JPH06164250A - 出力段回路 - Google Patents

出力段回路

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JPH06164250A
JPH06164250A JP30902892A JP30902892A JPH06164250A JP H06164250 A JPH06164250 A JP H06164250A JP 30902892 A JP30902892 A JP 30902892A JP 30902892 A JP30902892 A JP 30902892A JP H06164250 A JPH06164250 A JP H06164250A
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JP
Japan
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transistor
base
emitter
circuit
output
Prior art date
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JP30902892A
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English (en)
Inventor
Mariko Terada
万里子 寺田
Hiroyuki Haga
博之 芳賀
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】チップサイズを小さくすることが可能であり、
0クロス近傍でのノイズの発生を抑えて低歪みが要求さ
れる用途にも適用可能とし、下側最大出力振幅はクリッ
ピングを受けないように改善した大出力の出力段回路を
提供すること。 【構成】入力に比例する信号がベースに伝達されるエミ
ッタ接地トランジスタQ14と、入力に比例する他の信号
がベースに伝達されるエミッタ接地トランジスタQ13の
コレクタにバイアス回路を介してベースが接続されてい
るエミッタフォロアトランジスタQ15とがプッシュプル
動作をなし、電力増幅回路として作用する。その際、前
記トランジスタQ15、これと逆極性のエミッタフォロア
トランジスタQ16および前記バイアス回路の閉ループに
より前記トランジスタQ15は常にカットオフせず、0ク
ロス付近でのノイズが抑えられる。また、大面積を必要
とする素子を削除した構成であり、チップサイズを小さ
くすることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路(以下
ICという)の内蔵に好適する出力段回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のICに適用される出力段回路につ
いて以下説明する。
【0003】図5に示す出力段回路はエミッタ接地トラ
ンジスタQ21、出力段トランジスタQ22、このトランジ
スタQ22とは逆極性の出力段トランジスタQ23、トラン
ジスタQ22,Q23にバイアス電圧を印加するダイオード
D21,D22、および定電流源I21から構成されるもので
ある。OUTは出力端子であり、Cは位相補償用コンデ
ンサである。入力端子INには初段回路、例えば差動増
幅段の出力が接続される。
【0004】前記出力段回路をIC化するにあたって、
大きな出力電流が要求される場合、それを実現するため
には出力段トランジスタQ22、Q23の面積を大きくする
必要がある。特に、トランジスタQ23は面積的に不利な
ラテラルPNPトランジスタの使用が一般的であり、そ
のためにこの回路は非常に大きな面積を占めてしまうと
いう不具合が生じる。さらに、レイアウト面積に制約が
ある場合、面積の不足した当該トランジスタは大電流時
の電流増幅率を著しく低下させるので、仕様を満たすこ
とができない。従って、この回路によりIC化した大電
力増幅回路の設計は困難であった。
【0005】加えて、定電流源I21を理想電流源とし
て、上側最大出力振幅はVCC−VBE(Q22)、下側最大
出力振幅はVEE+VCE sat(Q21)+VEB(Q23)であ
り、図6に示すように出力端子OUTの出力波形は、上
側最大出力振幅だけでなく、下側最大出力振幅にもクリ
ッピングがかかるという欠点を有する。
【0006】次に、従来の他の出力段回路を図7に示
す。この回路は、エミッタ接地トランジスタQ31および
2段のエミッタフォロアトランジスタQ36、Q32によっ
て出力端子OUTから出力電流を流し出し、トランジス
タQ31およびこれとは逆極性のエミッタ接地のトランジ
スタQ34、さらにトランジスタQ31と同極性のエミッタ
接地トランジスタQ33によって出力電流を引き込むよう
に構成した回路であり、図5の回路に比較すると下側最
大出力振幅にクリッピングがかからないように改善され
ている。
【0007】しかし、図7の回路のIC化においても、
大出力の出力段回路を得ようとする場合、トランジスタ
Q32,Q33、さらにはトランジスタQ34,Q36等に大電
流が流れるため、大きな素子面積を必要とする。特にト
ランジスタQ34は、面積的にも不利であり大電流時の電
流増幅率の伸びにも不利であるラテラルPNPが使用さ
れることが一般的である。そのために図5の回路にも増
してチップサイズが非常に大きなものになるという欠点
がある。
【0008】また、ラテラルPNPトランジスタはNP
Nトランジスタと比較すると、エミッタ接地としたとき
