JPH06166638A - エチレンのオリゴマー化による、軽質アルファオレフィンの製造方法 - Google Patents

エチレンのオリゴマー化による、軽質アルファオレフィンの製造方法

Info

Publication number
JPH06166638A
JPH06166638A JP5169897A JP16989793A JPH06166638A JP H06166638 A JPH06166638 A JP H06166638A JP 5169897 A JP5169897 A JP 5169897A JP 16989793 A JP16989793 A JP 16989793A JP H06166638 A JPH06166638 A JP H06166638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
zirconium
ethylene
process according
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5169897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2913079B2 (ja
Inventor
Yves Chauvin
ショーヴァン イーヴ
Dominique Commereuc
コメリュー ドミニク
Francois Hugues
ユグ フランソワ
Helene Olivier
オリヴィエ エレン
Lucien Saussine
ソーシン ルシアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Original Assignee
IFP Energies Nouvelles IFPEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IFP Energies Nouvelles IFPEN filed Critical IFP Energies Nouvelles IFPEN
Publication of JPH06166638A publication Critical patent/JPH06166638A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2913079B2 publication Critical patent/JP2913079B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2/00Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
    • C07C2/02Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition between unsaturated hydrocarbons
    • C07C2/04Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition between unsaturated hydrocarbons by oligomerisation of well-defined unsaturated hydrocarbons without ring formation
    • C07C2/06Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms by addition between unsaturated hydrocarbons by oligomerisation of well-defined unsaturated hydrocarbons without ring formation of alkenes, i.e. acyclic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C07C2/08Catalytic processes
    • C07C2/26Catalytic processes with hydrides or organic compounds
    • C07C2/30Catalytic processes with hydrides or organic compounds containing metal-to-carbon bond; Metal hydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2527/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • C07C2527/06Halogens; Compounds thereof
    • C07C2527/135Compounds comprising a halogen and titanum, zirconium, hafnium, germanium, tin or lead
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2531/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • C07C2531/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2531/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • C07C2531/02Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides
    • C07C2531/12Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides
    • C07C2531/14Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing organic compounds or metal hydrides containing organo-metallic compounds or metal hydrides of aluminium or boron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2531/00Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds
    • C07C2531/26Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing in addition, inorganic metal compounds not provided for in groups C07C2531/02 - C07C2531/24
    • C07C2531/38Catalysts comprising hydrides, coordination complexes or organic compounds containing in addition, inorganic metal compounds not provided for in groups C07C2531/02 - C07C2531/24 of titanium, zirconium or hafnium
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレンと下記触媒とを接触させて、軽質ア
