JPH06161346A - 画像表示装置とその方法 - Google Patents

画像表示装置とその方法

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JPH06161346A
JPH06161346A JP33818592A JP33818592A JPH06161346A JP H06161346 A JPH06161346 A JP H06161346A JP 33818592 A JP33818592 A JP 33818592A JP 33818592 A JP33818592 A JP 33818592A JP H06161346 A JPH06161346 A JP H06161346A
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display devices
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JP33818592A
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Kenji Takahashi
健治 高橋
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 関連する動画像を複数のNTSC方式の表示
装置に同時的に表示可能な映像シミュレータなどの使用
する動画像データ表示装置を提供する。 【構成】 NTSC方式のビデオカメラで複数の情景を
撮像し(ステップS1)、編集し(ステップS2)、同
時的に表示すべき関連する動画像データをハイビジョン
方式のレーザディスク40に記録する(ステップS
3)。このレーザディスク40をレーザディスク装置4
に装荷し、シュミレータ本体2からの指令に応じてフォ
ーマット変換回路6に出力する。フォーマット変換回路
6はハイビジョン方式のフォーマットからNTSC方式
のフォーマットに変換し、複数の表示装置に出力して動
画像を同時的に表示させる。ハイビジョン方式のレーザ
ディスク40はNTSC方式の表示装置置の表示速度よ
り高速に動画像データを読み出すことができ、大量の動
画像データを効率よく記録できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像シミュレータなど
における複数の表示装置に関連する映像信号、好適に
は、動画像を含む映像信号を同時的に表示させる画像表
示装置とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車運転訓練用シミュレータ、飛行機
操縦訓練用シミュレータなど各種のシミュレータにおい
ては、模擬状況を表示するため、表示装置が複数台使用
される。これらの表示装置には実際の状況に則した訓練
を可能とするため、それぞれの訓練状況に則した実時間
性の高い動画像が表示される場合が多い。高度な訓練に
は関連する数多くの動画像データが使用され、複数の表
示装置にこれらの動画像データを表示するには、多くの
記憶容量を必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】我が国においては、表
示装置は通常、NTSC方式のモニタ(CRT)装置が
使用されており、映像シミュレータにおいても、NTS
C方式の複数のモニタ装置が使用されている。複数のモ
ニタ装置に数多くの動画像データを表示するには、非常
に多くの記憶容量が必要となり、通常の磁気ディスクな
どの記録媒体に記憶することは困難になる。また、通常
の磁気ディスクに多くの動画像データを記憶させてその
磁気ディスクから動画像データを読み出したとしても、
動画像データは非常に多くのデータ量であるから、その
読み出しに時間がかかり、複数のモニタ装置に関連する
動画像データを同時的に表示させることが困難になり、
関連するデータ相互を実時間を保って表示することがで
きず、訓練の品質が低下する。
【0004】一方、モニタ装置ごとに予め対応する動画
像データが記録されたNTSC方式のビデオ記録再生装
置を接続して、対応するモニタ装置に動画像を表示させ
ることも考えられるが、複数のビデオ記録再生装置を設
けることは映像シミュレータの価格が高騰するという問
題に遭遇する。また複数のモニタ装置に同時的な動画像
を表示させるには、複数のビデオ記録再生装置を同期さ
せて駆動させなければならず、その制御が複雑になる。
【0005】以上、映像シミュレータを例示して、複数
の表示装置に同時的な動画像を表示させる場合を例示し
たが、映像シミュレータに限らず、複数のモニタ装置に
関連する静止画像および文字を含む映像信号を同時的に
表示させる場合も上記同様の問題に遭遇する。
【0006】したがって、本発明は、簡単な構成で、大
量の関連する映像信号を複数の表示装置に同時的に表示
可能な画像表示装置を提供することを目的とする。また
本発明は、大量の関連する映像信号を複数の表示装置に
