ート41を係止ピン38に掛け忘れることはない。尚、
このようにした場合は、ロックプレート41及び係止ピ
ン38にて係止手段は構成され、同係止ピン38及び切
欠溝59にて被係止手段は構成される。
【0065】・上記第1及び第2実施形態では、支持ブ
ラケット12は支柱13の連結枠15に対してくさび1
6を嵌入することにより前記支柱13に取付けられてい
たが、支持ブラケット12の基端部にクランプを設け
て、同クランプにて支柱13に取付けてもよい。このよ
うにすれば、連結枠15の位置を考慮する必要なく、支
柱13のどの位置にでも支持ブラケット12を取付ける
ことができる。
【0066】・上記第1及び第2実施形態では、係止溝
46は踏み板11における短辺部42aの後端側に支持
ピン29を係入させるための開口を形成していたが、図
27(a)に示すように、短辺部42aの短手方向、即
ち、上下方向のうちの一方である踏み板11の下側に開
口を形成し、そこから、支持ピン29を係入させてもよ
い。このようにした場合、踏み板11を略垂直状態に起
立させた際における振れ止めピン31の係入は不能とな
るため、振れ止めピン31は設けられない。又、図27
(b)に示すように、前記とは反対に、踏み板11の上
側に開口を形成してもよい。尚、図27(a)及び図2
7(b)には第2掛止爪45又は可動掛止爪52が設け
られていないが、勿論同第2掛止爪45又は可動掛止爪
52を設けてもよい。
【0067】・上記第1及び第2実施形態では、掛止爪
44,45,52は各短辺部42aに2個ずつ、即ち、
1つの踏み板11に4個の掛止爪44,45,52が設
けられていたが、図27(a)〜図27(d)に示すよ
うに、踏み板本体42に掛止め部としての第1掛止爪4
4のみを設けて、同第1掛止爪44と支持ブラケット1
2に突設された支持ピン29とで踏み板11を支持して
もよい。このようにしても、確実に踏み板11を略水平
状態で支持できるとともに、掛止爪44,45,52の
数を減らすことができ、踏み板11に関するコストを低
減できる。尚、このとき、前記係止溝46は、図27
(c)に示すように、短辺部42aの後端部に開口を形
成して、同短辺部42aの長さ方向における中心位置よ
りも後端部寄りの位置まで切欠形成してもよいし、図2
7(d)に示すように、短辺部42aの長さ方向におけ
る中心位置を越えて前端部寄りの位置まで切欠形成して
もよい。さらに、図27(a)及び図27(b)に示す
ように、短辺部42aの短手方向に開口を形成してもよ
い。
【0068】次に、上記実施形態及び各別例から把握で
きる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、
それらの効果と共に以下に記載する。 (1)支柱に対してアーム部が片持ち状態となるように
取着され、そのアーム部により仮設足場用踏み板を略水
平状態にして支持可能な仮設足場用支持ブラケットであ
って、前記アーム部の基端側下方には支柱に係合する支
持機構が設けられ、同支持機構とアーム部の先端側との
間には同アーム部を支持するための筋交が斜設されると
共に、前記支持機構と筋交は、同支持機構又は筋交の少
なくとも一方に設けられた係止手段と、同係止手段と対
応するように他方に設けられた被係止手段とが互いに係
合することにより保持されるように構成した仮設足場用
支持ブラケット。このようにすれば、筋交と支持機構は
係止手段を被係止手段に係合させることにより保持され
ているため、容易に筋交を支持機構に対して斜め方向に
支持させることができると共に、取り外すときでも煩わ
しさはない。
【0069】(2)請求項1〜請求項4のうちいずれか
1項に記載の仮設足場用支持ブラケットにおいて、前記
可動アーム部は伸縮自在な構成である仮設足場用支持ブ
ラケット。このようにすれば、躯体と支柱との間隔に対
して容易にアーム部の長さを対応させることができる。
【0070】(3)請求項1〜請求項4及び技術的思想
(2)のうちいずれか1項に記載の仮設足場用支持ブラ
ケットにおいて、前記支持部は軸部に同軸部より大径で
ある頭部が設けられた支持ピンである仮設足場用支持ブ
ラケット。このようにすれば、係合部に頭部が引っ掛か
ることにより、仮設足場用踏み板が不意に落下してしま
うことなく、確実に同踏み板を吊下保持することができ
る。
【0071】(4)請求項5に記載の仮設足場用踏み板
において、前記係合部は前記支持部と対向する側面に切
欠形成された係止溝であり、同係止溝は頭部が設けられ
た支持ピンに対応して幅広部と幅狭部とから構成されて
