JP2004262578A - エレベータの制振制御装置 - Google Patents

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Hiroaki Matsuoka
岡 寛 晃 松
Hideto Uchiki
木 秀 人 内
Isao Shoji
司 伊佐雄 荘
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Abstract

【課題】エレベータ制御との保護協調を可能とする制振制御装置の提供。
【解決手段】乗りかごを吊下げた主ロープおよび乗りかごの下部に連結された重量補償用の補償ロープの少なくとも一方の振動を検出したとき、乗りかごを任意階に着床させた後、振動を発生したロープにロープ制振装置を当接させてロープ振動を抑制する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータの主ロープまたは補償ロープの振動を抑制する手段を備えたエレベータの制振制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
つるべ式エレベータにおいては、主ロープ、または主ロープの重量を補償するための補償ロープが振動することにより、乗客の乗り心地の悪化を招いたり、揺れたロープが昇降路内に配置されている諸々の機器に絡まって、それらの機器を破損したりする恐れがある等の問題点が存在し、従来からこのような問題に対処して図11に示すような振動防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図11に示す振動防止装置では、昇降路側壁106内に形成される昇降路に、左右両側の乗りかごレール104によって案内される乗りかご92が配置され、背面側には釣合重り用レール103によって案内される釣合重り93が配置され、正面側に振動防止装置が配置されている。乗りかご92は主ロープ90の端末部に吊下げられて上下駆動される。乗りかご92の下端部には補償ロープ94が取付けられている。図示の振動防止装置はパンタグラフ型リンク機構を有し、折り畳まれた状態にある制振アーム96とその先端部に取り付けられたロープ案内部105が常時は弾性体97の作用によりで支持台102の上に位置している。図示していない振動感知手段がロープ90,94の振動を感知すると、その感知出力に応動して、固定部材98に固定されたモータ99によりプーリ100およびワイヤ101を介して、弾性体97のばね力に打ち克って制振アーム96を主ロープ90ないし補償ロープ94側に伸ばし、その先端部に取り付けられているロープ案内部105がロープ90ないし94に当接して振動を抑制する。すなわち、図11の装置では、制振アーム96はダンパ機能を有し、これをエレベータロープ90,94に当接させることによりロープ振動を機械的に抑制し、かつロープの振動エネルギーを吸収し、乗客に不安感または不快感を与える原因となる乗りかご92の異常振動を防止する。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−4787号公報 (第3頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図11を参照して説明した従来装置では、ロープ90,94に振動が生じたとき、パンタグラフ型リンク機構を有する制振アーム96が昇降路側壁106側からロープ90,94に向かって展開し、ロープ90,94に当接することにより振動を抑制する。しかしながら、この従来装置においては、昇降路に展開される制振アーム96の制御方法や、エレベータ制御との保護強調についてはなにも検討されていない。
【0006】
本発明の目的は、ロープ振動を検出することによりロープ振動抑制装置を作動させてロープ振動を抑制するエレベータの制振制御装置において、エレベータ制御との保護協調を可能とする制振制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のエレベータの制振制御装置は、乗りかごを吊下げた主ロープおよび乗りかごに吊下げられた重量補償用の補償ロープの少なくとも一方の振動を検出する振動検出手段と、主ロープおよび補償ロープの少なくとも一方に当接してロープ振動を抑制するロープ制振装置と、振動検出手段により主ロープおよび補償ロープの少なくとも一方の振動が