JPH06165415A - リモート電源制御方式 - Google Patents

リモート電源制御方式

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JPH06165415A
JPH06165415A JP43A JP31038292A JPH06165415A JP H06165415 A JPH06165415 A JP H06165415A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 31038292 A JP31038292 A JP 31038292A JP H06165415 A JPH06165415 A JP H06165415A
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Hiroshi Akiba
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の電源を持つシステム装置の電源投入/遮
断/監視の遠隔制御が小規模な仕組みで実現でき、しか
も電源遮断誤動作が防止できるようにする。 【構成】電源PS0 〜PS3 に対応してRCD(リモー
トコントロール装置)20内に設けたシフトレジスタS
S0 〜SS3 とシステム装置10内に設けたシフトレジ
スタSR0 〜SR3 とをシリアルバスSBUSによりリ
ング接続し、RCD20の制御により電源投入/遮断指
示をレジスタSSi (i=0〜3)からレジスタSRi
にシフト入力させて制御モジュールCHi に与え、電源
遮断指示時には更にバスSBUSを介して電源遮断許可
信号を与えることで、モジュールFFi を介してスイッ
チSWi をON/OFFさせる。また、モジュールTR
i からの電源状態信号を、RCD20からの制御により
レジスタSRi に取込んでレジスタSSi にシフト入力
させ、この入力情報を読取ることで電源監視を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の電源を持つシ
ステム装置の電源制御を遠隔操作するのに好適なリモー
ト電源制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の電源を持つシステム装置の
電源投入/遮断/監視の制御を、コントロール装置(リ
モートコントロール装置)によりリモート(遠隔)から
操作しようとした場合、各電源側とコントロール装置間
を、それぞれ2本ずつの信号線で接続する必要があっ
た。この2本の信号は、電源をON(オン)/OFF
(オフ)制御する信号(電源投入/遮断指示信号)と、
電源が正常動作をしているか否かをコントロール装置側
で判定するのに用いられる電源の出力信号(電源状態信
号)である。このような従来のリモート電源制御のシス
テム構成を図3に示す。
【0003】図3において、システム装置100の各電
源PS0 〜PS3 に対応して設けられたスイッチSW0
〜SW3 は、リモートコントロール装置(以下、RCD
と称する)200からのリモート制御によりON/OF
Fする。このスイッチSW0〜SW3 のON/OFFに
より、電源PS0 〜PS3 に対するACの投入/遮断が
行われる。電源PS0 〜PS3 は、スイッチSW0 〜S
W3 のON動作によりACを受けて、デバイスMOD0
〜MOD3 に同デバイスMOD0 〜MOD3 の動作に必
要な電源を供給する。データ変換モジュールTR0 〜T
R3 は、電源PS0 〜PS3 の状態(電源状態)を伝送
信号に変換し、RCD200に出力する。
【0004】RCD200は、MPU(マイクロプロセ
ッサ)201と、ROM(プログラムROM)202
と、RAM203と、各電源PS0 〜PS3 に対応して
設けられたレジスタR0 〜R3 を有する。このレジスタ
R0 〜R3 は、MPU201からスイッチSW0 〜SW
3 をON/OFF制御するために出力されるデータ信号
(電源投入/遮断指示信号)と、システム装置100内
のデータ変換モジュールTR0 〜TR3 から信号線LR
0 〜LR3 を介して送られるデータ信号(電源状態信
号)とをそれぞれ保持するのに用いられる。
【0005】RCD200内のMPU201は、システ
ム装置100内のスイッチSW0 〜SW3 をON/OF
F制御したい場合には、レジスタR0 〜R3 に電源投入
/遮断指示信号をセットする。すると、この電源投入/
遮断指示信号は、レジスタR0 〜R3 から信号線LT0
〜LT3 を介してシステム装置100に送られ、同装置
100内のデータ変換モジュールTT0 〜TT3 を介し
てスイッチSW0 〜SW3 に供給される。これにより、
スイッチSW0 〜SW3 はON/OFFする。
【0006】このように、RCD200内のMPU20
1は、システム装置100内の電源PS0 〜PS3 を、
信号線LT0 〜LT3 を介して個々に制御する。この制
御により、MPU201はACの入力時に発生するラッ