に電流増幅率が1となる周波数FT(Transition Fregu
ency)が低いという不都合があり、十分な位相余裕を保
つことができず、増幅回路の発振安定度が極めて悪いも
のとなる。従って、トランジスタQ31のベース・コレク
タ間に接続した不可欠の位相補償用のコンデンサCは、
大容量のものが必要となる。さらに発振防止用として出
力端子OUTと基準電位との間に外付のコンデンサC
EXT 等を必要とすることが多い。そして、これらがさら
にチップ面積を増大させる。従って、この回路もIC化
には適さないものであった。
【0009】さらに、図8に従来の他の出力段回路を示
す。この回路はエミッタ接地トランジスタQ41,Q43お
よびエミッタフォロアQ45によって出力端子OUTに電
流を流し出し、エミッタ接地トランジスタQ43が前記出
力端子OUTから大電流を引き込み、さらに、トランジ
スタQ45がオフした時でも、エミッタ接地トランジスタ
Q44がエミッタフォロアQ42から電流を引き込めるよう
に構成した回路である。また、トランジスタQ45のエミ
ッタと、トランジスタQ44のコレクタとの接続点にアノ
ードを、トランジスタQ43のコレクタにカソードを接続
したダイオードD41と、トランジスタQ45のベースにア
ノードを、トランジスタQ43のコレクタにカソードを接
続したダイオードD42を備えた点に特徴がある。ダイオ
ードD41は、トランジスタQ45のエミッタに逆バイアス
電圧がかかってトランジスタQ45が破壊しないように作
用し、さらに、ダイオードD42の存在によって、図9に
示すように、波形下側ではトランジスタQ45のベース電
位はクリッピングがかかるまで出力端子OUTと同電位
になることが確保される。また、前述のトランジスタQ
44によって図10に示すように出力波形の下側最大出力
振幅にクリッピングがかからないように改善されてい
る。さらに、ラテラルPNPトランジスタの使用の回避
によりICの小形化が実現できる。
【0010】しかし、大出力の出力段回路を得ようとす
る場合、出力波形の下側でエミッタフォロアQ45がカッ
トオフするため、それが原因となり、図10に示すよう
に出力端子OUTの出力波形において、0クロス付近で
のノイズが発生する。このため、図8の回路は低歪みが
要求される用途には適さないものであった。以上のよう
に、従来の出力段回路はいずれもIC化に係る欠点を有
するものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
考慮してなされたもので、チップサイズを小さくするこ
とが可能であり、0クロス近傍でのノイズの発生を抑え
て低歪みが要求される用途にも適用可能とし、さらに下
側最大出力振幅にはクリッピングを受けないように改善
した大出力の出力段回路を提供することを目的とするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための手段は、入力信号に比例する振幅を有する第1
の信号電流と、前記第1の信号電流に比例する振幅を有
する第2の信号電流とを出力するための分岐手段と、前
記第1の信号電流がベースに伝達されるエミッタ接地の
第1のトランジスタQ13と、前記第1のトランジスタQ
13のコレクタからベースに信号電流が伝達され、前記第
1のトランジスタQ13とは逆極性のエミッタフォロアの
第2のトランジスタQ16と、前記第2のトランジスタQ
16のエミッタにエミッタから信号電流を伝達し、前記第
2のトランジスタQ16とは逆極性のエミッタフォロアの
第3のトランジスタQ15と、前記第2のトランジスタQ
16および第3のトランジスタQ15のベース間に接続さ
れ、前記ベース間のバイアスを決めるためのバイアス回
路と、前記第3のトランジスタQ15のベースと、前記バ
イアス回路を介して前記第1のトランジスタQ13のコレ
クタおよび前記第2のトランジスタQ16のベースとに信
号電流を流すための電流印加手段と、前記第2の信号電
流がベースに伝達され、コレクタが前記第2および第3
のトランジスタQ16,Q15のエミッタならびに出力端子
に接続される、前記第2のトランジスタQ16とは逆極性
のエミッタ接地の第4のトランジスタQ14とを有するこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】上記した手段により入力端子に入力信号が印加
されると、2系統の増幅段のそれぞれのエミッタ接地ト
ランジスタQ13,Q14のコレクタは、いずれも同一の方
向にコレクタ電流を流そうとする。これにより、一方の
エミッタ接地トランジスタQ13のコレクタにバイアス回
路を介して接続されるエミッタフォロアトランジスタQ
15と他方のエミッタ接地トランジスタQ14とはプッシュ
プル動作をなし、電力増幅回路として作用する。またそ
の際、前記エミッタフォロアトランジスタQ15、これと
逆極性のエミッタフォロアトランジスタQ16および前記
バイアス回路の閉ループにより前記エミッタフォロアト
ランジスタQ15は常にカットオフせず、従って、0クロ
ス付近のノイズは抑えられる。さらに、波形下側におい
て、前記一方のエミッタ接地トランジスタQ13がサチュ
レーション領域に入った場合でも、前記他方のエミッタ
接地トランジスタトランジスタQ14が電流を引き込むの
で、下側最大出力振幅はクリッピングを受けずにVEE
CE sat(Q14)までいっぱいに振れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る実施例につき図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0015】図1は本発明に係る出力段回路の第1の実