検出されたとき、乗りかごを任意階に着床させた後、ロープ制振装置を起動し、振動を発生したロープに当接させてロープ振動を抑制させるロープ制振制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のエレベータの制振制御装置において、ロープ制振装置が、1つの昇降路に互いに独立して動作することができるように設けられた少なくとも2台のロープ制振装置からなっていることを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のエレベータの制振制御装置において、ロープ制振制御手段が、ロープ制振装置をエレベータとは独立に制御することができることを特徴とする。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項2に記載のエレベータの制振制御装置において、複数台のロープ制振装置のそれぞれの異常を検出する異常検出手段、および各ロープ制振装置を試験起動させる手段を具備し、異常検出手段があるロープ制振装置の異常を検出したとき、ロープ制振制御手段は、異常が検出されたロープ制振装置を単独に起動試行を行わせ、正常終了することができなかったときそのロープ制振装置を切り離し、他のロープ制振装置によりロープ制振を行わせることを特徴とする。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベータの制振制御装置において、ロープ制振制御手段が、ロープ制振装置の駆動機構のガタに起因する制御の不揃いを取り除くために、ロープ制振装置を格納位置に格納するとき、格納確認スイッチの動作後、所定時間、超低速モードで格納運転を行わせることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図を参照して説明する。
【0013】
<第1の実施の形態>
図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示すものである。
図1において、昇降路頂部の機械室に配置された巻上機4に主ロープ2が巻き掛けられ、この主ロープ2の一端に乗りかご1が、他端に釣合重り6がそれぞれ吊り下げられている。一方、巻上機4から見た主ロープ2の乗りかご1側および釣合重り6側の重量負荷が乗りかご1の上下位置によって変化するのを補償するために、補償ロープ3がその一端で乗りかご1の下部に取付けられ、昇降路底部に配置された補償ロープ用シーブ5を介して他端が釣合重り6の下部に取付けられている。なお、図には任意の停止階18が後述の作用説明のために示されている。
【0014】
主ロープ2または補償ロープ3の振動を抑制するためにロープ制振アーム7がロープ制振駆動装置8に含まれる電動機9によって、主ロープ2または補償ロープ3に向かって展開して当接したり、そこから退行したりすることができるように配置されている。ロープ制振駆動装置8は、ロープ制振アーム7が格納位置にあることを検出する格納位置検出スイッチ10、および展開位置にあることを検出する展開位置検出スイッチ11を備えている。電動機9を展開位置または格納位置で確実に停止させるために電動機9にはブレーキ装置12が設けられている。なお、ここでは、ブレーキ装置12は無励磁ブレーキであるとし、常時無励磁状態のときにブレーキ作用を呈し、励磁状態のときにブレーキ作用を解除するものとする。
【0015】
電動機9およびブレーキ装置12を制御するためにロープ制振制御装置13が設けられている。ロープ制振制御装置13は、マイコン装置14およびインバータ装置15を含んでいる。ここでは詳細説明を省略するが、エレベータ全体はエレベータ制御装置16によって制御される。このエレベータ装置は、主ロープ2および補償ロープ3の振動を検出する振動検出手段として、地震感知器17a、風速感知器17b、およびロープ揺れ検出装置17cを備えている。地震感知器17a、風速感知器17b、およびロープ揺れ検出装置17cは必要に応じてその一部または全部を設ければよく、これらを振動検出手段17と総称することにする。振動検出手段17の検出信号はエレベータ制御装置16に送出される。格納位置検出スイッチ10および展開位置検出スイッチ11の検出信号はそれぞれマイコン装置14およびエレベータ制御装置16に送出される。主ロープ2または補償ロープ3に振動が生ずると、振動検出手段17がその振動を検出し、エレベータ制御装置16を介してマイコン装置14に振動検出信号を送出する。
