JPH0616052A - 作業車の防塵網取付け構造 - Google Patents
作業車の防塵網取付け構造Info
- Publication number
- JPH0616052A JPH0616052A JP15713392A JP15713392A JPH0616052A JP H0616052 A JPH0616052 A JP H0616052A JP 15713392 A JP15713392 A JP 15713392A JP 15713392 A JP15713392 A JP 15713392A JP H0616052 A JPH0616052 A JP H0616052A
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- JP
- Japan
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- dust
- net
- proof
- protective net
- dust protective
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- Pending
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンルーム後部の操縦ボックスの壁面の
一部が内外２重の防塵網構造に構成されている作業車に
おいて、前記外側の防塵網の脱着作業の容易化をはか
る。 【構成】 外側の防塵網２２を、前記内側の防塵網１６
Ｂに対して、下側を上下方向から係止可能な係止構造２
６、上側を前後方向から弾性係合可能な弾性係止構造２
９を介して取付けてある。
一部が内外２重の防塵網構造に構成されている作業車に
おいて、前記外側の防塵網の脱着作業の容易化をはか
る。 【構成】 外側の防塵網２２を、前記内側の防塵網１６
Ｂに対して、下側を上下方向から係止可能な係止構造２
６、上側を前後方向から弾性係合可能な弾性係止構造２
９を介して取付けてある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用芝刈機やトラクタ
ー等の作業車に関し、詳しくは、エンジンルームの後部
に位置する操縦ボックスの壁面の一部を防塵網を備えた
防塵吸気面に構成するとともに、その防塵吸気面の外側
に所定間隔を隔て、更に、別の防塵網を張設して内外２
重構造の防塵網を介して操縦部周りからエンジンルーム
内に冷却風を取入れるべく構成してある作業車に関す
る。
ー等の作業車に関し、詳しくは、エンジンルームの後部
に位置する操縦ボックスの壁面の一部を防塵網を備えた
防塵吸気面に構成するとともに、その防塵吸気面の外側
に所定間隔を隔て、更に、別の防塵網を張設して内外２
重構造の防塵網を介して操縦部周りからエンジンルーム
内に冷却風を取入れるべく構成してある作業車に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、外側の防塵網は、内側の防塵網に
対してボルトを介して着脱自在に連結されていた。
対してボルトを介して着脱自在に連結されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】内側の防塵網の清掃を
行うに当たって、外側の防塵網を工具を用いて取外さな
ければならず、防塵網の脱着作業が煩わしと言う不都合
があった。本発明は、外側の防塵網の取付け構造を工夫
することによって、外側の防塵網の脱着作業が容易に行
えるようにすることを目的とする。
行うに当たって、外側の防塵網を工具を用いて取外さな
ければならず、防塵網の脱着作業が煩わしと言う不都合
があった。本発明は、外側の防塵網の取付け構造を工夫
することによって、外側の防塵網の脱着作業が容易に行
えるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、前記外側の防塵網を、前記内側
の防塵網に対して、下側を上下方向から係止可能な係止
構造、上側を前後方向から弾性係合可能な弾性係止構造
を介して取付けた点にある。
の本発明の特徴構成は、前記外側の防塵網を、前記内側
の防塵網に対して、下側を上下方向から係止可能な係止
構造、上側を前後方向から弾性係合可能な弾性係止構造
を介して取付けた点にある。
【０００５】
【作用】外側の防塵網を、内側の防塵網から取外す場合
には、上側を運転座席側に倒して後、上方に引き抜けば
取外すことができ、又、取付ける場合には、下側を上下
方向から差し込んだ後、上側を前方に倒せば取付けるこ
とができる。
には、上側を運転座席側に倒して後、上方に引き抜けば
取外すことができ、又、取付ける場合には、下側を上下
方向から差し込んだ後、上側を前方に倒せば取付けるこ
とができる。
【０００６】
【発明の効果】上記構成の結果、外側の防塵網を工具等
を用いずに着脱することができ、外側の防塵網の脱着作
業が容易となる。
を用いずに着脱することができ、外側の防塵網の脱着作
業が容易となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を作業車の一例である
乗用芝刈機に付いて説明する。図５に示すように、乗用
型芝刈機は、左右一対の操向用前車輪１，１及び駆動後
車輪２，２を備えた車体フレーム３の前部にエンジン４
を搭載するとともに、車体フレーム３の後部に静油圧式
無段変速装置５及びミッションケース６を配設し、前記
エンジン４からの動力を静油圧式無段変速装置５を介し
て後部ミッションケース６に伝達するとともに、その後
部ミッションケース６から前記後車輪２，２に伝達する
ように構成し、さらに、車体フレーム３に、前記前車輪