ルファオレフィンを製造する。触媒は、 ・式:ZrX
x y z [XはClまたはBr、YはRO−、R2
−、RCOO−(RはC数1〜30の炭化水素基)から選
ばれる基、xおよびyは0〜4の整数値、zは0または
0.5 、(x+y+2z)の合計は4]のジルコニウム化
合物と、 ・式: 【化1】 (R1 ´およびR2 ´は、水素原子またはC数1〜30の
炭化水素基、R1 およびR2 は、C数1〜30の炭化水素
基)の有機化合物と、 ・式:AlR''n 3-n(R''
はC数1〜6の炭化水素基、XはClまたはBr、nは
1〜2の数)のアルミニウム化合物、 との混合によっ
て得られる。 【効果】 軽質アルファオレフィンに対する選択性の改
良、および副生成物ポリマーの減少。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレンの、軽質アル
ファオレフォン、主としてブテン−1、ヘキセン−1、
オクテン−1、およびデセン−1へのオリゴマー化方法
に関する。
【0002】
【従来技術および解決すべき課題】特許US 2,943,125に
おいて、K.Ziegler は、トリアルキルアルミニウム
と、テトラアルコール酸チタンまたはテトラアルコール
酸ジルコニウムとの混合によって得られる触媒を用い
て、エチレンをブテン−1へ二量化する方法について記
載している。
【0003】エチレンの、様々な分子量のアルファオレ
フィンへのオリゴマー化はよく知られており、これは、
例えばチーグラー型の方法(recette) において、例えば
オルガノアルミニウム化合物からの化学量論鎖の成長反
応か、あるいは金属、例えばチタン、ジルコニウム、ク
ロム、ニッケルまたは希土類に頼る接触反応を利用して
いる。
【0004】エチレンのアルファオレフィンへのオリゴ
マー化を実施するために、多くの場合様々な配位子と組
み合わされた、数多くのジルコニウム化合物が用いられ
てきた。
【0005】例えば、特許US 4,855,525およびWO 91 02
707 に記載されているような、エステル、ケトン、エー
テル、アミン、ニトリル、無水物、酸の塩化物、アミ
ド、またはアルデヒドと組み合わされたハロゲン化ジル
コニウムの使用、あるいは特許EP-A-241,596およびEP-A
-328,728に記載されているような、硫黄を含む、燐を含
む、あるいは窒素を含む化合物の群から選ばれるリガン
ドと組み合わされた同じハロゲン化ジルコニウムの使用
を挙げることができる。
【0006】触媒の前記配合を用いて得られた生成物
は、主としてC10〜C18の鎖の長さを有するアルファオ
レフィンからなる。これらの混合物は、これまで特にこ
れらの可塑性および洗浄性オリゴマーのものとされてい
た使用法に非常によく適する。
【0007】これらの触媒の大部分が、所望のアルファ
オレフィンの外に、多少なりとも多量の高分子量ポリマ
ーの形成を生じることは当業者によく知られている。こ
れはこの実施をかなり妨げる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ジルコ
ニウム化合物と、アルデヒドのアセタール類およびケト
ンのケタール類から選ばれる少なくとも1つの有機化合
物とを混合して、および少なくとも1つの特別なアルミ
ニウム化合物とを混合して得られる触媒が、低級オリゴ
マー、主としてブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−
1およびデセン−1の形成に対して意外な選択性を示す
ことがわかった。これらには、直鎖状低密度ポリエチレ
ンの製造におけるエチレンとのコモノマーとしての使用
法、あるいは合成潤滑油用の出発基油としての使用法が
ある。
【0009】軽質アルファオレフィンに対する選択性の
改良の外に、本発明に記載されている触媒はまた、副生
成物ポリマーを非常にわずかな量まで減じることをも目
的としている。
【0010】本発明において用いられるジルコニウム化
合物は、下記一般式:ZrXxYyOzに対応する。式
中、Xは塩素原子または臭素原子であり、Yはアルコキ
シRO−、アミド(amido) R2 N−、またはカルボキシ
レートRCOO−(式中、Rは、炭素原子数1〜30の炭
化水素(hydrocarbyl) 基、好ましくはアルキル基であ
る)から選ばれる基であり、xおよびyは、0〜4の整
数値を取ってもよく、zは0または0.5 であり、(x+
y+2z)の合計は4である。例えばテトラ塩化ジルコ
ニウムZrCl4 、テトラ臭化ジルコニウムZrBr4
などのハロゲン化ジルコニウム、例えばテトラプロピラ
ートジルコニウムZr(OC3 7 4 、テトラブチラ
ートジルコニウムZr(OC4 9 4 などのアルコラ
ート、例えばテトラ−2−エチルヘキサン酸ジルコニウ
ムZr(OCOC7154 などのカルボン酸塩、また
は例えばオキソ−ヘキサ−2−エチルヘキサン酸ジジル
コニウム(l'oxo-hexaethyl-2 hexanoate de dizirconiu
m)[Zr(OCOC7 153 2 Oなどのオキソ−カ
ルボン酸塩などを挙げることができる。
【0011】本発明にしたがって用いられるアセタール
類およびケタール類から選ばれる有機化合物は、アルデ
ヒドまたはケトンと、モノアルコールまたはポリアルコ
ール、例えばグリコールとの縮合の結果生じる。これら
は下記一般式に対応する:
【化2】 式中、R1 ´およびR2 ´は、水素原子または炭素原子
数1〜30の炭化水素(hydrocarbyl) 基であり、R1 およ
びR2 は、炭素原子数1〜30の炭化水素(hydrocarbyl)
基である。2つの基R1 ´およびR2 ´と、2つの基R
1 およびR2 とは、同一または異なっていてもよい。こ
れらはまた、1つの環の一部であってもよい。例えば、
ジエトキシメタン、ジイソプロポキシメタン、1,1 −ジ
エトキシエタン、1,1 −ジイソブトキシエタン、1,1 −
ジメトキシデカン、2−ノニル−1,3 −ジオキソラン、
2,2 −ジメトキシプロパン、2,2 −ジブトキシプロパ
ン、2,2 −ジオクトキシプロパン、2,2 −ジメトキシオ
クタン、1,1 −ジメトキシシクロヘキサン、2,2 −ジ
(2−エチルヘキシルオキシ)プロパンを挙げることが
できる。
【0012】本発明において用いられるアルミニウム化
合物は、一般式:AlR''n 3-n(式中、R''は、炭
素原子数1〜6の炭化水素(hydrocarbyl) 基、好ましく
はアルキル基であり、Xは塩素原子または臭素原子、好
ましくは塩素原子であり、nは1〜2の数であり、特に
1、1.5 または2であってもよい)によって表わされ
る。
【0013】例えばクロロジエチルアルミニウム、ジク
ロロエチルアルミニウム、セスキ塩化エチルアルミニウ
ムまたはこれらの混合物を挙げることができる。
【0014】触媒の成分は、炭化水素、例えば飽和炭化
水素、例えばヘキサンまたはヘプタン、および/または
芳香族炭化水素、例えばトルエン中で、および/または
オリゴマー化の1つまたは複数の副生成物、例えば高級
オリゴマー中で、いずれかの順序で接触させてもよい。
好ましくはまずジルコニウム化合物を、アセタールまた
はケタールと混合し、ついでアルミニウム化合物を全体
に添加する。
【0015】アセタールまたはケタールと、ジルコニウ
ム化合物とのモル比は、約0.1:1 〜5:1 、好ましくは約
0.5:1 〜2:1 である。アルミニウム化合物とジルコニウ
ム化合物とのモル比は、約1:1 〜100:1 、好ましくは約
5:1 〜50:1である。このように調製された触媒溶液中の
ジルコニウム濃度は、有利には、1リットルあたり10-4
〜0.5 モル、好ましくは1リットルあたり2×10-3〜0.
