JPH0615888B2 - 自動変速制御装置 - Google Patents

自動変速制御装置

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JPH0615888B2
JPH0615888B2 JP63123293A JP12329388A JPH0615888B2 JP H0615888 B2 JPH0615888 B2 JP H0615888B2 JP 63123293 A JP63123293 A JP 63123293A JP 12329388 A JP12329388 A JP 12329388A JP H0615888 B2 JPH0615888 B2 JP H0615888B2
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JP
Japan
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clutch
control
control circuit
automatic shift
control device
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勝 井戸口
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機械式自動変速機においてクラッチ制御のた
めの油圧センサの較正を自動的に行うことができる自動
変速制御装置に関する。
特に、制御回路の出力がクラッチ断を指示し、所定の時
間を経過したときのクラッチの制御油圧(油圧センサ出
力値)を零として記憶設定することができる自動変速制
御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、機械式自動変速機は発進時にはシフトレバーをド
ライブレンジあるいはリバースレンジに入れ、アクセル
ペダルを踏み込んだときに初めてクラッチが接状態にな
り、エンジンからの駆動トルクを駆動輪に伝達する。こ
のとき、駆動トルクの伝達を滑らかにし車両速度が緩や
かに変化するように、半クラッチ状態を経てクラッチの
接続が行われる。走行時の変速操作も同様に、エンジン
回転速度、車両速度およびアクセルペダルの踏み込み量
に応じて、適当な変速ギヤに切り換えるためにクラッチ
の接断制御が行われる。
このような機械式自動変速機では、制御回路が電磁弁を
制御して油圧を調整し、クラッチの接断制御を行ってい
る。すなわち、この制御油圧が高いときにはクラッチが
接状態になり、低いときにはクラッチが断状態になって
いる。
ところで、クラッチの接続状態の監視は制御油圧を検出
することより行われている。すなわち、油圧センサの出
力を制御回路にフィードバックし、電磁弁を制御してク
ラッチの接断制御の微調整を行っている。したがって、
油圧センサの経時変化に対する較正をしなげれば、微妙
なクラッチの接断制御ができなくなることが考えられ、
場合によってはクラッチすべりやクラッチ切れ不良が発
生する可能性があった。
そこで従来は、歪ゲージその他の感圧素子を用いて油圧
センサ出力の較正を行う方式が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、このような方式では歪ゲージ自体の経時変化
や温度変化に伴う誤差が大きく、正確に油圧センサ出力
を較正することができなかった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
機械式自動変速機においてクラッチ制御のための油圧セ
ンサの較正を自動的に行うことができる自動変速制御装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、油圧制御型のクラッチと、このクラッチの制
御油圧、エンジンの回転速度、車両速度およびアクセル
ペダルの踏み込み量を入力として取り込み、上記クラッ
チの接断およびトランスミッションの選択制御を行うマ
イクロプロセッサを含む制御回路とを備えた自動変速制
御装置において、上記制御回路は、制御回路の出力が上
記クラッチの断を指示してから、所定の時間を経過した
ときのクラッチの制御油圧を上記クラッチの断状態の油
圧として記憶設定する手段を含ことを特徴とする。
制御回路は、その初期設定時にクラッチを強制的に断状
態にする手段を含ことが好ましい。
所定の時間は0.1〜1秒であることが好ましい。
〔作 用〕
本発明は、制御回路からクラッチを断状態にする指示が
出され、機械的にクラッチの制御油圧が零になるだけの
十分な時間を経過したときに、このときの制御油圧をク
ラッチの断状態の油圧として記憶設定し、それ以降の制
御油圧を記憶設定した値からの相対値で判断することに
より、制御油圧の零点較正を自動的に行うことができ
る。
なお、制御回路はその初期設定時にクラッチを強制的に
断状態にし、また変速時などに所定の時間クラッチを断
状態にすることがあれば、その都度そのときの制御油圧
をクラッチの断状態の油圧として記憶設定することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例方式を図面に基づいて説明する。
図は、本発明の一実施例を示すブロック構成図である。
図において、マイクロプロセッサ1には入出力制御装置
2を介して、アクセルペダル3の踏み込み量を検出する
ストロークセンサ4、トランスミッション5の出力軸に
連結されるプロペラシャフト6の回転速度から車両速度
を検出する車速センサ7、クラッチ8の制御油圧を検出
する油圧センサ9、この油圧を制御する電磁弁10、トラ
ンスミッション5のギヤ位置を検出するトランスミッシ
ョン位置センサ11、エンジン12の回転速度を検知する回
転速度センサ13およびインジェクションポンプ14が接続
