JPH06156932A - エレベ−タロ−プの振動防止装置 - Google Patents

エレベ−タロ−プの振動防止装置

Info

Publication number
JPH06156932A
JPH06156932A JP31459692A JP31459692A JPH06156932A JP H06156932 A JPH06156932 A JP H06156932A JP 31459692 A JP31459692 A JP 31459692A JP 31459692 A JP31459692 A JP 31459692A JP H06156932 A JPH06156932 A JP H06156932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
rope
elevator
damping arm
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31459692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshirou Namita
芳郎 浪田
Hiroaki Kasai
洋昭 笠井
Masayuki Shigeta
政之 重田
Jiyun Sugawara
準 簀河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31459692A priority Critical patent/JPH06156932A/ja
Publication of JPH06156932A publication Critical patent/JPH06156932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】地震や強風等で建屋が横振れした際に発生す
る、特に長行程で高速のエレベ−タ装置のロ−プ及び乗
りかごの振動を防止する。 【構成】建屋の横振れ発生時に、ロ−プ案内部14を備
えリンク機構を持つ制振ア−ム10を減速機12と電磁
カップリング13を有する電動機11のチェ−ン装置1
5で巻き上げることにより昇降路の乗降口側壁20の通
路側から進展させロ−プ5または9に接触、保持し、ロ
−プの振動を強制的に止める。 【効果】エレベ−タロ−プの振動を機械的に抑制するの
で、乗客の不安感を増大させる乗りかごの異常振動を防
止することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械室に設置される巻上
機、この巻上機に巻き上げられる複数本の主索用のロ−
プ、この主索用のロ−プに懸吊され前記巻上機により主
索用のロ−プを介して昇降する乗りかご及び釣合い錘、
その一端が乗りかご下部、並びに他端が釣合い錘下部に
連結される複数本の重量補償用のロ−プを備えたエレベ
−タ装置のエレベ−タロ−プの振動防止装置に係り、特
に長行程でしかも高速のエレベ−タ装置に好適なエレベ
−タロ−プの振動防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の土地価格高騰、またビルのインテ
リジェント化によりビルはますます高層化される傾向に
ある。これに伴い、ビルに備え付けられるエレベ−タ装
置は乗客、及び荷物の運搬効率を高めるため長行程化、
高速化する必要性が急速に高まっている。しかし、ビル
を高層化すると耐震設計上柔構造となるため、地震或い
は強風に対して非常に横振れし易くなる。
【0003】また、建築物の横振れは、その中に備え付
けられているエレベ−タ装置、とりわけ主索用のロ−
プ、重量補償用のロ−プの横振れを誘発する。この様な
横振れはロ−プの内部減衰が少ない為、一度横振れする
と長時間持続する。この横振れ状態で乗りかご及び釣合
い錘が高速走行した場合、ロ−プが巻上げ機等の溝から
逸脱する危険があり、また逸脱しないまでも乗りかごに
異常な振動を発生させ、乗客に不安感を与える。
【0004】この様な危険性並びに不安感はエレベ−タ
の昇降速度が高速になるに伴い増大してくる。◆従来、
この様なロ−プの横振れ等を防止するために例えば実開
昭50−53854号公報記載の提案がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案の方
法ではア−ムをエレベ−タロ−プに押しつけ、機械的な
方法でロ−プの振動を止める手法を取っているが、ア−
ムの保持力はその機構上十分な大きさに取れないために
エレベ−タ装置が長行程化、高速化した場合の主索用の
ロ−プ、重量補償用のロ−プの重量、振動エネルギの増
