JPH061566A - 油圧ジャッキのプランジャ保護体 - Google Patents

油圧ジャッキのプランジャ保護体

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JPH061566A
JPH061566A JP15964692A JP15964692A JPH061566A JP H061566 A JPH061566 A JP H061566A JP 15964692 A JP15964692 A JP 15964692A JP 15964692 A JP15964692 A JP 15964692A JP H061566 A JPH061566 A JP H061566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
protector
hydraulic jack
upper plunger
handle member
Prior art date
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Pending
Application number
JP15964692A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Nakamura
慶三 中村
Tsuguhiko Nakada
次彦 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH061566A publication Critical patent/JPH061566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で耐久性が優れており、種々の外
径のプランジャに適用可能な油圧ジャッキのプランジャ
保護体を得る。 【構成】 油圧ジャッキに備えられる上プランジャ5
と、この上プランジャ5に回転力を付与するハンドル部
材12との間に介設され、上記上プランジャ5の外周面
を保護する油圧ジャッキのプランジャ保護体において、
円筒状に成形されるとともに、弾性を有する薄板状のシ
ート26からなることを特徴としている。 【効果】 製作、保管、運搬などに要する手間や費用を
少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下プランジャおよび上
プランジャを互いに接続する際に、これらの下プランジ
ャおよび上プランジャの外周面を保護する油圧ジャッキ
のプランジャ保護体に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は下プランジャおよび上プランジャ
を互いに接続する作業を説明する断面図である。この図
2において、1は昇降路、2は昇降路1の底部に据付け
られる下シリンダ、3は下シリンダ2の上端にフランジ
接合される上シリンダ、4、5はそれぞれ下シリンダ
2、上シリンダ3内に移動可能に設けられる下プランジ
ャおよび上プランジャ、4aは下プランジャ4の上端に
穿設されるねじ孔、5aは上プランジャ5の下端に設け
られ、上記のねじ孔4aに螺合するねじ部、6は上プラ
ンジャ5の上端に装着されるキャップ、7は昇降路1の
天井に取付けられる吊り金具、8は吊り金具7より垂下
される吊りロープ、9はキャップ6に螺合され、吊り金
具7に接続されるアイボルト、10は下シリンダ2の上
端の近傍に位置する階床、11は階床10に固定され、
昇降路1内に突出する作業床、12は上プランジャ5に
回転力を付与する第1のハンドル部材、13は下プラン
ジャ4に回転力を付与する第2のハンドル部材である。
【0003】そして、下プランジャ4および上プランジ
ャ5を互いに接続する際、作業床11上の作業者Aは、
下プランジャ4および上プランジャ5の軸芯を合わせた
後、第2のハンドル部材13を下プランジャ4上端近傍
で仮固定して、この下プランジャ4を保持するととも
に、吊りロープ8をゆるめながら第1のハンドル部材1
2の駆動により上プランジャ5を回転させ、これによっ
て、下プランジャ4のねじ孔4aに上プランジャ5のね
じ部5aを螺合させる。このようにして下プランジャ4
および上プランジャ5を互いに接続した後、ハンドル部
材12、13をそれぞれ取外し、キャップ6を上プラン
ジャ5から外して、下シリンダ2の上端に上シリンダ3
をフランジ接合するようになっている。
【0004】上記のような接続作業にあっては、第1の
ハンドル部材12によって上プランジャ5の外周面を損
傷させることが懸念されるため、第1のハンドル部材1
2および上プランジャ5間に保護体を介設するようにな
っている。また、第2のハンドル部材13および下プラ
ンジャ4間にも同様に保護体を介設するようになってい
る。
【0005】そこで従来、例えば特開昭53−2346
4号公報に記載されているように、木製の2分割ブロッ
クからなるプランジャ保護体が提案されている。
【0006】図3はこの種の従来の保護体を示す縦断面
図、図4は図3の保護体の平面図である。この図4に示
す第1のハンドル部材12は、2分割可能に構成されて
おり、上プランジャ5の周囲に設けられる一対の半円筒
体21、22を有している。一方の半円筒体21は、両
側端にそれぞれ設けられるフランジ部21a、21b
と、周方向に突出するハンドル21cとを備えており、
同様に、他方の半円筒体22も、両側端にそれぞれ設け
られるフランジ部22a、22bと、周方向に突出する
ハンドル22cとを備えている。上記のフランジ部21
a、22aは、互いに対向する状態で図示しない締結具
によって締結され、他のフランジ部21b、22bも同
様である。
【0007】そして、上プランジャ5およびハンドル部
材12間に介設される保護体23は、2分割可能に構成
されており、一対の半円筒状の木製ブロック24、25
からなっている。一方の木製ブロック24は、上プラン
ジャ5および一方の半円筒体21との間に介設され、周
方向へ突出するつば部24aを上端に備えており、同様
に、他方の木製ブロック25も、上プランジャ5および
他方の半円筒体22との間に介設され、周方向へ突出す
るつば部25aを上端に備えている。なお、下プランジ
ャ4およびハンドル部材12間に介設される他の保護体
も同様に構成されている。
【0008】この従来の保護体23では、一方の半円筒
体21上面につば部24aを載置した状態で、この半円
筒体21と上プランジャ5との間に木製ブロック24を
介設し、同様に、他方の半円筒体22上面につば部25
aを載置した状態で、この半円筒体22と上プランジャ
5との間に木製ブロック25を介設する。次いで、フラ
ンジ部21a、22aを互いに対向させて締結具によっ
て締結して、同様に、他のフランジ部21b、22bを
互いに対向させて締結具によって締結する。そして、ハ
ンドル21c、22cを把持して上プランジャ5を回転
させるようになっていた。
【0009】このように構成された従来の保護体23に
あっては、木製ブロック24、25のそれぞれにつば部
24a、25bが設けられていることから、ハンドル部
材12および上プランジャ5間に容易に介設することが