1 モルである。3つの成分の混合が行なわれる温度は、
通常、−10〜+150 ℃、好ましくは0〜+80℃であり、
例えば周囲温度に等しい(15〜30℃)。この混合は、不
活性ガス雰囲気下またはエチレン雰囲気下に実施されて
もよい。
【0016】このようにして得られた触媒溶液は、その
まま用いられてもよいが、反応生成物の添加によって希
釈されてもよい。
【0017】不連続オリゴマー化接触反応の特別な実施
態様において、通常の攪拌および冷却装置を備えた反応
器に、前記のように調製された触媒溶液の選ばれた容積
を入れる。ついでエチレンによって、一般に0.5 〜15 M
Pa、好ましくは1〜10 MPaの圧力に加圧する。温度を一
般に20〜180 ℃、好ましくは40〜150 ℃に維持する。生
じる液体の総容積が、最初に導入された触媒溶液の容積
の2〜50倍になるまで、一定圧力のエチレンによって、
オリゴマー化反応器に供給を行なう。ついで例えば水を
添加して触媒を破壊し、反応生成物および場合によって
は溶媒を抜き出し、かつ分離する。
【0018】連続操作の場合、実施は好ましくは下記の
とおりである。触媒溶液を、エチレンと同時に反応器に
注入する。この反応器は、従来の機械的手段、または外
部再循環によって攪拌されている。同様に、触媒の成分
を別々に反応媒質中に注入してもよい。例えば一方で、
ジルコニウム化合物とアセタール(またはケタール)と
の相互作用生成物、他方でハロゲン化炭化水素−アルミ
ニウムである。温度は20〜180 ℃、好ましくは40〜150
℃に維持され、圧力は一般に0.5 〜15 MPaに調節され
る。減圧弁は一定の圧力に維持するが、これを経て、反
応混合物の一部が、導入された流体の質量流量と同じ質
量流量で流れる。このように減圧された流体は、蒸溜塔
装置に送られ、これによって、一方でオリゴマー類をエ
チレンから分離することができ、このエチレンは反応器
に再び送られてもよいものであり、他方でオリゴマーを
互いに分離することができる。触媒を含んでいる重質物
質は焼却されうる。
【0019】
【実施例】下記実施例は本発明を例証するが、その範囲
を制限するものではない。
【0020】[実施例1]有効容積250ml のステンレス
鋼製オートクレーブであって、水の流通によって温度を
調節することができる二重ジャケットを備えたものに、
アルゴン雰囲気下、周囲温度において、下記のものを順
番に入れる。錯体[(C7 15COO)3Zr]2
(ここにおいて、C7 15COOは、2−エチルヘキサ
ン酸残基である)0.2 ×10-3モル、ヘプタン50ml、つい
で皮下注射器で、2,2 −ジメトキシプロパン20.8mg(す
なわち0.2 ×10-3モル)を入れる。数分後、ヘプタン10
ml中溶液のクロロジエチルアルミニウム2.4 ×10-3モル
を入れる。
【0021】ついでオートクレーブ中にエチレンを入れ
ながら温度を75℃にし、一定の圧力6MPa を維持するよ
うにする。
【0022】2時間の反応後、エチレンの導入を止め、
水2mlの加圧下の注入によって触媒を破壊する。全部で
71gのエチレンが消費された。
【0023】生成物の組成を表1に示す。さらに、消費
されたエチレンに対して固体ポリマー0.2 重量%を回収
する。
【0024】[実施例2(比較例)]2,2 −ジメトキシ
プロパンが省かれたことを除き、実施例1において用い
られたのと同じ装置および同じ条件下、15分の反応後に
全部で96.5gのエチレンが消費された。得られた生成物
の組成は表1に示されているが、これは触媒中のケター
ルの存在の、軽質アルファオレフィン選択性に対する有
利な効果を証明している。他方で、消費されたエチレン
に対して、固体ポリマー8.4 %が回収された。すなわち
実施例1よりはるかに多い。
【0025】[実施例3]不活性雰囲気下に置かれた10
0ml のガラス製のフラスコに、湿気を避けて、昇華テト
ラ塩化ジルコニウム2×10-3モルを移し、ついで皮下注
射器で、ガス抜きされた乾燥トルエン45mlを注入する。
白い懸濁液を周囲温度で、磁気攪拌棒で攪拌し、トルエ
ン5ml中溶液の1,1 −ジメトキシデカン2×10-3モルを
フラスコに加える。数分後、塩化ジルコニウムが溶解
し、このようにして得られた均質溶液の色は、薄い黄色
からオレンジ色に、ついで濃い赤に変わる。これは錯体
の形成を示している。
【0026】実施例1に記載されたものと同じオートク
レーブに、アルゴン雰囲気下、周囲温度で、順番に下記
のものを入れる。すなわち上で調製された錯体溶液5m
l、すなわちジルコニウム0.2 ×10-3モル、ヘプタン50m
l、ついでヘプタン10ml中溶液の、1.2 ×10-3モルのセ
スキ塩化エチルアルミニウムAl2 Et3 Cl3 であ
る。
【0027】ついでオートクレーブ中にエチレンを入れ
ながら温度を95℃にして、一定の圧力6MPa を維持する
ようにする。
【0028】2時間の反応後、エチレンの導入を止め、
水2mlの加圧下の注入によって触媒を破壊する。全部で
51gのエチレンが消費された。
【0029】生成物の組成を表1に示す。固体ポリマー
の痕跡だけしか回収されない。あまりに少量なので、正
確に測定することはできない。
【0030】[実施例4]1,1 −ジメトキシデカンを、
同じ割合のジイソプロポキシメタンと代えることを除
き、実施例3に記載されたものと同じ装置および同じ操
作条件において、オリゴマー化反応は、1時間で98.3g
のエチレンを消費した。
【0031】生成物の組成を表1に挙げる。固体ポリマ
