JPH0615650U - 防煙幕可動案内軌条の摺動固定装置 - Google Patents

防煙幕可動案内軌条の摺動固定装置

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JPH0615650U
JPH0615650U JP1257792U JP1257792U JPH0615650U JP H0615650 U JPH0615650 U JP H0615650U JP 1257792 U JP1257792 U JP 1257792U JP 1257792 U JP1257792 U JP 1257792U JP H0615650 U JPH0615650 U JP H0615650U
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movable
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JP1257792U
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茂 小俣
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小俣シヤツター工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 防煙幕を装設する建築物の壁体、柱体等の寸
法は、所定寸法に仕上がることは大変少なく、建築の仕
上がりに合わせて防煙幕を垂下する可動案内軌条の取着
位置を容易に修正調整できるようにしたものである。 【構成】 建築物の壁体又は柱体の仕上がりに対応して
防煙幕3を降下させる可動案内軌条5,5を容易に移動
して調整固定するものであつて、該可動案内軌条は、予
め壁体等に取着された下方に調整長孔を設けた案内軌条
ブラケツト6の内部に回動自在に挿入され、且つ該可動
案内軌条の該調整長孔の固定は調整ボルト8の外周に被
嵌した平バネと波座金とで移動を自在とすると共に、弾
発力で固定するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の内部で火災が生じた時に、室内の天井からの煙感知器によ つて防煙幕を降下し、煙が他の部屋に移動するのを防止する防煙幕を案内する可 動案内軌条を所定位置に摺動調整する防煙幕可動案内軌条の摺動固定装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この防煙幕は、室内の柱部分又は天井を利用して、煙の移動を防止するた めに防煙幕を案内するために可動案内軌条を水平方向より垂直方向に回動するよ うに装設してある。
【0003】 しかし、一般に建築物の壁体又は柱体等は所定の寸法に必ずしも仕上がること が大変に少ないものである。その為に防煙幕を垂下案内する可動案内軌条を正確 に垂直方向に垂下する位置をその都度、天井内の狭い場所で該可動案内軌条の支 持ボルトを弛めて回転軸を移動修正すると云う困難で面倒な作業をする問題があ つた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする問題点は、狭い天井内に入つて作業する必要が無く 、また従来の回動軸の支持ピンのボルトを弛めて調整することもなく、且つ各種 の建築物の取着部分となる壁体と柱体との仕上がりに合わせて可動案内軌条の移 動修正を、発条力に抗して容易に移動して固定調整することを目的としたもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、建物の壁体の仕上がりに応じて簡単な方法で可動案内軌条(5)を 調整固定して、防煙幕(3)を正確に降下させることを特徴とし、該可動案内軌 条(5)には下方に相対する調整長孔(13)(13)を設けた案内軌条ブラケ ツト(6)の内部に回動自在に挿着され、該調整長孔(13)(13)の表裏両 面よりの調整ボルト(8)(8)は、軸の外周の平バネ(10)と波座金(9) とを移動による締緩自在によつて該調整長孔(13)内を該可動案内軌条(5) を移動させ、該防煙幕(3)が正確に垂直方向に垂下する位置に該可動案内軌条 (5)を可動停止するようにしたものである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面について説明すると、捲取胴(1)は中心の捲取 軸(2)に固定され、収納ケース内に軸架される。防煙幕(3)は、断熱及び耐 火性に優れた布等の適宜の構成材料で構成され、その上部は該捲取胴(1)に取 着されると共に、下端は相対する座板(4)に固定されている。 次に、相対する可動案内軌条(5)(5)は、案内軌条ブラケツト(6)の内 部に挿入され、調整ボルト(8)(8)を以て回動自在に軸着されて収納ケース 内に収納される。
【0007】 該可動案内軌条(5)(5)の移動を調整する該調整ボルト(8)(8)には 、外周に二個の平バネ(10)(10)の間に波座金(9)を介在してある。こ の該平バネ(10)(10)と該波座金(9)とで押圧固定する。この平バネ( 10)と波座金(9)とによつて弾性に抗して該可動案内軌条(5)(5)を移 動するものである。該調整ボルト(8)(8)には、外部より保護用のボルトカ バー(11)を小ネジ(12)で被覆してある。 次に、該可動案内軌条(5)(5)を移動調整する該案内軌条ブラケツト(6 )には、相対する側板(14)(14)の下方に横方向の調整長孔(13)(1 3)を穿設してある。該調整長孔(13)(13)には図4に示す如く、該調整 ボルト(8)(8)を該可動案内軌条(5)に設けた支持環(16)の両側より 螺合してある。
