JPH06158900A - 縦行リフトを有する立体駐車装置 - Google Patents
縦行リフトを有する立体駐車装置Info
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- JPH06158900A JPH06158900A JP8396793A JP8396793A JPH06158900A JP H06158900 A JPH06158900 A JP H06158900A JP 8396793 A JP8396793 A JP 8396793A JP 8396793 A JP8396793 A JP 8396793A JP H06158900 A JPH06158900 A JP H06158900A
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Abstract
への入出庫を行う場合において、他の格納レーンの走行
台車を使用することなく、入出庫することができる経済
的な立体駐車場を提供する。 【構成】 床上に縦方向(前後方向)に延び前後1対の
縦通入庫リフター9,縦通出庫リフター10が適宜間隔
で立設された入出庫用レーンと、上記入出庫用レーンの
一側,他側に沿ってそれぞれ平行的に縦方向に延びる単
層又は複層の第1,第2の駐車レーンと、上記第1の駐
車レーンの第1の床面上及び、上記第2の駐車レーンの
第2の床面上にそれぞれ布設された縦方向レールに沿っ
て縦行可能であり、それぞれ昇降可能の台車付リフト2
が立設された第1,第2のリフト付台車1と、上記第2
の駐車レーンと上記入出庫レーンの入庫リフト,出庫リ
フト部との間に配設された第1,第2のレーン間横送装
置11とを具えたこと。
Description
体駐車装置に関する。
及び図9IX−IX横断面図に示すように、駐車室8の各デ
ッキごとに走行台車12が縦方向(配置駐車室の長手方
向)に走行しており、台車12の走行レールは駐車格納
棚20(図7)及び入出庫9,10構造体の側面に縦設
される走行レールのほか、1層床面上に走行レール7が
敷設されている。また、駐車車両のレーン間横送りは、
リフト部9,10から離れた位置に設けられたレーン間
横送り装置21により行われている。図9において、7
はレール、8は駐車室、9は入庫リフト、10は出庫リ
フト、12は走行台車、13は格納棚20及び入出庫
9,10の側部に取り付けられたレール、14は走行台
車12の車輪、15,16,17,18はそれぞれ車両
23を横送りする横送り装置、19は上下に開閉する
扉、21はレーン間横送り装置、22は建屋、24は横
送り装置17をワイヤロープ又はチェーン25を介して
昇降する駆動装置を示す。
の立体駐車場の構造では、格納棚20及び入出庫リフト
9,10の側壁にそれぞれレール13を設置すること
は、その据付精度を出すのが難しく多大の据付費用等が
かかる。また、図8〜図9の構造では入出庫リフトが駐
車レーンごとに必要となり、設置数が多くなるので、コ
ストが嵩む。また図10の構造のものでは、入出庫リフ
トは半減できるが、Eレーンの車両23を出庫すると
き、Eレーンに設置した走行台車12のみでは入出庫リ
フトと駐車室との間の駐車車両の受渡しはできず、Dレ
ーンの走行台車12を使用しないと出庫できないという
問題がある。
たもので、他駐車レーンに設置されている走行台車を使
用することなく、入出庫することができる経済的な縦行
リフトを有する立体駐車場を提供することを目的とす
る。
側にそれぞれ1層以上の駐車室を配設し、その間に駐車
車両を移送する台車を走行させるようにした駐車レーン
を2つ並置した立体駐車装置において、第1の駐車レー
ンの駐車室区画に適宜間隔を置いて立設された入出庫用
リフトと、第2の駐車レーンの駐車室区画のうち上記入
出庫用リフトに隣接する駐車室区画に配設されたレーン
間横送装置とを具えるとともに、上記台車が第1の駐車
レーン及び第2の駐車レーンのそれぞれ床面に敷設され
たレール上を走行し、かつその上部に搭載する駐車車両
を上記出庫用リフトと駐車室との間を受渡しする昇降可
能なリフトが設置されたリフト付台車としたことを特徴
とする。
る。 (1)リフト付台車の採用により、各建屋階の複数層の
駐車室への車の受渡しを、各駐車レーンにそれぞれ設置
した1台の台車のみで行うことができる。その結果、台
車走向距離の短い配置に対して無駄がなくなるととも
に、台車走行用のレールの駐車室又はリフト側壁への取
付けが不要となり、これらの構造がシンプル化し、関係
部材の仕上精度が緩和されるので、組立が容易となり、
かつコストが低減する。 (2)2つの駐車レーンに1対の入出庫リフトを設置
し、入出庫リフトに隣接するレーン間横送り装置を設置
したことにより、リフト付台車の円滑性に対する悪影響
を排除して、リフト個数を半減することができる。 (3)リフト付台車1の走行中には、同時に、台車付の
リフト2の昇降を行い、台車付のリフト2がきできるだ
け早く目的の場所に到着するように制御することができ
る。
と、図1はその全体平面図、図2は図1のII−II矢視縦