同時的に表示可能な画像処理方法およびその処理方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、NTSC方式の表示装置の表示速度より
高速に読みだし可能で記憶容量が大容量の記憶媒体、た
とえば、ハイビジョン方式の記録媒体に、動画像などの
映像信号を記録しておき、複数の表示装置に高速に、ほ
ぼ同時的に関連する映像信号を高速に読み出し、複数の
表示装置に出力するという構想に基づく。
【0008】したがって、本発明によれば、複数のNT
SC方式の表示装置と、該複数の表示装置に出力するN
TSC方式の映像信号をほぼ同時的に読み出し可能に記
録している高速読み出し可能で大容量の記録媒体と、該
記録媒体から前記複数の表示装置に出力する関連する映
像信号をほぼ同時的に高速に読み出し、前記複数の表示
装置に出力する映像信号読み出し回路とを有する画像表
示装置が提供される。映像信号は、動画像データ、静止
画像データ、文字データなどを含む。
【0009】好適には、前記記録媒体はハイビジョン方
式のフォーマットで記録する記録媒体である。このと
き、映像信号読み出し回路は、ハイビジョン方式のフォ
ーマットの映像信号からNTSC方式のフォーマットの
映像信号に変換する回路を有する。
【0010】前記記録媒体には、前記複数の表示装置に
同時的に表示する関連する映像信号が、表示装置の各走
査線ごと、前記複数の表示装置に出力する順に記録され
ている。あるいは、前記記録媒体には、前記複数の表示
装置に同時的に表示する関連する映像信号が、前記複数
の表示装置の各画素ごと、前記複数の表示装置に出力す
る順に記録されている。この場合、好適には、前記映像
信号読み出し回路は、前記複数の表示装置ごと、前記読
み出された画素ごとのデータを1走査線分だけ記憶する
記憶回路を有する。以上において、前記記録媒体には、
1シーンごと、映像信号がまとめて記憶されている。ま
たは、前記記録媒体には、前記複数の表示装置に表示さ
れる映像信号ごと分離されて記憶されている。
【0011】また本発明によれば、NTSC方式の撮像
手段で映像を撮像し、該撮像された映像信号を編集し
て、ハイビジョン方式のフォーマットで、NTSC方式
の映像信号として、複数の表示装置にほぼ同時的に出力
可能に高密度ハイビジョン方式の記録媒体に記録する画
像データ処理方法が提供される。
【0012】さらに本発明によれば、上記記録された映
像信号を表示させるため、前記記録媒体に記録された映
像信号を、複数の表示装置にほぼ同時的に映像信号を表
示可能に読み出して前記複数の表示装置に出力する画像
表示方法が提供される。
【0013】
【作用】予め、NTSC方式の撮像手段で映像を撮像
し、該撮像された映像信号を編集して、表示する上で関
連する映像信号を、ハイビジョン方式のフォーマット
で、NTSC方式の映像信号として、複数の表示装置に
ほぼ同時的に高速に出力可能に大容量(高密度)のハイ
ビジョン方式の記録媒体に記録しておく。映像シミュレ
ータなどにおいては、この記録媒体に記録された映像信
号を読み出し、複数の表示装置に表示させる。上記記録
媒体からは、複数の表示装置で表示される映像信号が表
示装置における表示速度より高速に読み出される。たと
えば、ハイビジョン方式の記録媒体の場合、NTSC方
式の表示速度の数倍の読み出し速度を有しており、複数
のNTSC方式の表示装置に表示する映像信号がほぼ同
時的に高速に読み出される。また、ハイビジョン方式の
記録媒体はNTSC方式のビデオ記録再生装置などに比
較して数倍の記憶容量を有しており、1台の記録媒体で
も、複数のNTSC方式の表示装置に表示する映像信号
を能率よく記録できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の映像信号を複数の表示装置に
表示する画像表示装置の1実施例として、映像シミュレ
ータなどに使用する映像信号を撮像し、編集し、そし
て、ハイビジョン方式の記録媒体に記録し、記録された
映像信号を映像シミュレータにおいて表示する動画像処
理システムのブロック図である。まず、映像シミュレー
タなどに使用する動画像の撮像と編集および記録処理を
行う。
【0015】ステップS1:撮像 映像シミュレータなどに使用する前に、NTSC方式の
ビデオカメラなどを用いて、映像シミュレータに使用す
る種々のシーン(情景)を撮像する。たとえば、映像シ
ミュレータとして、自動車運転訓練シミュレータを例示
すると、訓練の対象となる種々のシーン(情景)を事前
に撮像する。そのようなシーンとしては、高速道路にお
ける訓練者の搭乗している自動車の前方、後方、側部を
並走する車両の実際の走行状態と周囲の移り変わる風
景、混雑した交差点における交通状況、踏切通過状況、
衝突事故の模擬状態などがある。もちろん、常に実際の
情景だけでなく、アニメーションなどの動画を撮像して
おくこともできる。このような撮像には、通常の状態で