施例を示す回路図である。まず、図1の回路の構成につ
いて説明する。入力端子INにそれぞれのベースを接続
したエミッタフォロアのトランジスタQ11,Q12のそれ
ぞれのコレクタは電源VCCに接続される。トランジスタ
Q11のエミッタは、抵抗R11を介して電源VEEに接続さ
れるとともにエミッタが電源VEEに接続されたエミッタ
接地のトランジスタQ14のベースに接続され、一方トラ
ンジスタQ12のエミッタは抵抗R12を介して電源VEE
接続されるとともにエミッタが電源VEEに接続されたエ
ミッタ接地のトランジスタQ13のベースに接続される。
このトランジスタQ13のコレクタは、コレクタが電源V
EEに接続されたエミッタフォロアのPNPトランジスタ
Q16のベースに接続されるとともにダイオードD12のカ
ソードに接続される。このダイオードD12のアノードは
ダイオードD11のカソードに接続され、ダイオードD11
のアノードは電源VCCに接続された定電流源I11および
コレクタが電源VCCに接続されたエミッタフォロアのト
ランジスタQ15のベースに接続される。なお、前記ダイ
オードD11,D12は前記エミッタフォロアのトランジス
タQ15,Q16のバイアス回路をなしている。また、トラ
ンジスタQ15のエミッタと前記PNPトランジスタQ16
のエミッタと、前記エミッタ接地トランジスタQ14のコ
レクタとの接続点を出力端子OUTとする。なお、入力
端子INには初段回路、例えば差動増幅段の出力などが
接続されてもよい。
【0016】次に、上記回路構成における電力増幅時の
動作について説明する。入力端子INにトランジスタQ
11,Q12のベース電流が増加する方向の正の入力信号が
印加された場合、前記トランジスタQ11,Q12のそれぞ
れのエミッタにベースをそれぞれ接続したトランジスタ
Q13,Q14のベース電流を増加するように作用する。こ
れにより、トランジスタQ13,Q14のコレクタ電流は増
加する方向に動作する。このとき、出力段のトランジス
タQ15のベース電流は減少する方向であり、そのエミッ
タ電流も減少し、トランジスタQ14のコレクタ電流、Q
16のエミッタ電流はそれぞれ増加するため、前記トラン
ジスタQ14,Q16は出力端子OUTに接続された負荷
(図示せず)から電流を引き込む動作を行う。
【0017】また、入力端子INにトランジスタQ11,
Q12のベース電流が減少する方向に負の入力信号が印加
された場合、前記トランジスタQ11,Q12のそれぞれの
エミッタにベースをそれぞれ接続したトランジスタQ1
3,Q14のベース電流を減少するように作用する。これ
により、定電流源I11から供給されるトランジスタQ15
のベース電流は増加することから、そのエミッタ電流も
増加する。この時、トランジスタQ14のコレクタ電流
と、トランジスタQ16のエミッタ電流はそれぞれ減少す
るので、前記トランジスタQ15のエミッタ電流は出力端
子OUTに接続された負荷(図示せず)に電流を流し出
す動作を行う。
【0018】ここで、前記動作中、前記トランジスタQ
15,Q16、およびダイオードD11,D12のループによ
り、前記トランジスタQ15のエミッタ・ベース間には常
時VBEと同等のバイアス電圧が印加されており、前記ト
ランジスタQ15は常時オンの状態となる。従って、トラ
ンジスタQ15は前記動作中カットオフせずに、電力増幅
動作を行うので、図2に示すように前記トランジスタQ
15のベース出力波形は不連続点を有さずに連続となり、
図3に示すように出力端子OUTの出力波形における0
クロス付近でのノイズの発生は抑えられる。しかも、前
記ループの経路は短いため、発振に対して回路は安定で
あるという利点を有する。なお、図2の出力波形は、図
3の出力波形に比べて前記トランジスタQ15のVBEの分
だけ電圧がオフセットしていることを強調して描かれた
ものである。
【0019】また、入力端子INにトランジスタQ11,
Q12のベース電流が増加する方向に正の入力信号が印加
され、トランジスタQ13がサチュレーション領域に入っ
たときにおいても、トランジスタQ14により電流を引き
込むことが可能となるので、図3に示すように出力端子
OUTの出力波形は、その波形下側においてVEE+VCE
sat(Q14)までいっぱいに振れる。
【0020】加えて、本発明によれば、回路の安定性の
ために発振防止のためのコンデンサを付加する必要がな
く、前記PNPトランジスタQ16は大面積である必要が
ないので、チップサイズを小さくすることが可能であ
り、IC化に極めて好適である。
【0021】次に、図4は本発明に係る出力段回路の第
2の実施例を示す回路図である。この回路では、入力端
子INに印加された入力信号は、まず2系統に分岐さ
れ、一方は抵抗R13を経由して、エミッタを電源VEE
接続したエミッタ接地のトランジスタQ14のベースに接
続され、他方は抵抗R14を経由して、エミッタを電源V
EEに接続したエミッタ接地のトランジスタQ13のベース
に接続される。ここで、それ以外の構成、作用、効果は
図1の実施例と同一であるので、説明の簡潔化のために
図1と同一の部分についてはそれぞれ同一符号を付して
説明を省略する。なお、図1の回路と比較するとトラン
ジスタ2個分素子が少ないので、ICの面積の縮小化に
関しては、より好適である。また、図4のように構成し
ても同様の効果が得られるし、図4の抵抗R13,R14を
用いずに入力を前記トランジスタQ13,Q14のベースに