大に打ち勝って制振することはできない。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、地震或
いは強風により生じた高層ビル建屋の横振れがエレベ−
タ装置に伝わり、エレベ−タロ−プを加振し、ロ−プを
介して乗りかごが横ゆれし始め乗客に不安感を与えるこ
とである。
【0007】それ故本発明の目的は、エレベ−タ装置の
乗りかごの異常な横振れ発生を抑制できるエレベ−タロ
−プの振動防止装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明のエレベ−タロ−プの振動防止装置は、
機械室に設置された巻上機で巻き上げられる複数本の主
索用ロ−プに吊り下げられ昇降する乗りかご及び釣合い
錘と、乗りかご及び釣合い錘のそれぞれの下部を連結す
る複数本の重量補償用のロ−プとを備えたエレベ−タ装
置の各ロ−プの振動防止装置において、エレベ−タ装置
の昇降路の乗降口壁側に取り付けられ、伸縮自在なリン
ク機構(パンタ型)を有し、エレベ−タ装置の停止時に
昇降路を横切る方向に進展し、エレベ−タロ−プに接触
するように保持する案内部を先端に備えた制振ア−ム
と、エレベ−タ装置の振動を検知して発信されるエレベ
−タ装置の停止信号とエレベ−タドアの開信号に同期し
て前記制振ア−ムを進展させる駆動手段を備え、収縮す
る場合はア−ムの自重で収縮することを特徴とする。
【0009】制振ア−ムは、一端がピン支持され、途中
にピン支持のロ−プ案内部のリンク機構を有し、他端が
移動自由なパンタグラフ型リンク機構を有しているこ
と、或いは一端がピン支持され他端にロ−プ案内部を有
することが好ましい。
【0010】また、制振ア−ムの案内部の長さが制振ア
−ムの支持部の間隔と同等であること若しくは制振ア−
ムの支持部の間隔より短いことが好ましい。
【0011】更に、制振ア−ム及び駆動手段は、複数の
所定階の乗降口上部及び/または乗降口下部に取り付け
られることが有効である。
【0012】駆動手段は、(1)減速機と電磁クラッチ
を含む電動機により巻取られるチェ−ン装置、(2)制
振ア−ムの他端に連結された弾性体、(3)制振ア−ム
の支持軸に設置された回転バネ、(4)減速機を含む電
動機により動かされるチェ−ン装置、及び/または油圧
若しくは空気圧のアクチュエ−タを含むことが望まし
い。
【0013】
【作用】地震及び強風等で高層ビル建屋が横振れしたと
き、その振動がエレベ−タ装置に伝わって主索用のロ−
プ、重量補償用のロ−プが大きく振動して、ロ−プが巻
上げ機の溝等から逸脱したり、乗りかごに異常な振動が
発生することを防止するために、乗りかごの走行運転を
一旦停止させる。
【0014】しかし、この様なロ−プの振動はロ−プの
内部減衰が小さい為、そのままでは長時間持続し、運転
の再開に長時間を必要とする。
【0015】本発明のエレベ−タロ−プの振動防止装置
によれば、ビル建屋の危険な横振れ発生時に発信される
エレベ−タ装置停止信号とエレベ−タドア開信号に同期
して、昇降路の乗降口側壁に複数個設置したパンタグラ
フ型リンク機構を持つ制振ア−ムを、昇降路横断方向に
すばやく進展して横振れするエレベ−タロ−プに接触保
持するから、強制的にロ−プの振動を抑制することがで
きる。従って、乗客の不安感を増大させる乗りかごの横
ゆれも減少する。
【0016】制振ア−ムの先端にはロ−プ案内部を設け
ているので、ア−ム伸縮方向以外のロ−プ横振れ発生の
場合もロ−プ案内部とロ−プの摩擦により、ロ−プの振
動を抑制することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。◆図1において、昇降路頂部の機械室のロ−プ
穴1を有する床2上に設置されたエレベ−タの駆動用の
巻上げ機3、反らせ車4に複数本の主索用のロ−プ5が
掛かり、この主索用のロ−プ5の両端には乗りかご6及
び釣合い錘7が吊り下げられている。
【0018】一方、巻上げ機から見たときの負荷が、乗
りかご6の位置によって変化するのを防止するために、
主索用ロ−プ5の重量を補償する複数本の重量補償用ロ
−プ8が昇降路底部の滑車9を介して乗りかご6及び釣
合い錘7の下部に連結されている。
【0019】今、建屋が地震あるいは強風により横振れ
し、それに伴ってエレベ−タ装置のロ−プ5、8が横振
れした場合、その振幅がある一定値以上になるとエレベ
−タ装置を停止させ、ロ−プが巻上げ機の溝等から逸脱
するのを防止し、乗りかごに異常な振動が発生すること
を防止することが安全上義務付けられている。
【0020】しかし、この様なロ−プ横振れはロ−プの
内部減衰が少ないため、そのままでは長時間持続し運転
再開に長時間を要する。