の撮像の他、ビデオカメラの有する種々の機能、たとえ
ば、ズーム、広角などの機能を用いて、映像シミュレー
タに必要となる種々の情景を撮像する。
【0016】ステップS2:編集 以上のように撮像された動画像を含む映像信号を整理
し、選択し、さらに、必要ならば、複数の撮像データを
組み合わせる編集作業を行う。撮像データの組合せとし
ては、たとえば、複数の情景を撮像した動画像データを
訓練者に前方、背後、右側、左側などの映像として同時
に複数の表示装置に表示するため、同時的に表示させた
い動画像を関連させて組み合わせる。このような編集作
業を映像シミュレータの訓練内容に応じて行う。なお、
この編集作業は複数のNTSC方式のフォーマットの表
示装置に表示させ、その表示内容を観察して希望する動
画像を編集する。
【0017】ステップS3:記録 以上のように編集した動画像データをハイビジョン方式
のフォーマットの記録媒体、たとえば、ハイビジョン方
式のレーザディスクに記録する。動画像データの記録形
態は、図3〜図5を参照して後述するが、ハイビジョン
方式のレーザディスクに記録する際、複数のNTSC方
式の表示装置に同時的に表示すべき動画像データが、N
TSC方式の複数の表示装置に時間遅れなく同時的に読
み出されるように記録することに留意されたい。ハイビ
ジョン方式のデータ読み出し時間はNTSC方式のビデ
オ記録媒体などからのディスク読み出し時間より数倍、
たとえば、4〜5倍程度速い。またレーザディスクもラ
ンダムアクセス方式の記録媒体であるが、ある情景の動
画像を複数の表示装置に表示する際、それらの複数の表
示装置に表示する画像データの読み出しに数多くのアク
セスを必要とすると、動画像データの読み出し時間が相
当かかり、表示の同時性が確保できない可能性が生ず
る。そこで、レーザディスクからシーケンシャルなデー
タ読み出しによって、複数の表示装置に表示すべき関連
する動画像データが連続的に読み出されるように、レー
ザディスクに動画像データを記録しておくことが望まし
い。なお、ハイビジョン方式のレーザディスクの記憶容
量はNTSC方式のビデオ記録再生装置の記憶容量に比
較して、数倍程度あるから、1枚のレーザディスクに複
数台の表示装置の動画像データを効率よく記録すること
ができる。
【0018】ステップS4:レーザディスクの装荷とそ
の再生 以上のように、映像シミュレータ用の動画像データが記
録されたレーザディスクが準備されたら、そのレーザデ
ィスクをレーザディスク装置などのシミュレータ動画像
表示装置4に装荷し、シミュレータ本体2からの選択に
応答して、希望する関連する動画像データがシミュレー
タ動画像表示装置4から出力され、映像信号フォーマッ
ト変換回路6においてハイビジョン方式のフォーマット
の映像信号からNTSC方式のフォーマットのNTSC
方式に変換されて、複数のNTSC方式の表示装置(C
RT表示装置)に出力されて、表示される。
【0019】図2は画像表示装置の1例として、自動車
運転訓練用映像シミュレータの構成を示す。この映像シ
ミュレータは、シミュレータ本体2、シミュレータ動画
像表示装置4としてのレーザディスク装置4、映像信号
フォーマット変換回路6、バッファメモリ部8、シミュ
レータ操作部10、および、複数のNTSC方式の表示
装置20、22、24、26を有する。訓練者12に対
して、ハンドル、ブレーキ、ギヤチエンジャなどが配設
されたシミュレータ操作部10が設けられている。ま
た、訓練者12の前面に前方監視用の正面表示装置2
0、左側に左側表示装置22、右側に右側表示装置2
4、背後に後側表示装置26が配置されている。この表
示装置の配置により、訓練者12には自己の座席を中心
として周囲の状況がこれら表示装置20、22、24、
26に表示され、訓練者12はこれらの動画像を見て周
囲の状況を認識する。
【0020】映像シミュレータの動作について述べる。
上記のように編集された作成されたレーザディスク40
がレーザディスク装置4(シミュレータ動画像表示装
置)に装荷される。レーザディスク装置4はシミュレー
タ本体2からの選択指令に応じてそこに装荷されたレー
ザディスク40から該当する動画像データを映像信号フ
ォーマット変換回路6に出力する。映像信号フォーマッ
ト変換回路6は、レーザディスク40にハイビジョン方
式のフォーマットで記録されている動画像データをNT
SC方式のフォーマットのデータに変換する。映像信号
フォーマット変換回路6において、NTSC方式のフォ
ーマットに変換された動画像データは一旦、バッファメ
モリ部8に出力される。バッファメモリ部8には表示装
置20、22、24、26に接続されているバッファメ
モリ(BM)81〜84が設けられ、上記動画像データ
がこれらバッファメモリ81〜84に順次保持されて、
保持されたデータが対応する表示装置20、22、2
4、26に出力され、これら表示装置20、22、2
4、26において動画像として同時的に再生表示され
る。
