JPH0339647Y2 - - Google Patents

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JPH0339647Y2
JPH0339647Y2 JP19404286U JP19404286U JPH0339647Y2 JP H0339647 Y2 JPH0339647 Y2 JP H0339647Y2 JP 19404286 U JP19404286 U JP 19404286U JP 19404286 U JP19404286 U JP 19404286U JP H0339647 Y2 JPH0339647 Y2 JP H0339647Y2
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back plate
flange
screw
gas
wall
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、壁板や床板にガスコツクや管継手
等の部品を固定するための取付装置に関するもの
である。
〔従来の技術およびその問題点〕
近年、ガス管として鋼管等の硬質管に代えて自
由に折曲げたり切断することができるフレキシブ
ル管が多く使用され始めているが、このようなフ
レキシブルガス管とガスコツクを接続する場合、
ガスコツクを壁や床に固定する必要がある。また
壁板や床板に管継手を取付け、その管継手を介し
て水道管やガス管等の接続や、配管の方向を代え
たりすることがよく行なわれている。
このようなガスコツクや管継手等の壁板や床板
への取付けは、壁板や床板に形成した取付用穴の
一方にガスコツク等を、他方にバツクプレートを
当てがつてその両者で壁板や床板を挟み、その間
をビスで締付けることにより、上記ガスコツク等
を固定するようにしている。
上記のバツクプレートとして、従来第13図に
示すように、リング状部材30を真中から二つに
分割し、それをピン等によつて折畳み可能に結合
した構造のものが知られている。このバツクプレ
ート30は、第14図に示すように、半分に折畳
んだ状態で、取付用穴Bから壁板A等の背面側に
挿入し、バツクプレート31の端面に連結したワ
イヤ32を操作してリング形成に戻し、取付用穴
Bの固縁に当てがわれる。
ところが、上記のようなバツクプレート31に
おいては、取付用穴Bの背後にセツトした後、ワ
イヤ32を少しでも緩めるとプレート31がすぐ
に落下してしまうためにワイヤ32を絶えず手前
側に引張つてプレート31を保持しておく必要が
ある。このため通常は、壁板等Aの取付用穴B近
傍にプレートホルダを別途取付け、そのホルダに
ワイヤ32を固く縛り付けてバツクプレート31
を保持することが行なわれており、作業に余分な
手間がかかるという問題があつた。
そこでこの考案は、上記の問題を解決し、バツ
クプレートをワイヤで保持する必要がなく、ガス
コツクや管継手等を簡単な操作で壁板等に取付け
ることができる取付装置を提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、この考案は、幅に
対して長さの大きなバツクプレートと、そのバツ
クプレートの幅より大きな直径で形成され、上面
にガスコツク等が連結されるフランジとを備え、
上記バツクプレートの幅方向両側にビスをねじ込
むねじ穴を設け、フランジには、上記ねじ穴に対
応してビスの挿入孔を設けて、バツクプレート
を、上記挿入孔を挿通して上記ねじ孔にねじ込ん
だ一対のビスを介して揺動可能に、且つフランジ
の下面に対して移動可能に連結したのである。
〔作用〕
上記のように構成される取付装置においては、
壁板や床板にバツクプレートの幅よりも大きく、
長さより小さな取付用穴を形成し、バツクプレー
トをその長さ方向に傾斜させて、上記取付用穴か
ら壁板や床板の背後に挿入する。この状態で、バ
ツクプレートは、一対のビスによりフランジの下
面に向き合つた状態で保持されるので、次にビス
を回転させてフランジとバツクプレートを壁板や
床板に圧着させることによりフランジを固定する
ことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付第1図乃至第1
2図に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は、この考案の取付装置をガ
スコツクに適用した一例を示し、この取付装置
は、ガスコツク1の下部に一体に固着するフラン
ジ2と、そのフランジ2の下面に向き合つて配置
されるバツクプレート3、及びその両者を連結す
る一対のビス4から成つている。
バツクプレート3は第2図に示すように、幅に
比べて長さが大きく形成されており、中央には配
管用のガス管挿通孔5が設けられ、その挿通孔5
をはさんで幅方向の両側に、ビス4の先端がねじ
こまれるねじ孔6が形成されている。
一方、フランジ2は、下面形状がバツクプレー
ト3の幅よりも大きな直径で円形に形成されてお
り、その両側には、上記ねじ孔6に対応させてビ
ス4の挿入孔7が設けられている。
上記一対のビス4は、頭部4aのテーパ部が、
挿入孔7上部のテーパ面に嵌合して挿入孔7から
抜け止めされ、下方に伸びた先端のねじ部がバツ
クプレート3のねじ孔6にねじ込まれており、こ
れによりバツクプレート3はビス4と一体でフラ
ンジ2に対して揺動可能に、かつ移動可能に支持
されている。
またフランジ2とバツクプレート3の間にはビ
ス4に沿つてコイルバネ8が張設されており、こ
のバネ8の弾力によりバツクプレート3が傾動し
たとき、それを水平状態に戻そうとする力が作用
するようになつている。
上記のような構造の取付装置を、例えば壁面に
おける内壁板Aに取付ける場合、まず壁板Aに、
第2図に示すようにフランジ2下面の直径、及び
バツクプレート3の長さより小さく、かつ、バツ
クプレート3の幅より大きな範囲内で径を設定し
て取付用穴Bを形成し、第3図に示すようにバツ
クプレート3を長さ方向に傾斜させて、フランジ