１及び後車輪２を操向操作するステアリングハンドル７
を備えた操縦部８を設けるとともに、前後車輪１，２間
にモーア９を装着して、前記モーア９で刈り取った刈芝
をダクト１０を介して機体後部の集草バック１１に搬送
すべく構成してある。
乗用芝刈機に付いて説明する。図５に示すように、乗用
型芝刈機は、左右一対の操向用前車輪１，１及び駆動後
車輪２，２を備えた車体フレーム３の前部にエンジン４
を搭載するとともに、車体フレーム３の後部に静油圧式
無段変速装置５及びミッションケース６を配設し、前記
エンジン４からの動力を静油圧式無段変速装置５を介し
て後部ミッションケース６に伝達するとともに、その後
部ミッションケース６から前記後車輪２，２に伝達する
ように構成し、さらに、車体フレーム３に、前記前車輪
１及び後車輪２を操向操作するステアリングハンドル７
を備えた操縦部８を設けるとともに、前後車輪１，２間
にモーア９を装着して、前記モーア９で刈り取った刈芝
をダクト１０を介して機体後部の集草バック１１に搬送
すべく構成してある。
【０００８】前記乗用型芝刈機は、ワラ屑やゴミ等の浮
遊物が比較的少ない操縦部８周りからラジエーターに対
する冷却風を吸引すべく、ボンネット１２内のエンジン
ルーム１３の後部にラジエーター１４を配置し、ファン
１５の吸引作用によりボンネット１２後部の操縦ボック
ス１６の運転席前面並びに左右両側面から冷却風を吸引
して前方に排出するようなっている。
遊物が比較的少ない操縦部８周りからラジエーターに対
する冷却風を吸引すべく、ボンネット１２内のエンジン
ルーム１３の後部にラジエーター１４を配置し、ファン
１５の吸引作用によりボンネット１２後部の操縦ボック
ス１６の運転席前面並びに左右両側面から冷却風を吸引
して前方に排出するようなっている。
【０００９】前記操縦ボックス１６は、図３に示すよう
に、機体に固定の操縦ボックス部分１６Ａと、これに対
して前後方向に分離自在な防塵網部分１６Ｂとからな
り、前記固定の操縦ボックス部分１６Ａは、エンジンル
ーム１３の機体がわ側壁１７と一体的に構成され、そし
て、着脱自在な防塵網部分１６Ｂは、運転席前面１６ａ
並びに左右両側面１６ｂ，１６ｂが一体的に構成された
平面視コの字型で、且つ、全体がパンチングメタルによ
って構成されている。
に、機体に固定の操縦ボックス部分１６Ａと、これに対
して前後方向に分離自在な防塵網部分１６Ｂとからな
り、前記固定の操縦ボックス部分１６Ａは、エンジンル
ーム１３の機体がわ側壁１７と一体的に構成され、そし
て、着脱自在な防塵網部分１６Ｂは、運転席前面１６ａ
並びに左右両側面１６ｂ，１６ｂが一体的に構成された
平面視コの字型で、且つ、全体がパンチングメタルによ
って構成されている。
【００１０】前記防塵網部分１６Ｂは、上枠１８と下枠
１９とによって保形され、そして、固定の操縦ボックス
部分１６Ａの後端、並びに、操縦ボックス１６を形成す
る左右一対の縦フレーム２０，２０にボルト２１，２１
を介して取付けられている。そして、前記操縦ボックス
１６の防塵網部分１６Ｂの外側に、所定間隔を隔て、更
に、別の防塵網２２を張設して、内外２重構造の防塵構
造に構成してある。前記外側の防塵網２２は、平面視コ
の字型で、且つ、全体がパンチングメタルによって構成
され、上枠２３と下枠２４とによって保形されていると
ともに、側壁の前縁にシール材２５が付設されている。
１９とによって保形され、そして、固定の操縦ボックス
部分１６Ａの後端、並びに、操縦ボックス１６を形成す
る左右一対の縦フレーム２０，２０にボルト２１，２１
を介して取付けられている。そして、前記操縦ボックス
１６の防塵網部分１６Ｂの外側に、所定間隔を隔て、更
に、別の防塵網２２を張設して、内外２重構造の防塵構
造に構成してある。前記外側の防塵網２２は、平面視コ
の字型で、且つ、全体がパンチングメタルによって構成
され、上枠２３と下枠２４とによって保形されていると
ともに、側壁の前縁にシール材２５が付設されている。
【００１１】前記外側の防塵網２２は、内側の防塵網と
しての前記防塵網部分１６Ｂに対して、下側を上下方向
から係止可能な係止構造２６、上側を前後方向から弾性
係合可能な弾性係止構造２９を介して取付けられてい
る。前記下側の係止構造２６は、内側の防塵網部分１６
Ｂの下枠１９に設けた断面形状Ｕ字状の係合部材２７
と、外側の防塵網２２の下枠２４の左右に亘って架設し
た係合片２８とによって構成され、そして、前記上側の
弾性係止構造２９は、内側の防塵網部分１６Ｂの上枠１
８の外面に設けた棒状部材３０と、外側の防塵網２２の
上枠２３の内面に設けたバネ材からなる断面形状Ｕ字状
の左右一対の弾性係合金具３１によって構成され、前記
外側の防塵網２２の係合片２８を、内側の防塵網部分１
６Ｂの係合部材２７に上下方向から係止した後、外側の
防塵網２２の弾性係合金具３１を内側の防塵網部分１６
Ｂの棒状部材３０に前後方向から弾性係止して取付けて
ある。
しての前記防塵網部分１６Ｂに対して、下側を上下方向
から係止可能な係止構造２６、上側を前後方向から弾性
係合可能な弾性係止構造２９を介して取付けられてい
る。前記下側の係止構造２６は、内側の防塵網部分１６
Ｂの下枠１９に設けた断面形状Ｕ字状の係合部材２７
と、外側の防塵網２２の下枠２４の左右に亘って架設し
た係合片２８とによって構成され、そして、前記上側の
弾性係止構造２９は、内側の防塵網部分１６Ｂの上枠１
８の外面に設けた棒状部材３０と、外側の防塵網２２の
上枠２３の内面に設けたバネ材からなる断面形状Ｕ字状
の左右一対の弾性係合金具３１によって構成され、前記
外側の防塵網２２の係合片２８を、内側の防塵網部分１
６Ｂの係合部材２７に上下方向から係止した後、外側の
防塵網２２の弾性係合金具３１を内側の防塵網部分１６
