JPH0339648Y2 - - Google Patents

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JPH0339648Y2
JPH0339648Y2 JP2957987U JP2957987U JPH0339648Y2 JP H0339648 Y2 JPH0339648 Y2 JP H0339648Y2 JP 2957987 U JP2957987 U JP 2957987U JP 2957987 U JP2957987 U JP 2957987U JP H0339648 Y2 JPH0339648 Y2 JP H0339648Y2
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back plate
flange
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gas
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、壁板や床板にガスコツクや管継手
等の部品を固定するための取付装置に関するもの
である。
〔従来の技術およびその問題点〕
近年、ガス管として鋼管等の硬質管に代えて自
由に折曲げたり切断することができるフレキシブ
ル管が多く使用され始めているが、このようなフ
レキシブルガス管とガスコツクを接続する場合、
ガスコツクを壁板や床板に固定する必要がある。
また壁板や床板に管継手を取付け、その管継手を
介して水道管やガス管等を接続したり、配管の方
向を代えたりすることがよく行なわれている。
このようなガスコツクや管継手等の壁板や床板
への取付けは、壁板や床板に形成した取付用穴の
一方にガスコツク等を、他方にバツクプレートを
当てがつてその両者で壁板や床板を挾み、その間
をビスで締付けることにより、上記ガスコツク等
を固定するようにしている。
上記のバツクプレートとして、従来第7図に示
すように、リング状部材11を真中から二つに分
割し、それをピン等によつて折畳み可能に結合し
た構造のものが知られている。このバツクプレー
ト12は、第8図に示すように、半分に折畳んだ
状態で、取付用穴Bから壁板A等の背面側に挿入
し、バツクプレート12の端面に連結したワイヤ
13を操作してリング形成に戻し、取付用穴Bの
固縁に当てがわれる。
ところが、上記のようなバツクプレート12に
おいては、取付用穴Bの背後にセツトした後、プ
レート12が落下したり、位置がずれたりしない
ようワイヤ13を絶えず手前側に引張つてプレー
ト12を保持しておく必要がある。このため通常
は、壁板等Aの取付用穴B近傍にプレートホルダ
を別途取付け、そのホルダにワイヤ13を固く縛
り付けてバツクプレート12を保持することが行
なわれており、作業に余分な手間がかかるという
問題があつた。
そこでこの考案は、上記の問題を解決し、バツ
クプレートをワイヤで保持する必要がなく、ガス
コツクや管継手等を簡単な操作で壁板等に取付け
ることができる取付装置を提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため、この考案は、幅
に対して長さの大きなバツクプレートと、そのバ
ツクプレートの幅より大きな直径で形成され、上
面にガスコツク等が連結されるフランジと、その
フランジの下面中央でバツクプレートの幅方向両
側の位置に突設され、上記バツクプレートの幅方
向両側を揺動可能、かつ上記フランジの下面に対
して移動可能に連結するピンから成り、上記バツ
クプレートの長手方向に沿う両端部寄りの位置に
ねじ孔を形成すると共に、上記フランジに、上記
ねじ孔に対応してビスの挿入孔を設けた構成とし
たものである。
〔作用〕
壁板や床板にバツクプレートの幅よりも大き
く、長さより小さな取付用穴を形成し、バツクプ
レートをその長さ方向に傾斜させて取付用穴から
壁板や床板の背後に挿入する。この状態で、バツ
クプレートは、ピンによつてフランジの下面に向
き合つて保持されるので、後はフランジの挿入孔
に挿入したビスをプレートのねじ孔にねじ込むこ
とによりフランジを固定することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付第1図乃至第6
図に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は、この考案の取付装置をガ
スコツクに適用した一例を示し、この取付装置
は、ガスコツク1の下部に一体に設けたフランジ
2と、そのフランジ2の下面中央の両側に、一端
のねじ部をねじ込んで垂直に突設する一対のピン
3と、そのピン3の他端の頭部4に、中央両側の
孔6をピン3が挿通して支持されるバツクプレー
ト5から成つている。
上記バツクプレート5は、第2図に示すよう
に、幅に比べて長さが大きく形成され、その中央
部に配管用のガス管挿通孔5aが設けられ、この
挿通孔5aを挾む幅方向の両側に長さ方向に縦長
に形成された孔6をピン3が挿通することによ
り、長さ方向に揺動可能に、かつ、フランジ2の
下面に対して移動可能に支持されている。第4図
に示すように、バツクプレート5をピン3の頭部
4に当接させた状態で、フランジ2の下面とバツ
クプレート5の上面との間の間隔は、壁板Aの厚
さより大きくなるように設定されている。尚挿通
孔5aは、バツクプレート5の長手方向に沿う長
円孔に形成してもよい。
また、バツクプレート5の長さ方向に沿う両端
部寄りの位置には、例えばその幅を直径とする円
の内側に位置させてビス7がねじ込まれるねじ孔
8が形成されている。
一方、フランジ2は、下面の形状がバツクプレ
ート5の幅よりも大きな直径で円形に形成されて
おり、その両側に、上記バツクプレート5のねじ
孔8に対応してビス7の挿入孔9が設けられてい
る。
またフランジ2の下面とバツクプレート5の間
には、両ピン3に外嵌挿したコイルバネ10が縮
