JPH06166148A - ポリオレフイン系繊維マット - Google Patents

ポリオレフイン系繊維マット

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JPH06166148A
JPH06166148A JP28099992A JP28099992A JPH06166148A JP H06166148 A JPH06166148 A JP H06166148A JP 28099992 A JP28099992 A JP 28099992A JP 28099992 A JP28099992 A JP 28099992A JP H06166148 A JPH06166148 A JP H06166148A
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秀夫 松田
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繁幸 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高耐光性であり、しかも難燃性や鮮明性に優
れたポリオレフイン系繊維製のマツトを提供することを
目的とする。 【要約】 耐光剤が0.2〜3重量%配合され、繊度が少なくとも
1.5デニ−ルで50〜2000g/m2のポリオレフ
イン系繊維シ−トの少なくとも一方の面に、分解温度が
250℃以上の有機ハロゲン系難燃剤0.5〜40重量
%配合されたポリオレフイン組成物を50〜1500g
/m2 積層したポリオレフイン系繊維マツト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、鮮明性に優れ、耐光
性と難燃性を兼ね備えたポリオレフイン系繊維マツトに
関する。
【0002】
【従来技術】 ポリオレフイン系ポリオレフイン系繊維
マツトは、嵩高性や色相の鮮明性等が好まれ、住宅やビ
ル、或は車両用等に多量に使用されている。このような
マツトは、パイルの抜毛阻止及び形状安定化のためにス
チレン・ブタジエン系樹脂の水性エマルジヨンやブタジ
エン・アクリロニトリル系樹脂の水性エマルジヨン等や
ポリエチレン等をコ−テイングすることが行われてい
る。又車両用マツトや光が直接当たるような場所で使用
される屋内用マツト等の場合、耐光性と難燃性を合わせ
持つ物が要求されるようになってきた。
【0003】 ポリオレフイン系繊維や該繊維を用いた
マツト等の耐光性を改良する方法として、特公昭48−
35610号公報には鞘側に耐光剤を含有し、芯側に顔
料を含有する鞘芯型ポリオレフイン系複合繊維や、その
繊維が使用されたマツトが開示されている。
【0004】 またポリオレフイン系繊維や該繊維を用
いたマツト等の難燃性を改良する方法として、従来から
繊維自体を難燃化する方法と、バツクラミネ−トを難燃
化する方法が知られている。前者の繊維自体を難燃化す
る方法として、特公昭60−7722号公報に、融点の
異なるポリオレフイン系の各複合成分に分解温度の違う
難燃剤を配合した鞘芯型複合繊維が開示されている。又
後者のバツクラミネ−トを難燃化する方法として、特公
昭54−36720号公報には、ポリエチレンフラツト
ヤ−ンを製織したシ−トの裏面に、分解温度が220℃
以上のハロゲン化合物を含有したポリエチレン樹脂をコ
−テイングする方法が開示されている。又繊維に耐光剤
と難燃材を同時に含有しその両方を改良することも試み
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら前記従
来のマツトは、耐光性、或は難燃性の何れかが改良され
るがその両方が改良された物は無い。又繊維に耐光剤と
難燃材を同時に含有するものは、紫外線の照射により耐
光性が低下すると言う課題があった。またマツトに使用
されるポリオレフイン系繊維は、顔料を配合して紡糸す
ることが多いがこの場合難燃剤の含有により、繊維の鮮