【0021】図3に上記ステップS3におけるレーザデ
ィスク40への動画像データの記録形態の第1例を示
す。この記録構成は、レーザディスク40内に、正面表
示装置20、左側表示装置22、右側表示装置24、後
側表示装置26に表示させる動画像データが、1画素ご
と順序に記録された例である。このような画素データの
ブロック構成が各シーンごとに分割されている。シミュ
レータ本体2が第1シーンの最初から動画像データの読
み出しを指令すると、レーザディスク装置4はレーザデ
ィスク40の最初のアドレスから画素データを出力す
る。つまり、(1)第1表示装置(たとえば、正面表示
装置20)の第1の画素データ、第2表示装置(たとえ
ば、左側表示装置22)の第1の画素データ、第3表示
装置(たとえば、右側表示装置24)の第1の画素デー
タ、第4表示装置(たとえば、後側表示装置26)の第
1の画素データ、(2)第1表示装置の第2の画素デー
タ、第2表示装置の第2の画素データ、第3表示装置の
第2の画素データ、第3表示装置の第2の画素データな
どが順次、レーザディスク装置4から出力される。以
下、同様に、第1シーンについての第1〜第4表示装置
20、22、24、26に出力すべき画素データが順序
よくシミュレータ動画像表示装置4から映像信号フォー
マット変換回路6に出力される。その結果、シミュレー
タ動画像表示装置4は光ヘッドを大きくしかも頻繁に動
かさずに、高速に第1シーンに必要な関連する動画像デ
ータを出力することができる。
【0022】これらの読み出された画素データはハイビ
ジョン方式のフォーマットであるから、映像信号フォー
マット変換回路6において、NTSC方式のフォーマッ
トに変換する。NTSC方式のフォーマットに変換され
た画素データは対応するバッファメモリ81〜84に一
時的に保持されていく。第4の表示装置用の画素データ
がバッファメモリ84に保持されたとき、バッファメモ
リ部8内の制御回路(図示せず)がこれらの画素データ
を対応する表示装置20、22、24、26に出力す
る。正面表示装置20、左側表示装置22、右側表示装
置24、後側表示装置26はそれぞれ、通常のビデオR
AMなどのメモリを有しており、バッファメモリ81〜
84からのデータを保持して、通常の表示制御のもとに
自己のモニタ装置に表示していく。バッファメモリ部8
において、各表示装置に出力される画素データの同期が
とられているので、正面表示装置20、左側表示装置2
2、右側表示装置24、後側表示装置26には同時的に
関連する動画像が表示されている。
【0023】上述したように、図3に図解した記録形態
によれば、NTSC方式の表示装置に同時的に関連する
動画像が表示される。バッファメモリ部8内のバッファ
メモリ81〜84は、この例では、最低、1画素分の記
憶容量を有していればよい。なお、この例においては、
画素ごとのデータが読み出されるので、バッファメモリ
部8を介さずに、フォーマット変換回路6から直接、表
示装置20、22、24、26にフォマット変換された
画素データを出力しても、訓練者12には上述した時間
差はほとんど認識されないから、バッファメモリ部8を
削除することもできる。
【0024】図4にレーザディスク40の異なる記録形
態を示す。この記録形態は、第1の表示装置、第2の表
示装置、第3の表示装置、第4の表示装置に表示すべき
動画像データが分割して記録させた例である。たとえ
は、第1シーンの動画像データを読み出すときは、シミ
ュレータ動画像表示装置4はそれぞれ異なるブロックか
ら対応する動画像データを読み出し、映像信号フォーマ
ット変換回路6に出力する。映像信号フォーマット変換
回路6は読み出された動画像データをハイビジョン方式
のフォーマットの映像信号に変換して、バッファメモリ
部8に出力する。この例では、第1の表示装置〜第4の
表示装置の動画像データの読み出しまで、光ヘッドを4
箇所移動させるだけ時間がかかる。この例では、バッフ
ァメモリ部8の各バッファメモリ81〜84は、たとえ
ば、モニタ装置の1走査ライン分の記憶容量を有し、第
1の表示装置〜第4の表示装置の動画像データが揃った
時点で対応する表示装置に出力する。これにより、表示
装置20、22、24、26における動画像の同時性が
確保できる。
【0025】図5にレーザディスク40のさらに異なる
記録形態を示す。この記録形態は、第1の表示装置、第
2の表示装置、第3の表示装置、第4の表示装置に表示
すべき動画像データを表示装置内のモニタ装置の1走査
ライン分を分割して記録させた例である。たとえは、第
1シーンの動画像データを読み出すときは、シミュレー
タ動画像表示装置4はそれぞれ表示装置20、22、2
4、26に対して、モニタ装置の第1走査ラインから順
次、第525走査ラインまでの動画像データをレーザデ
ィスク装置4から読み出させて、映像信号フォーマット
変換回路6に出力する。映像信号フォーマット変換回路
6は読み出された動画像データをハイビジョン方式のフ
ォーマットの映像信号に変換して、バッファメモリ部8
