JPH06165462A - 電磁回転機 - Google Patents

電磁回転機

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JPH06165462A
JPH06165462A JP31240492A JP31240492A JPH06165462A JP H06165462 A JPH06165462 A JP H06165462A JP 31240492 A JP31240492 A JP 31240492A JP 31240492 A JP31240492 A JP 31240492A JP H06165462 A JPH06165462 A JP H06165462A
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JP
Japan
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phase
hall element
rotating machine
degrees
magnetic field
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JP31240492A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Imai
康章 今井
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Canon Electronics Inc
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Canon Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転精度の良好な、回転位相検出手段を減ら
した廉価なインデックスセンサレスの電磁回転機を提供
する。 【構成】 U相ホール素子ランドパターン28とV相ホ
ール素子ランドパターン29が、機械角(θ)で11
9.25度、電気角(Φ)で(119.25−36*
3)×10=112.5度位相差がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピーディ
スクドライブ装置(FDD)等に使われるスピンドルモ
ータ等の電磁回転機に関し、特にその回転精度の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回転位置検出信号(インデックス
信号)をそれ専用のインデックスマグネットとホール素
子等の検出素子を用いて検出する方法から、インデック
スマグネットや検出素子を廃止し、発電線素(これをF
Gパターンと称する)等からのモータの回転速度検出信
号(これをFG信号と称する)やホール素子等からの回
転磁界発生用タイミング検出信号(相切替え信号)を用
いてインデックス信号を検出する方法(インデックスセ
ンサレス)に変わりつつある。また、モータをコストダ
ウンするために、回転位相検出素子であるホール素子の
数も減らしている。上記構成にすると、モータの小型薄
型化、コストダウンには効果があるが、逆に、回転精度
が悪化するという欠点も持っている。
【0003】まず、図11を用いて従来の一般的な電磁
回転機の構成を説明する。
【0004】図11は従来のラジアルギャップモータの
構成の一例を示した部分断面図である。基板7は鉄磁性
材料などからなり、ハウジング12とコア11を止めネ
ジ35等により基板7に固定している。ハウジング12
には含油ベアリング8を圧入する。回転軸5はフランジ
6を介してロータヨーク4を一体に設けられており、さ
らに、下面はスラスト受け9を介して基板7で受け、含
油ベアリング8に嵌着されており、ロータヨーク4、駆
動マグネット1、FGマグネット2、チャッキングマグ
ネット13、チャッキングコロ14等の一体物が基板7
に対して自在に回転する。
【0005】ロータヨーク4の外縁部には駆動マグネッ
ト1が固定されており、周知のように、駆動マグネット
1に対して回転磁界を作用させることによりロータヨー
ク4を回転駆動させる。このために駆動マグネット1
は、図示しないが、20極に半径方向に多極着磁される
とともに、ロータヨーク4の外縁部内側に固着されてい
る。
【0006】回転磁界を作用させるために、複数の回転
磁界発生手段(捲線コイル)10がステータヨーク11
の回りに捲着されて設けられ、その一方、このステータ
ヨーク11は回転軸5の回りに放射状に複数形成されて
おり、捲線コイル10もステータヨーク11上において
周方向に複数分設けられている。このステータヨーク1
1は、止めネジ35などの固定部材により基板7上に固
定されている。さらに、基板7は、図示していないネジ