明度が阻害されたり、可紡性が低下したり、難燃剤が繊
維の表面にブリ−ドするという課題があった。本発明は
前記課題のない、鮮明度がよく、高耐光性で、しかも難
燃性に優れるポリオレフイン系繊維マツトを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、耐光剤が
0.2〜3重量%配合され、繊度が少なくとも1.5デ
ニ−ルで50〜2000g/m2のポリオレフイン系繊
維シ−トの少なくとも一方の面に、分解温度が250℃
以上の有機ハロゲン系難燃剤0.5〜40重量%配合さ
れたポリオレフイン組成物を50〜1500g/m2
層したポリオレフイン系繊維マツトである。
【0007】本発明のマツトに使用されるポリオレフイ
ン系繊維とは、プロピレン単独もしくはその共重合体又
はこれらの混合物等を繊維化したものを指す。このよう
な繊維には例えば、結晶性ポリプロピレンやプロピレン
・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−
1共重合体等のプロピレンと他のαオレフインとの共重
合体を繊維化したもの等が挙げられる。このポリオレフ
イン系繊維の繊度は、マツトとして使用されるので繊度
が少なくとも1.5デニ−ル(d/f)である。繊度が
1.5d/f未満の場合、耐光剤を多量に含有する必要
があり、紡糸時の可紡性が悪化したり繊維の強度が低下
するので用いない。繊度は、好ましくは1000d/f
以下、更に好ましくは2〜300d/fのものが使用さ
れ、繊度が1000d/fを越える場合、ニ−ドルパン
チ法あるいはタフテイング法等によるマツト製造時の針
折れやマツトが硬すぎるので好ましくない。又この繊維
は、ステ−プルのみならずマルチフイラメント、モノフ
イラメント、嵩高加工糸或は紡績糸等であつてもよい。
【0008】 本発明のシ−トに使用されるポリオレフ
イン系繊維は、耐光剤が0.2〜3重量%配合されてい
る。しかも該繊維は、耐光性がカ−ボンア−ク燈照射8
3℃280時間以上あるものが好ましい。なを耐光性が
280以上とは、シ−トの耐光性を後記の評価方法で評
価したときに280時間照射で繊維が劣化していない状
態を言う。そのような耐光剤としてサノ−ルLS77
0、サノ−ルLS622、キマソ−ブ944、チヌビン
327、チヌビン326(何れもチバガイギ−社製、商
品名)、セイカライザ−E(大阪精化)等が例示でき
る。耐光剤の配合量が0.05重量%未満の場合、耐光
性が不足する。耐光剤の配合量が3重量%を超す場合繊
維の強度が低下したり、耐光剤がブリ−ドしたりするの
で好ましくない。
【0009】 本発明のポリオレフイン系繊維シ−トに
使用される繊維は、ポリオレフィンに顔料や耐光剤を配
合し、公知の溶融紡糸法により未延伸糸を紡糸し、必要
により延伸、捲縮加工等がされた繊度1.5d/f以
上、繊維長約30〜130mmのステ−プルであるも
の、或は繊維を切断せずにマルチフイラメントとして、
或は嵩高加工糸として、更には紡績糸としたもの等が使
用される。又該合成繊維はレギュラ−繊維であつてもよ
いし、複合繊維であつてもよい。融点に差のある複数の
ポリマ−を鞘芯型、並列型、海島型等の複合型に配置さ
れたいわゆる熱融着性複合繊維は繊維の交点が熱融着さ
れたマツトとすることができる。
【0010】 本発明のポリオレフイン系繊維シ−ト
は、前記耐光剤が配合されたステ−プルをカ−ド法、エ
ア−レイ法、湿式抄紙法、等公知の方法でウェブを得、
該ウェブをニ−ドルパンチ法、スパンレ−ス法等で繊維
を絡合させ目付約50〜2000g/m2 のシ−トを得
る。更に該シ−トの一方の面側に後記の難燃剤を配合し
た組成物を積層することによりマットが得られる。又、
マルチフイラメントや紡績糸等の繊維を編織し目付が上
記範囲のシ−トとしたものでもよい。又前記絡合処理さ
れたシ−ト、あるいは織製されたシ−ト等は基布が使用
されていてもよい。もちろんその表面側に起毛が要求さ
れたり或いは逆にフラツトさが要求される場合、前記絡