シュ電流をシステムとして防止するために、各電源PS
0 〜PS3 毎に順序投入する。
【0007】またMPU201は、通常運用時には、電
源PS0 〜PS3 の状態が正常であることの確認を行
う。そのためMPU201は、データ変換モジュールT
R0 〜TR3 から信号線LR0 〜LR3 を介して送られ
る電源状態信号をレジスタR0〜R3 を介して取り込
み、その信号状態から電源PS0 〜PS3 が正常動作し
ているか否かを判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
リモート電源制御方式では、図3に示した4台の電源を
リモート制御する例では、リモートコントロール装置
(RDC)とシステム装置とを8本の信号で接続する必
要があった。同様に、例えば8台の電源を持つシステム
装置であれば、リモートコントロール装置とシステム装
置とを16本(2×8本)の信号で接続し、n台の電源
を持つシステム装置であれば、リモートコントロール装
置とシステム装置とを2n本の信号で接続する必要があ
った。
【0009】このように従来は、電源の投入/遮断/監
視の制御を遠隔から行おうとすると、そのための信号線
が、1電源につき2本必要となるため、電源の数が多い
程、大規模な構成となるという問題があった。
【0010】また従来は、リモートコントロール装置の
電源が遮断された場合や、同装置が故障した場合には、
同装置によって制御される全ての電源が遮断されてしま
うという問題があった。更に従来は、信号線が断線する
と、その信号線に対応した電源が遮断されるという問題
もあった。
【0011】この発明は上記事情を考慮してなされたも
のでその目的は、複数の電源を持つシステム装置の電源
投入/遮断/監視の遠隔制御が小規模な仕組みで実現で
きるリモート電源制御方式を提供することにある。この
発明の他の目的は、電源遮断誤動作が防止できるリモー
ト電源制御方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、システム装
置に設けられた複数の電源をリモートコントロール装置
から遠隔操作するリモート電源制御方式において、各電
源毎に、対応電源をオン/オフするためのスイッチ手段
と、対応電源の状態を示す電源状態データを生成する電
源状態データ生成手段とを設ける他、リモートコントロ
ール装置側に各電源に対応してデータシフト機能を有す
る第1のデータ保持手段を設けると共に、システム装置
側にも各電源に対応してデータシフト機能を有する第2
のデータ保持手段を設け、これら各第1および第2のデ
ータ保持手段をシリアルバスによりリング接続すること
で、相対応する第1および第2のデータ保持手段間で、
シフトクロックに従いデータ授受が行われる構成とし、
更に各電源毎に、その電源に対応する第2の保持手段か
ら与えられる電源投入または遮断を指示するための電源
投入/遮断指示データをもとに、相対応するスイッチ手
段をオン/オフ制御するオン/オフ制御手段を設ける
他、リモートコントロール装置から第2のデータ保持手
段に対し、相対応する第1のデータ保持手段およびシリ
アルバスを介して電源投入/遮断指示データをシフト入
力させて、同データを相対応するオン/オフ制御手段に
供給させる電源投入/遮断遠隔制御手段と、各電源状態
データ生成手段により生成されている電源状態データを
相対応する第2のデータ保持手段に保持させた後、シリ
アルバスを介して相対応する第1のデータ保持手段にシ
フト入力させ、その入力データを読取ることにより電源
状態を判断する電源監視手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0013】また、この発明は、上記の電源投入/遮断
遠隔制御手段が電源遮断を指示した場合に、その指示が
有効であることを通知する電源遮断許可信号をシリアル
バスの特定信号線を介して各オン/オフ制御手段に伝達
する構成とすると共に、上記各オン/オフ制御手段は、
電源遮断を指示する電源投入/遮断指示データが与えら
れ、且つ上記電源遮断許可信号が伝達されることをもっ
て、スイッチ手段をオフ制御する構成としたことをも特
徴とする。
【0014】
【作用】上記の構成において、電源の投入/遮断制御が
必要な場合、リモートコントロール装置の電源投入/遮
断遠隔制御手段からその電源に対応した第1のデータ保
持手段(シフトレジスタSS)に電源投入/遮断制御デ
ータをセットし、シリアルバスを制御して第2の保持手
段(シフトレジスタSR)の数分のデータシフトを行わ
せることにより、そのシフトレジスタSSに相対応する
シフトレジスタSRに、そのシフトレジスタSSにセッ
トしたデータをシフト入力させ、同データを更にシフト
レジスタSRから相対応するオン/オフ制御手段(制御
モジュールCH)に渡す。制御モジュールCHは、シフ
トレジスタSRから渡されたデータに従いスイッチ手段
を制御する。これにより、対応する電源の投入/遮断が
制御される。
【0015】このように、上記の構成においては、リモ