等の部材でFDDのシャーシ3に固定される。
【0007】以上の構成において、ステータヨーク11
は、駆動マグネット1、ロータヨーク4とともに閉磁気
回路を形成している。なお、駆動マグネット1が、ステ
ータヨーク11の半径方向にこのステータヨーク11か
ら離間して設けられているタイプのブラシレスモータを
ラジアルギャップモータと呼ぶ。
【0008】回転位相検出手段であるホール素子15
は、駆動マグネット1からの磁界を検出し、回転磁界発
生手段である捲線コイル10の磁界発生タイミングを決
定する。ホール素子15は電気角において、捲線コイル
10に対して適切な位置に複数個(3相モータの場合2
〜3個)配設することにより、正規の駆動で駆動電流転
流信号が得られ、モータは回転する。
【0009】ホール素子15の配設位置の従来例を図1
2を用いて説明する。
【0010】図12は従来のモータの基板7上にエッチ
ングされた銅箔パターンを示す図である。FGコイル1
6は、FGマグネット2と対向した位置にあり、回転速
度に比例した周波数信号を発生する。周波数信号は駆動
回路21に入力し、モータは定速度回転する。U相コイ
ル半田付けランド17、V相コイル半田付けランド1
8、W相コイル半田付けランド19は、それぞれ捲線コ
イル10に駆動電流を供給する半田付けランドであり、
そのタイミングは、U、V相ホール素子ランドに配設さ
れたホール素子15からの信号をもとに、駆動回路21
によりコントロールされ、モータは所定方向に回転す
る。
【0011】ホール素子15の配設角度について説明す
る。図12からわかるように、U相とV相のホール素子
15は機械角θで120度の位置に固定されている。駆
動マグネット1の着磁極数Pが20極であるから、電気
角Φに換算すると、Φ=〔θ−{360/(P/2)}
*n〕*〔360/{360/(P/2)}〕=(12
0−36*3)*10=120度である。ただし、nは
(720/P)*(n+1)≧θ≧(720/P)*n
を満足する整数である。ここで、W相のホール素子出力
は、ベクトル計算W=−U−Vを行うことにより得る。
すなわち、回転位相検出手段を減らしている。
【0012】図13はホール素子15の出力と捲線コイ
ル10の駆動電圧および駆動電流との関係を示す図であ
る。図13(a)はそれぞれの相のホール素子出力波形
を示すタイミングチャートであり、サイン波で示してあ
る。図13(b)は捲線コイル10の駆動電圧波形を示
すタイミングチャート、図13(c)は捲線コイル10
の駆動電流波形を示すタイミングチャートである。図1
3に示すように、各相はそれぞれ、電気角で120度ず
つ離間することにより、トルクリップルの少ない良好な
トルク出力が得られるはずである。
【0013】ところが、回転位相検出手段を減らした2
センサ方式のように、W相を他の2相の信号から合成す
る場合、さらに、スイッチングノイズをなくすためにリ
ニア電流駆動方式等を採用すると、図13で説明したタ
イミングでは良好な出力トルクが得られない場合があ
る。
【0014】図14は図11,図12に示す従来のモー
タのトルクリップルの測定値のグラフ、図15はこの従
来のモータの回転精度(ISV)の測定値のグラフであ
る。従来例のモータとしては、インデックスセンサレス
(駆動マグネット1の着磁パターンを1ヶ所ずらしてあ
る)2センサモータのホール素子間の電気角を120度
に設定し、ホール素子出力の3次高調波成分を無くし、
サイン波に設定して試作したものを使用した。横軸が回
転角、縦軸がそれぞれトルク(gfcm)と目標回転数
(rpm)である。図示しないが、これは、インデック
スセンサ付き3センサモータと比較すると、トルクリッ
プル、回転精度とも2倍近く悪化している。
【0015】以上をまとめると、インデックスセンサレ
ス化し、2センサ方式を用いたモータにおいて、ホール
素子間の電気角を120度に設定し、ホール素子出力の
3次高調波成分もサイン波に設定すると、モータの回転
精度が悪化するという問題点が発生した。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電磁回
転機ように、回転位相検出手段(ホール素子)間の電気
角を120度に設定し、回転位相検出手段の出力もサイ
ン波に設定すると、転流タイミングがずれたり、転流タ
イミングでの駆動電流が減少するため、トルクリップル
が大きくなる。すなわち、電磁回転機の回転精度が悪化
し、これをFDD等に用いた場合、情報記録再生エラー
等のエラーを発生しやすくなるという問題点がある。
【0017】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、回転精度の良好な、回転位相検出手
段を減らした廉価なインデックスセンサレスの電磁回転