合処理等を省いたウェブをそのまま用いてもよいし、起
毛処理されたもの、或は加熱処理し繊維が熱融着された
もの等であつてもよい。
【0011】 本発明のマツトは、少なくとも一方の面
に分解温度が250℃以上の有機ハロゲン系難燃剤が
0.5〜40重量%配合されたポリオレフイン組成物を
50〜1500g/m2 積層する。このような有機ハロ
ゲン系難燃剤を含有したポリオレフイン組成物を積層す
ることにより燃焼速度が100mm/min以下とする
ことができる。このようなポリオレフイン組成物とし
て、ポリエチレン、プロピレンと他の1又は2のαオレ
フインとの共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体等が例示できる。又上記難燃剤とし
て、デカブロムジフェニルオキサイド(分解温度350
℃)、パ−クロロペンタシクロドデカン(650℃)、
エチレンジアミンジハイドロブロマイド(355℃)、
ヘキサブロモベンゼン(340℃)、2・2ビス[4−
(2・3ジブロモプロポキシ)−3・5ジブロモフェニ
ル]プロパン(270℃)、トリス(2・3ジブロモプ
ロピル)ホスヘ−ト(260℃)、ビス[3・5−ジブ
ロム−4−ジブロモプロピルオキシフエニル]スルホン
(280℃)等が例示できる。難燃剤の分解温度が25
0℃以下の場合、ポリオレフインを溶融コ−テイングす
る際、難燃剤の分解する。また難燃剤の分解によりコ−
テイング層に孔が出来たり、凹凸のある不均一なものに
なりやすい。又装置を腐食させやすい。該難燃剤は、三
酸化アンチモン、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム等
の難燃助剤と混合して使用することができる。
【0012】 本発明のマツトは、難燃剤を混合したポ
リオレフイン系組成物を公知の溶融押出法等で押出し繊
維シ−トの裏面に直接コ−テイングする方法(押出しラ
ミネ−ト加工)、難燃剤を混合した樹脂組成物を一旦フ
イルムとし、これを加熱しながら繊維シ−トの裏面に融
着する方法、該フイルムを繊維シ−トの裏面に積層し加
熱圧着する方法、或は該フイルムと繊維シ−トの間を接
着剤、ヒ−トシ−ル材などで接着する方法等により積層
される。本発明のポリオレフイン組成物中の難燃剤の配
合量は、0.5重量%〜40重量%の範囲内である。こ
の範囲のマットとポリオレフイン系繊維シ−トを選ぶこ
とにより燃焼速度を100mm/min以下にすること
ができる。難燃剤の配合量が0.5重量%未満の場合、
難燃性が不足する又10重量%を越える場合、難燃剤が
ブリ−ドしたり、価格が大幅にアツプする等の理由でい
ずれも好ましくない。
【実施例】
【0013】 以下実施例で本発明を実施例で更に詳
細に説明する。繊維の物性やマツトの物性等の評価方法
を以下に示す。 繊維の強伸度:JIS−L−1069の方法による。試
長20mm、引張速度20mm/minの条件でテスト
し強度(g/d)、伸度(%)を求めた。 耐光性:マツトをJIS−L−0824に定めるカ−ボ
ンア−ク燈型耐光試験機を用い、温度83℃で300時
間照射し繊維の劣化時間を測定する。20時間ごとにマ
ツトを爪で数回軽く擦り繊維が切断したり粉状になった
ときの照射時間を劣化時間とした。280時間照射後、
繊維が劣化していないものを耐光性合格と判定した。
【0014】 難燃性:JIS−D−1201に定める
方法で燃焼速度(mm/min)を測定した。但し試験
片5個の機械方向(MD)のみ燃焼速度を測定した。試
験片の端から50mm以内に消火し、しかも60秒以内
に消火したものを自消性と判定した。それ以外の場合、
自消性であつたものを除く試験片の平均の燃焼速度を測
定した。5個とも自消性であつた場合、あるいは燃焼速
度が100mm/min以下であれば合格と判定した。
【0015】 実施例1〜4、比較例1〜5 公知の溶融紡糸法により、顔料としてフタロシアニンブ
ル−が0.77重量%及びキナクロリドンレツドが0.