断面図、図3は図1のIII −III 矢視横断面図、図4は
図1のリフト付台車を示す部分斜視図、図5は図1のリ
フト,リフト付昇降台車及び格納デッキとの関係を示す
横断面図である。本発明の第2実施例を図面について説
明すると、図6はその全体平面図、図7は図6における
昇降台車を示す斜視図である。
1〜図5において、9,10はそれぞれ適宜間隔を存し
て前後1対的に並設された入出庫リフトで、両リフト
9,10は床上に縦方向(前後方向)に延びる入出庫レ
ーン上の1区画に配設されている。8,8・・・は入出
庫レーン上の一側,他側に沿ってそれぞれ縦方向に並設
された第1の駐車レーン,第2の駐車レーン及び入出庫
レーンのリフト9,10を設置する場所以外に形成され
た複数の駐車室(図1〜図3)、1,1はそれぞれ図4
に示すリフト付台車で、第1の駐車レーンと第2の駐車
レーンに配設された縦方向の床面にそれぞれ布設された
レール7に沿って前後方向に移動するとともに搭載車両
を昇降することが可能である。11,11はそれぞれレ
ーン間横移送装置で、それぞれ入出庫レーンに設置され
た入出庫リフト9,10に隣接し、第2の駐車レーンを
縦方向に走行する第2のリフト付台車レーンとの間で搭
載車両を横送りする装置である。レーン間横移送装置は
図11に示すように、4基のコンベヤ26が減速歯車付
モーター27により共通駆動軸28を介して上載車両を
横移動することができるようになっている。
図1〜図5に示すように、入庫リフト9,リフト付台車
1を経て第1の駐車レーンの建屋階の各駐車室8に格納
される。また、入庫リフト9,レーン間横送装置11,
リフト付台車1を経て第2の駐車レーンの建屋階の各駐
車室8に格納される。出庫車は、図1〜図5に示すよう
に、第2の駐車レーンの駐車室8からリフト付台車1,
横送装置11,出庫リフト10を経て、また第1の駐車
レーンの駐車室8からは、リフト付台車1,出庫リフト
10を経てそれぞれ出庫することができる。
両を縦列的に各駐車レーンに格納するようにした構造で
あるのに対して、各車両を横列的に各駐車レーンに格納
するようにした構造である。その関係で、第1実施例の
リフト付台車が車両を縦移動姿勢で建屋の前後方向に移
動したのに対し、第2実施例ではリフト付台車は車を横
移動姿勢で建屋の前後方向に移動するようにする必要が
あり、そのために、第2実施例では全体平面図は図6
に、昇降台車は図7にそれぞれ示す構造を採る。図2,
図3,図5等も若干寸法が変わることになるが、車両の
縦横化が変わる以外は実質的に同一であるので、図示は
省略する。
において、32,33はそれぞれ適宜間隔で存して前後
1対的に並設された入庫リフト,出庫リフトで、両リフ
ト32,33は床上に前後方向に延びる入出庫レーン上
に配設されている。31,31・・・は入出庫レーン上
の一側,他側に沿ってそれぞれ前後方向に並設された第
1の駐車レーン,第2の駐車レーンを形成する複数の駐
車室、29,29はそれぞれ図7に示すリフト付台車
で、第1の駐車レーンと第2の駐車レーンに配設された
横方向の床面にそれぞれ布設されたレールに沿って前後
方向に移動するとともに、搭載車両を昇降することが可
能である。34,34はそれぞれレーン間移送装置で、
それぞれ入出庫レーンと、第2の駐車レーン間に縦設さ
れた第2のリフト付台車レーンとの間であって、入庫リ
フト32,出庫リフト33に接して配設されている。
入った車両は、図6に示すように、直接縦送りにより、
建屋階の第1,第2の駐車レーンの各駐車室31に格納
され、また入庫リフト32,リフト付台車29,レーン
間移送装置34を経て建屋階の各駐車室31に格納され
る。また、出庫車は同図に示すように、レーン間移送装
置34,出庫リフト33を経て出庫することができる。
選択するかは、建屋建造現場の地理的条件等により決め
られる。台車走行距離は、第2実施例の方が短くて済む
が、車両移動の円滑性を算出したうえで、走行距離(駐
車場の長さ)が長い配置の場合は、リフト昇降時間より
も台車走行時間による影響が大きくなるので、各段ごと
に台車を配置する。しかし、走行距離が短い場合は、昇
降時間の影響の方が効いてくるので、台車数を減らし、
昇降機能付台車を採用することにより昇降時間を減らす
ことができ、一定時間内での入出庫数を多くすることが
できる。
奏せられる。 (1)リフト付台車の採用により、駐車する車両を駐車
室〜リフト間で移送する台車数を削減し、駐車室及び入
出庫リフト側部に設定しているレールを不要とするとと
もに、これに伴う駐車室構造の組立精度を緩和すること
が可能となる。 (2)リフト付台車が複数層の駐車室への格納を直接行
うため、台車走行距離の短い配置においては、台車の稼
働率の無駄がなくなる。 (3)台車走行レールを床面建屋階だけに設置できるの
で、レールが省略され、駐車室(格納棚)及び入出庫リ
フト室の構造をシンプルにできるとともに、製作,据付
精度を緩和できる。 (4)横送装置をリフトに隣接して設置したことによ
り、入出庫リフト設置場所から遠い方のレーンの車両の
出庫時にリフト付レーン側の台車を使用することなく、
