JPH06162605A - 磁気再生装置 - Google Patents
磁気再生装置Info
- Publication number
- JPH06162605A JPH06162605A JP4316739A JP31673992A JPH06162605A JP H06162605 A JPH06162605 A JP H06162605A JP 4316739 A JP4316739 A JP 4316739A JP 31673992 A JP31673992 A JP 31673992A JP H06162605 A JPH06162605 A JP H06162605A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- tape
- audio signal
- audio
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープの走行速度変化をコントロールト
ラックに記録されたコントロール信号を検出することで
得、このコントロール信号の周期に基づいて音声信号の
振幅を自動的に調整することができる磁気再生装置を提
供することを目的とする。 【構成】 磁気テープの音声トラックに記録された音声
信号を再生し、再生された音声信号の無録音部を判別し
て頭出し制御を行なう磁気再生装置において、前記磁気
テープのコントロールトラックに記録されたコントロー
ル信号を再生するコントロールヘッド１５と、該コント
ロール信号に基づいて前記音声信号の振幅を可変的に減
衰させる減衰手段８、１８とを具備し、テープ走行速度
の変化に対応して音声信号の振幅を安定化させるもので
ある。
ラックに記録されたコントロール信号を検出することで
得、このコントロール信号の周期に基づいて音声信号の
振幅を自動的に調整することができる磁気再生装置を提
供することを目的とする。 【構成】 磁気テープの音声トラックに記録された音声
信号を再生し、再生された音声信号の無録音部を判別し
て頭出し制御を行なう磁気再生装置において、前記磁気
テープのコントロールトラックに記録されたコントロー
ル信号を再生するコントロールヘッド１５と、該コント
ロール信号に基づいて前記音声信号の振幅を可変的に減
衰させる減衰手段８、１８とを具備し、テープ走行速度
の変化に対応して音声信号の振幅を安定化させるもので
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオトラックに
カラオケ用楽曲等の音声信号を記録し、かつ映像トラッ
クにカラオケ用楽曲の内容に沿った風景と歌詞を記録し
た磁気テープ等を再生する磁気再生装置において、再生
された音声信号の無録音部を判別して曲の頭出し制御を
行なう磁気再生装置に関するものである。
カラオケ用楽曲等の音声信号を記録し、かつ映像トラッ
クにカラオケ用楽曲の内容に沿った風景と歌詞を記録し
た磁気テープ等を再生する磁気再生装置において、再生
された音声信号の無録音部を判別して曲の頭出し制御を
行なう磁気再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のビデオカラオケ等の磁気再生装置
の頭出し制御回路は、図２に示すように操作部１の早送
りまたは巻戻し釦を操作することによってシステムコン
トロール回路２はメカ制御回路３を早送りモード或いは
巻戻しモードとし、磁気テープ４に記録された音声信号
を音声用ヘッド５により再生する。そして、増幅回路６
により音声信号を増幅し、コンデンサ７により直流分を
カットする。交流成分のみとなった音声信号は抵抗８、
９により振幅が減衰されて音声信号判別回路１０に供給
される。音声信号判別回路１０は音声信号の無録音部を
判別してシステムコントロール回路２に判別結果を供給
する。
の頭出し制御回路は、図２に示すように操作部１の早送
りまたは巻戻し釦を操作することによってシステムコン
トロール回路２はメカ制御回路３を早送りモード或いは
巻戻しモードとし、磁気テープ４に記録された音声信号
を音声用ヘッド５により再生する。そして、増幅回路６
により音声信号を増幅し、コンデンサ７により直流分を
カットする。交流成分のみとなった音声信号は抵抗８、
９により振幅が減衰されて音声信号判別回路１０に供給
される。音声信号判別回路１０は音声信号の無録音部を
判別してシステムコントロール回路２に判別結果を供給
する。
【０００３】ここで音声信号判別回路９の内部回路は、
積分回路１１、比較回路１２、タイマー回路１３から構
成されており、図３ａに示すように振幅が所定値減衰さ
れた音声信号が音声信号判別回路１０の積分回路１１に
供給される。積分回路１１では音声信号に所定のバイア
スを加えて積分され、比較回路１２で基準値Ｖｏと比較
する。そして図４ｂの実線に示すように音声レベルが基
