JPH0616518Y2 - 船釣用釣竿保持装置 - Google Patents
船釣用釣竿保持装置Info
- Publication number
- JPH0616518Y2 JPH0616518Y2 JP1989012129U JP1212989U JPH0616518Y2 JP H0616518 Y2 JPH0616518 Y2 JP H0616518Y2 JP 1989012129 U JP1989012129 U JP 1989012129U JP 1212989 U JP1212989 U JP 1212989U JP H0616518 Y2 JPH0616518 Y2 JP H0616518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- fishing
- support body
- tightening screw
- locking pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
本考案は船べりに釣竿を保持する装置の改良に関するも
のである。
のである。
船べりに釣竿を保持固定する手段として、船べりに圧着
する緊締螺杆を支持体に螺着すると共に該支持体を釣竿
受台に対して調節自在に取付けて船べりの形状や緊締螺
杆の圧着部の厚さに対応できるようにしたものが実公昭
５９−５３２７号公報や実開昭５９−７７３６８号公報
等で知られている。
する緊締螺杆を支持体に螺着すると共に該支持体を釣竿
受台に対して調節自在に取付けて船べりの形状や緊締螺
杆の圧着部の厚さに対応できるようにしたものが実公昭
５９−５３２７号公報や実開昭５９−７７３６８号公報
等で知られている。
しかしながらこれら従来の方式は支持体の釣竿受台に対
する調節手段が螺着緊締操作や取付けボルトの着脱によ
って行っているため、支持体の調節移動操作が面倒であ
って船べりの形状や緊締螺杆圧着部の厚さが異なる船に
釣竿受台を迅速容易に装着固定することが困難である欠
陥がある。 本考案はこれらの現状に鑑み、船べりに圧着する緊締螺
杆を螺合した支持体の竿受台に対する移動調節操作をワ
ンタッチで容易にできるようにして緊締螺杆の圧着幅の
大小に拘らず船べりに迅速に装着固定するようにした釣
竿保持装置を提供することを目的とするものである。
する調節手段が螺着緊締操作や取付けボルトの着脱によ
って行っているため、支持体の調節移動操作が面倒であ
って船べりの形状や緊締螺杆圧着部の厚さが異なる船に
釣竿受台を迅速容易に装着固定することが困難である欠
陥がある。 本考案はこれらの現状に鑑み、船べりに圧着する緊締螺
杆を螺合した支持体の竿受台に対する移動調節操作をワ
ンタッチで容易にできるようにして緊締螺杆の圧着幅の
大小に拘らず船べりに迅速に装着固定するようにした釣
竿保持装置を提供することを目的とするものである。
本考案は前記目的を達成するために、緊締螺杆を螺合し
た支持体に操作兼係止ピンを突設し、該操作兼係止ピン
を竿受台における前記緊締螺杆の緊締方向に穿設した長
孔に嵌挿して発条で支持体を竿受台に圧接せしめると共
に前記長孔部の側方にはこれに沿って係止部を複数形成
し、該係止部に係合する係合部を支持体の圧接部に設け
たものである。 前記緊締螺杆は支持体に単一螺合しても、或は支持体の
両側に螺合していても良く、また緊締螺杆は船べりの水
平面に圧着するように竿受台に設ける場合と、船べりの
垂直面に圧着するように竿受台に設けた場合とがある。 また前記係止部は凹状又は凸状に形成すると共にこれに
係合するように係合部は凸状又は凹状に形成し、特に緊
締螺杆の圧着部側の凹部の縁部を傾斜燃に形成すること
により支持体の調節移動操作を一層便利にすることがで
きる。
た支持体に操作兼係止ピンを突設し、該操作兼係止ピン
を竿受台における前記緊締螺杆の緊締方向に穿設した長
孔に嵌挿して発条で支持体を竿受台に圧接せしめると共
に前記長孔部の側方にはこれに沿って係止部を複数形成
し、該係止部に係合する係合部を支持体の圧接部に設け
たものである。 前記緊締螺杆は支持体に単一螺合しても、或は支持体の
両側に螺合していても良く、また緊締螺杆は船べりの水
平面に圧着するように竿受台に設ける場合と、船べりの