ートコントロール装置とシステム装置とを1つのシリア
ルバスで接続していながら、制御対象とする電源に対応
したリモートコントロール装置側のシフトレジスタSS
に、電源投入/遮断指示データをセットしてシフト制御
を行うだけで、そのデータを、制御対象とする電源に対
応したシステム装置側のシフトレジスタSRにシフト入
力させて、同レジスタSRから対応する制御モジュール
CHに渡して、電源投入/遮断を制御することができ
る。しかも、この制御のために必要なリモートコントロ
ール装置とシステム装置とを接続するシリアルバスの構
成信号数は、システム装置内の電源数が多くなっても増
加しない。
【0016】一方、電源監視が必要な場合、リモートコ
ントロール装置の電源監視手段は、各電源状態データ生
成手段により生成されている電源状態データを、それぞ
れ相対応するシフトレジスタSRに保持させた後、シリ
アルバスを制御してシフトレジスタSRの数分のデータ
シフトを行わせることにより、シリアルバスを介してそ
れぞれ相対応するシフトレジスタSSにシフト入力さ
せ、その入力データを読取ることにより各電源の状態を
判断する。
【0017】また、シリアルバスに電源遮断許可信号を
伝達するための専用線を設け、電源投入/遮断遠隔制御
手段が電源遮断を指示するデータをシフトレジスタSS
にセットしてシフト動作を行わせた場合には、この電源
遮断許可信号をアクティブにする構成とし、更にオン/
オフ制御手段は、シフトレジスタSRから渡されたデー
タが電源遮断を指示するものであるなら、シリアルバス
上の電源遮断許可信号がアクティブとなるのを確認して
からスイッチ手段をオフ制御する構成とすることによ
り、例えばシフトレジスタSRの誤動作などの要因で、
制御モジュールCHに渡されるデータが電源遮断を指示
するデータに化けたとしても、電源の誤遮断を防止する
ことができる。また、リモートコントロール装置の故障
やシリアルバスの断線が発生しても、電源が誤って遮断
されることは防止できる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、図3と同一部分には同一符号を付して
詳細な説明を省略する。図1は本発明の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【0019】図1において、10は例えば4台の電源P
S0 〜PS3 と、同電源PS0 〜PS3 からの電源供給
を受けて動作するデバイスMOD0 〜MOD3 を持つシ
ステム装置、20はシステム装置10内の電源PS0 〜
PS3 の投入/遮断/監視をリモート制御するRCD
(リモートコントロール装置)である。
【0020】システム装置10において、電源PS0 〜
PS3 の入力段には、リモートON/OFF機能を持ち
ACの投入/遮断を行うためのスイッチSW0 〜SW3
が接続されている。また、電源PS0 〜PS3 の出力段
には、同電源PS0 〜PS3の状態を2ビットの伝送信
号(電源状態信号)に変換して後述するシフトレジスタ
SR0 〜SR3 に出力するデータ変換モジュールTR0
〜TR3 が接続されている。このデータ変換モジュール
TR0 〜TR3 は、電源PS0 〜PS3 がOFF状態に
ある場合には電源状態信号を“01”とし、ON状態に
ある場合には電源状態信号を“10”とするようになっ
ている。
【0021】スイッチSW0 〜SW3 は、例えば電磁開
閉器により構成されている。スイッチSW0 〜SW3 に
は、同スイッチSW0 〜SW3 をON/OFF制御する
例えば1ビットの情報を記憶するための記憶モジュール
FF0 〜FF3 が接続されている。
【0022】記憶モジュールFF0 〜FF3 には、同F
F0 〜FF3 をセット/リセットする制御モジュールC
H0 〜CH3 が接続されている。この制御モジュールC
H0〜CH3 には、データシフト機能を持つ例えば2ビ
ットのシフトレジスタSR0〜SR3 と、後述するシリ
アルバスSBUSとが接続されている。
【0023】制御モジュールCH0 〜CH3 は、シフト
レジスタSR0 〜SR3 から電源投入を指示するデータ
(電源投入指示データ)が与えられた場合に、記憶モジ
ュールFF0 〜FF3 をセットする。また制御モジュー
ルCH0 〜CH3 は、シフトレジスタSR0 〜SR3 か
ら電源遮断を指示するデータ(電源遮断指示データ)が
与えられた場合、RCD20からシリアルバスSBUS
を介して遮断許可指示が与えられるのを待って記憶モジ
ュールFF0 〜FF3 をリセットする。
【0024】一方、RCD20は、装置の制御中枢をな
すMPU(マイクロプロセッサ)21、MPU21用の
ROM(プログラムROM)22、およびMPU21用
のRAM23を持つ。RCD20はまた、電源PS0 〜
PS3 に対応して設けられた例えば2ビットのシフトレ
ジスタSS0 〜SS3 、および次に述べるシリアルバス
SBUSを制御する制御部(以下、S−CNTと称す
る)24を持つ。シフトレジスタSS0 〜SS3 はMP