準値Ｖｏより低くなったとき比較回路１２は、タイマー
回路１３に「Ｈｉ」信号を出力する。タイマー回路１３
は、「Ｈｉ」信号の期間を計測し、予め定められた期間
より長いと判断したときは無録音部と判別してシステム
コントロール回路２に判別信号を供給する。
積分回路１１、比較回路１２、タイマー回路１３から構
成されており、図３ａに示すように振幅が所定値減衰さ
れた音声信号が音声信号判別回路１０の積分回路１１に
供給される。積分回路１１では音声信号に所定のバイア
スを加えて積分され、比較回路１２で基準値Ｖｏと比較
する。そして図４ｂの実線に示すように音声レベルが基
準値Ｖｏより低くなったとき比較回路１２は、タイマー
回路１３に「Ｈｉ」信号を出力する。タイマー回路１３
は、「Ｈｉ」信号の期間を計測し、予め定められた期間
より長いと判断したときは無録音部と判別してシステム
コントロール回路２に判別信号を供給する。
【０００４】判別信号を受けてシステムコントロール回
路２は、メカ制御回路３を再生モードに制御して頭出し
制御を完了する。尚、次の曲を頭出ししたいときは、上
述したように早送り或は巻戻し釦を再び操作すればよ
い。
路２は、メカ制御回路３を再生モードに制御して頭出し
制御を完了する。尚、次の曲を頭出ししたいときは、上
述したように早送り或は巻戻し釦を再び操作すればよ
い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、Ｔ−１２０
等のビデオカラオケ用磁気テープを使用して頭出し制御
を行なうとき、テープ開始時点でのテープ走行速度とテ
ープ終了時点でのテープ速度とは著しく異なる。したが
って、このような磁気テープを図２で示す従来の磁気再
生装置に装着し頭出し制御を行なった場合、ａ点で得ら
れる音声信号は、抵抗８、９からなるインピーダンスに
よって所定値だけ減衰されるが、音声信号の振幅がテー
プ走行速度によって変化するにもかかわらず所定値のみ
しか減衰されないので無録音部の検出が安定せず、誤動
作を招く虞れがあった。
等のビデオカラオケ用磁気テープを使用して頭出し制御
を行なうとき、テープ開始時点でのテープ走行速度とテ
ープ終了時点でのテープ速度とは著しく異なる。したが
って、このような磁気テープを図２で示す従来の磁気再
生装置に装着し頭出し制御を行なった場合、ａ点で得ら
れる音声信号は、抵抗８、９からなるインピーダンスに
よって所定値だけ減衰されるが、音声信号の振幅がテー
プ走行速度によって変化するにもかかわらず所定値のみ
しか減衰されないので無録音部の検出が安定せず、誤動
作を招く虞れがあった。
【０００６】即ち、磁気テープの巻き初めではテープ速
度が遅いため、図４ｂの二点鎖線に示すように積分され
た音声レベルが低くなり音声信号が記録されている部分
を無録音部と判断するという問題が生じ、また、磁気テ
ープの巻き終りではテープ速度が早いため、図４ｂの一
点鎖線に示すように積分された音声レベルが高くなり無
録音部を検出するタイミングが遅れるという問題が生じ
ていた。尚、この問題は使用する磁気テープの巻き径が
大きくなることによって顕著になる。
度が遅いため、図４ｂの二点鎖線に示すように積分され
た音声レベルが低くなり音声信号が記録されている部分
を無録音部と判断するという問題が生じ、また、磁気テ
ープの巻き終りではテープ速度が早いため、図４ｂの一
点鎖線に示すように積分された音声レベルが高くなり無
録音部を検出するタイミングが遅れるという問題が生じ
ていた。尚、この問題は使用する磁気テープの巻き径が
大きくなることによって顕著になる。
【０００７】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、コントロールトラックに記録されたコントロール
信号の周期を検出することで、テープ走行速度の変化を
検出し、このコントロール信号の周期に基づいて音声信
号の振幅を自動的に調整することができる磁気再生装置
を提供するものである。
ので、コントロールトラックに記録されたコントロール
信号の周期を検出することで、テープ走行速度の変化を
検出し、このコントロール信号の周期に基づいて音声信
号の振幅を自動的に調整することができる磁気再生装置
を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープの
音声トラックに記録された音声信号を再生し、再生され
た音声信号の無録音部を判別して頭出し制御を行なう磁
気再生装置において、前記磁気テープのコントロールト
ラックに記録されたコントロール信号を再生するコント
ロールヘッドと、該コントロール信号に基づいて前記音
声信号の振幅を可変的に減衰させる減衰手段とを具備
し、テープ走行速度の変化に対応して音声信号の振幅を
安定化させたことを特徴とするものである。
音声トラックに記録された音声信号を再生し、再生され