【0016】
図2は第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートを示すものである。エレベータ運行中に、予め設定された設定値を超過する振動が振動検出手段17により検出され、ロープ制振装置の起動条件が成立する(ステップS1)と、エレベータ制御装置16にその検出信号が制振装置起動信号として入力される(ステップS2)。エレベータ制御装置16は入力信号が地震感知器17aによるものか、風速感知器17bによるものか、またはロープ揺れ検出装置17cによるものかを識別し、入力信号に対応した運行態様(着床オペレーション)によって乗りかご1を運行し(ステップS3)、乗りかご1を所定の停止階18に着床させる(ステップS4)。そして、エレベータ制御装置16はロープ制振制御装置13に指令を送り、マイコン装置14を起動する(ステップS5)。マイコン装置14は起動指令を受けて、ブレーキ装置12のブレーキ作用を解除し、インバータ装置15を制御して電動機9を駆動し、ロープ制振アーム7を展開方向に運転する(ステップS6)。ロープ制振アーム7が予め定められた所定の位置まで展開すると展開位置検出スイッチ11がオンし、展開完了信号をマイコン装置14に入力する(ステップS7)。マイコン装置14は展開完了信号を受けることによりインバータ装置15を停止して電動機9の運転を終了させるとともに、ブレーキ装置12のブレーキ作用を有効にし、ロープ制振アーム7を所定の展開位置に位置決めして展開運転を終了する(ステップS8)。ロープ制振アーム7が昇降路に展開することにより主ロープ2または補償ロープ3の振動がロープ制振アーム7によって抑制される。
【0017】
振動検出手段17によって検出されるロープ振動が一定値以下になると、その検出信号も設定値未満となってエレベータ制御装置16への振動検出信号すなわち制振装置起動信号がオフとされる(ステップS9,S10)。制振装置起動信号がオフになるとエレベータ制御装置16はロープ制振制御装置13にロープ制振アーム7を格納方向に駆動する格納指令を出力し、それはマイコン装置14からインバータ装置15へ伝達される(ステップS11)。ロープ制振制御装置13内のマイコン装置14はエレベータ制御装置16からの格納指令を受けると、ブレーキ装置12を釈放すると共に、インバータ装置15を制御することにより電動機9を格納方向に運転する(ステップS12)。ロープ制振アーム7が予め定められた所定の位置まで格納されると格納位置検出スイッチ10がオンし(ステップS13)、格納完了信号をマイコン装置14およびエレベータ制御装置16に入力する(ステップS14)。格納完了信号が入力されるとマイコン装置14はインバータ装置15を停止し、電動機9の運転を終了させて、ブレーキ装置12によりロープ制振アーム7を所定の格納位置に位置決めし、エレベータ運行を許可する(ステップS15)。
【0018】
以上のようにして、地震や強風、ロープ揺れ等によるロープ振動が振動検出手段17によって検出されると、ロープ制振制御装置13およびロープ制振駆動装置8を介してロープ制振アーム7を的確に作動させ、ロープ振動を的確に抑制することができる。
【0019】
<第2の実施の形態>
図3および図4は本発明の第2の実施の形態を示すものである。
第2の実施の形態においては、図3に示すように、昇降路に沿って複数組のロープ制振アーム7a〜7nが設けられ、それに対応して複数台のロープ制振装置8a〜8nを具備している。複数台のロープ制振駆動装置8a〜8nは基本的にそれぞれ同一内部構成を持っており、各内部構成部品は図1を参照して説明した各構成部品の参照数字符号にサフィックスaないしnを付して示している。さらに複数台のロープ制振装置8a〜8nに対応してロープ制振制御装置13には複数台のインバータ装置15a〜15nを備えている。なお、ここでは、1台のロープ制振制御装置13に1台のマイコン装置14と複数台のインバータ装置15a〜15nを備える例を示しているが、場合によっては、各ロープ制振駆動装置8a〜8nごとに専用のロープ制振制御装置を備えるようにしてもよい。なお、エレベータ装置では一般に巻上機4に乗りかご1の停止位置を検出するためのかご位置検出手段19が設けられている。本実施の形態では、かご位置の検出信号を用いるので、かご位置検出手段19も図示されている。他の構成部分については、図1の装置と同様であり、それらの説明は省略する。
