JPH06165123A - 磁気録画再生装置の記録方式判別装置 - Google Patents

磁気録画再生装置の記録方式判別装置

Info

Publication number
JPH06165123A
JPH06165123A JP4313065A JP31306592A JPH06165123A JP H06165123 A JPH06165123 A JP H06165123A JP 4313065 A JP4313065 A JP 4313065A JP 31306592 A JP31306592 A JP 31306592A JP H06165123 A JPH06165123 A JP H06165123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
recording system
output
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4313065A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Ariyasu
知弘 有安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4313065A priority Critical patent/JPH06165123A/ja
Publication of JPH06165123A publication Critical patent/JPH06165123A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 「8mmVTR」と「ハイバンド8mmVC
R」のように従来規格の記録方式より変調周波数を高く
したハイバンド記録方式が選択的に使用される磁気録画
再生装置の記録方式判別装置において、回路の特性バラ
ツキによる。記録方式判別の誤動作をなくした安定な記
録方式判別動作の実現を目的とする。 【構成】 互いに異なる記録方式を記録した際のシンク
チップ周波数に相当する周波数の第一の発振器22と第
二の発振器23の出力と同期信号に相当する期間の再生
FM信号aを時系列的に同一のFM復調器24で復調
し、前記両発振器22、23の出力のFM復調出力の再
生直流電圧の中間値Esを作成し、このEsと前記再生
FM信号の復調電圧を比較し、その大小により記録方式
を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号を互いに異な
る周波数の第一の副搬送波と第二の副搬送波のいずれか
で選択的にFM変調して記録された磁気記録媒体を再生
する磁気録画再生装置(VCR)において、再生時に磁
気記録媒体より再生された再生信号が、前記第一の副搬
送波と第二の副搬送波のいずれで映像信号をFM変調し
て記録されたものであるかを判別するVCRの記録方式
判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VCRは画質の良さの目安となる
水平解像度を向上させるため、「8mmVTR」と「ハ
イバンド8mmVTR」のように従来規格の記録方式よ
り変調周波数を高くしたハイバンド記録方式が提案さ
れ、これらが選択的に使用されるようになっており、再
生時に記録された磁気記録媒体が従来方式とハイバンド
方式のいずれの記録方式で記録さされたものか判別を行
う必要がある。
【0003】以下に従来のVCRの記録方式判別につい
て説明する。図4は従来のVCRの記録方式判別装置を
示すものである。図4において、1はVCRの再生RF
信号が入力されるスイッチ回路、2はバッファアンプ、
3はバンドパスフィルター(B.P.F)、4はアン
プ、5はバッファアンプ、6は結合コンデンサ、7はダ
イオード8a,8bとコンデンサ9および抵抗10から
なるFM復調回路、11,12は基準電圧Esを作成す
るための抵抗、13はコンパレータ、14はタイミング
回路、15はデータ保持部であるDフリップフロップ
(D.F.F)回路、16はモード切り替えスイッチ、
17はベース抵抗、18は表示用発光ダイオード(LE
D)、19は電流制限抵抗、20はLEDドライブ用ト
ランジスタである。
【0004】以上のように構成されたVCRについて、
以下図4及び図5を用いてその動作を説明する。
【0005】図4において、VCRのヘッドアンプ出力
であるRF信号(図5のa)をスイッチ回路1に入力
し、その垂直同期信号または水平同期信号(以下の説明
では簡略化のため垂直同期信号の場合について説明す
る。)に同期したゲート信号(図5のb)により同期信
号のみ図5のcのように抽出する。その出力を、バッフ
ァアンプ2を通してバンドパスフィルター3に入力す
る。このバンドパスフィルター3は、中心周波数f1
を、従来記録方式のシンクチップに相当するFM変調周
波数に設定し、帯域も狭く急峻な特性を持つフィルター
にする。この出力(図5のc)をアンプ4、バッファア
ンプ5を通したのちFM復調器7を通して検波する(図
5のd)。
【0006】そして、その検波出力dを比較器13にて