ーの痕跡しか回収されなかった。
【0032】[実施例5]1,1 −ジメトキシデカンを、
同じ割合の2,2 −ジメトキシプロパンと代えることを除
き、実施例3に記載されたものと同じ装置および同じ操
作条件において、オリゴマー化反応は、1時間で77.3g
のエチレンを消費した。
【0033】生成物の組成を表1に挙げる。固体ポリマ
ーの痕跡しか回収されなかった。
【0034】[実施例6]1,1 −ジメトキシデカンを、
同じ割合の2,2 −ジオクトキシプロパンと代えることを
除き、実施例3に記載されたものと同じ装置および同じ
操作条件において、オリゴマー化反応は、1時間で88.5
gのエチレンを消費した。
【0035】生成物の組成を表1に挙げる。固体ポリマ
ーの痕跡しか回収されなかった。
【0036】[実施例7]1,1 −ジメトキシデカンを、
2倍のモル量の2,2 −ジメトキシオクタン(すなわち用
いられるジルコニウム0.2 ×10-3モルあたり、ケタール
0.4 ×10-3モル)と代えることを除き、実施例3に記載
されたものと同じ装置および同じ操作条件において、オ
リゴマー化反応は、3時間で39.3gのエチレンを消費し
た。
【0037】生成物の組成を表1に挙げる。固体ポリマ
ーの痕跡しか回収されなかった。
【0038】[実施例8]1,1 −ジメトキシデカンを、
同じ割合の2,2 −ジブトキシプロパンと代え、かつオリ
ゴマー化反応温度を95℃ではなく65℃に固定したことを
除き、実施例3に記載されたものと同じ装置および同じ
操作条件において、この反応は、2時間で44gのエチレ
ンを消費した。
【0039】生成物の組成を表1に挙げる。固体ポリマ
ーの痕跡しか回収されなかった。
【0040】[実施例9]2,2 −ジメトキシデカンを、
同じ割合の2,2 −ジオクトキシプロパンと代え、かつセ
スキ塩化エチルアルミニウム1.2 ×10-3モルではなく、
クロロジエチルアルミニウム2.4 ×10-3モルを導入した
ことを除き、実施例3に記載されたものと同じ装置およ
び同じ操作条件において、オリゴマー化反応は、30分で
83.4gのエチレンを消費した。
【0041】生成物の組成を表1に挙げる。さらに、消
費されたエチレンに対して、固体ポリマー0.47重量%し
か回収されなかった。
【0042】[実施例10]2倍の量の2,2 −ジオクト
キシプロパン(すなわちジルコニウム0.2 ×10-3モルあ
たり、ケタール0.4 ×10-3モル)を用いることを除き、
実施例9に記載されたものと同じ装置および同じ操作条
件において、オリゴマー化反応は、2時間で58.9gのエ
チレンを消費した。
【0043】生成物の組成を表1に挙げる。さらに、消
費されたエチレンに対して、固体ポリマー1.35重量%し
か回収されなかった。
【0044】[実施例11]2,2 −ジメトキシデカン
を、同じ割合のジイソプロポキシメタンと代え、かつセ
スキ塩化エチルアルミニウム1.2 ×10-3モルではなく、
クロロジエチルアルミニウム2.4 ×10-3モルを導入し、
またオリゴマー化反応が95℃ではなく70℃で実施された
ことを除き、実施例3に記載されたものと同じ装置およ
び同じ操作条件において、この反応は、1時間で69gの
エチレンを消費した。
【0045】生成物の組成を表1に挙げる。さらに、消
費されたエチレンに対して、固体ポリマー0.86重量%し
か回収されなかった。
【0046】[実施例12(比較例)]1,1 −ジメトキ
シデカンを導入するのを省いた(したがってテトラ塩化
ジルコニウムが懸濁液状態でオートクレーブ中に入れら
れた)ことを除き、実施例3に記載されたものと同じ装
置および同じ操作条件において、この反応は、4時間で
32.8gのエチレンを消費した。
【0047】生成物の組成を表1に挙げるが、これは、
軽質アルファオレフィンに対する低い選択率を示してい
る。さらに、多量のポリマーが回収される。これは消費
されたエチレンに対して15重量%である この実施例は、軽質アルファオレフィンに対する選択
性、および副生成物ポリマーの相対率の減少に関して、
アセタールの導入によってもたらされる二重の改良につ
いて例証している。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明によると、軽質アルファオレフィ
ンに対する選択性を改良することができるとともに、副
生成物ポリマーの量を非常に減じることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドミニク コメリュー フランス国 ムードン アヴニュー アベ ル ヴァシェ 32 (72)発明者 フランソワ ユグ フランス国 ヴェルネゾン シュマン デ ュ クロ シャラン シャルリ 10 (72)発明者 エレン オリヴィエ フランス国 リイル マルメゾン アヴニ ュー ドゥ ラ レピュブリク 72 (72)発明者 ルシアン ソーシン フランス国 クロワシー シュール セー ヌ プラス デ フレール チサーンディ エ 2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンと触媒とを接触させる、エチレ
    ンの軽質アルファオレフィンへの転換方法において、前
    記触媒は、 ・式:ZrXx y z (式中、Xは塩素原子または臭
    素原子であり、YはアルコキシRO−、アミド(amido)
    2 N−、カルボキシレートRCOO−(式中、Rは炭
    素原子数1〜30の炭化水素(hydrocarbyl) 基である)か