Ｂの棒状部材３０に前後方向から弾性係止して取付けて
ある。
【００１２】図４に示すように、集草カバー３２の内面
に装着される排風用ネット３３は、刈芝の量、湿った
芝、乾いた芝等によってそのネットの目合いが変更でき
るように、集草カバー３２に対してその上下両端がフッ
ク３３と鳩目３４からなる係止構造３５，３５を介して
係脱可能に装着され、係脱の容易化をはかるために可撓
性部材によって形成されている排風用ネット３３の中間
部が棒状部材３６によって垂れ下がりが阻止されてい
る。
に装着される排風用ネット３３は、刈芝の量、湿った
芝、乾いた芝等によってそのネットの目合いが変更でき
るように、集草カバー３２に対してその上下両端がフッ
ク３３と鳩目３４からなる係止構造３５，３５を介して
係脱可能に装着され、係脱の容易化をはかるために可撓
性部材によって形成されている排風用ネット３３の中間
部が棒状部材３６によって垂れ下がりが阻止されてい
る。
【００１３】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】防塵網の取付け状態を示す縦断側面図
【図２】外側の防塵網の斜視図
【図３】操縦部の横断平面図
【図４】集草カバーの縦断側面図
【図５】全体側面図
８ 操縦部 １３ エンジンルーム １６Ｂ 内側の防塵網 ２２ 外側の防塵網 ２６ 係止構造 ２９ 弾性係止構造
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンルーム（１３）の後部に位置す
る操縦ボックス（１６）の壁面の一部を防塵網（１６
Ｂ）を備えた防塵吸気面に構成するとともに、その防塵
吸気面の外側に所定間隔を隔て、更に、別の防塵網（２
２）を張設して、操縦部（８）周りから内外２重構造の
防塵網（１６Ｂ），（２２）を介してエンジンルーム
（１３）内に冷却風を取入れるべく構成してある作業車
であって、前記外側の防塵網（２２）を、前記内側の防
塵網（１６Ｂ）に対して、下側を上下方向から係止可能
な係止構造（２６）、上側を前後方向から弾性係合可能
な弾性係止構造（２９）を介して取付けてある作業車の
防塵網取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15713392A JPH0616052A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 作業車の防塵網取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15713392A JPH0616052A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 作業車の防塵網取付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0616052A true JPH0616052A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=15642929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15713392A Pending JPH0616052A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 作業車の防塵網取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616052A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0886049A3 (en) * | 1997-06-17 | 2000-04-05 | Same Deutz-Fahr S.P.A. | Auxiliary air filtering device for the cooling apparatus of an agricultural tractor engine |
| JP2008088653A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | フィルタの取付構造及びこれを備えた建設機械 |
| JP2019137369A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP15713392A patent/JPH0616052A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0886049A3 (en) * | 1997-06-17 | 2000-04-05 | Same Deutz-Fahr S.P.A. | Auxiliary air filtering device for the cooling apparatus of an agricultural tractor engine |
| JP2008088653A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | フィルタの取付構造及びこれを備えた建設機械 |
| JP4710781B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2011-06-29 | コベルコ建機株式会社 | フィルタの取付構造及びこれを備えた建設機械 |
| JP2019137369A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 日立建機株式会社 | 建設機械 |
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