U21との間のデータ授受とデータシフト機能を有す
る。
【0025】RCD20内の各シフトレジスタSS0 〜
SS3 、およびシステム装置10内の各シフトレジスタ
SR0 〜SR3 は、データシフトを可能とするために、
シリアルバスSBUSによりリング接続されている。こ
のシリアルバスSBUS上でのシフトレジスタSS0 〜
SS3 の並び順と、シフトレジスタSR0 〜SR3 の並
び順とは一致している。シリアルバスSBUSは、デー
タビット信号、シフトレジスタSS0 〜SS3 ,SR0
〜SR3 のデータシフト動作を行わせるためのシフトク
ロック信号、シフトレジスタSR0 〜SR3 の保持デー
タを制御モジュールCH0 〜CH3 にライトするための
転送データライト指示信号、データ変換モジュールTR
0 〜TR3 からの出力データ(電源状態信号)をシフト
レジスタSR0 〜SR3 に読込むための転送データリー
ド指示信号、および電源遮断許可信号の転送に供される
5本の信号線から構成される。次に、図1の構成の動作
を説明する。
【0026】まず、RCD(リモートコントロール装
置)20は、制御対象の電源PS0 〜PS3 とは別の電
源からAC電源を受けて動作するようになっている。R
CD20(内のMPU21)は、同RCD20にAC電
源が供給されると、ROM22のイニシャライズプログ
ラムに従って自己イニシャライズ動作を実行し、システ
ム状況に応じ、(1)電源投入動作、(2)電源監視動
作、(3)電源遮断動作、(4)保守時の電源遮断動
作、(5)保守時の電源投入動作の5つの基本動作のう
ちのいずれかの動作を開始する。このシステム状況とR
CD20が行う基本動作との対応関係を図2に示す。
【0027】図2から明らかなように、RCD20は、
システム立ち上げ時には電源投入操作を行い、通常運用
時には電源監視動作を行う。またRCD20は、システ
ム停止時には電源遮断動作を行い、保守作業時には保守
時の電源遮断動作または電源投入動作を行う。
【0028】さて本実施例では、後述するように、RC
D20の電源が遮断されても、制御対象の電源PS0 〜
PS3 の電源が遮断されることのないように構成してい
る。このため、制御中にRCD20の電源を再投入する
ことが可能であり、自己イニシャライズ後にどの動作を
すべきかを判断するための仕組みを、RCD20内でフ
ラグとして持っている。
【0029】また、保守作業時の電源遮断動作について
は、まずスイッチ操作あるいは端末装置の操作等によ
り、保守対象装置の電源PSi (i=0〜3)のみをO
FFするようRCD20に通知して、RCD20がその
保守対象装置の電源PSi のみをOFFするようになっ
ている。同様に、保守作業時の電源投入動作について
は、保守作業が完了した場合に、スイッチ操作あるいは
端末装置の操作等により、保守対象装置の電源PSi の
みをONするようRCD20に通知して、RCD20が
その保守した装置の電源PSi のみをONするようにな
っている。以下、RCD20による上記5つの基本動作
を順に説明する。 (1)電源投入動作
【0030】まず、RCD20が制御対象装置の電源P
Si (i=0〜3)を投入する場合の基本的な動作手順
について説明する。なお、電源投入手順として幾つか考
えられるが、ここでは1回の操作で1つの電源PSi を
投入する方式を適用する。これは、電源投入時に発生す
るラッシュ電流を抑制する効果があるためである。ま
た、本実施例における電源投入順序は、PS0 →PS1
→PS2 →PS3 であるものとする。
【0031】RCD20内のMPU21は、まず電源P
S0 の電源投入を制御するために、同電源PS0 に対応
して設けられたシフトレジスタSS0 に、電源投入を指
示するためのデータ(例えば“10”)をセットする。
またMPU21は、他の電源PS1 〜PS3 に対応する
シフトレジスタSS1 〜SS3 に、電源投入/遮断しな
いことを示すデータ(例えば“00”)をセットする。
【0032】次にMPU21は、S−CNT(シリアル
バス制御部)24を制御して、シフトレジスタSR0 〜
SR3 の数分のデータシフト動作をシフトクロックによ
り行わせる。ここでは、各データが2ビットを1語とし
ているため、4つのシフトレジスタSR0 〜SR3 では
8回のシフトを行わせる。
【0033】すると、シフトレジスタSS0 にセットさ
れた電源投入指示データ“10”は、シリアルバスSB
USのデータビット信号線を介してシリアル転送され
て、(シフトレジスタSR0 〜SR3 のうちの)シフト
レジスタSR0 に入力保持される。同様に、シフトレジ
スタSS1 〜SS3 にセットされたデータ“00”は、
シフトレジスタSR1 〜SR3 に入力保持される。
【0034】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシリアルバスSBUS上の転送データライト信号を
アクティブにさせる。すると、シフトレジスタSR0 に
保持されている電源投入指示データ“10”は、制御モ
