JP2501701Y2 - ホ―スの接続構造 - Google Patents

ホ―スの接続構造

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JP2501701Y2
JP2501701Y2 JP11525389U JP11525389U JP2501701Y2 JP 2501701 Y2 JP2501701 Y2 JP 2501701Y2 JP 11525389 U JP11525389 U JP 11525389U JP 11525389 U JP11525389 U JP 11525389U JP 2501701 Y2 JP2501701 Y2 JP 2501701Y2
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JP
Japan
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hose
connector
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fuel tank
mounting hole
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JP11525389U
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正器 吉野
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃料タンクやラジエーター等に接続するホ
ースの接続構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば自動車等の燃料タンクにホースを接続す
る方法としては、第1図に示すように、燃料タンク1の
天板2に穿設した穴3内にパイプ4を挿入し、該パイプ
4の天板2との接続部全周にろう付を施して接続固定す
る。そして、該パイプ4の先端にホース5を圧入するこ
とにより水密的に接続してなるものである。
しかし、前記の如き従来のものは、燃料タンク1にパ
イプ4をろう付によって固定する構造のものであるた
め、コスト高になること、ピンホール等が存在するため
全ての製品を検査する必要があること、また職場環境も
悪い、といった諸問題点がある。
このような問題点を解決したものとして、第7図に示
す如き、実開昭59−2922号公報の考案がある。これは、
円筒体をなす主体1の一端にその主体1の外周面に嵌合
するオーバーフローパイプ2の一部を外方に張り出させ
るための楔状のオーバーフローパイプ拡径部3を有し、
他端にフイラネック4の外向きフランジ5付の排水孔に
嵌合した際にその排水孔に対して抜け止めするための抜
け止め部6を有していると共に排水孔に嵌合した際には
外方に張り出した前記オーバーフローパイプ2の一部は
排水孔の外向きフランジ5の外端と圧接状態とされ、か
つ、前記オーバーフローパイプ拡径部3の後端を上側切
欠面7と下側切欠面8とによって構成されるく字状切欠
面9としたことを特徴とするラジエータのオーバーフロ
ーパイプ取付コネクターである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記実開昭59−2922号公報の考案は、ラジエータのオ
ーバーフローパイプ取付コネクターに関する考案である
が、この技術思想を、例えば燃料タンクのパイプ取付部
に採用すれば、パイプの燃料タンクへのはんだ付けが不
必要となり、前記の如き従来の問題点は解決される。
しかしながら、この考案のものは、円筒体をなす主体
1にオーバーフローパイプ2を予め取り付けておく必要
があり、例えば燃料タンク等のように、内部に手を差し
込むことが出来ないような構造の場合には利用できない
し、またオーバーフローパイプ2の交換時に主体1がタ
ンク内に脱落してしまう、といった諸問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するため
になされたもので、内部に手を差し込むことが出来ない
製品等であっても、外部からホースを取り付けることが
出来るものを提供することを目的としたものであり、そ
の要旨は、上端にホースとの嵌合部を又下端近傍に案内
片を突設した筒状のコネクターと、該コネクターを包持
する状態でホース取付け穴を形成した部材の裏面に固着
したホルダーとからなり、前記案内片をホルダーに形成
した長孔内に係合させてコネクターを上下動自在となる
ように構成したことを特徴とするホースの接続構造にあ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を第2図乃至第6図に示す実施例により
詳細に説明する。なお、第2図は本考案に係る実施例の
縦断面図、第3図は同分解斜視図、第4図(A)(B)
は取付方法を示す説明図、第5図(A)(B)はホース
交換時の説明図、第6図は本考案の他の実施例の示す縦
断面図である。
第2図乃至第6図において、1は燃料タンクの天板、
2はホース3を挿入して固定する取付け穴で、該取付け
穴2の周囲上面には、上方に向けて次第にラッパ状に拡
開した小径部4a有する円筒状部4が突設している。
5は筒状のコネクターで、その形状は、上方から下方
に向けて順に、頭截円錐部5a,小径部5b,斜面部5c及び大
径部5dが夫々形成されており、該大径部5dの下面には水
平に延出した一対の案内片6a,6aが左右に突出してい
る。
7はホルダーで、長尺な板金等を折曲して、底壁7a,
両側壁7b,7b及び該両側壁の上端から夫々外方に延出し
た水平部7c,7cから構成されており、該水平部7c,7c部を
燃料タンクの天板1の下面、すなわちホース3を挿入し
て固定する取付け穴2の部分に固着されている。
8は上下方向に延びた長孔で、前記ホルダー7の両側
壁7b,7bに形成されており、該長孔8には、前記ホルダ
ー7内に収納された前記コネクター5の案内片6a,6aが
嵌合している。
次に、本考案において、燃料ホース3の取付け方法に
ついて説明すると、前記コネクター5は、第4図(A)
