JPS61196453A

JPS61196453A - 情報信号再生装置

Info

Publication number: JPS61196453A
Application number: JP60036767A
Authority: JP
Inventors: Koji Takahashi; 宏爾高橋; Toshiaki Mabuchi; 馬渕　俊昭
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-02-26
Filing date: 1985-02-26
Publication date: 1986-08-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は情報信号再生装置に関し、特に互−に異なる周
波数を有する４種類のパイロット信。

号が所定周期で循環的に情報信号と共に記録されている
記録媒体から前記情報信号を再生するための装置に関す
る。

〈従来の技術〉従来よりこの種の情報信号再生装置としては、所謂４周
波方式のトラッキングを行うビデオテープレコーダ（Ｖ
ＴＲ）がある。以下、本明細書ではこの種のＶＴＲを例
にとって説明する。

まず、このＶＴＲのトラッキング制御方法について説明
する。第２図は従来のＶＴＲによる磁気テープ上の記録
パターンを示す図である。図中１は磁気テープ、２はテ
ープ走行方向、５はヘッドトレース方向、４は記録トラ
ック、５は磁気ヘッド、ｆｌ、ｆ２．ｆ、　、ｆ４は各
記録トラックに記録されているパイロット信号の周波数
、Ａｎ、Ｂｎは夫々記録トラック番号である。Ａｎの記
録トラックと、Ｂｎの記録トラックとは互いに磁化方向
が異なり、所謂アジマス重ね書きが行われている。

今、再生ヘッドがあるトラックを主にトレースしている
とすれば、そのトラック（主トラツク）以外番こその両
隣接トラックからもパイロット信号が再生される。これ
ら両隣接トラックからの再化パイロット信号レベルを等
しくすればヘッドがトラックを良好にトレースしている
ことになる。

第３図は上述の考え方に基いてトラッキングエラーを検
出するための従来の一回路例を示す図である。図中６は
再生出力信号からパイロット信号成分を分離するローパ
スフィルタ（ＬＰＩＦ）、７は主トラツクに記録されて
いるパイロット信号と同一周波数のリファレンス信号を
発生する回路、８は乗算器、９，１０はバンドパスフィ
ルタ（ＢＰＦ）、１１．１２は検波回路、１３は比較器
、１４は反転回路である。

今、隣接トラック間のパイロット信号の周波数差が第２
図に示す如＜ｆｉ（ｆＨは水平走査周波数）とｓｒ、で
あれば、ＢＰＦ　９はｆＨ酸成分分離し、ＢＰＦ　１０
は５ｆ！成分を分離している。即ち乗算器８で乗算され
たリファレンス信号との差成分として両隣接トラックか
らの再生パイロット信号を得ている。これらは比較器１
３で比較され、１トラック毎ζζｆＨ成分、５ｆＨ成分
が得られる方向が反転するため、各トラック毎に反転ア
ンプ１４を介したものと介されないものとがスイッチ１
６から出力される。このスイッチ１６の出力がトラッキ
ングエラー信号となる。歯、１トラツクに１フイールド
（ＮＴＳＣ信号では５／６０秒）分のビデオ信号が記録
されているとすれば、ヘラ１５０回転に同期した５０１
ｇの矩形波信号（３０ＰＧ）によって制御される。また
、リファレンス信号としては主トラツクのパイロット信
号と必ずしも同一でなくても良く、例えば主トラツクの
パイロット信号がｆ１＊　ｆ２　＊　ｆ４　＃　ｆ　Ｓ
の時、リファレンス信号をｆｔ、ｆｌ、ｆ４．ｆ２とし
第３図の反転アンプ１４及びスイッチ１６を省略する構
成も考えられる・〈発明の解決しようとする問題点〉上述の加色ＶＴＲによ〕トラッキングエラー信号を得る
場合、主トラツクのパイロット信号の種類は必ずしも判
別されていない。即ち、仮に主トラツクのパイロット信
号と９７アレンス信−号の周波数を一致させる様なＶＴ
Ｒであっても、過渡的な状態に於いてはリファレンス信
号と主トラツクのパイロット信号とは一致しているとは
限らないからである。そのため、リファレンス信号は一
定のローテーションで発生するしかなく、過渡状態が長
く続き、この間再生ビデオ信号が劣化してしまう。

本発明は上述の如き背景に鑑み、上述の如きＶＴＲに代
表される情報信号再生装置に於いて・どの様な状態であ
っても再生ヘッドが主にトレースしているトラックに記
録されているパイロット信号の種類を素早く判別できる
情報信号再生装置を提供することを目的とする。