垂直面に圧着するように竿受台に設けた場合とがある。 また前記係止部は凹状又は凸状に形成すると共にこれに
係合するように係合部は凸状又は凹状に形成し、特に緊
締螺杆の圧着部側の凹部の縁部を傾斜燃に形成すること
により支持体の調節移動操作を一層便利にすることがで
きる。
操作兼係止ピンを発条に抗して押圧してその係合部を係
止部から脱した状態で長孔を移動させて緊締螺杆の先端
が略船べりに当接する位置近辺の係止部に係合部を係合
させて操作兼係止ピンの押圧操作を解放して操作兼係止
ピンを発条の附勢力で竿受台に弾発固定し、次いで緊締
螺杆の支持体に対する螺合作用でその先端を船べりに圧
着して竿受台を船べりに装着固定する。
止部から脱した状態で長孔を移動させて緊締螺杆の先端
が略船べりに当接する位置近辺の係止部に係合部を係合
させて操作兼係止ピンの押圧操作を解放して操作兼係止
ピンを発条の附勢力で竿受台に弾発固定し、次いで緊締
螺杆の支持体に対する螺合作用でその先端を船べりに圧
着して竿受台を船べりに装着固定する。
本考案の実施例を図面について説明すると、上部に上端
が解放状の竿受１と竿を嵌着した着脱自在の竿保持具２
とを竿受台３の上部に設け、該竿受台３下部の垂直延設
部分３′には上下方向に長孔４が穿設されると共に該長
孔４の両側部には適宜間隔で複数の凹状係止部５・５…
が設けられている。 また両側に夫々緊締螺杆６・６を上下方向に螺合しかつ
前記竿受台３の延設部分３′に緩く係合した支持体７の
中央部には操作兼係止ピン８が突設されると共に該操作
兼係止ピン８が前記長孔４に嵌挿されると共に該操作兼
係止ピン８の先端部と竿受台３の垂直部分３′裏面との
間に発条９が螺装され、支持体７を竿受台３の垂直部分
３′表面に圧着するように構成されており、更に支持体
７の圧着部には前記凹状係止部５に係合嵌着する凸状係
合部１０が形成されている。 しかして前記凹状係止部５の上端縁は傾斜面５′に形成
され凸状係合部１０の上方離脱を容易にして支持体７の
上部移動操作を円滑にしている。 従ってこれを船べり１１に装着固定するには、操作兼係
止ピン８を発条９に抗して押圧してその係合部１０を係
止部５から離脱しながら操作兼係止ピン８を長孔４内を
上下動して緊締螺杆６・６が略船べり１１を圧着する直
前の状態まで移動してその係合部１０を係止部５に係合
嵌着した後、緊締螺杆６・６を夫々緊締してその先端を
船べり１１に圧着して竿受台３を船べり１１に装着固定
するものである。 また第７図は長孔４及び係止部５を夫々竿受台３の下面
に設けて緊締螺杆６を船べり１１の垂直壁に圧着するよ
うにした実施例である。 なお図中１２は緊締螺杆６の回動操作杆である。
が解放状の竿受１と竿を嵌着した着脱自在の竿保持具２
とを竿受台３の上部に設け、該竿受台３下部の垂直延設
部分３′には上下方向に長孔４が穿設されると共に該長
孔４の両側部には適宜間隔で複数の凹状係止部５・５…
が設けられている。 また両側に夫々緊締螺杆６・６を上下方向に螺合しかつ
前記竿受台３の延設部分３′に緩く係合した支持体７の
中央部には操作兼係止ピン８が突設されると共に該操作
兼係止ピン８が前記長孔４に嵌挿されると共に該操作兼
係止ピン８の先端部と竿受台３の垂直部分３′裏面との
間に発条９が螺装され、支持体７を竿受台３の垂直部分
３′表面に圧着するように構成されており、更に支持体
７の圧着部には前記凹状係止部５に係合嵌着する凸状係
合部１０が形成されている。 しかして前記凹状係止部５の上端縁は傾斜面５′に形成
され凸状係合部１０の上方離脱を容易にして支持体７の
上部移動操作を円滑にしている。 従ってこれを船べり１１に装着固定するには、操作兼係
止ピン８を発条９に抗して押圧してその係合部１０を係
止部５から離脱しながら操作兼係止ピン８を長孔４内を
上下動して緊締螺杆６・６が略船べり１１を圧着する直
前の状態まで移動してその係合部１０を係止部５に係合
嵌着した後、緊締螺杆６・６を夫々緊締してその先端を
船べり１１に圧着して竿受台３を船べり１１に装着固定
するものである。 また第７図は長孔４及び係止部５を夫々竿受台３の下面
に設けて緊締螺杆６を船べり１１の垂直壁に圧着するよ
うにした実施例である。 なお図中１２は緊締螺杆６の回動操作杆である。
本考案は緊締螺杆を操作兼係止ピンの押圧移動によるワ