に示すように、ホルダー7内に収納されていて、コネク
ター5の案内片6a,6aがホルダー7の両側壁7b,7bに形成
した長孔8と係合して支持されている。
そこで、燃料ホース3の先端を燃料タンクの取付け穴
2内に差し込み、該取付け穴2の内部下方に位置するコ
ネクター5の頭截円錐部5a,小径部5b,斜面部5c及び大径
部5dの外周に押入する。この際、コネクター5には下方
への押し込み力が作用するが、コネクター5の案内片6
a,6aがホルダー7の長孔8の底部8aで支持されているた
め、ホース3の先端はコネクター5と第4図(B)に示
す状態で連結される。
次に、この状態でホース3をコネクター5とともに、
その小径部5bが取付け穴2に突設した円筒状部4の位置
にくるまで長孔8に沿って上方に引き上げる。この場
合、コネクター5には斜面部5cを介して大径部5dが形成
されているため、それ以上引き上げようとしても、該コ
ネクター5の外周に嵌合したホース3の外周が円筒状部
4の小径部4aと摩擦的に係合し、ホース3の抜けに対し
て抵抗力を備えるとゝもに、ホース3は円筒状部4の小
径部4aとコネクター5の大径部5dによってその内外から
締め代が与えられ、シール性が増し、また燃料ホース3
の抜けに対して抵抗力を備えた第2図の状態で装着され
る。
第5図は、ホース3を交換する場合の説明図である
が、同図(A)に示すように、ホース3を切断した後、
同図(B)に示すように、ホース3の内径に挿入できる
治具Kを使用し、該治具Kをホース3内に挿入する。
そして、治具Kの先端部でコネクター5のみを下方に
押し下げてホース3内からコネクター5をホルダー7内
に落とし、ホース3と円筒状部4の小径部4aと摩擦的係
合を解いてホース3のみを抜き取る。そして別の燃料ホ
ースを、上記の述べたと同様の取付け方法により、コネ
クター5に取付けて交換することができる。
第6図に示すものは、本考案の他の実施例であり、前
記した実施例のものと相違する点はコネクター5の構成
である。すなわち、図中9はリング状部材で、案内片6
a,6aの上面に突設しており、該リング状部材9の上端面
に凹溝10を形成するとゝもに、該凹溝10内にOリング11
を嵌合した構成である。
このように構成することにより、前記と同様にして、
コネクター5にホース3を取付け、この状態でホース3
をコネクター5とともに上方に引き上げた場合に、前記
Oリング11が取付け穴2の下面周囲と密着し、ホース3
と取付け穴2との嵌合部の水密性が一段と向上する。
(考案の効果) 本願考案に係るホースの接続構造は、上述のように、
上端にホースとの嵌合部を又下端近傍に案内片を突設し
た筒状のコネクターと、該コネクターを包持する状態で
ホース取付け穴を形成した部材の裏面に固着したホルダ
ーとからなり、前記案内片をホルダーに形成した長孔内
に係合させてコネクターを上下動自在となるように構成
したものであるから、例えば燃料タンク等のように、内
部に手を差し込むことが出来ないような構造の場合にも
利用できること、ホース交換時にコネクターがタンク内
に脱落することもなく、作業性がよいこと、作業環境に
優れ、且つ廉価に提供できること、といった諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃料タンクとホースとの接続構造を示す
一部切欠側面図、第2図乃至第6図は本考案の実施例を
示し、第2図は要部の縦断面図、第3図は同分解斜視
図、第4図(A)(B)は取付方法を示す説明図、第5
図(A)(B)はホース交換時の説明図、第6図は本考
案の他の実施例の示す縦断面図、第7図は従来例を示す
縦断面図である。 1……燃料タンク、2……ホース取付け穴、3……ホー
ス、5……コネクター、6a……案内片、7……ホルダ
ー、8……長孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端にホースとの嵌合部を又下端近傍に案
    内片を突設した筒状のコネクターと、該コネクターを包
    持する状態でホース取付け穴を形成した部材の裏面に固
    着したホルダーとからなり、前記案内片をホルダーに形
    成した長孔内に係合させてコネクターを上下動自在とな
    るように構成したことを特徴とするホースの接続構造。
JP11525389U 1989-09-30 1989-09-30 ホ―スの接続構造 Expired - Lifetime JP2501701Y2 (ja)

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JP11525389U JP2501701Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 ホ―スの接続構造

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JP11525389U JP2501701Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30 ホ―スの接続構造

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Publication Number Publication Date
JPH0353317U JPH0353317U (ja) 1991-05-23
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ID=31663589

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WO2019008882A1 (ja) * 2017-07-05 2019-01-10 オリンパス株式会社 接続器具

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JPH0353317U (ja) 1991-05-23

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