【0020】
図4は第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートを示すものである。ここでは、振動が検出されることにより、複数台の制振装置が同時に駆動されるものとし、図4は個々の制振装置の動作を示すものである。エレベータ運行中に、予め設定された設定値を超過する振動が振動検出手段17によって検出され、ロープ制振装置の起動条件が成立する(ステップS21)と、エレベータ制御装置16に振動検出信号が制振装置起動信号として入力される(ステップS22)。エレベータ制御装置16は入力信号が地震感知器17aによるものか、風速感知器17bによるものか、またはロープ揺れ検出装置17cによるものかを識別し、入力信号に対応した運行態様(着床オペレーション)により乗りかご1を任意の停止階18に着床させる(ステップS23)。このとき、エレベータ制御装置16は停止階18に停止中の乗りかご1とロープ制振装置8a〜8nとの位置関係から、ロープ制振アーム7a〜7nのいずれの稼動範囲内にも乗りかご1が停止していないことを確認し、着床を完了させる(ステップS24〜S26)。何らかの原因で乗りかご1が所定の停止階18に停止できなかった場合、エレベータの運転制御に用いているかご位置検出手段19からの信号を基に乗りかご1の停止位置を検知し、乗りかご1と接触するロープ制振アームが無いかどうかを確認する(ステップS26)。ロープ制振アーム7a〜7nのいずれの稼動範囲にも乗りかご1が停止していない場合、ロープ制振制御装置13に指令を送り、マイコン装置14を起動する(ステップS27)。マイコン装置14は起動指令を受けて、ブレーキ装置12a〜12nのブレーキ作用をそれぞれ解除し、各インバータ装置15a〜15nを制御して電動機9a〜9nを駆動し、ロープ制振アーム7a〜7nを展開方向に運転する(ステップS28)。このロープ制振アーム展開運転は全ての展開検出スイッチ11a〜11dがオンするまで続けられる(ステップS29,S28)。またステップS26の処理により、ロープ制振アーム7a〜7nのいずれかの動作範囲内に乗りかご1が停止していると判断された場合は、エレベータ制御装置16により、展開しても接触しないロープ制振アーム7のみを起動させる指令をロープ制振制御装置13に出力する。ロープ制振制御装置13内のマイコン装置14は起動指令を受けたロープ制振アームに該当するブレーキ装置12およびインバータ装置15を起動し、所要のロープ制振アームの展開運転を行う(ステップS30)。ここで、改めて全ての展開スイッチ11がオンしているかどうかを確認し(ステップS31)、“No”であれば全てがオンする時までオフ状態の制振アームの運転を継続し(ステップS31,30)、“Yes”となることにより、展開運転が完了する(ステップS32)。
【0021】
エレベータに異常が発生しサービスを停止する場合、乗りかご1を任意の停止階18まで運行し着床させると共に、エレベータ制御装置16からロープ制振制御装置13にエレベータ異常信号を送出し、ステップS24以降の処理と同様な手順によりロープ制振アーム7a〜7nを展開する。
【0022】
ロープ制振アーム7a〜7nが予め定められた任意の位置まで展開すると、展開位置検出スイッチ11a〜11nがそれぞれオンし(ステップS30,S31)、展開完了信号を個々にマイコン装置14に入力する。マイコン装置14は展開完了信号を受けてインバータ装置15a〜15nを個々に停止し、電動機9a〜9nの運転を終了させ、ブレーキ装置12a〜12nによりロープ制振アーム7a〜7nを所定の展開位置に位置決めする(ステップS32)。主ロープ2または補償ロープ3は昇降路に展開したロープ制振アーム7により抑え込まれることにより振動が抑制される。
【0023】
