JPH06160401A - 免疫化学的測定装置 - Google Patents

免疫化学的測定装置

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JPH06160401A
JPH06160401A JP33677392A JP33677392A JPH06160401A JP H06160401 A JPH06160401 A JP H06160401A JP 33677392 A JP33677392 A JP 33677392A JP 33677392 A JP33677392 A JP 33677392A JP H06160401 A JPH06160401 A JP H06160401A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全自動化が可能な免疫化学的測定装置を提供
する。 【構成】 回転テーブル10の全周縁に亘って反応容器
12を装着,脱着できる容器セット部11と、反応容器
12の間に挿入,引出しが行われる可動磁石を設けて試
料部100Aを構成し、回転テーブ10の外方に、反応
容器移動機構20,サンプル分注機構30,試薬分注機
構40,洗浄装置50,撹拌機構60,光源70,透過
光検出機構80A,可動磁石13の挿入機構90A,引
抜き機構90B等からなる操作部100Bとを備えたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンプルの分析を全自動
化した免疫化学的測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】はじめに、免疫化学的測定について図7
を用いて説明する。なお、図7における(S1)〜(S
17)は各ステップを示している。
【0003】(S1): 非磁性体からなる反応容器内
に液体媒体(例えば、燐酸バッファ液)とサンプル(測
定しようとする抗原または抗体に対する抗体または抗
原)を注入する。
【0004】(S2): 第1試薬として磁性ラテック
スを入れる。
【0005】(S3): 混合した後、6分程度待機す
る。
【0006】(S4): 磁石を反応容器の両側にセッ
トし、両磁石の対向面の極性を反対として磁束が反応容
器中を貫通するようにする。
【0007】(S5): 磁場によって液体媒体とサン
プルと反応した磁性ラテックスとが分離される。
【0008】(S6): 液体媒体のみ排水する。
【0009】(S7): 磁石をリセットする。
【0010】(S8): 第2試薬としてEu(ユーロ
ピューム)ラテックスを液体媒体と共に注入する。
【0011】(S9): 混合する。
【0012】(S10): 混合後、6〜26分程度待
機する。
【0013】(S11): 再び磁石をセットする。
【0014】(S12): 反応した磁性ラテックスと
Euラテックスと抗体(または抗原)が余剰のEuラテ
ックスおよび液体媒体と分離する。
【0015】(S13): 余剰のEuラテックス量を
透過光量(OD)および/または蛍光強度(FI)で測
定する。
【0016】(S14): 余剰のEuラテックスと液
体媒体を排出する。
【0017】(S15): 磁石を再びリセットする。
【0018】(S16): 分散液(例えば、界面活性
剤を含んだ水、または生理食塩水)を注入する。
【0019】(S17): 混合した後、計測に回す。
【0020】上記のようにして、1サンプルの測定が終
了する。これを反応方法の点から述べると、 (a) 測定しようとする抗原または抗体に対する抗体
または抗原を担持させた不溶性磁性粒子からなる第1試
薬と、測定しようとする抗原または抗体とを反応容器の
液体媒体中で反応させる。 (b) 工程(a)の該不溶性磁性粒子を磁場の作用に
より反応容器壁に付着させ、該液体媒体を除去後、さら
に、該不溶性磁性粒子を洗浄する。 (c) 工程(a)と同一の測定しようとする抗原また
は抗体に対する抗体または抗原を担持させた不溶性蛍光
色素標識粒子からなる第2試薬と、工程(b)の抗原・
抗体反応を行った該不溶性磁性粒子とを液体媒体中で反
応させる。 (d) 工程(c)の該不溶性磁性粒子を磁場の作用に
より反応容器壁に付着させ、まず、非反応の余剰不溶性
蛍光色素標識粒子を測定し、その後、該液体媒体および
非反応の不溶性蛍光色素標識粒子を除去し、次いで、該
不溶性磁性粒子に反応した不溶性蛍光色素粒子の蛍光強
度を測定する。 ということになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の免疫化学的測定
方法においては、例えば上記(S1)〜(S17)のよ
うな手順を必要とするため全自動化が困難であった。特
に、反応容器に対する磁石のセット,リセットは手動に
よる他はなく、全自動化のネックとなっていた。
【0022】本発明の目的は、磁石のセット,リセット
をはじめすべての手順を自動化し、かつ、処理効率の高
い免疫化学的測定装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる免疫化学
的測定装置は、回転テーブルの全周縁に亘って反応容器
を装着または脱着する容器セット部が形成されるととも
に、前記各反応容器間に各反応容器の側面に対向する位
置と側面から離れた位置とに移動可能な可動磁石が順次
隣り合うものの極性を反転させて配置された試料部と、
前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
分注機構と、試薬分注機構と前記反応容器の洗浄機構
と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
光強度を測定する蛍光検出機構と、透過光検出機構およ
び前記可動磁石の挿入機構,引抜き機構とが配置固定さ
れ、さらに、所定シーケンスに従って前記回転テーブル
を回動させえるとともに前記各機構をタイミングに応じ
て作動させる制御機構とを有する操作部と、を備えたも
のである。
【0024】また、本発明は可動磁石に代えて固定磁石
を用い、反応容器をリセット位置からセット位置へ、ま
たはその逆に移動させることによって、反応容器の側面
に固定磁石が位置したり、位置しなかったりするように
構成したものである。
【0025】
【作用】本発明においては、試料部の回転テーブルが制
御機構によって時計方向あるいは反時計方向に所要ステ
ップ回転せしめられると、所定の反応容器に第1試薬が
分注され、混合撹拌され、可動磁石がセットされ、その
状態で、排水,可動磁石がリセットされ、第2試薬が分
注され、混合撹拌され、可動磁石がセットされ、その状
態で排水され、可動磁石がリセットされた後、分散液が
注入され、混合撹拌後、計測に回される動作が連続して
行われる。
【0026】また、可動磁石に代えて固定磁石を用い、
反応容器の方を移動させることによって上記と同様の測
定が行われる。
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す全体構成図
で、平面的に示したものである。100は免疫化学的測
定装置を表し、これは大別して、試料部100Aと操作
部100Bとからなる。試料部100Aは、図示しない
駆動機構により時計方向あるいは反時計方向に回動する
回転テーブル10を主体とし、その全周縁に反応容器1
2(図示せず)用の容器セット部11が等間隔に形成さ
れている。容器セット部11の図示の例は長方形の穴
で、これに後述する反応容器12が嵌着され、持上げる
ことで脱着することができる。13は可動磁石で、丁度
各容器セット部11の間に挿入,引抜きできるようにそ
れぞれ配置される。
【0028】回転テーブル10の内側に示した1〜40
の符号は固定された位置を示し、同時に図示の位置に対
応する反応容器12の番号を示す。したがって、回転テ
ーブル10が仮りに図1の状態から2ピッチ時計方向に
回動したとすると、位置〔1〕には反応容器(39)が
対向することになる(位置は〔 〕で、反応容器12の
番号(サンプルともいう)は( )で示す)。
【0029】試料部100Aの外側には各種機構が配置
固定され、操作部100Bが構成されている。以下、順
次これらの機構について説明する。
【0030】20は反応容器移動機構,30はサンプル
分注機構であり、位置〔1〕に対応して設けられる。反
応容器移動機構20は容器セット部11に反応容器12
を装着または脱着させる機能を有し、サンプル分注機構
30は、反応容器12内にサンプルを分注する機能を有
する。40は試薬分注機構で、位置〔21〕に対応して
設けられ、第1試薬(例えば、磁性ラテックス),第2
試薬(例えばEuラテックス),分散液等を注入する機
能を有する。
【0031】50は洗浄装置で、〔位置18〕に対応し
て設けられ、反応容器12内に洗浄を行う機能を有す
る。60は撹拌機構で、位置〔16〕に対応して設けら
れ、反応容器12の内容物の混合撹拌を行う機能を有す
る。70はキセノンフラッシュランプ,チョッパー機構
付ハロゲンタンクステンランプ等の測光用の光源で、位
置〔11〕に対応して設けられており、80Aは透過光
検出機構で、位置〔11〕に対応して設けられており、
光源70からの透過光の強度を測定する。80Bは同じ
くサンプルの蛍光強度を測定する蛍光検出機構である。
90Aは挿入機構で、位置〔25〕と〔26〕の間に対
応して設けられた磁石挿入部91と、位置〔24〕と
〔25〕の間に対応して設けられた磁石挿入部92とか
らなる。また、90Bは引抜き機構で、位置〔6〕と
〔5〕の間に対応して設けられた磁石引抜き部93と、
位置〔4〕と〔3〕の間に対応して設けられた磁石引抜
き部94とからなる。
【0032】図2に示すのは、回転テーブル10の部分
詳細と、磁石挿入部91(92)との関係を示したもの
であり、図3に回転テーブル10の部分平面図を、図4
に同じく部分正面図を示す。これらの図において、容器
セット部11には反応容器12が嵌着されている。回転
テーブル10の下面の周縁にはコの字型の取付具16が
設けられ、これにアーム14の上端がピン15により回
動自在に取付けられる。アーム14の下端には可動磁石
13が固着されている。一方、取付具16と対向して取
付具17が同じく回転テーブル10の下面に設けられ、
これにL字型の磁性片18が固着されている。
【0033】次に、図2により磁石挿入部91(92)
の構成を説明する。Wはコイルで、通電によりプランジ
ヤPをばねCに抗して吸引し、その先端突起で、可動磁
石13のアーム14の上端を矢印方向に引張る。したが
って、アーム14は点線のように傾き、可動磁石13は
磁性片18に接近して吸引状態となり、点線図示の状態
を保つ。この状態は反応容器12の側面に対向する位置
に可動磁石13が移動したことを示す。
【0034】図1では、磁石挿入部91と92が同時に
作動して、2個の可動磁石13が反応容器12の両側面
に接するような形、換言すれば可動磁石13で反応容器
12は挟まれた形となる。可動磁石13は隣り合うもの
の極性が順次反転するように配置されているので、すな
わち、反応容器12はN極とS極との間に入るので磁場
が有効に作用し、分離作用が十分に行われる。磁石引抜
き部93,94の構成は、磁石挿入部91,92と逆動
作、つまり図2でコイルWに通電すると、プランジヤP
が矢印と逆方向に駆動され、仮想線で示す突起で傾いて
いるアーム14の上端を押し、アーム14を点線の状態
から実線の垂直の状態に戻す。
【0035】図5はプラスチックモールドにより可動磁
石13をアーム14に埋め込んだ実施例側を示す。
【0036】次に、図1の全体の動作について説明す
る。なお、図1では制御機構が省略されているが、以下
の説明は制御機構により所定のシーケンスにしたがって
回転テーブル10を時計方向,反時計方向に所定ピッチ
だけ回動させたり、各機構部を所要のタイミングで作動
あるいは停止させたりするものである。
【0037】1) まず、サンプル(1)は位置〔1〕
にある。そこで反応容器移動機構20により脱着され持
ち出される。
【0038】2) 次に、26ピッチ反時計回りに回転
する。サンプル(4)が位置〔18〕,サンプル(2)
が位置〔16〕に、サンプル(11)が磁石挿入部9
1,22の位置〔25〕に来て停止し、各動作を実行す
る。
【0039】3) 次に、時計方向に9ピッチ回転し、
サンプル(38)が第1試薬分注のため位置〔21〕に
停止する。このとき、サンプル(22)は磁石引抜き部
93,94の位置〔5〕にあり、それぞれの動作を実行
する。
【0040】4) 次に、サンプル(38)を撹拌する
ため、5ピッチ反時計方向に回転し、位置〔16〕とす
る。
【0041】5) 次に、16ピッチ反時計方向に回転
し、サンプル(9)を位置〔11〕にもってくる。この
とき、サンプル(4)は磁石引抜き部93,94の位置
〔6〕にあり、それぞれの動作を実行する。
【0042】6) 次に、時計方向に7ピッチ回転さ
せ、サンプル(2)を位置〔11〕に移動させる、する
とサンプル(9)は洗浄位置、サンプル(7)が撹拌位
置にあり、それぞれの動作を実行する。
【0043】7) 次に、反時計方向に9ピッチ回転さ
せ、反応容器出入りの位置〔1〕でサンプル(41)を
セットする。このとき、サンプル(21)は試薬分注の
位置〔21〕にあり第2試薬を受け取る。また、サンプ
ル(26)は磁石挿入部91の位置〔26〕にあり、そ
れぞれの動作を実施する。
【0044】8) 次に、時計方向に18ピッチ回転さ
せサンプル(7)を位置〔25〕に移動させ、可動磁石
13をセットする。このときサンプル(3)は試薬分注
の位置〔21〕にあり、ここで分散液R3を分注する。
【0045】9) 次に、時計方向に17ピッチ回転
し、サンプル(21)を撹拌の位置〔16〕に移動させ
る。このとき、サンプル(23)は洗浄の位置〔18〕
にあり、サンプル(9)は磁石引抜きの位置〔4〕にあ
り、それぞれの動作を実行する。 10) 最後に、時計方向に4ピッチ回転し位置〔1〕
でサンプル(2)の持ち出しを待つ。 以上を繰り返す。
【0046】上記の実施例における容器セット部11の
数、あるいは反応容器移動機構20,サンプル分注機構
30,……等の各機構を設ける位置は、図示のものに限
定されるものでなく、種々の位置をとりうる。これに伴
って制御シーケンスを変えることで容易に対応できるこ
とは明らかである。また、可動磁石13の挿入機構90
A,引抜き機構90B等は、回動により装着,脱着を行
わせたが、これらは前進,後退により行う構成等として
もよいことは言うまでもない。
【0047】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
図1の実施例が反応容器12を固定し、可動磁石13を
移動させてセット,リセットを行ったが、図6において
は、反応容器12を移動させ、固定磁石13Aは動かさ
ないようにしたものである。
【0048】図6において、11Aは前記反応容器12
をセット位置とリセット位置に移動可能な容器セット部
である。つまり、リセット状態の反応容器12aからセ
ット状態の反応容器12bの位置に、あるいはその逆に
反応容器セット機構90C,反応容器リセット機構90
Dで操作できるように構成される。
【0049】この場合、固定磁石13Aは回転テーブル
10の内側に設けてあるが、これを外側に設けてセッ
ト,リセットを逆にしてもよい。また、反応容器12の
移動を行わせる反応容器セット機構90C,反応容器リ
セット機構90Dは反応容器12を前進,後退させうる
ものであればよく、各種の構成をとることができる。そ
して、図6の実施例では反応容器移動機構20とは別個
に反応容器セット機構90Cと反応容器リセット機構9
0Dを設けているが、これは1つに集約することもでき
る。
【0050】さらに、本発明の免疫化学的測定装置の使
用方法として、回転テーブル10の回動中に光路を通過
する各反応容器12のそれぞれの透過光量を計測するシ
ーケンスを付加することによって、従来のラテックス凝
集反応も測定することが可能となる。
【0051】なお、上記実施例では反応容器12の形状
を長方形としたが、これは円形,正方形等任意の形状と
することができる。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる免疫化学的測定装置は、回転テーブルの全周縁に亘
って反応容器を装着または脱着する容器セット部が形成
されるとともに、前記各反応容器間に各反応容器の側面
に対向する位置と側面から離れた位置とに移動可能な可
動磁石が順次隣接するものの極性を反転させて配置され
た試料部と、前記回転テーブルの外方に、前記反応容器
を前記容器セット部に装着,脱着する反応容器移動機構
と、サンプル分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容
器の洗浄機構と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、
サンプルの蛍光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプ
ルの透過光強度を測定する透過光検出機構および前記可
動磁石の挿入機構,引き抜き機構とが配置固定され、さ
らに、所定シーケンスに従って前記の回転テーブルを回
動させるとともに前記各機構をタイミングに応じて作動
させる制御機構とを有する操作部とを備えたので、磁石
の反応容器への挿入,引抜きを回転テーブルの回動に従
って自動的に行うことができ、これまで困難であった全
自動化を実現できる利点を有する。
【0053】また、本発明は可動磁石に代えて固定磁石
とし、反応容器をリセット位置からセット位置へ、また
はその逆に移動させることによって反応容器の側面に固
定磁石が位置したり位置しなかったりするようにしたも
ので、上記と全く同じ測定を実施でき、しかも、反応容
器移動機構を用いて反応容器のリセット,セットを行え
るので、その分、構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】図1の実施例の部分詳細を示す一部を断面で示
した側面図である。
【図3】図2の部分平面図である。
【図4】図2の部分正面図である。
【図5】本発明の可動磁石の他の実施例を反応容器と共
に示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図7】従来のラテックス凝集反応を用いた免疫検査の
手順の例を説明する図である。
【符号の説明】
10 回転テーブル 11 容器セット部 11A 反応容器の移動可能な容器セット部 12 反応容器 13 可動磁石 13A 固定磁石 20 反応容器移動機構 30 サンプル分注機構 40 試薬分注機構 50 洗浄装置 60 撹拌機構 70 光源 80A 透過光検出機構 80B 蛍光検出機構 90A 挿入機構 90B 引抜き機構 90C 反応容器セット機構 90D 反応容器リセット機構 100 免疫化学的測定装置 100A 試料部 100B 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定しようとする抗原または抗体に対す