【0021】そこで、図2に示すリンク機構を持った制
振ア−ム10をエレベ−タ装置が停止している間に昇降
路の乗降口側壁20から伸ばし、ロ−プ5、8に接する
ように保持し、ロ−プの振動を強制的に止める。このと
き、制振ア−ムの保持力はロ−プからの反力に十分打ち
勝つだけの大きさが必要である。
【0022】制振ア−ムを伸ばしたり、縮めたりするタ
イミングは、エレベ−タ管理者が手動で行うことも可能
であるが、例えば、乗りかごの変位リミッタ信号やエレ
ベ−タの停止信号若しくはエレベ−タドア開信号等の制
御信号をトリガ信号に用いて制振ア−ム10の伸縮を行
うことにより、より効果的にエレベ−タロ−プの制振を
行うことができる。
【0023】図3,図4にリンク機構を持った制振ア−
ム10の詳細を示す。エレベ−タ装置の通常運転時は制
振ア−ム10は制振ア−ムの自重により図3に示すよう
に昇降路の乗降口側壁に縮んだかたちで収納されてお
り、エレベ−タの昇降には支障はきたさない。
【0024】しかし、ロ−プ5、8が大きく振動し、エ
レベ−タ装置が停止すると、それと同時に減速機12と
電磁クラッチ13を含む電動機11がチェ−ン15を制
振ア−ムの自重に逆らって巻き取り、図4に示すように
リンク機構を持った制振ア−ムが進展してロ−プ案内部
14がロ−プに接触する位置までチェ−ンを巻取って停
止する。
【0025】制振ア−ムはロ−プの振動を強制的にと
め、チェ−ンと電動機の間には減速機があるので制振ア
−ムがロ−プから反力を受けても、もとの位置に戻るよ
うなことはない。
【0026】また、制振ア−ムを元の位置に戻すには、
例えば、乗りかごの変位リミッタの解除信号やエレベ−
タ停止解除信号もしくはエレベ−タドア閉信号等の制御
信号をトリガ信号に用いて、電動機の電磁クラッチを切
ることにより制振ア−ムは自重で元の位置に戻る。
【0027】以上は、リンク機構を持った制振ア−ムの
伸縮方向のロ−プの振動を抑える機構についての説明で
あるが、制振ア−ムの伸縮方向外のロ−プの横振れの制
振については、図4のア−ム先端のロ−プ案内部14と
ロ−プの摩擦によりロ−プの振動を止める。
【0028】以上が本発明の一実施例の説明で、この実
施例の特徴は、長行程のエレベ−タ装置の主索用のロ−
プ、重量補償用のロ−プの振動を、ロ−プの振動の腹の
位置にくるように昇降路の乗降口壁側に複数個取り付け
たリンク機構を持った制振ア−ム10をエレベ−タ装置
停止時に進展させロ−プに接触保持することにより、ロ
−プの振動を強制的に止めることができることである。
【0029】次に本発明の他の実施例について図5を用
いて説明する。図4の実施例では制振ア−ムを進展させ
る場合は、減速機12と電磁クラッチ13を含む電動機
11が移動自由な制振ア−ムの他端の中央をチェ−ンで
引っ張りあげる構造になっていたが、図5では減速機と
電磁クラッチを含む2つの電動機11がそれぞれ移動自
由な制振ア−ム他端の両端をチェ−ンで引っ張りあげて
も、同様の効果を得ることができる。
【0030】更に本発明の他の実施例について図6を用
いて説明する。図5の実施例では制振ア−ムを進展させ
る場合は、減速機と電磁クラッチを含む2つの電動機1
1がそれぞれ移動自由な制振ア−ムの他端の両端をチェ
−ンで引っ張りあげることにより行ったが、図6に示す
ように1つの電動機の軸の両端に減速機と電磁クラッチ
を取付け夫々移動自由な制振ア−ムの他端の両端をチェ
−ンで引っ張りあげることによっても行うことができ
る。
【0031】更に本発明の他の実施例について図7を用
いて説明する。図4の実施例では制振ア−ムを収縮させ
る場合は、電磁クラッチを切って制振ア−ムを自重で元
の位置に戻す構造になっていたが、図7では、制振ア−
ムの移動自由な他端に弾性体16を設けて、電磁クラッ
チを切って制振ア−ムを収縮させる場合は弾性体の反力
により強制的に制振ア−ムを収縮させる。これにより、
制振ア−ムを確実に収縮させることができる。また、弾
性体は制振ア−ムの移動自由な他端に複数個用いても同
様の効果を得ることができることは明らかである。
【0032】更に本発明の他の実施例について図8を用
いて説明する。図8では減速機を取り付けた電動機と回
転軸受をチェ−ンでつなぎ、電動機の駆動により制振ア
−ムを進展、収縮させるものである。
【0033】減速機を取り付けた電動機の個数は図5の
ように2つでも同様の効果があるし、図6に示すように
1つの電動機の軸の両端に減速機を取付けても同様の効
果があることは明らかである。
【0034】更に本発明の他の実施例について図9を用
いて説明する。図9では駆動装置として油圧若しくは空
気圧のアクチュエ−タ18を用いたものである。
