JPH0616257Y2 - ガスバーナ - Google Patents

ガスバーナ

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JPH0616257Y2
JPH0616257Y2 JP1989009176U JP917689U JPH0616257Y2 JP H0616257 Y2 JPH0616257 Y2 JP H0616257Y2 JP 1989009176 U JP1989009176 U JP 1989009176U JP 917689 U JP917689 U JP 917689U JP H0616257 Y2 JPH0616257 Y2 JP H0616257Y2
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JP
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flame
main body
sleeve
burner
connecting piece
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JP1989009176U
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雅昭 中浦
英昭 石川
英男 岡本
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Rinnai Corp
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Rinnai Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はガス湯沸器その他に使用するガスバーナに関す
る。
(従来の技術) 従来第7図に示すごとく上面aに多数の主炎口bを設け
たバーナ主体cの両側に、多数の袖火ガス噴出口dを設
け、該バーナ主体cの両側にこれと間隔を存し且つこれ
ら袖火ガス噴出口dの外側に臨むごとく保炎板eを取付
け、該間隔を袖火ガス通路fとすると共に、その間隔の
上端を袖火炎口gとしたガスバーナは例えば実開昭63-6
1618号公報に知られる。
(考案が解決しようとする課題) このものでは、該副炎口gからの副炎が燃焼時該ガスバ
ーナの外側に生起する空気流の影響を受けて不安定とな
るのを防ぐために副炎口gの巾を広くし、これによって
副炎自体を安定させて主炎口に形成される主炎が安定す
るようにしている。
しかしかくするときは、ガスバーナの巾が大きくなり、
特にかかるガスバーナの複数本を併設してしようする場
合、これを使用する器具本体が大型化する等の不具合が
ある。
そこで、保炎板eを上方に延ばして、副炎自体を安定さ
せることが考えられる。かくする場合、該保炎板eの上
端の高さ位置が、低いと空気流の影響を避けられず、高
すぎると該袖火炎口gへの2次空気の供給が不足する。
そこで該保炎板eの上端の高さ位置を適切位置とするこ
とが必要となるが、この位置の設定は面倒である。
しかも、該バーナ主体cの両側に設けた保炎板eはそれ
ぞれ別個に形成し、これをスポット溶接その他の手段に
より取付けているため、部品点数が多く、しかも該バー
ナ主体cに保炎板eを組付けるときの該保炎板eとバー
ナ主体cとの間隔即ち袖火炎口gの巾並びに保炎板eの
バーナ主体1に対する上下方向の位置決めが面倒である
等の不具合がある。
本考案はかゝる不具合のないガスバーナを得ることをそ
の目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、請求項1記載のガ
スバーナは、上面に多数の主炎口を設けたバーナ主体の
両側に、多数の袖火ガス噴出口を設け、該バーナ主体の
両側にこれと間隔を存し且つこれら袖火ガス噴出口の外
側に臨むごとく保炎板を取付け、該間隔を袖火ガス通路
とすると共に、その間隔の上端を袖火炎口としたものに
おいて、両保炎板を該バーナ主体の上面に当接する連片
を介して連続する一枚の金属板で構成し、該連片は両保
炎板の上端位置より下方位置に設けたことを特徴とす
る。
請求項2記載のガスバーナは、上面に多数の主炎口を設
けたバーナ主体の両側に、多数の袖火ガス噴出口を設
け、該バーナ主体の両側にこれと間隔を存し且つこれら