17重量%配合され、耐光剤が0.12〜1.2重量
%、難燃剤が0〜1.2重量%配合された繊度17.5
d/f、繊維長64mmのポリポロピレン繊維を得た
(繊維a〜g)。この繊維のカ−ドウェブを36番手の
ニ−ドルを用いてニ−ドルパンチ加工を行って目付40
0g/m2 のシ−トを得た。このシ−トの裏面に有機ハ
ロゲン系難燃剤が0〜1.5重量%、難燃助剤三酸化ア
ンチモンが0〜1.2重量%配合されたポリプロピレン
又はポリエチレンをTダイ法で温度240℃で溶融製膜
し目付300g/m2 コ−テイングしたマツトを得た。
繊維の物性、コ−テイングなしのシ−トの物性等を表1
に示す。又コ−テイング後のマツトの物性等を表2に示
す。各表より耐光剤が特定の量含有するポリプロピレン
繊維シ−トの裏面に有機ハロゲン系難燃剤が特定の量含
有するポリオレフインをコ−テイングしたマツトは鮮明
性がよく、しかも耐光性及び難燃性が共によい事が判る
(実施例1〜4)。一方耐光剤と難燃剤が配合されたポ
リプロピレンを使用したマツトは、鮮明性や耐光性が劣
る(比較例4)。又耐光剤や難燃剤の配合量が本願で定
める範囲外であるマツトは耐光性或は難燃性の何れかが
劣る事が判る(比較例1,2,3)。
【0016】 実施例5〜7、比較例6 前記実施例1同様公知の溶融紡糸法により、顔料として
弁柄が0.32重量%及びモノアゾレツドが0.46重
量%、二酸化チタン0.06重量%配合され、且つ耐光
剤や難燃剤が表1に記載する量配合されたポリプロピレ
ン繊維を得た。この繊維は繊度及び繊維長がそれぞれ3
2d/f×89mm(繊維h,i)、6d/f×64m
mであつた(繊維j)。この繊維を前記実施例同様にニ
−ドルパンチ加工を行い、繊度が32d/fのものにつ
いては目付550g/m2(実施例5,6)のマツト
を、繊度が6d/fのものについては320g/m
2(実施例7)のシ−トを得た。このシ−トの裏面に前
記実施例1同様に、有機ハロゲン系難燃剤及び難燃助剤
が配合されたポリエチレンをTダイ法で温度240℃で
溶融製膜し目付100〜300g/m2コ−テイングし
たマツトを得た。繊維の物性コ−テイングなしのマツト
の物性等を表1に示す。又コ−テイング後のマツトの物
性等を表2に示す。各表から耐光剤が特定の量含有する
ポリプロピレン繊維シ−トの裏面に有機ハロゲン系難燃
剤が特定の量含有するポリオレフインをコ−テイングし
たマツトは鮮明性がよく、しかも耐光性及び難燃性が共
によい事が判る(実施例5〜7)。一方耐光剤と難燃剤
が配合されたポリプロピレンを使用したマツトは、鮮明
性や耐光性が劣る(比較例6)。
【0017】 比較例7 実施例7において、ポリオレフイン繊維、該繊維の目付
等を実施例7同一のシ−トを用い、該シ−トの裏面に
1.2ジブロム3クロロプロパン(分解温度210℃)
を5重量%、三酸化アンチモン1.0重量%を配合した
ポリエチレンをコ−テイングした。しかしコ−テイング
時に難燃剤の分解によるハロゲンガスの刺激臭が激しく
コ−テイング不可能であった。
【0018】 実施例8 複合紡糸法により融点132℃のポリエチレンを鞘成分
とし、融点162℃のポリプロピレンを芯成分とし、鞘
成分と芯成分の複合比が50/50(重量比)、繊度1
2d/f,繊維長89mmの複合繊維を得た。なをこの
繊維は複合の両成分に顔料のフタロシアニングリ−ンを
0.46重量%、耐光剤のキマソ−ブ944を0.8重
量%配合されている。この繊維は強度が3.5g/d伸
度が52%であつた。この複合繊維を前記実施例1同様
にカ−デイングし更にニ−ドルパンチ処理をし目付45
0g/m2 のシ−トとし、更に温度145℃で10分間