【0035】更に本発明の他の実施例について図10を
用いて説明する。今までの説明では制振ア−ムのロ−プ
案内部の長さは制振ア−ムの支持部の長さと同等であっ
たが、図10に示すように制振ア−ムの案内部の長さを
制振ア−ムの支持部の長さより短くすることにより、エ
レベ−タロ−プが振動した場合、エレベ−タロ−プが制
振ア−ムに絡みつきにくくなる利点がある。
【0036】更に本発明の他の実施例について図11を
用いて説明する。図4の実施例では制振ア−ムの構造は
一端がピン支持され、途中にロ−プ案内部であるピン支
持のリンク機構を有し、他端が移動自由なパンタグラフ
型リンク機構を有していたが、図11のように途中のピ
ン支持のリンク機構がない、一端がピン支持され他端が
ロ−プ案内部であっても、同様の効果を得ることが可能
である。
【0037】この場合も図4の場合と同様に減速機と電
磁クラッチを持つ電動機によりチェ−ンを巻取ることに
より制振ア−ムを進展させ、収縮させる場合は電磁クラ
ッチを切ることで制振ア−ムの自重により収縮する。
【0038】また、この場合、図5のように2つの電動
機を用いてチェ−ンを巻取っても同様の効果が得られる
し、図6のように電動機の軸の両端でチェ−ンを巻取っ
ても同様の効果が得られる。
【0039】更に本発明の他の実施例について図12を
用いて説明する。図11では、制振ア−ムを収縮させる
場合は電磁クラッチを切ることにより制振ア−ムの自重
で収縮させたが、図12では制振ア−ムの支持軸24に
回転バネ19を設けて、電磁クラッチを切って制振ア−
ムを収縮させる場合は弾性体の反力により強制的に制振
ア−ムを収縮させる。これにより、制振ア−ムを確実に
収縮させることができる。
【0040】本装置の設置場所は、主索用ロ−プ及び重
量補償用ロ−プが振動した場合、その振動の腹となる位
置の昇降路の乗降口側壁に数か所設置すれば効果が大き
いが、任意の場所に取り付けるためには建屋に新たに設
置場所を設ける必要があり、コストがかさむ。
【0041】そこで、図13に示すようにエレベ−タの
乗降口21の上側Aもしくは、下側Bに設置することに
より、設置場所を新設する必要がなく、制振装置のメン
テナンスも行い易い。ただし、昇降路壁内乗降口上部の
面と乗りかごの上面とは構造的に面一ではないので、横
振れによる停止信号によって乗りかごが止まった階の制
振ア−ムが進展すると、乗りかご上面の障害物に衝突す
ることになる。
【0042】そこで、エレベ−タ装置停止信号が発信さ
れた場合、乗りかごの停止階を検出し、その出力信号に
基づいて、もし当該階の乗降口上部に制振ア−ムがあれ
ば、その制振ア−ムに限り作動させないような構成とし
ている。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明のエレベ−タロ−プ
の振動防止装置によれば、地震或いは強風による高層ビ
ル建屋の横振れ発生により長行程のエレベ−タ装置のロ
−プが振動し始めたとき、リンク機構を有する複数の制
振ア−ムを昇降路の乗降口壁側からエレベ−タロ−プの
向かってすばやく進展し接触保持するので、ロ−プの振
動を速やかに抑制し、乗りかごの横振れを防止すること
が可能である。
【0044】こうして、地震或いは強風時にも長行程の
エレベ−タ装置の安定した運転を可能にするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となるエレベ−タ装置の昇降路断
面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の一実施例のリンク機構を持つ制振ア−
ムの構成例の説明図である。
【図4】図3の本発明の一実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムが進展した場合の構成例の説明図である。
【図5】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムの構成例の説明図である。
【図6】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムの構成例の説明図である。
【図7】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムの構成例の説明図である。
【図8】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムの構成例の説明図である。
【図9】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ制
振ア−ムの構成例の説明図である。