    らなる群から選ばれる基であり、xおよびyは、0〜4
    の整数値を取ってもよく、zは0または0.5 であり、
    (x+y+2z)の合計は4である)のジルコニウム化
    合物と、 ・式: 【化1】 (式中、R1 ´およびR2 ´は、水素原子または炭素原
    子数1〜30の炭化水素(hydrocarbyl) 基であり、R1
    よびR2 は、炭素原子数1〜30の炭化水素(hydrocarby
    l) 基である)の有機化合物と、 ・式:AlR''n 3-n (式中、R''は、炭素原子数1
    〜6の炭化水素(hydrocarbyl) 基であり、Xは塩素原子
    または臭素原子であり、nは1〜2の数である)のアル
    ミニウム化合物、 との混合によって得られることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 ジルコニウム化合物および有機化合物が
    混合され、ついで得られた生成物がアルミニウム化合物
    と混合されることを特徴とする、請求項1による方法。
  3. 【請求項3】 有機化合物が、ジエトキシメタン、ジイ
    ソプロポキシメタン、1,1 −ジエトキシエタン、1,1 −
    ジイソブトキシエタン、1,1 −ジメトキシデカン、2−
    ノニル−1,3 −ジオキソラン、2,2 −ジメトキシプロパ
    ン、2,2 −ジブトキシプロパン、2,2 −ジオクトキシプ
    ロパン、2,2 −ジメトキシオクタン、1,1 −ジメトキシ
    シクロヘキサン、2,2 −ジ(2−エチルヘキシルオキ
    シ)プロパンからなる群から選ばれることを特徴とす
    る、請求項1または2による方法。
  4. 【請求項4】 ジルコニウム化合物が、テトラ臭化ジル
    コニウム、テトラプロピラートジルコニウム、テトラブ
    チラートジルコニウム、テトラ−2−エチルヘキサン酸
    ジルコニウム、およびオキソ−ヘキサ−2−エチルヘキ
    サン酸ジジルコニウム(l'oxo-hexaethyl-2 hexanoate d
    e dizirconium)からなる群から選ばれることを特徴とす
    る、請求項1〜3のうちの1つによる方法。
  5. 【請求項5】 ジルコニウム化合物が、テトラ塩化ジル
    コニウムであることを特徴とする、請求項1〜3のうち
    の1つによる方法。
  6. 【請求項6】 アルミニウム化合物が、クロロジエチル
    アルミニウム、セスキ塩化エチルアルミニウム、および
    これらの混合物からなる群から選ばれることを特徴とす
    る、請求項1〜5のうちの1つによる方法。
  7. 【請求項7】 有機化合物とジルコニウム化合物とのモ
    ル比が、0.1:1 〜5:1 であることを特徴とする、請求項
    1〜6のうちの1つによる方法。
  8. 【請求項8】 アルミニウム化合物とジルコニウム化合
    物とのモル比が、1:1 〜100:1 であることを特徴とす
    る、請求項1〜7のうちの1つによる方法。
  9. 【請求項9】 ジルコニウム化合物と、有機化合物との
    混合、およびアルミニウム化合物との混合が、温度0〜
    80℃、不活性ガス雰囲気下またはエチレン雰囲気下で実
    施されることを特徴とする、請求項1〜8のうちの1つ
    による方法。
  10. 【請求項10】 エチレンの軽質アルファオレフィンへ
    の転換は、温度20〜180 ℃、圧力0.5 〜15 MPa下で実施
    されることを特徴とする、請求項1〜9のうちの1つに
    よる方法。
JP5169897A 1992-07-09 1993-07-09 エチレンのオリゴマー化による、軽質アルファオレフィンの製造方法 Expired - Lifetime JP2913079B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9208658 1992-07-09
FR929208658A FR2693455B1 (fr) 1992-07-09 1992-07-09 Procédé de fabrication d'oléfines alpha légères par oligomérisation de l'éthylène.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06166638A true JPH06166638A (ja) 1994-06-14
JP2913079B2 JP2913079B2 (ja) 1999-06-28

Family

ID=9431842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5169897A Expired - Lifetime JP2913079B2 (ja) 1992-07-09 1993-07-09 エチレンのオリゴマー化による、軽質アルファオレフィンの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US5345023A (ja)
EP (1) EP0578541B1 (ja)
JP (1) JP2913079B2 (ja)
CN (2) CN1140349C (ja)
CA (1) CA2100182C (ja)
DE (1) DE69315493T2 (ja)
FR (1) FR2693455B1 (ja)
