JPH0616655Y2 - 自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置 - Google Patents
自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置Info
- Publication number
- JPH0616655Y2 JPH0616655Y2 JP1987138911U JP13891187U JPH0616655Y2 JP H0616655 Y2 JPH0616655 Y2 JP H0616655Y2 JP 1987138911 U JP1987138911 U JP 1987138911U JP 13891187 U JP13891187 U JP 13891187U JP H0616655 Y2 JPH0616655 Y2 JP H0616655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- magazine
- safety cover
- nailing
- nails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動釘打機における釘打作業の際に、不良打釘
の飛出しを防止する装置に関するものである。
の飛出しを防止する装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、自動釘打機のマガジンは、順次送給されてくる釘
がノーズ部の打出口で曲ったり、折れたり、詰ったりす
ることがあり、その時釘を撤去しやすいようにマガジン
の前方釘導出口付近の下面部が開放されていた。
がノーズ部の打出口で曲ったり、折れたり、詰ったりす
ることがあり、その時釘を撤去しやすいようにマガジン
の前方釘導出口付近の下面部が開放されていた。
しかしながら、このものだと例えば、釘の軸杆部に連結
帯片の残留片が付着していたり，また飛び散った帯片が
ノーズのガイド孔に詰まったりするとスムーズな送りが
できなくなり、先頭位置の釘が正常な姿勢である垂直状
態でノーズに装填されず、傾斜状態で装填されることが
ある。この状態で釘打ちすると、釘は釘打出しノーズ部
から飛び出さず釘打出しノーズ部の後方、即ち、釘導出
口から飛び出ることになり作業者に事故を招く危険性が
あった。
帯片の残留片が付着していたり，また飛び散った帯片が
ノーズのガイド孔に詰まったりするとスムーズな送りが
できなくなり、先頭位置の釘が正常な姿勢である垂直状
態でノーズに装填されず、傾斜状態で装填されることが
ある。この状態で釘打ちすると、釘は釘打出しノーズ部
から飛び出さず釘打出しノーズ部の後方、即ち、釘導出
口から飛び出ることになり作業者に事故を招く危険性が
あった。
また、この状態で釘打ちすると空打ちになることもあ
り、作動部及びマガジン部等を損傷する原因となる問題
点があった。
り、作動部及びマガジン部等を損傷する原因となる問題
点があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたもので、後
方打ち等の不良打ちが発生しても安全カバーで防護され
ていて釘が外部に飛び出さず、釘打作業の安全性を向上
させた自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置を提
供するものである。
方打ち等の不良打ちが発生しても安全カバーで防護され
ていて釘が外部に飛び出さず、釘打作業の安全性を向上
させた自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置を提
供するものである。
上記目的を達成するため、本考案の自動釘打機における
不良打釘飛出し防止装置は、マガジン(1)から送給され
る先頭の釘(3a)が装填されるノーズ部(4)と、該ノーズ
部(4)に向って連結釘(3)を順次送給する釘導出口の下面
を開放したマガジン(1)とで構成してなる自動釘打機に
おいて、ノーズ部(4)の打出口を開口すると共に、釘導
出口の下面部を閉塞する凹字状の安全カバー(5)を、取
付板(7)を介して取付け、該安全カバー(5)を取付板(7)
に穿設した長孔(9)に沿って前後方向に摺動自在に構成
したものである。
不良打釘飛出し防止装置は、マガジン(1)から送給され
る先頭の釘(3a)が装填されるノーズ部(4)と、該ノーズ
部(4)に向って連結釘(3)を順次送給する釘導出口の下面
を開放したマガジン(1)とで構成してなる自動釘打機に
おいて、ノーズ部(4)の打出口を開口すると共に、釘導
出口の下面部を閉塞する凹字状の安全カバー(5)を、取
付板(7)を介して取付け、該安全カバー(5)を取付板(7)
に穿設した長孔(9)に沿って前後方向に摺動自在に構成
したものである。
マガジン(1)に収容保持された連結釘(3)が順次送給され
て先頭位置の釘(3a)が連結帯体(2)の突出残留帯片や或
いは切断され飛び散った樹脂片等でガイド孔が詰まった
りして垂直に装填されず傾斜して入った場合、その状態
で釘打ちすると不良打ちとなり、釘は打出しノーズ部
(4)から飛出さず、その後方の釘導出口から飛出るが凹
字状の安全カバー(5)で受止められ外部に飛出さず安全
である。また、不良打ちが発生しても釘(3)の先端は凹
字状の安全カバー(5)内に入るから、該カバー(5)を後方
に摺動して簡単に不良釘を取り出せる。また不良打ちが
発生しても釘(3)は安全カバー(5)内に入るから、該カバ
ーを後方に摺動して不良釘を取り出せる。
て先頭位置の釘(3a)が連結帯体(2)の突出残留帯片や或
いは切断され飛び散った樹脂片等でガイド孔が詰まった
りして垂直に装填されず傾斜して入った場合、その状態
で釘打ちすると不良打ちとなり、釘は打出しノーズ部
(4)から飛出さず、その後方の釘導出口から飛出るが凹
字状の安全カバー(5)で受止められ外部に飛出さず安全
である。また、不良打ちが発生しても釘(3)の先端は凹
字状の安全カバー(5)内に入るから、該カバー(5)を後方
に摺動して簡単に不良釘を取り出せる。また不良打ちが
発生しても釘(3)は安全カバー(5)内に入るから、該カバ
ーを後方に摺動して不良釘を取り出せる。
以下、本考案の実施例を示す図面について説明すれば、
(1)は合成樹脂連結帯体(2)により並列に連結された連結
釘(3)を収納保持するマガジンで、該マガジンは下面を
開放したマガジンである。、(4)は釘打機本体から下方
に突出した釘打出し用ノーズで、下端の打出し口は開口
してある。(5)は断面凹状の鋼鉄製の安全カバーで、後
述する取付板(7)によってマガジン(1)の前方導出口部分
に設けるものであり、順次送給された釘(3)の第２番目
以降の釘(3b)(3c)(3d)・・・・・数本分の下端部を閉塞
している。この安全カバー(5)は下端の先端部が湾曲部
(5a)に形成してあると共に、その先端から上端に向って
傾斜してある。(6)はカバー(5)の一側面に一体的に溶接
された螺軸、(7)は安全カバー(5)を取付けるための取付
板で、その上方部をマガジン(1)の前方の上面部に当接
して軸(8)で止着してある。また、この取付板(7)の側壁
面には横長の長孔(9)を穿設してあり、前述の安全カバ
ー(5)に固着した螺軸(6)を挿通してナット(10)で螺合
し、安全カバー(5)を横方向に摺動自在とするものであ
る。
(1)は合成樹脂連結帯体(2)により並列に連結された連結
釘(3)を収納保持するマガジンで、該マガジンは下面を
開放したマガジンである。、(4)は釘打機本体から下方
に突出した釘打出し用ノーズで、下端の打出し口は開口
してある。(5)は断面凹状の鋼鉄製の安全カバーで、後
述する取付板(7)によってマガジン(1)の前方導出口部分
に設けるものであり、順次送給された釘(3)の第２番目
以降の釘(3b)(3c)(3d)・・・・・数本分の下端部を閉塞
している。この安全カバー(5)は下端の先端部が湾曲部
(5a)に形成してあると共に、その先端から上端に向って
傾斜してある。(6)はカバー(5)の一側面に一体的に溶接
された螺軸、(7)は安全カバー(5)を取付けるための取付
板で、その上方部をマガジン(1)の前方の上面部に当接
して軸(8)で止着してある。また、この取付板(7)の側壁
面には横長の長孔(9)を穿設してあり、前述の安全カバ
ー(5)に固着した螺軸(6)を挿通してナット(10)で螺合
し、安全カバー(5)を横方向に摺動自在とするものであ
る。
このように構成した本考案の使用例を説明すると、マガ
ジン(1)に収容保持された連結釘(3)が順次送給されて先
頭位置の釘(3)がノーズ部(4)に装填され釘打ちされる。
この時に連結帯体(2)の突出残留帯片が釘(3)の軸杆部に
付着したり、或いはガイド孔に切断された樹脂片が詰っ
たりするとスムースな送りができなくなって先頭の釘(3
a)は、傾斜状態でノーズ部(4)に装填されこの状態で釘
打ちすると釘(3)は打出しノーズ部(4)の後方の釘導出口
から飛出すが安全カバー(5)で止められ外部に飛出るこ
とがない。２番目以降の釘(3b)(3c)・・・・・の下端部
も閉塞されているので飛出すことがない。また、不良打
ちが発生しても釘(5)はカバー(5)内に入ってあるので後
方に摺動させれば容易に取り出せる。
ジン(1)に収容保持された連結釘(3)が順次送給されて先
頭位置の釘(3)がノーズ部(4)に装填され釘打ちされる。
この時に連結帯体(2)の突出残留帯片が釘(3)の軸杆部に
付着したり、或いはガイド孔に切断された樹脂片が詰っ
たりするとスムースな送りができなくなって先頭の釘(3
a)は、傾斜状態でノーズ部(4)に装填されこの状態で釘
打ちすると釘(3)は打出しノーズ部(4)の後方の釘導出口
から飛出すが安全カバー(5)で止められ外部に飛出るこ
とがない。２番目以降の釘(3b)(3c)・・・・・の下端部
も閉塞されているので飛出すことがない。また、不良打
ちが発生しても釘(5)はカバー(5)内に入ってあるので後
方に摺動させれば容易に取り出せる。
本考案はマガジン(1)から送給される先頭の釘(3a)が装
填されるノーズ部(4)と、該ノーズ部(4)に向って連結釘
(3)を順次送給する釘導出口の下面を開放したマガジン
(1)とで構成してなる自動釘打機において、ノーズ部(4)
の打出口を開口すると共に、釘導出口の下面部を閉塞す
る凹字状の安全カバー(5)を、取付板(7)を介して取付
け、該安全カバー(5)を取付板(7)に穿設した長孔(9)に
沿って前後方向に摺動自在に構成したものであるから、
釘打作業時において、後方打ち等の不良打ちが発生して
も安全カバー(5)によって飛出しを防止でき、釘打作業
の安全性が向上し安心して作業を行うことができる。ま
た、安全カバー(5)は横方向に摺動できるから不良打ち
釘の取出しが容易となる。さらに釘打作業においては、
マガジン(1)の先端部がたたかれ摩耗したり、損傷した
りすることがあるが、安全カバー(5)で保護することに
より堅牢強固となってマガジン(1)を傷めることがなく
長期に亘って使用できるものである。
填されるノーズ部(4)と、該ノーズ部(4)に向って連結釘
(3)を順次送給する釘導出口の下面を開放したマガジン
(1)とで構成してなる自動釘打機において、ノーズ部(4)
の打出口を開口すると共に、釘導出口の下面部を閉塞す
る凹字状の安全カバー(5)を、取付板(7)を介して取付
け、該安全カバー(5)を取付板(7)に穿設した長孔(9)に
沿って前後方向に摺動自在に構成したものであるから、
釘打作業時において、後方打ち等の不良打ちが発生して
も安全カバー(5)によって飛出しを防止でき、釘打作業
の安全性が向上し安心して作業を行うことができる。ま
た、安全カバー(5)は横方向に摺動できるから不良打ち
釘の取出しが容易となる。さらに釘打作業においては、
マガジン(1)の先端部がたたかれ摩耗したり、損傷した
りすることがあるが、安全カバー(5)で保護することに
より堅牢強固となってマガジン(1)を傷めることがなく
長期に亘って使用できるものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図はその簡略
側面図、第２図は要部の拡大側面図、第３図は取付板と
安全カバーの組立て状態の側面図、第４図は第３図Ａ−
Ａ線の縦断面図である。 (1)……マガジン、(3)……釘、 (4)……ノーズ部、(5)……安全カバー。
側面図、第２図は要部の拡大側面図、第３図は取付板と
安全カバーの組立て状態の側面図、第４図は第３図Ａ−
Ａ線の縦断面図である。 (1)……マガジン、(3)……釘、 (4)……ノーズ部、(5)……安全カバー。
Claims (1)
- 【請求項１】マガジン(1)から送給される先頭の釘(3a)
が装填されるノーズ部(4)と、該ノーズ部(4)に向って連
結釘(3)を順次送給する釘導出口の下面を開放したマガ
ジン(1)とで構成してなる自動釘打機において、ノーズ
部(4)の打出口を開口すると共に、釘導出口の下面部を
閉塞する凹字状の安全カバー(5)を、取付板(7)を介して
取付け、該安全カバー(5)を取付板(7)に穿設した長孔
(9)に沿って前後方向に摺動自在に構成したことを特徴
とする自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138911U JPH0616655Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138911U JPH0616655Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446177U JPS6446177U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH0616655Y2 true JPH0616655Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31401681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987138911U Expired - Lifetime JPH0616655Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | 自動釘打機における不良打釘飛出し防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616655Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4569252B2 (ja) * | 2004-10-08 | 2010-10-27 | マックス株式会社 | 動力駆動釘打機 |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP1987138911U patent/JPH0616655Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446177U (ja) | 1989-03-22 |
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