ジュールCH0 に受け渡される。
【0035】制御モジュールCH0 は、シフトレジスタ
SR0 から電源投入指示データ“10”を受け取ると、
記憶モジュールFF0 をセットする。すると、記憶モジ
ュールFF0 からスイッチSW0 に電源投入指示が出さ
れて同スイッチSW0 がONし、電源PS0 にACが供
給される。電源PS0 は、このAC入力を受けて、デバ
イスMOD0 に電源を供給する。
【0036】一方、シフトレジスタSR1 〜SR3 に保
持されたデータ“00”は、転送データライト信号に応
じて制御モジュールCH1 〜CH3 に受け渡されるが、
電源投入/遮断しないことを示すデータであるため、制
御モジュールCH1 〜CH3は記憶モジュールFF1 〜
FF3 に対する操作を何も行わない。したがって、スイ
ッチSW1 〜SW3 の状態は変わらない。
【0037】RCD20内のMPU21は、以上のよう
にして電源PS0 の電源を投入すると、電源PS1 ,P
S2 ,PS3 の電源投入についても同様の制御動作を繰
り返す。この場合、電源投入指示データ“10”を、シ
フトレジスタSS0 〜SS3のうちの、電源投入制御の
対象となる電源に対応して設けられたシフトレジスタだ
けにセットし、それ以外のレジスタには、電源投入/遮
断しないことを示すデータをセットする必要があること
は勿論である。 (2)電源監視動作
【0038】次に、RCD20が制御対象装置の電源P
Si (i=0〜3)を監視する場合の基本的な動作手順
について説明する。なお、この監視動作は、システム運
用中定期的に行われるものである。
【0039】RCD20内のMPU21は、電源監視
(電源の状態確認)動作を行う場合、まずS−CNT2
4を制御してシリアルバスSBUS上の転送データリー
ド信号をアクティブにさせる。すると、各データ変換モ
ジュールTR0 〜TR3 の出力データ、即ち電源PS0
〜PS3 の状態を示す2ビットの電源状態信号が、シフ
トレジスタSR0 〜SR3 に読込まれる。
【0040】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシフトレジスタSR0 〜SR3の数分のデータシフ
ト動作をシフトクロックにより行わせる。ここでは、各
データが2ビットを1語としているため、4つのシフト
レジスタSR0 〜SR3 では8回のシフトを行わせる。
【0041】すると、シフトレジスタSR0 に読込まれ
た(電源PS0 の状態を示す)2ビットの電源状態信号
(電源状態データ)は、シリアルバスSBUSのデータ
ビット信号線を介してシリアル転送されて、RCD20
内の(シフトレジスタSS0〜SS3 のうちの)シフト
レジスタSS0 に入力保持される。同様に、シフトレジ
スタSR1 〜SR3 に保持された(電源PS1 〜PS3
の状態を示す)2ビットの電源状態信号は、シフトレジ
スタSS1 〜SS3 に入力保持される。次にMPU21
は、シフトレジスタSS1 〜SS3 の保持データを読込
み、そのデータから電源PS1 〜PS3 の状態を判断す
る。
【0042】即ちMPU21は、シフトレジスタSSi
(i=0〜3)から読込んだデータが“01”であれ
ば、電源PSi がOFF状態にあると判断し、また“1
0”であれば、電源PSi がON状態にあると判断す
る。
【0043】これに対し、シフトレジスタSSi (i=
0〜3)から読込んだデータが“00”または“11”
であれば、MPU21は、同データが本来シフトレジス
タSRi から出力されないデータであり、したがってシ
リアルバスSBUSの断線、データ変換モジュールTR
i の故障等の異常であるものと判断する。また、シフト
レジスタSSi から読込んだデータが“01”または
“10”であっても、それ以前にMPU21がシフトレ
ジスタSSi にセットしたデータと異なる場合には、異
常が発生したと判断する。MPU21は、異常を検出し
た場合には、システムアラームを出力して管理者へ通報
する。
【0044】以上の電源監視動作をシステム運用中に定
期的に行うほか、1つの電源投入動作後に行うことによ
り、その電源の状態を直ちに確認することができ、電源
投入時の電源異常を早期に発見することができる。 (3)電源遮断動作
【0045】次に、RCD20が制御対象装置の電源P
Si (i=0〜3)を遮断する場合の基本的な動作手順
について説明する。なお、電源遮断手順として幾つか考
えられるが、ここでは1回の操作で全部の電源PS0 〜
PS3 を同時に遮断する方式を適用する。
【0046】RCD20内のMPU21は、まず電源P
S0 〜PS3 の同時電源遮断を制御するために、同電源
PS0 〜PS3 に対応して設けられたシフトレジスタS
S0〜SS3 に、いずれも電源遮断を指示するためのデ
ータ(例えば“01”)をセットする。
【0047】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシフトレジスタSR0 〜SR3の数分のデータシフ
ト動作をシフトクロックにより行わせる。ここでは、各
