JPH0544958Y2 - - Google Patents

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JPH0544958Y2
JPH0544958Y2 JP13641087U JP13641087U JPH0544958Y2 JP H0544958 Y2 JPH0544958 Y2 JP H0544958Y2 JP 13641087 U JP13641087 U JP 13641087U JP 13641087 U JP13641087 U JP 13641087U JP H0544958 Y2 JPH0544958 Y2 JP H0544958Y2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンパクトデイスク(デジタルオー
デイオデイスク)転写録音機能付磁気記録装置に
係り、コンパクトデイスクプレーヤに接続して用
いられ、コンパクトデイスク再生出力を転写録音
(ダビング)する際に録音入力レベルを適正に定
めるレベルチエツク機能を有する磁気記録装置に
関する。
従来の技術 コンパクトデイスクは他の記録媒体(例えば
LPレコード、ミユージツクテープ等)に比して
録音、再生特性が極めて優れているため、音楽ソ
ースとして近年急速に普及しつつある。これに伴
ない、コンパクトデイスクに収録された音楽等
を、個人的に楽しむ目的でテープレコーダ等によ
つて磁気テープに転写録音する機会も増加してお
り、この際に、テープレコーダ等によつて録音レ
ベルを適正に設定するのは困難である。即ち、コ
ンパクトデイスクにおいては原理上周波数範囲及
びダイナミツクレンジが広いため、これを低域か
ら高域まで適正な録音レベルで雑音や歪を生じる
ことなく磁気テープに転写録音することは熟練を
要する。
特に、テープレコーダでの録音レベルの設定を
困難にしている要因の一つに、コンパクトデイス
クの原録音時の録音設定レベルが一定でないこと
が挙げられる。LPレコード等アナログデイスク
の場合、録音基準レベルである0dBが収録音楽等
の平均的音量レベルに設定されているため、各々
のレコード個々の再生音量レベルにはそれ程大き
な差はない。然るに、コンパクトデイスクの場合
一般には絶対最大レベルを0dBと定めており、
又、その特性上、再生時の雑音が極めて少ないこ
とからコンパクトデイスクの種類によつては音量
最大値(ピーク値)の余裕をみて、上記絶対最大
レベルより相当低い値に0dBを定めているものも
あり、従つて、平均的音量レベルがデイスク個々
について相当のばらつきを持つているのが現状で
ある。
LPレコード等のアナログデイクスでは、レコ
ード盤面音溝の視察によつて録音レベルが最大値
となる部分をある程度判別できるので、録音レベ
ルの設定時に、その部分を再生してテープレコー
ダに入力し、その入力の最大値をピーク値として
レベル設定すれば、全体としてレベルオーバーす
ることなく、録音レベル設定できる。然るに、コ
ンパクトデイスクの場合は全収録内容を通して再
生してみない限り、完全なピーク値を抽出するこ
とはできない。そこで、コンパクトデイスクの全
曲を再生するのは長時間を要するので、短時間の
再生で適正な録音レベルを設定する方法の開発が
望まれ、これまでに種々の方法が提案されてい
る。
第2図は上記短時間の再生で録音レベルを設定
できる従来装置の一例のブロツク図を示す。同図
において、端子1に入来したコンパクトデイスク
プレーヤからの再生信号はバツフアアンプ2を介
して音量調整回路3に供給されてここで後述のよ
うに音量調整され、バツフアアンプ4、録音アン
プ5を介して録音ヘツド6に供給され、磁気テー
プ(図示せず)に記録される。
ところで、磁気テープにはその許容入力の周波
数特性に各種あり、夫々テープの種別、メーカ
別、更には同一種類でも個々に若干の相違があ
る。磁気テープの許容入力値(MOL)は、一般
に、高域において低下してその特性は個々に異な
るものであるので、録音レベルの設定に際しては
使用テープの種類(ノーマル、クロム、メタル
等)に応じて設定しなければならない。
そこで、第2図において、テープセレクタ7に
よつて予めMOLデータ基準値を記憶されている
MOLデータ基準値回路8から使用テープに適合
したMOLデータ基準値が選択出力され、一方、
録音入力信号はMOLカーブネツトワーク9にて
使用テープに応じて高域特性を改善され、かつ、
雑音低減され、ピーク値保持回路10にてピーク
値を保持される。この場合、録音入力信号は、コ
ンパクトデイスクの最初のある決められた範囲の
時間得られるように構成されている。
ピーク値保持回路10の出力とMOLデータ基
準値回路8の出力とは比較器11にて比較され、
ここで得られる差電圧は制御装置12に供給され
る。制御装置12は、比較器11からの差電圧に
応じて音量調整回路3を調整して最適録音レベル
を設定する一方、表示器13に許容入力値を表示
する。
考案が解決しようとする問題点 上記従来装置は、コンパクトデイスクに収録さ
