JPH06159343A - 木質材連結ボルト - Google Patents

木質材連結ボルト

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Publication number
JPH06159343A
JPH06159343A JP31212192A JP31212192A JPH06159343A JP H06159343 A JPH06159343 A JP H06159343A JP 31212192 A JP31212192 A JP 31212192A JP 31212192 A JP31212192 A JP 31212192A JP H06159343 A JPH06159343 A JP H06159343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
connecting bolt
material connecting
wood material
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP31212192A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Miyashita
八朗 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP31212192A priority Critical patent/JPH06159343A/ja
Publication of JPH06159343A publication Critical patent/JPH06159343A/ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストの低減を図ることのできる木質材
連結ボルトを提供することを目的としている。 【構成】 二つの木質材にはさまれる座金部11を中間
部分に備え、前記木質材に設けられた挿通孔に挿通され
るボルト部9a、9bを前記座金部11の両側に備えた
鋳造成形の木質材連結ボルト10において、前記木質材
に係合して前記ボルト部9aの回動を阻止するくさびつ
め12および粗面13(係合つめ)が前記座金部11の
少なくとも一方の面に前記鋳造にて形成されていること
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、木質材同士を連結す
る木質材連結ボルトの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木質系の建物においては、例えば、特公
昭58−30978号公報に示されるように、1階部分
の壁パネルの枠体と2階部分の床パネルの頭つなぎとを
連結するといった、木質材同士の連結が数多くみられ
る。
【0003】この連結には、二つの木質材にはさまれる
座金部を中間部分に備え、前記木質材に設けられた挿通
孔に挿通されるボルト部を前記座金部の両側に備えた鋳
造成形の木質材連結ボルトが多く用いられている。
【0004】その座金部には、木質材に係合して前記ボ
ルト部の回動を阻止する係合つめが前記座金部の片面あ
るいは両面に形成されているが、この係合つめは前記鋳
造後に、切削加工されて焼入れを施されたものとなって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された木質材連結ボルトは、鋳造工程、切削
工程ならびに焼入れ工程を経て得られるもので、大量生
産の規格品でありながら製造コストのかかるものとなっ
ていた。
【0006】この発明は、上記の不具合を考えあわせて
創作されたもので、製造コストの低減を図ることのでき
る木質材連結ボルトを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、その目的を
達成するため、二つの木質材にはさまれる座金部を中間
部分に備え、前記木質材に設けられた挿通孔に挿通され
るボルト部を前記座金部の両側に備えた鋳造成形の木質
材連結ボルトにおいて、前記木質材に係合して前記ボル
ト部の回動を阻止する係合つめが前記座金部の少なくと
も一方の面に前記鋳造にて形成されていることを特徴と
している。
【0008】
【作用】この発明に係る木質材連結ボルトによれば、木
質材に係合してボルト部の回動を阻止する係合つめが座
金部の少なくとも一方の面に鋳造にて形成されている。
すなわち、木質材連結ボルトを鋳造するための金型に係
合つめの雄型が追加されている。したがって、鋳造のみ
によって木質材連結ボルトを得ることができ、金型の変
更だけで、従来の切削工程および焼入れ工程を省くこと
ができ、これによって製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る木質材連結ボルトの実
施例を図面を参照しつつ説明する。
【0010】図2において、1は木質系の建物における
1階部分の壁パネルで、外壁パネル2と内壁断熱パネル
3と、壁パネル上枠4とから構成されている。
【0011】5は、壁パネル1と連結される2階部分の
床パネルで、頭つなぎ6と外壁パネル7とから構成され
ている。壁パネル上枠4および頭つなぎ6は、ともに木
質材である。
【0012】壁パネル1と床パネル5とは、壁パネル上
枠4および頭つなぎ6に設けられた挿通孔8に挿通され
るボルト部9a、9bを備えた木質材連結ボルト10に
よって連結されている。
【0013】この木質材連結ボルト10には、壁パネル
上枠4と頭つなぎ6とにはさまれる座金部11が、ボル
ト部9a、9bの中間部分に鋳造一体成形されている。
【0014】この座金部11には、図1に示すように、
頭つなぎ6と当接する面に、ボルト部9aの回動を阻止
する係合つめとしてのくさびつめ12および粗面13が
前記鋳造時に用いる金型によって成形されている。
【0015】くさびつめ12は、ボルト部9aの基部か
ら立ち上げられ、また粗面13は座金部11の上面の外
周に沿って設けられている。
【0016】上記のような構成の木質材連結ボルト10
は、頭つなぎ6の連結側表面に係合してボルト部9aの
回動を阻止するくさびつめ12および粗面13(係合つ
め)が座金部11の表面に鋳造にて形成されており、こ
れらの係合つめは、木質材連結ボルト10を鋳造するた
めの金型にあらかじめ追加されている雄型によってなさ
れるものである。したがって、鋳造のみによってこの木
質材連結ボルト10が得られるので、金型の変更だけで
製造されることから製造コストの低減が図られたものと
なっている。
【0017】なお、この発明は上記の実施例に限定され
るものではなく、当業者が行う設計変更等もこの発明の
技術範囲に含まれる。例えば、上記実施例では、座金部
の一方の面にのみ係合つめを成形したものを挙げたが、
座金部の両面に成形するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明に係る
木質材連結ボルトによれば、木質材に係合してボルト部
の回動を阻止する係合つめが座金部の少なくとも一方の
面に鋳造にて形成されている。すなわち、木質材連結ボ
ルトを鋳造するための金型に係合つめの雄型が追加され
ている。したがって、鋳造のみによって木質材連結ボル
トを得ることができ、金型の変更だけで、従来の切削工
程および焼入れ工程を省くことができ、これによって製
造コストの低減を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る木質材連結ボルトを示す、
(A)側面図、(B)平面図である。
【図2】この発明に係る木質材連結ボルトによる木質材
同士の連結を示す一部断面図である。
【符号の説明】
4 壁パネル上枠(木質材) 6 頭つなぎ(木質材) 8 挿通孔 10 木質材連結ボルト 11 座金部 9a、9b ボルト部 12 くさびつめ(係合つめ) 13 粗面(係合つめ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // E04B 1/348 P 7121−2E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの木質材にはさまれる座金部を中間
    部分に備え、前記木質材に設けられた挿通孔に挿通され
    るボルト部を前記座金部の両側に備えた鋳造成形の木質
    材連結ボルトにおいて、 前記木質材に係合して前記ボルト部の回動を阻止する係
    合つめが前記座金部の少なくとも一方の面に前記鋳造に
    て形成されていることを特徴とする木質材連結ボルト。
JP31212192A 1992-11-20 1992-11-20 木質材連結ボルト Pending JPH06159343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31212192A JPH06159343A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 木質材連結ボルト

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JP31212192A JPH06159343A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 木質材連結ボルト

Publications (1)

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JPH06159343A true JPH06159343A (ja) 1994-06-07

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ID=18025504

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JP31212192A Pending JPH06159343A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 木質材連結ボルト

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JP (1) JPH06159343A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072763A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 General Electric Co <Ge> タービン圧縮機用の可変静翼集成体
ES2523757A1 (es) * 2013-05-30 2014-12-01 Félix Víctor DÍAZ HERMOSO Sistema modular para la construcción de espacios habitacionales y pieza de unión para la ejecución de dicho sistema
JP2017026149A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 エムジーアイ クーティエ エスパーニャ ソシエダー リミターダMgi Coutier Espana S.L. 公差補償機能付き位置決め装置、当該装置を備えた一式の車両部品、および公差補償を伴う位置決め方法

Cited By (3)

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