2下面より遠ざかつた端部から取付用穴Bを挿通
させ、壁板Aの背後に挿入する。このように挿入
した後バツクプレート3から手を離すと、上記バ
ネ8の弾力によつてバツクプレート3は傾斜した
状態から復帰され、第4図に示すように、ビス4
を介してフランジ2の下面に向き合つた状態で保
持される。従つて次にビス4を回転させてバツク
プレート3とフランジ2を壁板Aに圧着すること
によりガスコツク1を壁板Aに固定することがで
きる。
第5図乃至第8図は、第2の実施例を示すもの
で、バツクプレート9の幅方向両側には、ビス4
が自由に挿通する挿通孔10が設けられている。
バツクプレート9は、一端がフランジ2の挿入孔
11に回転可能に支持された一対のビス4が、上
記挿通孔10を挿通することにより、フランジ2
の下面に対して揺動可能、かつ移動可能に支持さ
れており、そのビス4の先端に取付けたナツト1
2によりビス4から抜け止めされている。このよ
うな取付装置の取付けには、第1の実施例と同様
に、バツクプレート9を傾斜させて取付用穴Bか
ら壁板Aの背後に挿入し、ビス4を回転させてフ
ランジ2とプレート9とで壁板Aに圧着すること
によりフランジ2を固定することができる。な
お、ナツト12がビス4と同時に回転しないよう
に、バツクプレート9の下面には、第8図に示す
ようにナツト12の両側に近接して回り止め用の
突起13が設けられている。
第9図から第12図にかけては第3の実施例を
示しており、フランジ2の上部にはねじプラグ1
4が一体に設けられ、ガスコツク1′をそのねじ
プラグ14にねじ込んで固着するようになつてい
る。バツクプレート3は、第1の実施例と同様の
方法でフランジ2に対して揺動可能かつ移動可能
に支持されている。
また、フランジ2の下部には、フレキシブルガ
ス管を接続するためのねじプラグ15が設けられ
ている。このねじプラグ15の内部には、第12
図に示すようにガス管16が差し込み可能な挿入
部17が設けられ、その挿入部の途中に、段差部
18と、その段差部18に沿つてOリング19の
嵌入溝20が形成されている。いまガス管16
を、先端部を段差部18に当接させて挿入部17
に差し込み、半割り部材21を介してナツト22
をねじプラグ15に締付けていくと、ガス管16
の先端部は段差部18に押付けられて長さ方向に
変形し、Oリングに強く圧着する。即ち、段差部
18において極めて強固な密着状態が得られるこ
とになり、空密性の優れたガス管16の接続を行
なうことができる。またフランジ2下面には、第
11図に示すように先端の尖つた突起23が設け
られ、フランジ2を壁板Aに圧着したときその突
起23が壁板Aに喰い込んで、プラグ14にガス
コツク1′を締付ける際のフランジ2の回転を止
めるようになつている。
なお、上述した実施例において、ガスコツク1
に代えて管継手その他の部品をフランジ2上面に
取付けるようにしてもよい。
〔効果〕 以上のように、この考案の取付装置は、取付用
穴から壁板や床板に挿入したバツクプレートを一
対のビスを介してフランジの下面に向き合つた状
態で保持するようにしたので、従来のようにワイ
ヤを引張つてバツクプレートを保持しておく必要
がなくなり、取付作業を簡単に行なうことができ
る。
また、ビスをバツクプレートの幅方向両側に設
けたので、バツクプレートの中央をガス管等の配
管に利用することができ、例えば、壁板や床板に
対してガス管を水平方向及び直角方向に接続する
両構造のガスコツクに利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る取付装置を壁板に取付
けた状態で示す一部縦断正面図、第2図はバツク
プレートと取付用穴との関係を示す図、第3図及
び第4図は同上の取付装置の作用状態を示す断面
図、第5図乃至第7図は第2の実施例の取付装置
の主要部分を示す一部縦断正面図、第8図は同上
のバツクプレートを示す平面図、第9図は第3実
施例の取付状態を示す一部縦断正面図、第10図
は同上のバツクプレートを示す平面図、第11図
は第9図の−線に沿つた平面図、第12図は
同上のフランジ部の内部構造を示す断面図、第1
3図は従来のバツクプレートを示す斜視図、第1
4図は同上の取付状態を示す図である。 1,1′……ガスコツク、2……フランジ、3,
9……バツクプレート、4……ビス、6……ねじ
孔、7,11……挿入孔、A……壁板、B……取
付用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅に対して長さの大きなバツクプレートと、そ
    のバツクプレートの幅より大きな直径で形成さ
    れ、上面にガスコツク等が連結されるフランジと
    を備え、上記バツクプレートの幅方向両側にビス
    のねじ孔を設けると共に、上記フランジには、上
    記ねじ孔に対応してビスの挿入孔を設け、上記バ
    ツクプレートを、上記挿入孔を挿通して上記ねじ
    孔にねじ込んだ一対のビスを介して揺動可能、且
    つ上記フランジの下面に対して移動可能に連結し
    たガスコツク等の取付装置。
JP19404286U 1986-12-16 1986-12-16 Expired JPH0339647Y2 (ja)

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JP19404286U JPH0339647Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JP19404286U JPH0339647Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JPS6397774U JPS6397774U (ja) 1988-06-24
JPH0339647Y2 true JPH0339647Y2 (ja) 1991-08-21

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