JPH0616654U - フェンスの倒れ防止構造 - Google Patents

フェンスの倒れ防止構造

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JPH0616654U
JPH0616654U JP6020392U JP6020392U JPH0616654U JP H0616654 U JPH0616654 U JP H0616654U JP 6020392 U JP6020392 U JP 6020392U JP 6020392 U JP6020392 U JP 6020392U JP H0616654 U JPH0616654 U JP H0616654U
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JP
Japan
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fence
fixed column
fixed
column member
adjusting screw
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Pending
Application number
JP6020392U
Other languages
English (en)
Inventor
義久 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitz Corp
Original Assignee
Kitz Corp
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Publication date
Application filed by Kitz Corp filed Critical Kitz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フェンス用自在柱で固定したフェンスの倒れ
を防止する。 【構成】 フェンス9の下端枠部9aを固定柱材2とク
ランプ部材3とで挾持させ、固定ボルト4を介して固着
する。さらに、固定柱材2の上方外側面の貫通タップ8
より調整ネジ7を螺入させ、この先端部71で下端枠部
9aの当接面91を押圧可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フェンス用自在柱で支持したフェンスの倒れ防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の住宅において、自己の占有地(宅地)と他の占有地(道路等)を区画す るためにはフェンスが設けられる。通常このフェンスは、材質はアルミ鋳物から なり、1枚の大きさが縦40〜80cmで横100cm程度で、様々なデザイン のものが市販されている。 このようなフェンスの施工手段としては、その両端をボルトで支柱に固定する ことによって行われる。また、2本の支柱(コーナーポール)間に複数枚のフェ ンスを並べて、各フェンスを連結金具で連結すると共に、図3に示されるように フェンス9の下端枠部9aを自在柱の固定柱材2とクランプ部材3で挾持し、固 定ボルト4を締め方向に回動することで固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、支柱間に複数枚のフェンスを設けた場合、施工後の外的要因、 例えば道路を通過する自動車による振動や、風圧による負荷がフェンスの自重と 相俟って、梃子の原理で各フェンスの連結部分や、特にフェンスの下端枠部を支 える自在柱に大きな力を作用させることになる。従って、如何に自在柱の固定ボ ルトを締めようとも、すぐにクランプ部材にガタつきが発生し、時にはフェンス が倒れてしまうことも起こっている。 このように、フェンスが安易に倒れることは安全上好ましいものではなく、ま た、一度倒れたフェンスには形状に歪がでたり、破損したりして再び使用できな くなることもあり経済的負担も大きいことから、上記したような課題の解決が望 まれていた。
【0004】 本考案は、このような従来の課題に鑑みて開発されたものであり、簡単な構成 でありながら、フェンスが安易に倒れることがない構造の自在柱を提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するために、フェンス本体の下端枠部を、固定柱 材とこれと対をなすクランプ部材とで挾持させ、この固定柱材とクランプ部材と を固定ボルトを介して固着すると共に、固定柱材の上方外側面より螺入した調整 ネジの先端部でフェンス本体の下端枠部の側面を押圧可能に設けたことを特徴と する構成とした。
【0006】
【作用】
上記のような構成により本考案は、固定ボルトを締め方向に回動することでク ランプ部材が固定柱材方向に引き寄せられて、固定柱材とクランプ部材との間に 介在させられるフェンスの下端枠部は、これら両部材に挾持され、且つ、固定さ れる。 そして、固定柱材の上方外側面に設けた貫通タップに倒れ防止用の調整ネジを 螺合させる。この調整ネジを締め方向に回動すると、その先端部はフェンスの下 端枠部の側面に当接し、フェンスがクランプ部材方向に押えられるので、クラン プ部材にガタつきが発生せず、これによってフェンスが安易に倒れることがなく なる。 この場合、調整ネジの頭部下面と固定柱材の側面に一定のクリアランスを有し ておけば、調整ネジを締め付けることにより、このクリアランスで各部材間に生 じるおそれのあるガタを吸収できる。
【0007】
【実施例】
これより、本考案の一実施例について図面を用いて説明を行う。 図1、及び図2は本考案の一実施例を示した図であり、本実施例のフェンス用 自在柱材本体1は、施工面10に立設させた固定柱材2と、この固定柱材2に設 けた固定ボルト孔21を貫通する固定ボルト4に螺合するクランプ部材3とで、 例えば鋳物製のフェンス9の下端枠部9aを挾持して、固定させている。この下 端枠部9aは、クランプさせるために断面L字形状に形成している。そして、固 定柱材2の上方外側面に貫通タップ8を形成し、この貫通タップ8に倒れ防止用 の調整ネジ7を螺合させ、この調整ネジ7の先端部71をフェンス9の下端枠部 9aの当接面91に当接させる構成としている。
【0008】 なお、本実施例のフェンス用自在柱材本体1は、鋳物等の重量のあるフェンス 9でも十分に支持することができるように、固定柱材2、及びクランプ部材3は アルミ鋳物で形成されている。また、固定ボルト4とこれに付属するスプリング ワッシャ5、ワッシャ6、及び、調整ネジ7は、雨等によって錆びることがない ようにステンレス製のものを使用している。しかし、適宜防錆処理を施すことで 、他の材質のものを用いることも勿論できることは云うまでもない。
【0009】 次に、本実施例の作用の説明を行う。 まず、フェンス9の下端枠部9aを固定柱材2とクランプ部材3の上方間隙に 介在させる。そして、固定ボルト4を締め方向に回動させる。この固定ボルト4 はクランプ部材3に形成された固定タップ31と螺合しているので、クランプ部 材3は徐々に固定柱材2の方向に引き寄せられる。やがて固定柱材2の当接面2 2はフェンス9の当接面91に、また、クランプ部材3の当接面32はフェンス 9の当接面92とそれぞれ密着し、フェンス9は固定柱材2とクランプ部材3の 両部材で挾持されて固定される。
【0010】 そして、固定柱材2の上方外側面に設けた貫通タップ8に調整ネジ7を螺合さ せる。この調整ネジ7を締め方向に回動すると、その先端部71は下端枠部9a の当接面91と当接する。さらにこの調整ネジ7を締めると、フェンス9の下端 枠部9aがクランプ部材3の方向に押えられるので、クランプ部材3にガタつき が発生せず、これによってフェンス9が安易に倒れることがなくなる。この場合 、調整ネジ7の頭部下面と固定柱材2の貫通タップ8に一定のクリアランス7a を有しておけば、調整ネジ7を締め付けることにより、このクリアランス7aで 各部材間に生じるおそれのあるガタを吸収できる。 なお、固定柱材2は、施工面10に対して垂直に立設させなければならないこ とは云うまでもない。
【0011】
【考案の効果】
以上の説明で明らかな通り本考案によれば、従来の課題であったフェンスの倒 れを効果的に防止することができるようになった。しかも、従来のフェンス用自 在柱に倒れ防止用の調整ネジを設けただけの至極簡単な構成であるから、いたず らに製品の価格を向上させることなく、商品価値の高い製品を提供することがで きる等、優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のフェンス用自在柱を示す図である。
【図2】フェンスの固定状態を示す縦断面側面図であ
る。
【図3】従来のフェンス用自在柱を示す図である。
【符号の説明】
2 固定柱材 3 クランプ部材 4 固定ボルト 7 調整ネジ 71 先端部 8 貫通タップ 9 フェンス 91 当接面 9a 下端枠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェンス本体の下端枠部を、固定柱材と
    これと対をなすクランプ部材とで挾持させ、この固定柱
    材とクランプ部材とを固定ボルトを介して固着すると共
    に、固定柱材の上方外側面より螺入した調整ネジの先端
    部でフェンス本体の下端枠部の側面を押圧可能に設けた
    ことを特徴とするフェンスの倒れ防止構造。
JP6020392U 1992-08-05 1992-08-05 フェンスの倒れ防止構造 Pending JPH0616654U (ja)

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JP6020392U JPH0616654U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 フェンスの倒れ防止構造

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JPH0616654U true JPH0616654U (ja) 1994-03-04

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058759B2 (ja) * 1975-12-22 1985-12-21 イ−ライ・リリ−・アンド・カンパニ− テトラゾロおよびトリアゾロベンゾチアジン類とその製法ならびに用途
JP3087762B2 (ja) * 1990-10-29 2000-09-11 マツダ株式会社 車両の補機制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058759B2 (ja) * 1975-12-22 1985-12-21 イ−ライ・リリ−・アンド・カンパニ− テトラゾロおよびトリアゾロベンゾチアジン類とその製法ならびに用途
JP3087762B2 (ja) * 1990-10-29 2000-09-11 マツダ株式会社 車両の補機制御装置

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