SA (1) SA93140065B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503154A (ja) * 2005-07-29 2009-01-29 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション 高分子量オリゴマーの廃棄が改善された線状アルファオレフィンの調製方法およびそのための反応装置系
JP2010253349A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Idemitsu Kosan Co Ltd 錯体触媒及びそれを用いた線状α−オレフィンの製造方法
JP2017522180A (ja) * 2014-07-18 2017-08-10 サビック グローバル テクノロジーズ ベスローテン フェンノートシャップ 線状αオレフィンを調製するための触媒組成物および方法

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2715154B1 (fr) * 1994-01-14 1996-04-05 Inst Francais Du Petrole Procédé de production d'oléfines alpha légères de pureté améliorée par oligomérisation, de l'éthylène.
US5869418A (en) * 1994-05-31 1999-02-09 Borealis Holding A/S Stereospecific catalyst system for polymerization of olefins
US5856612A (en) * 1996-02-02 1999-01-05 Mitsubishi Chemical Corporation Process for producing α-olefin oligomer
FR2748018B1 (fr) * 1996-04-26 1998-06-26 Inst Francais Du Petrole Procede ameliore de conversion de l'ethylene en olefines alpha legeres avec utilisation d'additifs a base de sels d'ammonium quaternaire
JP3823429B2 (ja) * 1996-06-28 2006-09-20 住友化学株式会社 触媒系及びオレフィンの反応方法
FR2759922B1 (fr) * 1997-02-25 1999-05-07 Inst Francais Du Petrole Composition catalytique amelioree pour la conversion de l'ethylene en olefines alpha legeres
FR2772754B1 (fr) * 1997-12-22 2000-08-25 Inst Francais Du Petrole Acetals, leurs preparations, leurs utilisations
GB2332671B (en) * 1997-12-22 2002-08-14 Inst Francais Du Petrole Acetals, their preparation and their use
FR2794038B1 (fr) * 1999-05-27 2001-06-29 Inst Francais Du Petrole Composition catalytique amelioree et son application a l'oligomerisation des olefines
ATE411267T1 (de) * 2005-07-29 2008-10-15 Linde Ag Verfahren zur herstellung von linearen olefinen mit verbesserter wärmeabführung
DE602005024134D1 (de) * 2005-08-31 2010-11-25 Saudi Basic Ind Corp Prozess zur Darstellung linearer Alpha-Olefine und ein Katalysator hierfür
WO2007090412A2 (en) * 2006-02-08 2007-08-16 Saudi Basic Industries Corporation A catalyst composition and a process for the oligomerization of ethylene
ATE476254T1 (de) * 2007-12-06 2010-08-15 Saudi Basic Ind Corp Katalysatorzusammensetzung und verfahren zur herstellung linearer alphaolefine
FR2959736B1 (fr) * 2010-05-06 2012-06-08 Inst Francais Du Petrole Procede de production d'alkylbenzenes a partir d'une charge produite par oligomerisation catalysee par voie homogene.