出庫できるので、円滑性が向上する。 (5)その結果、リフト個数を1/2としてもレーンご
とにリフトが設置されたものと同等の稼働率を得ること
ができる。
れ1層以上の駐車室を配設し、その間に駐車車両を移送
する台車を走行させるようにした駐車レーンを2つ並置
した立体駐車装置において、第1の駐車レーンの駐車室
区画に適宜間隔を置いて立設された入出庫用リフトと、
第2の駐車レーンの駐車室区画のうち上記入出庫用リフ
トに隣接する駐車室区画に配設されたレーン間横送装置
とを具えるとともに、上記台車が第1の駐車レーン及び
第2の駐車レーンのそれぞれ床面に敷設されたレール上
を走行し、かつその上部に搭載する駐車車両を上記出庫
用リフトと駐車室との間を受渡しする昇降可能なリフト
が設置されたリフト付台車としたことにより、他格納レ
ーンの走行台車を使用することなく、入出庫することが
できる経済的な立体駐車場を得るから、本発明は産業上
極めて有益なものである。
係を示す横断面図である。
全体平面図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 両側にそれぞれ1層以上の駐車室を配設
し、その間に駐車車両を移送する台車を走行させるよう
にした駐車レーンを2つ並置した立体駐車装置におい
て、第1の駐車レーンの駐車室区画に適宜間隔を置いて
立設された入出庫用リフトと、第2の駐車レーンの駐車
室区画のうち上記入出庫用リフトに隣接する駐車室区画
に配設されたレーン間横送装置とを具えるとともに、上
記台車が第1の駐車レーン及び第2の駐車レーンのそれ
ぞれ床面に敷設されたレール上を走行し、かつその上部
に搭載する駐車車両を上記出庫用リフトと駐車室との間
を受渡しする昇降可能なリフトが設置されたリフト付台
車としたことを特徴とする縦行リフトを有する立体駐車
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083967A JP3064149B2 (ja) | 1992-09-28 | 1993-03-18 | 入出庫用リフト付き立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-282500 | 1992-09-28 | ||
JP28250092 | 1992-09-28 | ||
JP5083967A JP3064149B2 (ja) | 1992-09-28 | 1993-03-18 | 入出庫用リフト付き立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06158900A true JPH06158900A (ja) | 1994-06-07 |
JP3064149B2 JP3064149B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=26425000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083967A Expired - Fee Related JP3064149B2 (ja) | 1992-09-28 | 1993-03-18 | 入出庫用リフト付き立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064149B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997048865A1 (fr) * | 1996-06-20 | 1997-12-24 | Hitachi Zosen Corporation | Systeme de parking a etages multiples et procede permettant d'y faire entrer ou d'en faire sortir des voitures |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5083967A patent/JP3064149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997048865A1 (fr) * | 1996-06-20 | 1997-12-24 | Hitachi Zosen Corporation | Systeme de parking a etages multiples et procede permettant d'y faire entrer ou d'en faire sortir des voitures |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3064149B2 (ja) | 2000-07-12 |
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Legal Events
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