JPH061662Y2 - 作業用アタッチメントの収納構造 - Google Patents
作業用アタッチメントの収納構造Info
- Publication number
- JPH061662Y2 JPH061662Y2 JP17073187U JP17073187U JPH061662Y2 JP H061662 Y2 JPH061662 Y2 JP H061662Y2 JP 17073187 U JP17073187 U JP 17073187U JP 17073187 U JP17073187 U JP 17073187U JP H061662 Y2 JPH061662 Y2 JP H061662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- auger
- work attachment
- reducer
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、オーガ減速機等の作業用アタッチメントを立
てた状態でスタンドに保持収納する収納構造に関する。
てた状態でスタンドに保持収納する収納構造に関する。
B.従来の技術 第5図はオーガ装置を取付けた油圧ショベルの側面図で
あり、上部旋回体1には、ブーム2が回動可能に取付け
られ、このブーム2の先端にアーム3が回動可能に取付
けられている。これらのブーム2、アーム3はシリンダ
4,5によりそれぞれ駆動される。アーム3の先端には
オーガ減速機6が取付け吊持され、その下端にオーガス
クリュ7が取付けられる。ここで、オーガ減速機6とオ
ーガスクリュ7によりオーガ装置を構成する。掘削作業
を行うには、オーガ減速機6によりオーガスクリュ7を
回転駆動し、ブーム2、アーム3を例えば軌跡制御する
ことによりオーガスクリュ7を垂直に降下させる。これ
により地面に孔が穿設される。
あり、上部旋回体1には、ブーム2が回動可能に取付け
られ、このブーム2の先端にアーム3が回動可能に取付
けられている。これらのブーム2、アーム3はシリンダ
4,5によりそれぞれ駆動される。アーム3の先端には
オーガ減速機6が取付け吊持され、その下端にオーガス
クリュ7が取付けられる。ここで、オーガ減速機6とオ
ーガスクリュ7によりオーガ装置を構成する。掘削作業
を行うには、オーガ減速機6によりオーガスクリュ7を
回転駆動し、ブーム2、アーム3を例えば軌跡制御する
ことによりオーガスクリュ7を垂直に降下させる。これ
により地面に孔が穿設される。
C.考案が解決しようとする問題点 ところで、従来、上述のオーガ減速機6は、作業機から
取外した後、立てた状態で保管することが難しいため、
地面に横にして保管していた。このため、オーガ減速機
6の配管やカバー等が損傷するおそれがあり、加えて作
業現場の整理整頓に支障を来していた。
取外した後、立てた状態で保管することが難しいため、
地面に横にして保管していた。このため、オーガ減速機
6の配管やカバー等が損傷するおそれがあり、加えて作
業現場の整理整頓に支障を来していた。
本考案の目的は、オーガ減速機等の作業用アタッチメン
トを立てた状態で保持収納する作業用アタッチメントの
収納構造を提供することにある。
トを立てた状態で保持収納する作業用アタッチメントの
収納構造を提供することにある。
D.問題点を解決するための手段 一実施例を示す第1図および第2図により説明すると、
本考案に係る作業用アタッチメントの収納構造は、作業
用アタッチメント6を立てた状態で保持するスタンド1
0を有し、作業用アタッチメント6をスタンド10で保
持したときにそのスタンド10と作業用アタッチメント
6とを一体に結合する結合部材11,12および61を
スタンド10と作業用アタッチメント6にそれぞれ設け
たものである。
本考案に係る作業用アタッチメントの収納構造は、作業
用アタッチメント6を立てた状態で保持するスタンド1
0を有し、作業用アタッチメント6をスタンド10で保
持したときにそのスタンド10と作業用アタッチメント
6とを一体に結合する結合部材11,12および61を
スタンド10と作業用アタッチメント6にそれぞれ設け
たものである。
E.作用 作業用アタッチメント6を立てた状態でスタンド10に
保持させることができるので、作業用アタッチメント6
の配管カバーの損傷が防止されるとともに、作業現場の
整理整頓が図れる。また、結合部材11,12および6
1により、スタンド10と作業用アタッチメント6とを
一体に結合することができるので、クレーン等を用いる
ことなく作業用アタッチメント6を装着する作業車両に
てスタンド10を移動することができる。
保持させることができるので、作業用アタッチメント6
の配管カバーの損傷が防止されるとともに、作業現場の
整理整頓が図れる。また、結合部材11,12および6
1により、スタンド10と作業用アタッチメント6とを
一体に結合することができるので、クレーン等を用いる
ことなく作業用アタッチメント6を装着する作業車両に
てスタンド10を移動することができる。
F.実施例 第1図〜第3図に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図および第2図は本考案に係る作業用アタッチメン
トの収納構造を示し、第1図が正面図、第2図がそのII