加熱処理し繊維の交点が熱融着したシ−トを得た。この
シ−トは鮮明性が(○)、耐光性が300時間であつ
た。このシ−トの裏面に前記実施例7と同じ配合組成で
難燃化されたポリエチレンを300g/m2 コ−テイン
グし、マツトを得た。このマツトは鮮明性が(○)、耐
光性が300時間であつた。又難燃性は自消性であっ
た。
【0019】
【発明の効果】 本発明のマツトは耐光性と難燃性の両
方共が良い。しかも顔料着色されたものは鮮明性がよ
い。本発明のマツトは車両用、住宅用、或は屋外用等に
使用出来た。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、鮮明性に優れ、耐光
性と難燃性を兼ね備えたポリオレフイン系繊維マツトに
関する。
【0002】
【従来技術】 ポリオレフイン系ポリオレフイン系繊維
マツトは、嵩高性や色相の鮮明性等が好まれ、住宅やビ
ル、或は車両用等に多量に使用されている。このような
マツトは、パイルの抜毛阻止及び形状安定化のためにス
チレン・ブタジエン系樹脂の水性エマルジヨンやブタジ
エン・アクリロニトリル系樹脂の水性エマルジヨン等や
ポリエチレン等をコ−テイングすることが行われてい
る。又車両用マツトや光が直接当たるような場所で使用
される屋内用マツト等の場合、耐光性と難燃性を合わせ
持つ物が要求されるようになってきた。
【0003】 ポリオレフイン系繊維や該繊維を用いた
マツト等の耐光性を改良する方法として、特公昭48−
35610号公報には鞘側に耐光剤を含有し、芯側に顔
料を含有する鞘芯型ポリオレフイン系複合繊維や、その
繊維が使用されたマツトが開示されている。
【0004】 またポリオレフイン系繊維や該繊維を用
いたマツト等の難燃性を改良する方法として、従来から
繊維自体を難燃化する方法と、バツクラミネ−トを難燃
化する方法が知られている。前者の繊維自体を難燃化す
る方法として、特公昭60−7722号公報に、融点の
異なるポリオレフイン系の各複合成分に分解温度の違う
難燃剤を配合した鞘芯型複合繊維が開示されている。又
後者のバツクラミネ−トを難燃化する方法として、特公
昭54−36720号公報には、ポリエチレンフラツト
ヤ−ンを製織したシ−トの裏面に、分解温度が220℃
以上のハロゲン化合物を含有したポリエチレン樹脂をコ
−テイングする方法が開示されている。又繊維に耐光剤
と難燃材を同時に含有しその両方を改良することも試み
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら前記従
来のマツトは、耐光性、或は難燃性の何れかが改良され
るがその両方が改良された物は無い。又繊維に耐光剤と
難燃材を同時に含有するものは、紫外線の照射により耐
光性が低下すると言う課題があった。またマツトに使用
されるポリオレフイン系繊維は、顔料を配合して紡糸す
ることが多いがこの場合難燃剤の含有により、繊維の鮮
明度が阻害されたり、可紡性が低下したり、難燃剤が繊
維の表面にブリ−ドするという課題があった。本発明は
前記課題のない、鮮明度がよく、高耐光性で、しかも難
燃性に優れるポリオレフイン系繊維マツトを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明は、耐光剤が
0.2〜3重量%配合され、繊度が少なくとも1.5デ
ニ−ルで50〜2000g/m2のポリオレフイン系繊
維シ−トの少なくとも一方の面に、分解温度が250℃
以上の有機ハロゲン系難燃剤0.5〜40重量%配合さ
れたポリオレフイン組成物を50〜1500g/m2
層したポリオレフイン系繊維マツトである。
【0007】本発明のマツトに使用されるポリオレフイ
ン系繊維とは、プロピレン単独もしくはその共重合体又
はこれらの混合物等を繊維化したものを指す。このよう
な繊維には例えば、結晶性ポリプロピレンやプロピレン
・エチレン共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−
1共重合体等のプロピレンと他のαオレフインとの共重
合体を繊維化したもの等が挙げられる。このポリオレフ
イン系繊維の繊度は、マツトとして使用されるので繊度
が少なくとも1.5デニ−ル(d/f)である。繊度が
1.5d/f未満の場合、耐光剤を多量に含有する必要
があり、紡糸時の可紡性が悪化したり繊維の強度が低下
するので用いない。繊度は、好ましくは1000d/f
以下、更に好ましくは2〜300d/fのものが使用さ
れ、繊度が1000d/fを越える場合、ニ−ドルパン
チ法あるいはタフテイング法等によるマツト製造時の針
折れやマツトが硬すぎるので好ましくない。又この繊維
は、ステ−プルのみならずマルチフイラメント、モノフ
イラメント、嵩高加工糸或は紡績糸等であつてもよい。
【0008】 本発明のシ−トに使用されるポリオレフ
イン系繊維は、耐光剤が0.2〜3重量%配合されてい
る。しかも該繊維は、耐光性がカ−ボンア−ク燈照射8
3℃280時間以上あるものが好ましい。なを耐光性が
280以上とは、シ−トの耐光性を後記の評価方法で評
価したときに280時間照射で繊維が劣化していない状
態を言う。そのような耐光剤としてサノ−ルLS77
0、サノ−ルLS622、キマソ−ブ944、チヌビン
327、チヌビン326(何れもチバガイギ−社製、商
品名)、セイカライザ−E(大阪精化)等が例示でき
る。耐光剤の配合量が0.05重量%未満の場合、耐光
性が不足する。耐光剤の配合量が3重量%を超す場合繊
維の強度が低下したり、耐光剤がブリ−ドしたりするの
で好ましくない。
【0009】 本発明のポリオレフイン系繊維シ−トに
使用される繊維は、ポリオレフィンに顔料や耐光剤を配
合し、公知の溶融紡糸法により未延伸糸を紡糸し、必要
により延伸、捲縮加工等がされた繊度1.5d/f以
上、繊維長約30〜130mmのステ−プルであるも
の、或は繊維を切断せずにマルチフイラメントとして、
或は嵩高加工糸として、更には紡績糸としたもの等が使
用される。又該合成繊維はレギュラ−繊維であつてもよ
いし、複合繊維であつてもよい。融点に差のある複数の
ポリマ−を鞘芯型、並列型、海島型等の複合型に配置さ
れたいわゆる熱融着性複合繊維は繊維の交点が熱融着さ
れたマツトとすることができる。
【0010】 本発明のポリオレフイン系繊維シ−ト
は、前記耐光剤が配合されたステ−プルをカ−ド法、エ
ア−レイ法、湿式抄紙法、等公知の方法でウェブを得、
該ウェブをニ−ドルパンチ法、スパンレ−ス法等で繊維
を絡合させ目付約50〜2000g/m2 のシ−トを得
る。更に該シ−トの一方の面側に後記の難燃剤を配合し
た組成物を積層することによりマットが得られる。又、
マルチフイラメントや紡績糸等の繊維を編織し目付が上
記範囲のシ−トとしたものでもよい。又前記絡合処理さ
れたシ−ト、あるいは織製されたシ−ト等は基布が使用
されていてもよい。もちろんその表面側に起毛が要求さ
れたり或いは逆にフラツトさが要求される場合、前記絡
合処理等を省いたウェブをそのまま用いてもよいし、起
毛処理されたもの、或は加熱処理し繊維が熱融着された
もの等であつてもよい。
【0011】 本発明のマツトは、少なくとも一方の面
に分解温度が250℃以上の有機ハロゲン系難燃剤が
0.5〜40重量%配合されたポリオレフイン組成物を
50〜1500g/m2 積層する。このような有機ハロ
ゲン系難燃剤を含有したポリオレフイン組成物を積層す
ることにより燃焼速度が100mm/min以下とする
ことができる。このようなポリオレフイン組成物とし
て、ポリエチレン、プロピレンと他の1又は2のαオレ
フインとの共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−ア
クリル酸共重合体等が例示できる。又上記難燃剤とし
て、デカブロムジフェニルオキサイド(分解温度350
℃)、パ−クロロペンタシクロドデカン(650℃)、
エチレンジアミンジハイドロブロマイド(355℃)、
ヘキサブロモベンゼン(340℃)、2・2ビス[4−
(2・3ジブロモプロポキシ)−3・5ジブロモフェニ
ル]プロパン(270℃)、トリス(2・3ジブロモプ
ロピル)ホスヘ−ト(260℃)、ビス[3・5−ジブ
ロム−4−ジブロモプロピルオキシフエニル]スルホン
(280℃)等が例示できる。難燃剤の分解温度が25
0℃以下の場合、ポリオレフインを溶融コ−テイングす
る際、難燃剤の分解する。また難燃剤の分解によりコ−
テイング層に孔が出来たり、凹凸のある不均一なものに
なりやすい。又装置を腐食させやすい。該難燃剤は、三
酸化アンチモン、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム等
の難燃助剤と混合して使用することができる。
【0012】 本発明のマツトは、難燃剤を混合したポ
リオレフイン系組成物を公知の溶融押出法等で押出し繊
維シ−トの裏面に直接コ−テイングする方法(押出しラ
ミネ−ト加工)、難燃剤を混合した樹脂組成物を一旦フ
イルムとし、これを加熱しながら繊維シ−トの裏面に融
着する方法、該フイルムを繊維シ−トの裏面に積層し加
熱圧着する方法、或は該フイルムと繊維シ−トの間を接
着剤、ヒ−トシ−ル材などで接着する方法等により積層
される。本発明のポリオレフイン組成物中の難燃剤の配
合量は、0.5重量%〜40重量%の範囲内である。こ
の範囲のマットとポリオレフイン系繊維シ−トを選ぶこ
とにより燃焼速度を100mm/min以下にすること
ができる。難燃剤の配合量が0.5重量%未満の場合、
難燃性が不足する又10重量%を越える場合、難燃剤が
ブリ−ドしたり、価格が大幅にアツプする等の理由でい
ずれも好ましくない。
【実施例】
【0013】 以下実施例で本発明を実施例で更に詳細
に説明する。繊維の物性やマツトの物性等の評価方法を
以下に示す。 繊維の強伸度:JIS−L−1069の方法による。試
長20mm、引張速度20mm/minの条件でテスト
し強度(g/d)、伸度(%)を求めた。 耐光性:マツトをJIS−L−0824に定めるカ−ボ
ンア−ク燈型耐光試験機を用い、温度83℃で300時
間照射し繊維の劣化時間を測定する。20時間ごとにマ
ツトを爪で数回軽く擦り繊維が切断したり粉状になった
ときの照射時間を劣化時間とした。280時間照射後、
繊維が劣化していないものを耐光性合格と判定した。
【0014】 難燃性:JIS−D−1201に定める
方法で燃焼速度(mm/min)を測定した。但し試験
片5個の機械方向(MD)のみ燃焼速度を測定した。試
験片の端から50mm以内に消火し、しかも60秒以内
に消火したものを自消性と判定した。それ以外の場合、
自消性であつたものを除く試験片の平均の燃焼速度を測
定した。5個とも自消性であつた場合、あるいは燃焼速
度が100mm/min以下であれば合格と判定した。
【0015】 実施例1〜4、比較例1〜5 公知の溶融紡糸法により、顔料としてフタロシアニンブ
ル−が0.77重量%及びキナクロリドンレツドが0.
17重量%配合され、耐光剤が0.12〜1.2重量
%、難燃剤が0〜1.2重量%配合された繊度17.5
d/f、繊維長64mmのポリポロピレン繊維を得た
(繊維a〜g)。この繊維のカ−ドウェブを36番手の
ニ−ドルを用いてニ−ドルパンチ加工を行って目付40
0g/m2 のシ−トを得た。このシ−トの裏面に有機ハ
ロゲン系難燃剤が0〜1.5重量%、難燃助剤三酸化ア
ンチモンが0〜1.2重量%配合されたポリプロピレン
又はポリエチレンをTダイ法で温度240℃で溶融製膜
し目付300g/m2 コ−テイングしたマツトを得た。
繊維の物性、コ−テイングなしのシ−トの物性等を表1
に示す。又コ−テイング後のマツトの物性等を表2に示
す。各表より耐光剤が特定の量含有するポリプロピレン
繊維シ−トの裏面に有機ハロゲン系難燃剤が特定の量含
有するポリオレフインをコ−テイングしたマツトは鮮明
性がよく、しかも耐光性及び難燃性が共によい事が判る
(実施例1〜4)。一方耐光剤と難燃剤が配合されたポ
リプロピレンを使用したマツトは、鮮明性や耐光性が劣
る(比較例4)。又耐光剤や難燃剤の配合量が本願で定
める範囲外であるマツトは耐光性或は難燃性の何れかが
劣る事が判る(比較例1,2,3)。
【0016】 実施例5〜7、比較例6 前記実施例1同様公知の溶融紡糸法により、顔料として
弁柄が0.32重量%及びモノアゾレツドが0.46重
量%、二酸化チタン0.06重量%配合され、且つ耐光
剤や難燃剤が表1に記載する量配合されたポリプロピレ
ン繊維を得た。この繊維は繊度及び繊維長がそれぞれ3
2d/f×89mm(繊維h,i)、6d/f×64m
mであつた(繊維j)。この繊維を前記実施例同様にニ
−ドルパンチ加工を行い、繊度が32d/fのものにつ
いては目付550g/m2(実施例5,6)のマツト
を、繊度が6d/fのものについては320g/m
2(実施例7)のシ−トを得た。このシ−トの裏面に前
記実施例1同様に、有機ハロゲン系難燃剤及び難燃助剤
が配合されたポリエチレンをTダイ法で温度240℃で
溶融製膜し目付100〜300g/m2コ−テイングし
たマツトを得た。繊維の物性コ−テイングなしのマツト
の物性等を表1に示す。又コ−テイング後のマツトの物
性等を表2に示す。各表から耐光剤が特定の量含有する
ポリプロピレン繊維シ−トの裏面に有機ハロゲン系難燃
剤が特定の量含有するポリオレフインをコ−テイングし
たマツトは鮮明性がよく、しかも耐光性及び難燃性が共
によい事が判る(実施例5〜7)。一方耐光剤と難燃剤
が配合されたポリプロピレンを使用したマツトは、鮮明
性や耐光性が劣る(比較例6)。
【0017】 比較例7 実施例7において、ポリオレフイン繊維、該繊維の目付
等を実施例7同一のシ−トを用い、該シ−トの裏面に
1.2ジブロム3クロロプロパン(分解温度210℃)
を5重量%、三酸化アンチモン1.0重量%を配合した
ポリエチレンをコ−テイングした。しかしコ−テイング
時に難燃剤の分解によるハロゲンガスの刺激臭が激しく
コ−テイング不可能であった。
【0018】 実施例8 複合紡糸法により融点132℃のポリエチレンを鞘成分
とし、融点162℃のポリプロピレンを芯成分とし、鞘
成分と芯成分の複合比が50/50(重量比)、繊度1
2d/f,繊維長89mmの複合繊維を得た。なをこの
繊維は複合の両成分に顔料のフタロシアニングリ−ンを
0.46重量%、耐光剤のキマソ−ブ944を0.8重
量%配合されている。この繊維は強度が3.5g/d伸
度が52%であつた。この複合繊維を前記実施例1同様
にカ−デイングし更にニ−ドルパンチ処理をし目付45
0g/m2 のシ−トとし、更に温度145℃で10分間
加熱処理し繊維の交点が熱融着したシ−トを得た。この
シ−トは鮮明性が(○)、耐光性が300時間であつ
た。このシ−トの裏面に前記実施例7と同じ配合組成で
難燃化されたポリエチレンを300g/m2 コ−テイン
グし、マツトを得た。このマツトは鮮明性が(○)、耐
光性が300時間であつた。又難燃性は自消性であっ
た。
【0019】
【発明の効果】 本発明のマツトは耐光性と難燃性の両
方共が良い。しかも顔料着色されたものは鮮明性がよ
い。本発明のマツトは車両用、住宅用、或は屋外用等に
使用出来た。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐光剤が0.2〜3重量%配合され、繊
    度が少なくとも1.5デニ−ルで50〜2000g/m
    2のポリオレフイン系繊維シ−トの少なくとも一方の面
    に、分解温度が250℃以上の有機ハロゲン系難燃剤
    0.5〜40重量%配合されたポリオレフイン組成物を
    50〜1500g/m2 積層したポリオレフイン系繊維
    マツト。
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