機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決し、
目的を達成するために、本発明の電磁回転機は、ロータ
と、ステータと、該ステータに設けられたn(n≧3)
相の回転磁界発生手段と、前記ロータに固着され、該ロ
ータと一体に回転軸を中心に回転する磁界発生手段と、
該磁界発生手段の磁界を検出するm(m≦n)個の回転
位相検出手段とを有する電磁回転機において、前記回転
位相検出手段は、隣接する少なくとも1対の回転位置検
出手段の電気角Φ(度)が、(360/n)*0.9
(度)≦Φ≦(360/n)*0.96(度)の関係を
満足するように配設されることを特徴とする。前記磁界
発生手段は、前記回転位相検出手段の感じる磁界の3次
高調波成分が、その基本波に対し、6±3%であるよう
に着磁されていることが望ましい。
【0019】
【作用】すなわち本発明は、回転位相検出手段間の位相
差Φ(度)を1ヶ所以上、電気角にて、n相電磁回転機
の場合、(360/n)*0.9(度)≦Φ≦(360
/n)*0.96(度)の関係、例えば3相モータでは
110〜115度の間に設定することにより、駆動電流
の転流タイミングでの、電流リニア駆動に起因するトル
クリップルの増加と、3相ブラシレスモータにおいて
は、2センサ方式に起因する転流タイミングのずれによ
るトルクリップルの増加を解消しようとするものであ
る。このように構成された本発明においては、回転位相
検出手段の感じる磁束変化の3次高調波成分を6±3%
に設定したものが、回転精度の極小値を取る。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】まず、本発明の実施例を説明する前に、3
次高調波成分および回転位相検出手段(図11のホール
素子15)の電気角のトルクリップルへの影響について
説明する。
【0022】図2(a)は駆動電流切替えタイミング時
のホール素子出力を示すタイミングチャート、図2
(b)は駆動電流切替えタイミング時の出力電流を示す
タイミングチャート、図2(c)は駆動電流切替えタイ
ミング時の合成出力トルクを示すタイミングチャートで
ある。実線がホール素子出力の3次高調波成分が0%の
ときの関係、破線が6±3%のときの関係を示す。図2
(a),(b)に示すように、電流リニア駆動の場合、
電流切替え時の出力トランジスタのベース電流の変化
は、ほぼホール素子出力波形の傾きと比例している。図
2(b)からわかるように、3次高調波成分が多くなっ
たほうが切替え時の駆動電流が多くなる。一方、同じ電
流を流しても、転流タイミングの場所では、トルク発生
に寄与する磁束密度が小さくなっているから、つまり、
磁極の中心からはずれた位置にコアが位置するから、発
生トルクも小さくなる。したがって、図2(c)に示す
ように、ある程度3次高調波成分が多いほうが、合成出
力トルクの減少も押さえられることがわかる。ただし、
3次高調波成分をさらに多くすると、貫通電流が多くな
り発生トルクは減るため、10%以下が望ましい。
【0023】図3はホール素子15の感じる磁束変化の
3次高調波成分を変えたときの回転精度の変化を示すグ
ラフである。ホール素子15の位相差は112度と12
0度、振幅差は1.2である。駆動マグネット1は図5
に示した3種類を用いた。図3からわかるように、回転
精度は3次高調波成分がほぼ6〜7%付近で極小値を取
り、3次高調波成分が大きくなっても小さくなっても、
回転精度は悪化する。具体的には、3次高調波成分が6
±3%の範囲で、回転精度は3%pp以下である。
【0024】ホール素子15の感じる磁束の3次高調波
成分を変えるためには、駆動マグネット1の着磁パター
ンを変える必要がある。図4を用いて、駆動マグネット
1の着磁パターンの3次高調波成分を変える方法を説明
する。
【0025】図4は、駆動マグネット1に、異なる3次
高調波成分を持つ着磁パターンを着磁する方法を説明す
るための、着磁ヨークの模式的な平面図である。内側着
磁ヨーク24と外側着磁ヨーク25の間に、駆動マグネ
ット1が挿入されている。着磁ヨークにはそれぞれ、着
磁パターンの境界に対応する位置にスリット2401〜
2420,2501〜2520が刻まれ、そのスリット
2401〜2420,2501〜2520の、内側着磁
ヨーク24では内周側、外側着磁ヨーク25では外周側
に、ヨークを励磁するための導線26,27を通す穴が
開けられ、導線26,27が一筆書で倦回させられてい
る。
【0026】内側着磁ヨーク24と外側着磁ヨーク25
を同時に励磁すると、図11に示すホール素子15は、
約10%の3次高調波成分を感じる。内側着磁ヨーク2
4のみ励磁すると約7%、ヨークの先端形状を図示する
ように24aに示す破線にして内側着磁ヨーク24のみ
励磁するとさらに少なくなる。また、ヨークの幅を24
b破線に示すように狭くしても同様の効果が得られ、3