に出力する。
【0026】この例では、第1の表示装置〜第4の表示
装置の動画像データの読み出しまで、1走査ラインの画
像データ読み出し時間だけ時間がかかる。バッファメモ
リ部8の各バッファメモリ81〜84は、モニタ装置1
走査ライン分の記憶容量を有し、第1の表示装置〜第4
の表示装置の動画像データが揃った時点で対応する表示
装置に出力する。これにより、表示装置20、22、2
4、26における動画像の同時性が確保できる。この例
においても、訓練者12には1走査ライン程度の表示の
時間差は認識できないから、バッファメモリ部8を削除
して、映像信号フォーマット変換回路6から直接、正面
表示装置20、左側表示装置22、右側表示装置24お
よび後側表示装置26にNTSC方式のフォーマットに
変換された映像信号を出力してもよい。
【0027】レーザディスク40に動画像データを記録
する形態は上述した他にも、他の記録形態をとることが
できる。たとえば、図3に図解した記録形態と図5に図
解した記録形態と中間の記録形態として、モニタ装置の
半ライン分の画素データを、表示装置ごとに記録してお
き、バッファメモリ部8を削除する。レーザディスク4
0からの動画像データの読み出し時間は、NTSC方式
の表示時間よりも短いから、以上のように動画像データ
を読み出しても、正面表示装置20、左側表示装置2
2、右側表示装置24、後側表示装置26には、訓練者
12の視覚にはその時間差が認識できない程度の高速に
ほぼ同時的な動画像が表示される。
【0028】上述した実施例は、映像シミュレータに使
用する動画像データを、NTSC方式の表示装置の表示
速度より速く、記憶容量の大きな記録媒体としてハイビ
ジョン方式のレーザディスク40とレーザディスク装置
4を例示したが、このレーザディスク40およびレーザ
ディスク装置4と同等の性能および機能を有するもので
あれば、他の形式の記録媒体およびその処理装置を用い
ることができる。たとえば、レーザディスク40に代え
てハイビジョン方式のビデオテープを用い、レーザディ
スク装置4に代えてビデオ記録再生装置を用いる。この
場合、ビデオテープはシーケンシャルアクセスが好まし
いから、動画像データの記録方式としては、図3または
図5に図解したように、連続的に関連する同時的な動画
像データが読み出される記録方式が望ましい。ビデオテ
ープは、レーザディスク40に比較して、記憶容量およ
びシーケンシャルアクセス時間の点が利点を有する。た
だし、ランダムアクセスという点においては、レーザデ
ィスク40が優れる。ただし、映像シミュレータなどの
場合には、1シーンの動画像データがシーケンシャルに
記録しておくことができるから、レーザディスク40に
代えてビデオテープを用いても充分動作条件を満足す
る。上記同様、その他の記録媒体とその処理装置が用い
ることができる。
【0029】以上、本発明の画像表示装置の1例とし
て、自動車運転訓練用シミュレータについて例示した
が、フライトシミュレータなど他のシミュレータについ
ても上記同様に、同時的な動画像データを複数のNTS
C方式の表示装置に表示させることができる。
【0030】さらに本発明の画像表示装置は映像シミュ
レータに限らず、種々の複数の表示装置に関連する画像
を同時的に表示させる場合に広く適用できる。この場
合、同時的に表示させる画像としては、動画像に限ら
ず、静止画像あるいは、文字情報を含む。
【0031】本発明における表示装置としては、CRT
装置に限らず、液晶表示装置、あるいは、その他の表示
装置にも適用できる。また、本発明における表示装置の
形式はNTSC方式に限らず、たとえば、PAL方式で
あってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、複数の表示装置に関連
する映像信号を同時的に表示させることができる。また
本発明の画像表示装置は、既存の装置および既存の技術
を活用して、簡単な構成で、大量の映像信号を能率よく
記憶し、高速に読み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の実施例としての動画像
の撮像、編集およびその表示を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像表示装置の1実施例としての映像
シミュレータの構成図である。
【図3】図2に示したハイビジョン方式レーザディスク
に記録された動画像データの記録形態を示す図である。
【図4】図2に示したハイビジョン方式レーザディスク
に記録された動画像データの他の記録形態を示す図であ
る。
【図5】図2に示したハイビジョン方式レーザディスク
に記録された動画像データのさらに他の記録形態を示す
図である。
【符号の説明】
2・・シミュレータ本体 4・・シミュレータ動画像表示装置 レーザディスク装置 6・・映像信号フォーマット変換回路 8・・バッファメモリ部 10・・シミュレータ操作部 12・・訓練者 20・・正面表示装置 22・・左側表示装置 24・・右側表示装置 26・・後側表示装置 40・・レーザディスク