−II線矢視図である。
トの収納構造を示し、第1図が正面図、第2図がそのII
−II線矢視図である。
内部が中空状のスタンド10の上面には、オーガ減速機
(作業用アタッチメント)6のフランジ6aが係止され
るようにオーガ減速機挿入用の孔10aが設けられてい
る。また、スタンド10の上面には、第3図に示すよう
に1対のブラケット11,12が例えば2箇所に取付け
られており、これらのブラケット11,12には貫通孔
11a,12aがそれぞれ設けられている。一方、オー
ガ減速機6にも、この一対のブラケット11,12と対
応する2箇所にブラケット61が取付けられている。
(作業用アタッチメント)6のフランジ6aが係止され
るようにオーガ減速機挿入用の孔10aが設けられてい
る。また、スタンド10の上面には、第3図に示すよう
に1対のブラケット11,12が例えば2箇所に取付け
られており、これらのブラケット11,12には貫通孔
11a,12aがそれぞれ設けられている。一方、オー
ガ減速機6にも、この一対のブラケット11,12と対
応する2箇所にブラケット61が取付けられている。
オーガ減速機6をスタンド10に保持収納させるには、
オーガスクリュ7を取外した後、ブーム2、アーム3を
駆動してオーガ減速機6をスタンド10の孔10aに挿
入する。その際、スタンド10側の一対のブラケット1
1,12の間にオーガ減速機6側のブラケット61が位
置するようにする。オーガ減速機6はそのフランジ6a
がスタンド10の上面に係止され、立った状態で保持さ
れる。この状態で、各ブラケットの孔11a,12b,
61aにピン21を貫通させ、さらに、抜け止め用のロ
ックピン22をピン21に差し込む。これによりスタン
ド10とオーガ減速機6が一体に結合される。しかる
後、アーム3とオーガ減速機6とを切り離す。
オーガスクリュ7を取外した後、ブーム2、アーム3を
駆動してオーガ減速機6をスタンド10の孔10aに挿
入する。その際、スタンド10側の一対のブラケット1
1,12の間にオーガ減速機6側のブラケット61が位
置するようにする。オーガ減速機6はそのフランジ6a
がスタンド10の上面に係止され、立った状態で保持さ
れる。この状態で、各ブラケットの孔11a,12b,
61aにピン21を貫通させ、さらに、抜け止め用のロ
ックピン22をピン21に差し込む。これによりスタン
ド10とオーガ減速機6が一体に結合される。しかる
後、アーム3とオーガ減速機6とを切り離す。
上述のように、スタンド10によりオーガ減速機6を立
てた状態で保持することができるので、オーガ減速機6
の配管やカバー等の損傷が防止されるとともに、作業現
場の整理整頓にも寄与する。
てた状態で保持することができるので、オーガ減速機6
の配管やカバー等の損傷が防止されるとともに、作業現
場の整理整頓にも寄与する。
また、このオーガ減速機6とスタンド10を例えばトラ
ック等に積載するには、スタンド10とオーガ減速機6
とを結合させたままオーガ減速機6をアーム3の先端に
取付け、この状態でブーム2、アーム3を駆動してスタ
ンド10を移動させ、積載後、スタンド10をオーガ減
速機6から切り離せばよい。しだかってスタンド移動の
ためのクレーン等を別に用意する必要がない。
ック等に積載するには、スタンド10とオーガ減速機6
とを結合させたままオーガ減速機6をアーム3の先端に
取付け、この状態でブーム2、アーム3を駆動してスタ
ンド10を移動させ、積載後、スタンド10をオーガ減
速機6から切り離せばよい。しだかってスタンド移動の
ためのクレーン等を別に用意する必要がない。
なお、第1図に二点鎖線で示すように、スタンド10の
底部に突起部20を設け、オーガ減速機6をスタンド1
0に保持させた際に、突起部20がオーガ減速機6の下
部連結部62の凹部に挿入されるよう構成すれば、保持
収納時のオーガ減速機6の安定性が向上する。また、こ
の突起部20をオーガスクリュの立設保持具として用い
てもよい。
底部に突起部20を設け、オーガ減速機6をスタンド1
0に保持させた際に、突起部20がオーガ減速機6の下
部連結部62の凹部に挿入されるよう構成すれば、保持
収納時のオーガ減速機6の安定性が向上する。また、こ
の突起部20をオーガスクリュの立設保持具として用い
てもよい。
すなわち、オーガスクリュ7による最大掘削可能深さよ
りも深い孔を穿設する際には、複数本のオーガスクリュ
7を継ぎ足して掘削作業を行うが、その場合、その継ぎ
足し用のオーガスクリュ7の下部連結部の凹部を突起部
20に挿入させることにより、継ぎ足し用オーガスクリ
ュ7を垂直に保持することができる。したがって、1本
目のオーガスクリュ7で穿設した後、地面に埋まった状
態の1本目のオーガスクリュ7とオーガ減速機6との連
結を外し、スタンド10に立設されている2本目のオー
ガスクリュ7の上部をオーガ減速機6に連結し、次い
で、2本目のオーガスクリュ7の下部を地面内にある1
本目のオーガスクリュ7の上部と連結して、さらに深い
孔を穿設することが容易となる。
りも深い孔を穿設する際には、複数本のオーガスクリュ
7を継ぎ足して掘削作業を行うが、その場合、その継ぎ
足し用のオーガスクリュ7の下部連結部の凹部を突起部
20に挿入させることにより、継ぎ足し用オーガスクリ
ュ7を垂直に保持することができる。したがって、1本