容易であり、作業者が一人のみで上プランジャ5に保護
体23およびハンドル部材12を装着することができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の油圧ジャッキのプランジャ保護体23では、ブロッ
ク24、25が木製であることから、破損しやすく耐久
性に劣るという問題があった。また、上記の木製ブロッ
ク24、25のそれぞれにつば部24a、25aを設け
る必要があることから、この構造が複雑であり、製作費
が比較的高いという問題もあった。また、種々のプラン
ジャに用いる場合、各プランジャの外径寸法に応じて複
数の保護体を設ける必要があることから、製作、保管、
運搬などに関して効率が悪いという問題もあった。
【0011】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、構造が簡単で耐
久性が優れており、種々の外径のプランジャに適用する
ことのできる油圧ジャッキのプランジャ保護体を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、油圧ジャッキに備えられる下プランジャお
よび上プランジャを互いに接続する際に、これらの下プ
ランジャおよび上プランジャの少なくとも一方のプラン
ジャと、このプランジャに回転力を付与するハンドル部
材との間に介設され、上記プランジャの外周面を保護す
る油圧ジャッキのプランジャ保護体において、円筒状に
成形されるとともに、弾性を有する薄板状のシートから
なる構成にしてある。
【0013】
【作用】本発明の保護体は上記のように、円筒状に成形
されるともに弾性を有する薄板状のシートから構成した
ので、この円筒状に成形された薄板状のシートを手で広
げてプランジャの外周面に巻き付けて手放すと、このシ
ートはシート自身の弾性力により円筒状に成形された状
態に戻り、その結果、プランジャ外周面に巻き付いた状
態で保持される。この状態でハンドル部材を上記のシー
ト外周に装着して上記のプランジャに回転力を付与する
ようになっている。上記のシートは薄板状の簡単な構造
であるとともに、種々の外径寸法を有する複数のプラン
ジャに適用することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の油圧ジャッキのプランジャ保
護体の実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の
油圧ジャッキのプランジャ保護体の一実施例を示す平面
図である。なお、前述した図2〜図4に示すものと同等
のものには同一符号を付してある。すなわち、5は上プ
ランジャ、12はハンドル部材、21、22は半円筒
体、21a、21b、22a、22bはフランジ部、2
1c、22cはハンドルである。
【0015】図1に示す本実施例の保護体は、弾性を有
する薄板状のシート26から構成されている。このシー
ト26は例えば合成ゴム製で、円筒状に成形されてお
り、いわゆる「巻きぐせ」が付けられ、上プランジャ5
外周面に複数回巻き付けられている。
【0016】この実施例にあっては、円筒状に形成され
た薄板状のシート26を手で広げて上プランジャ5の外
周面に巻き付けて手放すと、このシート26はシート2
6自身の弾性力により巻き付いた状態で保持される。こ
の状態でハンドル部材12をシート26上に装着して、
前述した図2で説明したように上記の上プランジャ5に
回転力を付与するようになっている。
【0017】このように構成した実施例では、シート2
6は薄板状の簡単な構造であるとともに、上プランジャ
5の外周面に巻き付いた状態で弾性力により保持される
ので、種々の外径寸法を有する複数のプランジャに適用
することができる。また、上記のシート26が合成ゴム
製で上プランジャ5に複数回巻き付けるようになってい
るので、木製に比べて耐久性が優れている。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、構
造が簡単で、耐久性が優れており、しかも、種々の外径
のプランジャに適用でき、したがって、製作、保管、運
搬などに要する手間や費用を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油圧ジャッキのプランジャ保護体の一
実施例を示す平面図である。
【図2】下プランジャおよび上プランジャを互いに接続
する作業を説明する断面図である。
【図3】従来の保護体を示す縦断面図である。
【図4】図3の保護体の平面図である。
【符号の説明】
5 上プランジャ 12 ハンドル部材 26 シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ジャッキに備えられる下プランジャ
    および上プランジャを互いに接続する際に、これらの下
    プランジャおよび上プランジャの少なくとも一方のプラ
    ンジャと、このプランジャに回転力を付与するハンドル
    部材との間に介設され、上記プランジャの外周面を保護
    する油圧ジャッキのプランジャ保護体において、円筒状
    に成形されるとともに、弾性を有する薄板状のシートか
    らなることを特徴とする油圧ジャッキのプランジャ保護
    体。
JP15964692A 1992-06-18 1992-06-18 油圧ジャッキのプランジャ保護体 Pending JPH061566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15964692A JPH061566A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 油圧ジャッキのプランジャ保護体

Applications Claiming Priority (1)

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JP15964692A JPH061566A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 油圧ジャッキのプランジャ保護体

Publications (1)

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JPH061566A true JPH061566A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15698263

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JP15964692A Pending JPH061566A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 油圧ジャッキのプランジャ保護体

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JP (1) JPH061566A (ja)

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