く問題点を解決するための手段〉本発明は４種類のパイロット信号が所定周期で循環的に
情報信号と共に記録されている記録媒体から前記情報信
号を再生するにあたり、前記周期内に互いに異なる周波
数を有する少なくとも３種類のリファレンス信号を時分
割で発生する手段を設けている。

く作用〉上述の如く発生されたリファレンス信号を用いることに
より、再生ヘッドが主にトレースしているトラックに記
録されているパイロット信号の種類が素早く判別できる
様になった。

〈実施例〉以下本発明を上述の如きＶＴＲに適用した実施例につい
て説明する。

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの要部概略構
成を示す図である。第１図に於いて５０は再゛生ヘッド
で本来は回転２ヘツドであるが、ここでは模式的に示す
。５１は再生アンプであシ、該アンプ５１はＬＰＦを含
むものとする。再生アンプ５１からは再生パイロット信
号が乗算器４Ｂへ供給される。

一方３０　ＰＧはエツジ検出回路２２及び４逓倍回路２
０に供給される。４逓倍回路２０ではＰＬＩ。

等により５０ＰＧを４逓倍し１２０Ｈ，の矩形波信号（
１２０ＰＧ）を得ている。ｊ　２０　ＰＧ及び５０　Ｐ
Ｇはエツジ検出回路２１．２２に供給され、夫々２４０
Ｈｚ、６０Ｈｚのパルスが得られる。これらのパルスは
夫々２ビツトカウンタ２５．２４でカウントされ、カウ
ンタ２３，２４は夫々Ｑ、、Ｑ２よシ計数値を出力する
。

通常再生時に於−てはスイッチ３４，５５．５６は全て
図中Ｎ＠−こ切換えられておプ、カウンタ２４の出力に
よって論理グー）　′５７．３Ｂ　、５９．４０が制御
される。これに伴って１フイ一ルド期間毎に３７゜５Ｂ
　、　５９　、４００順で論理ゲートからハイレベルの
信号が得られ、スイッチ４１，４２，４５，４４が順次
オンされる。スイッチ４１，４２，４３．４４には夫々
４周波発生回路４５より、ｆｌ、ｆ２．ｆ４．ｆ、の周
波数を有するリファレンス信号が供給されておシ、乗算
器４８にはこの結果１フイールド毎にｆ、　、ｆ、　。

’４ｔｆ３の順でリファレンス信号が供給されることに
なる。

この乗算器４日の出力は前述第３図に示す様なトラッキ
ングエラー検出回路３５＃ｃ供給され、該回路３３で得
たトラッキングエラー信号はキャプスタン制御回路４９
を制御する。この時スイッチ５４ＯＮ側よシ供給される
３０’ＰＧは第３図に於けるスイッチ１６の如き回路を
制御するためのものである。

次番こ、このＶＴＲがスチル再生を行っているものとし
、ユーザーが通常再生への切換命令を行った場合の動作
につ−て説明する。操作部４７よシスチル再生から通常
再生への切換命令がなされると、まずシステムコントロ
ーラ４６がパルスをモノマルチ２７に供給する。これに
惨いモノマルチ２７は約２フィールド期間ハイレベルの
信号を出力する。この期間にエツジ検出回路２２からは
２個のパルスが得られ、この２個のパルスはアンドゲー
ト２５を介してフリップフロップ（ＩＦＦ’）２．６に
供給される。１１ＦＦ２６は３０ＰＧｊこ同期した１フ
ィールド期間ハイレベルの信号を出力する。

？ＩＦ　２６の出力はスイッチ５４，３５．５６に供給
され、夫々をＳ側に接続する。この間後述する如く、ス
チル再生時にトレースしているトラックのパイロット信
号を判別し、以後の通常再生１こ適したリファレンス信
号が乗算器４８に供給される様にする。ＰＩＦ２ｔ５の
出力の立下シーζ伴いシステムコントローラ４６はキャ
プスタ／制御回路４９の速度制御系を制御し、不図示の
テープを記録時と同一速度で走行せしめる。

スイッチ５４　、５５　、５６の接続がＢ側に切換わる
と、カウンタ２３の出力によシ、１フイ一ルド期間内に
於いて、　ｆ、、ｆ２．ｆ４．ｆ、の順でリファレンス
信号が乗算器４８に供給される。

第４図はスチル再生時１フイールド期間に４種類のリフ
ァレンス信号を発生した時のトラッキング検出の様子を
示す図である。工２−信号は各条件下で第４図に示す如
くなる。即ち、一般的に直前に記録されたトラックのパ
イロット信号と同じ周波数のリファレンス信号が発生さ
れた際ハイレベル、直後に記録されたトラックのパイロ
ット信号と同じ周波数のリファレンス信号が、発生され
た際、ローレベルのエラー信号が発生される。従ってこ
れらの出力を用いれば現在トレースしているトラックに
重畳されているパイロット信号の種類が判別できる。