【図10】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ
制振ア−ムの構成例の説明図である。
【図11】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ
制振ア−ムの構成例の説明図である。
【図12】本発明のその他の実施例のリンク機構を持つ
制振ア−ムの構成例の説明図である。
【図13】本発明の取付け位置の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…ロ−プ穴、2…機械室の床、3…巻き上げ機、4…
反らせ車、5…主索用ロ−プ、6…乗りかご、7…釣合
い錘、8…重量補償ロ−プ、9…滑車、10…制振ア−
ム、11…電動機、12…減速機、13…電磁カップリ
ング、14…ロ−プ案内部、15…チェ−ン、16…弾
性体、17…滑車、18…油圧若しくは空気圧アクチュ
エ−タ、19…回転バネ、20…昇降路の乗降口側壁、
21…エレベ−タ乗降口、22…歯車、23…制振ア−
ム支持部、24…制振ア−ム支持軸、25…乗りかごレ
−ル、26…釣合い錘レ−ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 簀河原 準 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械室に設置された巻上機に巻き上げられ
    る複数本の主索用ロ−プに吊り下げられ昇降する乗りか
    ご及び釣合い錘と、乗りかご及び釣合い錘のそれぞれの
    下部を連結する複数本の重量補償用のロ−プとを備えた
    エレベ−タ装置のエレベ−タロ−プの振動防止装置にお
    いて、前記エレベ−タ装置の昇降路の乗降口側壁に取り
    付けられ、伸縮自在なパンタグラフ型リンク機構を有
    し、エレベ−タ装置の停止時に昇降路を横切る方向に進
    展し、前記ロ−プに接触するように保持する案内部を先
    端に備えた制振ア−ムと、エレベ−タ装置の振動を検知
    して発信される該エレベ−タ装置の停止信号とエレベ−
    タドアの開信号に同期して前記制振ア−ムを進展させる
    駆動手段を備え、収縮する場合はア−ムの自重で収縮す
    ることを特徴とするエレベ−タロ−プの振動防止装置。
  2. 【請求項2】前記制振ア−ムが、一端がピン支持され、
    途中にピン支持のロ−プ案内部のリンク機構を有し、他
    端が移動自由なパンタグラフ型リンク機構を有すること
    を特徴とする請求項1のエレベ−タロ−プの振動防止装
    置。
  3. 【請求項3】前記制振ア−ムが、一端がピン支持され他
    端にロ−プ案内部を有することを特徴とする請求項1の
    エレベ−タロ−プの振動防止装置。
  4. 【請求項4】前記制振ア−ムの案内部の長さが制振ア−
    ムの支持部の間隔と同等であること若しくは制振ア−ム
    の支持部の間隔より短いことを特徴とする請求項1のエ
    レベ−タロ−プの振動防止装置。
  5. 【請求項5】前記制振ア−ム及び前記駆動手段が、複数
    の所定階の乗降口上部及び/または乗降口下部に取り付
    けられたことを特徴とする請求項1のエレベ−タロ−プ
    の振動防止装置。
  6. 【請求項6】前記駆動手段が、(1)減速機と電磁クラ
    ッチを含む電動機により巻取られるチェ−ン装置、
    (2)前記制振ア−ムの他端に連結された弾性体、
    (3)前記制振ア−ムの支持軸に設置された回転バネ、
    (4)減速機を含む電動機により動かされるチェ−ン装
    置、及び/または油圧若しくは空気圧のアクチュエ−タ
    を含むことを特徴とする請求項1のエレベ−タロ−プの
    振動防止装置。
JP31459692A 1992-11-25 1992-11-25 エレベ−タロ−プの振動防止装置 Pending JPH06156932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31459692A JPH06156932A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 エレベ−タロ−プの振動防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31459692A JPH06156932A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 エレベ−タロ−プの振動防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06156932A