基準電圧Esと比較し、その基準電圧Esより大なる検
波出力dの区間を示す信号を比較器13の出力(図5の
e)として出力し、Dフリップフロップ回路15に送
る。Dフリップフロップ回路15のクロックは、タイミ
ング回路14により垂直同期信号の立ち上がりエッジが
くるようにする(図5のf)。従って、比較器出力eは
Dフリップフロップ回路15の立ち上がりエッジで、次
の垂直同期信号がくるまで保持される。
【0007】この構成によれば、ハイバンド記録方式の
再生RF信号では、バンドパスフィルター3に出力がで
ないため、比較器出力eはロウ(Low)レベルとな
り、従来記録方式の再生RF信号では、図5のeのよう
に、比較器出力がハイ(High)レベルとなるので識
別ができる。この出力で、表示用LED18を駆動する
とともにモード切り替えスイッチ16により、再生RF
信号を復調する復調器の切り替えを行う。以上により、
再生しているテープが、従来記録方式で記録されたテー
プか、ハイバンド記録方式で記録されたテープか判別で
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、バンドパスフィルターを帯域が狭く、急
しゅんな特性を持ったものを必要とするため、プリント
基板に実装した場合の浮遊容量の影響を受けたり、また
コイルとコンデンサにより作られるバンドパスフィルタ
ーの特性バラツキにより、中心周波数がずれることがあ
り、記録方式の判別ができないことがあった。本発明は
上記の欠点を解消し、かつ安定したVCRの記録方式判
別装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のVCRの記録方式判別装置は、再生時に、磁
気記録媒体より再生された再生信号が、互いに異なる周
波数の第一の副搬送波と第二の副搬送波のいずれで映像
信号をFM変調して記録されたものであるかを判別する
磁気録画再生装置の記録方式判別装置であって、映像信
号の同期信号を前記第一と第二の副搬送波でFM変調し
たFM変調周波数に等しい第一と第二の基準信号を発生
する第一と第二の信号源と、同期信号期間に相当する前
記再生信号と前記第一と第二の基準信号を時系列的に順
次FM復調して第一、第二および第三の復調信号を得る
復調手段と、その第二と第三の復調出力の中間値を作成
する手段と、その中間値と前記第一の復調出力とを比較
する手段とを有し、前記中間値と前記第一の復調出力と
の大小関係により前記再生信号の記録方式を判別するこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】この構成によれば、互いに異なる記録方式で映
像信号を記録した際のシンクチップ周波数に相当する周
波数の発振器出力と同期信号に相当する期間の再生FM
信号を同一のFM復調器に入力し、そのFM復調器の再
生直流電圧レベルを比較することにより記録方式を判別
するものであるためFM復調器の利得変動やドリフト等
により誤判別を生じるおそれがなくなり、かつコイルや
コンデンサを使用した狭帯域で、急しゅんなバンドパス
フィルター等も必要としない安定した記録方式判別を行
うことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1において、22は従来記録方式のシン
クチップ周波数に相当する周波数を発振する第1の発振
器、23はハイバンド記録方式のシンクチップ周波数に
相当する周波数を発振する第2の発振器、21はVCR
のRF信号、前記第1および第2の発振器22,23、
の出力がそれぞれ入力されるスイッチ回路、24はFM
復調器、25はFM復調器24の出力が入力されるスイ
ッチ回路、26はVCRの再生FM信号のFM復調器再
生直流電圧を保持する第1のサンプルホールド回路、2
7は前記の発振器2の出力信号のFM復調器再生直流電
圧を保持する第2のサンプルホールド回路、28は前記
第2の発振器23の出力信号のFM復調器再生直流電圧
を保持する第3のサンプルホールド回路、29は前記第
2と第3のサンプルホールド回路27、28の出力直流
電圧の中間値を作成する加算器回路、30は比較器、3
1はタイミング回路、32はデータ保持手段であるDタ
イプのフリップフロップ(D.F.F)回路、33はモ
ード切り替えスイッチ、34はベース抵抗、35は発光
ダイオード(LED)、36は電流制限抵抗、37はL
EDドライブ用トランジスタである。
【0013】以上のように構成された本実施例の磁気録
画再生装置の記録方式判別装置について、以下、図1お
よび図2を用いてその動作を説明する。
【0014】図1および図2においてVCRのヘッドア
ンプ出力である再生RF信号a、および前記第1と第2
の発振器22,23の出力g,hをそれぞれスイッチ回
路21に入力し、その再生RF信号の垂直同期信号また
は水平同期信号(以下の説明では簡略化のため垂直同期
信号の場合について説明する。)に位相同期したタイミ
ング回路31の出力bにより、再生RF信号aの垂直同
期信号期間と前記32の第1の発振器22の出力信号g
と、第2の発振器23の出力信号hを順次スイッチす