れているピーク値の検出はコンパクトデイスク全
体ではなくその最初のある決められた範囲内で抽
出された値を基に統計的に得られた値を基準とし
ているため、録音内容によつてこの録音レベル設
定値を上廻るピーク値が現われた場合、正確な録
音ができない問題点があつた。そこで、実際の録
音時、当初設定値を越えるようなピーク値が現わ
れた場合には自動制御系でそのピーク値に追従し
て設定値を補正するようにしているが、このよう
に録音途中で設定値が変更されると聴感上不自然
になり、かつ、自動制御系を必要とするためにコ
スト高になる問題点があつた。
従つて、最も確実な方法としては、コンパクト
デイスク全体を再生してその中のピーク値を検出
し、これに基づいて最適の録音レベルを設定する
ことであるが、通常の再生速度では多大の時間及
び手数を必要とする問題点があつた。又、この場
合、ピークレベル自動保持機能を持たないテープ
レコーダでは、ピークレベルを終りまで監視し続
ける必要がある問題点があつた。
本考案は、コンパクトデイスクを早送り再生
し、デイスク全体を通して短時間で正しくピーク
値検出し得、簡単な構成で正確な適正録音レベル
を設定し得る磁気記録装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 第1図において、制御回路21、スイツチS4
抗R1,R2、レベルメータアンプ28、メータド
ライバ29は、チエツクモード操作を行なうこと
によりレベルメータ30の感度を、コンパクトデ
イスクプレーヤの早送り再生時の通常再生時に対
する再生出力低下分だけ上昇せしめ、コンパクト
デイスクプレーヤの再生出力をレベル表示する回
路の一実施例である。
作 用 チツエクモード操作により、スイツチS4はオフ
とされ、抵抗R2・アースの回路はオープンとな
る。デイスク再生出力は抵抗R1、レベルメータ
アンプ28、メータドライバ29を介してレベル
メータ30に供給され、スイツチS4をオンとして
再生出力を抵抗R1,R2にて分割したものをレベ
ルメータアンプ28に供給する通常再生モード時
に比してレベルメータ30の感度を上げて表示し
得る。この場合、コンパクトデイスクは早送り再
生され、通常再生よりも短時間で正しくピーク検
出し得る。
実施例 第1図は本考案装置の一実施例のブロツク図を
示す。先ず、本考案装置の前提条件として、本考
案装置と併用されるコンパクトデイスクプレーヤ
は早送り再生機能を有し、かつ、早送り再生時に
出力端子から出力が得られるものであることが必
要である。今日の大部分のコンパクトデイスクプ
レーヤはこのような機能を有しており、実用上こ
の点で問題はないが、早送り再生モードにおける
再生出力は通常再生モード時のそれよりも一定値
(一般に、−10dB〜−12dB)低いという事実があ
る。
本考案装置は、このような早送り再生モード時
における再生出力の低下を考慮に入れ、早送り再
生モード時には上記一定値分だけ高くレベル表示
する。
第1図中、20はコンパクトデイスクプレーヤ
で、上記のように、早送り再生機能及び再生信号
出力端子を有する。第1図中、コンパクトデイス
クプレーヤ20以外の部分は本考案装置に設けら
れている。21はマイクロコンピユータ等の制御
回路で、特に「CD CHECK」(コンパクトデイ
スク・チエツク)なるモードを指定されることに
より、磁気テープ(図示せず)の走行を停止状態
にする一方、スイツチS1,S2,S3を夫々コンパク
トデイスク・チエツクモード(モニタモード)に
切換えると共に、電子スイツチS4をオフにして抵
抗R2・アースの回路をオープンにする。39は
メカニズム回路で、夫々モードに応じてキヤプス
タンやヘツド等を変位させる信号を出力する回路
である。40はキーボードで、「CD CHECK」
キーをはじめとする各種キーが設けられている。
次に、動作について説明する。録音レベルを設
定するに際し、コンパクトデイスクプレーヤ20
をテープレコーダ入力端子22に接続し、「CD
CHECK」キーを操作する。このとき、テープレ
コーダがストツプモード以外のモードにあつた場
合、一旦ストツプモードにしてからでないと
「CD CHECK」キーを操作できないように構成
されている。制御回路21の制御にてスイツチS1
はSOURCE側に切換えられ、スイツチS2はオン、
スイツチS3はオフ、スイツチS4はオフとされる。
「CD CHECK」キーの操作により、テープ走行
機構は停止状態とされる。
入力端子22に入来したコンパクトデイスク再
生信号は録音レベル設定用ボリユームVR1、プリ
アンプ23、ラインアンプ24、スイツチS1を介
してモニタ出力端子25より取出され、モニタと
して使用される。このとき、スイツチS2はオンと
されているので、録音アンプ26以降の回路には
信号は供給されず、録音は行なわれない。
一方、ラインアンプ24の出力はスイツチS1
デバイダ27、抵抗R1を介してレベルメータア
ンプ28に供給されて増幅され、メータドライバ