展開位置検出スイッチ11a〜11nが1つでもオンしていれば、エレベータ制御装置16は乗りかご1の走行を禁止し、ホール呼びボタンおよびかご呼びボタンからの呼び登録も許可せず、エレベータサービスを休止する。振動検出手段17によって検出されるロープ振動が一定値以下になると、その検出信号も設定値未満となってエレベータ制御装置16への制振装置起動信号がオフとされる(ステップS33〜S35)。制振装置起動信号がオフになるとエレベータ制御装置16はロープ制振制御装置13のマイコン装置14を介して、ロープ制振アーム7を格納方向に駆動するための格納指令を出力する(ステップS36)。マイコン装置14はエレベータ制御装置16からの格納指令を受けて、ブレーキ装置12を釈放し、インバータ装置15を制御することにより電動機9を格納方向に運転する(ステップS37)。ロープ制振アーム7が予め定められた所定の位置まで格納されると格納位置検出スイッチ10がオンし(ステップS39)、格納完了信号をマイコン装置14およびエレベータ制御装置16に入力する(ステップS40)。格納完了信号が入力されるとマイコン装置14はインバータ装置を停止し、電動機9の運転を終了させて、ブレーキ装置12によりロープ制振アーム7を所定の格納位置に位置決めし、エレベータ運行を許可する(ステップS41)。
【0024】
エレベータ制御装置16は格納位置検出スイッチ10a〜10nのオンオフ状態を監視し、格納位置検出スイッチ10a〜10nが全てオンの状態でエレベータの運行サービスを再開する。格納位置検出スイッチ10a〜10nが1箇所でもオフしたら走行中であってもエレベータの運行を禁止し(ステップS34)、エレベータ異常をマイコン装置14にエラー登録する(ステップS42)。ステップS37による格納運転の際、運転開始から一定時間経過しても格納運転を終了させることがでない場合も、エレベータの運行を禁止し、エレベータ異常をマイコン装置14にエラー登録する(ステップS42)。
【0025】
この実施の形態によれば、ロープ振動が振動検出手段17によって検出されると、ロープ制振制御装置13およびロープ制振駆動装置8a〜8nを介して複数のロープ制振アーム7a〜7nを作動させ、ロープ振動をより的確に抑制することができる。
【0026】
<第3の実施の形態>
図5および図6は本発明の第3の実施の形態を示すものである。
第3の実施の形態においては、図5に示すように、エレベータ制御装置16とロープ制振制御装置13の間では、マイコン装置起動指令20、展開運転指令21、格納運転指令22、および装置運転準備信号23の受け渡しが行われる。またロープ制振制御装置13内では、マイコン装置14とインバータ装置15の間で、インバータ装置起動指令20a、正転方向運転指令21a、逆転方向運転指令22a、およびインバータ装置運転準備信号23aの受け渡しが行われる。格納位置検出スイッチ10および展開位置検出スイッチ11からはそれぞれ格納完了信号24および展開完了信号25がエレベータ制御装置16およびマイコン装置14に入力される。他の構成部分は図1の装置に準ずる。
【0027】
第3の実施の形態による装置の動作を、図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、図3に示すように複数台のロープ制振アーム7a,7b,・・・が設けられ、また、それらは個々に設けられたロープ制振駆動装置8a,8b,・・によって同時に駆動されるものとする。図6のフローチャートは複数台のロープ制振アーム7a,7b,・・・のうち、任意の1台についての動作を示すものである。
【0028】
第1の実施の形態で示した図2のフローチャートにおけるステップS1〜S4と同様のステップS51〜S54の手順による乗りかご1の着床後、エレベータ制御装置16によりマイコン装置14に対し、マイコン起動指令20が出力されると、マイコン装置14はそれをインバータ装置15にインバータ装置起動指令20aとして伝達する(ステップS55)。そこでインバータ装置15が正常起動するとマイコン装置14に対しインバータ装置運転準備信号23aを返す。それを受けてマイコン装置14は、自己診断とインバータ装置15からのインバータ装置運転準備信号23aとを合成して装置運転準備信号23を生成し、それをエレベータ制御装置16に対して送出し、ロープ制振アーム7の展開運転を実施する(ステップS56)。エレベータ制御装置16はマイコン装置起動指令20の出力後、予め設定された一定時間以内に装置運転準備信号23を受け取ったか否かを確認し(ステップS57)、一定時間以内に装置運転準備信号23を受け取ったときは正常に起動したと認識し、エレベータ制御装置16はマイコン装置14に対し、マイコン装置起動指令20と同時に展開運転指令21を出力する(ステップS55)。マイコン装置14はロープ制振駆動装置8に対しブレーキ開放指令26を出力し、ブレーキ装置が開放された後、インバータ装置15に対し正転方向運転指令21aを出力し、ロープ制振駆動装置8を展開方向に運転する(ステップS56)。正転方向指令21aが出力されてから、ロープ制振駆動装置8により展開方向への運転を行い、予め設定された一定時間以内に展開位置確認スイッチ10がオンすると、展開完了信号24がマイコン装置14に入力される(S58)。マイコン装置14はインバータ装置15に対し出力していた正転方向運転指令21aをオフすることでロープ制振駆動装置8を停止させるとともに、ブレーキ開放指令26をオフして、ロープ制振駆動装置を展開位置に位置決めする(S59)。
