JPH0616701U - ロ−ドセンシング油圧回路 - Google Patents
ロ−ドセンシング油圧回路Info
- Publication number
- JPH0616701U JPH0616701U JP5999092U JP5999092U JPH0616701U JP H0616701 U JPH0616701 U JP H0616701U JP 5999092 U JP5999092 U JP 5999092U JP 5999092 U JP5999092 U JP 5999092U JP H0616701 U JPH0616701 U JP H0616701U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- hydraulic circuit
- secondary pressure
- flow rate
- road sensing
- Prior art date
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- Pending
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロ−ドセンシングシステムではエンジン回転
数を低下させてもメ−タリング特性が変化せず、微操作
作業が困難である。本考案は、微操作作業の容易な建設
機械の油圧回路を提供することを目的とする。 【構成】 パイロット2次圧ライン4,4′をエンジン
回転低回転又は選択手段により切換わる切換弁3を介し
てタンクへ接続し、前記切換弁3を通常はブロック位置
で、信号により絞り位置となるようにした。
数を低下させてもメ−タリング特性が変化せず、微操作
作業が困難である。本考案は、微操作作業の容易な建設
機械の油圧回路を提供することを目的とする。 【構成】 パイロット2次圧ライン4,4′をエンジン
回転低回転又は選択手段により切換わる切換弁3を介し
てタンクへ接続し、前記切換弁3を通常はブロック位置
で、信号により絞り位置となるようにした。
Description
【0001】
本考案は建設機械におけるロ−ドセンシング回路に関するものである。
【0002】
図3に従来のメ−タリング特性(レバ−操作量対供給流量)を示す。この特性 はエンジン回転数を低下させても傾きの変化はなく、最大流量が低下するだけで ある。そこでレバ−操作量を変化させることにより供給流量が変化する領域は、 エンジン回転数の低下により狭くなり、微操作性が困難となる。
【0003】
ロ−ドセンシングシステムではエンジン回転数を低下させてもメ−タリング特 性が変化せず、微操作作業が困難である。 本考案は、微操作作業の容易な建設機械の油圧回路を提供することを目的とす る。
【0004】
パイロット2次圧ライン4,4′をエンジン回転低回転又は選択手段により切 換わる切換弁3を介してタンクへ接続し、前記切換弁3を通常はブロック位置で 、信号により絞り位置となるようにした。
【0005】
図1に基いて説明する。1はパイロットバルブ、2は流量調整弁である。3は 切換弁、4,4′は2次圧ラインである。パイロット2次圧ライン4,4′は切 換弁3を介してタンクへ接続されている。切換弁3はエンジンの低回転信号又は 手動により絞り位置に切換わり、通常はブロック位置にある。
【0006】 さて、パイロットバルブ1の特性として2次圧ライン4,4′に漏れ流量があ る場合には、漏れ流量がない場合と較べて2次圧が低下する。図2にパイロット バルブ1のスプ−ルストロ−クと開口面積の関係を示す。漏れがない場合のスプ −ルの釣合位置は図2の符号Iの近傍であるのに対し、漏れがある場合はIより ストロ−クが大きい位置で釣合うこととなる(Apc>0として流量を供給する)。
【0007】 漏れがある場合の回路を図4のモデルで示すとき、以下の関係となる。
【0008】
【数1】
【0009】 At,Psを一定とすると、Pc大(Pcが大の時ほど釣合位置が図2符号I近傍 からはなれていく)でApc大となる。漏れがある場合のパイロットバルブ1の操 作量と2次圧の関係は図5となり、漏れがない場合に較べ2次圧は低下する。
【0010】 ロ−ドセンシングシステムでは供給流量は次式で求められ、
【0011】
【数2】
【0012】 2次圧の低下はメインスプ−ルストロ−クの低下、つまり数式2中Aの低下と なり供給流量は減少することになる。そこで図6に示す特性が得られ微操作性が 向上する。
【0013】
パイロット2次圧ラインをエンジン回転低回転又は選択手段により切換わる切 換弁3を介してタンクへ接続し、前記切換弁を通常はブロック位置で、信号によ り絞り位置となるようにした。この構成にしたので、微操作作業のし易い油圧回 路となった。
【図1】本考案に関る油圧回路。
【図2】スプ−ルストロ−ク開口面積の関係線図。
【図3】レバ−操作量と供給流量の関係線図。
【図4】パイロットバルブに漏れがある場合のモデル回
路図。
路図。
【図5】パイロットバルブ操作量と2次圧の関係線図。
【図6】レバ−操作量と供給流量の関係線図。
1 パイロットバルブ 2 流量調整弁 3 切換弁 4,4′ 2次圧ラ
イン
イン
Claims (1)
- 【請求項1】 パイロット2次圧ライン(4,4′)をエ
ンジン回転低回転又は選択手段により切換わる切換弁
(3)を介してタンクへ接続し、前記切換弁(3)を通常は
ブロック位置で信号により絞り位置となるようにしたこ
とを特徴とするロ−ドセンシング油圧回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5999092U JPH0616701U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | ロ−ドセンシング油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5999092U JPH0616701U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | ロ−ドセンシング油圧回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616701U true JPH0616701U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=13129121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5999092U Pending JPH0616701U (ja) | 1992-08-04 | 1992-08-04 | ロ−ドセンシング油圧回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616701U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02304203A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧駆動装置 |
JPH04136506A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Komatsu Ltd | 油圧回路 |
-
1992
- 1992-08-04 JP JP5999092U patent/JPH0616701U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02304203A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧駆動装置 |
JPH04136506A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-11 | Komatsu Ltd | 油圧回路 |
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