る。その出力iをFM復調器24に入力し、そのFM復
調再生直流電圧jは、タイミング回路31の作成する前
記出力bによりスイッチされるスイッチ回路25に入力
され、VCRの再生RF信号垂直同期信号期間のFM復
調再生直流電圧E1はサンプルホールド回路26へ、第
1の発振器22の信号のFM復調再生直流電圧E2はサ
ンプルホールド回路27へ、第2の発振器23の信号の
FM復調再生直流電圧E3はサンプルホールド回路28
へそれぞれ入力されるようにスイッチされる。
【0015】ここで各信号のFM復調再生直流電圧E
1,E2,E3はそれぞれのサンプルホールド回路2
6,27,28に保持され、第1の発振器22の信号の
サンプルホールド回路27の出力電圧E2と、第2の発
振器23の信号のサンプルホールド回路28の出力電圧
E3の中間値Es(E2<Es<E3)を加算器29で
作成し、その中間値Esと再生RF信号のサンプルホー
ルド回路26の出力E1とを比較器30で比較し、その
比較器出力eをDフリップフロップ回路32に送る。D
フリップフロップ回路32のクロックiは、タイミング
回路31により垂直同期bの立ち下がりに同期し、垂直
同期信号の幅の半分程度のところに立ち上がりエッジが
くるようにしている。従って、比較器出力bをDフリッ
プフロップ回路32の立ち上がりエッジで、次の垂直同
期信号がくるまでホールドする。
【0016】このように従来方式にて記録されたテープ
を再生している場合、加算器回路29で作成される基準
電圧Esと比較して、再生FM信号のFM復調出力は低
くなるため、比較器出力はロウ(Low)レベル、ハイ
バンド方式にて記録されたテープを再生している場合
は、図2のeのように比較器出力はハイ(High)レ
ベルとなるので記録方式の判別ができる。この出力でモ
ード切り替えスイッチ33により、再生RF信号の復調
器の切り替え、ディエンファシス特性の切り替え等を行
う。
【0017】次に本発明の他の実施例について、画面を
参照しながら説明する。図3は、本発明の第2の実施例
を示す磁気記録再生装置の要部回路構成図である。同図
において、41は映像信号を記録時にFM変調する際に
使用される可変周波数発振器(VCO)、42は従来方
式のシンクチップ周波数がVCO41で発振できるよう
に設定された可変抵抗、43はハイバンド方式のシンク
チップ周波数がVCO41で発振できるように設定され
た可変抵抗、44は、タイミング回路31によってVC
Oの発振周波数を42と43の可変抵抗を切り替えるス
イッチである。
【0018】上記のように構成された本実施例の磁気録
画再生装置について、以下その動作を説明する。前述し
たようにスイッチ44が可変抵抗42側に切り替えられ
た場合、VCO21が従来方式のシンクチップ周波数に
相当する周波数で発振するように設定されており、スイ
ッチ44が可変抵抗43側に切り替えられた場合、VC
O41がハイバンド方式のシンクチップ周波数に相当す
る周波数で発振するように設定されている。従って、タ
イミング回路31にてスイッチ34、35をスイッチす
ることにより、FM復調器24に入力される信号を、V
CR再生FM信号と従来方式のシンクチップ周波数に相
当する周波数の信号を、順次切り替えることができ、後
の回路動作は、前記の実施例1と同じく記録方式の判別
ができ、記録時に使用されている各記録方式に調整され
た可変抵抗およびFM変調器部分を再生時に動作させる
ことで確実な判別が期待できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、互いに
異なる記録方式で映像信号を記録した際のシンクチップ
周波数に相当する周波数の発振器出力と同期信号に相当
する期間の再生FM信号を同一のFM復調器に入力し、
そのFM復調器の再生直流電圧レベルを比較することに
より記録方式を判別するものであるため、FM復調器の
利得変動やドリフト等により誤判別を生じるおそれがな
くなり、かつコイルやコンデンサを使用した狭帯域で、
急しゅんなバンドパスフィルター等も必要としない安定
した記録方式を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる磁気録画再生装
置の記録方式判別装置の要部ブロック図
【図2】同実施例の各部の信号波形図
【図3】本発明の第2の実施例に係わる磁気録画再生装
置の記録方式判別装置の要部ブロック図
【図4】従来の記録方式判別装置に係わる磁気録画再生
装置の要部ブロック図
【図5】同実施例の各部の信号波形図
【符号の説明】
22 第一の副搬送波の発振器 23 第二の副搬送波の発振器 24 FM復調器 26 サンプルホールド回路 27 サンプルホールド回路 28 サンプルホールド回路 29 加算器 30 比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生時に磁気記録媒体より再生された再生
    信号が、互いに異なる周波数の第一の副搬送波と第二の
    副搬送波のいずれで映像信号をFM変調して記録された
    ものであるかを判別する磁気録画再生装置の記録方式判