【0029】
エレベータ制御装置16はマイコン装置起動指令20の出力後、一定時間を超過しても装置運転準備信号23を受信できなかった場合は、いったんマイコン起動指令20をオフし再試行を実施する(S60)。そして、エレベータ制御装置16は、予め定められた再試行回数以内に装置運転準備信号23を受信できなければ、ロープ制振装置の異常と判断し、エレベータ制御装置16の記憶装置内に異常を記録すると共に、異常信号を発報することにより保守点検を促す(S61)。ステップS60において、所定回数以上の再試行をするまでもなく展開位置検出スイッチ10のオンを確認できたときは、制振装置の格納運転を実行し(ステップS62)、その結果、格納位置検出スイッチ11のオンが確認できなければ制振装置の格納運転を中止して異常信号を発報し(ステップ61)、格納位置検出スイッチ11のオンを確認できればステップS55へ戻って再び展開運転を試行する。
【0030】
正転方向指令21a出力後、ロープ制振駆動装置8により展開方向への運転を行ったにもかかわらず、一定時間以内に展開位置検出スイッチ10がオンしない場合は、ロープ制振アーム7が障害物などに接触している可能性も考えられるため、マイコン装置14により、いったん正転方向指令21a(展開方向)をオフし、逆転方向指令22a(格納方向)を出力し(ステップS62)、ロープ制振アーム7を格納運転させる(S62)。所定の位置まで格納運転を行い、予め設定した時間内に格納位置確認スイッチ11がオンすると格納完了信号26をマイコン装置14に入力する(S63)。
【0031】
展開位置検出スイッチ11a〜11nが1つでもオンしていれば、エレベータ制御装置16は乗りかご1の走行を禁止し、ホール呼びボタンおよびかご呼びボタンからの呼び登録も許可せず、エレベータサービスを休止する。振動検出手段17によって検出されるロープ振動が一定値以下になると、その検出信号も設定値未満となってエレベータ制御装置16への制振装置起動信号がオフとされる(ステップS64,S65)。制振装置起動信号がオフになるとエレベータ制御装置16はロープ制振制御装置13のマイコン装置14を介して、ロープ制振アーム7を格納方向に駆動するための格納指令を出力する(ステップS66)。マイコン装置14はエレベータ制御装置16からの格納指令を受けて、ブレーキ装置12を釈放し、インバータ装置15を制御することにより電動機9を格納方向に運転する(ステップS67)。ロープ制振アーム7が予め定められた一定時間内に所定の位置まで格納されると格納位置検出スイッチ10がオンし(ステップS68,S69)、格納完了信号をマイコン装置14およびエレベータ制御装置16に入力し、格納運転完了となる(ステップS70)。格納完了信号が入力されるとマイコン装置14はインバータ装置を停止し、電動機9の運転を終了させて、ブレーキ装置12によりロープ制振アーム7を所定の格納位置に位置決めし、エレベータ運行を許可する。
【0032】
ステップS68において、格納運転が一定時間を超えたときは、さらに予め設定した所定回数をカウントし(ステップS71)、所定回数以内であれば逆向きの展開運転を試み(ステップS72)、展開位置検出スイッチ10のオンを確認できなければ(ステップS73)ステップS71に戻って所定回数に達するまで展開運転を更に試みる。ステップS73において、展開位置検出スイッチ10のオンを確認できれば、ステップS66に戻ってさらなる格納運転を試みる。
【0033】
この実施の形態によれば、複数台のロープ制振装置のそれぞれの異常を検出してロープ制振装置を試験起動させる手段を備え、異常検出手段があるロープ制振装置の異常を検出したとき、異常が検出されたロープ制振装置を単独に起動試行を行わせ、正常終了することができなかったときに初めてそのロープ制振装置を切り離し、他の健全なロープ制振装置によりロープ制振を行わせる。こうすることにより、一部の制振装置に異常が生じても、他の健全なロープ制振装置により可及的にロープ制振を行わせることができる。