29にて駆動信号とされて蛍光表示管等のレベル
メータ30に供給され、ここにレベル表示され
る。このとき、ここに「CD CHECK」モードで
あることを示す「 」なる文字も表示され
る。ここで、スイツチS4がオフであるので、入力
信号は後述の録音モード及び再生モードの場合
(スイツチS4がオンとされるので入力信号は抵抗
R1,R2で分割され、レベルメータアンプ28の
入力は減衰される)に比して増大される。この増
大すべき値は、前述の通常再生モード時の再生出
力と早送り再生モード時のそれとの差(−10dB
〜−20dB)に設定されている。
これにより、通常再生モード時と同じ感度でレ
ベル表示でき、レベルメータ30を監視し乍ら短
時間で全曲の信号レベルをチエツクできる。レベ
ルメータ30を監視して最大ピーク値を把握し、
例えば手動でボリユームVR1を調整して適正な録
音レベルを設定する。これはVR1に代えて、自動
音量調整回路(図示せず)によつて行なつてもよ
い。
録音レベルの設定が終了したら「CD
CHECK」キーを操作してこのモードを解除す
る。これにより、テープレコーダはストツプモー
ドに復帰され、本番の録音に備えられる。「CD
CHECK」モード解除により、スイツチS1
SOURCE側、スイツチS2はオフ、スイツチS3
オフ、スイツチS4はオンとされる。ラインアンプ
24の出力は固定のボリユームVR2、録音アンプ
26、バイアストラツプ31を介して録音ヘツド
32に供給され、バイアス発振器33から抵抗3
4で調整された適正バイアスをかけられて磁気テ
ープ(図示せず)に記録される。このとき、録音
信号は端子25により取出され、モニタされる。
なお、35は消去ヘツドである。
この場合、ラインアンプ24の出力はスイツチ
S1、デバイダ27を介して抵抗R1,R2にて分割
され(スイツチS4のオンにより、抵抗R2・アー
ス間が接続)、レベルメータアンプ28、メータ
ドライバ29を介してレベルメータ30に供給さ
れてレベル表示される。なお、ラインアンプ24
の出力は抵抗R1,R2で分割されるので、前述
「CD CHECK」モードの時に比してレベルメー
タ30の感度は低くなる。
一方、通常再生モードでは、スイツチS1
TAPE側、スイツチS3はオフに切換られる。再生
ヘツド36にて再生された信号イコライザアンプ
37、ボリユームVR3、ラインアンプ38、スイ
ツチS1を介して端子25より再生出力として取出
される。
考案の効果 以上説明した如く、本考案によれば、コンパク
トデイスク全体を通して短時間で正しくピーク値
を検出し得、簡単な構成で、正確な適正録音レベ
ルを設定し得、レベルオーバのない良好な転写録
音を行ない得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例のブロツク図、
第2図は従来装置の一例のブロツク図である。 20……コンパクトデイスクプレーヤ、21…
…制御回路、22……コンパクトデイスク再生信
号入力端子、25……モニタ出力端子、28……
レベルメータアンプ、29……メータドライバ、
30……レベルメータ、32……録音ヘツド、4
0……キーボード、VR1……録音レベル設定用ボ
リユーム、S1〜S4……スイツチ、R1,R2……抵
抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンパクトデイスクプレーヤからの再生出力
    を適正録音レベル調整して磁気記録媒体に転写
    録音する機能を設けられた磁気記録装置におい
    て、 チエツクモード操作を行なうことにより、入
    力録音レベルを表示するレベルメータの感度
    を、上記コンパクトデイスクプレーヤの早送り
    再生時の通常再生時に対する再生出力低下分だ
    け上昇せしめ、上記再生出力をレベル表示する
    回路を設けてなるコンパクトデイスク転写録音
    機能付磁気記録装置。 (2) 該チエツクモード操作は、停止モード状態に
    ある時のみ設定でき、かつ、録音ミユートをか
    ける操作も兼ねる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のコンパクトデイスク転写録音機能付磁
    気記録装置。 (3) 該チエツクモード操作は、録音出力モニタを
    可能とする操作も兼ねる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のコンパクトデイスク転写録音機
    能付磁気記録装置。 (4) 該チエツクモード操作は、該レベルメータ
    に、該再生出力レベルをチエツクするモードで
    あることを表示する操作も兼ねる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のコンパクトデイスク転
    写録音機能付磁気記録装置。
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