データが2ビットを1語としているため、4つのシフト
レジスタSR0 〜SR3 では8回のシフトを行わせる。
【0048】すると、シフトレジスタSS0 〜SS3 に
それぞれセットされた電源遮断指示データ“01”は、
シリアルバスSBUSのデータビット信号線を介してシ
リアル転送されて、シフトレジスタSR0 〜SR3 に入
力保持される。
【0049】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシリアルバスSBUS上の転送データライト信号を
アクティブにさせる。すると、シフトレジスタSR0 〜
SR3 に保持されている電源遮断指示データ“01”
は、制御モジュールCH0 〜CH3 に受け渡される。続
いてMPU21は、S−CNT24を制御してシリアル
バスSBUS上の電源遮断許可信号をアクティブにさせ
る。
【0050】制御モジュールCH0 〜CH3 は、シフト
レジスタSR0 〜SR3 から電源遮断指示データ“0
1”を受け渡されると、それが正しい電源遮断指示デー
タであるか否かを判断するために、シリアルバスSBU
Sを介して電源遮断許可信号が供給されるのを待つ。そ
して制御モジュールCH0 〜CH3 は、MPU21の制
御のもとで上記のようにS−CNT24からシリアルバ
スSBUSを介して電源遮断許可信号が供給されると、
その前にシフトレジスタSR0 〜SR3 から受け渡され
た電源遮断指示データ“01”は正しいものと判断し、
対応する記憶モジュールFF0 〜FF3 をリセットす
る。即ち制御モジュールCH0 〜CH3 は、シフトレジ
スタSR0 〜SR3 から電源遮断指示データ“01”を
受け取り、且つシリアルバスSBUSから電源遮断許可
信号を受け取ることにより初めて、記憶モジュールFF
0 〜FF3 をリセットする。したがって、システム装置
10内のシフトレジスタSR0 〜SR3 の故障、シリア
ルバスSBUSの断線、RCD20に供給されるAC電
源の遮断、あるいはRCD20の故障等により、記憶モ
ジュールFF0 〜FF3 が誤ってリセットされる虞はな
い。
【0051】記憶モジュールFF0 〜FF3 がリセット
されると、対応するスイッチSW0〜SW3 に対する電
源投入指示がクリアされて、スイッチSW0 〜SW3 は
OFFし、電源PS0 〜PS3 へのAC供給が遮断され
る。 (4)保守時の電源遮断動作 本実施例において、保守作業は保守対象装置の電源をO
FFしてから行う。この保守作業開始時の電源遮断動作
の基本的な手順について説明する。
【0052】保守作業者は、対象装置の電源を、例えば
スイッチ操作あるいは端末装置の操作等により、RCD
20に通知する。ここでは、保守対象装置の電源として
PS0 が通知されたものとする。
【0053】すると、RCD20内のMPU21は、そ
の電源PS0 を電源遮断制御の対象とし、電源PS0 に
対応するシフトレジスタSS0 に、電源遮断を指示する
ためのデータ“01”をセットする。またMPU21
は、他の電源PS1 〜PS3 に対応するシフトレジスタ
SS1 〜SS3 に、電源投入/遮断しないことを示すデ
ータ“00”をセットする。
【0054】次にMPU21は、S−CNT24を制御
して、シフトレジスタSR0 〜SR3 の数分のデータシ
フト動作をシフトクロックにより行わせる。ここでは、
各データが2ビットを1語としているため、4つのシフ
トレジスタSR0 〜SR3 では8回のシフトを行わせ
る。
【0055】すると、シフトレジスタSS0 にセットさ
れた電源遮断指示データ“01”は、シリアルバスSB
USのデータビット信号線を介してシリアル転送され
て、シフトレジスタSR0 に入力保持される。同様に、
シフトレジスタSS1 〜SS3にセットされたデータ
“00”は、シフトレジスタSR1 〜SR3 に入力保持
される。
【0056】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシリアルバスSBUS上の転送データライト信号を
アクティブにさせる。すると、シフトレジスタSR0 に
保持されている電源遮断指示データ“01”は、制御モ
ジュールCH0 に受け渡される。また、シフトレジスタ
SR1 〜SR3 に保持されている電源投入/遮断をしな
いことを示すデータ“00”は、制御モジュールCH1
〜CH3 に受け渡される。続いてMPU21は、S−C
NT24を制御してシリアルバスSBUS上の電源遮断
許可信号をアクティブにさせる。
【0057】制御モジュールCH0 は、上記のようにシ
フトレジスタSR0 から電源遮断指示データ“01”を
受け取り、且つシリアルバスSBUSから電源遮断許可
信号を受け取ると、記憶モジュールFF0 をリセットす
る。これにより、スイッチSW0 に対する電源投入指示
がクリアされて、同スイッチSW0 はOFFし、電源P
S0 へのAC供給が遮断される。
【0058】これに対し、シフトレジスタSR1 〜SR
3 から電源投入/遮断をしないことを示すデータ“0
