JPH0212668A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、ＦＭ変調して記録した映像信号のＦＭキャ
リア周波数を２種類以上に切換え可能として、ＦＭキャ
リア周波数を上げることで高解像度、高画質化を達成し
たビデオテープレコーダ（以下、５−ＶＨ５方式ＶＴＲ
と称す）と、一般規格のとデオテーブレコーダ（以下、
ＶＨ，Ｓ方式ＶＴＲと称す）のいずれで記録されたテー
プであっても、そのテープからの再生を可能となした映
像信号記録再生装置に関するものである。

［従来の技術］ 第５図は、たとえば特開昭６１−２６４８９１号公報に
示された従来の映像信号記録再生装置の構成を示すフロ
ック図であり、同図において、（３）は再生ＦＭ＠号（
３ａ）の入力端子、（４）はスイッチで、端子（１３）
から入力される水平同期信号（１３ａ）によりスイッチ
ングされる。　（５）、（６）はバッファアンプ、（７
）はバンドパスフィルタ（以下、ＢＰＦと称す）で、こ
のＢ　Ｐ　Ｆ　（７）は、その中心周波数（ｆｌ）が第
３図で示すような周波数アローケーションをもつ５−Ｖ
ＨＳ方式ＶＴＲの輝度信号ＦＭ波（１）のシンクチップ
に相当するＦＭ変調周波数１．つまり約５．４　ＭＨｚ
に設定された抽出帯域の狭いフィルタである。

（８）は検波回路で、上記Ｂ　Ｐ　Ｆ　（７）の出力（
７ａ）を検波する。（９）はコンパレータで、上記検波
回路（８）の検波出力（８ａ）と基準電圧（Ｅｓ）とを
比較する。（１０）はＤ−フリップフロップ回路（以下
、Ｄ、ＦＦと称す）で、上記コンパレータ（９）の出力
（９ａ）を次の水平同期信号かくるまで保持するデータ
保持部（Ｄ）を有する。（１１）はタイミング回路で、
第６図（ｆ）で示すように、上記水平同期信号（１３ａ
）の幅（ｌｌ）の半分程度のところに立上りエッチ（ｅ
ｌ）かくるようなりロック出力（ｌｌａ）を作成して、
その出力（ｌｌａ）を上記り、ＦＦ（１０）のクロック
部（Ｃ）に入力する。　（１２ａ）は上記り、ＦＦ（ｌ
Ｏ）から出力される検出信号である。

なお、第４図はＶＨ３方式ＶＴＲの周波数アローケーシ
ョンであり、同図において、（ＩＡ）はＶＨＳモードの
輝度信号ＦＭ波で、そのシンクチップに相当するＦＭ変
調周波数は３．４　ｈｌＨｚに設定されている。また、
第３図および第４図において、（２）は低域変換クロマ
信号である。

つぎに、上記構成の動作について、第６図を参照しなが
ら説明する。

ＶＴＲのヘットアンプ出力である第６図（ａ）て示すよ
うな再生ＦＭ信号（３ａ）を端子（３）を介してスイッ
チ回路（４）に入力すると、この再生ＦＭ信号（３ａ）
は端子（【３）を介して入力される第６図（ｂ）て示す
ような水平同期信号（１３ａ）によりスイッチングされ
る。そのスイッチ回路（４）からの出力はバッファアン
プ（５）を通してＢ　Ｐ　Ｆ　（７）に入力され、この
Ｂ　Ｐ　Ｆ　（７）において、必要帯域が抽出される。

ついて、第６図（Ｃ）で示すようなりＰＦ（７）の出力
（７ａ）がバッファアンプ（６）を通して検波回路（８
）に入力されて検波がおこなわれたのち、第６図（ｄ）
で示すような検波出力（８ａ）と基準電圧（Ｅｇ）とか
コンパレータ（９）で比較される。