この様にしてトラッキングエラー検出回路５３より検出
されたエラー信号は検波回路３２にて所定のし趣い値レ
ベル以上（第４図１こｖｔｈで示す）となる期間が検出
される。この期間に乗算器４Ｂに供給されているリファ
レンス信号は、メチル再−生時に主に再生しているトラ
ックの直前のトラックのパイロット信号と同じ周波数で
ある。この時のカウンタ２５の出力はこのリファレンス
信号を発生させるためのデータであり・このデータは検
波回路３２の出力にてアンドグー）３０．５１を介して
ゲートされる。このデータはプリセットデータとしてカ
ウンタ２４に供給される。他方前述の２４０　Ｈｇのパ
ルスを（！Ａ＋）秒程度遅延回路２Ｂで遅廻したパルス
によってカウンタ２４はプリセットされる。

そして、このプリセットが行われて後、エツジ検出回路
２２より最初に出力されるパルスがカウンタ２４に供給
されると、ＩＦ７２６の出力はローレベルに転じ、スイ
ッチ５４，５５．３６　ハｌｉ　側に接続され、キャプ
スタン制御回路４９がシステムコントローラ４６の出力
よ）制御されテープが記録時と同一速度で走行開始する
。これと同時にカラｙり２４の計数値は更新されるので
、スチル再生時にヘッド５０が主にトレースしていたト
ラックのパイロット信号と同一の周波数のリファレンス
信号が乗算器４８に供給されることになる。以後は通常
再生時と全く同じローテーションでリファレンス信号が
発生され、再生が行われる。

上述の如くすればスチル再生時から通常再生時への切換
に於ける過渡状態を速やかに定常状態に引込むことがで
きるため乱れのない良好な再生画藺が得られる。

また、スチル再生から通常再生への切換時に限らず、他
の過渡時、例えば記録の継ぎ目部分に於いても本発明を
適用できる。その方法としてはこの継ぎ口部を発見した
ら第１図に於けるモノマルチ２７をトリガする様に構成
するだけテ良い。更にスローモーション再生時等、他の
再生モードとの切換時にも本発明を適用できるのは言う
までもない。

更に１フイ一ルド期間中、常に４種類のリファレンス信
号を２回発生する如く構成し、−回目の４種類のリファ
レンス信号でヘッドが主に再生しているトラックのパイ
ロット信号の種類を判別する様にし、これで指定された
二回目の４種類のリファレンス信号の１つを用いてトラ
ッキングエラー信号を得る匍＃講域＃４如く構成するこ
とも可能である。この場合、エラー信号を判別結果に基
くタイミングで１フイールド　。

期間サンプルホールドしてやらねばならないのは言うま
でもない。

更に、実施例の説明ではＶＴＲについてのみ説明したが
、本発明の適用範囲はこれに限られるものでは表＜、デ
ィジタルオーディオテープレコーダ（ＤＡＴ）等信の装
置にも適用可能である・〈発明の効果〉以上、説明した様に本発明によれば常に再生ヘッドがト
レースしているトラックのパイロット信号の種類を判別
することができ、これに伴って常ｌこ良好なトラッキン
グが行える情報信号再生装置を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例としてのＶＴＲの要部構成を
示す図、第２図は従来のＶＴＲによる磁気テープ上の記録パター
ンを示す図、第３図は従来のトラッキングエラー検出回路のす一例を
示す図、第４図は本発明の一実施例によるトラッキングエラー検
出の様子を示す図である。２０・・・４逓倍器２１　　・・・エツジ検出回路２５・・・カウンタ２８・・−遅延回路２９．５０．５１　　・・・ア／ドグ−トロ２・・・検
波回路５４．３５．５６・・・スイッチ５７　、！１Ｂ　、３９．４０・・・論理ゲート４１．
４２，４３．１４・・・スイッチ４５・・・４周波信号
発生回路

Claims

【特許請求の範囲】

互いに異なる周波数を有する４種類のパイロット信号が
所定周期で循環的に情報信号と共に記録されている記録
媒体から前記情報信号を再生するための装置であつて、
前記情報信号を再生するための再生ヘッドと、該再生ヘ
ッドの出力中の前記パイロット信号を用いてトラッキン
グ制御を行うトラッキング制御手段と、前記周期内に互
いに異なる周波数を有する少なくとも３種類のリファレ
ンス信号を時分割で発生する手段とを具える情報信号再
生装置。