0”を受け取った制御モジュールCH0 〜CH3 は、シ
リアルバスSBUSからの電源遮断許可信号に無関係
に、記憶モジュールFF1 〜FF3 に対して何もしな
い。これにより、スイッチSW1 〜SW3 の状態は保持
される。 (5)保守時の電源投入動作
【0059】本実施例では、保守作業は保守対象装置の
電源をOFFしてから行われるため、保守作業の完了後
は、その電源をONする必要がある。この保守作業完了
時の電源投入動作の基本的な手順について説明する。
【0060】保守作業者は、対象装置の電源を、スイッ
チ操作あるいは端末装置の操作等により、RCD20に
通知する。ここでは、対象装置の電源としてPS0 が通
知されたものとする。
【0061】すると、RCD20内のMPU21は、そ
の電源PS0 を電源投入制御の対象とし、電源PS0 に
対応するシフトレジスタSS0 に、電源投入を指示する
ためのデータ“10”をセットする。またMPU21
は、他の電源PS1 〜PS3 に対応するシフトレジスタ
SS1 〜SS3 に、電源投入/遮断しないことを示すデ
ータ“00”をセットする。
【0062】次にMPU21は、S−CNT24を制御
して、シフトレジスタSR0 〜SR3 の数分のデータシ
フト動作をシフトクロックにより行わせる。ここでは、
各データが2ビットを1語としているため、4つのシフ
トレジスタSR0 〜SR3 では8回のシフトを行わせ
る。
【0063】すると、シフトレジスタSS0 にセットさ
れた電源投入指示データ“10”は、シリアルバスSB
USのデータビット信号線を介してシリアル転送され
て、シフトレジスタSR0 に入力保持される。同様に、
シフトレジスタSS1 〜SS3にセットされたデータ
“00”は、シフトレジスタSR1 〜SR3 に入力保持
される。
【0064】次にMPU21は、S−CNT24を制御
してシリアルバスSBUS上の転送データライト信号を
アクティブにさせる。すると、シフトレジスタSR0 に
保持されている電源投入指示データ“10”は、制御モ
ジュールCH0 に受け渡される。また、シフトレジスタ
SR1 〜SR3 に保持されている電源投入/遮断をしな
いことを示すデータ“00”は、制御モジュールCH1
〜CH3 に受け渡される。
【0065】制御モジュールCH0 は、シフトレジスタ
SR0 から電源投入指示データ“10”を受け取ると、
記憶モジュールFF0 をセットする。すると、記憶モジ
ュールFF0 からスイッチSW0 に電源投入指示が出さ
れて同スイッチSW0 がONし、電源PS0 にACが供
給される。電源PS0 は、このAC入力を受けて、デバ
イスMOD0 に電源を供給する。
【0066】一方、シフトレジスタSR1 〜SR3 に保
持されたデータ“00”は、転送データライト信号に応
じて制御モジュールCH1 〜CH3 に受け渡されるが、
電源投入/遮断しないことを示すデータであるため、制
御モジュールCH1 〜CH3は記憶モジュールFF1 〜
FF3 に対する操作を何も行わない。したがって、スイ
ッチSW1 〜SW3 の状態は変わらない。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
リモートコントロール装置側に各電源に対応してデータ
シフト機能を有する第1のデータ保持手段を設けると共
に、システム装置側にも各電源に対応してデータシフト
機能を有する第2のデータ保持手段を設け、これら各第
1および第2のデータ保持手段をシリアルバスによりリ
ング接続することで、相対応する第1および第2のデー
タ保持手段間で、シフトクロックに従いデータ授受が行
われる構成として、電源の投入/遮断制御が必要な場合
には、そのためのデータを第1のデータ保持手段から相
対応する第2のデータ保持手段にシフト入力させて、更
に相対応するオン/オフ制御手段に渡すことにより対象
電源の投入/遮断を制御し、電源の監視が必要な場合に
は、電源状態を示すデータを相対応する第2のデータ保
持手段に保持させた後に、シリアルバスを介して相対応
する第1のデータ保持手段にシフト入力させ、その入力
データを読取ることにより電源状態を判断するようにし
たので、電源投入/遮断用と電源監視用の2種の信号線
を、電源の数分だけ必要とした従来方式に比べて、シス
テム装置内の電源の投入/遮断/監視の遠隔制御が小規
模な仕組みで実現できる。また、上記の遠隔制御が共通
のシリアルバスを介して行えることから、システム装置
内の電源数が多くなっても、電源の投入/遮断/監視の
ために必要なリモートコントロール装置とシステム装置
とを接続する信号線数は増加しない。
【0068】また、この発明によれば、リモートコント
ロール装置から電源遮断を指示するデータを第1のデー
タ保持手段にセットしてシフト動作を行わせ、同データ
を相対応する第2のデータ保持手段にシフト入力させた
場合には、同データが有効であることを通知する電源遮
断許可信号をシリアルバスの特定信号線を介してシステ
ム装置側の各オン/オフ制御手段に伝達し、このオン/