いる仮設足場用踏み板。このようにすれば、上記技術的
思想(3)に記載の支持ピンを確実に掛止保持すること
ができる。
【0072】(5)請求項3又は請求項4及び技術的思
想(2)のうちいずれか一項に記載の仮設足場用ブラケ
ットにおいて、前記振れ止め部はアーム部の延設方向に
対して直交する方向、若しくは支持部を通る鉛直線上で
移動調節可能な可動振れ止め部である仮設足場用ブラケ
ット。このようにすれば、可動振れ止め部を移動させる
ことにより、踏み板を略垂直状態に保持させる際に、容
易に係合部と可動振れ止め部とを係合させることができ
る。
【0073】(6)支柱に対してアーム部が片持ち状態
になるように取着される仮設足場用支持ブラケットによ
り仮設足場用踏み板を支持する仮設足場支持構造におい
て、前記支持ブラケットにおけるアーム部の基端部に側
方へ突出する支持部を設け、前記踏み板における支持ブ
ラケット側の側面には、前記支持部を係入可能とする係
合部を設けると共に、前記アーム部に掛止め可能な掛止
め部を設けた仮設足場支持構造。このようにすれば、踏
み板の掛止部が支持ブラケットのアーム部と係合すると
共に、支持ブラケットの支持部が踏み板の係合部と係合
し、これらの組み合わせにより確実に踏み板を略水平状
態に支持することができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、仮設足場用踏み板を他の場所に移動させること
なく、容易に昇降スペースを作ることができる。
【0075】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、上方には可動アーム部の回動を妨げる
ものが何もないため、可動アーム部を上方に折曲げ回動
させることで、昇降スペースを容易に且つ広く設けるこ
とができると共に、固定アーム部の側方に突出する支持
部が踏み板を両側から支持することにより、安定して踏
み板を保持することができる。
【0076】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明の効果に加えて、可動アーム部と踏み板の
回動支点とが同一軸線上であるため、踏み板と可動アー
ム部とを同時に動かすことができ、昇降スペースを作る
際の効率を向上させることができる。
【0077】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のうちいずれか1項の発明の効果に加えて、踏み板
は略垂直状態において、支持ブラケットの支持部に加え
て、振れ止め部でも支持されるため、同踏み板をさらに
安定して保持することができる。
【0078】請求項5の発明によれば、請求項1〜請求
項4のうちいずれか1項の発明の効果に加えて、筋交と
支持機構は係止手段を被係止手段に係合させることによ
り保持されているため、容易に筋交を支持機構に対して
斜め方向に支持させることができると共に、取り外すと
きでも煩わしさはない。
【0079】請求項6の発明によれば、仮設足場用支持
ブラケットの支持部に係入される係合部を備える仮設足
場用踏み板において、前記請求項1〜請求項5のうちい
ずれか1項に記載の発明とほぼ同様の効果を奏し得る。
【0080】請求項7発明によれば、仮設足場用支持ブ
ラケットと仮設足場用踏み板からなる仮設足場用支持構
造において、前記請求項1〜請求項6の発明とほぼ同様
の効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における仮設足場用支持構造の組
付け状態を示す斜視図。
【図2】同じく仮設足場用支持ブラケットを示す側面
図。
【図3】同じく仮設足場用支持構造を示す平面図。
【図4】同じく仮設足場用支持ブラケットの断面図。
【図5】同じく支持板と筋交の組付けを示す側面図。
【図6】同じく支持板と筋交の組付けを示す平断面図。
【図7】同じく仮設足場用踏み板を示す側面図。
【図8】同じく支持ピンと係止溝の組付けを示す断面
図。
【図9】同じく仮設足場用踏み板と仮設足場用支持ブラ
ケットの作用を示す側面図。
【図10】同じく仮設足場用踏み板と仮設足場用支持ブ
ラケットの作用を示す側面図。
【図11】同じく仮設足場用踏み板と仮設足場用支持ブ
ラケットの作用を示す側面図。
【図12】同じく仮設足場用踏み板と仮設足場用支持ブ
ラケットの作用を示す側面図。
【図13】第2実施形態における仮設足場用支持ブラケ
ットを示す側面図。
【図14】同じく仮設足場用支持構造を示す平面図。