た音声信号の無録音部を判別して頭出し制御を行なう磁
気再生装置において、前記磁気テープのコントロールト
ラックに記録されたコントロール信号を再生するコント
ロールヘッドと、該コントロール信号に基づいて前記音
声信号の振幅を可変的に減衰させる減衰手段とを具備
し、テープ走行速度の変化に対応して音声信号の振幅を
安定化させたことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、コントロール信号の周期に
基づいて音声信号の振幅を自動的に調整するようにした
ので、テープ走行速度が変化しても精度よく無録音部が
判別でき、かつ正確に頭出し制御が行なえる。
基づいて音声信号の振幅を自動的に調整するようにした
ので、テープ走行速度が変化しても精度よく無録音部が
判別でき、かつ正確に頭出し制御が行なえる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の実施例を示すもので、図２と
同一部分は同一符号を付与する。
同一部分は同一符号を付与する。
【００１１】図１において、図２と異なる点は、磁気テ
ープに記録されたコントロール信号を再生するコントロ
ールヘッド１５、再生されたコントロール信号を波形整
形する波形整形回路１６、波形整形されたコントロール
信号を積分する積分回路１７、積分回路１７の出力電流
で制御される可変抵抗素子１８を追加した点である。
ープに記録されたコントロール信号を再生するコントロ
ールヘッド１５、再生されたコントロール信号を波形整
形する波形整形回路１６、波形整形されたコントロール
信号を積分する積分回路１７、積分回路１７の出力電流
で制御される可変抵抗素子１８を追加した点である。
【００１２】次に動作について説明する。
【００１３】ビデオカラオケ用の磁気テープを磁気再生
装置に装着し、曲の頭出し制御を行なうため、操作部１
の早送りまたは巻戻し釦を操作する。これによってシス
テムコントロール回路２はメカ制御回路３を早送りモー
ド或いは巻戻しモードに設定され、磁気テープ４は通常
再生速度の数倍から数十倍で高速走行される。そして、
音声用ヘッド５により再生された音声信号は、増幅回路
６により増幅され、コンデンサ７にて直流分がカットさ
れ、抵抗８を介して音声信号判別回路１０に供給され
る。
装置に装着し、曲の頭出し制御を行なうため、操作部１
の早送りまたは巻戻し釦を操作する。これによってシス
テムコントロール回路２はメカ制御回路３を早送りモー
ド或いは巻戻しモードに設定され、磁気テープ４は通常
再生速度の数倍から数十倍で高速走行される。そして、
音声用ヘッド５により再生された音声信号は、増幅回路
６により増幅され、コンデンサ７にて直流分がカットさ
れ、抵抗８を介して音声信号判別回路１０に供給され
る。
【００１４】一方、コントロールヘッド１５より再生さ
れたコントロール信号は、波形整形回路１６にて波形整
形されて積分回路１７に供給される。積分回路１７では
コントロール信号を積分することにより、テープ走行速
度に応じた電流を得、可変抵抗素子１８のベース電流と
して供給される。これによって、テープ速度の遅いテー
プ巻き初めの場合、可変抵抗素子１８のベース電流が減
少し、可変抵抗素子１８のインピーダンスが増大するた
め、音声信号の減衰量が減少する。また、テープ速度の
早いテープ巻き終りの場合、可変抵抗素子１８のベース
電流が増大し、可変抵抗素子１８のインピーダンスが減
少するため、音声信号の減衰量は増大する。
れたコントロール信号は、波形整形回路１６にて波形整
形されて積分回路１７に供給される。積分回路１７では
コントロール信号を積分することにより、テープ走行速
度に応じた電流を得、可変抵抗素子１８のベース電流と
して供給される。これによって、テープ速度の遅いテー
プ巻き初めの場合、可変抵抗素子１８のベース電流が減
少し、可変抵抗素子１８のインピーダンスが増大するた
め、音声信号の減衰量が減少する。また、テープ速度の
早いテープ巻き終りの場合、可変抵抗素子１８のベース
電流が増大し、可変抵抗素子１８のインピーダンスが減
少するため、音声信号の減衰量は増大する。
【００１５】したがって、テープ速度が遅いときは、音
声信号の減衰量が減少しているため、図３ｂの二点鎖線
に示す音声レベルが実線で示すレベルになる。またテー
プ速度が早いときは、音声信号の減衰量が増大している
ため、図３ｂの一点鎖線に示す音声レベルが実線で示す
レベルまで減衰されることになる。これによって、テー
プ走行速度が変化しても、略一定の音声レベルを得るこ
とができ、比較回路１２で基準値Ｖｏと比較することに
より精度よく無録音部が判別できる。
声信号の減衰量が減少しているため、図３ｂの二点鎖線
に示す音声レベルが実線で示すレベルになる。またテー
プ速度が早いときは、音声信号の減衰量が増大している
ため、図３ｂの一点鎖線に示す音声レベルが実線で示す