【0008】 前記可動案内軌条(5)には、縦方向に該防煙幕(3)の左右側片を昇降案内 させる誘導溝(15)(15)を形成すると共に、該誘導溝(15)の入口には 誘導を容易とする誘導輪(7)を装設してある。更に、天井板(18)の内部に は、原動機(20)の軸に駆動歯輪(21)を固定すると共に、該捲取軸(2) の端部に従動歯輪を固定してある。符号(17)はまぐさを示すもので、(19 )は壁体を示すものである。
【0009】
【作用】
本考案は上記の如き構成を有するものであつて、今この使用法を説明すると、 構造物内で火災が発生した場合には、火災時の煙感知器等の作動により原動機( 20)を介した駆動歯輪(21)及び従動歯輪よりのチエーンの作動により捲取 軸(2)を回転し、防煙幕(3)は該捲取胴(1)より捲戻しされて垂下する。 この時に該座板(4)の水平面に支持されている該可動案内軌条(5)の誘導輪 (7)(7)は開放され、該可動案内軌条(5)(5)は該調整ボルト(8)( 8)を支点として可動し、防煙幕(3)を該可動案内軌条(5)(5)の誘導溝 (15)(15)を案内として垂下して煙の移動退散するのを防止するものであ る。なお、降下した防煙幕(3)を捲取るには、該原動機(20)の復帰作動す るか、手操作等によつて上記と反対操作をすればよいものである。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の可動案内軌条の摺動固定装置によれば、建築物の 内装部分の防煙幕を埋設する壁体及び柱等が所定寸法に仕上がつていない場合で も、回転する可動案内軌条の移動を波座金及び平バネの反発力に抗して調整長孔 を容易に移動して垂直を確保し、防煙幕を確実に垂下せしめる便利な効果と、天 井内の狭い場所に対しても可動案内軌条の位置の移動修正が極めて容易にできる 従来にない優れた効果がある。そして、案内軌条ブラケツトの下方に設けた調整 長孔によつては、該可動案内軌条が調整長孔に沿つて移動できるため、建築の仕 上がり寸法に誤差が生じた場合でも容易に修正して防煙幕の誘導を円滑確実にす る効果がある。また、調整ボルトの外周に被嵌した平バネ及び波座金とによつて は、該可動案内軌条を弾力的に固定し、且つ弾発力に抗して移動させるため、従 来の如く支持ピン等のボルトを弛めて位置を修正する大変に困難で面倒な作業を 不要とする優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の非常時の防煙幕が降下した状態の一部
欠除した正面図である。
【図2】同じく防煙幕が降下する状態の一部欠除した正
面図である。
【図3】同じく防煙幕が降下する上位の一部欠除した正
面図である。
【図4】本考案の可動軌条ブラケツトを案内軌条ブラケ
ツトに装着した状態の一部欠除した側面図である。
【図5】同じく案内軌条ブラケツトの要部の正面図であ
る。
【図6】同じく調整ボルト部分の分解斜面図である。
【符号の説明】
1 捲取胴 2 捲取軸 3 防煙幕 5 可動案内軌条 6 案内軌条ブラケツト 8 調整ボルト 9 波座金 10 平バネ 13 調整長孔 19 壁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に位置する捲取胴に捲着する防煙幕
    を昇降する可動案内軌条の摺動固定装置において、前記
    可動案内軌条は、下方に相対する調整長孔を設けた案内
    軌条ブラケツトの内部に挿着され、該調整長孔の表裏よ
    り調整ボルトを以て支持環を介して回動自在に軸止し、
    該調整ボルトの外周には、平バネと波座金とを被嵌し、
    該調整ボルトの移動による締緩によつて該調整長孔内を
    該可動案内軌条が摺動自在に固定することを特徴とした
    防煙幕可動案内軌条の摺動固定装置。
JP1992012577U 1992-01-29 1992-01-29 防煙幕可動案内軌条の摺動固定装置 Expired - Lifetime JP2544534Y2 (ja)

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JPH0615650U true JPH0615650U (ja) 1994-03-01
JP2544534Y2 JP2544534Y2 (ja) 1997-08-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007039205A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗場装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62163319U (ja) * 1986-03-31 1987-10-17
JPH0263866U (ja) * 1988-11-01 1990-05-14

Patent Citations (2)

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JP2007039205A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Mitsubishi Electric Corp エレベータの乗場装置

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