袖火ガス噴出口の外側に臨むごとく保炎板を取付け、該
間隔を袖火ガス通路とすると共に、その間隔の上端を袖
火炎口としたものに於いて、該両保炎板を、バーナ主体
の長手方向の中間位置の上方に臨む連片を介して連続す
る一枚の金属板で構成し、且つ該連片の下方の保炎板を
内方に没入させてバーナ主体の側面に当接する凸部を設
けて成る。
(作用) 上記構成を備える請求項1記載のガスバーナにあって
は、保炎板をバーナ主体に組付けるとき、該保炎板の連
片がバーナ主体の上面に当接する状態に組み付けるだけ
で簡単に、且つ確実に該保炎板の上端を該バーナ主体の
上端より上方に突出させた状態に組付けられる。
そして、該保炎板の上端は該バーナ主体より高い位置に
きて、該保炎板で、そのガスバーナの外側に生起される
空気流が袖火炎口からの袖火炎に影響しないように保護
でき、しかも保炎板が高すぎて袖火炎への2次空気の供
給が疎外されるようなこともない。
上記構成を備える請求項2記載のガスバーナにあって
は、両保炎板の中間位置に設けた連片と凸部とにより袖
火炎口の間隔が正しく保たれると共に、該連片並びに凸
部が該ガスバーナを両側から押潰す方向の力に抗し得る
ため強度も増す。袖火ガス通路における連片の下面に直
接当たる混合ガスがなくなることによって該連片近くの
袖火炎が連片を避けて両側に拡がることがない。
(実施例) 本考案実施の1例をブンゼン式バーナに適用した場合の
実施例につき説明する。
図面で1は長手のバーナ主体を示し、該バーナ主体1
は、一側にガスノズル(図示しない)が臨むガス供給口
2としたガス混合管3の上部に連通するガス分布室4を
備え、該バーナ主体1の上面即ちガス分布室4の上面に
多数のスリット状の主炎口5を長手方向に沿って1列に
施すと共に、該バーナ主体1の両側即ち該ガス分布室4
の両側に多数の袖火ガス噴出口6を設けて成り、該バー
ナ主体1の両側にこれと間隔を存してこれらガス噴出口
6の外側に保炎板7を臨ませて、該バーナ主体1と保炎
板7との間隔を袖火ガスの通路8とすると共に、その間
隔の上端に袖火炎口9を形成させた。しかし主炎口5は
スリット状のものに限るものでなく丸孔その他の形状の
ものであっても良い。
そして、両保炎板7、7は該バーナ主体1の上面に当接
する連片10を介して連続する一枚の金属板で構成した。
そして該連片10は該両側板7,7の上端位置より僅かに
下方に位置させて設けた。これを図示するものにつき更
に詳述すると、両保炎板7,7は金属板をプレス加工に
より両端と中央に位置する前記連片10を介して連続する
ものに構成し、該両保炎板7,7を該連片10の両端で折
り曲げるとき、該両保炎板7,7の上端が該連片10より
上方に突出するようにさせた。そして各保炎板7には該
連片10の下方を没入させてバーナ主体1の側面に当接す
る凸部11を設け、該凸部11並びに連片10によって前記間
隔を一定に保つようにした。尚バーナ主体1の上面には
主炎口5間に炎口のない部分1aを間隔を置いて設け、前
記連片10は該部分1aに当接するように設けた。尚図面で
12は該保炎板4の両端に設けた溶接代を示す。
袖火ガス噴出口6は、袖火炎口9よりのガス量を少量に
すること及び逆火防止等から小径とすることが望まれる
が、これを丸孔の多数を該袖火炎口9に沿って列設する
ものに形成すると、その最小径は自ずと制限される。
このため該袖火ガス噴出口6は、第3図に示すごとく長
手方向に沿った多数のスリット溝を間隔を存して列設し
て構成して、容易に上述する条件を満したものを得た。
この場合該袖火ガス噴出口6は、第6図に示すごとく該
スリット状のものを上下二段に千鳥状に設けることも出
来る。
保炎板7のバーナ主体1への取付けは、前記溶接代12で
バーナ本体1にスポット溶接等により結着固定させる。
尚上述の上面とは、製品としてのガスバーナの上面を示
し、従って該ガスバーナは該上面に設けた主炎口5を上
方にして使用出来ることは言うに及ばず、これを横にし
又は下方に向けて使用出来ること申すまでもない。
尚図示するものでは、前記バーナ主体1に施した主炎口
5の両端に無炎口部5aを形成し、且つ該バーナ主体1の
上面より保炎板7の上端を上方に突出させて、該主炎口
5からの主炎と袖火炎口9からの袖火炎との間に位置す
る無炎口部5aの上部空間に空気の流入を防ぎ、かくてこ
の上部空間に環流域と呼ばれる負圧部を発生させ、これ