次高調波成分は約3%程度になる。
【0027】図5(a)は内側着磁ヨーク24と外側着
磁ヨーク25を同時に励磁した場合の駆動マグネット1
の内周表面の磁化曲線を示すグラフ、図5(b)は内側
着磁ヨーク24のみ励磁したときの磁化曲線を示すグラ
フ、図5(c)はヨークの幅を狭くして内側ヨークのみ
励磁したときの磁化曲線を示すグラフである。縦軸は磁
束密度(G)、横軸は回転角である。
【0028】これらの着磁技術は周知であるが、本発明
は、図11におけるホール素子15の感じる3次高調波
成分が6±3%となるような着磁をされたマグネットを
使用するところが特徴となる。
【0029】図6は3相モータについて2センサ方式の
モータドライバの駆動電流切替えタイミングの様子を示
す図であり、(a)はホール素子出力の関係を示すタイ
ミングチャート、(b)はコイル駆動電流を示すタイミ
ングチャート、(c)は発生トルクを示すタイミングチ
ャートである。実線はU相とV相の位相差が120度の
とき、破線は110度から115度のときのものであ
る。
【0030】U相ホール素子の立ち下がり零クロスは、
W相のソーストランジスタがオフし、U相のソーストラ
ンジスタがオンするタイミングである。図6(b)に示
すように、位相差が120度であると、2センサICの
マトリクス回路の特性により、また、U相とV相の出力
振幅の差や、さらに、3次高調波成分の影響により、転
流タイミングの位置が、正常な転流タイミングの位置A
からBへ移動している。結果として発生トルクは、図6
(c)示す点EFCDのようになり、点Fでトルクリッ
プルの落ち込みが大きくなる。
【0031】一方、位相差を110度から115度の間
に設定すると、転流タイミングは正常な位置Aに戻り、
発生トルクは点ECDとなり、トルクリップルは改善さ
れる。
【0032】図7はホール素子15の位相角を変化させ
たときの回転精度(ISV)の変化を示すグラフであ
る。測定トラックはTR00(最外周),TR40(中
間),TR79(最内周)の3ヶ所で、駆動マグネット
1としては、3次高調波成分が7%のものを使用した。
振幅差は1.2程度である。図7からわかるように、電
気角が110度から115度の範囲で回転精度が極小値
を取る。
【0033】参考として、2センサモータにおいてU相
とV相の振幅比に対する回転精度の依存性を図8に示
す。測定トラックは、TR00,40,79、位相角は
112度、3次成分は7%である。振幅差にはあまり依
存しないことがわかる。
【0034】図1は本発明を適用した一実施例のモータ
PCBの回路パターン図である。従来例(図11,図1
2)と異なるところは、U相ホール素子ランドパターン
28とV相ホール素子ランドパターン29が、機械角
(θ)で119.25度、電気角(Φ)で(119.2
5−36*3)×10=112.5度位相差があること
である。加えて、インデックスセンサレス化するために
ホール素子15(図11)のFGパターンに対する位置
精度を出すため、また、出力振幅差を押さえるため、端
子のランド形状を小さくしている。駆動マグネットは図
5(b)を使用している。その他の構成は従来例(図1
1,図12)と同じである。
【0035】図9は本実施例のモータのトルクリップル
の測定値のグラフ、図10は本実施例のしたモータの回
転精度(ISV)の測定値のグラフである。図9におい
ては、縦軸がトルクを、横軸が回転角を示す。図10に
おいては、縦軸が回転速度を、横軸が回転角を示す。図
14の従来例のトルクリップルと比較すると、約半分ま
で減少し、回転精度も図15の従来例と比較すると、約
13%向上している。
【0036】本実施例はラジアルギャップモータに適用
したが、本発明は、アキシャルギャップモータでも同様
に適用可能である。また、3相モータ以外の電磁回転機
でも、回転位相検出手段を持ち、それからの信号をもと
に、回転磁界検出手段の転流タイミングをコントロール
する電磁回転機であれば、適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電流リニ
ア駆動方式や、回転位相検出手段の素子数が回転磁界発
生手段の相数より少ないような構成の、n相の電磁回転
機において、回転位相検出手段間の位相差Φ(度)を電
気角にて(360/n)*0.9(度)≦Φ≦(360
/n)*0.96(度)の関係に設定することにより、
駆動電流の転流タイミングでの、電流リニア駆動に起因
するトルクリップルの増加と、インデックスセンサレス
に起因する転流タイミングのずれによるトルクリップル
の増加を解消できる。したがって、回転位相検出手段を
減らしたインデックスセンサレスでありながら良好な回
転精度を実現し、例えば本発明をFDDに適用した場
合、そのFDDのリードライト時に充分なウィンドウマ