オフ制御手段は、対応する第2のデータ保持手段から渡
されたデータが電源遮断を指示するものであるなら、シ
リアルバス上の電源遮断許可信号がアクティブとなるの
を確認してから電源遮断を制御する構成を適用すること
により、リモートコントロール装置の故障、シリアルバ
スの断線、第1または第2のデータ保持手段の故障等が
発生しても、電源が誤って遮断されることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック構成図。
【図2】図1中のRCD(リモートコントロール装置)
20が行う5つの基本動作を、システム状況に対応させ
て整理して示す図。
【図3】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
10…システム装置、20…リモートコントロール装置
(RCD)、21…マイクロプロセッサ(MPU、電源
投入/遮断遠隔制御手段、電源監視手段)、24…シリ
アルバス制御部(S−CNT)、SS0 〜SS3 …シフ
トレジスタ(第1のデータ保持手段)、SBUS…シリ
アルバス、SR0 〜SR3 …シフトレジスタ(第2のデ
ータ保持手段)、PS0 〜PS3 …電源、SW0 〜SW
3 …スイッチ、FF0 〜FF3 …記憶モジュール、CH
0 〜CH3 …制御モジュール(オン/オフ制御手段)、
TR0 〜TR3 …データ変換モジュール(電源状態デー
タ生成手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム装置に設けられた複数の電源を
    リモートコントロール装置から遠隔操作するリモート電
    源制御方式において、 前記複数の電源にそれぞれ対応して設けられ、対応する
    前記電源をオン/オフするためのスイッチ手段と、 前記複数の電源にそれぞれ対応して設けられ、対応する
    前記電源の状態を示す電源状態データを生成する電源状
    態データ生成手段と、 前記複数の電源にそれぞれ対応して前記リモートコント
    ロール装置側に設けられた、データシフト機能を有する
    第1のデータ保持手段と、 前記複数の電源にそれぞれ対応して前記システム装置側
    に設けられた、データシフト機能を有する第2のデータ
    保持手段と、 前記各電源毎に設けられた前記第1および第2のデータ
    保持手段をリング接続するシリアルバスと、 前記複数の電源にそれぞれ対応して設けられ、相対応す
    る前記第2の保持手段から与えられる電源投入または遮
    断を指示するための電源投入/遮断指示データをもと
    に、相対応する前記スイッチ手段をオン/オフ制御する
    オン/オフ制御手段と、 前記リモートコントロール装置から前記第2のデータ保
    持手段に対し、相対応する前記第1のデータ保持手段お
    よび前記シリアルバスを介して前記電源投入/遮断指示
    データをシフト入力させて、同データを相対応する前記
    オン/オフ制御手段に供給させる電源投入/遮断遠隔制
    御手段と、 前記各電源状態データ生成手段により生成されている前
    記電源状態データを、相対応する前記第2のデータ保持
    手段に保持させた後、前記シリアルバスを介して相対応
    する前記第1のデータ保持手段にシフト入力させ、その
    入力データを読取ることにより電源状態を判断する電源
    監視手段と、 を具備することを特徴とするリモート電源制御方式。
  2. 【請求項2】 前記電源投入/遮断遠隔制御手段は、電
    源遮断の指示時には、前記電源投入/遮断指示データが
    有効であることを通知する電源遮断許可信号を前記シリ
    アルバスの特定信号線を介して前記各オン/オフ制御手
    段に伝達し、前記各オン/オフ制御手段は、相対応する
    前記第2の保持手段から電源遮断を指示する前記電源投
    入/遮断指示データが与えられた場合には、前記電源遮
    断許可信号が伝達されることをもって前記スイッチ手段
    をオフ制御するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のリモート電源制御方式。
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WO2003071659A1 (en) * 2002-02-20 2003-08-28 Hoy-Shin Park Power cut-off system with remote automatic alarm and meter reading service using power line communication network
CN110149685A (zh) * 2018-02-13 2019-08-20 电信科学技术研究院有限公司 一种多波束配置下的grant free发送功率控制方法及设备

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