レベルまで減衰されることになる。これによって、テー
プ走行速度が変化しても、略一定の音声レベルを得るこ
とができ、比較回路１２で基準値Ｖｏと比較することに
より精度よく無録音部が判別できる。
【００１６】この判別結果に基づいて比較回路１２は、
タイマー回路１３に「Ｈｉ」信号を出力し、タイマー回
路１３で「Ｈｉ」信号の期間を計測し、予め定められた
期間より長いと判断したときは無録音部と判別してシス
テムコントロール回路２に判別信号を供給する。そして
システムコントロール回路２は、判別信号を受けて、メ
カ制御回路３を再生モードに制御して頭出し制御を完了
する。
タイマー回路１３に「Ｈｉ」信号を出力し、タイマー回
路１３で「Ｈｉ」信号の期間を計測し、予め定められた
期間より長いと判断したときは無録音部と判別してシス
テムコントロール回路２に判別信号を供給する。そして
システムコントロール回路２は、判別信号を受けて、メ
カ制御回路３を再生モードに制御して頭出し制御を完了
する。
【００１７】尚、本実施例では、ビデオカラオケ用テー
プを用いた磁気再生装置の頭出し制御について説明した
が、これに限らず通常のビデオテープを用いた磁気再生
装置の頭出し制御にも使用できるのはもちろんのことで
ある。
プを用いた磁気再生装置の頭出し制御について説明した
が、これに限らず通常のビデオテープを用いた磁気再生
装置の頭出し制御にも使用できるのはもちろんのことで
ある。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、コントロールトラック
に記録されたコントロール信号の周期を検出してテープ
走行速度の変化を得、このコントロール信号の周期に基
づいて音声信号の振幅を自動的に調整するため、テープ
走行速度が変化しても精度よく無録音部が判別でき、か
つ正確に頭出し制御が行なえる。
に記録されたコントロール信号の周期を検出してテープ
走行速度の変化を得、このコントロール信号の周期に基
づいて音声信号の振幅を自動的に調整するため、テープ
走行速度が変化しても精度よく無録音部が判別でき、か
つ正確に頭出し制御が行なえる。
【図１】本発明を実施した磁気再生装置の頭出し制御ブ
ロック図である
ロック図である
【図２】従来の磁気再生装置の頭出し制御ブロック図で
ある。
ある。
【図３】図２の各ブロックにおける音声波形を示す波形
図である。
図である。
２ システムコントロール回路 ８ 抵抗 １０ 音声信号判別回路 １５ コントロールヘッド １７ 積分回路 １８ 可変抵抗素子
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気テープの音声トラックに記録された
音声信号を再生し、再生された音声信号の無録音部を判
別して頭出し制御を行なう磁気再生装置において、前記
磁気テープのコントロールトラックに記録されたコント
ロール信号を再生するコントロールヘッドと、該コント
ロール信号に基づいて前記音声信号の振幅を可変的に減
衰させる減衰手段とを具備し、テープ速度の変化に対応
して音声信号の振幅を安定化させたことを特徴とする磁
気再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316739A JPH06162605A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 磁気再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316739A JPH06162605A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 磁気再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06162605A true JPH06162605A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18080372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4316739A Pending JPH06162605A (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | 磁気再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06162605A (ja) |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP4316739A patent/JPH06162605A/ja active Pending
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