目のオーガスクリュ7で穿設した後、地面に埋まった状
態の1本目のオーガスクリュ7とオーガ減速機6との連
結を外し、スタンド10に立設されている2本目のオー
ガスクリュ7の上部をオーガ減速機6に連結し、次い
で、2本目のオーガスクリュ7の下部を地面内にある1
本目のオーガスクリュ7の上部と連結して、さらに深い
孔を穿設することが容易となる。
また、第4図に示すように、オーガ減速機6にボルト孔
63aが設けられたブラケット63を取付けるととも
に、スタンド10の上面にもボルト孔10bを設け、ブ
ラケット63とスタンド10とをボルト23およびナッ
ト24により固定してもよい。
63aが設けられたブラケット63を取付けるととも
に、スタンド10の上面にもボルト孔10bを設け、ブ
ラケット63とスタンド10とをボルト23およびナッ
ト24により固定してもよい。
G.考案の効果 本考案によれば、作業用アタッチメントをスタンドに立
てた状態で保持収納するようにしたので、作業用アタッ
チメントの配管やカバーの損傷が防止されるとともに、
作業現場の整理整頓が図れる。また、スタンドと作業用
アタッチメントとを一体に結合できるようにしたので、
スタンドに一体に保持収納された作業用アタッチメント
を作業車両に装着することにより、クレーン等を別に用
意することなく作業車両にてスタンドを移動することが
でき、以って作業コストの低減が図れる。
てた状態で保持収納するようにしたので、作業用アタッ
チメントの配管やカバーの損傷が防止されるとともに、
作業現場の整理整頓が図れる。また、スタンドと作業用
アタッチメントとを一体に結合できるようにしたので、
スタンドに一体に保持収納された作業用アタッチメント
を作業車両に装着することにより、クレーン等を別に用
意することなく作業車両にてスタンドを移動することが
でき、以って作業コストの低減が図れる。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は本
考案に係る収納構造の正面図、第2図はそのII−II線矢
視図、第3図はオーガ減速機とスタンドの結合部を示す
斜視図、第4図は第3図に相当する他の実施例を示す斜
視図、第5図はオーガ装置を取付けた油圧ショベルの側
面図である。 6:オーガ減速機 10:スタンド 11,12,61:ブラケット
考案に係る収納構造の正面図、第2図はそのII−II線矢
視図、第3図はオーガ減速機とスタンドの結合部を示す
斜視図、第4図は第3図に相当する他の実施例を示す斜
視図、第5図はオーガ装置を取付けた油圧ショベルの側
面図である。 6:オーガ減速機 10:スタンド 11,12,61:ブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】作業用アタッチメントを立てた状態で保持
するスタンドを有し、前記作業用アタッチメントを前記
スタンドで保持したときにそのスタンドと作業用アタッ
チメントとを一体に結合する結合部材を作業用アタッチ
メントとスタンドとの双方に設けたことを特徴とする作
業用アタッチメントの収納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17073187U JPH061662Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 作業用アタッチメントの収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17073187U JPH061662Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 作業用アタッチメントの収納構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175151U JPH0175151U (ja) | 1989-05-22 |
JPH061662Y2 true JPH061662Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31461934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17073187U Expired - Lifetime JPH061662Y2 (ja) | 1987-11-10 | 1987-11-10 | 作業用アタッチメントの収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061662Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5996922B2 (ja) * | 2011-04-29 | 2016-09-21 | 三谷セキサン株式会社 | 杭穴充填物の採取装置 |
-
1987
- 1987-11-10 JP JP17073187U patent/JPH061662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175151U (ja) | 1989-05-22 |
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