    別装置であって、映像信号の同期信号を前記第一と第二
    の副搬送波でFM変調したFM変調周波数に等しい第一
    と第二の信号源と、同期信号期間に相当する前記再生信
    号と前記第一と第二の基準信号を時系列的に順次FM復
    調して第一、第二および第三の復調信号を得る復調手段
    と、その第二と第三の復調出力の中間値を作成する手段
    と、その中間値と前記第一の復調出力とを比較する手段
    とを有し、前記中間値と前記第一の復調出力との大小関
    係により前記再生信号の記録方式を判別することを特徴
    とする磁気録画再生装置の記録方式判別装置。
  2. 【請求項2】第一と第二の信号源として、記録時に副搬
    送波の信号源となる可変発振器を使用することを特徴と
    する請求項1に記載の磁気録画再生装置の記録方式判別
    装置。
JP4313065A 1992-11-24 1992-11-24 磁気録画再生装置の記録方式判別装置 Pending JPH06165123A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4313065A JPH06165123A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 磁気録画再生装置の記録方式判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4313065A JPH06165123A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 磁気録画再生装置の記録方式判別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06165123A true JPH06165123A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18036788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4313065A Pending JPH06165123A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 磁気録画再生装置の記録方式判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06165123A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4686585A (en) VTR having automatic carrier detection
EP0044687A1 (en) Noise elimination circuit in a magnetic recording and reproducing apparatus
US4110761A (en) Color signal processing apparatus for video signal recording and reproducing system
JPH06165123A (ja) 磁気録画再生装置の記録方式判別装置
US4729042A (en) Clock signal generating circuit for digital signal recording device
JPH0666943B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6152096A (ja) 情報信号記録媒体再生装置
US5287197A (en) Signal demodulation device
JPS61265994A (ja) 磁気記録再生回路
JP2982271B2 (ja) 画像再生装置
JPH08265797A (ja) ビデオテープレコーダのntsc/pal−m判別回路及び色信号の再生方法
JPH0430866Y2 (ja)
JPS60202567A (ja) 復調回路
JPH0722375B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3291366B2 (ja) 映像処理装置
JP3528487B2 (ja) 映像信号処理装置
JPH01188193A (ja) カラービデオ記録情報の信号フォーマット判別方式
JPH0312863A (ja) Fm変調映像信号の記録方式を判別する装置
JPS62293896A (ja) 再生映像信号の記録モード判別方法及び装置
JPH0793718B2 (ja) 磁気再生装置
JPH01296872A (ja) 磁気記録再生装置
JPH037491A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0325760A (ja) Fm変調映像信号の記録方式を判別する装置
JPH0212668A (ja) 映像信号記録再生装置
JPH08163592A (ja) 磁気再生装置のh並び不連続点画質補正パルス生成回路