直接接続してもよい。本発明は上述した各実施例に限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップサイズを小さくすることが可能で、ゼロクロス近
傍でのノイズが発生せずに低歪みが要求される用途にも
適用でき、さらに下側最大出力振幅はクリッピングを受
けない、大出力の出力段回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力段回路の第1の実施例を示す
回路図である。
【図2】図1のトランジスタQ15のベース電位波形を示
す図である。
【図3】図1の出力端子OUTの出力波形を示す図であ
る。
【図4】本発明に係る出力段回路の第2の実施例を示す
回路図である。
【図5】従来の第1の出力段回路を示す回路図である。
【図6】図5の出力端子OUTの出力波形を示す図であ
る。
【図7】従来の第2の出力段回路を示す回路図である。
【図8】従来の第2の出力段回路を示す回路図である。
【図9】図8のトランジスタQ45のベース電位波形を示
す図である。
【図10】図8の出力端子OUTの出力波形を示す図で
ある。
【符号の説明】
Q11〜Q16…トランジスタ、R11〜R14…抵抗、D11〜
D12…ダイオード、VCC,VEE…定電圧源、I11…定電
流源、IN…入力端子、OUT…出力端子、2…ノイ
ズ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に比例する振幅を有する第1の
    信号電流と、前記第1の信号電流に比例する振幅を有す
    る第2の信号電流とを出力するための分岐手段と、 前記第1の信号電流がベースに伝達されるエミッタ接地
    の第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタのコレクタからベースに信号電
    流が伝達され、前記第1のトランジスタとは逆極性のエ
    ミッタフォロアの第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのエミッタにエミッタから信号
    電流を伝達し、前記第2のトランジスタとは逆極性のエ
    ミッタフォロアの第3のトランジスタと、 前記第2のトランジスタおよび第3のトランジスタのベ
    ース間に接続され、前記ベース間のバイアスを決めるた
    めのバイアス回路と、 前記第3のトランジスタのベースと、前記バイアス回路
    を介して前記第1のトランジスタのコレクタおよび前記
    第2のトランジスタのベースとに信号電流を流すための
    電流印加手段と、 前記第2の信号電流がベースに伝達され、コレクタが前
    記第2および第3のトランジスタのエミッタならびに出
    力端子に接続される、前記第2のトランジスタとは逆極
    性のエミッタ接地の第4のトランジスタとを有すること
    を特徴とする出力段回路。
  2. 【請求項2】前記分岐手段は、ベースに入力信号を伝達
    され、前記第1の信号電流を出力するエミッタフォロア
    の第5のトランジスタと、前記第5のトランジスタのベ
    ースに印加される信号に比例する信号を印加されるベー
    スを有し、前記第2の信号電流を出力する第6のエミッ
    タフォロアトランジスタとにより構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の回路。
  3. 【請求項3】前記分岐手段は、入力端と前記第1の信号
    電流が出力される第1の出力端とを第1のインピーダン
    ス素子で直接接続し、前記入力端と前記第2の信号電流
    が出力される第2の出力端とを第2のインピーダンス素
    子で直接接続して構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の回路。
  4. 【請求項4】前記第1および第2のインピーダンス素子
    は、抵抗器であることを特徴とする請求項3に記載の回
    路。
  5. 【請求項5】前記分岐手段は、入力端と前記第1のトラ
    ンジスタのベースおよび第2のトランジスタのベースを
    直結して構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    回路。
  6. 【請求項6】前記バイアス回路は、第2のトランジスタ
    のエミッタ・ベース間電圧と第3のトランジスタのベー
    ス・エミッタ間電圧との和以上の電圧をバイアスとして
    決定することを特徴とする請求項1に記載の回路。
  7. 【請求項7】前記バイアス回路は、2つの直列ダイオー
    ドよりなることを特徴とする請求項6に記載の回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6433636B2 (en) 2000-01-25 2002-08-13 Denso Corporation Operational amplifier designed to have increased output range
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JP2010028277A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 New Japan Radio Co Ltd 出力回路

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