によって主炎を安定させるようにした。この場合前述す
るごとく連片10をバーナ主体1の上面に当接させて組付
けると該保炎板7の突出を確実にすることが出来る。
(考案の効果) このように、上記構成を備える請求項1記載のガスバー
ナにあっては、保炎板をバーナ主体に組付けるとき、該
保炎板の連片がバーナ主体の上面に当接する状態に組み
付けるだけで簡単に、且つ確実に該保炎板の上端を該バ
ーナ主体の上端より上方に突出させた状態に組付けられ
る。
そして、該保炎板の上端は該バーナ主体より高い位置に
きて、該保炎板で、そのガスバーナの外側に生起される
空気流が袖火炎口からの袖火炎に影響しないように保護
でき、しかも保炎板が高すぎて袖火炎への2次空気の供
給が疎外されるようなこともない等の効果がある。。
上記構成を備える請求項2記載のガスバーナにあって
は、両保炎板中間位置に設けた連片と凸部とにより袖火
炎口の間隔が正しく保たれると共に、該連片並びに凸部
が該ガスバーナを両側から押潰す方向の力に抗し得るた
め強度も増す。袖火ガス通路における連片の下面に直接
当たる混合ガスがなくなることによって該連片近くの袖
火炎が連片を避けて両側に拡がることがない等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例を示す正面図、第2図は平面
図、第3図は分解斜面図、第4図は第1図のIV−IV線断
面図、第5図は同V−V線断面図、第6図は変形例を示
す分解斜面図、第7図は従来例の要部を示す截断面図で
ある。 1……バーナ主体、5……主炎口 6……袖火ガス噴出口、7……保炎板 8……袖火ガスの通路、9……袖火炎口 10……連片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に多数の主炎口を設けたバーナ主体の
    両側に、多数の袖火ガス噴出口を設け、該バーナ主体の
    両側にこれと間隔を存し且つこれら袖火ガス噴出口の外
    側に臨むごとく保炎板を取付け、該間隔を袖火ガス通路
    とすると共に、その間隔の上端を袖火炎口としたものに
    おいて、両保炎板を該バーナ主体の上面に当接する連片
    を介して連続する一枚の金属板で構成し、該連片は両保
    炎板の上端位置より下方位置に設けたことを特徴とする
    ガスバーナ。
  2. 【請求項2】上面に多数の主炎口を設けたバーナ主体の
    両側に、多数の袖火ガス噴出口を設け、該バーナ主体の
    両側にこれと間隔を存し且つこれら袖火ガス噴出口の外
    側に臨むごとく保炎板を取付け、該間隔を袖火ガス通路
    とすると共に、その間隔の上端を袖火炎口としたものに
    於いて、該両保炎板を、バーナ主体の長手方向の中間位
    置の上方に臨む連片を介して連続する一枚の金属板で構
    成し、且つ該連片の下方の保炎板を内方に没入させてバ
    ーナ主体の側面に当接する凸部を設けて成るガスバー
    ナ。
JP1989009176U 1989-01-28 1989-01-28 ガスバーナ Expired - Lifetime JPH0616257Y2 (ja)

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JPH02100017U JPH02100017U (ja) 1990-08-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4729834U (ja) * 1971-04-26 1972-12-05
JPS5296428U (ja) * 1976-01-19 1977-07-19
JPS5441390Y2 (ja) * 1976-10-15 1979-12-04
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JP2666354B2 (ja) * 1988-04-27 1997-10-22 松下電器産業株式会社 低騒音型バーナ

Also Published As

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JPH02100017U (ja) 1990-08-09

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