FR2959751B1 (fr) 2010-05-06 2012-06-08 Inst Francais Du Petrole Procede de production de base pour carburants a partir d'une charge ethylenique mettant en oeuvre au moins une etape d'oligomerisation en presence d'un systeme catalytique homogene.
WO2013106771A2 (en) 2012-01-13 2013-07-18 Siluria Technologies, Inc. Process for separating hydrocarbon compounds
US9469577B2 (en) 2012-05-24 2016-10-18 Siluria Technologies, Inc. Oxidative coupling of methane systems and methods
US9670113B2 (en) 2012-07-09 2017-06-06 Siluria Technologies, Inc. Natural gas processing and systems
FR2995894B1 (fr) * 2012-09-21 2015-09-11 Axens Procede de production de butadiene-1,3 mettant en oeuvre l'oligomerisation de l'ethylene et la deshydrogenation des butenes obtenus
US9315636B2 (en) * 2012-12-07 2016-04-19 Az Electronic Materials (Luxembourg) S.A.R.L. Stable metal compounds, their compositions and methods
AU2013355038B2 (en) 2012-12-07 2017-11-02 Lummus Technology Llc Integrated processes and systems for conversion of methane to multiple higher hydrocarbon products
WO2015081122A2 (en) 2013-11-27 2015-06-04 Siluria Technologies, Inc. Reactors and systems for oxidative coupling of methane
CN110655437B (zh) 2014-01-08 2022-09-09 鲁玛斯技术有限责任公司 乙烯成液体的系统和方法
US10377682B2 (en) 2014-01-09 2019-08-13 Siluria Technologies, Inc. Reactors and systems for oxidative coupling of methane
CA3148421C (en) 2014-01-09 2024-02-13 Lummus Technology Llc Oxidative coupling of methane implementations for olefin production
US9334204B1 (en) 2015-03-17 2016-05-10 Siluria Technologies, Inc. Efficient oxidative coupling of methane processes and systems
US10793490B2 (en) 2015-03-17 2020-10-06 Lummus Technology Llc Oxidative coupling of methane methods and systems
US20160289143A1 (en) 2015-04-01 2016-10-06 Siluria Technologies, Inc. Advanced oxidative coupling of methane
WO2016205411A2 (en) 2015-06-16 2016-12-22 Siluria Technologies, Inc. Ethylene-to-liquids systems and methods
US9328297B1 (en) 2015-06-16 2016-05-03 Siluria Technologies, Inc. Ethylene-to-liquids systems and methods
EP3362425B1 (en) 2015-10-16 2020-10-28 Lummus Technology LLC Separation methods and systems for oxidative coupling of methane
CN106925348B (zh) * 2015-12-31 2019-10-11 中国石油天然气股份有限公司 催化剂及其应用
EP4071131A1 (en) 2016-04-13 2022-10-12 Lummus Technology LLC Apparatus and method for exchanging heat
KR101853569B1 (ko) * 2016-12-15 2018-04-30 한화토탈 주식회사 에틸렌 올리고머화 반응용 촉매계 및 이를 이용한 에틸렌 올리고머화 방법
WO2018118105A1 (en) 2016-12-19 2018-06-28 Siluria Technologies, Inc. Methods and systems for performing chemical separations
ES2960342T3 (es) 2017-05-23 2024-03-04 Lummus Technology Inc Integración de procedimientos de acoplamiento oxidativo del metano
US10836689B2 (en) 2017-07-07 2020-11-17 Lummus Technology Llc Systems and methods for the oxidative coupling of methane
IN201921051272A (ja) * 2019-12-11 2022-01-06
EP4183486A1 (en) 2021-11-23 2023-05-24 Indian Oil Corporation Limited Process and catalyst composition for producing linear alpha olefins in high yield by ethylene oligomerization

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3149097A (en) * 1961-03-01 1964-09-15 Eastman Kodak Co Process for producing crystalline polyolefins in the presence of an aluminum trialkyl, transition metal halide, and an esterified polyhydric alcohol
US3149098A (en) * 1962-02-27 1964-09-15 Avisun Corp Three-component catalyst for 1-olefin polymerization containing aluminum alkyl halide, titanium trichloride and an orthoester
US3296338A (en) * 1962-12-10 1967-01-03 Avisun Corp Block copolymers of ethylene and propylene
US3219648A (en) * 1964-01-08 1965-11-23 Gulf Oil Corp Polyolefin catalysts and processes
BE756033A (fr) * 1969-09-12 1971-03-11 Montedison Spa Oligomeres d'ethylene et catalyseurs pour leur preparation