ンタッチ動作で支持体と共に大きな範囲に亘り移動でき
るようにしたので、釣竿を支持した竿受台は船べりに載
置した状態のままで緊締螺杆を直接支持体と共に迅速容
易に移動することができ、その後の緊締螺杆の回動緊締
操作は船べりの厚さの大小に拘らず最小限ですみ、竿受
台を船べりに簡易かつ迅速確実に着脱固定でき、しかも
その構成も簡易である優れた特徴と実用性を有する。
ンタッチ動作で支持体と共に大きな範囲に亘り移動でき
るようにしたので、釣竿を支持した竿受台は船べりに載
置した状態のままで緊締螺杆を直接支持体と共に迅速容
易に移動することができ、その後の緊締螺杆の回動緊締
操作は船べりの厚さの大小に拘らず最小限ですみ、竿受
台を船べりに簡易かつ迅速確実に着脱固定でき、しかも
その構成も簡易である優れた特徴と実用性を有する。
第１図は本考案の正面図、第２図は同縦断正面図、第３
図は同側面図、第４図は同横断平面図、第５図及び第６
図は夫々作動説明図、第７図は別実施例の縦断正面図で
ある。 ３…竿受台、４…長孔、５…係止部、 ６…緊締螺杆、７…支持体、８…操作兼係止ピン、 ９…発条、１０…係合部。
図は同側面図、第４図は同横断平面図、第５図及び第６
図は夫々作動説明図、第７図は別実施例の縦断正面図で
ある。 ３…竿受台、４…長孔、５…係止部、 ６…緊締螺杆、７…支持体、８…操作兼係止ピン、 ９…発条、１０…係合部。
Claims (1)
- 【請求項１】緊締螺杆を螺合した支持体に操作兼係止ピ
ンを突設し、該操作兼係止ピンを竿受台における前記緊
締螺杆の緊締方向に穿設した長孔に嵌挿して発条で支持
体を竿受台に圧接せしめると共に前記長孔部の側方には
これに沿って係止部を複数形成し、該係止部に係合する
係合部を支持体の圧接部に設けた船釣用釣竿保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012129U JPH0616518Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 船釣用釣竿保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012129U JPH0616518Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 船釣用釣竿保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02102976U JPH02102976U (ja) | 1990-08-16 |
| JPH0616518Y2 true JPH0616518Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31221300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989012129U Expired - Lifetime JPH0616518Y2 (ja) | 1989-02-03 | 1989-02-03 | 船釣用釣竿保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616518Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524291Y2 (ja) * | 1989-05-15 | 1993-06-21 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844714U (ja) * | 1971-09-28 | 1973-06-11 |
-
1989
- 1989-02-03 JP JP1989012129U patent/JPH0616518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844714U (ja) * | 1971-09-28 | 1973-06-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02102976U (ja) | 1990-08-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |