JPH0616022Y2 - 補助ドア付き折り畳み扉 - Google Patents
補助ドア付き折り畳み扉Info
- Publication number
- JPH0616022Y2 JPH0616022Y2 JP1988095336U JP9533688U JPH0616022Y2 JP H0616022 Y2 JPH0616022 Y2 JP H0616022Y2 JP 1988095336 U JP1988095336 U JP 1988095336U JP 9533688 U JP9533688 U JP 9533688U JP H0616022 Y2 JPH0616022 Y2 JP H0616022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- auxiliary
- folding
- auxiliary door
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は折り畳み扉の戸先側にドアを装着した補助ドア
付き折り畳み扉に関するものである。
付き折り畳み扉に関するものである。
(従来技術) 一般の折り畳み扉とは一定幅の扉片が継手部を介して屈
曲自在に連結されたもので、天井及び床面に配置された
レールに沿って移動し、各扉片が互いに折り畳まれるこ
とで入口部等を開口する扉である。近年、この種の扉が
店舗の外装材として多用されていることは勿論、一般家
庭の車庫や倉庫等の入口用としても適しているが、該折
り畳み扉は完全に締め切られてしまった場合、人が出入
する際にはその都度、戸先側の扉片を吊元側へ押圧して
部分的に開口しなければならない。該折り畳み扉は、人
が出入りするに必要な間隙を開口する場合であっても、
折り畳まれる箇所は吊元側であるため、全扉片を移動さ
せて吊元側を折り畳むことが必要な訳で、開閉操作に力
を要す。特に扉片の枚数が多くなって、長い扉ともなれ
ば開閉しにくく、人の出入りの頻繁な入口ドアとしては
好ましくない。そこで、該折り畳み扉を締め切った場合
でも、簡単に人の出来りが可能なように、単独で開閉す
る補助ドアを装着した折り畳み扉も知られている。実公
昭59-15348号(折畳可動間仕切)や特開昭63-97790号
(扉ユニット並設シャッター)は、該補助ドアを装着し
た折り畳み扉である。上記折畳可動間仕切は補助ドアと
して袖壁を側枠部に首振自在に結合したものであるが、
扉片の一部として構成しているものではない。したがっ
て、該袖壁は各扉片を一方側の側枠部に折り畳んで開口
しても、他方側の側枠部に位置していて、間口を狭くし
ている。
曲自在に連結されたもので、天井及び床面に配置された
レールに沿って移動し、各扉片が互いに折り畳まれるこ
とで入口部等を開口する扉である。近年、この種の扉が
店舗の外装材として多用されていることは勿論、一般家
庭の車庫や倉庫等の入口用としても適しているが、該折
り畳み扉は完全に締め切られてしまった場合、人が出入
する際にはその都度、戸先側の扉片を吊元側へ押圧して
部分的に開口しなければならない。該折り畳み扉は、人
が出入りするに必要な間隙を開口する場合であっても、
折り畳まれる箇所は吊元側であるため、全扉片を移動さ
せて吊元側を折り畳むことが必要な訳で、開閉操作に力
を要す。特に扉片の枚数が多くなって、長い扉ともなれ
ば開閉しにくく、人の出入りの頻繁な入口ドアとしては
好ましくない。そこで、該折り畳み扉を締め切った場合
でも、簡単に人の出来りが可能なように、単独で開閉す
る補助ドアを装着した折り畳み扉も知られている。実公
昭59-15348号(折畳可動間仕切)や特開昭63-97790号
(扉ユニット並設シャッター)は、該補助ドアを装着し
た折り畳み扉である。上記折畳可動間仕切は補助ドアと
して袖壁を側枠部に首振自在に結合したものであるが、
扉片の一部として構成しているものではない。したがっ
て、該袖壁は各扉片を一方側の側枠部に折り畳んで開口
しても、他方側の側枠部に位置していて、間口を狭くし
ている。
一方、上記扉ユニット並設シャッターは、任意の扉ユニ
ットをリンクを架設した上桟部と扉ユニット本体とに分
離構成せしめるとともに、両者間にフランス落し、その
他の連結装置を設けて分離結合自在としたものである
が、任意の位置に扉ユニット本体を分離可能としてドア
としての機能をもたせるには、上桟部のみならず、下桟
部をも扉ユニットと分離可能に構成しなければならな
い。したがって、該扉ユニット並設シャッターはその構
成が不十分であって、ドアを任意の位置に設けることは
できない訳であるが、仮に下枠のガイド溝に拘束される
下桟部を設けるならば、下枠上面から下桟部が突出して
しまい、ドアを開いて出入する場合に、該下桟部が障害
になる。勿論、上記構成のもとでは、下枠の一部が折り
畳み箇所として切欠かれている吊元側においてのみ可能
であって、ましてや戸先側での補助ドアの装着は不可能
となる。
ットをリンクを架設した上桟部と扉ユニット本体とに分
離構成せしめるとともに、両者間にフランス落し、その
他の連結装置を設けて分離結合自在としたものである
が、任意の位置に扉ユニット本体を分離可能としてドア
としての機能をもたせるには、上桟部のみならず、下桟
部をも扉ユニットと分離可能に構成しなければならな
い。したがって、該扉ユニット並設シャッターはその構
成が不十分であって、ドアを任意の位置に設けることは
できない訳であるが、仮に下枠のガイド溝に拘束される
下桟部を設けるならば、下枠上面から下桟部が突出して
しまい、ドアを開いて出入する場合に、該下桟部が障害
になる。勿論、上記構成のもとでは、下枠の一部が折り
畳み箇所として切欠かれている吊元側においてのみ可能
であって、ましてや戸先側での補助ドアの装着は不可能
となる。
(本考案の目的) このように従来の折り畳み扉には、吊元側においてのみ
補助ドアを装着したものは存在するが、吊元側では補助
ドアとして不便なケースも多い。例えば両開きの折り畳
み扉の場合、それぞれの吊元側に補助ドアを装着したの
では、開口したドア口も小さくて、その用を足さない場
合もあり得る。そこで、本考案では戸先側に補助ドアを
設け、補助ドアの開口だけでは十分でない場合には、扉
を吊元側へ押圧することで、各扉片が一部折り畳まれ、
任意の幅の間口が容易に形成できる補助ドア付き折り畳
み扉を提供する。
補助ドアを装着したものは存在するが、吊元側では補助
ドアとして不便なケースも多い。例えば両開きの折り畳
み扉の場合、それぞれの吊元側に補助ドアを装着したの
では、開口したドア口も小さくて、その用を足さない場
合もあり得る。そこで、本考案では戸先側に補助ドアを
設け、補助ドアの開口だけでは十分でない場合には、扉
を吊元側へ押圧することで、各扉片が一部折り畳まれ、
任意の幅の間口が容易に形成できる補助ドア付き折り畳
み扉を提供する。
(本考案の構成) 本考案の補助ドア付き折り畳み扉は、上記のごとく該補
助ドアを戸先側に装着した扉である。そして、補助ドア
は扉片の内に装着したものではなく、補助ドア自体が戸
先側の扉片を構成している。該補助ドアは戸先側の扉片
に蝶番継手を介して屈曲自在に連結されている。又、単
なる蝶番継手による片持支持状態ではなく、補助ドアを
上部で支持するため、該補助ドア上端にはカギ状に形成
された係合部材が取着され、該係合部材は、補助ドア支
持部材の下方に形成された係合部材と互いに係合状態に
保つことも出来る。勿論、補助ドアを開く際には該係合
が解除される。そして、上記補助ドア支持部材には走行
具が取着されていて、該走行具を介して支持部材は上レ
ールに移動自在に装着されている。
助ドアを戸先側に装着した扉である。そして、補助ドア
は扉片の内に装着したものではなく、補助ドア自体が戸
先側の扉片を構成している。該補助ドアは戸先側の扉片
に蝶番継手を介して屈曲自在に連結されている。又、単
なる蝶番継手による片持支持状態ではなく、補助ドアを
上部で支持するため、該補助ドア上端にはカギ状に形成
された係合部材が取着され、該係合部材は、補助ドア支
持部材の下方に形成された係合部材と互いに係合状態に
保つことも出来る。勿論、補助ドアを開く際には該係合
が解除される。そして、上記補助ドア支持部材には走行
具が取着されていて、該走行具を介して支持部材は上レ
ールに移動自在に装着されている。
以下、本考案に係る補助ドア付き折り畳み扉の実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
図面に基づいて詳細に説明する。
(実施例) 第1図は該補助ドア付き折り畳み扉の実施例である。同
図に示すごとく補助ドア付き折り畳み扉(以下折り畳み
扉と省略)は複数枚の扉片1a、1b・・・と戸先側の扉片1dに
補助ドア2を連結したもので、これら扉片1及び補助ド
ア2は継手部を介して屈曲可能に連結されている。そし
て、これら扉片1の継手部には、1つおきにその上端に
は走行具3が、下端にはスライダー4がそれぞれ取着さ
れ、該走行具3は上レール5に拘束されて移動し、スラ
イダー4は下レール6に拘束されて移動する。
図に示すごとく補助ドア付き折り畳み扉(以下折り畳み
扉と省略)は複数枚の扉片1a、1b・・・と戸先側の扉片1dに
補助ドア2を連結したもので、これら扉片1及び補助ド
ア2は継手部を介して屈曲可能に連結されている。そし
て、これら扉片1の継手部には、1つおきにその上端に
は走行具3が、下端にはスライダー4がそれぞれ取着さ
れ、該走行具3は上レール5に拘束されて移動し、スラ
イダー4は下レール6に拘束されて移動する。
ところで、第1図に示す折り畳み扉は、両側の吊元枠
7、7に折り畳まれて左右に開くことができるように構
成され、補助ドア2、2は中央部において互いに隣接し
合っている。補助ドア2を連結している扉片1dとの間に
は中柱8が設けられていて、該中柱8にはフランス落し
9が取着され、扉片1a、1b・・・を引き伸ばして間口を閉じ
た場合に中柱8が固定され、該中柱8に設けられた補助
ドア2の蝶番継手が安定するように、ひいては該補助ド
ア2が安定して開閉でき得るように考慮されている。。
該中柱8を固定しない場合には、スライダーとして機能
し、下レール6のガイド溝を移動する。又補助ドア2の
縦框12にもフランス落し9が設けられていて、一旦閉じ
た場合に補助ドア2が自然に開かないようにロックする
ことができる。又もう一方の扉片1に装着された補助ド
ア2bは施錠装置によって上記補助ドア2aにロックさ
れる。
7、7に折り畳まれて左右に開くことができるように構
成され、補助ドア2、2は中央部において互いに隣接し
合っている。補助ドア2を連結している扉片1dとの間に
は中柱8が設けられていて、該中柱8にはフランス落し
9が取着され、扉片1a、1b・・・を引き伸ばして間口を閉じ
た場合に中柱8が固定され、該中柱8に設けられた補助
ドア2の蝶番継手が安定するように、ひいては該補助ド
ア2が安定して開閉でき得るように考慮されている。。
該中柱8を固定しない場合には、スライダーとして機能
し、下レール6のガイド溝を移動する。又補助ドア2の
縦框12にもフランス落し9が設けられていて、一旦閉じ
た場合に補助ドア2が自然に開かないようにロックする
ことができる。又もう一方の扉片1に装着された補助ド
ア2bは施錠装置によって上記補助ドア2aにロックさ
れる。
第2図は右側の補助ドア2を開いた場合の概略図を平面
図をもって表わしたものであり、又第3図は左右の吊元
枠7、7側へ、各扉片1a、1b・・・が折り畳まれた状態を表
わしている。このように該実施例では補助ドア2には持
手10が付着し、幅も扉片1に比べて大きくなっている
が、該扉片1の1つとして機能する。
図をもって表わしたものであり、又第3図は左右の吊元
枠7、7側へ、各扉片1a、1b・・・が折り畳まれた状態を表
わしている。このように該実施例では補助ドア2には持
手10が付着し、幅も扉片1に比べて大きくなっている
が、該扉片1の1つとして機能する。
ところで、前記実施例は両吊元枠7、7にそれぞれ折り
畳み扉を設けた場合であるが、第4図に示す実施例は一
方側にのみ折り畳み扉を有し、他方の吊元枠7には開き
ドア11を開閉自在に装着し、該折り畳み扉の補助ドア2
と対を成している。補助ドア2は戸先側の扉片1dに連結
されていて、該連結形態は前記実施例と同じであるた
め、説明は省略する。
畳み扉を設けた場合であるが、第4図に示す実施例は一
方側にのみ折り畳み扉を有し、他方の吊元枠7には開き
ドア11を開閉自在に装着し、該折り畳み扉の補助ドア2
と対を成している。補助ドア2は戸先側の扉片1dに連結
されていて、該連結形態は前記実施例と同じであるた
め、説明は省略する。
第5図は折り畳み扉の断面を表わしたもので、上レール
5のレール片12には走行具3が走り、該走行具3でもっ
て扉片1が吊り下げられている。又吊り下げられた扉片
1をガイドするためのガイド片13が一方側に形成され、
他方側にはラッチ受け14が設けられていて、該ラッチ受
け14にはバネ力が付勢されていて昇降可能なラッチ15が
ガイドされる。一方、下レール6も継手部下端から下方
に突出したスライダー4が、ガイド溝16に係合してい
て、扉片1の下側をガイドしている。勿論、本考案では
各扉片1を上レール5に吊り下げる走行具3の形態や、
上・下レールでのガイド方式は問わない。したがって、
第6図に示すごとき上レール5には両側にガイド片13、1
3を形成し、下レール6には凹状のガイド溝を中央に形
成した形態とすることも十分可能である。
5のレール片12には走行具3が走り、該走行具3でもっ
て扉片1が吊り下げられている。又吊り下げられた扉片
1をガイドするためのガイド片13が一方側に形成され、
他方側にはラッチ受け14が設けられていて、該ラッチ受
け14にはバネ力が付勢されていて昇降可能なラッチ15が
ガイドされる。一方、下レール6も継手部下端から下方
に突出したスライダー4が、ガイド溝16に係合してい
て、扉片1の下側をガイドしている。勿論、本考案では
各扉片1を上レール5に吊り下げる走行具3の形態や、
上・下レールでのガイド方式は問わない。したがって、
第6図に示すごとき上レール5には両側にガイド片13、1
3を形成し、下レール6には凹状のガイド溝を中央に形
成した形態とすることも十分可能である。
ところで、補助ドア2は戸先側の扉片1dに連結される訳
であるが、中柱8を介在していて、該中柱8は扉片1dと
継手部17を介して連結され、一方、補助ドア2は中柱8
の側面に取着された蝶番継手18を介して連結されてい
る。したがって、補助ドア2は蝶番継手18の軸19を中心
として屈曲して開閉される(第7図参照)。同図におい
て9はフランス落しであって、中柱8はフランス落し9
によってその位置は下レール6に固定されてしまう。
であるが、中柱8を介在していて、該中柱8は扉片1dと
継手部17を介して連結され、一方、補助ドア2は中柱8
の側面に取着された蝶番継手18を介して連結されてい
る。したがって、補助ドア2は蝶番継手18の軸19を中心
として屈曲して開閉される(第7図参照)。同図におい
て9はフランス落しであって、中柱8はフランス落し9
によってその位置は下レール6に固定されてしまう。
第8図は補助ドア2の断面を示したものであるが、該補
助ドア2は中柱8に取着された蝶番継手18によってのみ
連結されているものではなく、上端には係合部材20が取
着されていて、該係合部材20は、補助ドア支持部材21の
下方に形成された係合部材22と互いに係合している。該
補助ドア支持部材21は、戸先側扉片1dを吊り下げている
走行具3の吊り具26と連結している。上記補助ドア支持
部材21には同じく走行具3が取着されていて、該補助ド
ア支持部材21下方に形成された係合部材22に、上記係合
部材20を係合し、補助ドア2を吊り下げる。又完全に係
合した段階で補助ドア2がガタ付くことなく、安定して
吊り下げられるように、係合部材22には係合凹部23が形
成され、該係合凹部23にはボール24が係止される。該ボ
ール24は補助ドア2上端に取着されていて、常時上方に
一定の力で押し上げられた状態に保つため、バネ25が取
着されている。又、扉片が引き伸ばされた状態での補助
ドア2が位置する下レール6のガイド溝は埋められてい
る。第9図は第8図のA部矢視図であって、上記係合部
材20、22及びボール24との位置関係が明らかであり、又
補助ドア2が開閉する箇所は該補助ドア2の開閉が行な
われるように、上・下レール5、6の片側にはガイド片
を設けていない。第10図は上記係合部材20、22の別形態
を示したもので、補助ドア2を吊り下げる手段として
は、その他適当な構造の係合部材とすることが可能であ
って、これら実施例に限定するものではない。
助ドア2は中柱8に取着された蝶番継手18によってのみ
連結されているものではなく、上端には係合部材20が取
着されていて、該係合部材20は、補助ドア支持部材21の
下方に形成された係合部材22と互いに係合している。該
補助ドア支持部材21は、戸先側扉片1dを吊り下げている
走行具3の吊り具26と連結している。上記補助ドア支持
部材21には同じく走行具3が取着されていて、該補助ド
ア支持部材21下方に形成された係合部材22に、上記係合
部材20を係合し、補助ドア2を吊り下げる。又完全に係
合した段階で補助ドア2がガタ付くことなく、安定して
吊り下げられるように、係合部材22には係合凹部23が形
成され、該係合凹部23にはボール24が係止される。該ボ
ール24は補助ドア2上端に取着されていて、常時上方に
一定の力で押し上げられた状態に保つため、バネ25が取
着されている。又、扉片が引き伸ばされた状態での補助
ドア2が位置する下レール6のガイド溝は埋められてい
る。第9図は第8図のA部矢視図であって、上記係合部
材20、22及びボール24との位置関係が明らかであり、又
補助ドア2が開閉する箇所は該補助ドア2の開閉が行な
われるように、上・下レール5、6の片側にはガイド片
を設けていない。第10図は上記係合部材20、22の別形態
を示したもので、補助ドア2を吊り下げる手段として
は、その他適当な構造の係合部材とすることが可能であ
って、これら実施例に限定するものではない。
ところで、本考案の折り畳み扉は第2図、第3図に示す
ごとき、一平面内にて開閉する間口のみならず、第11図
に示すようなL字状を成す間口にも適用することができ
る。
ごとき、一平面内にて開閉する間口のみならず、第11図
に示すようなL字状を成す間口にも適用することができ
る。
以上述べたように、本考案に係る折り畳み扉は、複数枚
の扉片の戸先側に補助ドアを連結し、時には上レールを
走行する補助ドア支持部材下方に設けた係合部材に係合
して吊り下げたもので、次のような効果を得ることがで
きる。
の扉片の戸先側に補助ドアを連結し、時には上レールを
走行する補助ドア支持部材下方に設けた係合部材に係合
して吊り下げたもので、次のような効果を得ることがで
きる。
(効果) (1)本考案の補助ドア付き折り畳み扉は、該補助ドアを
戸先側に装着し、しかも扉片の1つとして構成している
ため、該補助ドアを具備しない折り畳み扉と開閉操作上
は全く異なるところはなく、該補助ドアの装着が開閉操
作上障害になることはない。又該補助ドアを開閉するこ
とにより、各扉片の開閉を行なうことなく、人の出入は
可能となることは勿論、戸先側に装着することにより補
助ドアの幅だけでなく、扉片を一部折り畳むことによっ
て、該出入口幅を自由に調整可能とし得る。
戸先側に装着し、しかも扉片の1つとして構成している
ため、該補助ドアを具備しない折り畳み扉と開閉操作上
は全く異なるところはなく、該補助ドアの装着が開閉操
作上障害になることはない。又該補助ドアを開閉するこ
とにより、各扉片の開閉を行なうことなく、人の出入は
可能となることは勿論、戸先側に装着することにより補
助ドアの幅だけでなく、扉片を一部折り畳むことによっ
て、該出入口幅を自由に調整可能とし得る。
(2)戸先側に補助ドアを装着することで両開きの折り畳
み扉では、それぞれの補助ドアが中央部において隣接し
合って大きな出入口を形成できるとともに、中央部に補
助ドアを装着することで、店舗の間口や一般住宅の車庫
としてデザイン上の効果を得ることができる。
み扉では、それぞれの補助ドアが中央部において隣接し
合って大きな出入口を形成できるとともに、中央部に補
助ドアを装着することで、店舗の間口や一般住宅の車庫
としてデザイン上の効果を得ることができる。
(3)更に吊元側に補助ドアを装着している場合に比べ、
扉片の一部として構成している関係上、開口した場合の
間口は広く、しかも折り畳み扉の開閉操作は便利であ
る。
扉片の一部として構成している関係上、開口した場合の
間口は広く、しかも折り畳み扉の開閉操作は便利であ
る。
第1図は本考案の折り畳み扉の実施例であって正面図を
示し、第2図、第3図は間口を閉じた場合と開いた場合
の平面図を、第4図は他の実施例の正面図を、第5図、
第6図は扉片の断面図の具体例を、第7図は補助ドアの
継手部の形態を、第8図は補助ドアの断面図で、第9図
は第8図のA部矢視図を、第10図は補助ドアの別形態を
表わす断面図を、更に第11図はL字状を成す間口に適用
した折り畳み扉をそれぞれ示している。 1……扉片、2……補助ドア 3……走行具、4……スライダー 5……上レール、6……下レール 7……吊元枠、8……中柱 9……フランス落し、10……持手 11……開きドア、12……レール片 13……ガイド片、14……ラッチ受け 15……ラッチ、16……ガイド溝 17……継手部、18……蝶番継手 19……軸、20、22……係合部材 21……補助ドア支持部材 23……係合凹部、24……ボール 25……吊り具
示し、第2図、第3図は間口を閉じた場合と開いた場合
の平面図を、第4図は他の実施例の正面図を、第5図、
第6図は扉片の断面図の具体例を、第7図は補助ドアの
継手部の形態を、第8図は補助ドアの断面図で、第9図
は第8図のA部矢視図を、第10図は補助ドアの別形態を
表わす断面図を、更に第11図はL字状を成す間口に適用