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のNTSC方式の表示装置と、 該複数の表示装置に出力するNTSC方式の映像信号を
    ほぼ同時的に読み出し可能に記録している、前記表示装
    置における表示速度より読み出し速度が速く大容量の記
    録媒体と、 該記録媒体から前記複数の表示装置に出力する映像信号
    をほぼ同時的に読み出し、前記複数の表示装置に出力す
    る映像信号読み出し回路とを有する画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記映像信号は動画像信号を含み、前記複
    数の表示装置にほぼ同時的に表示する関連する映像信号
    である請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体はハイビジョン方式のフォー
    マットで画像信号を記録する記録媒体である請求項1ま
    たは2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記映像信号読み出し回路は、ハイビジョ
    ン方式のフォーマットの映像信号をNTSC方式のフォ
    ーマットの映像信号にフォーマット変換する回路を有す
    る請求項3記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記記録媒体には、前記複数の表示装置に
    同時的に表示する映像信号が、前記表示装置の各走査線
    ごと、前記複数の表示装置に出力する順に記録されてい
    る請求項4記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記記録媒体には、前記複数の表示装置に
    同時的に表示する映像信号が、前記表示装置の各画素ご
    と、前記複数の表示装置に出力する順に記録されている
    請求項4記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】前記映像信号読み出し回路は、前記複数の
    表示装置ごと、前記読み出された画素ごとのデータを、
    前記表示装置の1走査線分のデータだけ記憶する記憶回
    路を有する請求項6記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記記録媒体には、1シーンごとに、前記
    映像信号がまとめて記憶されている請求項5または6記
    載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】前記記録媒体には、前記映像信号が、前記
    複数の表示装置に同時的に表示される映像信号ごとに分
    離されて記憶されている請求項4記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】当該画像表示装置が動画像を表示する映
    像シミュレータに使用される請求項1記載の画像表示装
    置。
  11. 【請求項11】NTSC方式の撮像手段で映像を撮像
    し、 該撮像された映像信号を編集して、ハイビジョン方式の
    フォーマットで、NTSC方式の映像信号として、複数
    の表示装置にほぼ同時的に出力可能に高速に読みだし可
    能で大容量のハイビジョン方式の記録媒体に記録する画
    像表示方法。
  12. 【請求項12】前記記録媒体に記録された映像信号を、
    複数の表示装置にほぼ同時的に表示可能に読み出して前
    記複数の表示装置に出力する請求項11記載の画像表示
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100459153B1 (ko) * 1996-06-13 2005-01-24 엘지전자 주식회사 다수영상디스플레이가가능한디지탈비디오디스크(dvd)플레이어
KR100620182B1 (ko) * 2004-02-20 2006-09-01 엘지전자 주식회사 모션 데이터가 기록된 광디스크와 그에 따른 광디스크재생장치 및 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100459153B1 (ko) * 1996-06-13 2005-01-24 엘지전자 주식회사 다수영상디스플레이가가능한디지탈비디오디스크(dvd)플레이어
KR100620182B1 (ko) * 2004-02-20 2006-09-01 엘지전자 주식회사 모션 데이터가 기록된 광디스크와 그에 따른 광디스크재생장치 및 방법

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