【図15】同じく仮設足場用踏み板を示す側面図。
【図16】同じく可動掛止爪を示す断面図。
【図17】同じく仮設足場用踏み板と仮設足場用支持ブ
ラケットの組付けを示す平面図。
【図18】別の実施形態における仮設足場支持ブラケッ
トを示す側面図。
【図19】第2実施形態における仮設足場用踏み板と仮
設足場用支持ブラケットの作用を示す側面図。
【図20】(a)は別の実施形態における踏み板と仮設
足場用支持ブラケットの作用を示す側面図、(b)は第
2掛止爪を示す要部断面図。
【図21】別の実施形態における可動振れ止めピンを示
す要部拡大斜視図。
【図22】(a),(b)共に別の実施形態における可
動振れ止めピンを示す要部拡大斜視図。
【図23】別の実施形態における仮設足場用支持ブラケ
ットを示す要部拡大斜視図。
【図24】別の実施形態における支持板と筋交の組付け
を示す斜視図。
【図25】別の実施形態における支持板と筋交の組付け
を示す側面図。
【図26】別の実施形態における支持板と筋交の組付け
を示す斜視図。
【図27】(a)〜(d)は別の実施形態における踏み
板を示す側面図。
【符号の説明】
11…踏み板(仮設足場用踏み板)、12…支持ブラケ
ット(仮設足場用支持ブラケット)、17…アーム部、
18…固定アーム部、19…可動アーム部、21…回動
軸、29…支持ピン(支持部)、31…振れ止めピン
(振れ止め部)、32…支持板(支持機構)、33…係
止部(支持機構)、37…切欠溝(係止手段)、38…
係止ピン(被係止手段)、40…掛止軸(被係止手
段)、41…ロックプレート(係止手段)、46…係止
溝(係合部)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱に対してアーム部が片持ち状態とな
    るように取着され、そのアーム部により仮設足場用踏み
    板を略水平状態にして支持可能な仮設足場用支持ブラケ
    ットであって、前記踏み板の支持ブラケット側の側面に
    同側面の長手方向に延びるように設けられた係合部を介
    して踏み板を略垂直状態にして係合保持可能な支持部を
    備えた仮設足場用支持ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記アーム部は、基端側の固定アーム部
    と先端側の可動アーム部とからなり、可動アーム部は固
    定アーム部に対して上方に折曲げ回動可能な構成であっ
    て、前記支持部は固定アーム部から側方へ突設されてい
    る請求項1に記載の仮設足場用支持ブラケット。
  3. 【請求項3】 前記支持部は、可動アーム部の回動支点
    と同一軸線上に設けられている請求項1又は請求項2に
    記載の仮設足場用支持ブラケット。
  4. 【請求項4】 前記支持部の下方近傍において同支持部
    を通る鉛直線上には前記踏み板の係合部に係入可能な振
    れ止め部が設けられている請求項1〜請求項3のうちい
    ずれか1項に記載の仮設足場用支持ブラケット。
  5. 【請求項5】 前記固定アーム部の基端側下方には支柱
    に係合する支持機構が設けられ、同支持機構と固定アー
    ム部との間には両アーム部を支持するための筋交が斜設
    されると共に、前記支持機構と筋交は、同支持機構又は
    筋交の少なくとも一方に設けられた係止手段と、同係止
    手段と対応するように他方に設けられた被係止手段とが
    互いに係合することにより保持されるように構成した請
    求項1〜請求項4のうちいずれか1項に記載の仮設足場
    用支持ブラケット。
  6. 【請求項6】 仮設足場用支持ブラケットのアーム部に
    て支持される仮設足場用踏み板であって、同踏み板には
    請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の仮設足
    場用支持ブラケットにおける支持部を係入可能とする係
    合部が前記支持部と対向する側面に同側面の長手方向に
    延びるように設けられている仮設足場用踏み板。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5のうちいずれか1項
    に記載の仮設足場用支持ブラケットと、請求項6に記載
    の仮設足場用踏み板とを組付けてなる仮設足場支持構
    造。
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