した折り畳み扉をそれぞれ示している。 1……扉片、2……補助ドア 3……走行具、4……スライダー 5……上レール、6……下レール 7……吊元枠、8……中柱 9……フランス落し、10……持手 11……開きドア、12……レール片 13……ガイド片、14……ラッチ受け 15……ラッチ、16……ガイド溝 17……継手部、18……蝶番継手 19……軸、20、22……係合部材 21……補助ドア支持部材 23……係合凹部、24……ボール 25……吊り具
Claims (4)
- 【請求項1】複数枚の扉片が継手部を介して屈曲可能に
連結され、上・下レールに沿って移動して間口を開閉す
る折り畳み扉において、戸先側の上記扉片に補助ドアを
継手を介して連結し、該補助ドアを扉片とは独立して任
意の位置で開閉可能としたことを特徴とする補助ドア付
き折り畳み扉。 - 【請求項2】上記戸先側扉片を走行具から吊り下げてい
る吊り具に補助ドア支持部材を連結若しくは一体化して
形成し、該補助ドア支持部材下方に設けた係合部材と係
合・離脱可能に上記補助ドアを装着した実用新案登録請
求の範囲第1項記載の補助ドア付き折り畳み扉。 - 【請求項3】左右両側の吊元枠にそれぞれ折り畳み扉を
配置し、両折り畳み扉の戸先にそれぞれ補助ドアを装着
した実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の補
助ドア付き折り畳み扉。 - 【請求項4】一方の吊元枠に折り畳み扉を配置し、該折
り畳み扉の戸先に補助ドアを装着し、しかも他方の吊元
枠には該補助ドアと対をなす開きドアを装着した実用新
案登録請求の範囲第1項又は第2項記載の補助ドア付き
折り畳み扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095336U JPH0616022Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 補助ドア付き折り畳み扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095336U JPH0616022Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 補助ドア付き折り畳み扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0220685U JPH0220685U (ja) | 1990-02-09 |
JPH0616022Y2 true JPH0616022Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31319996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988095336U Expired - Lifetime JPH0616022Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | 補助ドア付き折り畳み扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616022Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002147102A (ja) * | 2000-08-28 | 2002-05-22 | Sekisui Home Techno Kk | 折戸構造 |
JP7345319B2 (ja) * | 2019-08-28 | 2023-09-15 | 株式会社Lixil | 建具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5442342U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-22 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP1988095336U patent/JPH0616022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220685U (ja) | 1990-02-09 |
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