設されており、このバネ10の弾力により、バツ
クプレート5に対して常に水平状態に復帰させる
力が作用するようになつている。
上記のような構造の取付用穴を、例えば壁面に
おける内壁板Aに取付けるには、壁板Aに、フラ
ンジ2下面の直径、及びバツクプレート5の長さ
より小さく、かつ、バツクプレート5の幅より大
きな範囲内で径を設定して取付用穴Bを形成す
る。このように取付用穴Bを形成すると、バツク
プレート5を、第3図に示すように長さ方向に傾
斜させることにより、その傾斜方向に沿つて取付
用穴Bに挿通させて壁板Aの背後に挿入すること
ができる。上記のようにバツクプレート5を挿入
した後、プレートから手を離すとバネ10の弾力
によりバツクプレート5は傾斜状態から戻され、
第4図に示すように、ピン3を介してフランジ2
の下面に向き合つて保持される。従つて次にフラ
ンジ2の挿入孔9から挿入したビス7をバツクプ
レート5のねじ孔8にねじ込み、それを回転させ
てフランジ2とバツクプレート5の間で壁板Aを
圧着することにより、フランジ2を壁板Aに固定
することができる。
なお、フランジ3には、ガスコツクに代えて管
継手その他の部品を取付けてもよく、またフラン
ジ2上面に、例えばねじプラグを設け、そのプラ
グにガスコツクや管継手等をねじ込んで取付ける
ようにしてもよい。
第5図と第6図は第2の実施例を示しており、
フランジ2の上部にはねじプラグ14が一体に設
けられ、ガスコツク1′や継手等をそのねじプラ
グ14にねじ込んで固着するようになつている。
バツクプレート5は、第1の実施例と同様の方法
でフランジ2に対して揺動可能かつ移動可能に支
持されている。
また、フランジ2の下部には、フレキシブルガ
ス管を接続するためのねじプラグ15が設けられ
ている。このねじプラグ15の内部には、第6図
に示すようにガス管16が差し込み可能な挿入部
17が設けられ、その挿入部の途中に、段差部1
8と、その段差部18に沿つてOリング19の嵌
入溝20が形成されている。いまガス管16を、
先端部を段差部18に当接させて挿入部17に差
し込み、半割り部材21を介してナツト22をね
じブラグ15に締付けていくと、ガス管16の先
端部は段差部18に押付けられて長さ方向に変形
し、Oリングに強く圧着する。即ち、段差部18
において極めて強固な密着状態が得られることに
なり、空密性の優れたフレキシブルガス管16の
接続を行なうことができる。
なお、上述した実施例において、ガスコツク1
に代えて管継手その他の部品をフランジ2上面に
取付けるようにしてもよい。
〔効果〕
以上のように、この考案の取付装置は、取付用
穴から壁板や床板に挿入したバツクプレートを一
対のビスを介してフランジの下面に向き合つた状
態で保持するようにしたので、従来のようにワイ
ヤを引張つてバツクプレートを保持しておく必要
がなくなり、取付作業を簡単に行なうことができ
る。
また、締付用ビスをバツクプレートの長手方向
両端部寄りに設け、プレート取付ピンを幅方向の
両側に位置させたので、バツクプレートの中央を
ガス管等の配管に利用することができ、例えば、
壁板や床板に対してガス管を水平方向及び直角方
向に接続する両構造のガスコツクに利用すること
ができると共に、締付時にバツクプレートの両側
細幅部分に負荷がかからないので、バツクプレー
トの細幅化及び薄肉厚化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る取付装置を壁板に取付
けた状態で示す一部縦断正面図、第2図はバツク
プレートと取付用穴との関係を示す図、第3図及
び第4図は同上の取付装置の作用状態を示す断面
図、第5図は第2実施例の取付状態を示す一部縦
断正面図、第6図は同上のフランジ部の内部構造
を示す断面図、第7図は従来のバツクプレートを
示す斜視図、第8図は同上の取付状態を示す図で
ある。 1,1′……ガスコツク、2……フランジ、3
……ピン、4……頭部、5……バツクプレート、
6……孔、7……ビス、8……ねじ孔、9……挿
入孔、10……ばね、A……壁板、B……取付用
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅に対して長さの大きなバツクプレートと、そ
    のバツクプレートの幅より大きな直径で形成さ
    れ、上面にガスコツク等が連結されるフランジ
    と、そのフランジの下面中央でバツクプレートの
    幅方向両側の位置に突設され、上記バツクプレー
    トの幅方向両側を揺動可能、かつ上記フランジの
    下面に対して移動可能に連結するピンから成り、
    上記バツクプレートの長手方向に沿う両端部寄り
    の位置にねじ孔を形成すると共に、上記フランジ
    に、上記ねじ孔に対応してビスの挿入孔を設けた
    ガスコツク等の取付装置。
JP2957987U 1987-02-26 1987-02-26 Expired JPH0339648Y2 (ja)

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JP2957987U JPH0339648Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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JP2957987U JPH0339648Y2 (ja) 1987-02-26 1987-02-26

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Publication Number Publication Date
JPS63135074U JPS63135074U (ja) 1988-09-05
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