ージンが得られるように構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施例のモータPCBの回
路パターン図である。
【図2】(a)は駆動電流切替えタイミング時のホール
素子出力を示すタイミングチャート、(b)は駆動電流
切替えタイミング時の出力電流を示すタイミングチャー
ト、(c)は駆動電流切替えタイミング時の合成出力ト
ルクを示すタイミングチャートである。
【図3】ホール素子15の感じる磁束変化の3次高調波
成分を変えたときの回転精度の変化を示すグラフであ
る。
【図4】駆動マグネットに異なる3次高調波成分を持つ
着磁パターンを着磁する方法を説明するための着磁ヨー
クの平面図である。
【図5】(a)は内側着磁ヨーク24と外側着磁ヨーク
25を同時に励磁した場合の駆動マグネット1の内周表
面の磁化曲線を示すグラフ、(b)は内側着磁ヨーク2
4のみ励磁したときの磁化曲線を示すグラフ、(c)は
ヨークの幅を狭くして内側ヨークのみ励磁したときの磁
化曲線を示すグラフである。
【図6】2センサ駆動方式において、ホール出力の位相
差と駆動電流の転流タイミングの関係を説明する図であ
り、(a)はホール素子出力の関係を示すタイミングチ
ャート、(b)はコイル駆動電流を示すタイミングチャ
ート、(c)は発生トルクを示すタイミングチャートで
ある。
【図7】ホール素子15の位相角を変化させたときの回
転精度(ISV)の変化を示すグラフである。
【図8】2センサモータにおいて、U相とV相の振幅比
に対する回転精度の依存性を示すグラフである。
【図9】本実施例のモータのトルクリップルの測定値の
グラフである。
【図10】本実施例のモータの回転精度(ISV)の測
定値のグラフである。
【図11】従来のラジアルギャップモータの構成の一例
を示した部分断面図である。
【図12】従来のモータの基板上にエッチングされた銅
箔パターンを示す図である。
【図13】ホール素子15の出力と捲線コイル10の駆
動電圧および駆動電流との関係を示す図であり、(a)
はそれぞれの相のホール素子出力波形を示すタイミング
チャート、(b)は捲線コイル10の駆動電圧波形を示
すタイミングチャート、(c)は捲線コイル10の駆動
電流波形を示すタイミングチャートである。
【図14】従来のモータのトルクリップルの測定値のグ
ラフである。
【図15】従来のモータの回転精度(ISV)の測定値
のグラフである。
【符号の説明】
1 駆動マグネット 2 FGマグネット 4 ロータヨーク 10 捲線コイル 11 ステータヨーク 15 ホール素子 22,23,28,29 ホール素子ランドパターン 24,25 着磁ヨーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータと、ステータと、該ステータに設
    けられたn(n≧3)相の回転磁界発生手段と、前記ロ
    ータに固着され、該ロータと一体に回転軸を中心に回転
    する磁界発生手段と、該磁界発生手段の磁界を検出する
    m(m≦n)個の回転位相検出手段とを有する電磁回転
    機において、 前記回転位相検出手段は、隣接する少なくとも1対の回
    転位相検出手段の電気角Φ(度)が、(360/n)*
    0.9(度)≦Φ≦(360/n)*0.96(度)の
    関係を満足するように配設されることを特徴とする電磁
    回転機。
  2. 【請求項2】 前記磁界発生手段は、前記回転位置検出
    手段の感じる磁界の3次高調波成分が、その基本波に対
    し、6±3%であるように着磁されていることを特徴と
    する請求項1記載の電磁回転機。
JP31240492A 1992-11-20 1992-11-20 電磁回転機 Pending JPH06165462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2016063396A1 (ja) * 2014-10-23 2017-04-27 三菱電機株式会社 配線板、電動機、電気機器及び空気調和機

Cited By (2)

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JPWO2016063396A1 (ja) * 2014-10-23 2017-04-27 三菱電機株式会社 配線板、電動機、電気機器及び空気調和機
US10601285B2 (en) 2014-10-23 2020-03-24 Mitsubishi Electric Corporation Wiring board, electric motor, electric apparatus, and air conditioner

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