【0034】
<第4の実施の形態>
図7、図8、図9および図10は、本発明の第4の実施の形態を示すものである。
第4の実施の形態においては、図7に示すように、ロープ制振駆動装置8は昇降路側壁30に取り付けられ、可動式のロープ制振アーム7を昇降路側壁30と平行に折りたたむことができるように構成している。ロープ制振アーム7はエレベータ通常運行時には昇降路側壁30とほぼ平行な状態の格納位置をとり、主ロープ2ないし補償ロープ3の制振が必要な場合のみ、ロープ制振駆動装置8によりロープ制振アーム7を昇降路内の主ロープ2ないし補償ロープ3に向かって水平に展開する。これにより、主ロープ2ないし補償ロープ3の制振を必要としない場合は、ロープ制振アーム7を昇降路側壁30と乗りかご1の間に収めることができ、スペースの節約を図ることができる。昇降路側壁30にはロープ制振アーム7を折りたたみ位置に向かって格納運転をするときのために停止ストッパ32を設けている。ロープ制振アーム7の折りたたみ位置すなわち格納位置は格納位置検出スイッチ10によって検出され、ロープ制振アーム7が展開位置にあることは展開位置検出スイッチ11によって検出される。
【0035】
昇降路側壁30と乗りかご1との走行クリアランス31の間にロープ制振アーム7を格納するため、ロープ制振駆動装置8に加工精度や組立精度などに起因するガタがあると、ロープ制振アーム7が格納停止しているにもかかわらず、ぐらついたり、昇降路側に飛び出したりする恐れがあり、そこに乗りかご1が走行してくると接触する可能性も生じる。一般に駆動装置の加工組立精度を向上させガタを取り除くことは可能であるが、製造コストなどの点で、物理的にも限界がある。図8に示すように、ロープ制振アーム7を駆動するために、ロープ制振駆動装置8における電動機9の出力端に歯車装置33a,33bを備えている場合、歯車装置33a,33bの噛合部には一般にガタが存在する。図の場合、歯車装置33bが駆動側であり、歯車装置33aが従動側である。
【0036】
そこで、本実施の形態では、ロープ制振アーム7を格納する際に、所定の格納停止位置に停止した後も引き続きロープ制振アーム7駆動用の電動機を極低速で一定時間格納方向に回転させることにより、アーム展開時の駆動系のガタを除去するものである。
【0037】
本実施の形態のフローチャートを図9に示す。図10は、格納運転指令22、格納完了信号25、および運転速度パターン27の時間的関係を示すタイムチャートである。エレベータ制御装置16からロープ制振制御装置13に対し、格納運転指令22が出力されると、マイコン装置14はブレーキ装置12を開放し、インバータ装置15および電動機9を介してロープ制振アーム7を格納方向に運転する(ステップS81)。格納位置検出スイッチ10がオンすることにより、マイコン装置14に格納完了信号25がオン入力される(ステップS82)。これにより、図10に示す運転速度パターン27を極低速パターン27aで一定時間運転を続ける(ステップS83,84)。これにより、ロープ制振アーム7を格納停止位置の停止ストッパ32に押し付けた状態でブレーキ開放指令をオフしてブレーキ釈放とし(ステップS85)、ブレーキ装置を釈放して位置決めを行い、そこで格納運転指令22をオフとして格納運転を完了させる(ステップS86)。
【0038】
本実施の形態によれば、ロープ制振装置8の駆動系にガタが存在する場合でも、極低速で停止ストッパ32に押さえ付けた状態でブレーキ装置12により位置決めすることにより、ロープ制振アーム7の停止状態でガタが除去され、ぐらつく恐れを無くすことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、1台ないしは複数台の可動式のロープ制振装置を備え、ロープ振動を検出装置からの信号により検知し、ロープ振動を制振装置により抑制する装置において、エレベータ運転制御との保護協調制御をとることができる。
【0040】
さらに、制振装置に動作異常が生じた場合でも、各々について振動抑制動作の試行運転を行い、動作の異常終了を極力抑えることにより、乗客の安全確保と機器の破損を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態を説明するフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図4】第2の実施の形態を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部構成を示すブロック図。