    る抗体または抗原を担持させた不溶性磁性粒子からなる
    第1試薬と、測定しようとする抗原または抗体とを反応
    容器の液体媒体中で反応させ、前記不溶性磁性粒子を磁
    場の作用により前記反応容器壁に付着させて前記液体媒
    体を除去後、さらに前記不溶性磁性粒子を洗浄した後、
    前記測定しようとする抗原または抗体に対する抗体また
    は抗原を担持させた不溶性蛍光色素標識粒子からなる第
    2試薬と、前記抗原・抗体反応を行った前記不溶性磁性
    粒子とを液体媒体中で反応させ、その不溶性磁性粒子を
    磁場の作用により前記反応容器壁に付着させた後、前記
    液体媒体および非反応の不溶性蛍光色素標識粒子を除去
    し、次いで前記不溶性磁性粒子に反応した不溶性蛍光色
    素粒子の蛍光強度および/あるいは透過光強度を測定す
    るのに用いる装置であって、 回転テーブルの全周縁に亘って反応容器を装着または脱
    着する容器セット部が形成されるとともに、前記各反応
    容器間に各反応容器の側面に対向する位置と側面から離
    れた位置とに移動可能な可動磁石が順次隣接するものの
    極性を反転させて配置された試料部と、 前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
    ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
    分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容器の洗浄機構
    と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
    光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプルの透過光強
    度を測定する透過光検出機構および前記可動磁石の挿入
    機構,引抜き機構とが配置固定され、さらに、所定シー
    ケンスに従って前記回転テーブルを回動させるとともに
    前記各機構をタイミングに応じて作動させる制御機構と
    を有する操作部と、を備えたことを特徴とする免疫化学
    的測定装置。
  2. 【請求項2】 測定しようとする抗原または抗体に対す
    る抗体または抗原を担持させた不溶性磁性粒子からなる
    第1試薬と、測定しようとする抗原または抗体とを反応
    容器の液体媒体中で反応させ、前記不溶性磁性粒子を磁
    場の作用により前記反応容器壁に付着させて前記液体媒
    体を除去後、さらに前記不溶性磁性粒子を洗浄した後、
    前記測定しようとする抗原または抗体に対する抗体また
    は抗原を担持させた不溶性蛍光色素標識粒子からなる第
    2試薬と、前記抗原・抗体反応を行った前記不溶性磁性
    粒子とを液体媒体中で反応させ、その不溶性磁性粒子を
    磁場の作用により前記反応容器壁に付着させた後、前記
    液体媒体および非反応の不溶性蛍光色素標識粒子を除去
    し、次いで前記不溶性磁性粒子に反応した不溶性蛍光色
    素粒子の蛍光強度および/あるいは透過光強度を測定す
    るのに用いる装置であって、 回転テーブルの全周縁に亘って反応容器を装着または脱
    着し、かつセット位置とリセット位置に移動可能な容器
    セット部が形成されるとともに、前記各反応容器がセッ
    ト位置にあるときそれぞれ反応容器の側面に対向する位
    置で順次隣接するものの極性を反転させて配置された固
    定磁石を有する試料部と、 前記回転テーブルの外方に、前記反応容器を前記容器セ
    ット部に装着,脱着する反応容器移動機構と、サンプル
    分注機構と、試薬分注機構と、前記反応容器の洗浄機構
    と、前記反応容器の内容物の撹拌機構と、サンプルの蛍
    光強度を測定する蛍光検出機構と、サンプルの透過光強
    度を測定する透過光検出機構および前記反応容器をリセ
    ット位置からセット位置に移動させる反応容器セット機
    構および反応容器をセット位置からリセット位置に移動
    させる反応容器リセット機構とが配置固定され、さら
    に、所定シーケンスに従って前記回転テーブルを回動さ
    せるとともに前記各機構をタイミングに応じて作動させ
    る制御機構とを有する操作部と、を備えたことを特徴と
    する免疫化学的測定装置。
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Cited By (13)

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