つぎに、第６図（ｅ）で示すようなコンパレータ出力（
９ａ）かり、ＦＦ（１０）に送られる。このり、ＦＦ（
１０）への入力クロック、つまり、タイミング回路（１
１）のクロック出力（ｌｌａ）は第６図（ｆ）で示すよ
うに、上記水平同期信号（１３ａ）の輻（Ｗ）の半分程
度のところに立上りエッチ（ｅｌ）がくるようにつくら
れる、したがって、上記コンパレータ出力（９ａ）をり
、ＦＦ（１０）の立上りエッチで次の水平同期信号がく
るまでホールトする。

ここにおいて、ＶＨＳ方式ＶＴＲで記録されたテープの
場合であれば、上記Ｂ　Ｐ　Ｆ　（７）の出力（７ａ）
がないため、コンパレータ出力（９ａ）はローレベルで
、Ｄ、ＦＦ（１０）から出力される検出信号（１２ａ）
も第６図（ｇ）の点線で示すようにローレベルとなり、
一方、５−ＶＨＳ方式ＶＴＲで記録されたテープの場合
であれば、上記Ｂ　Ｐ　Ｆ　（７）の出力（７ａ）が第
６図（ｃ）に示すとおりであって、コンパレータ出力（
９ａ）はハイレベルで、Ｄ、ＦＦ（１０）から出力され
る検出信号（１２ａ）も第６図（ｇ）の実線て示すよう
にハイレベルとなる。これによって、ＦＭキャリア周波
数の判別が可能で、使用テープの判別をおこなえるとと
もに、再生映像信号に適応したＦＭキャリア周波数の切
換えをおこなえる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の映像信号記録再生装置は、以上のように構成され
ているので、テープやヘッドの特性不良などに原因して
反転現象などがおこった場合、同期分離回路が誤動作し
、その結果、ＢＰＦによる抽出帯域かずれて、所期のＦ
Ｍキャリア周波数のの判別に誤りを発生するという問題
があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、反転現象などによる誤動作をなくして、ＦＭ
キャリア周波数を正確に判別することかできる映像信号
記録再生装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明にかかる映像信号記録再生装置は、水平同期信
号を入力することにより、その水平同期信号と同一周波
数および位相をもつ制御信号を発生する自動周波数制御
回路を設けて、この自動周波数制御回路から出力される
制御信号を介してスイッチ回路をスイッチングするよう
に構成したことを特徴とする。

［作用］ この発明によれば、水平同期信号を自動周波数制御回路
に入力することにより、その入力水平同期信号と同一周
波数および位相で、水平同期信号に混入しているノイズ
を除去した制御信号が発生され、この制御信号により再
生ＦＭ信号をスイッチングすることで、水平同期信号期
間ごとのＦＭキャリア周波数の判別をおこなうことがで
きる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。

第１図はこの発明の一実施例による映像信号記録再生装
置の構成を示すブロック図であり、同図において、　（
１４）は自動周波数制御回路（以下、ＡＦＣ回路と称す
）で、このＡＦＣ回路（１４）は水平同期信号（１３ａ
）の入力により、その水平同期信号（１：！ａ）と同一
周波数および位相をロックするフェイズロックドループ
回路からなり、再生ＦＭ信号（３八）をスイッチングす
るための制御信号（１４ａ）を出力する。