【図6】第3の実施の形態を説明するフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施の形態を説明するための要部の側面図。
【図8】第4の実施の形態における要部の構造を示す説明図。
【図9】第4の実施の形態を説明するフローチャート。
【図10】第4の実施の形態における格納運転指令、格納完了信号、および運転速度パターンの時間的関係を示すタイムチャート。
【図11】エレベータにおけるロープ振動防止のために用いられる公知の振動防止装置の上面図。
【符号の説明】
1 乗りかご
2 主ロープ
3 補償ロープ
4 巻上機
5 補償ロープ用シープ
6 釣合重り
7 ロープ制振アーム
7a ロープ制振アーム
7n ロープ制振アーム
8 ロープ制振駆動装置
8a ロープ制振駆動装置
8n ロープ制振駆動装置
9 電動機
9a 電動機
9n 電動機
10 格納位置検出スイッチ
10a 格納位置検出スイッチ
10n 格納位置検出スイッチ
11 展開位置検出スイッチ
11a 展開位置検出スイッチ
11n 展開位置検出スイッチ
12 ブレーキ装置
12a ブレーキ装置
12n ブレーキ装置
13 ロープ制振制御装置
13a ロープ制振制御装置
13n ロープ制振制御装置
14 マイコン装置
15 インバータ装置
15a インバータ装置
15n インバータ装置
16 エレベータ制御装置
17 振動検出手段
17a 地震感知機
17b 風速感知機
17c ロープ揺れ検出装置
18 停止階
19 かご位置検出装置
20 マイコン装置起動指令
20a インバータ装置起動指令
21 展開運転指令
21a 正転方向運転指令
22 格納運転指令
22a 逆転方向運転指令
23 装置運転準備信号
23a インバータ装置正常運転信号
24 展開完了信号
25 格納完了信号
26 ブレーキ開放指令
27 運転速度パターン
30 昇降路側壁
31 走行クリアランス
32 停止ストッパ
33a,33b 駆動用歯車

Claims (5)

  1. 乗りかごを吊下げた主ロープおよび前記乗りかごに吊下げられた重量補償用の補償ロープの少なくとも一方の振動を検出する振動検出手段と、前記主ロープおよび補償ロープの少なくとも一方に当接してロープ振動を抑制するロープ制振装置と、前記振動検出手段により前記主ロープおよび補償ロープの少なくとも一方の振動が検出されたとき、前記乗りかごを任意階に着床させる着床制御手段と、前記乗りかごが任意階に着床した後、前記ロープ制振装置を起動し、振動を発生したロープに当接させてロープ振動を抑制させるロープ制振制御手段とを備えたことを特徴とするエレベータの制振制御装置。
  2. 前記ロープ制振装置は、1つの昇降路に互いに独立して動作することができるように設けられた少なくとも2台のロープ制振装置からなっていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータの制振制御装置。
  3. 前記ロープ制振制御手段は、前記ロープ制振装置をエレベータとは独立に制御することができることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータの制振制御装置。
  4. 前記複数台のロープ制振装置のそれぞれの異常を検出する異常検出手段と、各ロープ制振装置を試験起動させる試験起動手段とを具備し、前記異常検出手段があるロープ制振装置の異常を検出したとき、前記ロープ制振制御手段は、異常が検出されたロープ制振装置を単独に起動試行を行わせ、正常終了することができなかったときそのロープ制振装置を切り離すことを特徴とする請求項2に記載のエレベータの制振制御装置。
  5. 前記ロープ制振制御手段は、前記ロープ制振装置の駆動機構のガタに起因する制御の不揃いを取り除くために、前記ロープ制振装置を格納位置に格納するとき、格納位置検出スイッチの動作後、所定時間、超低速モードで格納運転を行わせることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエレベータの制振制御装置。
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