US3882046A (en) * 1973-01-03 1975-05-06 Anatoly Dmitrievich Pomogailo Catalyst for polymerization and copolymerization of olefines and a method for preparing same
JPS5187590A (en) * 1975-01-30 1976-07-31 Lion Fat Oil Co Ltd Orefuinteijugotaino seizohoho
JPS51124186A (en) * 1975-04-22 1976-10-29 Lion Corp Preparation of liquid olefin polymer
JPH0655783B2 (ja) * 1984-07-31 1994-07-27 東燃株式会社 オレフイン重合用触媒成分
US4701505A (en) * 1984-09-26 1987-10-20 Mitsubishi Petrochemical Company Limited Process for production of olefin polymers
CA1270002C (en) * 1986-01-27 1990-06-05 DIMERIZATION AND POLYMERIZATION OF ETHYLENE
EP0241596B1 (en) * 1986-04-17 1990-10-31 Idemitsu Petrochemical Co. Ltd. A process for preparing linear alpha-olefins
US4855525A (en) * 1987-06-19 1989-08-08 Exxon Chemical Patents Inc. Process for preparing linear alpha-olefins using zirconium adducts as catalysts
CN1021220C (zh) * 1989-08-04 1993-06-16 中国石油化工总公司 乙烯齐聚制备直链低碳α烯烃的催化剂
GB8918497D0 (en) * 1989-08-14 1989-09-20 Exxon Chemical Patents Inc Process for preparing linear alpha-olefins from ethylene
FR2669921B1 (fr) * 1990-12-04 1995-07-21 Inst Francais Du Petrole Procede de conversion de l'ethylene en olefines alpha legeres.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009503154A (ja) * 2005-07-29 2009-01-29 サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション 高分子量オリゴマーの廃棄が改善された線状アルファオレフィンの調製方法およびそのための反応装置系
JP2010253349A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Idemitsu Kosan Co Ltd 錯体触媒及びそれを用いた線状α−オレフィンの製造方法
JP2017522180A (ja) * 2014-07-18 2017-08-10 サビック グローバル テクノロジーズ ベスローテン フェンノートシャップ 線状αオレフィンを調製するための触媒組成物および方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5496783A (en) 1996-03-05
DE69315493D1 (de) 1998-01-15
SA93140065B1 (ar) 2005-04-17
EP0578541B1 (fr) 1997-12-03
CN1047374C (zh) 1999-12-15
CA2100182A1 (fr) 1994-01-10
CN1140349C (zh) 2004-03-03
FR2693455A1 (fr) 1994-01-14
CN1083465A (zh) 1994-03-09
CA2100182C (fr) 2001-04-24
US5345023A (en) 1994-09-06
DE69315493T2 (de) 1998-04-09
JP2913079B2 (ja) 1999-06-28
FR2693455B1 (fr) 1994-09-30
CN1229696A (zh) 1999-09-29
EP0578541A1 (fr) 1994-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06166638A (ja) エチレンのオリゴマー化による、軽質アルファオレフィンの製造方法
JP4264595B2 (ja) 触媒組成物
JP4189703B2 (ja) 触媒組成物、並びにエチレンの特に1−ブテンおよび/または1−ヘキセンへのオリゴマー化方法
JP5450439B2 (ja) エチレンのオリゴマー化のための触媒組成物、オリゴマー化プロセスおよびその調製方法
RU2570419C2 (ru) Способ димеризации этилена в бутен-1 с использованием композиции, содержащей комплекс титана с алкокси-лигандом, функционализированным гетероатомом
US9260358B2 (en) Process for oligomerization of olefins that uses a catalytic composition that comprises an organometallic complex that contains a phenoxy ligand that is functionalized by a heteroatom
US7053259B2 (en) Process of producing α-olefins
JPH05505402A (ja) エチレンの軽質アルファオレフィンへの転換方法
US4472525A (en) Ethylene oligomerization process
JP2001219071A (ja) 触媒組成物および特にエチレンの1−ヘキセンへのオリゴマー化方法
US20130217941A1 (en) Process for oligomerization of olefins that uses a catalytic composition that comprises an organometallic complex that contains an alkoxy ligand that is functionalized by a heteroatom
JP5302329B2 (ja) 直鎖状アルファオレフィンを調製するための触媒組成物およびプロセス
RU2006103372A (ru) Способ получения линейных альфа-олефинов
JPH06329562A (ja) オレフィンオリゴマーの製造方法
JPH09268136A (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
US4503280A (en) Ethylene oligomerization process
CA1298829C (en) Catalytic systems for ethylene dimerization to 1-butene
KR102036820B1 (ko) 올레핀 올리고머 제조방법
JPH09301895A (ja) α−オレフィン低重合体の製造方法
JP6477128B2 (ja) 触媒組成物
JPH0441440A (ja) 低級オレフィンの二量化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990216

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term