その他の構成は第５図で示す従来例と同一のため、同一
の符号を付して、それらの説明を省略する。

つぎに、上記構成の動作について、第２図を参照しなが
ら説明する。

ＶＴＲのヘットアンプ出力である第２図（ａ）で示すよ
うな再生ＦＭ信号（３ａ）を端子（コ）を介してスイッ
チ回路（４）に入力することにより、この再生ＦＭ＠号
（３ａ）が水平同期信号期間にわたりスイッチングされ
るか、このときの制御信号（１４ａ）は、端子（１３）
を介して入力される第２図（ｂ）で示すような水平同期
信号（１３ａ）そのものでなく、ＡＦＣ回路（Ｉ４）に
おいて、入力水平同期信号（１：ｌａ）と同一の周波数
および位相をロックして出力される第２図（Ｃ）で示す
ような信号である。つまり、上記ＡＦＣ回路（１４）は
、入力水平同期信号（１３ａ）にノイズがない場合、そ
の入力水平同期信号（１３ａ）と同一の信号を出力し、
ノイズ（ｎ）がある場合、そのノイズ（ｎ）に対して応
答しないため、ノイズ（ｎ）が除去された制御信号（１
４ａ）を出力する。これにより、入力水平同期信号（１
３ａ）にノイズ（ｎ）があっても、そのノイズ（ｎ）の
除去された制御＠号（１４ａ）によって、スイッチ回路
（４）を正確に所定の水平同期信号期間にわたりスイッ
チングすることができ、Ｂ　Ｐ　Ｆ　（７）の出力（７
ａ）は第２図（ｄ）で示すように、同期信号部分のみと
なる。ついで、このＢ　Ｐ　Ｆ　（７）の出力（７ａ）
が検波回路（８）に入力されて検波されたのち、第２図
（ｅ）で示すような検波出力（８ａ）と基準電圧（Ｅｓ
）とがコンパレータ（９）において比較され、第２図（
ｆ）で示すようなコンパレータ出力（９ａ）が得られる
。

つぎに、そのコンパレータ出力（９ａ）がり、ＦＦ（１
０）において、次の水平同期信号がくるまでホールトさ
れて、第２図（ｈ）で示すような検出信号（１２ａ）を
得る。このとき、ホールド用のクロック信号、つまり、
第２図（ｇ）で示すタイミング回路（１１）のクロック
出力（ｌｌａ）も上記ＡＦＣ回路（１４）の出力信号（
１４ａ）を利用しているので、ノイズ（ｎ）による誤動
作かなく、コンパレータ出力（９ａ）を正確にホールト
することができる。

これにより、ＶＨＳ方式ＶＴＲで記録されたテープの場
合、コンパレータ出力（９ａ）はローレベルで、検出信
号（１２ａ）も第２図（ｈ）の点線で示すようなローレ
ベルとなり、一方、５−ＶＨＳ方式ＶＴＲで記録された
テープの場合、コンパレータ出力（９ａ）はハイレベル
で、検出信号（１２ａ）も第２図（ｈ）の実線で示すよ
うにハイレベルとなる。これによって、ＦＭキャリア周
波数の判別を正確におこなえ、かつ再生映像信号に適応
したＦＭキャリア周波数の切換えを確実におこなうこと
かできる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、水平同期信号期間を
正確に示し、かつ混入ノイズを除去することが可使なＡ
ＦＣ回路の出力信号により、再生ＦＭ信号をスイッチン
グ制御することかできるので、水平同期信号期間ごとの
ＦＭキャリア周波数の判別を誤りなく、正確、高精度に
おこなうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による映像信号記録再生装
置の構成を示すブロック図、第２図（ａ）〜（ｈ）はそ
の動作を説明するための信号波形図、第３図は５−ＶＨ
３方式ＶＴＲの周波数７０−ケーシヨン、第４図はＶＨ
３方式ＶＴＲの周波数アローケーション、第５図は従来
の映像信号記録再生装置の構成を示すブロック図、第６
図（ａ）〜（ｇ）は第５図の動作を説明するための信号
波形図である。 （４）・・・スイッチ回路、（７）・・・ＢＰＦ、（９
）・・・コンパレータ、（ｌＯ）・・・Ｄ　、　ＦＦ、
　（１１）・・・タイミング回路、（１４）・・・ＡＦ
Ｃ回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）再生ＦＭ信号を水平同期信号によりスイッチング
   するスイッチ回路と、このスイッチ回路からの出力の設
   定帯域を抽出するバンドパスフィルタと、このバンドパ
   スフィルタの出力を検波する検波回路と、この検波回路
   の出力を基準電圧と比較する比較回路と、この比較回路
   の出力を保持するデータ保持部と、このデータ保持部の
   タイミングを決めるタイミング回路とを具備し、上記水
   平同期信号期間のＦＭキャリア周波数により、水平同期
   信号期間ごとにＦＭキャリア周波数を判別するように構
   成された映像信号記録再生装置において、上記水平同期
   信号の入力によりその水平同期信号と同一の周波数およ
   び位相で上記スイッチ回路をスイッチングするための制
   御信号を発生する自動周波数制御回路を設けたことを特
   徴とする映像信号記録再生装置。