true JPH06156932A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18055206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31459692A Pending JPH06156932A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 エレベ−タロ−プの振動防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06156932A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262578A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの制振制御装置
JP2010513170A (ja) * 2006-12-20 2010-04-30 オーチス エレベータ カンパニー エレベータシステムにおける揺れ軽減
US7793763B2 (en) * 2003-11-14 2010-09-14 University Of Maryland, Baltimore County System and method for damping vibrations in elevator cables
JP2018154497A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 フジテック株式会社 ロープ振れ抑制ユニット

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004262578A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの制振制御装置
US7793763B2 (en) * 2003-11-14 2010-09-14 University Of Maryland, Baltimore County System and method for damping vibrations in elevator cables
JP2010513170A (ja) * 2006-12-20 2010-04-30 オーチス エレベータ カンパニー エレベータシステムにおける揺れ軽減
JP2018154497A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 フジテック株式会社 ロープ振れ抑制ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4914556B2 (ja) 一体型エレベータ設置用吊り上げツール
EP1333000A1 (en) A machine-roomless traction sheave elevator
KR20070045207A (ko) 엘리베이터를 설치하는 방법 및 엘리베이터
JP2011126708A (ja) エレベータ
JP2766946B2 (ja) エレベータ装置
US11325812B2 (en) Damping device for main rope
JP6819752B1 (ja) 主ロープの振れ抑制装置
JPH06156932A (ja) エレベ−タロ−プの振動防止装置
JPH0825702B2 (ja) エレベータ用ガイドレールの支持構造
JP4091326B2 (ja) エレベーター装置
JP2013129493A (ja) エレベータの移動ケーブル装置
JPH1111823A (ja) エレベータの安全装置
JP4519979B2 (ja) エレベーターの巻上装置
KR100455502B1 (ko) 엘리베이터 권상기의 설치 구조
JPH05178564A (ja) エレベータ制御用ケーブルの制振装置
JP2000095461A (ja) トラクションエレベータ
JP2003246564A (ja) エレベータ装置
JPH1087228A (ja) エレベータ
JPH0379579A (ja) 懸垂条体の制振装置
JP2001247274A (ja) エレベータ装置
JP6939951B1 (ja) 主ロープの振れ抑制装置
JP6988876B2 (ja) 主ロープの振れ抑制装置
JPH10167604A (ja) 免震建物用エレベーター装置
JPH06191762A (ja) エレベータ乗かごのテールコード吊り装置
JP2574853B2 (ja) エレベータ昇降路内機器の据付工法