される。電磁弁10は、エンジン12により駆動される油圧
ポンプ15に接続され、マイクロプロセッサ1の出力に応
じてオイルタンク16より圧送される油量を制御する。
なお、トランスミッション5の変速ギヤの切り換えを行
う機構は図面では省略されている。
通常マイクロプロセッサ1は、クラッチ8の接断におい
て、ストロークセンサ4が検出したアクセルペダル3の
踏み込み量および車速センサ7からの車両速度情報を入
力し、プロペラシャフト6の回転速度が緩やかに変化す
るように、油圧センサ9および電磁弁10を介してクラッ
チ8の接続状態を制御する。なお、電磁弁10はオンにな
ったときには、クラッチ8を完全に接する油圧に上昇あ
るいは維持し、オフになったときには、クラッチ8を完
全に断にする油圧(零)にするように制御される。特
に、電磁弁10は油圧センサ9の検出出力に応じてオンオ
フが制御され、半クラッチ状態など微妙な制御を行うよ
うになっている。
ここで、本発明の特徴とするところは、機械的に油圧が
零になるだけの十分な時間(通常は0.3秒程度)だけ
電磁弁10がオフになったときには、マイクロプロセッサ
1はそのときの油圧センサ9の出力値を零として記憶設
定し、それ以降の油圧センサ9の出力値を記憶設定した
値からの相対値で判断することである。
すなわち、マイクロプロセッサ1の初期設定時には、強
制的に所定の時間だけ電磁弁10をオフとしてクラッチ8
を断状態にする。このときの油圧センサ9の出力値、お
よび変速操作時などのときにクラッチ8を断状態にする
必要が生じたとき、かつその時間が所定の時間を越えた
ときの油圧センサ9の出力値を、クラッチ8の断状態時
の油圧として記憶設定する。
第2図に圧力センサの零点較正のためのフローチャート
を示す。
これにより、仮に油圧センサ9の出力値がずれ、クラッ
チ8が完全に断になっていないときに、油圧センサ9の
出力値が零を示すことによるクラッチ切れ不良、あるい
はクラッチ8が完全に接になっていないときに、油圧セ
ンサ9の出力値が完全接状態の値を示すことによるクラ
ッチすべりを解消することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、制御回路の出力がクラ
ッチ断を指示し、所定の時間を経過したときのクラッチ
制御油圧(油圧センサ出力値)を零として記憶設定する
ことができるので、クラッチ制御のための油圧センサの
較正を自動的に行うことができる。
したがって、油圧センサの検出値のずれを解消すること
ができ、微妙なクラッチ制御を正確に行うことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図。 第2図はマイクロプロセッサにおける圧力センサの零点
較正のためのフローチャート。 1……マイクロプロセッサ、2……入出力制御装置、3
……アクセルペダル、4……ストロークセンサ、5……
トランスミッション、6……プロペラシャフト、7……
車速センサ、8……クラッチ、9……油圧センサ、10…
…電磁弁、11……トランスミッション位置センサ、12…
…エンジン、13……回転速度センサ、14……インジェク
ションポンプ、15……油圧ポンプ、16……オイルタン
ク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧制御型クラッチと、 このクラッチの制御油圧、エンジンの回転速度、車両速
    度およびアクセルペダルの踏み込み量を入力として取り
    込み、上記クラッチの接断およびトランスミッションの
    選択制御を行うマイクロプロセッサを含む制御回路と を備えた自動変速制御装置において、 上記制御回路は、制御回路の出力が上記クラッチの断を
    指示してから、クラッチの制御油圧が小さくなるに十分
    な所定の時間を経過したときそのクラッチの制御油圧を
    上記クラッチの断状態の油圧として記憶設定する手段を
    含む ことを特徴とする自動変速制御装置。
  2. 【請求項2】上記制御回路は、その初期設定時にクラッ
    チを強制的に断状態にする手段を含む請求項1記載の自
    動変速制御装置。
  3. 【請求項3】上記所定の時間は0.1〜1秒である請求
    1記載の自動変速制御装置。
JP63123293A 1988-05-19 1988-05-19 自動変速制御装置 Expired - Lifetime JPH0615888B2 (ja)

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JPH01295031A JPH01295031A (ja) 1989-11-28
JPH0615888B2 true JPH0615888B2 (ja) 1994-03-02

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ID=14856959

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FR2742480B1 (fr) * 1995-12-15 1998-02-13 Renault Procede de commande de l'alimentation en carburant d'un moteur a combustion interne
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JP5916378B2 (ja) * 2011-12-28 2016-05-11 ダイハツ工業株式会社 制御装置
JP5927101B2 (ja) * 2012-10-23 2016-05-25 本田技研工業株式会社 変速機

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